JP2015120380A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】雪路性能と操縦安定性能とを向上させる。【解決手段】車両への装着の向きが指定された空気入りタイヤである。外側ミドル陸部6には、第1外側ミドルラグ溝11Aと、タイヤ軸方向の長さが大きい第2外側ミドルラグ溝11Bとを含む外側ミドルラグ溝11、及び、第1外側ミドルラグ溝11Aの内端からタイヤ周方向の一方側にのびかつ隣接する第2外側ミドルラグ溝11Bの内端を通って第2主溝4側に傾斜している第1ミドル傾斜溝12Aと、第1外側ミドルラグ溝11Aの内端からタイヤ周方向の他方側かつ第1主溝3側に傾斜してのび、第2外側ミドルラグ溝11Bに連通する第2ミドル傾斜溝12Bとを含むミドル傾斜溝12が設けられている。第1ミドル傾斜溝12Aは、第2主溝4側から第1主溝3側に向かって溝幅が漸増している。第2ミドル傾斜溝12Bは、第1ミドル傾斜溝12Aよりも小さい溝幅を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、雪路性能と操縦安定性能とをバランス良く向上する空気入りタイヤに関する。
冬用の空気入りタイヤにおいて、雪路性能を向上させることが望まれている。例えば、雪路性能を向上させるために、トレッド部に溝容積が大きい横溝やラグ溝が設けられた空気入りタイヤが提案されている。このようなタイヤは、横溝及びラグ溝によって、大きな雪柱せん断力を発揮することができる。しかしながら、横溝やラグ溝の溝容積が大きいタイヤは、トレッド部の剛性が小さくなり、操縦安定性能が悪化するという問題がある。また、近年、さらに、優れた雪路性能を有する空気入りタイヤが望まれている。
特開2000−509675号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、主溝からのびる外側ミドルラグ溝、及び、主溝には直接連通していないミドル傾斜溝を改善することを基本として、雪路性能と操縦安定性能とをバランス良く向上する空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、車両への装着の向きが指定されることにより、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端とを有するトレッド部を具えた空気入りタイヤであって、前記トレッド部に、最も前記外側トレッド端側でタイヤ周方向に連続してのびる第1主溝、及び、前記第1主溝と前記内側トレッド端側で隣り合いかつタイヤ周方向に連続してのびる第2主溝が設けられることにより、前記第1主溝と前記第2主溝との間に外側ミドル陸部が形成され、前記外側ミドル陸部には、前記第1主溝からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記外側ミドル陸部内に位置する内端を有する複数本の外側ミドルラグ溝と、前記第1主溝及び前記第2主溝のいずれにも直接連通していない複数本のミドル傾斜溝とが設けられ、前記外側ミドルラグ溝は、第1外側ミドルラグ溝と、前記第1外側ミドルラグ溝よりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2外側ミドルラグ溝とをタイヤ周方向に交互に含み、前記ミドル傾斜溝は、前記各第1外側ミドルラグ溝の前記内端からタイヤ周方向の一方側にのびかつ隣接する前記第2外側ミドルラグ溝の前記内端を通って前記第2主溝側に傾斜している第1ミドル傾斜溝と、前記第1ミドル傾斜溝からタイヤ周方向の他方側かつ前記第1主溝側に傾斜してのび、しかも隣接している前記第2外側ミドルラグ溝に連通する第2ミドル傾斜溝とを有し、前記第1ミドル傾斜溝は、前記第2主溝側から前記第1主溝側に向かって溝幅が漸増しており、前記第2ミドル傾斜溝は、前記第1ミドル傾斜溝よりも小さい溝幅を有していることを特徴とする。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記第1ミドル傾斜溝の最大溝幅が、前記外側ミドルラグ溝の溝幅よりも大きいのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記第2外側ミドルラグ溝が、前記第1ミドル傾斜溝のタイヤ周方向長さの中間部に連通しているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記第1ミドル傾斜溝が、タイヤ周方向に対して10〜30°の角度で傾斜しているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記外側ミドル陸部には、前記第2主溝から前記外側トレッド端側にのびかつ前記外側ミドル陸部内に位置する外端を有する複数本の内側ミドルラグ溝が設けられ、前記各内側ミドルラグ溝は、前記外側ミドルラグ溝とタイヤ周方向で異なる位置に設けられているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記内側ミドルラグ溝が、第1内側ミドルラグ溝と、前記第1内側ミドルラグ溝よりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2内側ミドルラグ溝とをタイヤ周方向に交互に含み、前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝の外端は、前記第1ミドル傾斜溝に連通しているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝の各外端が、前記第2外側ミドルラグ溝の内端とは、タイヤ周方向の異なる位置で前記第1ミドル傾斜溝に連通しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤでは、第1主溝と第2主溝との間に、外側ミドルラグ溝とミドル傾斜溝とが設けられた外側ミドル陸部が形成される。外側ミドルラグ溝は、第1主溝からタイヤ軸方向内側にのびている。ミドル傾斜溝は、第1主溝及び第2主溝のいずれにも直接連通していない。ミドル傾斜溝は、第1外側ミドルラグ溝の内端からタイヤ周方向の一方側にのびかつ第2主溝側に傾斜する第1ミドル傾斜溝と、第1ミドル傾斜溝からのびる第2ミドル傾斜溝とを有している。第1ミドル傾斜溝は、第2主溝側から第1主溝側に向かって溝幅が漸増している。このように、第1ミドル傾斜溝及び第2ミドル傾斜溝は、軸方向成分を有している。また、第1ミドル傾斜溝及び第2ミドル傾斜溝は、外側ミドル陸部の剛性低下を抑制する。さらに、外側ミドルラグ溝、及び、第1ミドル傾斜溝で大きな溝状部が形成される。これにより、優れた雪柱せん断力が発揮され、雪路性能が向上する。
本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図である。 第1主溝の拡大図である。 外側ミドル陸部の拡大図である。 外側ミドル陸部の拡大図である。 本発明の他の実施形態のトレッド部の展開図である。 比較例の実施形態のトレッド部の展開図である。 他の比較例の実施形態のトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤのトレッド部2の展開図が示される。図1に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)は、例えば乗用車用のスタッドレスタイヤとして好適に利用される。
本実施形態のタイヤは、車両への装着の向きが指定された非対称のトレッドパターンを具える。これにより、タイヤのトレッド部2は、タイヤの車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Toと、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Tiとを有する。車両への装着の向きは、例えばサイドウォール部(図示せず)に、文字等で表示される。
前記各「トレッド端」To、Tiは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧を充填した無負荷である正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、各トレッド端To、Ti間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤが乗用車用である場合、正規内圧は、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。タイヤが乗用車用の場合、正規荷重は、前記荷重の88%に相当する荷重である。
トレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる主溝が設けられている。本実施形態の主溝は、第1主溝3、第2主溝4、及び、第3主溝5を含んでいる。
第1主溝3は、最も外側トレッド端To側に配されている。図2には、第1主溝3の拡大図が示される。図2に示されるように、本実施形態の第1主溝3は、第1部分3Aと、第1部分3Aよりも溝幅の小さい第2部分3Bとを含んでいる。第1部分3Aと第2部分3Bとは交互に設けられている。このような、第1主溝3は、軸方向成分を有しているため、雪柱せん断力を発揮しうる。第1部分3A及び第2部分3Bは、第1主溝3のタイヤ軸方向外側の溝縁3eの最もタイヤ赤道Cの点3aを通るタイヤ軸方向線と、第1主溝3のタイヤ軸方向内側の溝縁3iの最も外側トレッド端To側の点3bを通るタイヤ軸方向線とで区分される。
図1に示されるように、本実施形態の第2主溝4は、第1主溝3と内側トレッド端Ti側で隣り合っている。第2主溝4は、タイヤ赤道Cよりも内側トレッド端Ti側に配されている。本実施形態の第2主溝4は、タイヤ周方向に沿った直線状である。このような第2主溝4は、第2主溝4近傍の陸部剛性を高める。
本実施形態の第3主溝5は、最も内側トレッド端Ti側に配されている。第3主溝5は、鋸歯波状にのびている。第3主溝5の内側トレッド端Ti側の溝縁5iは、本実施形態では、タイヤ周方向に沿って直線状にのびている。第3主溝5のタイヤ赤道C側の溝縁5eは、タイヤ周方向に対して一方側に傾斜する一方縁5Aと、一方縁5Aとは逆向きに傾斜しかつ一方縁5Aよりもタイヤ周方向の長さが小さい他方縁5Bとがタイヤ周方向に交互に形成されている。このような第3主溝5は、軸方向成分を有しているため、雪柱せん断力を発揮する。
第1主溝3乃至第3主溝5のタイヤ軸方向の溝幅(タイヤ軸方向の長さ)W1乃至W3及び溝深さ(図示省略)については、慣例に従って種々定めることができる。各主溝3乃至5の溝幅W1乃至W3は、例えば、トレッド接地幅TWの3〜12%が望ましい。各主溝3乃至5の溝深さは、本実施形態の乗用車用タイヤの場合、例えば、3〜10mmが望ましい。
トレッド部2には、各主溝3乃至5によって、外側ミドル陸部6、外側ショルダー陸部7、内側ミドル陸部8、及び、内側ショルダー陸部9が形成されている。
図3は、外側ミドル陸部6の拡大図である。図3に示されるように、外側ミドル陸部6は、第1主溝3と第2主溝4との間に形成されている。本実施形態の外側ミドル陸部6は、タイヤ赤道Cを含んでいる。
外側ミドル陸部6は、外側ミドルラグ溝11と、ミドル傾斜溝12と、内側ミドルラグ溝13とが設けられている。
外側ミドルラグ溝11は、第1主溝3からタイヤ軸方向内側にのびている。本実施形態の外側ミドルラグ溝11は、第1部分3A(図2(a)に示す)からのびている。これにより、外側ミドルラグ溝11と第1部分3Aとで大きな溝空間が形成されているため、大きな雪柱せん断力が発揮される。
外側ミドルラグ溝11は、外側ミドル陸部6内に位置する内端11eを有している。即ち、外側ミドルラグ溝11は、外側ミドル陸部6内で終端している。
外側ミドルラグ溝11は、例えば、実質的に一定の溝幅でのびている。このような外側ミドルラグ溝11は、外側ミドル陸部6の剛性を高く確保する。ラグ溝及び後述する傾斜溝の溝幅は、溝中心線と直角方向の溝縁間の距離で定義される。
外側ミドルラグ溝11の溝幅W4は、外側ミドル陸部6の剛性を確保しつつ、大きな雪柱を形成するため、好ましくは、4〜9mmである。同様の観点より、外側ミドルラグ溝11の溝深さ(図示省略)は、好ましくは、3〜7mmであり、主溝よりも小さい。
外側ミドルラグ溝11のタイヤ軸方向に対する角度θ1は、大きな軸方向成分を確保しつつ、外側ミドルラグ溝11内の雪をタイヤの転動によってスムーズに第1主溝3に排出するために、好ましくは、5〜20°である。本明細書において、溝の角度は、溝中心線で測定される。
外側ミドルラグ溝11は、第1外側ミドルラグ溝11Aと、第1外側ミドルラグ溝11Aよりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2外側ミドルラグ溝11Bとを含み、これらがタイヤ周方向に交互に配されている。このような外側ミドルラグ溝11は、外側ミドル陸部6の剛性を確保しつつ、大きな雪柱せん断力を発揮しうる。
上述の作用を効果的に発揮させるため、第1外側ミドルラグ溝11Aのタイヤ軸方向の長さL1は、好ましくは、外側ミドル陸部6のタイヤ軸方向の最大幅Waの5〜25%である。第2外側ミドルラグ溝11Bのタイヤ軸方向の長さL2は、好ましくは、第1外側ミドルラグ溝11Aのタイヤ軸方向の長さL2の2.5〜4.0倍である。
ミドル傾斜溝12は、第1主溝3及び第2主溝4のいずれにも直接連通していない。即ち、ミドル傾斜溝12は、両端がミドル陸部6内で終端している。このようなミドル傾斜溝12は、外側ミドル陸部6の剛性を高く確保する。
ミドル傾斜溝12は、第1ミドル傾斜溝12Aと、第1ミドル傾斜溝12Aに連通している第2ミドル傾斜溝12Bとを有している。
第1ミドル傾斜溝12Aは、第1外側ミドルラグ溝11Aの内端11eからタイヤ周方向の一方側にのびている。本実施形態では、第1ミドル傾斜溝12Aのタイヤ周方向の他方側の端部の溝縁12aと、第1外側ミドルラグ溝11Aの他方側の溝縁11aとが滑らかに接続されている。これにより、第1ミドル傾斜溝12A内の雪が、第1外側ミドルラグ溝11Aを介して効果的に第1主溝3へ排出される。
第1ミドル傾斜溝12Aは、第1外側ミドルラグ溝11Aと隣接する第2外側ミドルラグ溝11Bの内端11eを通って第2主溝4側に傾斜している。このため、第1ミドル傾斜溝12A内の雪は、第2外側ミドルラグ溝11Bによっても第1主溝3側に排出される。
第1ミドル傾斜溝12Aのタイヤ周方向長さLaの中間部に、第2外側ミドルラグ溝11Bが連通している。このため、第1外側ミドルラグ溝11Aと第2外側ミドルラグ溝11Bとが、タイヤ周方向に略等ピッチで配されるので、外側ミドル陸部6の外側トレッド端To側の剛性が確保され、かつ、等ピッチで雪柱せん断力が発揮される。なお、第1ミドル傾斜溝12Aの中間部に連通するとは、第2外側ミドルラグ溝11Bの溝中心線の内端11tが、第1ミドル傾斜溝12Aのタイヤ周方向長さLaの中間点を中心に第1ミドル傾斜溝12Aのタイヤ周方向長さLaの30%の範囲にある場合をいう。
第1ミドル傾斜溝12Aは、第2主溝4側から第1主溝3側に向かって溝幅W5が漸増している。本実施形態では、タイヤ赤道C側からタイヤ軸方向外側に向かって溝幅W5が漸増している。これにより、直進走行時、大きな接地圧の作用するタイヤ赤道C側の外側ミドル陸部6の剛性を確保しつつ、タイヤの横力を利用して、第1ミドル傾斜溝12A内の雪を効果的に排出できる。
第1ミドル傾斜溝12Aの最大溝幅W5aは、外側ミドルラグ溝11の溝幅W4よりも大きいのが望ましい。このような第1ミドル傾斜溝12Aは、大きな雪柱を形成することができる。第1ミドル傾斜溝12Aの最大溝幅W5aが、外側ミドルラグ溝11の溝幅W4よりも過度に大きい場合、外側ミドル陸部6の剛性が低下し、雪柱せん断力が低下するおそれがある。このため、第1ミドル傾斜溝12Aの最大溝幅W5aは、好ましくは、外側ミドルラグ溝11の溝幅W4の2〜3倍である。同様の観点より、第1ミドル傾斜溝12Aの溝深さ(図示省略)は、好ましくは、3〜9mmである。第1ミドル傾斜溝12Aの溝中心線12cは、両側の溝縁を継ぐタイヤ軸方向線の中点(図示省略)を継いで決定される。
第1ミドル傾斜溝12Aは、タイヤ周方向に対する角度θ2が、好ましくは、10〜30°である。第1ミドル傾斜溝12Aの角度θ2が10°未満の場合、第1ミドル傾斜溝12Aのタイヤ軸方向成分が小さくなるおそれがある。第1ミドル傾斜溝12Aの角度θ2が30°を超える場合、第2外側ミドルラグ溝11Bと第1ミドル傾斜溝12Aとの間の角度が鋭角となり、その近傍の外側ミドル陸部6の剛性が低下するおそれがある。
第1ミドル傾斜溝12Aは、隣接する第1ミドル傾斜溝12Aとタイヤ周方向で重なる重なり部15を有している。これにより、さらに、大きな雪柱せん断力が発揮され、雪路性能が向上する。
図4に示されるように、第2ミドル傾斜溝12Bは、第1ミドル傾斜溝12Aからタイヤ周方向の他方側かつ第1主溝3側に傾斜してのびている。即ち、第2ミドル傾斜溝12Bは、第1ミドル傾斜溝12Aと同じ向きにのびている。第2ミドル傾斜溝12Bは、本実施形態では、第1ミドル傾斜溝12Aの溝幅の大きい端部からのびている。
本実施形態の第2ミドル傾斜溝12Bは、そのタイヤ赤道C側の溝縁12iが、第1ミドル傾斜溝12Aのタイヤ赤道C側の溝縁12eと滑らかに連続している。これにより、外側ミドル陸部6の剛性が高く確保される。
第2ミドル傾斜溝12Bは、第1ミドル傾斜溝12Aと隣接している第2外側ミドルラグ溝11Bに連通している。これにより、第2ミドル傾斜溝12B内の雪は、第2外側ミドルラグ溝11Bを介して第1主溝3へ排出される。
第2ミドル傾斜溝12Bは、実質的に溝幅が一定にのびている。これにより、さらに、第2ミドル傾斜溝12B近傍の外側ミドル陸部6の剛性が高く確保される。
第2ミドル傾斜溝12Bは、本実施形態では、第1ミドル傾斜溝12Aよりも小さい溝幅W7を有している。このため、外側ミドル陸部6の剛性が高く確保される。第2ミドル傾斜溝12Bの溝幅W7は、好ましくは、第1ミドル傾斜溝12Aの最小溝幅W5bよりも小さい。第2ミドル傾斜溝12Bの溝幅W7は、より好ましくは、第1ミドル傾斜溝12Aの最小溝幅W5bの75%〜95%である。
第2ミドル傾斜溝12Bの溝幅W7は、好ましくは、2〜4mmである。また、第2ミドル傾斜溝12Bの溝深さ(図示省略)は、好ましくは、3〜7mmである。
第2ミドル傾斜溝12Bのタイヤ周方向に対する角度θ3は、雪柱せん断力を発揮しつつ、外側ミドル陸部6の剛性を確保する観点より、好ましくは、10〜30°である。
内側ミドルラグ溝13は、第2主溝4から外側トレッド端To側にのびかつ外側ミドル陸部内に位置する外端13eを有している。即ち、内側ミドルラグ溝13は、外側ミドル陸部6内部で終端している。
内側ミドルラグ溝13は、例えば、実質的に溝幅W8が一定にのびている。これにより、外側ミドル陸部6の剛性が、さらに高く確保される。
内側ミドルラグ溝13の溝幅W8は、外側ミドル陸部6の剛性を確保しつつ、大きな雪柱を形成するため、好ましくは、4〜9mmである。同様の観点より、内側ミドルラグ溝13の溝深さ(図示省略)は、好ましくは、3〜7mmであり、主溝よりも小さい。
内側ミドルラグ溝13は、タイヤ赤道C上に設けられている。このため、内側ミドルラグ溝13の角度θ4は、外側ミドルラグ溝11の角度θ1よりも大きいのが望ましい。即ち、直進走行時、タイヤ赤道C近傍では、大きな接地圧が作用するため、内側ミドルラグ溝13を傾斜させて、溝容積を大きく確保し、効果的に雪柱せん断力を発揮させて制動力や駆動力を高めうる。
上述の作用を効果的に発揮させるため、内側ミドルラグ溝13のタイヤ軸方向に対する角度θ4は、好ましくは、10〜30°である。
内側ミドルラグ溝13は、外側ミドルラグ溝11とタイヤ周方向で異なる位置、望ましくは交互に設けられている。これにより、内側ミドルラグ溝13と外側ミドルラグ溝11とでタイヤ周方向に交互に雪柱せん断力が発揮される。
内側ミドルラグ溝13は、第1内側ミドルラグ溝13Aと、第1内側ミドルラグ溝13Aよりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2内側ミドルラグ溝13Bとをタイヤ周方向に交互に含んで形成されている。
第1内側ミドルラグ溝13A及び第2内側ミドルラグ溝13Bの外端13eは、第1ミドル傾斜溝12Aに連通している。これにより、第1ミドル傾斜溝12A内の雪が第1内側ミドルラグ溝13A及び第2内側ミドルラグ溝13Bを介して、第2主溝4に排出される。これにより、さらに雪柱せん断力が向上する。
第1内側ミドルラグ溝13A及び第2内側ミドルラグ溝13Bの各外端13eは、第2外側ミドルラグ溝11Bの内端11eとは、タイヤ周方向の異なる位置で第1ミドル傾斜溝12Aに連通しているのが望ましい。これにより、第1ミドル傾斜溝12A内の雪をさらに効果的に排出しうる。同様の観点より、第1内側ミドルラグ溝13A及び第2内側ミドルラグ溝13Bの各外端13eは、第1外側ミドルラグ溝11Aの内端11eとは、タイヤ周方向の異なる位置で第1ミドル傾斜溝12Aに連通しているのが望ましい。
本実施形態では、タイヤ周方向に対して、第1内側ミドルラグ溝13A、第2外側ミドルラグ溝11B、第2内側ミドルラグ溝13B及び第1外側ミドルラグ溝11Aの順で外側ミドル陸部6に形成されている。従って、外側ミドル陸部6のタイヤ軸方向の内外で外側ミドル陸部6のタイヤ周方向の剛性がバランスよく確保されている。
第2内側ミドルラグ溝13Bのタイヤ軸方向長さL4の中間部が、第1ミドル傾斜溝12Aに連通されている。これにより、外側ミドル陸部6の剛性が高く確保される。「第2内側ミドルラグ溝13Bの中間部が、第1ミドル傾斜溝12Aに連通される」とは、第2内側ミドルラグ溝13Bのタイヤ軸方向長さL4の中間位置を中心として、第2内側ミドルラグ溝13Bの前記長さL4の30%の範囲に、第1ミドル傾斜溝12Aの溝中心線12cの内端12tが設けられる場合をいう。本実施形態では、第1ミドル傾斜溝12Aは、タイヤ赤道C上で第2内側ミドルラグ溝13Bに連通している。
特に限定されるものではないが、第2内側ミドルラグ溝13Bのタイヤ軸方向長さL4は、外側ミドル陸部6の最大幅Waの35〜55%である。第1内側ミドルラグ溝13Aのタイヤ軸方向の長さL3は、好ましくは、第2内側ミドルラグ溝13Bのタイヤ軸方向長さL4の25%〜75%である。
外側ミドルラグ溝11、ミドル傾斜溝12、及び、内側ミドルラグ溝13は、それぞれタイヤ周方向に対して同じ向き(図4では右上がり)に傾斜している。これにより、外側ミドル陸部6の剛性が均等化され、各溝に強固な雪柱を形成することができる。
図1に示されるように、外側ショルダー陸部7は、外側トレッド端Toと第1主溝3との間に配されている。外側ショルダー陸部7には、外側トレッド端Toと第1主溝3との間を継いでのびる複数本の外側ショルダー横溝20が設けられている。これにより、外側ショルダー陸部7は、外側トレッド端Toと第1主溝3と外側ショルダー横溝20とで区分される外側ショルダーブロック7Bがタイヤ周方向に並んだブロック列として形成されている。
本実施形態の外側ショルダー横溝20は、タイヤ軸方向内側に配された内側部20Aと、内側部20Aよりも外側トレッド端To側に配されかつ内側部20Aよりも溝幅の大きい外側部20Bとを含んでいる。このような外側ショルダー横溝20は、溝内の雪がスムーズに外側トレッド端Toから排出される。
外側ショルダーブロック7Bは、外側ショルダー横溝20からタイヤ軸方向内側にのび外側ショルダーブロック7B内で終端する第1傾斜細溝21Aが設けられた第1外側ブロック22Aと、外側ショルダー横溝20からタイヤ軸方向外側にのび外側トレッド端Toに連通する第2傾斜細溝21Bが設けられた第2外側ブロック22Bとがタイヤ周方向に交互に形成されている。第1傾斜細溝21Aと、第2傾斜細溝21Bとは、外側ショルダー横溝20を介して滑らかに接続されている。
第1外側ブロック22Aには、外側トレッド端Toからタイヤ軸方向内側にのび第1傾斜細溝21Aに連通することなく第1外側ブロック22A内で終端しているサイプ23Aが設けられている。
第2外側ブロック22Bには、第2傾斜細溝21Bよりもタイヤ軸方向内側に配され両端が第2外側ブロック22B内に位置するサイプ23Bが設けられている。
内側ミドル陸部8は、第2主溝4と第3主溝5との間に形成される。内側ミドル陸部8は、第2主溝4と第3主溝5との間を継ぐ横溝が設けられていないリブ状体である。
内側ミドル陸部8には、第3主溝5からタイヤ赤道C側にのびかつ内側ミドル陸部8内で終端する内側ラグ溝24が設けられている。
内側ショルダー陸部9には、第3主溝5と内側トレッド端との間に形成される。内側ショルダー陸部9には、タイヤ軸方向にのびる複数本の内側ショルダーラグ溝26と、タイヤ周方向に連続してのびる内側ショルダー縦溝27とが設けられている。
本実施形態の内側ショルダーラグ溝26は、内側トレッド端Tiからタイヤ軸方向内側にのびかつ内側ショルダー縦溝27に連通している。また、内側ショルダーラグ溝26は、タイヤ軸方向内側に配された第1内側部26Aと、第1内側部26Aよりも外側トレッド端To側に配されかつ第1内側部26Aよりも溝幅の大きい第2内側部26Bとを含んでいる。このような内側ショルダーラグ溝26は、溝内の雪がスムーズに外側トレッド端Toから排出される。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有するサイズ215/60R16の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤの雪路性能及び操縦安定性能がテストされた。各試供タイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
トレッド接地幅TW:166mm
第1ミドル傾斜溝の平均の溝幅W5:7mm
第1ミドル傾斜溝の最大溝幅W5a:11mm
第1ミドル傾斜溝の最小溝幅W5b:3mm
テスト方法は、次の通りである。
<雪路性能>
各テストタイヤが、下記の条件で、排気量が2400ccの乗用車の全輪に装着された。そして、テストドライバーが、上記車両を圧雪路面のテストコースを走行させ、このときのハンドル安定性、剛性感、トラクション及びグリップ等に関する走行特性がテストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点で表示されている。数値が大きいほど良好である。
リム(全輪):16×6.5JJ
内圧(全輪):230kPa
<操縦安定性能>
上記テスト車両を、テストドライバーが、乾燥アスファルト路面のテストコースを走行させ、このときの旋回時のハンドル応答性、剛性感及びグリップ等に関する走行特性がテストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1の値を100とする評点で表示された。数値が大きいほど良好である。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2015120380
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に比べて雪路性能及び操縦安定性能がバランス良く向上していることが確認できる。また、タイヤサイズを変化させたタイヤ等についてテストを行ったが、このテスト結果と同じであった。
3 第1主溝
4 第2主溝
6 外側ミドル陸部
11 外側ミドルラグ溝
11A 第1外側ミドルラグ溝
11B 第2外側ミドルラグ溝
12 ミドル傾斜溝
12A 第1ミドル傾斜溝
12B 第2ミドル傾斜溝

Claims (7)

  1. 車両への装着の向きが指定されることにより、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端とを有するトレッド部を具えた空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部に、最も前記外側トレッド端側でタイヤ周方向に連続してのびる第1主溝、及び、前記第1主溝と前記内側トレッド端側で隣り合いかつタイヤ周方向に連続してのびる第2主溝が設けられることにより、前記第1主溝と前記第2主溝との間に外側ミドル陸部が形成され、
    前記外側ミドル陸部には、
    前記第1主溝からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記外側ミドル陸部内に位置する内端を有する複数本の外側ミドルラグ溝と、前記第1主溝及び前記第2主溝のいずれにも直接連通していない複数本のミドル傾斜溝とが設けられ、
    前記外側ミドルラグ溝は、第1外側ミドルラグ溝と、前記第1外側ミドルラグ溝よりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2外側ミドルラグ溝とをタイヤ周方向に交互に含み、
    前記ミドル傾斜溝は、
    前記各第1外側ミドルラグ溝の前記内端からタイヤ周方向の一方側にのびかつ隣接する前記第2外側ミドルラグ溝の前記内端を通って前記第2主溝側に傾斜している第1ミドル傾斜溝と、
    前記第1ミドル傾斜溝からタイヤ周方向の他方側かつ前記第1主溝側に傾斜してのび、しかも隣接している前記第2外側ミドルラグ溝に連通する第2ミドル傾斜溝とを有し、
    前記第1ミドル傾斜溝は、前記第2主溝側から前記第1主溝側に向かって溝幅が漸増しており、
    前記第2ミドル傾斜溝は、前記第1ミドル傾斜溝よりも小さい溝幅を有していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1ミドル傾斜溝の最大溝幅は、前記外側ミドルラグ溝の溝幅よりも大きい請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2外側ミドルラグ溝は、前記第1ミドル傾斜溝のタイヤ周方向長さの中間部に連通している請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1ミドル傾斜溝は、タイヤ周方向に対して10〜30°の角度で傾斜している請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記外側ミドル陸部には、前記第2主溝から前記外側トレッド端側にのびかつ前記外側ミドル陸部内に位置する外端を有する複数本の内側ミドルラグ溝が設けられ、
    前記各内側ミドルラグ溝は、前記外側ミドルラグ溝とタイヤ周方向で異なる位置に設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記内側ミドルラグ溝は、第1内側ミドルラグ溝と、前記第1内側ミドルラグ溝よりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2内側ミドルラグ溝とをタイヤ周方向に交互に含み、
    前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝の外端は、前記第1ミドル傾斜溝に連通している請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝の各外端は、前記第2外側ミドルラグ溝の内端とは、タイヤ周方向の異なる位置で前記第1ミドル傾斜溝に連通している請求項6記載の空気入りタイヤ。
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