JP2013152424A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】寒暖の差が大きい外部環境下であっても、信頼性の高い光モジュールを提供する。
【解決手段】
受発光素子52が搭載された回路基板24と、回路基板24の前方側の端部に接続される電気コネクタ22と、回路基板24の後方側に配置される光ケーブル3であって、光ファイバ心線7を保持する光ケーブル3と、光ケーブル3を後方側で固定するケーブル固定部32を有し、回路基板24を収容する金属ハウジング26と、を備え、光ファイバ心線7は、屈曲している折り返し部7aを有し、折り返し部7aを介して受発光素子52に光学的に接続され、折り返し部7aは、受発光素子52に対して前方側に配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、光素子が搭載された回路基板を有する光モジュールに関するものである。
近年、ネットワーク機器に用いられる光モジュールにおいて、多チャンネル化・高速化・小型化が進んでいる。多チャンネル化・高速化・小型化に対応した光モジュールの一例として、回路基板に設けられ、受光素子と発光素子とからなる光素子と、その光素子に光学的に接続される光ファイバとを備える光モジュールがある(特許文献1参照)。
特開2011−112898号公報
電気信号を光信号に変換する光電変換部を有する光モジュールにおいては、限られた設計空間の中で、異なる大きさ・高さを有する電子部品を配置しなければならない。特許文献1に開示される光モジュールでは、電気コネクタと回路基板と光ファイバケーブルとが略同軸上に配置されている。
しかしながら、特許文献1の光モジュールは、光ファイバケーブルから導出された光ファイバが受発光素子上に直接接続されており、光ファイバの十分な余長が確保されていない。使用される環境温度が変化した場合、光ファイバの余長が確保されていないと、温度変化による膨張または収縮により、光ファイバと受発光素子との接続部分に大きな負荷がかかり、接続部分が損傷してしまうおそれがある。
本発明は、使用される環境温度が変化しても、信頼性の高い光モジュールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の光モジュールは、光素子が搭載された回路基板と、前記回路基板の第1の端部と接続する電気コネクタと、前記回路基板の第1の端部とは反対側の第2の端部側に配置される光ケーブルであって、光ファイバを保持する光ケーブルと、前記光ケーブルを前記第2の端部側で固定するケーブル固定部を有し、前記回路基板を収容するハウジングと、を備え、前記光ファイバは、屈曲している折り返し部を有し、前記折り返し部を介して前記光素子に光学的に接続され、前記折り返し部は、前記光素子に対して前記第1の端部側に配置されていることを特徴とするものである。
また、本発明の光モジュールにおいて、前記光ケーブルは、複数の光ファイバが束ねられた光ファイバテープ心線を保持しており、前記光ファイバテープ心線における光ファイバの配列ピッチと、前記複数の光ファイバが前記光素子と接続する接続端部における光ファイバの配列ピッチとが異なり、前記光ファイバテープ心線は、少なくとも前記折り返し部から前記光素子の間においてテープ樹脂が剥離されて前記複数の光ファイバが単芯に分離されていることが好ましい。
また、本発明の光モジュールは、前記光ファイバテープ心線のテープ樹脂部が、前記光ケーブルにおける外被の端部より前記第1の端部側に向けて突出して設けられていることが好ましい。
また、本発明の光モジュールにおいて、前記光ファイバテープ心線は、前記ハウジング内に配置されている部分において、前記テープ樹脂が剥離されていることが好ましい。
また、本発明の光モジュールは、前記光ケーブルから前記ハウジング内に導入された光ファイバを保持している光ファイバ保持部材と、前記回路基板上に固定され、前記光ファイバ保持部材と連結して前記光素子と前記光ファイバとを光学的に接続する光結合部材と、を備え、前記光ファイバ保持部材は、前記光素子に対して前記第1の端部側に配置されていることが好ましい。
また、本発明の光モジュールにおいて、前記ハウジング内を前記電気コネクタの接続方向から見た場合、前記電気コネクタと前記ケーブル固定部における前記光ファイバは同軸上に配置され、前記回路基板が前記同軸から所定距離だけ前記光素子が搭載されていない側に配置されていることが好ましい。
また、本発明の光モジュールにおいて、前記回路基板は穴を有し、前記光ファイバは、前記回路基板において前記光素子が搭載されていない面から、前記穴を経由して、前記光素子が搭載されている面へ向けて配され、前記光素子に光学的に接続されていることが好ましい。
また、本発明の光モジュールにおいて、前記穴は、回路基板の側面に架かって形成され、当該穴の一部は基板側方に開放されており、前記回路基板と前記ハウジングの間隔は、前記穴に通される前記光ファイバの外径より大きいことが好ましい。
また、本発明の光モジュールにおいて、前記ハウジング内を前記電気コネクタの接続方向から見た場合、前記電気コネクタと前記ケーブル固定部における前記光ファイバは同軸上に配置され、前記回路基板は前記同軸から所定距離だけ前記光素子が搭載されている側に配置されていることが好ましい。
本発明の光モジュールによれば、光ファイバは、屈曲している折り返し部を有し、第1の端部側に配置された折り返し部を介して光ファイバは光素子に光学的に接続されるため、光ファイバはハウジング内で十分な余長を有する。従って、使用される環境温度が変化しても、接続部分に損傷が生じるのを防ぐことができる。
本実施形態に係る光モジュールを示す斜視図である。 樹脂ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 金属ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 図4中の(a)は、図3に示す基板を上から見た図であり、図4中の(b)は、図3に示す基板を横から見た図である。 図3に示す回路基板及び固定部材を横から見た図である。 図1に示す光モジュールの断面図である。 図3に示す基板を上から見た図である。 変形例1の基板を上から見た図である。 変形例2の基板を上から見た図である。 変形例3の基板を横から見た図である。 変形例4の基板を横から見た図である。 変形例5の基板を横から見た図である。 光ケーブルの別の例を示す断面図である。 変形例6の基板を上から見た図であり、(a)は全体図、(b)は部分拡大図である。 変形例6の基板を横から見た図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示す光モジュール1は、光通信技術などにおいて信号(データ)の伝送に用いられるものであり、接続先のパソコンなどといった電子機器に電気的に接続され、入出力される電気信号を光信号に変換して光信号を伝送するものである。
図1に示すように、光モジュール1は、光ケーブル3と、コネクタモジュール5とを備えている。光モジュール1では、単芯或いは多芯の光ケーブル3の末端がコネクタモジュール5に取り付けられて構成されている。以下、必要に応じて、電気コネクタ22側を光モジュール1の前方とし、光ケーブル3側を後側として説明する。なお、図1に示される破線は、光モジュール1の中心軸線Xを示している。
光ケーブル3は、図1から図3に示されるように、複数本(ここでは4本)の光ファイバ心線(光ファイバの一例)7と、この光ファイバ心線7を被覆する樹脂製の外被9と、光ファイバ心線7と外被9との間に介在された極細径の抗張力繊維(ケブラー)11(図6参照)と、外被9と抗張力繊維11との間に介在された金属編組13とを有している。つまり、光ケーブル3では、光ファイバ心線7、抗張力繊維11、金属編組13及び外被9が、その中心から径方向の外側に向けてこの順に配置されている。光ファイバ心線7は、断面視で、光ケーブル3の略中心に配置されている。
光ファイバ心線7は、コアとクラッドが石英ガラスである光ファイバ(AGF:All Glass Fiber)、クラッドが硬質プラスチックからなる光ファイバ(HPCF:Hard Plastic Clad Fiber)、等を用いることができる。ガラスのコア径が80μmの細径HPCFを用いると、光ファイバ心線7が小径に曲げられても破断しにくい。外被9は、ノンハロゲン難燃性樹脂である例えばPVC(polyvinylchloride)から形成されている。外被9の外径は、4.2mm程度であり、外被9の熱伝導率は、例えば0.17W/m・Kである。抗張力繊維11は、例えばアラミド繊維であり、束状に集合された状態で光ケーブル3に内蔵されている。
金属編組13は、例えば錫めっき導線から形成されており、編組密度が70%以上、編み角度が45°〜60°である。金属編組13の外径は、0.05mm程度である。金属編組13の熱伝導率は、例えば400W/m・Kである。金属編組13 は、熱伝導を良好に確保するために高密度に配置することが好ましく、一例としては平角線の錫めっき導線で構成されていることが好ましい。
コネクタモジュール5は、ハウジング20と、ハウジング20の前端(先端)側に設けられる電気コネクタ22と、ハウジング20に収容される回路基板24とを備えている。
ハウジング20は、金属ハウジング(ハウジングの一例)26と、樹脂ハウジング28とから構成されている。金属ハウジング26は、収容部材30と、収容部材30の後端部に連結され、光ケーブル3を固定する固定部材32(ケーブル固定部の一例)とから構成されている。金属ハウジング26は、鋼(Fe系)、ブリキ(錫めっき銅)、ステンレス、銅、真鍮、アルミなどの熱伝導率の高い(好ましくは100W/m・K以上)金属材料により形成されている。金属ハウジング26は、熱伝導体を構成している。
収容部材30は、断面が略矩形形状を呈する筒状の中空部材である。収容部材30は、回路基板24などを収容する収容空間Sを画成している(図6参照)。収容部材30の前端側には、電気コネクタ22が設けられ、収容部材30の後端側には、固定部材32が連結される。
図3に示すように、固定部材32は、板状の基部34と、筒部36と、基部34の両側から前方に張り出す一対の第1張出片38と、基部34の両側から後方に張り出す一対の第2張出片40とを有している。一対の第1張出片38は、収容部材30の後部からそれぞれ挿入され、収容部材30に当接して連結される。一対の第2張出片40は、後述する樹脂ハウジング28のブーツ46に連結される。なお、固定部材32は、基部34、筒部36、第1張出片38及び第2張出片40が板金により一体に形成されている。
筒部36は、略円筒形状をなしており、基部34から後方に突出するように設けられている。筒部36は、カシメリングとの協働により光ケーブル3を保持する。具体的には、外被9を剥いだ後、光ケーブル3の光ファイバ心線7を筒部36の内部に挿通させると共に、抗張力繊維11を筒部36の外周面に沿って配置する。そして、筒部36の外周面に配置された抗張力繊維11上にカシメリングを配置して、カシメリングをかしめる。これにより、抗張力繊維11が筒部36とカシメリングとの間に挟持されて固定され、固定部材32に光ケーブル3が保持固定される。
基部34には、光ケーブル3の金属編組13の端部がはんだにより接合されている。具体的には、金属編組13は、固定部材32においてカシメリング(筒部36)の外周を覆うように配置されており、その端部が基部34の一面(後面)にまで延ばされてはんだにより接合されている。これにより、固定部材32と金属編組13とは、熱的に接続されている。さらに、収容部材30の後端部に固定部材32が結合することにより、収容部材30と固定部材32とが物理的且つ熱的に接続される。つまり、収容部材30と光ケーブル3の金属編組13とが熱的に接続される。
樹脂ハウジング28は、例えばポリカーボネートなどの樹脂材料から形成されており、金属ハウジング26を覆っている。樹脂ハウジング28は、外装ハウジング44と、外装ハウジング44と連結するブーツ46とを有している。外装ハウジング44は、収容部材30の外面を覆うように設けられている。ブーツ46は、外装ハウジング44の後端部に連結され、金属ハウジング26の固定部材32を覆っている。ブーツ46の後端部と光ケーブル3の外被9とは、接着剤(図示しない)により接着される。
電気コネクタ22は、接続対象(パソコンなど)に挿入され、接続対象と電気的に接続される部分である。電気コネクタ22は、ハウジング20の前端側に配置されており、ハウジング20から前方に突出している。電気コネクタ22は、接触子22aにより回路基板24に電気的に接続されている。
また、電気コネクタ22は、電気コネクタ22の接続方向、すなわち、図5に示される前後方向から見た場合、電気コネクタ22の中心と光ケーブル3の中心は光モジュール1の中心軸線X上に配置されている。すなわち、電気コネクタ22と光ケーブル3は略同軸線上に配置されている。
回路基板24は、金属ハウジング26(収容部材30)の収容空間Sに収容されている。回路基板24には、制御用半導体50と、受発光素子52(光素子の一例)とが搭載されている。回路基板24は、制御用半導体50と受発光素子52とを電気的に接続している。回路基板24は、平面視で略矩形形状を呈しており、所定の厚みを有している。回路基板24は、例えば、ガラスエポキシ基板、セラミック基板などの絶縁基板であり、その表面又は内部には、金(Au)、アルミ(Al)又は銅(Cu)などにより回路配線が形成されている。制御用半導体50と受発光素子52とは、光電変換部を構成している。
制御用半導体50は、駆動IC(Integrated Circuit)50aや波形整形器であるCDR(Clock Data Recovery)装置50bなどを含んでいる。駆動IC50aと比べて、CDR装置50bは動作時の発熱量が大きい場合がある。制御用半導体50は、回路基板24において、表面24aの前端側に配置されている。制御用半導体50は、電気コネクタ22と電気的に接続されている。
受発光素子52は、複数(ここでは2つ)の発光素子52aと、複数(ここでは2つ)の受光素子52bとを含んで構成されている。発光素子52a及び受光素子52bは、回路基板24において、表面24aの後端側に配置されている。発光素子52aとしては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、レーザダイオード(LD:Laser Diode)、面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)などを用いることができる。受光素子52bとしては、例えば、フォトダイオード(PD:Photo Diode)などを用いることができる。
受発光素子52は、光ケーブル3の光ファイバ心線7と光学的に接続されている。具体的には、図4(b)に示すように、回路基板24の後方端部付近には、受発光素子52及び駆動IC50aを覆うようにレンズアレイ部品55(光結合部材の一例)が配置されている。レンズアレイ部品55には、発光素子52aから出射された光、又は、光ファイバ心線7から出射された光を反射して屈曲させる反射膜55aが配置されている。光ファイバ心線7の末端にはコネクタ部品54(光ファイバ保持部材の一例)が取り付けられており、コネクタ部品54とレンズアレイ部品55とが位置決めピンによって位置決めされて結合することにより光ファイバ心線7と受発光素子52とが光学的に接続される。レンズアレイ部品55は、光の入射部および出射部に、入射光を平行光とし、平行光を集光して出射するコリメートレンズを備えることが好ましい。このようなレンズアレイ部品55は、樹脂の射出成形により、一体に構成することができる。
図5に示すように、光ケーブル3から導出された光ファイバ心線7は、緩やかに上方に撓みつつ電気コネクタ22側に向けて延び、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の上方を通過した後、コネクタ部品54に向けて折り返して、その先端がコネクタ部品54に保持されている。光ファイバ心線7がコネクタ部品54に向けて屈曲する部分には折り返し部7aが形成されている。前後方向から見た場合、折り返し部7aは、回路基板24に搭載された受発光素子52に対して、電気コネクタ22側に配置されている。なお、図7は、図3に示される回路基板24を上から見た図であり、4本全ての光ファイバ心線7がレンズアレイ部品55とコネクタ部品54の上方を通過している。
図6に示すように、回路基板24の裏面24b(図4参照)と収容部材30の内壁面との間には、放熱シート56が配置されている。放熱シート56は、回路基板24において受発光素子52が搭載される面(表面24a)の裏側に配置されている。放熱シート56は、回路基板24の裏面24bと収容部材30の内壁面に物理的且つ熱的に接続されている。放熱シート56は、熱伝導性及び柔軟性を有する材料から形成される熱伝導体である。
なお、ここで言う熱的に接続されているとは、物理的な接続によって熱を伝達可能な経路が確立されていることを言う。したがって、本実施形態では、空気などの媒体を介して熱が伝達することは、熱的に接続されていることとはならない。
上記構成を有する光モジュール1では、電気コネクタ22から電気信号を入力し、回路基板24の配線を介して制御用半導体50に電気信号が入力される。制御用半導体50に入力された電気信号は、レベルの調整やCDR装置50bにより波形整形などが行われた後に、制御用半導体50から回路基板24の配線を介して受発光素子52に出力される。電気信号を入力した受発光素子52では、電気信号を光信号に変換し、発光素子52aから光ファイバ心線7に光信号を出射する。
また、光ケーブル3で伝送された光信号は、受光素子52bに入射される。受光素子52bでは、入射された光信号を電気信号に変換し、この電気信号を回路基板24の配線を介して制御用半導体50に出力する。制御用半導体50では、電気信号に所定の処理を施した後、電気コネクタ22にその電気信号を出力する。
続いて、光モジュール1における放熱方法について、図6を参照しながら説明する。回路基板24に搭載されたCDR装置50bや駆動IC50aや受発光素子52で発生した熱は、まず回路基板24に伝わる。回路基板24に伝達された熱は、放熱シート56を介して収容部材30に伝えられる。次に、熱は、収容部材30からこれに連結された電気コネクタ22や固定部材32に伝わる。電気コネクタ22に伝わった熱は、電気コネクタ22が接続される外部機器に放熱される。また、固定部材32に伝わった熱は、固定部材32に接続された光ケーブル3の金属編組13に伝えられる。そして、金属編組13に伝わった熱は、光ケーブル3の外被9を介して外部に放熱される。以上のようにして、光モジュール1では、発熱体である制御用半導体50及び受発光素子52で発生した熱が外部に放出される。
以上説明したように、本実施形態では、光ケーブル3から前方に向けて(電気コネクタ22側へ)導出された光ファイバ心線7が、上方に緩やかに撓みながらレンズアレイ部品55とコネクタ部品54の上方を通過した後、屈曲して形成された折り返し部7aを介してコネクタ部品54に保持されている。このように、光ファイバ心線7は、折り返し部7aを有するため、収容部材30の収容空間Sの内部において十分な余長を有する。従って、使用される環境温度が変化する場合、例えば、寒暖の差が大きい外部環境下において、光ファイバ心線7が膨張や収縮したとしても、その膨張や収縮は折り返し部7aで吸収される。そのため、コネクタ部品54が光ファイバ心線7を保持する部分に負荷は生じない。
なお、上記実施形態の例では、コネクタ部品54を用いて光ファイバ心線7と受発光素子52とを光結合させているが、余長としての折り返し部7aを形成できれば良く、コネクタ部品54のような光ファイバ保持部材を用いなくてもよい。例えば、光ファイバ保持部材を用いずに光ファイバ心線7をレンズアレイ部品55に接着するなどして、光ファイバ心線7を保持させても良い。また、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54を用いずに光ファイバ心線7を受発光素子52に接着する構成であっても、光ファイバ心線7に折り返し部7aを形成できていれば良い。
図8は、変形例1の回路基板24を上から見た図である。この変形例1では、光ケーブル3から電気コネクタ22側に向けて導出された光ファイバ心線7は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の上方ではなく、それらの横側を通過している。光ケーブル3から導出された光ファイバ心線7のうち、2本は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の右側を通過して、その後、折り返し部7aを形成して、その端部がコネクタ部品54に保持されている。同様に、残りの2本は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の左側を通過して、その後、折り返し部7aを形成して、その端部がコネクタ部品54に保持されている。
この構成によれば、限られた設計空間のうち、収容部材30の収容空間Sの上下空間に他の部品を配置して有効に活用するか、または、空間を狭めることにより光モジュール1を小型化できる。
図9は、変形例2の回路基板24を上から見た図である。この変形例2では、回路基板24の後方端部付近にコネクタ部品54が配置され、レンズアレイ部品55はコネクタ部品54よりも電気コネクタ22側に配置されている。そして、光ケーブル3から電気コネクタ22側に導出された光ファイバ心線7のうち、2本は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の右側を通過して、その後、折り返し部7aを形成している。この光ファイバ心線7の2本は、さらにその後、光ケーブル3側(後方側)へ向けて延び、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の左側を通過して、さらに、折り返し部7aを形成し、その端部がコネクタ部品54に保持されている。すなわち、光ファイバ心線7は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の周囲を略一周した後にその端部がコネクタ部品54に保持されている。同様に、光ファイバ心線7の残りの2本は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の左側を通過して、その後、折り返し部7aを形成し、光ケーブル3側(後方側)へ向けて延び、さらに、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の右側を通過して、さらに、折り返し部7aを形成し、その端部がコネクタ部品54に保持されている。
この構成によれば、限られた設計空間のうち、収容部材30の収容空間Sの上下空間に他の部品を配置して有効に活用するか、または、空間を狭めることにより光モジュール1を小型化できる。
図10は、変形例3の基板を横から見た図である。図10に示すように、電気コネクタ22と光ケーブル3は光モジュール1の中心軸線X上に配置されている。一方、回路基板24は、中心軸線Xから所定距離Lだけ下方(受発光素子52が搭載されていない側)に離れた位置に配置されている。
この構成によれば、所定距離Lだけ回路基板24を下方に配置したことで、光ファイバ心線7を上下方向に折り返すためのスペースを確保しやすくなっている。
図11は、変形例4の基板を横から見た図である。図11に示すように、電気コネクタ22と光ケーブル3は光モジュール1の中心軸線X上に配置されている。一方、回路基板24は、中心軸線Xから所定距離Lだけ上方(受発光素子52が搭載されている側)に離れた位置に配置されている。また、回路基板24は、レンズアレイ部品55が搭載される領域とCDR装置50bが搭載される領域との間に、穴24cが形成されている。この穴24cの幅は光ファイバ心線7の直径より広く、光ファイバ心線7が通過可能な程度の広さを有している。
図11に示される変形例4では、光ファイバ心線7は、光ケーブル3から電気コネクタ22側に向けて、下方に緩やかに撓みながら延びている。その後、光ファイバ心線7は、回路基板24の裏面24bを通過して、さらに、回路基板24に設けられた穴24cを裏面24bから通過して表面24aに出て、コネクタ部品54に保持されている。光ファイバ心線7は、穴24c付近に折り返し部7aを形成している。
この構成によれば、所定距離Lだけ回路基板24を下方に配置したことで、光ファイバ心線7を上下方向に折り返すためのスペースを確保しやすくなっている。
なお、上述の実施形態では、電気コネクタ22が直接に回路基板24を支持する構成を説明したが、例えば、電気コネクタ22と回路基板24との間にフレキシブルプリント基板(Flexible printed circuits)を介在させて両者を接続する構成としても良い。フレキシブルプリント基板を介在させることで、電気コネクタ22側において回路基板24が中心軸線Xから下方または上方に離れる距離を、目標値に調整することが容易となる。
また、上述の実施形態では、図4(b)に示されるように、受発光素子52と光ファイバ心線7は異なる光軸を有しており、光結合部材であるレンズアレイ部品55の反射膜55aによって、両者が光結合されるように光軸方向が変換されている。また、レンズアレイ部品55に形成されている位置決めピンは、光ファイバ心線7の光軸と略平行な方向に向けて突出するように形成されている。光ファイバ心線7を保持するコネクタ部品54を光ファイバ心線7の光軸と略平行な方向に移動させることによって、コネクタ部品54をレンズアレイ部品55の位置決めピンと嵌合させ、光ファイバ心線7と受発光素子52とを光結合している。位置決めピンの突出方向は回路基板24の面方向と略平行であるので、コネクタ部品54を回路基板24の表面に沿わせながら接続することができ、組立作業の効率性(作業性)が向上する。
なお、上述のように、光結合部材が、異なる光軸を有する受発光素子52と光ファイバ心線7とを光結合する構成は、上記レンズアレイ部品55を用いた形態に限定されない。その変形例5を図12に示す。図12に示される変形例5では、反射面(反射膜)の代わりに、光ファイバ心線7を受発光素子52の光軸方向へ曲げることが可能な、円弧状の光ファイバ保持孔71が光フェルール部材70に形成されている。このように、光ファイバ保持孔71によって光ファイバ心線7を曲げることで、光ファイバ心線7の光軸と受発光素子52の光軸とを一致させる構成としても良い。光ファイバ心線7の端面から出射された光は、光フェルール部材70に設けられた集光レンズ72によって平行光となり、受発光素子52に入射される。また、受発光素子52から出射される光は、集光レンズ72によって集光され、光ファイバ心線7の端面に入射される。この光フェルール部材70のように、光結合部材と光ファイバ保持部材は一体構成されていても良い。
上記のような光結合部材の構成は任意に選択され得るが、異なる光軸を有する受発光素子と光ファイバ心線とを光結合する構成をとる場合、光結合部材の高さが電気コネクタ22よりも大きくなることがある。このような場合において、上記の実施形態の構成によればモジュール全体のサイズを小さく保ちながら、このような光結合部材を収容するのに十分な内部空間を確保できる点において有利である。
図13は、光ケーブル3とは別の形態の光ケーブル3Aの断面図を示す。なお、以下の説明において光ケーブル3と同一または同様の部分には同一の符号を付すものとし、その詳細は省略する。
光ケーブル3Aは、その横断面で見た中央に、光ファイバテープ心線7Eを有する。光ファイバテープ心線7Eは、複数(本例では4本)の光ファイバ心線7を平面上に並列させて被覆樹脂(テープ樹脂)でテープ状に束ねて一体化されたものである。光ファイバテープ心線7Eの周囲には抗張力繊維(ケブラー)11の束を沿わせてなる介在層が設けられている。また、その外周には光ファイバテープ心線7E及び抗張力繊維11を収容する円筒状のインナーチューブ12が設けられている。インナーチューブ12の外周には金属編組(金属層)13が設けられている。そして、金属編組13の外周には絶縁樹脂からなる外被9が設けられている。
インナーチューブ12は、ノンハロゲン難燃性樹脂である例えばPVC(Polyvinyl chloride)などの絶縁樹脂からなる。インナーチューブ12の外径は、光ケーブル3Aを細径化するために、例えば4.0mm以下であることが好ましい。また、外部からの衝撃による破れ防止のため、インナーチューブ12の厚みは例えば0.3mm以上であることが好ましい。なお、光ファイバテープ心線7Eは複数本設けられていても良い。
図14は、変形例6の回路基板24を上から見た図であり、図15は、変形例6の回路基板24を横から見た図である。
この変形例6では、光ファイバテープ心線7Eにおける光ファイバ心線7の配列ピッチP1と、光ファイバ心線7を保持しているコネクタ部品54での光ファイバ心線7の配列ピッチP2とが相違している。本例では、複数の光ファイバ心線7が受発光素子52と接続する接続端部に設けられたコネクタ部品54における光ファイバ心線7の配列ピッチ(コネクタピン間の距離)P2は、並列に束ねられた光ファイバテープ心線7Eの隣り合う光ファイバ心線7間の距離P1より大きく形成されている。そこで、このような構成に対応するために、すなわち光ファイバ心線7の配列ピッチの変換を行うために、光ファイバテープ心線7Eのテープ樹脂を、少なくとも光ファイバの折り返し部7aから受発光素子52の間において剥離し光ファイバを単芯分離している。
また、光ファイバテープ心線7Eにおける複数の光ファイバ心線7を束ねているテープ樹脂部分が、光ケーブル3Aにおける外被9の先端部(固定部材32の基部34に当接している端部)よりも、電気コネクタ22が接続された回路基板24の第1の端部側(ハウジング20の前方向)に向けて突出して配設されている。この変形例においては、筒部36に挿通された光ファイバテープ心線7Eのテープ樹脂が、基部34よりさらに突出して配設されている。これにより光ファイバ心線7を束ねるテープ樹脂が、光ファイバテープ心線7Eの外側に配置される筒部36あるいは基部34に接触することとなり、テープ樹脂で覆われた光ファイバ心線7は、筒部36や基部34に直接接触することはない。
また、図15に示すように、この変形例6では、光ケーブル3Aから電気コネクタ22側に向けて導出された光ファイバテープ心線7Eが、先ず回路基板24の裏面24b側を通過し、続いて、回路基板24の側面に形成された穴24cを裏面24b側から通過し表面24a側に出て、コネクタ部品54に保持されている。
光ケーブル3Aから導出された光ファイバテープ心線7Eは、2本ずつの光ファイバ心線7に分けられる。そのうち、2本は、回路基板24の裏面24bの右側を通り、その後、回路基板24の右側面に開放して形成された穴24c(この形態では、コネクタ部品54の周囲で、電気コネクタ22側の右側に形成されている)を通過して表面24a側に出る。表面側に出た光ファイバ心線7は、折り返し部7aを形成して、その端部がコネクタ部品54に保持される。
同様に、残りの2本は、回路基板24の裏面24bの左側を通り、その後、回路基板24の左側面に開放して形成された穴24c(この形態では、コネクタ部品54の周囲で、電気コネクタ22側の左側に形成されている)を通過して表面24a側に出る。表面側に出た光ファイバ心線7は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の左側を通過して、その後、折り返し部7aを形成して、その端部がコネクタ部品54に保持される。
図14(b)は、回路基板24の側面に形成された穴24cを示す。なお、見やすくするために光ファイバ心線7を取り除いた状態を表示している。穴24cは、回路基板24の側面に形成され、穴の一部が回路基板24の側方に開放されている。穴24cの幅(深さ)Dは、2本の光ファイバ心線7が通過可能なように、2本を足し合わせた幅と同等か、それより少し広めであることが好ましい。なお、穴24cの位置は、コネクタ部品54の周囲の電気コネクタ22側に限定されず、レンズアレイ部品55の左右、コネクタ部品54の左右、あるいはこれらの部品54、55以外の左右等、光ファイバ心線7を引き廻し配線するのに作業性のよい位置が好ましい。
また、穴24cが形成されている回路基板24は、収容部材30によって構成されている金属ハウジング26(ハウジングの一例)内において、金属ハウジング26との間隔Wが、穴24cに通される光ファイバ心線7の外径(穴24cに1本の光ファイバ心線7が通される場合は1本の光ファイバ心線7の外径。穴24cに複数本(図14に示される本例では2本)の光ファイバ心線7が通される場合はその複数本の光ファイバ心線7の外径の合計。穴24cに4本から2本に分離された光ファイバテープ心線7Eが通される場合は、その2本の光ファイバ心線7を束ねる光ファイバテープ心線7Eの外径(幅)の意味)より大きく確保されるように配置されている。これにより光ファイバ心線7を図14(a)に示す位置に配線する際に、回路基板24の横に確保された間隔Wに光ファイバ心線7を通過させて自在に引き廻すことができ、作業性が良い。
また、光ファイバテープ心線7Eのテープ樹脂は、配線の作業性を考慮して、光ケーブル3Aの端末から外部に延びている部分については全て剥離し単芯分離するようにしてもよい。すなわち、金属ハウジング26内に配置されている光ファイバ部分については、光ファイバテープ心線7Eのテープ樹脂を剥離するようにしてもよい。
なお、光ケーブルと回路基板の組合せは上記の形態のほか、光ケーブル3Aを図7から図11に示す回路基板24に取り付けるようにしてもよい。
このような構成によれば、光ファイバテープ心線7Eのテープ樹脂を、少なくとも光ファイバの折り返し部7aから受発光素子52の間において剥離しているので、光ファイバ心線7のピッチ変換作業を行うに際して、単芯分離された光ファイバ心線7を折り返し部7aによる余長をもたせた状態で取り扱うことができ、ピッチ変換の作業効率を向上させることができる。また、光モジュールの組み立て作業後、外部環境の影響によって光ファイバ心線7が膨張や収縮したとしても、その膨張や収縮は折り返し部7aで吸収される。そのため、コネクタ部品54が光ファイバ心線7を保持する部分に負荷は生じない。
また、光ファイバテープ心線7Eのテープ樹脂部分が外被9の先端部よりも突出して設けられているので、あるいは固定部材32(ケーブル固定部)の基部34より、光ファイバ心線7を固定部材32に直接接触させず、光ファイバ心線7をテープ樹脂で保護することができる。例えば、光モジュール1が振動した場合であっても、摩擦による光ファイバ心線7の損傷を防止することができる。
一方、光ケーブル3Aの端末から外部に延びている光ファイバテープ心線7E部分について全てテープ樹脂を剥離し単芯分離させても良い。この構成によれば、テープ樹脂で覆われた光ファイバテープ心線7Eによるテープ心線の癖を取り除いて、光ファイバ心線7を自在に引き廻すことができ金属ハウジング26内の配線作業の効率を向上させることができる。
また、光ファイバ心線7を通過させる穴24cを回路基板24の側方に開放して形成しているので、光ファイバ心線7を回路基板24の側面側から穴24cに通過させて裏面24b側から表面24a側に引き廻すことができ、配線作業の効率を格段に向上させることができる。さらに、回路基板24と金属ハウジング26との間隔Wを穴24cに通される光ファイバ心線7の外径より大きく確保しているので、光ファイバ心線7をこの間隔Wを通過させて回路基板24の裏面24b側から表面24a側に引き廻すことができ、配線作業の効率をさらに向上させることができる。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
1:光モジュール、3:光ケーブル、5:コネクタモジュール、7:光ファイバ心線(光ファイバの一例)、7E:光ファイバテープ心線、9:外被、11:抗張力繊維、12:インナーチューブ、13:金属編組、20:ハウジング、22:電気コネクタ、24:回路基板、24c:穴、26:金属ハウジング、26a:段差部、28:樹脂ハウジング、30:収容部材、32:固定部材(ケーブル固定部の一例)、50:制御用半導体、50a:駆動IC、50b:CDR装置、52:受発光素子(光素子の一例)、54:コネクタ部品(光ファイバ保持部材の一例)、55:レンズアレイ部品(光結合部材の一例)、56:放熱シート、S:収容空間、X:中心軸線、L:所定距離、P1,P2:配列ピッチ

Claims (9)

  1. 光素子が搭載された回路基板と、
    前記回路基板の第1の端部と接続する電気コネクタと、
    前記回路基板の第1の端部とは反対側の第2の端部側に配置される光ケーブルであって、光ファイバを保持する光ケーブルと、
    前記光ケーブルを前記第2の端部側で固定するケーブル固定部を有し、前記回路基板を収容するハウジングと、を備え、
    前記光ファイバは、屈曲している折り返し部を有し、前記折り返し部を介して前記光素子に光学的に接続され、
    前記折り返し部は、前記光素子に対して前記第1の端部側に配置されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記光ケーブルは、複数の光ファイバが束ねられた光ファイバテープ心線を保持しており、
    前記光ファイバテープ心線における光ファイバの配列ピッチと、前記複数の光ファイバが前記光素子と接続する接続端部における光ファイバの配列ピッチとが異なり、
    前記光ファイバテープ心線は、少なくとも前記折り返し部から前記光素子の間においてテープ樹脂が剥離されて前記複数の光ファイバが単芯に分離されていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記光ファイバテープ心線のテープ樹脂部が、前記光ケーブルにおける外被の端部より前記第1の端部側に向けて突出して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記光ファイバテープ心線は、前記ハウジング内に配置されている部分において、前記テープ樹脂が剥離されていることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール。
  5. 前記光ケーブルから前記ハウジング内に導入された光ファイバを保持している光ファイバ保持部材と、
    前記回路基板上に固定され、前記光ファイバ保持部材と連結して前記光素子と前記光ファイバとを光学的に接続する光結合部材と、を備え、
    前記光ファイバ保持部材は、前記光素子に対して前記第1の端部側に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光モジュール。
  6. 前記ハウジング内を前記電気コネクタの接続方向から見た場合、前記電気コネクタと前記ケーブル固定部における前記光ファイバは同軸上に配置され、
    前記回路基板が前記同軸から所定距離だけ前記光素子が搭載されていない側に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光モジュール。
  7. 前記回路基板は穴を有し、
    前記光ファイバは、前記回路基板において前記光素子が搭載されていない面から、前記穴を経由して、前記光素子が搭載されている面へ向けて配され、前記光素子に光学的に接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光モジュール。
  8. 前記穴は、回路基板の側面に形成され、当該穴の一部は基板側方に開放されており、
    前記回路基板と前記ハウジングの間隔は、前記穴に通される前記光ファイバの外径より大きいことを特徴とする請求項7に記載の光モジュール。
  9. 前記ハウジング内を前記電気コネクタの接続方向から見た場合、前記電気コネクタと前記ケーブル固定部における前記光ファイバは同軸上に配置され、
    前記回路基板は前記同軸から所定距離だけ前記光素子が搭載されている側に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載の光モジュール。
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