JP5423683B2 - コンデンサ用電極箔とこれを用いた電解コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、電解コンデンサに用いられるコンデンサ用電極箔に関する。
電子機器の高周波化に伴い、電子部品の一つであるコンデンサにも従来よりも高周波領域でのインピーダンス特性に優れたコンデンサが求められてきており、このような要求に応えるために電気伝導度の高い導電性高分子を固体電解質に用いた固体電解コンデンサが種々検討されている。
また、近年、パーソナルコンピュータのCPU周り等に使用される固体電解コンデンサには小型大容量化が強く望まれており、更に、高周波化に対応して低い等価直列抵抗(ESR)や、ノイズ除去や過渡応答性に優れた低い等価直列インダクタンス(ESL)を有することが要求されている。
図9は特許文献1に記載されている従来の固体電解コンデンサ501の斜視図である。図10は固体電解コンデンサ501のコンデンサ素子21の平面図である。コンデンサ素子21は、弁作用金属であるアルミニウム箔からなる陽極体である電極箔と、電極箔の表面に設けられた誘電体酸化皮膜層とを備える。電極箔のその表面は粗面化されている。誘電体酸化皮膜層上に設けられた絶縁性のレジスト部22により、電極箔を陽極電極部23と陰極形成部とに分離する。コンデンサ素子21は、電極箔の陰極形成部の誘電体酸化皮膜層上に設けられた導電性高分子からなる固体電解質層と、固体電解質層上に設けられた陰極層とをさらに備える。陰極層は、固体電解質層上に設けられたカーボン層と、カーボン層上に設けられた銀ペースト層からなる。固体電解質層と陰極層は陰極電極部24を構成する。電極箔は長手方向に延びる矩形状を有し、コンデンサ素子21は平板形状を有する。長手方向にレジスト部22を介して陽極電極部23と陰極電極部24が配列されている。
陽極コム端子25はコンデンサ素子21の陽極電極部23に接続されている。陽極コム端子25上に複数のコンデンサ素子21が積層され、複数のコンデンサ素子21の陽極電極部23がレーザー溶接等の接合方法で接合されている。
陰極コム端子26はコンデンサ素子21の陰極電極部24に接続されている。折り曲げ部26Aは陰極コム端子26の素子搭載部分の両側面を上方へ折り曲げて形成されている。陰極コム端子26の素子搭載部分と複数のコンデンサ素子21の陰極電極部24との間、ならびに複数のコンデンサ素子21の陰極電極部24間は導電性接着剤で接合されて電気的に接続されている。折り曲げ部26Aと陰極電極部24間は導電性接着剤27で接合されて電気的に接続されている。
絶縁性の外装樹脂28は陽極コム端子25と陰極コム端子26の一部が夫々外表面に露呈する状態で複数のコンデンサ素子21を一体に被覆する。外装樹脂28から表出した陽極コム端子25と陰極コム端子26の一部を外装樹脂28に沿って底面へと折り曲げることにより、底面部に陽極端子部と陰極端子部を形成した面実装型の固体電解コンデンサ501が構成されている。
従来の固体電解コンデンサ501では、単位面積当たりの表面積を拡大して容量拡大を図る目的で、コンデンサ素子21のアルミニウム箔からなる電極箔の表面をエッチング加工により粗面化している。エッチング技術ならびにアルミニウム箔の機械的強度から、エッチング加工による表面積の更なる拡大には限界があり、この限界以上の容量拡大を図ることは困難である。
特開2003−45753号公報
コンデンサ用電極箔は、弁作用金属箔からなる基材と、基材上に設けられた粗面化層とを備える。粗面化層は、基材上に設けられたベース層と、ベース層上に設けられたカバー層とを有する。ベース層は弁作用金属よりなる複数の第1の微粒子よりなる。カバー層は、弁作用金属よりなる複数の第2の微粒子よりなる。複数の第1の微粒子の平均粒子径は複数の第2の微粒子の平均粒子径より大きい。
この電極箔は蒸着により安定して製造できる粗面化層を有し、大容量を有する電解コンデンサを得ることができる。
図1は本発明の実施の形態による電解コンデンサの斜視図である。 図2Aは実施の形態による電解コンデンサのコンデンサ素子の平面図である。 図2Bは図2Aに示すコンデンサ素子の線2B−2Bにおける断面図である。 図3は実施の形態によるコンデンサ素子の電極箔の断面図である。 図4は実施の形態による電極箔の粗面化層の模式図である。 図5Aは図3に示す電極箔の拡大図である。 図5Bは図5Aに示す電極箔の拡大図である。 図6は実施の形態による電極箔の粗面化層の空孔径の分布を示す。 図7は実施の形態による粗面化層の厚みと化成容量指数との関係を示す。 図8は実施の形態による他の電解コンデンサの一部分解斜視図である。 図9は従来の電解コンデンサの斜視図である。 図10は従来の電解コンデンサのコンデンサ素子の平面図である。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態による電解コンデンサ1001の斜視図である。電解コンデンサ1001は固体電解質を用いた固体電解コンデンサである。電解コンデンサ1001は積層された複数のコンデンサ素子1を備える。
図2Aは電解コンデンサ1001のコンデンサ素子1の平面図である。図2Bは図2Aに示すコンデンサ素子1の線2B−2Bにおける断面図である。アルミニウム等の弁作用金属からなる陽極体である電極箔9は長手方向1001Aに延びる矩形状を実質的に有し、互いに反対の上面9Aと下面9Bとを有する。電極箔9の上面9Aと下面9Bには誘電体酸化皮膜層101、201がそれぞれ設けられている。誘電体酸化皮膜層101の上面には絶縁性の上レジスト部102が設けられている。上レジスト部102は誘電体酸化皮膜層101の上面を長手方向1001Aに沿って陽極電極部103と陰極形成部133とに分離する。陰極形成部133上には導電性高分子からなる固体電解質層104が設けられている。固体電解質層104の上面にはカーボン層105が設けられている。カーボン層105の上面には上銀ペースト層106が形成されている。カーボン層105と銀ペースト層106は、固体電解質層104の上面上に設けられた陰極層107を構成する。誘電体酸化皮膜層201の下面には絶縁性の下レジスト部202が設けられている。下レジスト部202は誘電体酸化皮膜層201の下面を長手方向1001Aに沿って陽極電極部203と陰極形成部233とに分離する。陰極形成部233には導電性高分子からなる固体電解質層204が設けられている。固体電解質層204の下面にはカーボン層205が設けられている。カーボン層205の下面には銀ペースト層206が形成されている。カーボン層205と銀ペースト層206は、固体電解質層204の下面上に設けられた陰極層207を構成する。固体電解質層104、204と陰極層107、207は陰極電極部4を構成する。陽極電極部103と陽極電極部203は陽極電極部3を構成する。上レジスト部102と下レジスト部202はレジスト部2を構成する。コンデンサ素子1は平板形状を有し、長手方向1001Aに沿ってレジスト部2を介して陽極電極部3と陰極電極部4が配列されている。陽極電極部3と陰極電極部4は、コンデンサ素子1の長手方向1001Aの互いに反対側の端部1Aと端部1Bにそれぞれ設けられている。
陽極コム端子5上に複数のコンデンサ素子1が積層され、それらの陽極電極部3はレーザー溶接等の接合方法で接合されている。具体的には、溶接により陽極電極部3の誘電体酸化皮膜層101、201の部分が破壊されて、電極箔9が陽極コム端子5に接合されて電気的に接続されている。
陰極コム端子6の素子搭載部分には積層された複数のコンデンサ素子1が搭載されている。複数のコンデンサ素子1陰極電極部4間と、複数のコンデンサ素子1の陰極電極部4間は導電性接着剤で接合されて電気的に接続されている。陰極コム端子6は素子搭載部分の両側面を上方へ折り曲げて形成された折り曲げ部6Aを有する。折り曲げ部6Aと陰極電極部4間は導電性接着剤7によって接合されて電気的に接続されている。
絶縁性の外装樹脂8は陽極コム端子5と陰極コム端子6の一部が夫々外表面に露呈する状態で複数のコンデンサ素子1と陽極コム端子5、陰極コム端子6を一体に被覆する。外装樹脂8から表出した陽極コム端子5と陰極コム端子6の一部は外装樹脂8に沿って底面へ折り曲げられて、外装樹脂8に沿って延びる。陽極コム端子5と陰極コム端子6は外装樹脂8の底面部に陽極端子部と陰極端子部とをそれぞれ形成し、面実装型の電解コンデンサ1001が構成されている。
図3はコンデンサ素子1の電極箔9の断面図である。電極箔9は、アルミニウム箔からなる基材309と、基材309の上面309Aに蒸着によって形成された粗面化層109と、基材309の下面309Bに蒸着によって形成された粗面化層209とを備える。電極箔9の上面9Aである粗面化層109の表面には誘電体酸化皮膜層101が設けられている。電極箔9の下面9Bである粗面化層209の下面には誘電体酸化皮膜層201が設けられている。基材309の面309A、309B自体は実質的に空孔を有していない。カバー層2109、2209の厚みt2は数十μmであり、ベース層1109、1209の厚みt1の数μmより大きい。
粗面化層109は、基材309の上面309Aに設けられたベース層1109と、ベース層1109の上面に設けられたカバー層2109とを有する。なお、粗面化層109はカバー層2109上に設けられた微粒子からなる層をさらに有してもよい。図3に示す粗面化層109では、カバー層2109が電極箔9の最表層であるので、カバー層2109の上面は電極箔9の上面9Aである。粗面化層209は、基材309の下面309Bに設けられたベース層1209と、ベース層1209の下面に設けられたカバー層2209を有する。なお、粗面化層209はカバー層2209上に設けられた微粒子からなる層をさらに有してもよい。図3に示す粗面化層209では、カバー層2209が電極箔9の最表層であるので、カバー層2209の下面は電極箔9の下面9Bである。
図4は粗面化層109、209の断面模式図である。図5Aと図5Bは粗面化層109、209の拡大図であり、走査電子顕微鏡(SEM)でそれぞれ5千倍、3万倍に拡大した写真である。粗面化層109、209は、図4、図5A、図5Bに示すように、基材309の上面309Aと下面309Bから上面9Aと下面9Bまでそれぞれ延びる複数のツリー構造体409よりなる。ツリー構造体409は連なっているアルミニウム等の弁作用金属の複数の微粒子409A、409Cよりなり、粗面化層109(209)のツリー構造体409は、基材309の上面309A(下面309B)から複数の枝409Bに分かれながら上面9A(下面9B)まで延びる。
ツリー構造体409すなわち粗面化層109(209)のうちのベース層1109(1209)は微粒子409Aで構成され、カバー層2109(2209)は微粒子409Aより小さい微粒子409Cで構成される。このように、基材309の面309A、309Bからより大きい微粒子409Aが連なってベース層1109、1209を構成している。また、より小さい微粒子409Cが微粒子409Aから複数の枝409Bを形成しながらさらに連なってカバー層2109、2209を構成している。
すなわち、粗面化層109、209は基材309の面309A、309Bから延びる複数のツリー構造体409を有する。ツリー構造体409は、基材309の面309A(309B)から延びる根元部409Dと、根元部409Dから延びる先端部409Eとを有する、複数の微粒子409Aは基材309の面309A(309B)から連なって根元部409Dを構成する。複数の微粒子409Cは、根元部409Dから複数の枝409Bに枝分かれしながら連なって先端部409Eを構成する。
電極箔9の製造方法を以下に説明する。
弁作用金属箔の基材309を0.01Pa〜0.001Paの真空に保たれた蒸着槽内に配置する。次に、基材309の周辺に1体積部の酸素ガスよりなる活性ガスと4体積部〜6体積部のアルゴンガスよりなる不活性ガスとよりなる雰囲気ガスを流入して、基材309の周辺での圧力を10Pa〜20Paに保ち、基材309の温度を150℃〜200℃の範囲に保つ。その状態で、蒸着槽内に蒸着源としてアルミニウム材を配設し、アルミニウムを基材309の面309A、309Bに真空蒸着させて、アルミニウムの微粒子409Aよりなる粗面化層109、209のベース層1109、1209を形成する。
次に、基材309の周辺に1体積部の酸素ガスよりなる活性ガスと2体積部〜4体積部のアルゴンガスよりなる不活性ガスとよりなる雰囲気ガスを流入して、基材309の周辺での圧力を20Pa〜30Paに保ち、基材309の温度を150℃〜200℃の範囲に保つ。その状態で、蒸着槽内に蒸着源としてアルミニウム材を配設し、アルミニウムをベース層1109、1209にそれぞれ真空蒸着させて、アルミニウムの微粒子409Cよりなるカバー層2109、2209を形成する。
実施の形態においては、基材309は厚み50μmの高純度アルミニウム箔である。雰囲気ガスを流入する前の真空の圧力は0.004Paに調整する。ベース層を形成する際の雰囲気ガスは、1体積部の酸素ガスと4体積部のアルゴンガスよりなる。この雰囲気ガスを流入させた後の基材309の周辺の圧力が20Paになるように雰囲気ガスの流量を調整する。基材309の温度を300℃に設定する。また、カバー層を形成する際の雰囲気ガスは、1体積部の酸素ガスと4体積部のアルゴンガスよりなる。この雰囲気ガスを流入させた後の基材309の周辺の圧力が20Paになるように雰囲気ガスの流量を調整する。基材309の温度を200℃に設定する。
粗面化層109、209を形成するアルミニウム等の弁作用金属よりなる微粒子を高密度に分布させるために微粒子の径を小さくする。微粒子の径が面309A、309Bから面9A、9Bまで同じである場合には、基材309と複数のツリー構造体の根元の部分とが接触する接触面積が小さく、基材309とツリー構造体すなわち粗面化層を強固には密着することが困難である。
粗面化層109、209のベース層1109、1209の微粒子409Aの平均粒子径は0.2μmとカバー層2109、2209の微粒子409Cの平均粒子径0.03μmより大きい。より大きな微粒子409Aは蒸着の際に大きい運動エネルギーを有するので、基材309の面309A、309Bを溶かしながら堆積してベース層1109、1209を形成する。これにより、基材309の面309A、309Bと複数のツリー構造体409の根元とが接触する接触面積が大きくなり、大きい機械的強度でツリー構造体409が基材の面309A、309Bに接合し、基材309の面309A、309Bに粗面化層109、209のベース層1109、1209すなわち粗面化層109、209が強固に密着する。なお、ベース層1109、1209の微粒子409Aの平均粒子径が0.1μm以上であれば上記の効果が得られる。また、ベース層1109、1209を形成する前に基材309の面309A、309BをOアッシング処理などの表面処理により清浄化し、その後、微粒子409Aを蒸着させることで、基材309と粗面化層109、209をより強固に密着させることができる。カバー層2109、2209の厚みt2は数十μmであり、ベース層1109、1209の厚みt1の数μmより大きい。電極箔9の面9A、9Bに露出するカバー層2109、2209はコンデンサ素子1の容量に大きく寄与するので、厚い方が好ましい。電極箔9の面9A、9Bに露出しないベース層1109、1209はコンデンサ素子1の容量に寄与しにくいので、薄い方が好ましい。図5Aに示すように、ベース層1109、1209とカバー層2109、2209は共に同じ金属よりなる微粒子409A、409Cにより同一蒸着槽で連続的に形成されるので、ベース層1109、1209とカバー層2109、2209の境界は明確に現れない。
図6は上記の方法で作製された粗面化層109、209のカバー層2109、2209の空孔径の分布を示す。図6はアルミニウム箔よりなる基材にエッチングで形成された比較例の粗面化層の空孔径の分布を併せて示す。図6において、横軸は空孔径を示し、縦軸は空孔径の頻度を示す。実施の形態による粗面化層109、209のカバー層2109、2209の空孔径の最頻値は約0.03μmと極めて微細であり、比較例の粗面化層の空孔径の最頻値の0.15μmと比較して極めて微細である。粗面化層109、209のカバー層2109、2209により電極箔9の表面積は極めて大きい。
また、本実施の形態では、カバー層2109、2209を形成する工程では、酸素ガスとアルゴンガスの比、周辺の圧力、基材309の温度を、ベース層1109、1209を形成する工程とは変えている。これにより、微粒子409Cの運動エネルギーおよび表面の活性度が微粒子409Aより小さくすることができ、微粒子409Cは微粒子409Aより成長しにくく、したがって、微粒子409Cを微粒子409Aよりも小さくすることができる。
なお、ベース層1109、1209とカバー層2109、2209では複数の微粒子409A,409Cが互いに結合している。したがって、ベース層1109、1209とカバー層2109、2209が積層している積層方向の断面には、複数の微粒子409A、409C間に微粒子409A、409Cが結合している多くのネッキング部分が存在し、微粒子409A、409Cの個々の粒子径を測定しにくい場合がある。その場合は、積層方向に直角の微粒子409A、409Cの断面のSEM写真を画像処理することで、微粒子409A、409Cの平均粒子径を容易に測定することができる。
本実施の形態による電極箔9の粗面化層109、209では、各ツリー構造体409が基材309の面309A、309Bから複数の枝409Bに枝分かれしながら面9A、9Bまで延びている。さらに、小さい微粒子409Cよりなる多くの細い枝409Bが面9A、9Bに露出してカバー層2109、2209を構成しているので、より多くのポリマー液等の液体を粗面化層109、209に含浸させることができる。
さらに、粗面化層109、209の複数のツリー構造体409では、個々の微粒子409A、409Cが互いに強固に結合しているので、ツリー構造体409の基材309に結合しているネッキング部の破壊を抑制することができる。これにより、誘電体酸化皮膜層101、201を形成する化成時にネッキング部が破壊されることがなくなり、電極箔9の機械的強度を大きくできるのみならず、完成品の電解コンデンサ1001の容量低下を抑制することができる。
なお、ベース層1109、1209を形成する際には、酸素ガスおよびアルゴンガスを蒸着槽内に流入させずに、微粒子409Aを蒸着させてもよい。
ベース層1109、1209を形成した後で、雰囲気ガス中のアルゴンガスと酸素ガスの比率や雰囲気ガスの圧力、基材309の温度を切替えて微粒子409Cを堆積させてカバー層2109、2209を形成する。実施の形態による粗面化層109、209では、ベース層1109、1209とカバー層2109、2209で微粒子の径が2段階ではなく、2より大きいさらに多くの段階で徐々に小さくなっていてもよい。雰囲気ガス中で1体積部の酸素ガスに対してアルゴンガスの量を2体積部〜4体積部の範囲で基材309周辺の圧力を20Pa〜30Paの範囲で設定し、基材309の温度を150〜200℃の範囲に段階的に徐々に変化させてもよい。これにより、粗面化層109、209の微粒子の径(平均粒子径)を面309A、309Bから面9A、9Bにかけて段階的に徐々に小さくさせることができる。すなわち、複数の微粒子409Cの平均粒子径は基材309から粗面化層109、209の表面に向かう方向で三段階以上で段階的に徐々に小さくなる。
次に、電極箔9の特性について以下に詳細に説明する。
空孔径の様々な最頻値を有する粗面化層109、209を備えた電極箔9を作製した。エッチングで形成された粗面化層を有する比較例の電極箔を作製した。これらの電極箔を70℃の7%アジピン酸アンモニウム水溶液に入れ、化成電圧5V、化成電流0.05A/cmで保持時間20分だけ保持して化成し、微粒子409A、409Cの表面に誘電体酸化皮膜層101、201を形成した。誘電体酸化皮膜層101、201が形成された電極箔9から面積10cmの試料片を30℃の8%ホウ酸アンモニウム水溶液に入れて、測定周波数120Hzにおいてインピーダンスアナライザーで容量を化成容量として測定した。
図7は電極箔9の粗面化層109の厚みと粗面化層209の厚みの合計と化成容量との関係を示す。図7において、電極箔化成容量は、両面の粗面化層の厚みの合計が80μmである比較例の電極箔の化成容量に対する比をパーセントの単位で示す。
基材309と粗面化層109、209とを強固に密着させるために、ベース層1109、1209を構成する微粒子409Aは大きな粒子径を有し、ベース層1109、1209の厚が極めて薄いので、コンデンサ素子1の容量にはほとんど寄与しない。また、実施の形態2では、空孔径が小さいほど、カバー層2109、2209の微粒子409C平均粒子径が小さいことを示す。
図7に示すように、空孔径の最頻値が小さくなるに従い、すなわちカバー層2109、2209の微粒子409Cの平均粒子径が小さくなるに従い、粗面化層の厚みに比例して化成容量はより一層大きくなる。実施の形態による電極箔9は比較例の電極箔よりも粗面化層の同じ厚みにおいて化成容量が大きい。この結果は、電極箔9の空孔径が比較例の電極箔より小さいことによって、電極箔の大きさに対する表面積の比が大きいことに起因する。したがって、実施の形態による電極箔9により、比較例の電極箔に比べて大きい容量を有してかつより薄い電解コンデンサ1001を得ることができる。さらに、実施の形態による電極箔9では、ベース層1109、1209により、基材309と粗面化層109、209が強固に密着している。したがって、電極箔9が薄く、小型で大容量を有しかつ高信頼性を同時に有する電解コンデンサ1001が得られる。
なお、電極箔9では、基材309の面309A、309Bにそれぞれ設けられた粗面化層109、209を有する、実施の形態による電極箔は、基材309の面309A、309Bのうちの面309Aのみに粗面化層109を形成し、面309Bには粗面化層209を有する必要はない。この場合でも、粗面化層109において電極箔9と上記と同様の効果を有する。
図8は実施の形態における他の電解コンデンサ1002の一部分解斜視図である。電解コンデンサ2001は電解液を用いた電解コンデンサである。
電解コンデンサ2001はコンデンサ素子91と、電解液92と、コンデンサ素子91と電解液92を収容するケース93とを備える。コンデンサ素子91は、電極箔9と、電極箔9の粗面化層109、209の表面に設けられた誘電体酸化皮膜層101、201と、誘電体酸化皮膜層101と対向するセパレータ94と、誘電体酸化皮膜層201と対向するセパレータ95と、セパレータ94、95を介して誘電体酸化皮膜層101、201とそれぞれ対向する別の電極箔96とを有する。電極箔9、96とセパレータ94、95は巻回されている。電解液92はセパレータ94、95に含浸し、誘電体酸化皮膜層101、201に接触する。電極箔9はコンデンサ2001の陽極として機能し、電極箔96は陰極として機能する。セパレータ94、95は絶縁性を有する多孔質材料よりなる。ケース93は、封口ゴム99で封止された開口部93Aを有する。端子97、98は電極箔9、96にそれぞれ接続され、封口ゴム99を通してケース93の内部から外部に連通する。すなわち、陽極として機能する電極箔9に接続された端子97は電解コンデンサ2001の陽極端子として機能する。同様に、陰極として機能する電極箔96に接続された端子98は電解コンデンサ2001の陰極端子として機能する。
電解コンデンサ2001においても、粒径の大きい微粒子409Aからなるベース層1109、1209と、微粒子409Aより粒径の小さい微粒子409Cからなるカバー層2109,2209とからなる粗面化層109、209を有する電極箔9を陽極に用いることで、蒸着により安定して粗面化層109、209を製造でき、大容量を有する電解コンデンサ2001を得ることができる。
本発明による電極箔は薄く、小型で大容量を有しかつ高信頼性を同時に有するので、あらゆる分野の電解コンデンサに有用である。
109 粗面化層
309 基材
409 ツリー構造体
409A 微粒子(第1の微粒子)
409C 微粒子(第2の微粒子)
409D 根元部
409E 先端部
1109 ベース層
2109 カバー層

Claims (9)

  1. 面を有する弁作用金属箔からなる基材と、
    弁作用金属よりなる複数の第1の微粒子よりなる、蒸着により前記基材の前記面に設けられたベース層と、
    弁作用金属よりなる複数の第2の微粒子よりなる、蒸着により前記ベース層上に設けられたカバー層と、
    を有する粗面化層と、
    を備え、
    前記複数の第1の微粒子の平均粒子径は前記複数の第2の微粒子の平均粒子径より大きい、コンデンサ用電極箔。
  2. 前記複数の第2の微粒子の平均粒子径は前記基材から前記粗面化層の表面に向かう方向で段階的に小さくなる、請求項1に記載のコンデンサ用電極箔。
  3. 前記カバー層は、前記複数の第2の微粒子が複数の枝に枝分かれしながら前記ベース層から連なってそれぞれ構成された複数のツリー構造体を有する、請求項1に記載のコンデンサ用電極箔。
  4. 前記粗面化層は前記基材の前記面から延びる複数のツリー構造体を有し、
    前記複数のツリー構造体のそれぞれは、
    前記基材の前記面から延びる根元部と、
    前記根元部から延びる先端部と、
    を有し、
    前記複数の第1の微粒子は、前記基材の前記面から連なって前記根元部を構成し、
    前記複数の第2の微粒子は、前記根元部から複数の枝に枝分かれしながら連なって前記先端部を構成する、請求項1に記載のコンデンサ用電極箔。
  5. 前記金属箔の前記2つの面のうちの前記少なくとも一方の面から遠ざかる方向における前記カバー層の厚みは、前記方向における前記ベース層の厚みより大きい、請求項2に記載のコンデンサ用電極箔。
  6. 前記金属箔の前記2つの面は互いに平行である、請求項1に記載のコンデンサ用電極箔。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載のコンデンサ用電極箔と、
    前記粗面化層の表面上に設けられた誘電体酸化皮膜層と、
    前記誘電体酸化皮膜層上に設けられた導電性高分子からなる固体電解質層と、
    前記固体電解質層上に設けられた陰極層と、
    を備えた電解コンデンサ。
  8. 請求項1から4のいずれか1つに記載のコンデンサ用電極箔と、
    前記粗面化層の表面に設けられた誘電体酸化皮膜層と、
    前記誘電体酸化皮膜層に対向するセパレータと、
    前記セパレータを介して前記誘電体酸化皮膜層と対向する別の電極箔と、
    を有するコンデンサ素子と、
    前記セパレータに含浸する電解液と、
    前記コンデンサ素子と前記電解液とを収容するケースと、
    を備えた電解コンデンサ。
  9. 前記コンデンサ用電極箔は陽極として機能し、
    前記別の電極箔は陰極として機能する、請求項6に記載の電解コンデンサ。
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