JP2013143767A - 制御信号から補助電圧を取得する装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
無線周波数スイッチ用の補助電圧を生成する装置及び方法を提供する。
【解決手段】
無線周波数スイッチ用の補助電圧生成ユニットは、それぞれ第1の制御信号及び第2の制御信号を受信するように構成された第1の入力及び第2の入力であり、第1の制御信号及び第2の制御信号は、無線周波数スイッチの複数のパスのうちの何れの1つが有効にされるかを制御する、第1の入力及び第2の入力と、第1の制御信号及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方から得られた、無線周波数スイッチを動作させるために使用される補助電圧、を出力するように構成された少なくとも1つの出力とを含む。補助電圧は、バイアス電圧、及び/又は、選択された分岐をアイソレーション分岐又はシャント分岐として動作させるために用いられるインバータに電力供給するために使用される電圧とし得る。
【選択図】 図1

Description

本発明はソリッドステート無線周波数スイッチに関する。より具体的には、本発明は、スイッチ制御信号若しくは電圧からバイアス電圧及びその他の補助電圧を取得する手法に関する。
無線周波数(RF)スイッチは、多くの有線通信システム及び無線通信システムにおける重要な構成要素である。RFスイッチは、例えば携帯電話、無線ポケットベル、無線基盤(インフラ)機器、衛星通信機器、及びケーブルテレビジョン機器など、様々な通信装置内に見出される。周知のように、RFスイッチの性能は、挿入損失及びスイッチ・アイソレーションを含む任意数の動作性能パラメータのうちの何れかによって特徴付けられ得る。しばしば、複数の性能パラメータが密接に結び付いており、RFスイッチ部品の設計においては、他を犠牲にして、何れか1つのパラメータが重要視され得る。RFスイッチ設計において重要なその他の特性には、RFスイッチの集積化の容易さ及び度合い(又はレベル)、複雑性、歩留まり、リターンロス、そして当然ながら、製造コストがある。
図5は、従来技術に係るシュードモルフィック(pseudomorphic;格子整合型)高電子移動度トランジスタ(pHEMT)RFスイッチ500を示している。スイッチ500は、RFコモン入力ノードRFC(501)と、2つRF出力ノードRF1(502)及びRF2(503)とを含んでいる。ノード501−503の各々に、カップリング/DC阻止キャパシタも示されているが、説明の便宜上ここでは無視する。当業者に認識されるように、このようなキャパシタは、DC電流の通過を妨げるが、AC信号には目立った影響を及ぼさない。
さらに、図示のように、幾つかのトランジスタM51、M52、M53及びM54が、RFC 501とRF1 502との間、又はRFC 501とRF2 503との間でのRF通信を実現するように構成される。具体的には、RFC 501とRF1 502との間にM51が配置され、RF1 502とグランドとの間にM52が配置され、RFC 501とRF2 503との間にM53が配置され、RF2 503とグランドとの間にM54が配置されている。トランジスタM51−M54の各々は、それぞれのドレイン端子とソース端子との間に接続されたバイパス抵抗(参照符号を付していない)を含んでいる。
それぞれM51及びM53のゲートに印加される2つの制御電圧VC1及びVC2が、RFC501に入力されるRF AC信号によって何れのパス(経路)(RFCからRF1、又はRFCからRF2)が用いられるかを制御する。図示した構成において、VC1は3.3Vであり、これはM51をターンオンさせている。VC2は0Vであり、これはM53をターンオフさせている。この構成において、RFパスはRFCからRF1へと設定されている。M52及びM54は、何れのパス(RFCからRF1、又はRFCからRF2)が選択されるかに応じて、アイソレーション分岐又はシャント分岐の何れかを実現するように動作する。すなわち、VC1がhigh(高)(3.3V)のとき、VC1B(M52のゲートに印加される制御電圧)は、例えば0Vなどのlow(低)になるよう制御される。VC1Bがlowの場合、M52はオフであり、それにより、RFC 501とRF1 502との間のパスをアイソレートする。その一方で、VC2Bはhigh又はVC1に等しく設定され、故に、M54をターンオンさせて、出力ノードRF2 503とグランドとの間にAC信号シャントを作り出す。その結果、RF2 503が、RFC 501で受信されたAC信号を出力するように選択されないとき、RF2 503に信号が存在しない(あるいは、非常に小さい)ことが確保される。これらの制御電圧VC1、VC1B、VC2及びVC2Bは、それぞれの抵抗(やはり参照符号を付していない)を介して印加される。
図5に示したスイッチのハイパワー(高電力)動作では、ノード525の電圧は、制御スイッチM51を正のVgsオーバードライブ(VC1−“ノード525の電圧”)で順バイアスさせるだけでなく、ハイパワー電圧スイング(揺動)中のターンオンを回避するように制御スイッチM53の十分な逆バイアス(0−“ノード525の電圧”)を維持するよう、十分に高くなければならない。
デプレッションpHEMTデバイスの場合、閾値電圧(Vth)は約−1Vである。pHEMTデバイスにおける比較的大きいリーク電流に起因して、2つの背中合わせのダイオード520、521がキルヒホッフ電圧法則(Kirchoff Voltage Law;KVL)ノードを形成する。具体的には、VC1=3.3Vの場合、ダイオード520での電圧降下はおよそ0.7Vであるので、ノード525に2.6Vの電圧が生じる。ノード525の電圧が2.6Vであると、M52(逆バイアスされる)のVgsは、0V−2.6V、すなわち、−2.6Vである。ここでポイントとなるのは、リーク電流の結果、ノード525は、ハイパワーRFスイッチ動作を扱うのに好適な2.6Vに設定され、従って、pHEMTデバイスを用いて実装されるハイパワーRFスイッチを支援するのに補助バイアスは必要ないということである。
pHEMTデバイスに基づくRFスイッチと異なり、シリコンに基づくRFスイッチでは、遙かに小さいリーク電流が認められる。故に、ハイパワーの状況で動作するシリコンベースRFスイッチは、適切に動作するために特別なバイアス回路及びバイアス電圧を必要とする。
米国特許第7460852号明細書
従って、シリコンベースRFスイッチデバイスにおいてそのようなバイアス回路及びバイアス電圧を提供するコスト効率の良い手法を実現することが望まれる。
本発明の実施形態により、無線周波数スイッチ用の補助電圧生成ユニットが提供される。当該補助電圧生成ユニットは、それぞれ第1の制御信号及び第2の制御信号を受信するように構成された第1の入力及び第2の入力であり、前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号は、前記無線周波数スイッチの複数のパスのうちの何れの1つが有効にされるかを制御する、第1の入力及び第2の入力と、前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号のうちの少なくとも一方から得られた、前記無線周波数スイッチを動作させるために使用される補助電圧、を出力するように構成された少なくとも1つの出力とを含む。補助電圧は、バイアス電圧、及び/又は、選択された分岐をアイソレーション分岐又はシャント分岐として動作させるために用いられるインバータに電力供給するために使用される電圧とし得る。
以下の詳細な説明及び添付の図面を参酌した当業者は、本発明をより容易に理解することになる。
本発明の一実施形態に係るVBIAS及びVREGの生成ユニットを含んだRFスイッチを示す図である。 本発明の実施形態に係るVBIAS及びVREGの生成ユニットを実現し得る回路を示す図である。 本発明の実施形態に係るVBIAS及びVREGの生成ユニットを実現し得る回路を示す図である。 本発明の実施形態に係るVBIAS及びVREGの生成ユニットを実現し得る回路を示す図である。 本発明の実施形態に係るVBIAS及びVREGの生成ユニットを実現し得る回路を示す図である。 本発明の実施形態に係るVBIAS及びVREGの生成ユニットを実現し得る回路を示す図である。 本発明の実施形態に従って実行され得る一連の動作を示す図である。 本発明の実施形態に従って実行され得る一連の動作を示す図である。 ハイパワー動作のために補助電圧を必要としない、pHEMTにより実装される従来技術に係るRFスイッチを示す図である。
図1を参照するに、単極3投スイッチとして構成されたシリコンベーストランジスタRFスイッチ100が示されている。このようなスイッチでは、RFC 101からの3つのRFパス、すなわち、RFC 101からRF1 102へのパス、RFC 101からRF2 103へのパス、及びRFC 101からRF3 104へのパスが規定され得る。
スイッチ100においても、スイッチ500においてのように、何れのパスが有効にされてRF信号が通ることが許されるかを制御するために、幾つかのトランジスタが使用される。スイッチ100の場合、トランジスタM11、M13及びM15は、メインのパスコントローラとして使用され、トランジスタM12、M14及びM16は、所与のパスをアイソレートするか、あるいは非選択パスのACシャントパスを有効にするか、を行うように制御される。しかしながら、図5のスイッチ500と異なり、スイッチ100のトランジスタはシリコンベースのトランジスタである。
表1は、RFスイッチ100を制御するために使用される制御電圧VC1、VC2及びVC3を示している。対応する制御信号VC1B、VC2B及びVC3Bは、VC1、VC2及びVC3を好適なインバータ150を介して渡すことによって、VC1、VC2及びVC3を反転したものとなるようにされている。
Figure 2013143767

より具体的には、例えば、RF信号をRFC 101からRF1 102へと通らせるために、VC1がhighに設定され、VC2及びVC3がlowに設定される。RF信号をRFC 101からRF2 103へと通らせるためには、VC2がhighに設定され、VC1及びVC3がlowに設定される。そして、RF信号をRFC 101からRF3 104へと通らせるためには、VC3がhighに設定され、VC1及びVC2がlowに設定される。
シリコンベースのトランジスタにおいては、ゲートリーク電流は一般的に非常に小さい。故に、ノード125(RFC 101とRF1 102との間の、スイッチ100の一番上のパス内に示されている)の電圧は、ほぼ常に0Vに近くなる。何故なら、例えば、M12を跨いで配置されるバイパス抵抗がDC阻止キャパシタを介してグランドに接続されているためである。(ノード125は一例として用いており、当業者に認識されるように、ここでの説明はスイッチ100のその他の分岐内の対応するノードにも等しく当てはまる。)しかしながら、ノード125が0V DCに維持されると、スイッチはハイパワーの状況で正常に動作しない。ちょうど図5のpHEMT実装においてのように、ノード125は、(スイッチ100の一番上の分岐の場合に)M11の順バイアスとM12の逆バイアスとを保証するために、0Vより高い電圧に設定されることが好ましい。
ノード125に所望の電圧を獲得してスイッチ100のハイパワー動作をサポートするため、別個の電圧源を用いて、スイッチ100の各分岐及びパス内の複数のノードにバイアス信号“VBIAS”が印加される。一番上の分岐又はパスを例にとると、VBIASは、RFC 101とM11との間、ノード125、及びM12とグランドとの間に印加されている。VBIASは、1.6V程度又はそれ以上とし得る。VBIASがこのように印加されるとき、そのそれぞれのパス、アイソレーション/シャント分岐を含むスイッチのセグメント全体が、印加されるVBIAS電圧のレベルにバイアスされる。結果として、シリコンベースRFスイッチ100は、ハイパワーの状況で適切に動作することができる。
さらに(図5には示されていない)、インバータ150は、アイソレーション/シャント分岐を動作させるように信号VC1B、VC2B及びVC3Bを提供するために電力供給されなければならない。図1において、それぞれのインバータ150への供給電力は、“VREG”を付した電圧によって供給される。インバータ150の出力は、入力信号VC1、VC2、VC3の反転であり、スイッチ100の各パスのシャント/アイソレーション分岐に提供されるVC1B、VC2B及びVC3Bがもたらされる。
本発明の一実施形態によれば、図1に更に示すように、VBIAS/VREG生成ユニット200が設けられる。後述するように、VBIAS/VREG生成ユニット200は、スイッチ回路自体の一部として製造されることができる。VBIAS/VREG生成ユニット200は、入力VC1、VC2及びVC3(多数の制御信号が存在してもよい)を受け取り、これらの制御信号のうちの少なくとも1つから、上述のように使用されるVBIAS及びVREGに適した電圧を生成する。一実施形態において、生成されるVBIASは約1.6Vであり、生成されるVREGは約2.6Vである。
図2A−2Cは、VBIAS/VREG生成ユニット200の内部回路が取り得る実施形態を示している。例えば、図2Aは、複数のダイオード280を有する分圧器を示している。VC1が3.3Vであり且つVC2及びVC3が0Vであると仮定すると、好適な数のダイオードを有する分圧器により、所望のVBIAS電圧レベルを提供することができる。
図2Bは、図2Aに示したものと同様の他の一実施形態を示している。しかしながら、この実施形態は更に、ソースフォロワとして構成されたトランジスタ281−283を含んでおり、これらのソースフォロワは、ダイオードによる実装される分圧器からの電圧の印加によってターンオンされ、且つそれぞれVC1、VC2及びVC3に接続されたドレインノードを有するように構成されている。常にVC1、VC2又はVC3のうちの何れか1つがhighであるので、常にトランジスタ281−283のうちの何れか1つがVBIASを供給することになる。4つ以上の分岐を有するスイッチの場合、この回路に更なる制御信号VC4、・・・、VCnを追加して、VBIAS信号の電力を供給することが可能な“high”の制御信号が常に少なくとも1つ存在するようにすることができる。
複数のダイオード280のそれら自体は、独立したp−n接合を有するもの、ダイオードとして動作するように接続されたNMOS若しくはPMOS、又はダイオードとして動作するように接続されたバイポーラトランジスタなどを含め、如何なる手法で形成されてもよい。また、トランジスタ281−283は、生来のMOSとしてもよいし、電流源としての能力を高めるよう標準MOSとしてもよい。このようなデバイスは、スイッチ100が製造されるのと同じ半導体基板に形成されることが可能であり、それにより製造コストが削減される。
図2Cは、VBIAS電圧を供給するために使用し得る第3の実施形態を示している。この特定の構成においては、複数の抵抗290を有する分圧器が設けられ、ノード292からVBIASが取られる。当業者に認識されるように、VBIASに所望される電圧レベルが得られるように抵抗の値を選定することができる。
図2Dは、VREGを生成するための、VBIAS/VREG生成ユニット200内の回路が取り得る実装例を示している。図示した構成において、3つのダイオード295−297が、それぞれ、VC1、VC2及びVC3に接続されるように構成されている。従って、VC1、VC2又はVC3がhighであるとき、結合されたダイオード295、296又は297で電圧降下が発生し、所望のVREG電圧を得ることができる。故に、例えば、3.3V程度のVC1、VC2及びVC3を用いると、VREG電圧は3.3V−0.7V=2.6Vとなり、これは図1に示したインバータ150に電力供給するのに十分である。
図2Eは、VREGを生成する回路が取り得る他の一実装例を示している。図示した回路において、VREGは、複数のダイオード1乃至nを有する分圧器を介して取得される。VREGは、VREG=VC1×(n/n+1)、又はVREG=VC2×(n/n+1)として計算され得る。VC3も起源となる電圧として使用され得る。
以上に基づき、当業者に認識されるように、本発明の実施形態は、適正動作のためのVBIAS電圧及び/又はVREG電圧を得るために外部電圧を必要とすることなく、ハイパワーの状況で動作することが可能なシリコンベースのRFスイッチを実現し得る。本発明の実施形態によれば、VBIAS及びVREGは、RFコモンすなわち入力ノードから出力ノードまでRF信号がスイッチの何れのパスを使用するかを制御するために使用される制御信号(例えば、VC1、VC2、VCn)から直接的に取得される。VC1、VC2、VCnは、例えば、集積回路として実装されるRFスイッチに見られる得るピンである。VBIAS及び/又はVREGを供給するために更なるピンを用いる必要はなく、このような集積回路のパッケージング及び全体の回路レイアウトが単純化され、コストの削減がもたらされ得る。
図3は、本発明の実施形態に従って実行され得る一連の動作を示している。図3の説明に関して、図1、特に、VBIAS/VREG生成回路200を参照することができる。ステップ310にて、制御信号が受信される。制御信号は、例えば、RFスイッチの選択されたパス/分岐を有効にするために使用される制御信号とし得る。上述の説明において、そのような制御信号は例えばVC1、VC2などに相当し得る。ステップ312にて、上記制御信号のうちの少なくとも1つから、少なくとも1つの補助電圧が生成される。上述の例において、補助電圧は、RFスイッチの1つ以上のパス/分岐をバイアスするために使用されるVBIAS電圧、及び/又はVC1、VC2などの反転形を得るために用いられるインバータに電力供給するために使用されるVREG電圧に相当し得る。ステップ314にて、該少なくとも1つの補助電圧が出力される。
図4は、本発明の実施形態に従って実行され得る他の一連の動作を示している。ステップ410にて、複数のパスのうちRF信号を通すために介される1つを選択するため、RFスイッチのパスに第1及び第2のパス制御信号が印加される。ステップ412にて、第1及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方を用いて、少なくとも1つの補助電圧が生成される。そして、ステップ414にて、該少なくとも1つの補助電圧が、RFスイッチの所定のノードに印加される。
当業者に認識されるように、補助電圧は、RFスイッチのそれぞれの分岐に沿った特定のノードを、ハイパワー動作に耐えるのに十分な電圧レベルに維持するために印加されるVBIAS、又は、RFスイッチ内でアイソレーション分岐若しくはシャント分岐を有効にするために制御信号を反転することに用いられるインバータに電力供給するために使用され得るVREG電圧とし得る。何れの場合も、制御信号を用いて補助電圧を生成することにより、例えばシリコンベースRFスイッチの設計を単純化することが可能である。すなわち、外部供給される別個のVBIAS及びVREGは不要である。
最も実用的且つ好適な実施形態であると現時点で考えられる実施形態に関して本発明を説明してきたが、理解されるように、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。むしろ、本発明は、最も広い解釈に一致すべき添付の請求項の精神及び範囲内に含まれる様々な変形及び類似構成に及ぶものであって、そのような全ての変形及び類似構成を包含するものである。
100 RFスイッチ
101 入力ノード
102、103、104 出力ノード
150 インバータ
200 VBIAS/VREG生成ユニット
280 ダイオード
281、282、283 トランジスタ
290 抵抗
295、296、297 ダイオード

Claims (20)

  1. 無線周波数スイッチ用の補助電圧生成ユニットであって、
    それぞれ第1の制御信号及び第2の制御信号を受信するように構成された第1の入力及び第2の入力であり、前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号は、前記無線周波数スイッチの複数のパスのうちの何れの1つが有効にされるかを制御する、第1の入力及び第2の入力と、
    前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号のうちの少なくとも一方から得られた、前記無線周波数スイッチを動作させるために使用される補助電圧、を出力するように構成された少なくとも1つの出力と、
    を有する補助電圧生成ユニット。
  2. 前記補助電圧は前記無線周波数スイッチのバイアス電圧である、請求項1に記載の補助電圧生成ユニット。
  3. 前記補助電圧は、前記第1及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方を受信するインバータに電力供給するために使用される電圧である、請求項1に記載の補助電圧生成ユニット。
  4. 前記第1又は第2の制御信号の電圧レベルを低下させるように構成されたダイオードを有する回路、を更に有する請求項1に記載の補助電圧生成ユニット。
  5. 前記ダイオードは、分圧器として動作するように構成されている、請求項4に記載の補助電圧生成ユニット。
  6. 無線周波数(RF)スイッチであって、
    RFコモン端子、第1のRF出力、及び第2のRF出力と、
    当該RFスイッチの第1のパス内で前記RFコモン端子と前記第1のRF出力との間に配置された第1の半導体スイッチングデバイスと、
    当該RFスイッチの第2のパス内で前記RFコモン端子と前記第2のRF出力との間に配置された第2の半導体スイッチングデバイスと、
    前記第1及び第2のパスに沿った少なくとも1つのノードに印加されるバイアス電圧と
    を有し、
    前記バイアス電圧は、前記第1及び第2の半導体スイッチングデバイスをそれぞれ制御する第1及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方から取得される、
    RFスイッチ。
  7. 前記第1及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方から前記バイアス電圧を生成するように構成された電圧生成ユニット、を更に有する請求項6に記載のRFスイッチ。
  8. 前記電圧生成ユニットは複数のダイオードを有する、請求項7に記載のRFスイッチ。
  9. 前記複数のダイオードは分圧器として構成されている、請求項8に記載のRFスイッチ。
  10. 前記電圧生成ユニットは、ソースフォロワとして回路内に配置された少なくとも1つのトランジスタを有し、前記バイアス電圧は該ソースフォロワから取得される、請求項7に記載のRFスイッチ。
  11. 前記第1及び第2のパスのうちの一方に接続され、第3の半導体スイッチングデバイスを有する分岐と、
    前記第3の半導体スイッチングデバイスの制御端子に接続された出力を有するインバータと
    を更に有し、
    前記インバータの電源電圧は、前記第1及び第2の半導体スイッチングデバイスをそれぞれ制御する前記第1及び前記第2の制御信号のうちの少なくとも一方から取得される、
    請求項6に記載のRFスイッチ。
  12. 前記バイアス電圧及び前記電源電圧は相異なる、請求項11に記載のRFスイッチ。
  13. 前記バイアス電圧は約1.6Vであり、前記電源電圧は約2.6Vである、請求項11に記載のRFスイッチ。
  14. 無線周波数スイッチ用の補助電圧を取得する方法であって、
    前記無線周波数スイッチの複数のパスのうち1つを有効にするために使用される第1及び第2の制御信号を受信し、
    前記第1及び前記第2の制御信号のうちの少なくとも一方から、前記無線周波数スイッチによって使用される補助電圧を生成し、且つ
    前記補助電圧を前記無線周波数スイッチの所定の位置に印加する、
    ことを有する方法。
  15. 前記補助電圧は、前記無線周波数スイッチの前記複数のパスのうちの少なくとも1つをバイアスするバイアス電圧である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記補助電圧は、前記第1及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方の反転形を前記無線周波数スイッチの構成要素に供給するインバータに電力供給するために使用される電圧である、請求項14に記載の方法。
  17. 第1の補助電圧は、前記無線周波数スイッチの前記複数のパスのうちの少なくとも1つをバイアスするバイアス電圧であり、第2の補助電圧は、前記インバータに電力供給するために使用される前記電圧であり、前記第1及び第2の補助電圧は相異なる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の補助電圧は約1.6Vであり、前記第2の補助電圧は約2.6Vである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記補助電圧を生成することは、前記第1及び第2の制御信号のうちの少なくとも一方を分圧器に印加することを有する、請求項14に記載の方法。
  20. 前記分圧器は複数のダイオードを有する、請求項19に記載の方法。
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