JP2013139240A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】雪上路面における操縦安定性能および乾燥路面における操縦安定性能を向上させる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤの非対称のトレッドパターンには、タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、複数のトレッド陸部と、複数のラグ溝及びサイプと、を有する。タイヤ幅方向の第1の側において前記タイヤセンターラインに最も近い主溝を基準として前記第1の側のトレッド領域を第1領域とし、前記第1の側と反対側のトレッド領域を第2領域とする。前記第1領域にのける前記ラグ溝の溝面積比率Soutは、前記第2領域における前記ラグ溝の溝面積比率Sinに比べて大きく、前記第1領域の前記サイプを前記タイヤ幅方向に投影したときの投影長さの合計長さを前記第1領域の全面積で除算した値Loutは、前記第2領域の前記サイプをタイヤ幅方向に投影したときの投影長さの合計長さを前記第2領域の全面積で除算した値Linに比べて小さい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トレッドパターンをトレッド部に有する空気入りタイヤに関する。
オールシーズン用の乗用車用の空気入りタイヤは、非積雪期に用いる通常のタイヤと、冬タイヤと呼ばれるスノータイヤの中間のタイヤとして開発されたタイヤであり、特に北アメリカやヨーロッパで広く用いられている。このオールシーズン用の空気入りタイヤは、乾燥路面における操縦安定性能と、降雪時の雪上路面での操縦安定性能が、十分に確保されていることが求められている。
従来、雪上路面でのトラクション性能を向上させるために、トレッドパターンにサイプを設け、トレッドパターンにエッジ成分を多く施すことが行われてきた。しかし、サイプを無制限に設けると、トレッドのブロック剛性が低下して乾燥路面における操縦安定性能が低下する場合がある。一方、雪上路面においては、制動、駆動のトラクション性能は向上するが、トレッドのブロック剛性が低下することにより、雪上路面における操縦安定性能が低下する場合もある。
例えば、トレッドの溝及びサイプの配分を適正化することで、雪上操縦安定性能に優れる空気入りタイヤが知られている(特許文献1)。
具体的には、当該空気入りタイヤは、トレッドのタイヤ赤道面を基準とした車両装着外側及び車両装着内側に夫々1以上設けられ、トレッド踏面における溝面積の合計が、車両装着内側より車両装着外側で大きいセンター周方向溝と、複数のセンター周方向溝によって区画形成された複数のブロック又はリブの踏面部に設けられ、トレッド踏面におけるタイヤ幅方向の長さ成分の合計が、車両装着内側より車両装着外側で大きいサイプと、を備える。
特開2007−168628号公報
上記公知の空気入りタイヤは、上述したパターン構成により、旋回時に接地圧が大きくなるトレッドの車両装着外側において、横入力に対する雪柱剪断力及びサイプエッジによるエッジ効果が向上し、接地圧が小さくなるトレッドの車両装着内側において、ブロック又はリブの剛性が向上する。これにより、雪上操縦安定性能が向上する。
しかし、上記公知の空気入りタイヤは、雪上操縦安定性能の他に湿潤路面における排水不足に伴う操縦安定性能について言及はしているものの、乾燥路面における操縦安定性能と雪上路面における操縦安定性能の向上を課題としておらず、必ずしも乾燥路面における操縦安定性能の向上が達成できなかった。
そこで、本発明は、雪上路面における操縦安定性能および乾燥路面における操縦安定性能のいずれか一方を少なくとも維持しつつ、他方を向上することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の一つの態様は、空気入りタイヤである。
前記空気入りタイヤのトレッド部に、タイヤセンターラインを基準として非対称のトレッドパターンが設けられる。前記トレッド部は、
タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、
前記複数の主溝によって画された領域に設けられ、地面と接する複数のトレッド陸部と、
前記複数の主溝によって画された前記領域に設けられた複数のラグ溝及びサイプと、を有する。
前記複数の主溝のうち、前記タイヤ幅方向の第1の側において前記タイヤセンターラインに最も近い主溝を基準主溝と定め、前記基準主溝を基準として、前記トレッド部の前記第1の側の領域を第1領域と定め、前記第1の側と反対側の領域を第2領域と定め、前記第1領域の全面積に対する前記第1領域に位置するラグ溝の占有面積の比率をSoutとし、前記第2領域の全面積に対する前記第2領域に位置するラグ溝の占有面積の比率をSinとしたとき、Sout > Sinである。前記第1領域に位置するサイプ全てを前記タイヤ幅方向に平行な平行線上に投影したときの投影長さの合計を前記第1領域の全面積で除算した値をLoutとし、前記第2領域に位置するサイプ全てを前記平行線上に投影したときの投影長さの合計を前記第2領域の全面積で除算した値をLinとしたとき、Lout < Linである。
上述の空気入りタイヤは、雪上路面における操縦安定性能および乾燥路面における操縦安定性能のいずれか一方を少なくとも維持しつつ、他方を向上することができる。
本実施形態の空気入りタイヤの断面を示すタイヤ断面図である。 図1に示す空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す図である。 図2に示すトレッドパターンを有するタイヤと組となって、車両の反対側の車輪に装着するタイヤのトレッドパターンの一例を示す図である。
(タイヤの全体説明)
以下、本発明の空気入りタイヤについて説明する。図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以降、タイヤという)10の断面を示すタイヤ断面図である。
空気入りタイヤ10は、例えば、乗用車用タイヤである。乗用車用タイヤは、JATMA YEAR BOOK 2010(日本自動車タイヤ協会規格)のA章に定められるタイヤをいう。この他、B章に定められる小型トラック用タイヤおよびC章に定められるトラック及びバス用タイヤに適用することもできる。
以降で具体的に説明する各パターン要素の寸法の数値は、乗用車用タイヤにおける数値例であり、本発明である空気入リタイヤはこれらの数値例に限定されない。
以降で説明するタイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心にタイヤ10を回転させたとき、トレッド面の回転する方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸に対して直交して延びる放射方向をいい、タイヤ径方向外側とは、タイヤ回転軸からタイヤ径方向に離れる側をいう。タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸方向に平行な方向をいい、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ10のタイヤセンターラインCLから離れる両側をいう。
(タイヤ構造)
タイヤ10は、骨格材として、カーカスプライ層12と、ベルト層14と、ビードコア16とを有し、これらの骨格材の周りに、トレッドゴム部材18と、サイドゴム部材20と、ビードフィラーゴム部材22と、リムクッションゴム部材24と、インナーライナゴム部材26と、を主に有する。
カーカスプライ層12は、一対の円環状のビードコア16の間を巻きまわしてトロイダル形状を成した、有機繊維をゴムで被覆したカーカスプライ材12a,12bを含む。図1に示すタイヤ10では、カーカスプライ層12は、カーカスプライ材12a,12bで構成されているが、1つのカーカスプライ材で構成されてもよい。カーカスプライ層12のタイヤ径方向外側に2枚のベルト材14a,14bで構成されるベルト層14が設けられている。ベルト層14は、タイヤ周方向に対して、所定の角度、例えば20〜30度傾斜して配されたスチールコードにゴムを被覆した部材であり、下層のベルト材14aが上層のベルト材14bに比べてタイヤ幅方向の幅が長い。2層のベルト材14a,14bのスチールコードの傾斜方向は互いに逆方向である。このため、ベルト材14a,14bは、交錯層となっており、充填された空気圧によるカーカスプライ層12の膨張を抑制する。
ベルト層14のタイヤ径方向外側には、トレッドゴム部材18が設けられ、トレッドゴム部材18の両端部には、サイドゴム部材20が接続されてサイド部を形成している。サイドゴム部材20のタイヤ径方向内側の端には、リムクッションゴム部材24が設けられ、タイヤ10を装着するリムと接触する。ビードコア16のタイヤ径方向外側には、ビードコア16の周りに巻きまわす前のカーカスプライ層12の部分と、ビードコア16の周りに巻きまわしたカーカスプライ層12の巻きまわした部分との間に挟まれるようにビードフィラーゴム部材22が設けられている。タイヤ10とリムとで囲まれる空気を充填するタイヤ空洞領域に面するタイヤ10の内表面には、インナーライナゴム部材26が設けられている。
この他に、タイヤ10は、ベルト層14のタイヤ径方向外側からベルト層14を覆う、有機繊維をゴムで被覆したベルトカバー層28と、ビード部を覆う有機繊維をゴムで被覆したシート材29を備える。
タイヤ10は、このようなタイヤ構造を有するが、本発明の空気入りタイヤのタイヤ構造は、図1に示すタイヤ構造に限定されない。
(トレッドパターン)
図2は、図1に示すタイヤ10のトレッド部に設けられるトレッドパターン30を平面上に展開したトレッドパターンの一部分の展開図の一例である。
図2に示すトレッドパターン30は、タイヤセンターラインCLに対して非対称形状である。図2の紙面において、タイヤセンターラインCLを基準にして右側を第1の側、左側を第2の側というとき、第1の側が車両に装着するとき車両の外側に位置し、第2の側が車両の内側に位置するように定められている。このような車両装着位置の指定の情報は、タイヤ表面、例えばサイドウォール表面に文字、記号等の標章によって表示されている。このように、トレッドパターン30は非対称パターンであり、タイヤ回転方向に関して方向性パターンであるので、トレッドパターン30を有するタイヤ10を、車両の両側の車輪に装着することはできない。図3は、図2に示すトレッドパターン30と鏡像関係にあるトレッドパターン100である。トレッドパターン100を有するタイヤは、トレッドパターン30を有するタイヤ10が装着される車輪に対して車両の反対側に位置する車輪に装着される。トレッドパターン100を有するタイヤは、図1に示すタイヤ10と同様のタイヤ構成を有する。
図2に示すトレッドパターン30は、主溝32,34,36,38と、トレッド陸部40,42,44と、ラグ溝50,56,64と、サイプ60,62,66,68と、ショルダー陸部46,48と、ショルダーラグ溝52,54,58,70と、追加ラグ溝53と、を主に有する。
主溝32,34,36,38は、タイヤ周方向に延びる溝である。
主溝32は、タイヤセンターラインCLを基準として第1の側に位置する主溝(主溝32及び主溝38)の中でタイヤセンターラインCLに最も近い溝で、タイヤ周方向に直線状に延びる溝である。主溝32は、主溝32を境にして、第1の側のトレッド部の領域を第1領域と定め、第2の側のトレッド部の領域を第2領域と定める基準主溝である。タイヤ幅方向の両側に位置する接地端Eの間の幅をW(図2参照)とするとき、基準主溝である主溝32の溝中心位置とタイヤセンターラインCLとの間の距離A(図2参照)は、接地端E間の幅Wの0.02倍以上0.3倍以下となっている。
なお、接地端Eは、タイヤ10を水平面に下記接地条件で接地させたとき、タイヤトレッド部が接地するタイヤ幅方向の端部をいう。接地条件とは、タイヤ10をJATMA YEAR BOOK 2010に規定されるリムに組み、JATMA YEAR BOOK 2010中の空気圧−負荷能力対応表に示される最大負荷能力に対応する空気圧をタイヤ10に充填し、上記最大負荷能力の80%の荷重を負荷する条件である。
主溝34,36は、タイヤセンターラインCLから見て第2の側に設けられたタイヤ周方向に延びる溝であり、タイヤ幅方向に溝位置が変動するジグザグ形状となっている。主溝34,36はシースルー部を有する。シースルー部は、タイヤパターン30一周分を平面上に展開したとき、主溝34,36の一方の端を溝の入り口として、この入り口から他方の端に向けて溝内を見たとき、他方の端を溝の出口として見通すことができる部分である。
本実施形態では、主溝34,36はジグザグ形状であるが、いずれか一方また双方の溝が、主溝32のようにタイヤ周方向に直線状に延びる溝であってもよい。しかし、主溝34,36をジグザグ形状にすることは、サイプを過多に設けることなく雪上路面における操縦安定性能を向上させることができ、第2領域における1つ1つのブロックを小さくする必要が無くなるので、トレッド陸部40,42のトレッドのブロック剛性を大きくすることができる点で好ましい。これにより、乾燥路面における操縦安定性能を向上させることができる。また、トレッド陸部40,42のトレッドのブロック剛性を大きくするために、トレッド陸部40,42は、主溝に連通するラグ溝によってタイヤ周方向において分離されておらず、タイヤ周方向に連続して延びるリブであることが好ましい。
本実施形態では、第2領域に2つの主溝34,36を有するが、3つ以上の主溝が設けられてもよい。この場合、いずれかの主溝がジグザグ形状であれば、上述した効果を達成することができる。
主溝38は、タイヤセンターラインCLから見て第1の側に設けられたタイヤ周方向に延びる溝であり、タイヤ幅方向に溝位置が変動するジグザグ形状となっている。主溝38も、主溝34,36と同様にシースルー部を有する。主溝38の溝幅は主溝32に比べて狭い。
主溝32,34,36の溝幅は例えば10mm〜15mmであり、溝深さは例えば7.0mm〜11.0mmである。一方、主溝38の溝幅は例えば3.0mm〜6.0mmであり、溝深さは例えば5.0mm〜9.0mmである。
主溝34と主溝36との間の領域に非ショルダー陸部であるトレッド陸部40が設けられ、この領域には、ラグ溝56とサイプ60,62がタイヤ周方向に複数設けられている。ラグ溝56は、タイヤ周方向に延びる主溝34からタイヤ幅方向に対して傾斜してトレッド陸部40内部に延び、主溝36に連通することなく、トレッド陸部40の内部で閉塞する。サイプ60は、主溝34と主溝36との間を連通し、隣接するサイプ62に略並行する。サイプ62は、タイヤセンターラインCLに向けて、ラグ溝56の閉塞端からラグ溝56の延在方向に延長するように延びて、主溝36に接続されている。サイプ60は、タイヤ周方向に隣接する2つのサイプ62の間に設けられている。
ラグ溝56の溝幅のうち最大幅は例えば2.0mm〜5.0mmであり、溝深さは例えば3.0mm〜7.0mmである。本実施形態におけるサイプは、幅0.3〜1.6mm、深さ0.3〜12mmの細溝状のものをいい、ラグ溝と、幅によって区別され得る。
主溝32と主溝36の間の領域に非ショルダー陸部であるトレッド陸部42が設けられる。この領域には、ラグ溝64とサイプ66,68がタイヤ周方向に複数設けられている。トレッド陸部42には、タイヤセンターラインCLが通過する。ラグ溝64は、タイヤ周方向に延びる主溝36から第1の側に向かってタイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に延びる主溝32に連通することなくトレッド陸部42の内部で閉塞する。ラグ溝64のタイヤ幅方向に対して傾斜する方向は、ラグ溝56のタイヤ幅方向に対して傾斜する方向と逆向きである。サイプ66は、主溝32と主溝36との間を連通し、サイプ68の延在する方向に略並行に延びている。サイプ68は、ラグ溝64の閉塞端から主溝32に向けて、ラグ溝64が延長するように、ラグ溝64の延在方向に沿って延びて主溝32に接続されている。サイプ66は、タイヤ周方向に隣接する2つのサイプ68の間に設けられている。
ラグ溝64の溝幅のうち最大幅は例えば3.0mm〜6.0mmであり、溝深さは例えば4.0mm〜8.0mmである。
主溝32と主溝38との間の領域には、トレッド陸部44とラグ溝50が設けられている。ラグ溝50は、タイヤ周方向に複数設けられ、基準主溝である主溝32から陸部44を横切るように延び、後述するショルダーラグ陸部48の領域を通り、接地端Eまで連続して延びている。ラグ溝50は、主溝32からタイヤ幅方向に対して図中下側に傾斜して延び始め、途中屈曲してタイヤ幅方向に対して図中上側に向きを変えて主溝38を横切る。このようにして、ラグ溝50は、主溝32から接地端Eに向けてトレッド陸部44を横切る。したがって、トレッド陸部44は、タイヤ周方向においてラグ溝50によって複数のブロックに区切られて構成されている。
また、主溝32と主溝38との間の領域には、後述する接地端Eからショルダー陸部48を横切ってトレッド陸部44に向かって延びる追加ラグ溝53の先端部分がラグ溝として設けられ、トレッド陸部44内部に延びて途中で閉塞している。
ラグ溝50は主溝32から第1の側の接地端Eまで延びることにより、雪上路面における操縦安定性能を向上させることができる。
第2領域に設けられたショルダー陸部46の領域には、ショルダーラグ溝54,58がタイヤ周方向に複数設けられている。ショルダーラグ溝54は、主溝34と接地端Eとを連通するように接続する。ショルダーラグ溝58は、隣接するショルダーラグ溝54の間であって、ショルダー陸部46の領域内に設けられ、両端が閉塞している。ショルダーラグ溝54は、主溝34から接地端E、さらに、図2中左側の端であるパターンエンドに進むに従って溝深さが徐々に浅くなる。ショルダーラグ溝54が主溝34から延びる部分の溝深さは、例えば5.0mm〜9.0mmである。ショルダーラグ溝54の溝幅は、例えば3.0mm〜6.0mmである。
ショルダーラグ溝58の溝深さは、例えば3.0mm〜7.0mmであり、溝幅は、例えば2.0mm〜5.0mmである。
第1領域に設けられたショルダー陸部48の領域には、トレッド陸部44を横切って延びるラグ溝50の他に、追加ラグ溝53と、ショルダーラグ溝52,70が設けられている。追加ラグ溝53は、主溝38と接地端Eとを連通する溝であり、タイヤ周方向に隣接する2つのラグ溝50の間にタイヤ周方向に複数設けられている。ショルダーラグ溝52,70は、ラグ溝50と追加ラグ溝53との間にタイヤ周方向に複数設けられ、主溝32と接地端Eとの間を連通せず、ショルダー陸部48内の途中で閉塞している。本実施形態では、追加ラグ溝53が、タイヤ周方向に隣接する2つのラグ溝50の間に1つ設けられているが、2つ以上の追加ラグ溝53が設けられてもよい。
主溝34は、ショルダーラグ溝54及びラグ溝56が主溝34に合流する部分で屈曲することにより、ジグザグ形状を成している。主溝36は、ラグ溝64が主溝36に合流する部分で屈曲することにより、ジグザグ形状を成している。主溝38は、ラグ溝50及び追加ラグ溝53が主溝38と合流する部分で屈曲することにより、ジグザグ形状を成している。
本実施形態におけるトレッドパターン30の第2領域におけるトレッド陸部40,42は、いずれもラグ溝56,64が主溝間を連通せず、トレッド陸部40,42の領域内部で閉塞する。このため、トレッド陸部40,42のトレッド剛性を低下させずにラグ溝とサイプによってエッジ成分を増やすことができるので、乾燥路面及び雪上路面における操縦安定性能が向上する。
このようなトレッドパターン30において、第1領域の全面積に対する第1領域のラグ溝50,ショルダーラグ溝52,70、追加ラグ溝53を含むラグ溝の占有面積の比率(第1領域のラグ溝の溝面積比率)をSoutとし、第2領域の全面積に対する第2領域のラグ溝56,64、ショルダーラグ溝54,58を含むラグ溝の占有面積の比率(第2領域のラグ溝の溝面積比率)をSinとしたとき、Sout > Sinである。さらに、第1領域のサイプ全てをタイヤ幅方向に平行な平行線上に投影したときの投影長さの合計を第1領域の全面積で除算した値をLoutとし、第2領域のサイプ60,62,66,68全てを上記平行線上に投影したときの投影長さの合計を第2領域の全面積で除算した値をLinとしたとき、Lout < Linである。図2に示すトレッドパターン30では、第1領域にサイプがないので、Lout=0である。Loutは、(第1領域のタイヤ幅方向に投影したサイプの長さの合計)/(第1領域の幅×タイヤ周長)で定義され、Linは、(第2領域のタイヤ幅方向に投影したサイプの長さの合計)/(第2領域の幅×タイヤ周長)で定義される。
このように、Sout > Sin、Lout < Linとすることにより、後述するように、雪上路面における操縦安定性能および乾燥路面における操縦安定性能のいずれか一方を少なくとも維持しつつ、他方を向上することができる。
乾燥路面において走行車両の操舵を行って走行車両を旋回させるとき、車両装着外側に該当するトレッドパターン30の第1領域が旋回中のコーナ外側の領域に当たる。この旋回に伴う遠心力によって、走行車両の荷重移動が行われるので、コーナ外側の領域は、第1領域における旋回中に路面との間で発生する接地圧は高くなり横力の発生に大きな影響を与える。このため、第1領域において、トレッド陸部44及びショルダー陸部48のトレッド剛性を高くして、乾燥路面及び雪上路面における操縦安定性能を向上するために、サイプを少なくしその代わりラグ溝の占有面積を大きくする。一方、第2領域では、エッジ成分を多くして雪上路面における操縦安定性能を向上させるために、ラグ溝の占有面積を小さくし、サイプを多く設ける。勿論コーナ内側の車輪に装着されたタイヤのトレッドパターン100の第1領域は、旋回中のコーナ内側の領域に当たるが、上記荷重移動により荷重が低下しているので、小さな横力しか発生せず、トレッドパターンが車両に作用する横力の合計に与える影響は小さい。また、上記旋回と逆方向に旋回をするとき、トレッドパターン30と鏡像関係にあるトレッドパターン100を有するタイヤの第1領域が旋回中のコーナ外側の領域に当たる。このため、上記旋回と逆方向に旋回をする場合であっても、トレッドパターン100においてもトレッドパターン30と同様の作用を受ける。このためトレッドパターン100は、トレッドパターン30と鏡像関係になるようにトレッドパターン100が形成されている。
第1領域のSoutは例えば10〜20%であり、Sinは例えば5〜15%である。Loutは例えば0〜0.02mm-1であり、Linは例えば0.01〜0.10mm-1である。
また、Sinに対するSoutの比Sout/Sinは、1.1以上2.5以下であることが好ましい。比Sout/Sinが1.1未満の場合、雪上路面における操縦安定性能の向上の効果が小さくなり、比Sout/Sinが2.5を越える場合、乾燥路面における操縦安定性能の向上の効果が小さくなる。
また、Loutは、0又は0.01mm-1以下であり、Loutに対するLinの比Lin/Loutは、3以上であることが好ましい。Loutが0.01mm-1を越える場合、トレッド剛性が小さくなり、乾燥路面及び雪上路面における操縦安定性能が低下する。一方、比Lin/Loutが3未満である場合、第2領域におけるサイプによるエッジ成分が少なくなり、雪上路面における操縦安定性能の向上の効果が小さくなる。
なお、主溝38と第1の側の接地端Eとの間に設けられるラグ溝50と追加ラグ溝53の形状は、同一形状、あるいは略同一形状であることが、乾燥路面における操縦安定性能を低下させない点で好ましい。略同一形状とは、追加ラグ溝53の長さ、溝幅、溝深さ、及びタイヤ周方向に対する傾斜方向の角度が、いずれもラグ溝50の長さ、溝幅、溝深さ、及びタイヤ周方向に対する傾斜方向の角度の20%以内であることをいう。
[実施例]
本実施形態のタイヤ10のタイヤ性能を確認するために、種々の仕様のタイヤを作製し、2リットルクラスの車両に装着して、タイヤ性能を評価した。各仕様のタイヤはいずれも4本作製して車両に装着した。タイヤサイズは245/40R18 97Yとした。トレッドパターンは図2、図3に示すトレッドパターンを基本パターンとして、溝幅の寸法を変更した。図2に示すトレッドパターン30を有するタイヤと、図3に示すとレッドパターン100を有するタイヤを、車両の反対側に装着した。図2に示す第1の側(図2中の右側)が車両装着外側に、図3に示す第1の側(図3中の左側)が反対側の車輪の車両装着外側になるように車両にタイヤを装着した。
タイヤ性能は、乾燥路面における操縦安定性能(ドライ操縦安定性)、雪上路面における操縦安定性能(スノー操縦安定性)について、ドライバによる官能評価を行った。乾燥路面及び雪上路面は、タイヤ試験コースに設置された路面を用いた。評価は、下記表1に示す比較例4を基準とし(指数100)、指数が高いほど性能が優れていると評価したことを意味する。
実施例1〜4、比較例1〜3は、Loutを0に、Linを0.02mm-1に固定した状態で、Sout,Sinを種々変化させた例であり、比較例4は、Linを0.02mm-1に維持した状態で、Loutを0から0.02mm-1に変えた。
実施例5〜7、比較例5、6は、Soutを15%に、Sinを10%に固定した状態で、Lout,Linを変化させた例であり、比較例7は、Soutを15%から10%に、Sinを10%から15%に変えた。
下記表1,2には、これらの各例の仕様と評価結果を示す。
Figure 2013139240
Figure 2013139240
表1,2より、実施例1〜7はいずれも、ドライ操縦安定性およびスノー操縦安定性のいずれか一方を少なくとも維持し、他方が向上することがわかる。これより、Sout > Sinとし、Lout < Linとすることにより、ドライ操縦安定性およびスノー操縦安定性のいずれか一方を少なくとも維持し、他方を向上させることができることがわかる。
実施例8〜10では、Sin、Lout、Linを実施例1〜3と同様に固定し、Soutを種々変更した例である。下記表3にその仕様と評価結果を示す。下記表3には、実施例1〜3を同時に示す。
Figure 2013139240
表3より、比Sout/Sinは、1.1以上2.5以下であることが、ドライ操縦安定性およびスノー操縦安定性の双方が向上する点で好ましいことがわかる。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 空気入りタイヤ
12 カーカスプライ層
12a,12b カーカスプライ材
14 ベルト層
14a,14b ベルト材
16 ビードコア
18 トレッドゴム部材
20 サイドゴム部材
22 ビードフィラーゴム部材
24 リムクッションゴム部材
26 インナーライナゴム部材
28 ベルトカバー層
29 シート材
30 トレッドパターン
32,34,36,38 主溝
40,42,44 トレッド陸部
50,56,64 ラグ溝
60,62,66,68 サイプ
46,48 ショルダー陸部
52,54,58,70 ショルダーラグ溝
53 追加ラグ溝

Claims (11)

  1. 空気入りタイヤであって、
    前記空気入りタイヤのトレッド部に、タイヤセンターラインを基準として非対称のトレッドパターンが設けられ、
    前記トレッド部は、
    タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、
    前記複数の主溝によって画された領域に設けられ、地面と接する複数のトレッド陸部と、
    前記複数の主溝によって画された前記領域に設けられた複数のラグ溝及びサイプと、を有し、
    前記複数の主溝のうち、前記タイヤ幅方向の第1の側において前記タイヤセンターラインに最も近い主溝を基準主溝と定め、前記基準主溝を基準として、前記トレッド部の前記第1の側の領域を第1領域と定め、前記第1の側と反対側の領域を第2領域と定め、前記第1領域の全面積に対する前記第1領域に位置するラグ溝の占有面積の比率をSoutとし、前記第2領域の全面積に対する前記第2領域に位置するラグ溝の占有面積の比率をSinとしたとき、Sout > Sinであり、
    前記第1領域に位置するサイプ全てを前記タイヤ幅方向に平行な平行線上に投影したときの投影長さの合計を前記第1領域の全面積で除算した値をLoutとし、前記第2領域に位置するサイプ全てを前記平行線上に投影したときの投影長さの合計を前記第2領域の全面積で除算した値をLinとしたとき、Lout < Linである、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ラグ溝は、前記基準主溝から前記第1の側の接地端まで連続して延びる複数の第1ラグ溝を含む、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記主溝は、前記第2領域に設けられる少なくとも2本の主溝を含み、当該2本の主溝は、タイヤ幅方向に屈曲しながらタイヤ周方向に延びるジグザグ形状を成している、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド陸部は、前記第2領域において、前記第2の側の接地端に最も近い外側主溝と前記第2の側の接地端との間に位置するショルダー陸部と、前記ショルダー陸部以外の非ショルダー陸部とを有し、
    前記ショルダー陸部の領域には、前記第2領域における前記外側主溝と前記第2の側の接地端との間を連通するショルダーラグ溝が設けられ、前記非ショルダー陸部の領域には、前記非ショルダー陸部を画するタイヤ周方向に延びる前記第2の側の主溝から前記非ショルダー陸部内部に延び、前記非ショルダー陸部を画するタイヤ周方向に延びる前記第1の側の主溝に連通することなく閉塞する閉塞ラグ溝が設けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記Sinに対する前記Soutの比は、1.1以上2.5以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記Loutは、0又は0.01(mm-1)以下であり、前記Loutに対する前記Linの比は、3以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記主溝のうち、前記第1領域において、前記第1の側の接地端に最も近い主溝を外側主溝というとき、
    前記ラグ溝は、前記基準主溝から、前記第1領域における前記外側主溝を横切り、前記第1の側の接地端まで連続して延びる第1ラグ溝を含み、
    前記トレッド陸部は、前記第1領域における前記外側主溝と前記第1の側の接地端との間に位置するショルダー陸部と、前記基準主溝と前記第1領域における前記外側主溝との間に位置する中間陸部と、を含み、前記中間陸部には、前記第1ラグ溝が横切るように設けられ、
    前記第1領域における前記ショルダー陸部には、前記第1ラグ溝の他に、前記第1領域における前記外側主溝と前記第1の側の接地端とを連通する複数の追加ラグ溝が設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記追加ラグ溝のそれぞれは、前記第1ラグ溝のうちタイヤ周方向に隣接する2つの第1ラグ溝の間に少なくとも1つずつ設けられる、請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記第1領域に前記トレッド陸部のうち少なくとも2つのトレッド陸部が設けられるように、前記主溝は、前記第1領域に少なくとも1本の主溝を含み、さらに、前記第2領域に前記トレッド陸部の少なくとも3つが設けられるように、前記主溝は、前記第2領域に少なくとも2本の主溝を含み、
    前記トレッド陸部は、前記第1領域において、前記第1の側の接地端に最も近い外側主溝と前記第1の側の接地端との間に位置する前記第1領域におけるショルダー陸部と、前記第1領域における前記ショルダー陸部以外の非ショルダー陸部とを含み、
    前記第2領域において、前記第2の側の接地端に最も近い外側主溝と前記第2の側の接地端との間に位置するショルダー陸部と、前記第2領域における前記ショルダー陸部以外の非ショルダー陸部とを含み、
    前記第1領域では、前記基準主溝から前記第1領域における前記非ショルダー陸部を横切って前記第1の側の接地端まで連続して延びる第1ラグ溝が設けられ、
    前記第2領域における前記非ショルダー陸部には、前記第2領域における前記非ショルダー陸部を画する主溝の間を連通するサイプが設けられている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記第1の側は、前記空気入りタイヤを車両に装着するとき、車両外側に位置するように定められている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記空気入りタイヤのタイヤ幅方向の両側に位置する接地端の間の幅をWと定めたとき、前記基準主溝の溝中心位置と前記タイヤセンターラインとの間の距離Aは、前記幅Wの0.02倍以上0.3倍以下である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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