JP2013161495A - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の消費電力を低減する。
【解決手段】半導体装置は、外部クロック信号と第1制御信号とを受け、第1制御信号が第1論理レベルをとるときは、外部クロック信号を第1クロック信号として出力し、第1制御信号が第2論理レベルをとるときは、出力を停止するクロック入力回路と、第1クロック信号を受け、内部クロック信号を発生する内部クロック生成回路と、メモリセルアレイと、内部クロック信号に応答して、メモリセルアレイと外部との通信を実行する制御回路と、第1制御信号が第1論理レベルを取るときにリフレッシュコマンドが供給されると、メモリセルアレイへのアクセスの開始及び終了を示す第1の状態信号を生成するリフレッシュ制御回路と、を含む。内部クロック生成回路は、第1状態信号に応じ、メモリセルアレイへのアクセスの開始後に内部クロック信号をサスペンドし、アクセスの終了後にサスペンドした内部クロック信号をレジュームする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその制御方法に関する。
関連する半導体装置は、セルフリフレッシュを含むスタンバイ時に、コラム系回路への電源供給を遮断し、消費電流を低減するように構成されている(特許文献1参照)。
特開平9−147553号公報
半導体装置に関して、更なる消費電流の低減が望まれている。
ここで、同期型半導体装置は、外部から供給される同期信号から内部同期信号を生成して各部に供給している。リフレッシュ動作を必要とする半導体記憶装置では、リフレッシュ動作中にも外部から同期信号の供給を受け、内部同期信号を各部へ供給し続ける。しかしながら、リフレッシュ動作中の内部同期信号は不要である。また、同期信号の周波数の上昇に伴い、内部同期信号による消費電力が増加している。このように、関連する半導体装置には、内部同期信号に関する消費電力の問題が存在する。
なお、特許文献1には、同期信号に関連する消費電力の低減についての開示や示唆は存在しない。
本発明の一形態に係る半導体装置は、外部クロック信号と第1の制御信号とを受け取り、当該第1の制御信号が第1の論理レベルをとるときには、前記外部クロック信号を第1のクロック信号として自身の出力ノードに出力し、当該第1の制御信号が第2の論理レベルをとるときには、前記クロック信号の出力を停止するクロック入力回路と、前記第1のクロック信号を受け取り、内部クロック信号を発生する内部クロック生成回路と、メモリセルアレイと、前記内部クロック信号に応答して、前記メモリセルアレイと外部との通信を実行する制御回路と、
外部から供給され、前記メモリセルアレイのリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコマンドに応答して、前記メモリセルのリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御回路であって、当該リフレッシュ制御回路は、前記第1の制御信号が前記第1の論理レベルを取るときに当該リフレッシュコマンドが供給されると、前記メモリセルアレイへのアクセスの開始及び終了を示す第1の状態信号を生成する、前記リフレッシュ制御回路と、を含み、前記内部クロック生成回路は、前記第1の状態信号に応じ、前記メモリセルアレイへのアクセスの開始後に前記内部クロック信号をサスペンドし、前記メモリセルアレイへのアクセスの終了後にサスペンドした前記内部クロック信号をレジュームする。
また、本発明の他の一形態に係る半導体装置は、第1のクロック信号から内部クロック信号を生成する内部クロック生成回路と、外部から入力される特定コマンドに基づいて特定の動作を実行していることを示す第1の状態信号を生成する状態信号生成回路と、を含み、前記内部クロック生成回路は、前記特定コマンドに基づいて前記内部クロック信号をサスペンドし、またサスペンドした前記内部クロック信号をレジュームするクロック停止制御部を含む。
さらに、本発明の他の一形態に係る半導体装置の制御方法は、特定の動作を実行させるコマンドに応じて状態信号を生成させ、前記状態信号に応じて、第1のクロック信号から生成される内部クロック信号をサスペンドさせ、またレジュームさせる。
本発明によれば、特定のコマンドが認識された場合に、内部クロック信号がサスペンドされ、消費電力を低減することができる。
本発明の一実施例に係る半導体装置のブロック図である。 本発明の他の実施例に係る半導体装置のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の概略構成を示すブロック図である。 図3の半導体装置の状態遷移を説明するための状態遷移図である。 図3の半導体装置に含まれる内部クロック生成回路の内部構成を示すブロック図である。 図5の内部クロック生成回路に含まれるラッチ回路の内部構成を示す回路図である。 高周波動作において内部クロック信号をサスペンドする場合の各ノードにおける信号波形を示す図である。 高周波動作において内部クロック信号をレジュームする場合の各ノードにおける信号波形を示す図である。 低周波動作において内部クロック信号をサスペンドする場合の各ノードにおける信号波形を示す図である。 低周波動作において内部クロック信号をレジュームする場合の各ノードにおける信号波形を示す図である。
実施例の一つは、以下に示される。但し、本願の請求内容はこの実施例に限定されない。
図1の半導体装置100は、メモリセル101を含むメモリセルアレイ102を備える半導体記憶装置である。半導体装置100は、外部から供給される外部クロック信号と第1の制御信号とから第1のクロック信号を生成するクロック入力回路103と、第1のクロック信号を受け取り、内部クロック信号を発生する内部クロック生成回路104と、内部クロック信号に応答してメモリセルアレイ102と外部との通信を実行する制御回路105と、外部から供給されるリフレッシュコマンドに応答してメモリセル101のリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御回路106とを含む。
クロック入力回路103は、第1の制御信号が第1の論理レベルをとるときには、外部クロック信号を自身の出力ノードに第1のクロック信号として出力し、第1の制御信号が第2の論理レベルをとるときには、外部クロック信号の出力を停止する。
リフレッシュ制御回路106は、第1の制御信号が第1の論理レベルをとるときにリフレッシュコマンドが供給されると、第1の状態信号を生成し、この第1の状態信号を内部クロック生成回路104に供給する。ここで、第1の状態信号は、前記メモリセルアレイへのアクセスの開始及び終了を示す信号である。
内部クロック生成回路104は、第1の状態信号に応じて、メモリセルアレイ102へのアクセスの開始後に、内部クロック信号をサスペンドし、また、メモリセルアレイ102へのアクセスの終了後に、サスペンドした内部クロック信号をレジュームする。
以上のように、図1の半導体装置100では、第1の制御信号とリフレッシュコマンドとに応じて、内部クロック信号の出力を停止することで、内部クロック信号の供給により生じる消費電力を削減することができる。
次に、他の実施例について説明する。図2の半導体装置200は、第1のクロック信号(FCLKPT)から内部クロック信号(FCLKT)を生成する内部クロック生成回路201を含む。また、外部から入力される特定コマンドに基づいて特定の動作を実行していることを示す第1の状態信号(REFABT)を生成する状態信号生成回路202を含む。
内部クロック生成回路201は、第1のクロック信号から内部クロック信号を生成する主経路211と、入力される第1の状態信号に基づいて内部クロック信号をサスペンドし、またサスペンドした内部クロック信号をレジュームする内部クロック停止制御部212とを含む。
内部クロック停止制御部212は、第1の状態信号を第1のクロック信号に同期させ、かつ所定クロック数遅延させて出力する第1の遅延部213と、第1の状態信号を所定時間遅延させるとともに、第1のクロック信号に同期させて出力する第2の遅延部214と、第1の状態信号に基づいて第2の遅延部214の出力をマスクするマスク部215と、第1の遅延部213及びマスク部215の出力に基づいて、内部クロック信号を阻止又は通過させるゲート部216,217とを含む。
第1の状態信号が特定の動作(例えば、揮発性メモリセルに関するリフレッシュ動作)を実行していることを示す状態(例えば、ハイレベル)になると、第1の遅延部213からの所定クロック数遅延させた第1の状態信号に基づき、ゲート部216,217は、内部クロック信号をサスペンドする。
その後、第1の状態信号が特定の動作の不実行を示す状態(例えば、ロウレベル)になると、第1の遅延部213又は第2の遅延部214のいずれか一方から先に出力される遅延させた第1の状態信号に基づき、ゲート部216,217は、サスペンドしていた内部クロック信号をレジュームする。
以上のように、図2の半導体装置200では、特定の動作を実施しているときに内部クロック信号の出力を停止することで、内部クロック信号の供給により生じる消費電力を削減することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置300の概略構成を示すブロック図である。ここでは、半導体装置としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)を例示する。
図3の半導体装置300は、クロック入力回路301、内部クロック生成回路302、入出力インタフェース回路303、アドレス/コマンドデコーダ304、リフレッシュ制御回路305、行制御回路306、列制御回路307、I/O(入出力)制御回路308、メモリセルアレイ309、センスアンプ310、複数の外部端子320、321、323、324_0−m、325_0−nを含む。
クロック入力回路301は、各々、外部端子320,321,323を介して外部から供給されるクロック信号CK,/CK及びクロックイネーブル信号CKEを受け取る。クロック入力回路301は、クロックイネーブル信号CKEが活性レベルのハイレベルをとるときには、クロック信号CK,/CKに応じてクロック信号FCLKPTを内部クロック生成回路302へ供給する。一方、クロック入力回路301は、クロックイネーブル信号CKEが非活性レベルのロウレベルをとるときには、クロック信号FCLKPTの出力を停止する。
内部クロック生成回路302は、クロック信号FCLKPTから内部クロック信号FCLKTを生成し、アドレス/コマンドデコーダ304、入出力インタフェース回路303及び列制御回路307へ供給する。
入出力インタフェース回路303は、外部端子323_0−mを介して外部から入力されるコマンドアドレス信号CA0−mを、内部クロック信号FCLKTのタイミングで取り込み、それらをアドレス/コマンドデコーダ304へ出力する。また、入出力インタフェース回路303は、外部端子324_0−nを介して外部から入力される入力データDATA0−nを内部クロック信号FCLKTのタイミングで取り込み、I/O制御回路308に転送すると共に、I/O制御回路308から供給される出力データDATA0−nを内部クロック信号FCLKTのタイミングで取り込み外部端子324_0−nを介して外部に出力する。
アドレス/コマンドデコーダ304は、入出力インタフェース回路303からのコマンドアドレス信号CA0−mに基づいてコマンドを認識し、認識したコマンドの種類に応じて、リフレッシュ制御回路305、行制御回路306及び列制御回路307の対応する回路へ認識したコマンドを内部コマンドとして出力するとともにアドレスを出力する。具体的には、コマンドアドレス信号CAは、アクティブコマンドACT、リードコマンドRD、ライトコマンドWR、プリチャージコマンドPRE,及び、リフレッシュコマンドREFの制御信号と、ロウアドレス及びカラムアドレスのアドレス信号とを含む。アドレス/コマンドデコーダ304は、外部からアクティブコマンドACT及びロウアドレスが供給されると、内部アクティブコマンドIACTとロウアドレスRaddとを行制御回路306に供給する。また、アドレス/コマンドデコーダ304は、外部からリードコマンドRD又はライトコマンドWRとカラムアドレスが供給されると、内部カラムコマンドICOLとカラムアドレスCaddとを列制御回路307に供給する。また、アドレス/コマンドデコーダ304は、外部からプリチャージコマンドPREが供給されると、内部プリチャージコマンドIPREを行制御回路306に供給する。さらに、アドレス/コマンドデコーダ304は、外部からリフレッシュコマンドREFが供給されると、内部リフレッシュコマンドIREFをリフレッシュ制御回路305に供給するとともに、自身が保持するリフレッシュアドレスをロウアドレスRaddとして行制御回路306に供給する。
リフレッシュ制御回路305は、アドレス/コマンドデコーダ304から供給される内部リフレッシュコマンドIREFとクロックイネーブル信号CKEを受け取り、これら内部リフレッシュコマンドIREFとクロックイネーブル信号CKEに応じてリフレッシュ状態信号REFABT及びリフレッシュタイミング信号IREFtを生成する。具体的には、リフレッシュ制御回路305は、クロックイネーブル信号CKEが活性レベルのハイレベルを取っているときに内部リフレッシュコマンドIREFが供給されると、半導体装置300にオートリフレッシュ動作AREFを実行させる。一方、リフレッシュ制御回路305は、クロックイネーブル信号CKEが非活性レベルのロウレベルを取っているときに内部リフレッシュコマンドIREFが供給されると、半導体装置300にセルフリフレッシュ動作SREFを実行させる。ここで、オートリフレッシュ動作AREFとは、外部から供給されたリフレッシュコマンドに応じて半導体装置300に1回リフレッシュ動作を実行させ、リフレッシュ動作の開始から所定の期間が経過した後に自動的に半導体装置300をリフレッシュ状態から待機状態に戻す動作である。一方、セルフリフレッシュ動作SREFとは、外部から供給されたリフレッシュコマンドに応じて半導体装置300に複数回のリフレッシュ動作を実行させ、外部から供給されるクロックイネーブル信号CKEを非活性レベルのロウレベルから活性レベルのハイレベルに遷移させることで半導体装置300をリフレッシュ状態から待機状態に戻す動作である。このように、セルフリフレッシュ動作SREFにおいては、クロックイネーブル信号CKEが非活性レベルのロウレベルをとっているため、クロック入力回路301がクロック信号FCLKPTの発生を停止している。一方、オートリフレッシュ動作AREFにおいては、クロックイネーブル信号CKEが活性レベルのハイレベルをとっているため、クロック入力回路301がクロック信号FCLKPTを発生している。詳細は後述するが、本発明は、このオートリフレッシュ時において、内部クロック生成回路302から出力される内部クロック信号FCLKTを一時的に停止することを特徴にするものである。尚、リフレッシュ動作の詳細については、後述する。
リフレッシュ制御回路305は、オートリフレッシュ時、即ち、クロックイネーブル信号CKEが活性レベルのハイレベルをとっているときに内部リフレッシュコマンドIREFが供給されると、リフレッシュタイミング信号IREFtを1回行制御回路306に供給するともに、リフレッシュ状態信号REFABTを非活性レベルのロウレベルから活性レベルのハイレベルへと遷移させる。そして、リフレッシュ制御回路305は、リフレッシュ状態信号REFABTをロウレベルからハイレベルに遷移させてからリフレッシュ動作に必要な所定時間が経過するまでハイレベルに維持し、その後リフレッシュ状態信号REFABTをハイレベルからロウレベルへと遷移させる。即ち、リフレッシュ制御回路305は、リフレッシュ状態信号REFABTをリフレッシュ動作に必要とされる所定の時間ハイレベルに維持し、それ以外でロウレベルとする。このような信号は、例えば、RSフリップフロップと遅延回路の組み合わせにより生成することができる。具体的には、パルス信号である内部リフレッシュコマンドIREFをRSフリップフロップのセット端子に入力させると同時に、遅延回路にも入力させる。そして、遅延回路の出力をRSフリップフロップのリセット端子に入力させる。これにより、遅延回路によって定まる時間ハイレベルを維持するリフレッシュ状態信号REFABTが、RSフリップフロップから出力される。
一方、リフレッシュ制御回路305は、セルフリフレッシュ時、即ち、クロックイネーブル信号CKEが非活性レベルのロウレベルを取るときに内部リフレッシュコマンドIREFが供給されると、自身のタイマー回路に応じて時系列に複数回のリフレッシュタイミング信号IREFtを行制御回路306に供給する。また、リフレッシュ制御回路305は、リフレッシュ状態信号REFABTを非活性レベルのロウレベルに維持する。
行制御回路306は、アドレス/コマンドデコーダ304からの内部アクティブコマンドIACT又はリフレッシュ制御回路305からのリフレッシュタイミング信号IREFtに応じて、ロウアドレスRaddによって指定されるワード線を選択するワード線選択動作を行う。また、列制御回路307は、アドレス/コマンドデコーダ304からの内部カラムコマンドICOLに応じて、カラムアドレスCaddによって指定されるビット線を選択するビット線選択動作を行う。
メモリセルアレイ309は、複数のワード線、複数のビット線、及び、複数ワード線と複数のビット線との交点にそれぞれ配置された複数のメモリセル311(1個のみ図示)を含む。
センスアンプ310は、メモリセル311からデータを読み出すことによりビット線に表れる電圧変動を増幅する。
I/O制御回路308は、メモリセルアレイ309と入出力インタフェース303との間のデータやり取りを制御する。このI/O制御回路308が、列制御回路307とともに図1の制御回路105に相当する。
次に、この半導体装置300の動作を説明する。
まず、半導体装置300の読み出し動作又は書き込み動作について説明する。
待機状態にある半導体装置300に、外部からアクティブコマンドとロウアドレスが供給されると、アドレス/コマンドデコーダ304が内部アクティブコマンドIACTとロウアドレスRaddとを行制御回路306に供給する。行制御回路306は、アドレス/コマンドデコーダ304から供給される内部アクティブコマンドIACTに応じて、ロウアドレスRaddによって指定される1又は複数本のワード線を選択的に活性化させる。選択されたワード線に接続されたメモリセル311に保持されていたデータは、対応するビット線を介してセンスアンプ310に転送され、センスアンプ310により増幅される。このように、1又は複数本のワード線が活性化された状態をアレイアクティブ状態と呼ぶことにする。
半導体装置300がアレイアクティブ状態にあるときに、外部からリードコマンド又はライトコマンドとカラムアドレスが供給されると、アドレス/コマンドデコーダ304が内部カラムコマンドICOLとカラムアドレスCaddとを列制御回路307に供給する。列制御回路307は、アドレス/コマンドデコーダ304からの内部カラムコマンドICOLに応じて、カラムアドレスCaddによって指定される1又は複数本のビット線に接続されたセンスアンプ310をI/O制御回路308に接続し、メモリセル311からのデータの読み出し又はメモリセル311へのデータの書き込みが実行される。このように、メモリセル311からのデータの読み出しが実行されている状態をリード状態、メモリセル311へのデータの書き込みが実行されている状態をライト状態と呼ぶことにする。半導体装置300は、アレイアクティブ状態からリード状態又はライト状態に遷移した後、所定のカラムアクセス時間経過後に自動的に、即ち、外部からのコマンド入力なしに、再びアレイアクティブ状態へと遷移する。
半導体装置300がアレイアクティブ状態にあるときに、外部からプリチャージコマンドPREが供給されると、アドレス/コマンドデコーダ304が内部プリチャージコマンドIPREを行制御回路306に供給する。行制御回路306は、アドレス/コマンドデコーダ304からの内部プリチャージコマンドIPREに応じて活性化されているワード線を非活性状態に戻す。このように、半導体装置300が、活性化されているワード線を非活性状態に戻す動作を実行している状態をプリチャージ動作状態と呼ぶこととする。プリチャージ動作状態に遷移した半導体装置300は、所定のプリチャージ期間経過後に、再び待機状態へと遷移する。
次に、半導体装置300のリフレッシュ動作について説明する。
待機状態にある半導体装置300に、外部からリフレッシュコマンドが供給されると、アドレス/コマンドデコーダ304が内部リフレッシュコマンドIREFをリフレッシュ制御回路305に供給するとともに、自身が保持するリフレッシュアドレスをロウアドレスRaddとして行制御回路306に供給する。リフレッシュ制御回路305は、クロックイネーブル信号CKEの論理レベルに応じて、前述のとおり、リフレッシュタイミング信号IREFtとリフレッシュ状態信号REFABTとを制御する。行制御回路306は、リフレッシュ制御回路305から供給されるリフレッシュタイミング信号IREFtに応じて、ロウアドレスRaddによって指定される1又は複数本のワード線を選択的に活性化させる。選択されたワード線に接続されたメモリセル311に保持されていたデータは、対応するビット線を介してセンスアンプ310に転送され、センスアンプ310により増幅されメモリセル311に再書き込みされる。リフレッシュ動作がオートリフレッシュであるときは、行制御回路306は、1又は複数本のワード線を選択的に活性化から、所定のリフレッシュ期間が経過すると、選択していた1又は複数本のワード線を再び非活性状態に戻すことで、半導体装置300を再び待機状態とする。このように、半導体装置300がオートリフレッシュ動作を実行している状態を、オートリフレッシュ動作状態と呼ぶことにする。一方、リフレッシュ動作がセルフリフレッシュ動作である場合、行制御回路306は、1又は複数本のワード線を選択的に活性化から、所定のリフレッシュ期間が経過すると、選択していた1又は複数本のワード線を再び非活性状態に戻すとともに、リフレッシュ制御回路306が自身のタイマーに応じて再びリフレッシュタイミング信号IREFtを行制御回路306に供給する。このとき、アドレス/コマンドデコーダ304が1回目とは異なるリフレッシュアドレスをロウアドレスRaddとして行制御回路306に供給することで、再び上記のリフレッシュ動作が実行される。リフレッシュ動作がセルフリフレッシュ動作である場合には、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルに遷移させられるまで、上記リフレッシュ動作が繰り返される。このように、半導体装置300がセルフリフレッシュ動作を実行している状態を、セルフリフレッシュ動作状態と呼ぶことにする。
図4は、半導体装置300の状態遷移を示す図であり、上述の半導体装置300の各状態(待機状態、アレイアクティブ状態、リード動作状態、ライト動作状態、プリチャージ動作状態、オートリフレッシュ動作状態、及び、セルフリフレッシュ動作状態)の間の関係を示すものである。図4において、実線で示す矢印は、矢印が示す状態遷移に外部からのアクセス制御信号が必要であることを示している。一方、破線で示す矢印は、所定時間経過後に自動的に、即ち、外部からのアクセス制御信号の入力無しに起こる遷移、を示す。尚、ここで、アクセス制御信号とは、外部コマンド信号に加えセルフリフレッシュ動作の停止を示すクロックイネーブル信号CKEも含むものとする。
このように、半導体装置300に読み出し動作又は書き込み動作を実行させる場合、即ち、アクティブコマンド、リードコマンド及びライトコマンドが半導体装置300に供給されたときには、入出力インターフェース回路303及び列制御回路307の動作が必要であるため、内部クロック信号FCLKTを停止することはできない。一方、半導体装置300にリフレッシュ動作を実行させる場合、即ち、リフレッシュコマンドが半導体装置300に供給された場合には、入出力インターフェース回路303及び列制御回路307の動作が不要であるため、内部クロック信号FCLKTを停止することができる。上述のとおり、リフレッシュ動作のうち、セルフリフレッシュ動作においては、クロックイネーブル信号CKEが非活性レベルのローレベルをとるため、クロック入力回路301の出力であるクロック信号FCLKPTが停止している。本実施例では、セルフリフレッシュに加え、オートリフレッシュ動作時においても、内部クロックCLKTを一時的に停止するものである。具体的には、オートリフレッシュ動作においては、内部クロック生成回路302が、リフレッシュ制御回路305から供給されるリフレッシュ状態信号REFABTに応じて内部クロックCLKTの停止及び復帰を実行する。
以上のように構成された半導体装置300において、本発明は特に内部クロック生成回路302に関する。以下、内部クロック生成回路302について詳細に説明する。
図5は、内部クロック生成回路302の内部構成を示す回路図である。図示の内部クロック生成回路302は、内部クロック生成部501と、クロック停止及び停止解除制御部502と、低周波動作用クロック停止解除制御部503と、ゲート回路部504とを含む。
内部クロック生成部501は、複数(ここでは3個)のインバータ511〜513とNAND回路514とを含む。内部クロック生成部501は、入力されたクロック信号FCLKPTを所定時間遅延させ、内部クロック信号FCLKTとして出力する。NAND回路514は、内部クロック信号FCLKTをサスペンドし、またレジュームするゲート回路部504の一部としても機能する。内部クロック生成部501が、図2の主経路211に相当し、NAND回路514が図2のゲート部217に相当する。
クロック停止及び停止解除制御部502は、内部クロック生成部501にて分岐させたクロック信号FCLKTを論理反転させるインバータ521と、リフレッシュ状態信号REFABTをラッチするラッチ回路522〜525及びその出力を反転するインバータ526〜529を有している。ラッチ回路522〜525は、2個一組で(2段の)Dフリップフロップを構成する。クロック停止及び停止解除制御部502が、図2の第1の遅延部213に相当する。
ラッチ回路522〜525は、例えば、図6に示すように構成される。図6において、イネーブル端子ENT及びENBには、クロック信号FCLKPTとその論理反転信号FCLKPBが入力される。また、入力端子IN1には、リフレッシュ状態信号REFABT又は前段のインバータ526〜528の出力が入力される。さらにリセット端子Rには、リセット反転信号RSTBが入力される。なお、リセット反転信号RSTBは、リセットコマンドを認識したアドレス/コマンドデコーダ304より出力される。
クロック信号FCLKPTとその論理反転信号FCLKPBは、一対のトランジスタスイッチ601,602を互いに相反する状態となるように制御する。これにより、クロック信号FCLKPTの立ち上がり又は立ち下がりで入力端子IN1の信号レベルを取り込み、次のクロック信号FCLKPTの立ち下がり又は立ち上がりで、取り込んだ信号レベルを保持する。
クロック停止及び停止解除制御部502は、リフレッシュ状態信号REFABTをクロック信号FCLKPTに同期してラッチし出力する。リフレッシュ状態信号REFABTの信号レベルが変化すると、その後のクロック信号FCLKPTの2つ目の立ち下がりに応じて、最終段のラッチ回路525の出力信号レベルが変化する。最終段のラッチ回路525の出力は、後述するように内部クロック信号のサスペンドに使用される。また、その出力は、クロック信号FCLKPTが比較的高い周波数(例えば、クロック周期=1ns)のときには、内部クロック信号のレジュームにも使用される。つまり、クロック停止及び停止解除制御部502は、クロック信号FCLKPTが比較的高い周波数のとき、高周波動作用クロック停止解除制御部として機能する。
低周波動作用クロック停止解除制御部503は、リフレッシュ状態信号REFABTを所定時間(たとえば、5ns)遅延させる遅延素子531と、ラッチ回路532とを含み、遅延させたリフレッシュ状態信号REFABTが所定のタイミングで出力されるように構成されている。ラッチ回路532の出力タイミングは、ラッチ回路532に供給されるクロックFCLKPTを遅延させる遅延素子533の遅延時間に依存する。遅延素子533の遅延時間は、遅延素子531の遅延時間とは異なる(小さい)。なお、ラッチ回路532は、ラッチ回路522〜525と同様に構成される。そして、低周波動作用クロック停止解除制御部503の出力は、クロック信号FCLKPTが比較的低い周波数(例えば、クロック周期=20ns)のとき、サスペンドされた内部クロック信号をレジュームするために使用される。低周波動作用クロック停止解除制御部503が、図2の第2の遅延部214に相当する。
ゲート回路部504は、OR回路541及びNAND回路542を含む。また、内部クロック生成部501に含まれるNAND回路514も、ゲート回路部504の一部を構成する。
OR回路541の一対の入力ノードの一方には低周波動作用クロック停止解除制御部503の出力ノード(以下、ノードA)が接続される。また、OR回路541の一対の入力ノードの他方には、リフレッシュ状態信号REFABTが供給される。リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルの間、低周波動作用クロック停止解除制御部503の出力はマスクされる。OR回路541が、図2のマスク部215に相当する。
NAND回路542の一対の入力ノードの一方には、OR回路541の出力が供給される。また、NAND回路542の一対の入力ノードの他方には、クロック停止及び停止解除制御部502の出力ノード(以下、ノードB)が接続される。NAND回路542の出力は、NAND回路514の一方の入力ノード(以下、ノードC)に供給される。NAND回路514の他方の入力ノード(以下、ノードD)には、遅延させたクロック信号FCLKPTが供給される。NAND回路542が、図2のゲート部216に相当する。
次に、図5の内部クロック生成回路302の動作について説明する。
リフレッシュ状態信号REFABTがロウレベルかつノードCがロウレベルのとき、NAND回路514は、ノードDへの入力を論理反転して出力する。この状態で、内部クロック生成部501に入力されたクロック信号FCLKPTは、所定時間遅延され、内部クロック信号FCLKTとして出力される。
次に、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルへ遷移すると、まず、OR回路541の出力がハイレベルへ遷移する。これにより、ノードAの信号レベルはマスクされ無効にされる。また、このとき、OR回路541の出力を受けるNAND回路542の出力は変化しない。
リフレッシュ状態信号REFABTは、クロック停止及び停止解除制御部502及び低周波動作用クロック停止解除制御部503にも供給され、各々において遅延を受けてノードA及びノードBへ出力される。但し、ノードAの出力は前述のとおりマスクされている。
ノードBの信号レベルがハイレベルに遷移すると、NAND回路542の出力はロウレベルに遷移する。即ち、ノードCの信号レベルはロウレベルとなる。その結果、NAND回路514の出力がハイレベルに固定され、内部クロック生成部501の出力はロウレベルに固定される。つまり、内部クロック信号FCLKTがサスペンドされる。
その後、リフレッシュ状態信号REFABTがロウレベルに遷移すると、まず、OR回路541の出力は、ノードAの状態に依存するようになる。続いて、ノードA及びノードBの信号レベルがそれぞれロウレベルに遷移する。ノードA及びノードBの少なくとも一方の信号レベルがロウレベルに遷移すると、NAND回路542の出力、即ちノードCの信号レベル、はハイレベルに遷移する。これにより、NAND回路514は、再び入力信号を論理反転して出力するようになる。つまり、サスペンドされた内部クロック信号FCLKTがレジュームされる。
なお、NAND回路542は、ノードA及びノードBの信号レベルの遷移の先後に基づいて、クロック信号FCLKPTの周波数を検知し、その検知結果に基づいて内部クロック信号FCLKTをレジュームさせる周波数検知回路である、ということもできる。また、NAND回路542は、クロック停止及び停止解除制御部502と低周波動作用クロック停止解除制御部503のいずれの遅延量が小さいかを判定し、小さい方の遅延量に基づいて、内部クロック信号FCLKTをレジュームさせている、ということもできる。
次に、低周波動作用クロック停止解除制御部503について、さらに説明する。
上記説明から理解されるように、内部クロック信号FCLKTをサスペンドし、レジュームするには、低周波動作用クロック停止解除制御部503は必ずしも必要ではない。低周波動作用クロック停止解除制御部503は、内部クロック信号FCLKTをできるだけ早くレジュームするために設けられている。
詳述すると、内部クロック信号FCLKTをサスペンドさせる際には、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルに遷移した直後にではなく、少なくとも1クロックパルスが出力された後にサスペンドを行う必要がある。リフレッシュ状態信号REFABTの元となったコマンドに応じた処理を正しく実行するためである。クロック停止及び停止解除制御部502は、そのように構成されているので、内部クロック信号FCLKTをレジュームする場合にも、少なくとも1クロックサイクル分の遅れが生じる。この遅れは、クロック信号FCLKPTの周波数が比較的高いときには、特に問題とならない。しかしながら、クロック信号FCLKPTの周波数が比較的低いときには、問題が生じる場合がある。
例えば、リフレッシュ期間中は、クロック数に関する規定が無い。このため、リフレッシュコマンドを示す制御信号が所定の時間間隔で連続して与えられると、内部クロック信号FCLKTのレジュームが完了していない可能性がある。この場合、リフレッシュコマンドを示す制御信号を受取ることができず、誤動作する可能性がある。
そこで、低周波動作用クロック停止解除制御部503は、クロック信号FCLKPTの周波数が比較的低い場合に、ノードBよりもノードAの方に先にリフレッシュ状態信号REFABTの立ち下がりエッジが現れるように構成されている。
遅延素子531は、クロック信号FCLKPTの周波数が比較的高い場合に、ノードBよりもノードAの方に先にリフレッシュ状態信号REFABTの立ち下がりエッジが現れるのを防止する。その一方で、遅延素子531の遅延時間は、クロック信号FCLKPTの周波数が比較的低い場合の動作を妨げないように設定される。
なお、遅延素子531の立ち上がり遅延時間と立ち下がり遅延時間には、通常差が存在する。この点を考慮して、遅延素子531の前段に、インバータ533が接続されている。これにより、リフレッシュ状態信号REFABTの立ち上がりエッジの遅延を比較的小さくし、リフレッシュ状態信号REFABTの立ち下がりエッジの遅延を比較的大きくしている。
クロック信号FCLKPTの周期が1nsの場合(高周波動作の場合)の各ノードにおける信号波形を図7及び図8に示す。図7が内部クロック信号FCLKTをサスペンドする場合、図8が内部クロック信号FCLKTをレジュームする場合である。
図7を参照すると、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルに遷移した後、ノードA及びノードBの信号レベルが夫々ハイレベルに遷移している。このときノードAの信号レベルはマスクされているので、ノードBの信号レベル遷移に応じて、ノードCの信号レベルがロウレベルに遷移する。これにより、内部クロック信号FCLKTはサスペンドされる。なお、ノードBの信号レベルの遷移は、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルに遷移した後、1周期以上後の最初のクロック信号FCLKPTの立ち下がりに応じて生じる。よって、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルに遷移した後に、少なくとも1クロックパルスが出力される。
図8を参照すると、リフレッシュ状態信号REFABTがロウレベルに遷移した後、ノードA及びノードBの信号レベルが夫々ロウレベルに遷移している。ノードAのロウレベルへの遷移は、遅延素子531の作用により大きく遅れている。図7では、ノードAの信号レベルの遷移の遅れは小さい。この違いは、上述したように、立ち上がり遅延時間と立ち下がり遅延時間との差によって生じる。
このとき、ノードAの信号レベルはマスクされていない。しかしながら、ノードAの信号レベルの遷移よりもノードBの信号レベルの遷移が先行しているので、ノードBの信号レベル遷移に応じて、ノードCの信号レベルがハイレベルに遷移する。これにより、内部クロック信号FCLKTはレジュームされる。
また、図9及び図10に、クロック信号FCLKPTの周期が20nsの場合(低周波動作の場合)の各ノードにおける信号波形を示す。図9が内部クロック信号FCLKTをサスペンドする場合、図8が内部クロック信号FCLKTをレジュームする場合である。
図9を参照すると、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルに遷移した後、ノードA及びノードBの信号レベルが夫々ハイレベルに遷移している。このときノードAの信号レベルはマスクされているので、ノードBの信号レベル遷移に応じて、ノードCの信号レベルがロウレベルに遷移する。これにより、内部クロック信号FCLKTはサスペンドされる。この場合も、リフレッシュ状態信号REFABTがハイレベルに遷移した後に、少なくとも1クロックパルスが出力される。
図10を参照すると、リフレッシュ状態信号REFABTがロウレベルに遷移した後、ノードA及びノードBの信号レベルが夫々ロウレベルに遷移している。遅延素子531の遅延量は、クロック信号FCLKPTの周期の1/4程度しかない。このため、ノードAの信号レベルの遷移は、ノードBの信号レベルの遷移に先行して起こる。また、このときノードAの信号レベルはマスクされていない。したがって、ノードAの信号レベル遷移に応じて、ノードCの信号レベルがハイレベルに遷移する。これにより、内部クロック信号FCLKTはレジュームされる。こうして、ノードBの信号レベルの遷移に応じて内部クロック信号FCLKTのレジュームを行った場合に比べ、1サイクル分先行する形で内部クロック信号FCLKTのレジュームを行うことができる。これにより、レジューム完了の遅れによるコマンド取り込みエラーを回避することができる。
以上のように、本実施の形態に係る半導体装置では、特定のコマンドが入力された場合に、内部クロック信号FCLKTをサスペンドし、内部クロック信号FCLKTの伝送に要する電力消費を削減することができる。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱することなく、種々の変形・変更が可能である。
本願の技術思想は、DRAM以外の不揮発性記憶セルに関する半導体装置にも適用できる。更に、図面で開示した各回路ブロック内の回路形式、その他の制御信号を生成する回路は、実施例が開示する回路形式限られない。
本発明の半導体装置およびその制御方法の技術思想は、様々な半導体装置に適用することができる。例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)、メモリ(Memory)等の半導体装置全般に、本発明を適用することができる。このような本発明が適用された半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)などが挙げられる。これらの任意の製品形態、パッケージ形態を有する半導体装置に対して本発明を適用することができる。
また、トランジスタは、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor; FET)であれば良く、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。トランジスタ等の様々なFETに適用できる。更に、装置内に一部のバイポーラ型トランジスタを有しても良い。
更に、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
100 半導体装置
101 メモリセル
102 メモリセルアレイ
103 クロック入力回路
104 内部クロック生成回路
105 制御回路
106 リフレッシュ制御回路
200 半導体装置
201 内部クロック生成回路
202 状態信号生成回路
211 主経路
212 内部クロック停止制御部
213 第1の遅延部
214 第2の遅延部
215 マスク部
216,217 ゲート部
300 半導体装置
301 クロック入力回路
302 内部クロック生成回路
303 入出力インタフェース回路
304 アドレス/コマンドデコーダ
305 リフレッシュ制御回路
306 行制御回路
307 列制御回路
308 I/O制御回路
309 メモリセルアレイ
310 センスアンプ
311 メモリセル
320,321,323_0−m,324_0−n 外部端子
501 内部クロック生成部
502 クロック停止及び停止解除制御部
503 低周波動作用クロック停止解除制御部
504 ゲート回路部
511〜513 インバータ
514 NAND回路
521 インバータ
522〜525 ラッチ回路
526〜529 インバータ
531 遅延素子
532 ラッチ回路
533 遅延素子
541 OR回路
542 NAND回路
601.602 トランジスタスイッチ

Claims (13)

  1. 外部クロック信号と第1の制御信号とを受け取り、当該第1の制御信号が第1の論理レベルをとるときには、前記外部クロック信号を第1のクロック信号として自身の出力ノードに出力し、当該第1の制御信号が第2の論理レベルをとるときには、前記クロック信号の出力を停止するクロック入力回路と、
    前記第1のクロック信号を受け取り、内部クロック信号を発生する内部クロック生成回路と、
    メモリセルアレイと、
    前記内部クロック信号に応答して、前記メモリセルアレイと外部との通信を実行する制御回路と、
    外部から供給され、前記メモリセルアレイのリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコマンドに応答して、前記メモリセルのリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御回路であって、当該リフレッシュ制御回路は、前記第1の制御信号が前記第1の論理レベルを取るときに当該リフレッシュコマンドが供給されると、前記メモリセルアレイへのアクセスの開始及び終了を示す第1の状態信号を生成する、前記リフレッシュ制御回路と、を含み、
    前記内部クロック生成回路は、前記第1の状態信号に応じ、前記メモリセルアレイへのアクセスの開始後に前記内部クロック信号をサスペンドし、前記メモリセルアレイへのアクセスの終了後にサスペンドした前記内部クロック信号をレジュームする、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記内部クロック生成回路は、前記外部クロック信号の周波数を検知する周波数検知回路を含み、
    前記周波数検知回路の検知結果に基づいて、サスペンドした前記内部クロック信号をレジュームする、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記周波数検知回路は、前記第1の状態信号を前記外部クロック信号で同期させたときの第1の遅延量、及び前記第1の状態信号を所定時間遅延させたときの第2の遅延量のいずれか小さな遅延量に基づいて、サスペンドした前記内部クロック信号をレジュームする、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記周波数検知回路は、前記第1の遅延量に基づいて、前記内部クロック信号をサスペンドする、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の状態信号を所定時間遅延させた遅延状態信号を、前記第1の状態信号を用いてマスクすることにより、前記周波数検知回路は、前記第1の遅延量に基づいて前記内部クロック信号をサスペンドすることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の制御信号がクロックイネーブル信号であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の半導体装置。
  7. 第1のクロック信号から内部クロック信号を生成する内部クロック生成回路と、
    外部から入力される特定コマンドに基づいて特定の動作を実行していることを示す第1の状態信号を生成する状態信号生成回路と、を含み、
    前記内部クロック生成回路は、前記特定コマンドに基づいて前記内部クロック信号をサスペンドし、またサスペンドした前記内部クロック信号をレジュームするクロック停止制御部を含む、
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 前記クロック停止制御部は、
    前記第1の状態信号を前記外部クロック信号に同期させ、かつ所定クロック数遅延させて出力する第1の遅延部と、
    前記第1の状態信号を所定時間遅延させ、前記第1のクロック信号に同期させて出力する第2の遅延部と、
    前記第1の状態信号に基づいて前記第2の遅延部の出力をマスクするマスク部と、
    前記第1の遅延部及び前記マスク部の出力に基づいて、前記内部クロック信号を阻止又は通過させるゲート部と、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第2の遅延部の前記所定時間は、
    前記第1の外部クロック信号が第1の周波数のとき、前記第1の遅延部からの出力が前記第2の遅延部からの出力よりも先行し、前記第1のクロック信号が前記第1の周波数よりも低い第2の周波数のとき、前記第2の遅延部からの出力が前記第1の遅延部からの出力よりも先行するように、設定されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 揮発性のメモリセルを有するメモリセルアレイをさらに含み、
    前記特定の動作が前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作であることを特徴とする請求項7,8又は9に記載の半導体装置。
  11. 特定の動作を実行させるコマンドに応じて状態信号を生成させ、
    前記状態信号に応じて、外部クロック信号から生成される内部クロック信号をサスペンドさせ、またレジュームさせる、
    ことを特徴とする半導体装置の制御方法。
  12. 前記外部クロックに基づいて前記サスペンドのタイミングを決定することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の制御方法。
  13. 前記外部クロックの周波数に基づいて、前記レジュームのタイミングを変更することを特徴とする請求項11又は12に記載の半導体装置の制御方法。
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