JP2001068984A - 半導体スイッチ回路及び移動体通信端末装置 - Google Patents

半導体スイッチ回路及び移動体通信端末装置

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JP2001068984A
JP2001068984A JP23838799A JP23838799A JP2001068984A JP 2001068984 A JP2001068984 A JP 2001068984A JP 23838799 A JP23838799 A JP 23838799A JP 23838799 A JP23838799 A JP 23838799A JP 2001068984 A JP2001068984 A JP 2001068984A
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semiconductor switch
terminal
switch circuit
signal terminal
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Kunihiko Tsubota
邦彦 坪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信切換え時のアンテナ回路の電位上昇に対
して、その電位下降時間を速め、送信信号の歪みとこれ
に伴う電力損失とが小さい半導体スイッチ回路を提供す
る。 【解決手段】 半導体スイッチ回路1は、第1信号端子
P1の電位回復を行う抵抗R5、R6とダイオードD
1、D2、及び、スイッチ作用するMESFET21〜
24を有する。受信期間に第1信号端子P1と第2信号
端子P2とが導通し、送信期間に第1信号端子P1と第
3信号端子P3とが導通する。送信切換え時の第1信号
端子P1の電位上昇は、抵抗R5、R6によって速やか
に解消し、また、ダイオードD1、D2を挿入すること
によりMESFETの設計の自由度を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体スイッチ回
路及び移動体通信端末装置に関し、より詳細には、半導
体スイッチ回路及び移動体通信端末装置の低消費電力化
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動体通信端末装置は、イ
ンフラの整備に伴い急速な勢いで普及しており、装置本
体の低価格化及び小型化の要望に伴い、装置本体の構成
デバイスに対しても同様な要求がある。移動体通信端末
装置の構成デバイスである半導体スイッチ回路は、アン
テナ系を共用する高周波ユニット内で送信と受信との切
換えに使用される。半導体スイッチ回路は、その小型化
対策として、必要最小限の外部端子として、高周波信号
が入出力する1つの共通端子と2つの入出力端子、グラ
ンド端子、及び、切換え制御をする2つの制御端子のみ
を外部に取り出したSPDT(Single−Pole
Double−Throw)スイッチが製品化されて
おり、例えば、6ピンミニモールドパッケージ等のIC
として市場に流通している。
【0003】また、移動体通信端末装置にとって、低消
費電力化対策はきわめて重要な課題である。移動体通信
端末装置は、消費電力の大きい送信系のパワーアンプの
電源を受信期間中にオフすることで、低消費電力化を図
っている。
【0004】半導体スイッチ回路に関しては、IC化す
る際の小型化に対する事例がいくつか提案されている。
例えば、特開平7−303001号公報には、移動体通
信向けに送信と受信とを切り換える半導体スイッチ回路
に関する技術が記載されている。図4は、該公報に記載
の半導体スイッチ回路の回路図である。この半導体スイ
ッチ回路は、送信期間にオンするFET51及び53、
受信期間にオンするFET52及び54を有する。
【0005】受信器とグランドとの間には、FET51
(FET51のソース・ドレイン路)が接続され、受信
器とアンテナとの間には、FET52とインダクタL1
とが並列に接続され、アンテナと送信器との間には、F
ET53とインダクタL2とが並列に接続され、送信器
とグランドとの間には、FET54が接続される。端子
VC1は、FET52のゲートに抵抗R52を介して接
続され、FET54のゲートに抵抗R54を介して接続
される。端子VC2は、FET51のゲートに抵抗R5
1を介して接続され、FET53のゲートに抵抗R53
を介して接続される。
【0006】受信期間には、端子VC1をグランド電位
に端子VC2を−Vcon電位にすることで、FET5
1及び53はオフし、FET52及び54はオンする。
FET53は、寄生容量とインダクタL2とが信号の使
用周波数で並列共振するので、阻止フィルタ効果を有す
る。送信期間には、端子VC1を−Vcon電位に、端
子VC2をグランド電位にすることで、FET51及び
53はオンし、FET52及び54はオフする。FET
52は、上記と同様の理由で、阻止フィルタ効果を有す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の技術
は、オフしている電界効果トランジスタに阻止フィルタ
の効果を持たせることで、使用周波数の信号成分に対す
る半導体スイッチ回路のアイソレーション特性を良好に
している。しかし、半導体スイッチ回路は、外部のアン
テナ、受信系回路、及び、送信系回路との間で容量結合
されているので、外部回路の直流電位が上昇すると容量
及び寄生抵抗から成る微分回路によって微分され、半導
体スイッチ回路内に電位上昇が発生する。
【0008】携帯電話等では、一般に500μsec程
度の周期で送信と受信との切換えが行われ、送信期間の
み送信系回路の電源を供給する。上記半導体スイッチ回
路を携帯電話に利用すると、半導体スイッチ回路の内部
では、受信期間から送信期間に切り換わる時に(以下、
送信切換え時と呼ぶ)、アンテナ系回路で発生した上昇
電位から通常電位に下降するまでの時間(以下、電位下
降時間と呼ぶ)が遅いので、送信信号の歪みとこれに伴
う電力損失とが大きくなるという欠点を有する。
【0009】本発明は、上記したような従来の技術が有
する問題点を解決するためになされたものであり、送信
切換え時のアンテナ系回路の電位下降時間を速くして、
送信信号の歪みとこれに伴う電力損失とが小さい半導体
スイッチ回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体スイッチ回路は、第1の信号端子と
第2の信号端子との間に接続された第1のMESFET
と、前記第1の信号端子と第3の信号端子との間に接続
された第2のMESFETと、相互に直列に接続された
第3のMESFET及び第1のキャパシタから成り、前
記第2の信号端子とグランドとの間にこの順に接続され
た第1のブランチと、相互に直列に接続された第4のM
ESFET及び第2のキャパシタから成り、前記第3の
信号端子とグランドとの間にこの順に接続された第2の
ブランチと、相補信号が入力される第1及び第2の制御
端子から成る制御端子対であって、前記第1の制御端子
が前記第1及び第4のMESFETのゲートに接続さ
れ、前記第2の制御端子が前記第2及び第3のMESF
ETのゲートに接続される制御端子対とを備える半導体
スイッチ回路において、第1の信号端子とグランドとの
間に抵抗を接続したことを特徴とする。
【0011】本発明の半導体スイッチ回路は、送信切換
え時のアンテナ回路の電位下降時間を速くするので、送
信信号の歪みとこれに伴う電力損失とが小さくできる。
【0012】また、本発明の半導体スイッチ回路は、前
記抵抗が、第1のノードで相互に直列に接続された第1
及び第2の抵抗から成り、前記半導体スイッチ回路は、
更に、前記第1の制御端子と前記第1のノードとの間に
順方向に接続された第1のダイオードと、前記第2の制
御端子と前記第1のノードとの間に順方向に接続された
第2のダイオードとを備えることが好ましい。この場
合、MESFETが兼用して行っていた第1の信号端子
を通常電位にする機能をダイオードが代替するので、M
ESFETの設計の自由度が広がる。
【0013】本発明の移動体通信端末装置は、上記本発
明の半導体スイッチ回路と、第3のキャパシタを介して
前記第1の信号端子に接続されたアンテナと、第4のキ
ャパシタを介して前記第2の信号端子に接続された信号
受信部と、第5のキャパシタを介して前記第3の信号端
子に接続された信号送信部とを備えることを特徴とす
る。この場合、前記半導体スイッチ回路の採用に伴って
移動体通信端末装置の低消費電力化が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例の半導
体スイッチ回路について図面を参照して説明する。図1
(a)及び(b)は夫々、本発明の一実施形態例の半導
体スイッチ回路を備えた移動体通信端末装置のブロック
図、及び、各ノードの電位変化を示すタイミング図であ
る。同図(a)に示すように、この移動体通信端末装置
は、送受信共用するアンテナ11、受信信号を増幅する
低雑音アンプ12、増幅された受信信号を処理する受信
回路14、送信信号を発生する送信回路15、送信信号
を増幅するパワーアンプ13、送信と受信との切換えを
する半導体スイッチ回路1、及び、各回路間を容量結合
するキャパシタC3〜C5で構成される。また、移動体
通信端末装置の低雑音アンプ12及び受信回路14が信
号受信部を構成し、パワーアンプ13及び送信回路15
が信号送信部を構成する。移動体通信端末装置は、更
に、図示しない制御部、操作部、及び、音声処理部等を
有する。
【0015】半導体スイッチ回路1は、共通端子(第1
信号端子)P1と、第1信号端子P1に選択的に接続さ
れる第1入出力端子(第2信号端子)P2、及び、第2
入出力端子(第3信号端子)P3とを有する。第1信号
端子P1はキャパシタC5を介してアンテナ11に接続
され、第2信号端子P2はキャパシタC3を介して低雑
音アンプ12の入力に接続され、第3信号端子P3はキ
ャパシタC4を介してパワーアンプ13の出力に接続さ
れる。低雑音アンプ12は、出力を受信回路14の入力
に接続し、パワーアンプ13は、入力を送信回路15の
出力に接続する。
【0016】図示のように半導体スイッチ回路1は、ア
ンテナ11、低雑音アンプ12、及び、パワーアンプ1
3との間で、キャパシタC3〜C5による容量結合とし
ている。ここで、容量結合に代えて抵抗結合とすると、
抵抗による電力損失があり装置全体の消費電力が大きく
なる不具合があり、また、直接結合とすると、結合する
相互の回路の直流電位が異なるため、半導体スイッチ回
路1内のスイッチが動作しなくなる不具合がある。
【0017】移動体通信端末装置では、図示しない制御
信号に基づいて半導体スイッチ回路1が送信と受信との
切換えをする。半導体スイッチ回路1は、受信期間に第
1信号端子P1と第2信号端子P2とを導通させること
で、アンテナ11からの受信信号を低雑音アンプ12で
増幅させて受信回路14に出力する。また、送信期間に
は、第1信号端子P1と第3信号端子P3とを導通させ
ることで、送信回路15からの送信信号をパワーアンプ
13で増幅させてアンテナ11に出力する。パワーアン
プ13は、消費電力が大きいので、送信期間だけ電源が
供給される。
【0018】図1(b)に示すように、送信切換え時に
は、パワーアンプ13の出力を成すノードNAの電位
が、ステップ状に上昇する。このとき、第1信号端子P
1と同電位であるノードNBの電位は、通常電位にキャ
パシタC4を介してノードNAの電位上昇分が加わる。
この電位は、ノードNBとグランド間の抵抗分Rnb、
及び、キャパシタC4から成る、時定数C4×Rnbを
有する微分回路によって微分され、同図(b)に示すよ
うに変化する。
【0019】図2は、図1の半導体スイッチ回路1とし
て使用される本発明の第1実施形態例を示す回路図であ
る。本実施形態例の半導体スイッチ回路1は、高周波信
号が入出力する第1信号端子P1、第1信号端子P1と
選択的に導通する第2信号端子P2及び第3信号端子P
3、グランド電位に維持されるグランド端子P6、第1
制御信号Sc1が入力する第1制御端子P4、及び、第
2制御信号Sc2が入力する第2制御端子P5を有す
る。半導体スイッチ回路1は、電位下降時間を速くする
抵抗R5、R6及びダイオードD1、D2と、端子間を
導通させるメタル・セミコンダクター・ショットキー型
電界効果トランジスタ(以下、MESFETと呼ぶ)2
1、22と、アイソレーション特性を向上させるMES
FET23、24と、容量結合させるキャパシタC1、
C2と、各MESFETにゲート電流を流す抵抗R1〜
R4とで構成される。
【0020】MESFET21〜24には、ゲート電位
を0Vにするとオフし3Vにするとオンするnチャネル
型トランジスタが用いられ、ソース・ドレイン間のオン
抵抗とオフ抵抗との差が大きいものが採用される。ME
SFETは、ゲート逆方向電流が小さい(数μA)の
で、半導体スイッチ回路の消費電力が小さくなる。
【0021】半導体スイッチ回路1は、抵抗R1〜R6
に数十KΩを、キャパシタC1〜C5に数pF〜数百p
Fを通常値として採用する。より具体的な値としては、
例えば、抵抗R1〜R6が50KΩであり、キャパシタ
C1〜C5が50pFである。
【0022】第1信号端子P1と第2信号端子P2との
間は、MESFET21を介して接続され、第1信号端
子P1と第3信号端子P3との間は、MESFET22
を介して接続される。第2信号端子P2とグランドとの
間には、MESFET23及びキャパシタC1が直列に
且つこの順に接続され、第3信号端子P3とグランドと
の間には、MESFET24及びキャパシタC2が直列
に且つこの順に接続される。
【0023】第1制御端子P4は、ダイオードD2のア
ノードに接続され、抵抗R1を介してMESFET21
のゲートに接続され、また、抵抗R4を介してMESF
ET24のゲートに接続される。第2制御端子P5は、
ダイオードD1のアノードに接続され、抵抗R3を介し
てMESFET22のゲートに接続され、また、抵抗R
2を介してMESFET23のゲートに接続される。ダ
イオードD1及びD2のカソードが共通に接続されたノ
ードNCは、プルダウン抵抗R5を介してグランドに接
続され、抵抗R6を介して第1信号端子P1であるノー
ドNBに接続される。
【0024】第1制御信号Sc1は、受信期間に電位3
Vとなり、送信期間に電位0Vとなる。第2制御信号S
c2は、第1制御信号Sc1の相補信号である。受信期
間にMESFET21及び24がオンし、MESFET
22及び23がオフする。パワーアンプの電源がカット
され、第3信号端子P3が高周波的にグランドと短絡さ
れるので、アンテナからの受信信号は、キャパシタC
5、MESFET21、及び、キャパシタC3を介して
低雑音アンプに入力される。
【0025】送信期間には、MESFET22及び23
がオンし、MESFET21及び24がオフする。ま
た、パワーアンプの電源が供給され、第2信号端子P2
が高周波的にグランドと短絡されるので、パワーアンプ
からの送信信号は、キャパシタC4、MESFET2
2、及び、キャパシタC5を介してアンテナに出力され
る。
【0026】ここで、ノードNBの送信切換え時の電位
上昇に対する不具合、及び、その対策について説明す
る。通常、第1制御信号Sc1又は第2制御信号Sc2
は、頻繁に0V又は3Vに切り換えられ、ダイオードD
1又はD2と抵抗R5を介して所定の電流が流れるの
で、ノードNCの電位は2.8Vになる。このため、ノ
ードNCと抵抗R6で接続されているノードNBは、ノ
ードNCに従って通常電位が2.8Vになる。送信切換
え時に発生するノードNAの電位上昇分は、キャパシタ
C4、及び、オンしたMESFET22を介して、過渡
的に加わるので、ノードNBの電位は一旦上昇し、その
後通常電位にまで下降する。
【0027】従来の半導体スイッチ回路を有する移動体
通信端末装置では、ノードNBとグランド間の抵抗分R
nbは、MESFET21のソース・ドレインとゲート
との間で形成される逆方向ショットキーダイオードの抵
抗分が支配的となり1〜9MΩ程度になる。このため、
抵抗分RnbとキャパシタC4とからなる放電経路の時
定数C4×Rnbは、50〜450μsec程度になる
ので、携帯電話等の切換え周期(500μsec程度)
に対して影響が大きい不具合があった。ノードNBの通
常電位は、送信回路15が発生した送信信号から見ると
グランド基準であり、ノードNBの通常電位に対する電
位上昇分は、正常な送信信号を歪ませる原因となり、こ
れに伴う電力損失を増加させる不具合を生じる。
【0028】本発明の構成に従って電位下降時間を速め
るための抵抗R5、R6及びダイオードD1、D2を付
加したことにより、抵抗分Rnbは、抵抗R5及びR6
の直列抵抗分100KΩとなる。このため、時定数C4
×Rnbは、5μsec程度になるので、携帯電話等の
切換え周期に対する影響は小さくなり、上記従来技術に
おける不具合を解消することができる。つまり、上記実
施形態例によれば、送信切換え時の電位上昇に対する電
位下降時間が速くなるので、送信信号の歪みとこれに伴
う電力損失とが小さくなる。
【0029】図3は、図1の半導体スイッチ回路1の第
2実施形態例を示す回路図である。本実施形態例の半導
体スイッチ回路では、電位下降時間を速くするダイオー
ドD1、D2、及び、抵抗R6を省略した点が先の実施
形態例とは異なる。
【0030】半導体スイッチ回路1Aは、ノードNBと
グランドとの間をプルダウン抵抗R5で接続する。半導
体スイッチ回路1Aは、プルダウン抵抗R5、抵抗R
1、抵抗R3、及び、MESFET21又は22のソー
ス・ドレインとゲートとの間で形成される順方向ダイオ
ードの特性を所定の値に設定する。
【0031】通常、頻繁に0V又は3Vに切り換えられ
る第1制御信号Sc1又は第2制御信号Sc2は、抵抗
R1又は抵抗R3と、MESFET21又は22の順方
向ダイオードと、抵抗R5とを介して所定の電流が流れ
るので、ノードNBの電位は通常電位になる。半導体ス
イッチ回路1Aは、先の実施形態例と同様な効果を有す
る。
【0032】上記実施形態例によれば、電位回復回路の
ダイオードD1、D2、及び、抵抗R6を省略したの
で、小型化に貢献できる。
【0033】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の半導体スイッチ回路は、上
記実施形態例の構成にのみ限定されるものでなく、上記
実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した半導
体スイッチ回路も、本発明の範囲に含まれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体ス
イッチ回路は、送信切換え時の電位上昇に対して、その
電位下降時間を速めて、これに伴う電力損失を小さくし
たことにより、必要最小限の6ピンミニモールドパッケ
ージ等のICとして製品化される移動体通信端末装置に
おける低ひずみ及び低消費電力化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、本発明の一実施形態例の
半導体スイッチ回路を備えた移動体通信端末装置のブロ
ック図、及び、各ノードの電位変化を示すタイミング図
である。
【図2】図1の半導体スイッチ回路1として利用され
る、本発明の第1実施形態例の半導体スイッチを示す回
路図である。
【図3】図1の半導体スイッチ回路1として利用され
る、本発明の第2実施形態例の半導体スイッチを示す回
路図である。
【図4】従来の半導体スイッチ回路の回路図である。
【符号の説明】
L1,L2 インダクタ R1〜R4,R6,R51〜R54 抵抗 FET51〜FET54 電界効果トランジスタ R5 プルダウン抵抗 C1〜C5 キャパシタ D1,D2 ダイオード 21〜24 MESFET P1 第1信号端子 P2 第2信号端子 P3 第3信号端子 P4 第1制御端子 P5 第2制御端子 P6 グランド端子 NA,NB,NC ノード 1 半導体スイッチ回路 11 アンテナ 12 低雑音アンプ 13 パワーアンプ 14 受信回路 15 送信回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の信号端子と第2の信号端子との間
    に接続された第1のMESFETと、前記第1の信号端
    子と第3の信号端子との間に接続された第2のMESF
    ETと、相互に直列に接続された第3のMESFET及
    び第1のキャパシタから成り、前記第2の信号端子とグ
    ランドとの間にこの順に接続された第1のブランチと、
    相互に直列に接続された第4のMESFET及び第2の
    キャパシタから成り、前記第3の信号端子とグランドと
    の間にこの順に接続された第2のブランチと、相補信号
    が入力される第1及び第2の制御端子から成る制御端子
    対であって、前記第1の制御端子が前記第1及び第4の
    MESFETのゲートに接続され、前記第2の制御端子
    が前記第2及び第3のMESFETのゲートに接続され
    る制御端子対とを備える半導体スイッチ回路において、 第1の信号端子とグランドとの間に抵抗を接続したこと
    を特徴とする半導体スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 前記抵抗が、第1のノードで相互に直列
    に接続された第1及び第2の抵抗から成り、前記半導体
    スイッチ回路は、更に、前記第1の制御端子と前記第1
    のノードとの間に順方向に接続された第1のダイオード
    と、前記第2の制御端子と前記第1のノードとの間に順
    方向に接続された第2のダイオードとを備える、請求項
    1に記載の半導体スイッチ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体スイッチ
    回路と、第3のキャパシタを介して前記第1の信号端子
    に接続されたアンテナと、第4のキャパシタを介して前
    記第2の信号端子に接続された信号受信部と、第5のキ
    ャパシタを介して前記第3の信号端子に接続された信号
    送信部とを備えることを特徴とする移動体通信端末装
    置。
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