JP2013151898A - リコイルスタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】スタータケース内部へ塵埃が入り込むのを有効に防止する。
【解決手段】スタータケース1の収容部11の内部に、ロープリール3と、このロープリール3とスタータケース1の内側面との間に配置されてリコイルロープ2を巻き取る方向に回動付勢するリコイルゼンマイ9とを収容し、ロープリール3の回転力をロープリール3と同軸のまわりに回転するカム部4を介してエンジンに伝達して始動させるリコイルスタータにおいて、ロープリール3のエンジン側に収容部11の開口部を覆う防塵カバー15を配置し、ロープリール3のエンジン側の側面に同心円状の環状凹凸部13を形成するとともに、防塵カバー15にも同心円状の環状凹凸部16を形成し、防塵カバー15の環状凹凸部16をロープリール3の環状凹凸部13に入れ込む入れ子構造にしてロープリール3とリコイルゼンマイ9とを収容部11内に収容した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロープリールに巻回されているリコイルロープの一端を引っ張り操作することによりロープリールを回転させ、この回転をカム部からさらにエンジン側へ伝達させてエンジンを始動させるようにするとともに、作業時に発生した塵埃がスタータケース内に進入しないようにするリコイルスタータに関する。
この種のリコイルスタータは埃や塵の多い作業環境下で使われることが多い。そのため、これらの塵埃がスタータケースの開口部から内部に進入し、リコイルロープやリコイルロープのロープリールを巻き上げためのリコイルゼンマイに付着しやすい。リコイルロープやリコイルゼンマイはエンジン始動のたびに回転や巻き取り、巻き戻しを行うため、表面に付着した埃がヤスリと同じように作用し、リコイルロープに傷がついたり、リコイルゼンマイの戻りが悪化したりして作動不良を招く可能性がある。
そのため、特許文献1、2のように、スタータケースに防塵カバーを設けたリコイルスタータが提案されている。
特開2008−75594号公報 特開2003−269300号公報
しかしながら、塵や埃は微細なものが多く、特許文献1、2に示された程度の防塵カバーによる防塵効果では不十分であった。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためのリコイルスタータの改良構造の提案であり、スタータケース内部へ塵埃が入り込んでリコイルロープやリコイルゼンマイに付着するのを有効に阻止することで、これら部材に塵埃が付着することによる作動不良や不具合の発生を積極的に防ぐことができるリコイルスタータを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、スタータケースに形成された収容部の内部に、リコイルロープを巻回するとともに上記スタータケースの内側に形成されたリール支軸に回動可能に装着したロープリールと、このロープリールとスタータケースの内側面との間に配置されて上記リコイルロープを巻き取る方向に回動付勢するリコイルゼンマイと、上記ロープリールのエンジン側へ回転を伝達させるカム部とを収容し、上記ロープリールの回転力をカム部に伝達してエンジンを始動させるようにしたリコイルスタータにおいて、上記ロープリールのエンジン側に上記収容部の開口部を覆う防塵カバーを配置し、上記ロープリールのエンジン側の側面に同心円状の環状凹凸部を形成するとともに、上記防塵カバーにも同心円状の環状凹凸部を形成し、上記防塵カバーの環状凹凸部をロープリールの環状凹凸部に入れ込む入れ子構造にして上記ロープリールとリコイルゼンマイとを上記収容部内に収容したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記カム部は上記ロープリールの中央部からエンジン側に突出した筒状部の先端に形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、上記カム部は上記ロープリールのエンジン側に配置されたカム部プレートの中央部から突出した筒状部の先端に形成され、上記ロープリールとカム部プレートとはダンパスプリングを介して連結されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2において、上記収容部のエンジン側には上記カム部も覆う外側収容部を一体的に設け、この外側収容部と上記防塵カバーとを一体に形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、防塵カバーは、ロープリールのエンジン側に上記収容部の開口部を覆うとともに、防塵カバーの同心円状の環状凹凸部をロープリールの同心円状の環状凹凸部に入れ込む入れ子構造にしたので、作業時に発生した塵埃はロープリールの中央に形成された筒状部と防塵カバーの中央に形成された中央孔との間から収容部内に進入する可能性がある。しかし、ここから進入した塵埃は、防塵カバーの中央孔から環状凹凸部間の隙間を通ってロープリールの外縁の外側を越えて収容部の内側に入り込まなければならない。ところが、ロープリールと防塵カバーとの間の環状凹凸部間の隙間は、放射方向にはジグザグ状に入り組むように形成されているので、これを直線距離にすると隙間通路は非常に長くなる。つまり、防塵カバーの中央孔から入り込んだ塵埃が環状凹凸部間の隙間を通ってロープリールの外縁にまで到達するには、長い距離を凹凸部を越えて進まなければならないので、かなりの時間がかかる。しかも、一部の塵埃が隙間の途中で詰まると、そこから詰りが広がるので、塵埃は一層進みにくくなる。したがって、スタータケース内部へ塵埃が入り込んでリコイルロープやリコイルゼンマイに付着するのを有効に阻止することができ、これら部材に塵埃が付着することによる作動不良や不具合の発生を確実に防ぐことができる。
請求項2に発明によれば、カム部がロープリールの中央部からエンジン側に突出した筒状部の先端に形成されているので、カム部をロープリールと別体に設ける必要がなく、構造を単純にしてコストを低く抑えることができる。
請求項3に係る発明によれば、上記カム部は上記ロープリールのエンジン側に配置されたカム部プレートの中央部から突出した筒状部の先端に形成され、上記ロープリールとカム部プレートとはダンパスプリングを介して連結されているので、ロープリールの回転力は一端ダンパスプリングに蓄力され、蓄力された回転力は一気に解放されてさらにカム部に伝達されてエンジンを始動する。したがって、エンジンを確実に始動させることができる。
請求項4に係る発明によれば、カム部も覆う外側収容部と防塵カバーとを一体に形成したので、リコイルゼンマイ、ロープリール等の組み付け時に外側収容部が邪魔にならず、作業がしやすい。
本発明に係るリコイルスタータのー実施形態を示す縦断面図 上記リコイルスタータの一部を断面で示した正面図 リコイルスタータの他の実施形態を示す縦断面図 リコイルスタータのさらに他の実施形態を示す縦断面図
図1及び図2はリコイルスタータの縦断面図と正面図で、その概要を述べると、一端がスタータケース1の外側に引き出されているリコイルロープ2を巻回しているロープリール3がスタータケース1内に回転自在に配置されており、上記リコイルロープ2の端部を牽引することによりロープリール3が回転駆動されるようになされており、記ロープリール3の回転によりロープリール3と同軸上で回転自在に配置されているカム部4を回転させて、エンジン側に取り付けられるプーリ5に形成されているラチェット部6を上記カム部4と係合させて、プーリ5に取り付けられている図示されないクランク軸を回転させてエンジンを始動させるように構成されているものである。
ロープリール3は、スタータケース1から該スタータケース1の内側に向けて一体に突出形成されているリール支軸7にその中央部の軸受ボス部8を介して回転自在に支持されている。リコイルロープ2は、ロープリール3の外周に巻回されるとともに、その一端がスタータケース1の外方へ引き出され、他端側が上記ロープリール3に固定されている。
リコイルロープ2の一端側を引っ張り操作することによって、ロープリール3の外周に巻回されたリコイルロープ2がロープリール3から引き出され、これによってロープリール3がリール支軸7を中心として回転駆動されるようになされている。
互いに対面するロープリール3の一方の側面とスタータケース1の内壁面との間には、引き出されたリコイルロープ2をロープリール3に巻き戻すためのリコイルゼンマイ9が配置されている。リコイルゼンマイ9の内周側の一端はスタータケース1に、そして外周側の他端がロープリール3に固定されている。リコイルロープ2を引っ張り操作してロープリール3が回転される際にリコイルゼンマイ9に回転力が蓄力され、リコイルロープ2の牽引力を開放することによりリコイルゼンマイ9に蓄力された回転力でロープリール3を逆方向に回転させてリコイルロープ2をロープリール3に巻き戻すように作動する。
ロープリール3の中央には、軸受ボス部8の反対側、つまりエンジン側に筒状部10が突出形成され、筒状部10には、その回転をエンジンのクランク軸側に取り付けられるプーリ5に伝達させるためのカム部4が設けられている。プーリ5には、カム部4に係合可能なラチェット部6が形成されている。
上記構成において、エンジンを始動するときは、リコイルロープ2を強く引く。これによりロープリール3が回転し、その回転力がエンジンの始動負荷を越えたとき、カム部44側に伝達されてラチェット部6を介してプーリ5に伝達され、エンジンが始動される。
エンジンが始動するとラチェット部6が遠心力の作用で外側に回動してカム部4から離脱するので、エンジンの回転はカム部4側には伝達されない。そして、リコイルロープ2を緩めると、リコイルゼンマイ9に蓄力された回転力でロープリール3が逆方向に回転されてリコイルロープ2をロープリール3に巻き戻される。
次に、スタータケース1の収容部11はリコイルゼンマイ9とロープリール3とを収容する小径の内側収容部11aと、ラチェット部6とエンジン側のプーリ5の端部までを収容する大径の外側収容部11bとから構成されている。内側収容部11aの周端部から外側収容部11bにまで延出する延長部12が形成されている。そして、ロープリール3のエンジン側の側面には同心円状の環状凹凸部13が形成されている。
また、ロープリール3のエンジン側には、スタータケース1の内側収容部11aの開口部を覆う防塵カバー15が配置されている。防塵カバー15はドーナツ状に形成され、中央には中央孔20が形成され、またその周囲には上記環状凹凸部13と同様の同心円状の環状凹凸部16が形成されている。さらに、防塵カバー15の外周縁には係合段部17が形成されている。
防塵カバー15を取り付けるときは、防塵カバー15の中央孔20はロープリール3の筒状部10の外側に嵌合する。同時に、その環状凹凸部16はロープリール3の環状凹凸部13に嵌め合わせるように入れ込む入れ子構造とし、外周縁の係合段部17は内側収容部11aの延長部12の端部に係合し、一定の間隔をおいてビス21で固定する。これによってロープリール3とリコイルゼンマイ9とは収容部11内に収容されている。
上記構成によれば、スタータケース1の前側は閉じているので、外部からの塵埃が入り込むことはできない。また、内側収容部11aの外周側には防塵カバー15の周端部が密着しているので、同様に塵埃は入り込めない。これに対し、防塵カバー15の中央孔20とロープリール3の筒状部10との間には隙間が形成されているので、この隙間から内側収容部11a内に進入する可能性はある。しかし、そのためには、作業時に発生した塵埃は防塵カバー15の内面とロープリール3の側面との間の間隙を通過しなければならない。この部分には、防塵カバー15の同心円状の環状凹凸部16とロープリール3の同心円状の環状凹凸部13とが入れ子構造となっているので、環状凹凸部13、16間の隙間を通らなければならない。この隙間は、放射方向にはジグザグ状に入り組むように形成されているので、これを直線距離にすると隙間通路は非常に長くなる。つまり、防塵カバー15の中央孔20から入り込んだ塵埃が環状凹凸部13、16間の隙間を通ってロープリール3の外縁にまで到達するには長い距離を凹凸部を越えて進まなければならないので、かなりの時間がかかる。しかも、一部の塵埃が隙間の途中で詰まると、そこから詰りが広がるので、塵埃は一層進みにくくなる。したがって、スタータケース1内部へ塵埃が入り込んでリコイルロープ2やリコイルゼンマイ9に付着するのを有効に阻止することができ、これら部材に塵埃が付着することによる作動不良や不具合の発生を確実に防ぐことができる。
また、カム部4がロープリール3の中央部からエンジン側に突出した筒状部10の先端に形成されているので、カム部4をロープリール3と別体に設ける必要がなく、構造を単純にしてコストを低く抑えることができる。
リコイルスタータの構成は上述のものに限定されない。例えば、図3に示されるように、ロープリール3とカム部4を備えたカムプレート18とを別体とし、ロープリール3とカムプレート18の中央にそれぞれ形成された軸受ボス部8a、8bの外周側に環状収容部22を形成し、この収容部22の内部にダンパスプリング19を収容し、その一端をロープリール3に、他端をカムプレート18にそれぞれ係止する構成としてもよい。この場合、ロープリール3とカムプレート18とはそれぞれリール支軸7の軸心のまわりに回動自在に設けられ、ロープリール3とカムプレート18とはダンパスプリング19を介して連結されている。
上記構成において、エンジンを始動するときは、リコイルロープ2を強く引く。これによりロープリール3が回転し、その回転力がエンジンの始動負荷を越えたとき、リコイルロープ2の牽引によるロープリール3の回転力とダンパスプリング19に蓄力された回転力がカム部4を有するカムプレート18側に放出されてラチェット部6を介してプーリ5に伝達されるため、エンジンのクランク軸が一気に回転されてエンジンが始動される。
エンジンが始動してクランク軸が回転するとラチェット部6が遠心力の作用で外側に回動してカム部4から離脱され、エンジンの回転はカム部4側には伝達されない。エンジンが始動した後、リコイルロープ2を緩めると、リコイルゼンマイ9に蓄力された回転力でロープリール3が逆方向に回転されてリコイルロープ2をロープリール3に巻き戻す。
ところで、カムプレート18のエンジン側の側面には同心円状の環状凹凸部16が形成されている。また、カムプレート18のエンジン側には、スタータケース1の内側収容部11aの開口部を覆う防塵カバー15が配置されている。防塵カバー15はドーナツ状に形成され、中央には中央孔20が形成され、またその周囲には上記環状凹凸部13と同様の同心円状の環状凹凸部16が形成されている。さらに、防塵カバー15の外周縁には係合段部17が形成されている。
防塵カバー15を取り付けるときは、上述の場合と同様に、防塵カバー15の中央孔20はカムプレート18の環状収容部22の外側に嵌合する。同時に、その環状凹凸部16はカムプレート18の環状凹凸部13に入れ込まれ、外周縁の係合段部17は内側収容部11aの延長部12の端部に係合し、一定の間隔をおいてビスで固定すればよい。これによってロープリール3とカムプレート18とリコイルゼンマイ9とは収容部11内に収容されている。
上記構成によっても、作業時に発生した塵埃は防塵カバー15の内面とロープリール3の側面との間の環状凹凸部16、13間の隙間を通らなければならない。環状凹凸部13、16間の隙間は、放射方向にはジグザグ状に入り組むように形成されているので、これを直線距離にすると隙間通路は非常に長くなる。このため、防塵カバー15の中央孔20から入り込んだ塵埃が環状凹凸部13、16間の隙間を通ってロープリール3の外縁にまで到達するには長い距離を凹凸部を越えて進まなければならず、かなりの時間がかかる。したがって、スタータケース1内部へ塵埃が入り込んでリコイルロープ2やリコイルゼンマイ9に付着するのを有効に阻止することができ、これら部材に塵埃が付着することによる作動不良や不具合の発生を確実に防ぐことができる。
また、リコイルスタータの防塵カバーの構成として、例えば、図4に示されるように、スタータケース1の内側収容部11aと外側収容部11bとを別構成とし、両者をビス21で一体的に結合することによりスタータケース1を形成するとともに、外側収容部11bの内側に防塵カバー15を一体に形成し、防塵カバー15とロープリール3の側面とにそれぞれ形成された同心円状の環状凹凸部16、13が入れ子構造となるようにしてもよい。外側収容部11bと防塵カバー15とが一体なので、リコイルゼンマイ9、ロープリール3等を内側収容部11aに組み付けるときに外側収容部11bが邪魔にならず、作業がしやすい。
なお、この場合も、図2のように、ロープリール3とカム部4を備えたカムプレート18とを別体とし、防塵カバー15とカムプレート18の側面とにそれぞれ形成された同心円状の環状凹凸部16、13を入れ込む入れ子構造を採用してもよい。
上記構成によっても、作業時に発生した塵埃がスタータケース1内部へ塵埃が入り込んでリコイルロープ2やリコイルゼンマイ9に付着するのを有効に阻止することができ、これら部材に塵埃が付着することによる作動不良や不具合の発生を確実に防ぐことができる。
したがって、耐塵性に優れた、動作の安定したリコイルスタータを得ることができる。
1 スタータケース
3 ロープリール
4 カム部
9 リコイルゼンマイ
11 収容部
11a 内側収容部
11b 外側収容部
13、16 環状凹凸部
15 防塵カバー
18 カムプレート
19 ダンパスプリング_

Claims (4)

  1. スタータケースに形成された収容部の内部に、リコイルロープを巻回するとともに上記スタータケースの内側に形成されたリール支軸に回動可能に装着したロープリールと、このロープリールとスタータケースの内側面との間に配置されて上記リコイルロープを巻き取る方向に回動付勢するリコイルゼンマイとを収容し、上記ロープリールの回転力を上記ロープリールと同軸のまわりに回転するカム部を介してエンジンに伝達して始動させるリコイルスタータにおいて、
    上記ロープリールのエンジン側に上記収容部の開口部を覆う防塵カバーを配置し、上記ロープリールのエンジン側の側面に同心円状の環状凹凸部を形成するとともに、上記防塵カバーにも同心円状の環状凹凸部を形成し、上記防塵カバーの環状凹凸部をロープリールの環状凹凸部に入れ込む入れ子構造にして上記ロープリールとリコイルゼンマイとを上記収容部内に収容したことを特徴とするリコイルスタータ。
  2. 上記カム部は上記ロープリールの中央部からエンジン側に突出した筒状部の先端に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のリコイルスタータ。
  3. 上記カム部は上記ロープリールのエンジン側に配置されたカムプレートの中央部から突出した筒状部の先端に形成され、上記ロープリールとカムプレートとはダンパスプリングを介して連結されていることを特徴とする、請求項1に記載のリコイルスタータ。
  4. 上記収容部のエンジン側には上記カム部も覆う外側収容部を一体的に設け、この外側収容部と上記防塵カバーとを一体に形成したことを特徴とする、請求項1又は2に記載のリコイルスタータ。
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