JP2013159853A - 電子デバイス用電極箔とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極箔の剥離を低減することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため本発明は、金属からなる微粒子が複数集まって形成されたベース層と、このベース層上に、金属からなる微粒子が複数集まって形成された第一の粗膜層と、を備え、前記ベース層は、前記第一の粗膜層より単位体積当たりの空隙率が小さく、芯材となる、電子デバイス用電極箔とした。
これにより本発明は、芯材(従来の電極箔1の場合は基材2)と粗膜層との間に酸化皮膜が介在するのを抑制し、剥離しにくい電極箔を形成することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子デバイスに用いられる電極箔とその製造方法に関するものである。
コンデンサや太陽電池などの電子デバイスに用いられる電極箔は、単位面積当たりの表面積の拡大を図り、高効率や大容量を行う開発が頻繁に行われている。代表的な電子デバイスの例として電解コンデンサがある。
従来の電解コンデンサの電極箔の表面積拡大の手法として、エッチングによる化学的方法や蒸着、エアロゾルなどの物理的手法が挙げられる。
弁金属からなる電極箔を化学エッチング加工により粗面化する方法は、エッチング技術ならびに電極箔の機械的強度から、表面積の更なる拡大には限界があり、この限界以上の表面積拡大を図ることは困難である。
これに対し例えば金属の基材に蒸着により金属の微粒子を積層させることで電極箔の表面を粗面化する方法は、エッチングと比べて空孔のアスペクト比を容易に大きくすることができ、電極箔の単位面積当たりの大表面積化を実現できる。また化学エッチングと異なり、蒸着法では大容量の溶液を用いることがない為に、生産コストが少なくなるとともに、廃液の低減にも寄与する。
図8は例えば蒸着により形成した従来コンデンサ用の電極箔1の模式図である。
図8において、電極箔1は、基材2と、この基材2の上面に配置された粗膜層3とを有する。基材2は電極箔1の芯材として用いられる。
粗膜層3は弁金属からなる微粒子4が積み重なり、内部に多数の空孔を有する粗な構造である。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2011−127154号公報
しかしながら、上記従来の構成は、微粒子4を積層する前に基材2の表面が酸化してしまい、微粒子4と基材3との間に酸化皮膜が介在することがあり、基材2と粗膜層3とが剥離しやすいという課題を有していた。
そこで本発明は、芯材(従来の電極箔1の場合は基材2)と粗膜層との間に酸化皮膜が介在するのを抑制し、剥離しにくい電極箔を形成することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の電子デバイス用電極箔は、金属からなる微粒子が複数集まって形成されたベース層と、このベース層上に、金属からなる微粒子が複数集まって形成された第一の粗膜層と、を備え、ベース層は、第一の粗膜層より単位体積当たりの空隙率が小さく、芯材となるものとした。
本発明の電子デバイス用電極箔は、芯材として金属箔からなる基材2の代わりに金属の微粒子からなるベース層(緻密な膜)を用いた為、粗膜層とベース層との間は、微粒子どうしの結合となる。微粒子どうしは活性な状態で結合し、金属結合することができる。したがって、粗膜層とベース層との間に酸化皮膜が介在するのを抑制し、密着性を向上させることができ、結果として粗膜層とベース層との剥離を抑制できる。
本発明の実施例1における固体電解コンデンサの斜視図 (a)本発明の実施例1における同コンデンサ素子の平面図、(b)同コンデンサ素子の垂直断面図 本発明の実施例1における電極箔の製造工程を示す模式図 本発明の実施例1における電極箔の製造工程を示す模式図 本発明の実施例1における他のコンデンサの斜視図 本発明の実施例2における電極箔の製造工程を示す模式図 本発明の実施例3における太陽電池の模式図 従来の電極箔の模式図
(実施例1)
以下、本発明の実施例1における電極箔について説明する。
本実施例1では、電子デバイスの一例として、陰極材料に導電性高分子材料を用いた積層型の固体電解コンデンサを挙げる。
図1は本実施例の固体電解コンデンサ6の傾斜図であり、矩形状の複数枚のコンデンサ素子7を積層したものである。図2(a)、(b)はコンデンサ素子7の平面図、及びX−X断面図である。
コンデンサ素子7は、電極箔8と、電極箔8の表面に形成された誘電膜9と、誘電膜9上に形成された固体電解質層10と、固体電解質層10上に形成された陰極層11と、を有する。
電極箔8の一端は、固体電解質層10や陰極層11が形成されず、コンデンサ素子7の陽極電極部12として用いられる。固体電解質層10と陰極層11とは、コンデンサ素子7の陰極電極部13として用いられる。陽極電極部12と陰極電極部13との間には、絶縁樹脂からなる絶縁部14を形成した。
それぞれのコンデンサ素子7の陽極電極部12は図1の陽極端子15と接続され、それぞれの陰極電極部13は陰極端子16と接続される。積層された複数のコンデンサ素子7は、陽極端子15、陰極端子16の一部が外部に露出するように外装体17に収容される。
そして本実施例の電極箔8は、図3に示すように、芯材となるベース層18とこのベース層18上に形成された第一の粗膜層19Aと、ベース層18の第一の粗膜層19Aが形成された面と反対側の面に形成された第二の粗膜層19Bとを有している。
ベース層18、第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bは、いずれも金属からなる微粒子20が複数集まって形成されたものである。微粒子20は、枝分かれしながら海ぶどう状に連なり、柱状体20Aとなる。この柱状体20Aが所定間隔をあけて複数並んで第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bとなる。
ベース層18は、第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bより単位体積当たりの空隙率が小さく緻密な膜である。本実施例ではベース層18の単位体積当たりの空隙率は、0%より大きく30%以下程度とした。第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bの単位体積当たりの空隙率は50%以上80%以下とした。空隙率は、重量計と膜厚計により算出した。
本実施例のベース層18は芯材となり、従来の基材(図8の図番2)の代わりに箔の機械的強度を保つ。ベース層18と第一の粗膜層19Aとは金属結合している。ベース層18と第二の粗膜層19Bも金属結合している。
第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bの厚みは、1μm以上100μm以下程度とした。
ベース層18の厚みは、0.01μm以上100μm以下程度とした。巻取り易さや機械的強度の観点からこの厚みが好ましい。
微粒子20は導電性材料、特に金属からなり、アルミニウムや、タンタル、チタンなどの弁金属が好ましい。第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19B、ベース層18を構成する微粒子20の組成は、それぞれバラバラにしてもよいが、同じ金属を用いる方が、結合強度が増し、より剥離を抑制できる。
以下に本実施例の電極箔8の製造方法を説明する。
本実施例の電極箔8は、蒸着により形成した。はじめに、蒸着装置内を1以上70Pa以下に調整し、図3に示すように、100以上300℃以下に加熱した基材21上に微粒子20を蒸着して第一の粗膜層19Aを形成する。次に、蒸着装置内を0.001Pa以下に真空度を上げ、微粒子20を蒸着してベース層18を形成する。その後蒸着装置内を1以上70Pa以下に調整し、ベース層18の第一の粗膜層19Aと接する面と反対側の面に第二の粗膜層19Bを形成する。次に基材21と第一の粗膜層19Aの界面を切り離す。基材21の表面には、基材21の保管時や第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bの蒸着工程において酸化皮膜22が形成されている。したがって、基材21と第一の粗膜層19Aとの接合強度は弱く、剥離することができる。以上の工程により電極箔8を形成できる。
以下に本実施例の効果を説明する。
図8に示すような従来の電極箔1では、芯材として基材2を用いていたため、微粒子4を蒸着するまでの間に基材2の表面に酸化皮膜が形成されてしまい、基材2と粗膜層3とが剥離しやすいという課題があった。これに対し本実施例では、芯材として金属箔からなる基材2の代わりに金属の微粒子20からなる緻密なベース層18を用いた。したがって第一の粗膜層19Aや第二の粗膜層19Bとベース層18との間は、微粒子20どうしの結合となる。微粒子20どうしは蒸着工程において活性な状態で結合し、金属結合することができる。したがって、第一の粗膜層19Aや第二の粗膜層19Bとベース層18との間に酸化皮膜が介在するのを抑制し、密着性を向上させることができ、結果として第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bとベース層18との剥離を抑制できる。
また第一の粗膜層19Aとベース層18、第二の粗膜層19Bとベース層18がそれぞれ金属結合することで密着力が向上でき、基材21をそのまま芯材として使った時と比較して容量低下も抑制できると考えられる。
なお、本実施例では、ベース層18の両面に粗膜層19(第一の粗膜層19Aと第二の粗膜層19B)を形成したが、例えば図4に示すように、片面に第一の粗膜層19Aのみ形成して電極箔8として用いてもよい。この場合も、ベース層18は従来の基材(図8の図番2)の代わりに芯材として機能し、第一の粗膜層19Aと合わせて密着性に優れた電極箔となる。
また本実施例では、電子デバイスとして積層型の固体電解コンデンサ6を例に挙げたが、その他、図5に示すような巻回型のコンデンサ23の電極箔としても用いることができる。
コンデンサ23は、それぞれ陽極、陰極となる電極箔24、25を、セパレータ26を介して巻回したコンデンサ素子27と、電極箔24、25と接続された陽極リード端子28、陰極リード端子29と、コンデンサ素子27を収容するケース30と、陽極リード端子28、陰極リード端子29が外部に露出するようにケース30を封止する封止部材31とを備えている。コンデンサ素子27には導電性ポリマーや電解液を含浸させ、陰極材料とすることができる。電極箔24、25としては、少なくともいずれか一方に図3の電極箔8を用いることができる。
更に本実施例では、微粒子20を蒸着により積層したが、その他エアロゾルやディップコート、スラリーの焼結などにより微粒子を凝集させることも出来る。
(実施例2)
本実施例では、図6を用いてコンデンサ用の電極箔108について説明する。
本実施例の電極箔108と実施例1との違いは、第一の粗膜層119Aが、第二の粗膜層119Bよりも薄い点である。
本実施例では、第一の粗膜層119Aの厚みは1μm以下、第二の粗膜層119Bは40μmとした。第二の粗膜層をより厚くしてもよく、100μm以下程度であれば実施例1の方法で容易に形成できる。
本実施例の電極箔108の製造方法を以下に説明する。
基材121の表面に金属からなる微粒子120を複数付着させて、第一の粗膜層119Aを形成する工程と、この第一の粗膜層119A上に、金属からなる微粒子120を複数付着させ、第一の粗膜層119Aよりも単位体積あたりの空隙率が小さく、芯材となるベース層118を形成する工程と、ベース層118上に金属からなる微粒子120を複数付着させ、第二の粗膜層119Bを形成する工程と、基材121と前記第一の粗膜層119Aとを切り離す工程と、を備えている。ベース層118は第二の粗膜層119Bより単位体積当たりの空隙率が小さいものとした。
第一の粗膜層119A、第二の粗膜層119Bの単位体積あたりの空隙率は、50%以上80%以下である。
ベース層118の単位体積当たりの空隙率は、0%より大きく30%以下である。
第一の粗膜層119A、第二の粗膜層119Bを形成する工程の蒸着条件(温度、圧力)は、実施例1の第一の粗膜層19A、第二の粗膜層19Bの条件と同じである。
ベース層118を形成する工程の蒸着条件は、実施例1のベース層18の条件と同じである。
本実施例では、第一の粗膜層119Aが薄く、電極箔8としては主に第二の粗膜層119B側を用いるため、切り離す工程で欠損が出ても電極箔108としての特性に与える影響が小さい。
なお、第一の粗膜層119Aの空隙率は、第二の粗膜層119Bよりも大きくすることがより好ましい。空隙が多い方が、機械的強度が小さく、基材121から切り離しやすいからである。基材121の表面には酸化皮膜122が形成されるため、より容易に切り離しできる。
その他の構成および効果は実施例1と同様のため説明を省略する。
(実施例3)
本実施例では、電子デバイスとして図7に示す太陽電池32を例に説明する。
太陽電池は、樹脂フィルムやガラスからなる基材33と、基材33上に形成された透明電極層34と、透明電極層34上に形成された半導体層35と、半導体層35上に形成された電極箔36とがある。
電極箔36は、金属からなる微粒子220が複数集まって形成されたベース層218と、このベース層218上に、金属からなる微粒子220が複数集まって形成された第一の粗膜層219Aと、を備えている。ベース層218は、第一の粗膜層219Aより単位体積当たりの空隙率が小さい。ベース層218と第一の粗膜層219Aとは金属結合している。
微粒子220は金、銀以外にも、アルミニウムも用いることができる。
第一の粗膜層219Aの厚みは0.1以上10μm以下とした。第一の粗膜層219Aの単位体積あたりの空隙率は50%以上80%以下とした。
ベース層218の厚みは0.01以上0.3μm以下とした。ベース層218の単位体積あたりの空隙率は0%より大きく30%以下とした。
本実施例の製造方法を以下に説明する。
最初に基材上に第一の粗膜層219Aを形成し、次にベース層218を形成し、基材と第一の粗膜層219Aとを切り離して電極箔36を形成する。その後この電極箔36の第一の粗膜層219A上に半導体層35を形成する。形成方法は、塗布法、スパッタ法、電解重合法と様々である。本実施例では有機半導体を電解重合法により形成した。
その後、透明電極層34を半導体層35上に形成する。形成方法は塗布法、スパッタ法、電解重合法と様々であるが、本実施例では透明電極のフィルムを半導体層35上に乗せ、全体を真空パックにて密閉、あるいは加圧して一体化し、形成した。
本実施例では、透明電極層34として酸化インジウムスズを用いた。
以上より本実施例の太陽電池32を形成できる。
本実施例の効果を以下に説明する。
本実施例では、粗膜状の電極(第一の粗膜層219A)を用いることで、電極の表面積が拡大し、変換効率と電荷収集能力とが向上する。すなわち陰極としての特性が向上する。ここで一般的には、電極の表面積を拡大する手法として、透明電極層34側を粗面化するため、透明電極層34を陰極としている。それに伴い、電極箔36に相当する対向電極は電位を考慮し、銀や金が用いられる。これに対し本実施例では、陰極としてアルミを用いることができ、低コスト化も実現できる。
本発明の電極箔は、コンデンサや太陽電池など、表面積の拡大が求められる種々の電子デバイスの電極として有用である。
6 固体電解コンデンサ
7 コンデンサ素子
8、108 電極箔
9 誘電膜
10 固体電解質層
11 陰極層
12 陽極電極部
13 陰極電極部
14 絶縁部
15 陽極端子
16 陰極端子
17 外装体
18、118、218 ベース層
19A、119A、219A 第一の粗膜層
19B、119B 第二の粗膜層
20、120、220 微粒子
20A 柱状体
21、121 基材
22、122 酸化皮膜
23 コンデンサ
24 電極箔
25 電極箔
26 セパレータ
27 コンデンサ素子
28 陽極リード端子
29 陰極リード端子
30 ケース
31 封止部材
32 太陽電池
33 基材
34 透明電極層
35 半導体層
36 電極箔

Claims (10)

  1. 金属からなる微粒子が複数集まって形成されたベース層と、
    このベース層上に、金属からなる微粒子が複数集まって形成された第一の粗膜層と、を備え、
    前記ベース層は、前記第一の粗膜層より単位体積当たりの空隙率が小さく、芯材となる、電子デバイス用電極箔。
  2. 前記ベース層と前記第一の粗膜層とは金属結合している、請求項1に記載の電子デバイス用電極箔。
  3. 前記ベース層の前記第一の粗膜層と接する面と反対側の面には、金属からなる微粒子が複数集まって形成された第二の粗膜層が設けられ、
    前記ベース層は、前記第二の粗膜層より単位体積当たりの空隙率が小さい、請求項1に記載の電子デバイス用電極箔。
  4. 前記ベース層と前記第二の粗膜層とは金属結合している、請求項3に記載の電子デバイス用電極箔。
  5. 前記第一の粗膜層は、前記第二の粗膜層より薄い、請求項3に記載の電子デバイス用電極箔。
  6. 前記第一の粗膜層は、前記第二の粗膜層より単位体積あたりの空隙率が大きい、請求項3に記載の電子デバイス用電極箔。
  7. 基材の表面に金属からなる微粒子を複数付着させて、第一の粗膜層を形成する工程と、
    この第一の粗膜層上に、金属からなる微粒子を複数付着させ、前記第一の粗膜層よりも単位体積あたりの空隙率が小さく、芯材となるベース層を形成する工程と、
    前記基材と前記第一の粗膜層とを切り離す工程と、を備えた電子デバイス用電極箔の製造方法。
  8. 前記ベース層を形成する工程の後、前記ベース層上に金属からなる微粒子を複数付着させて、前記ベース層より単位体積当たりの空隙率が大きい第二の粗膜層を形成する工程と、をさらに備えた、請求項7に記載の電子デバイス用電極箔の製造方法。
  9. 前記第一の粗膜層は、前記第二の粗膜層より薄い、請求項8に記載の電子デバイス用電極箔の製造方法。
  10. 前記第一の粗膜層は、前記第二の粗膜層より単位体積あたりの空隙率が大きい、請求項8に記載の電子デバイス用電極箔の製造方法。
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