JP2013136998A - エアクリーナ装置及びそれを備えた鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンに供給される空気の浄化性能に優れると共に空気抵抗の増大を抑制した鞍乗型車両のエアクリーナ装置を提供すること。
【解決手段】エアクリーナ装置102は、エアクリーナケース105と、エアクリーナケース105の内部を第1室115と第2室145とに仕切る主エレメント170と、第1室115にエアクリーナケース105の外部の空気を吸い込む吸気通路130と、第2室145の空気をエアクリーナケース105の外部に吐き出す吐出通路148と、第1室115内に配置された湿式エレメントからなる予備エレメント138と、を備えている。吸気通路130は、第1室115内に空気を吹き出す吹出口132を有している。予備エレメント138は、吹出口132の軸線上に位置するように吹出口132から離間して配置されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、鞍乗型車両に搭載されるエアクリーナ装置及びそれを備えた鞍乗型車両に関する。
駆動源としてエンジンを備える鞍乗型車両において、エンジンに供給される空気中に埃等が混ざっていると、エンジン内部の摩耗を招き、その結果エンジンの寿命が低下する虞がある。このため、一般に、エンジンへ空気を供給する吸気管の上流側に、空気を浄化する装置であるエアクリーナが設けられている。
ところで、空気中に含まれる埃の量が多い場合には、エアクリーナケース中のエレメント(フィルター)は、すぐに目詰まりを起こしてしまう。目詰まりを抑制する方法として、エレメントを大型化することが考えられる。しかしながら、エレメントの大型化に伴い、該エレメントを備えるエアクリーナが大型化してしまい、ひいては自動二輪車等の鞍乗型車両の大型化を招いてしまう。そこで、従来から、エンジンに供給される空気の浄化性能を確保すると共にエアクリーナの大型化を防止するために、エアクリーナケースの内部に2重のエレメント(即ち、2つのエレメントが重ねられてなるエレメント)を配置することが知られている。
特許文献1のエアフィルタ(エアクリーナ)は、外筒と内筒とを有するフィルタケースを備えている。内筒の内部には、湿式のプリフィルタが設けられている。さらに、内筒と外筒との間には、フィルタエレメントが設けられている。これにより、フィルタケース内に供給される空気はプリフィルタ、フィルタエレメントの順に通過する。大きい埃はプリフィルタに捕捉され、小さい埃はフィルタエレメントに捕捉される。このような2重のエレメントを備えるエアクリーナでは、エレメントが1重であるエアクリーナと比較して目詰まりが生じにくいと考えられる。
特開平8−144876号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、供給された空気が2重のエレメントを通過するため、1重のエレメントを通過する場合と比較して空気抵抗が大きくなる。また、2重のエレメントでは、目詰まりする箇所がプリフィルタとフィルタエレメントとに分散されるが、供給された空気が最初に通過するプリフィルタでは大きな埃が捕捉されるため、プリフィルタはフィルタエレメントに比べて目詰まりが起こりやすい。プリフィルタで目詰まりが起きてしまうと該プリフィルタにおける空気抵抗が大きくなってしまい、フィルタエレメントの目詰まりが少ないとしても、エアクリーナ全体の空気抵抗が大きくなってしまう。その結果、エンジン性能が低下してしまうという課題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンに供給される空気の浄化性能に優れると共に空気抵抗の増大を抑制した鞍乗型車両用のエアクリーナ装置を提供することである。
本発明に係るエアクリーナ装置は、鞍乗型車両に搭載されるエアクリーナケースと、前記エアクリーナケース内に収納され、前記エアクリーナケースの内部を第1室と第2室とに仕切る主エレメントと、前記第1室に前記エアクリーナケースの外部の空気を吸い込む吸気通路と、前記第2室の空気を前記エアクリーナケースの外部に吐き出す吐出通路と、前記第1室内に配置された湿式エレメントからなる予備エレメントと、を備える。前記吸気通路は、前記第1室内に空気を吹き出す吹出口を有し、前記予備エレメントは、前記吹出口の軸線上に位置するように前記吹出口から離間して配置されている。
本発明に係るエアクリーナ装置では、エアクリーナケースの外部から吸入された空気は吸気通路を通過して吹出口から第1室に流入する。吹出口の軸線上には予備エレメントが離間して配置されているため、第1室内に吸入された空気の少なくとも一部は予備エレメントに当たる。このため、空気中に含まれる大きな埃は予備エレメントに衝突した後に落下する。この結果、大きな埃によって予備エレメントに目詰まりが発生することは抑制される。したがって、予備エレメントは目詰まりが生じにくい。一方、相対的に小さい埃は、予備エレメントに衝突した際に該予備エレメントに捕捉される場合がある。このため、エアクリーナケースの外部から空気を吸入し続けると、小さい埃によって予備エレメントに多少の目詰まりが発生する可能性がある。しかし、外部から吸入された空気は予備エレメントを通過しなくとも主エレメントを通過することができるため、予備エレメントに多少の目詰まりが生じていた場合であっても、空気抵抗の増大を抑制することができる。予備エレメントに当たった空気は、その後、第1室と第2室との間に配置されている主エレメントを通過する。そのため、予備エレメントで捕捉できなかった小さな埃等を該主エレメントにおいて捕捉することができる。
従って、本発明のエアクリーナ装置によると、エンジンに供給される空気の浄化性能に優れると共に空気抵抗の増大が抑制されるため、エンジン性能の低下を効果的に抑えることができる。
本発明の一態様によれば、前記エアクリーナケースは、前記吹出口に対向し且つ空気を通過させない対向壁を有している。前記予備エレメントは、前記対向壁に設けられている。
このように、予備エレメントを対向壁に設けるという簡単な構成によって、上述の作用効果を得ることができる。
本発明の一態様によれば、前記対向壁は、前記第1室における前記主エレメントと対向する壁である。
このように、主エレメントと予備エレメントとが、第1室において互いに対向する位置に配置されているので、外部から吸入される空気の大部分をまず予備エレメントに当てることができる。この結果空気を良好に浄化することができる。
本発明の一態様によれば、前記予備エレメントは、前記対向壁に着脱自在に取り付けられている。
このことにより、予備エレメントに目詰まりが発生し、予備エレメントの浄化性能が低下した場合に、該予備エレメントを容易に交換することができる。即ち予備エレメントのメンテナンスが容易である。
本発明の一態様によれば、前記予備エレメントは、前記対向壁に直接取り付けられている。
このことにより、予備エレメントを対向壁に取り付けるための複雑な構成が不要となり、エアクリーナ装置の構成を簡単化することができる。
本発明の一態様によれば、前記エアクリーナケースは、前記対向壁から突出する爪部材を備えている。前記予備エレメントは、前記爪部材に引っ掛けられている。
このことにより、予備エレメントを対向壁に対して容易に着脱することができる。即ち予備エレメントのメンテナンスが容易である。
本発明の一態様によれば、前記予備エレメントは、前記対向壁の一部に設けられている。
このように、外部から吸入された空気が当たりやすい部分である対向壁の一部(典型的には吹出口の近傍)に予備エレメントを配置することで、空気の浄化をより小さな予備エレメントによって行うことができる。
本発明の一態様によれば、前記対向壁は、鉛直方向に延びる壁である。
このことにより、外部から吸入された空気中に含まれる大きな埃が、鉛直方向に延びる壁に設けられた予備エレメントに当たった後、大きな埃は落下しやすくなる。即ち大きな埃をより効果的に除去することができる。
本発明の一態様によれば、前記吹出口は、前記主エレメントと前記予備エレメントとの間に配置されている。
このように、主エレメントと予備エレメントとが、吹出口をはさんで対向する位置に配置されているので、外部から吸入される空気の大部分をまず予備エレメントに当てることができる。この結果空気を良好に浄化することができる。
本発明の一態様によれば、前記予備エレメントの表面積は、前記吸気通路の最大の流路断面積よりも大きい。
このように、予備エレメントの表面積のほうが大きいため、吹出口から吹き出される空気を予備エレメントに十分に当てることができる。この結果、外部から吸入された空気を予備エレメントにおいて良好に浄化することができる。
本発明の一態様によれば、前記主エレメントの表面積は、前記予備エレメントの表面積よりも大きい。
このことにより、予備エレメントにおいて、大きな埃を落とし、外部から吸入された空気を予備的に浄化し、その後、主エレメントにおいて該空気を十分に浄化することができる。
本発明の一態様によれば、前記主エレメントは、乾式エレメントからなっている。
このことにより、主エレメントの取扱い及びメンテナンスが容易となる。
本発明の一態様によれば、前記吹出口は、前記主エレメントと交差しない方向に開口している。
このことにより、外部から吸入される空気が直接主エレメントに当たることを低減することができる。
本発明の一態様によれば、前記吹出口は、前記予備エレメントと交差する方向に開口している。
このことにより、外部から吸入される空気の大部分を直接予備エレメントに当てることができる。
本発明に係る鞍乗型車両は、前記エアクリーナ装置を備えたものである。
本発明によれば、前述の作用効果を奏する鞍乗型車両を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、エンジンに供給される空気の浄化性能に優れると共に空気抵抗の増大を抑制した鞍乗型車両用のエアクリーナ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車後部を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車後部を示す背面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車後部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車後部を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車後部を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係るエアクリーナおよび収納ボックスを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンユニットを示す内部断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアクリーナおよびリヤフェンダを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るエアクリーナおよびリヤフェンダを示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係るエアクリーナおよびリヤフェンダを示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係るエアクリーナを示す水平断面図である。 図12中のXIII−XIII線に沿う断面図である。 本発明の他の一実施形態に係るエアクリーナを示す部分水平断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る鞍乗型車両は、スクータ型の自動二輪車1である。ただし、本発明に係る鞍乗型車両はスクータ型の自動二輪車1に限定される訳ではない。本発明に係る鞍乗型車両は、いわゆるモペット型、オフロード型、またはオンロード型等の他の型式の自動二輪車であってもよい。また、本発明に係る鞍乗型車両は、自動二輪車に限定される訳ではなく、ATV(All Terrain Vehicle)等であってもよい。なお、鞍乗型車両とは、乗員が跨って乗車する車両のことである。
以下の説明において、前、後、左、右は、それぞれ自動二輪車1の乗員から見た前、後、左、右を意味するものとする。図面に付した符号F、Re、L、Rは、それぞれ前、後、左、右を表す。
自動二輪車1は、車両本体5と、前輪7と、後輪9と、後輪9を駆動するエンジンユニット40とを備えている。車両本体5は、乗員によって操作されるハンドル11と、乗員が着座するシート13とを備えている。エンジンユニット40は、エンジン42(図8参照)を有するいわゆるユニットスイング式のエンジンユニットである。エンジンユニット40は、水平軸であるピボット軸38を中心として揺動可能なように、その前端部が車体フレーム20に支持されている。即ち、エンジンユニット40は、車体フレーム20に対して揺動自在に支持されている。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ22から後斜め下向きに延びるメインフレーム24と、メインフレーム24から後斜め上向きに延びる左右のシートフレーム26(図2参照),28と、左右のシートフレーム26,28に架け渡されたクロスメンバ30(図2参照)と、を有する。ヘッドパイプ22にはフロントフォーク32が取り付けられている。
フロントフォーク32の下端部には、前輪7が支持されている。エンジンユニット40の後端部には後輪9が支持されている。後輪9の一部を覆うリヤフェンダ80はエンジンユニット40に支持されている。リヤフェンダ80は後輪9と共に車体フレーム20に対して揺動することができる。
図4に示すように、自動二輪車1は、左右のシートフレーム26,28の間においてクロスメンバ30に支持された収納ボックス180を備えている。収納ボックス180は、ヘルメット等が収納される大きさを有している。収納ボックス180の上部には開口が形成されている。シート13(図1参照)は、シート13の前端部を中心として回転可能に構成されている。シート13の後端部が前斜め上方に移動するようにシート13を回転させると、当該開口が外部に露出する。収納ボックス180は、図5に示すように、左のシートフレーム26の右方に位置する左側壁192を有している。また、収納ボックス180は、図6に示すように、右のシートフレーム28の左方に位置する右側壁182を有している。
自動二輪車1は、図4及び5に示すように、右のシートフレーム28および左のシートフレーム26のうち、左のシートフレーム26の後部(例えば、側面視における後輪9の上方)のみに支持された同乗者用の足載せ台35を備えている。足載せ台35は比較的大きい足載せ面36(図4も参照)を有している。シート13に着座した同乗者は、その両足を足載せ台35に載せることができる。
なお、上記の足載せ台35は、左のシートフレーム26および右のシートフレーム28のうちいずれか一方の後部のみに支持されていればよい。足載せ台35は、右のシートフレーム26の後部に支持されていてもよい。ただし、足載せ台35を左のシートフレーム26の後部に支持することとすると、マフラー15からの排熱を避けることができるので、より好ましい。このように、足載せ台35は、左方及び右方のうち、マフラー15が設けられた方と反対の方のシートフレームに支持されていることが好ましい。
エンジンユニット40は、収納ボックス180の下方において車体フレーム20に支持されている。エンジンユニット40は、図8に示すように、内燃機関の一例としてのエンジン42と、ベルト式無段変速機(以下、「CVT」という。)62と、を有している。エンジン42は、クランクケース44と、クランクケース44から前斜め上向きに延びるシリンダブロック48と、シリンダブロック48の前部に接続されたシリンダヘッド50と、シリンダヘッド50の前部に接続されたシリンダヘッドカバー52とを備えている。本明細書では、シリンダブロック48、シリンダヘッド50、およびシリンダヘッドカバー52の全体をシリンダ46と言うこととする。シリンダ46は、クランクケース44から前斜め上向きに延びている。クランクケース44の左方には伝動ケース60が配置されている。CVT62は、伝動ケース60内に配置されている。
シリンダヘッド50には、凹部53と、この凹部53につながる図示しない吸気ポートおよび排気ポートとが形成されている。この吸気ポートには吸気管54(図6参照)が接続され、排気ポートには排気管56(図6参照)が接続されている。なお、ここでいう吸気管54には、単一の部材に限らず、複数の部材が組み合わされたものも含まれる。例えば、吸気管54は、吸気ポートに接続された管、当該管に接続されたスロットルボディ、及び当該スロットルボディに接続されたダクト等が組み合わされることによって形成されていてもよい。ピストン59の頂面とシリンダブロック48の内周壁と上記凹部53とにより、燃焼室57が形成されている。上記ピストン59は、コンロッド58を介してクランク軸45に連結されている。クランク軸45は左方および右方に延びており、クランクケース44内に収容されている。
CVT62は、駆動側のプーリである第1プーリ64と、従動側のプーリである第2プーリ66と、第1プーリ64と第2プーリ66とに巻き掛けられたVベルト68とを備えている。クランク軸45の左端部は、クランクケース44から左方に突出している。第1プーリ64は、クランク軸45の左端部に取り付けられている。第2プーリ66はメイン軸70に取り付けられている。メイン軸70は、図示しないギア機構を介して後輪軸72に連結されている。なお、図8では、第1プーリ64の前側部分と後側部分とでは、変速比が異なる状態を表している。第2プーリ66についても同様である。
吸気管54は、シリンダヘッド50の吸気ポートに接続している。吸気管54は、シリンダヘッド50から後ろ向きに延びている。図6に示すように、吸気管54は、シリンダ46の上方且つ収納ボックス180の下方に配置されている。吸気管54の後部にはエアクリーナ100が接続されている。
排気管56は、シリンダヘッド50の排気ポートに接続している。排気管56は、シリンダヘッド50から後方に延びている。排気管56の後端部には、後斜め上向きに延びるマフラー15が接続されている。
本実施形態に係るエアクリーナ装置102は、エアクリーナ100と、後述する吐出通路148と、吸込部120とを備えている。図12に示すように、エアクリーナ100は、エアクリーナケース105を有している。エアクリーナケース105には、吸込部120が設けられている。吸込部120は、空気を吸い込む吸込口122と、エアクリーナケース105から上向きに延びる吸気通路130とを備えている。吸気通路130は、図3に示すように、車両中心線L1よりも右方に配置されている。吸気通路130の吸込口122は、収納ボックス180の右側壁182の右方且つ右のシートフレーム28の左方に配置されている。吸気通路130の吸込口122の少なくとも一部は、収納ボックス180の右側壁182に向かって開口している。本実施形態では、吸気通路130は、前向き若しくは前斜め上向きに延びるように形成されている。ただし、吸気通路130の向きは、鉛直上向きであってもよいし、前斜め下向きであってもよい。
なお、本明細書において「車両中心線」とは、平面視において、前輪7の左右方向(幅方向)の中心と後輪9の左右方向(幅方向)の中心とを通る前後に延びる線を指す用語である。
マフラー15には、図6に示すように、複数のスリット17が形成されたカバー15Aが取り付けられている。スリット17は、カバー15Aの前部に形成されている。各スリット17は、前斜め下向きに延びている。スリット17は、上下に並べられ、互いに平行に配設されている。自動二輪車1の走行時に、地面上にたまった水が前輪7によって巻き上げられ、カバー15Aに当たってから上方に飛び散るおそれがある。しかし、スリット17を設けることによって、前輪7によって巻き上げられた水の流れる方向を変更することができる。このため、前輪7によって巻き上げられた水がカバー15Aに衝突して、エアクリーナ装置102の吸込口122に侵入することを効果的に抑制することができる。また、巻き上げられた水は、いったんスリット17に捕捉された後、カバー15Aの表面に沿って後方に流れやすくなる。そのため、この水によってカバー15Aを冷却することができる。このように、高温となったマフラー15を間接的に冷却することができ、マフラー15を効果的に冷却することもできる。
本実施形態では、図3に示すように、マフラー15の中心線L2は、自動二輪車(車両)1の後方から見て吸気通路130の中心線L3よりも右方に位置している。好ましくは、マフラー15の左端16は、車両後方から見て吸気通路130の中心線L3よりも右方に位置している。さらに好ましくは、マフラー15の左端16は、車両後方から見て吸気通路130の右端よりも右方に位置している。かかる構成によると、エアクリーナ100およびエアクリーナ100と接続された吸気通路130に、マフラー15の熱が伝わることを効果的に抑制することができる。
なお、本明細書において「マフラー15の中心線」とは、平面視において、マフラー15の左右方向(幅方向)の中心を通る前後に延びる線を指す用語である。また、本明細書において「吸気通路130の中心線」とは、平面視において、吸気通路130の左右方向(幅方向)の中心を通る前後に延びる線を指す用語である。なお、図3では便宜上、各中心線L1、L2、L3に代えて、各中心線L1、L2、L3を通る鉛直線を一点鎖線で図示し、それぞれ符号L1、L2、L3を付している。
自動二輪車1は、図5に示すように、車体フレーム20の後部(典型的には左のシートフレーム26の後部)とエンジンユニット42の後部との間に設けられたリヤクッションユニット95を備えている。リヤクッションユニット95は、左のシートフレーム26と伝動ケース60とに支持されている。
図9に示すように、エアクリーナ100は、エンジン42に空気を導く吸気管54に接続されている。本実施形態では、吸気管54とエンジン42との接続部43および吸気管54のエアクリーナ100(第2ケース140)との接続部55は、平面視において車両中心線L1上に配置されている。かかる構成によると、吸気管54の左右方向への曲がりがないか、あっても少ないため、エンジン42の吸気特性が良好となり、エンジン性能が向上する。言い換えると、平面視において吸気管54を真っ直ぐに延ばすことができるので、吸気抵抗を低減させることができ、エンジン性能を向上させることができる。
リヤフェンダ80は、後輪9の上方に位置する上部82と、後輪9の側方に位置する側部84A,84Bとを有している。エアクリーナ100は、少なくともリヤフェンダ80の上部82の一部を形成している。図6及び図11に示すように、側面視において、エアクリーナ100(第1ケース110)と後輪9とは重なるようにそれぞれ配置されている。
エアクリーナ100の右側部分の前後方向長さは、左側部分の前後方向名長さよりも長くなっている。吸込部120は、車両中心線L1を基準としてエアクリーナ100の左側部分と右側部分とのうち、前後方向長さが長い方の部分に設けられている。本実施形態では、吸込部120は、エアクリーナ100の右側部分(後述する第1ケース110)に設けられている。
図12に示すように、エアクリーナ100は、それぞれ開口が形成された第1ケース110および第2ケース140からなるエアクリーナケース105と、空気を浄化する主エレメント170と、を有している。第1ケース110および第2ケース140は、互いの開口が主エレメント170を介して向かい合うように組み立てられている。このように、主エレメント170はエアクリーナケース105内に収納され、エアクリーナケース105の内部を第1室(即ち第1ケース110の内部空間)115と第2室(即ち第2ケース140の内部空間)145とに仕切っている。なお、主エレメント170は、乾式エレメント(オイルを染み込ませていないエレメント)であってもよいし、湿式エレメント(オイルを染み込ませたエレメント)であってもよい。
なお、本明細書において「第1室115と第2室145とに仕切る」とは、主エレメント170が仕切り壁の全体を形成する場合だけでなく、主エレメント170が仕切り壁の一部を形成する場合を含む用語である。
主エレメント170は、フレーム174に取り付けられている。フレーム174の両端部分に形成された係合部176,176をエアクリーナケース105内に設けられた係合溝106,106にそれぞれ嵌め込むことによって、主エレメント170をフレーム174と共にケース105内に容易に取り付けることができる。また、主エレメント170の交換が必要になった場合には、簡単に取り外しができるためメンテナンスが容易である。
前述の吸込部120は第1ケース110に接続されている。即ち、エアクリーナ100の第1ケース110には、第1室115内にエアクリーナケース105の外部の空気を吸い込む吸込部120が設けられている。前述したように、吸込部120は、空気を吸い込む吸込口122と、エアクリーナケース105(詳しくは第1ケース110)から上向きに延びる吸気通路130とを備えている。吸気通路130は、図13に示すように、第1室115内に空気を吹き出す吹出口132を有している。図12に示すように、吹出口132は、予備エレメント138と交差する方向に開口している。吹出口132は、主エレメント170と交差しない方向に開口している。
図12及び図13に示すように、第1室115内には、湿式エレメント(即ち、オイルを染み込ませたエレメント)からなる予備エレメント138が配置されている。予備エレメント138は、吹出口132の軸線上に位置するように吹出口132から離間して配置されている。予備エレメント138は、吹き出された空気が予備エレメント138に当たる一方、当該空気が予備エレメント138を通過しないように配置されている。
なお、本明細書において「空気が予備エレメント138を通過」とは、予備エレメント138を流れる空気が実質的に流れ方向を変えることなく通過することを意味する用語である。従って、予備エレメント138に正面から当たった空気が該予備エレメント138の裏面から流れ出るのではなく、該予備エレメント138の側面から漏れ出るような流れは、ここでいう「通過」には該当しない。
図13の二点鎖線Xで示すように、吹出口132が予備エレメント138の中心部分に向かうように吹出口132を配置することが好ましい。即ち、吹出口132の延長線上に予備エレメント138の中央領域が位置するように吹出口132を配置することが好ましい。図12に示すように、本実施形態では、吹出口132は、主エレメント170と予備エレメント138との間に配置されている。なお、吹出口132は、吹出口132の少なくとも一部の延長線上に予備エレメント138が位置するように配置されていることが好ましい。吹出口132は、吹出口132の延長線上に予備エレメント138が位置するように配置されていることがより好ましい。また、吹出口132と予備エレメント138までの距離は、吹出口132と主エレメント170までの距離よりも短いことが好ましい。かかる構成によると、エアクリーナの外部の空気をより効果的に予備エレメント138に当てることができる。
予備エレメント138の表面積は、吹出口132の開口面積よりも大きいことが好ましい。また、予備エレメント138の表面積は、吸気通路130の最大の流路断面積よりも大きいことが好ましい。かかる構成によると、予備エレメント138の表面積のほうが大きいため、吹出口132から吹き出される空気を予備エレメント138に十分に当てることができる。このため、外部から吸入された空気を予備エレメント138において良好に浄化することができる。
なお、本明細書において「予備エレメント138の表面積」とは、第1室115に露出している面の面積をいい、対向壁136と接触している面の面積は含まない用語である。
主エレメント170の表面積は、予備エレメント138の表面積よりも大きいことが好ましい。かかる構成によると、予備エレメント138において、大きな埃を落とし、且つ相対的に小さい埃を捕捉して外部から吸入された空気を予備的に浄化することができる。その後、主エレメント170において該空気をさらに浄化することができる。
なお、本明細書において「主エレメント170の表面積」とは、第1室115から第2室145へと空気が通過する際に、空気が接触し得る主エレメントの全表面積を意味する用語である。
エアクリーナ100の第1ケース110は、吹出口132に対向し且つ空気を通過させない対向壁136を有している。対向壁136は、第1室115における主エレメント170と対向する壁である。対向壁136は、鉛直方向に延びる壁である。対向壁136に設けられた予備エレメント138は、鉛直方向に延びるように配置される。外部から吸入された空気中に含まれる大きな埃は、予備エレメント138に当たった後、落下しやすくなる。そのため、大きな埃は、予備エレメント138から脱落しやすいので、予備エレメント138の目詰まりが抑制される。
本実施形態では、エアクリーナ100の第1ケース110は、対向壁136から突出する爪部材134,134を備えている。予備エレメント138は、該予備エレメント138を爪部材134,134に引っ掛けることによって、対向壁136に設けられている。図12に示すように、予備エレメント138に形成された係合穴139に爪部材134を係合させることによって、予備エレメント138は対向壁136に取り付けられている。かかる構成によると、予備エレメント138のメンテナンスが容易である。
本実施形態では、予備エレメント138は、爪部材136,136に引っ掛けることによって対向壁136に着脱自在に取り付けられているが、予備エレメント138を対向壁136に取り付ける方法は特に限定されない。例えば、予備エレメント138は、接着剤等を介して対向壁136に直接取り付けられていてもよい。
また、変形例として、図14に示すように、第1ケース110の前端部に設けられた挿入口116から予備エレメント238を着脱する態様が挙げられる。挿入口116から第1室115内に挿入された予備エレメント238は、第1室115内に形成された位置合わせ壁118によって前後方向の移動が阻止される。また、予備エレメント238は、第1室115内に形成された位置ズレ防止壁117によって、左右方向の移動が阻止される。挿入口116は、予備エレメント238が第1室115内に装着されているときは、外部からの空気が該部分から流入しないように、蓋体等によって封止されている。
本実施形態では、予備エレメント138は、対向壁136の一部(即ち吹出口132の近傍)に設けられているが、かかる態様に限定されない。例えば、予備エレメント138を対向壁136の全面に設けてもよい。また、第1室115を構成する壁であって、主エレメント170と対向しない壁(即ち対向壁136とは別の壁)に予備エレメント138を設けてもよい。
エアクリーナ100の第2ケース140には、第2室145の空気をエアクリーナケース105外に吐き出す吐出通路148が設けられている。本実施形態では、吐出通路148は、エアクリーナ100の第2ケース140とエンジン42とを連通する吸気管54の一部を構成している。
エアクリーナ装置102において、エアクリーナケース105の外部の空気は吸込口122から吸入される。吸入された空気は吸気通路130を通過し、吹出口132から予備エレメント138の中央部分に向かって流れる。吸入された空気が予備エレメント138に衝突すると、空気中に含まれる大きな埃は、第1室115内に落下する。一方、空気中に含まれる小さい埃は、一部は予備エレメント138に捕捉されずに流れ、他の一部は予備エレメント138に捕捉される。このようにして、空気は予備エレメント138において浄化される。
ところで、予備エレメント138に小さい埃が捕捉されていくと、予備エレメント138に若干の目詰まりが発生する場合がある。しかしながら、第1室115内に吸入された空気は、予備エレメント138を通過しなくとも主エレメント170を通過することができる。また、吸入された空気は、予備エレメント138の表面に衝突してその流れ方向を変える。そのため、目詰まりによる空気抵抗の増大を抑制することができる。
予備エレメント138において浄化された空気は、その後、主エレメント170を通過する。この際、予備エレメント138において捕捉することができなかった小さな埃は、主エレメント170において捕捉される。この結果、良好に浄化された空気をエンジン42に供給することができる。
次に、吸気通路130の吸込口122について詳細に説明する。図6及び図7に示すように、吸気通路130の吸込口122の少なくとも一部は、収納ボックス180の右側壁182に対向している。
本実施形態では、吸気通路130は、伸縮不能なダクトにより形成されている。かかる構成によると、吸気通路130の長さが不変であるため、エンジン42の全体の吸気通路(即ち吸込部120の吸気通路130とエアクリーナ100内の通路と吸気管52)の長さが不変となる。この結果、吸気脈動の変動を抑えることができ、エンジン42の性能が安定する。
図3及び図6に示すように、収納ボックス180の右側壁182は、右のシートフレーム28の左方に位置している。収納ボックス180の右側壁182には、左方に凹んだ凹部190が形成されている。収納ボックス180の右側壁182は、前方の側壁184と、前方の側壁184の後端から左方に向かう後壁186と、後壁186の左端から後方に向かう後方の側壁188と、を有している。凹部190は、少なくとも後壁186と後方の側壁188とにより区画されている。
収納ボックス180は、図3及び図5に示すように、左のシートフレーム26の右方に位置する左側壁192を有している。収納ボックス180の左側壁192には、右方に凹んだ他の凹部200が形成されている。収納ボックス180の左側壁192は、前方の側壁194と、前方の側壁194の後端から右方に向かう後壁196と、後壁196の右端から後方に向かう後方の側壁198と、を有している。凹部200は、少なくとも後壁196と後方の側壁198とにより区画されている。
図6に示すように、本実施形態では、吸気通路130の吸込口122の少なくとも一部は、凹部190内に配置されている。即ち、図2に示すように、自動二輪車1の前方から見た場合に、吸込口122の少なくとも一部は収納ボックス180に隠れて見えない状態である。前輪7によって巻き上げられた泥や埃や水等は、凹部190には入り込みにくい。このため、吸込口122に泥や埃や水等が侵入することを抑制することができる。
好ましくは、吸気通路130の吸込口122の少なくとも一部は、後壁186に対向している。本実施形態では、図7に示すように、吸気通路130の吸込口122は、前方に開口した第1部分124と、左方に開いた(開口した)第2部分126とを有している。図4に示すように、吸込口122は、後壁186の右端187が第1部分122の右端125よりも右方に位置するように配置されている。吸込口122の第1部分124は、右側壁182の後壁186に対向している。吸込口122の第2部分126は、右側壁182の後方の側壁188に対向している。このように、吸込口122の第1部分124を後壁186に対向するように配置して、吸入口122の第2部分126を後方の側壁188に対向するように配置することにより、吸込口122の大きさを小さくしなくても、吸込口122を凹部190内に配置することの効果を得ることができる。即ち、収納ボックス180の収納スペースの確保と、エアクリーナ100に対する埃の侵入防止とを両立させることができる。
本実施形態に係る吸込口122は、図9に示すように、平面視でL字形状をしているがかかる形状に限定されない。例えば、吸込口122が左斜め前方に開口しているような形状であってもよい。
吸込口122は、従来はデッドスペースであった収納ボックス180の右側壁182の右方と右のシートフレーム28の左方との間の空間に配置されている。そのため、吸込口122用に新たな空間を設ける必要がなく、従来から存在する空間を有効に活用することができる。さらに、吸入口122の少なくとも一部が収納ボックス180の右側壁182に対向するように配置されているため、前輪7から巻き上げられた水、泥及び埃等が吸込口182へと入りにくくなっている。この結果、エアクリーナ100内に吸入される埃等の量が低減されるため、エンジン42の性能低下を効果的に抑えることができる。
好ましくは、図6に示すように、吸込口122の少なくとも一部は、車両側方から見て右のシートフレーム28と重なるように配置されている。かかる構成によると、右のシートフレーム28によって、吸込口122に泥や埃が侵入することを抑制することができる。
本実施形態に係る自動二輪車1では、エアクリーナ100と接続された吸気通路130が、収納ボックス180の右側壁182の右方と右のシートフレーム28の左方との間の空間に配置されている。このため、図3及び図5に示すように、エアクリーナ100と接続された吸気通路130と干渉することなく、車両中心線L1よりも左方に、伝動ケース60から上向きに延びる他の吸気通路210を配置することができる。即ち、収納ボックス180の左側壁192の左方と左のシートフレーム26の右方との間の空間に、吸気通路210を配置することができる。
吸気通路210は、伝動ケース60内のCVT62に対して冷却用の空気を外部から導入する通路である。図5に示すように、吸気通路210は、伸縮自在な蛇腹状のダクト214と、収納ボックス180の左側壁192の凹部200に一体的に形成されたダクト216とを備えている。
ダクト216の先端部には、左方に開口した吸込口212が形成されている。吸込口212の少なくとも一部は、凹部200内に配置されている。吸込口212は、空気を吸い込む開口である。本実施形態では、吸込口212の全体が凹部200内に配置されている。吸込口212は、左側壁192の後方の側壁198から左方に向けて開口している。ただし、上述した吸気通路130の吸込口122と同様に、吸込口212の少なくとも一部が後壁196に対向していてもよい。前輪7によって巻き上げられた泥や埃や水等は、凹部200には入り込みにくい。このため、吸込口212を通じて伝動ケース60内に泥や埃や水等が侵入することを抑制することができる。
次に、リヤフェンダ80について詳細に説明する。図9に示すように、エアクリーナ100は、少なくともリヤフェンダ80の上部82の一部を形成している。本実施形態では、リヤフェンダ80の上部82の一部は、第2ケース140によって形成されている。第1ケース110は、リヤフェンダ80の側方に配置されている。このように、第1ケース110をリヤフェンダ80の側方に配置することで、第2ケース140の容積を大きく確保することができる。
リヤフェンダ80におけるエアクリーナ100以外の部分(以下、「メインフェンダ部86」とする。)と、エアクリーナ100とは、互いに組み立てられている。図9に示すように、リヤフェンダ100の上部82において、メインフェンダ部86とエアクリーナ100の第2ケース140とは締結具90Aにより締結されている。図10に示すように、リヤフェンダ80の左側部84Bにおいて、メインフェンダ部86とエアクリーナ100の第2ケース140とは締結具90Bにより締結されている。図11に示すように、リヤフェンダ80の右側部84Aにおいて、メインフェンダ部86とエアクリーナ100の第1ケース110とは締結具90Cにより締結されている。本実施形態に係る締結具90A〜90Cとしては、例えば、一般的なボルト、ネジ、リベット等が挙げられる。
図5に示すように、エンジンユニット40とリヤフェンダ80の一部であるエアクリーナ100とは、締結具92Aにより締結されている。図6に示すように、リヤフェンダ80の一部であるメインフェンダ部86とエンジンユニット40とは、締結具92Bにより締結されている。このように、エアクリーナ100とメインフェンダ部86とが相互に固定され、且つエアクリーナ100とメインフェンダ部86とがそれぞれエンジンユニット42に固定されている。このため、リヤフェンダ80が揺動しても、エアクリーナ100とメインフェンダ部86とのがたつき及び位置ずれを防止することができる。
図9に示すように、エアクリーナ100の左端142(詳しくは、第2ケース140の左端142)は、車両中心線L1の左方に位置している。エアクリーナ100の右端112(詳しくは、第1ケース110の右端112)は、車両中心線L1の右方に位置している。リヤフェンダ80の前部150の左右方向の全体は、エアクリーナ100によって形成されている。このようにリヤフェンダ80の前部150の全体をエアクリーナ100で形成することによって、エアクリーナ100の横幅を大きくすることができる。よって、エアクリーナ100の容積を大きく確保することができる。なお、本実施形態においてリヤフェンダ80の前部150は、エアクリーナ100の前端面であるが、該前端面よりも後方部分であってもよい。
メインフェンダ部86とエアクリーナ100との境界150は、平面視において車両中心線L1に対して傾いている。エアクリーナ100は、平面視において、左方および右方のうち一方から他方に行くほど、前後方向長さが長くなるように形成されている。本実施形態では、メインフェンダ部86とエアクリーナ100との境界150の一部(詳しくは、エアクリーナ100の左右方向の中央部分から右部分の領域)は、平面視において車両中心線L1に対して傾いている。即ち、エアクリーナ100は、左方から右方に行くほど、前後方向長さが長くなるように形成されている。かかる構成によると、エアクリーナ100の容積を大きく確保することができる。エアクリーナ100の容積を大きくすることで、多くの空気を一度に吸い込むことができ、エンジン性能の向上を図ることができる。
図4に示すように、エアクリーナ100は、平面視において、左方および右方のうち足載せ台35が設けられた方から他方に行くほど、前後方向長さが長くなるように形成されている。本実施形態では、左のシートフレーム26に足載せ台35が設けられている。エアクリーナ100は、左方から右方に行くほど、前後方向長さが長くなるように形成されている。このように、エアクリーナ100と足載せ台35との干渉を避けつつエアクリーナ100の前後方向長さを長くすることによって、エアクリーナ100の容積を大きく確保することができる。
図9に示すように、本実施形態では、リヤフェンダ80の左方には、リヤクッションユニット95(図5参照)の一部が入り込むことができる凹部88が形成されている。エアクリーナ100の左端142と右端112との間の中間位置(図9の符号L4参照)は、車両中心線L1よりも右方に偏倚している。言い換えると、エアクリーナ100の上記中間位置は、車両中心線L1の左方および右方のうち、リヤフェンダ80の凹部88が形成された方と逆の方に偏倚している。
図11に示すように、本実施形態では、エアクリーナ100の下端(例えば、第1室115底面部分)108は、リヤフェンダ80の上端81Aと下端81Bとの間の中間位置よりも下方に位置している。リヤフェンダ80の上端81Aとは、エンジンユニット40に取り付けられたリヤフェンダ80において、メインフェンダ部86の上下方向の最も上方に位置する部分をいう。典型的には、メインフェンダ部86の上下方向の最も上方に位置する部分とエアクリーナ100の最も上方に位置する部分との地上からの高さは、実質的に同一である。また、リヤフェンダ80の下端81Bとは、エンジンユニット40に取り付けられたリヤフェンダ80において、メインフェンダ部86の上下方向の最も下方に位置する部分をいう。かかる構成によると、エアクリーナ100が低い位置に配置されているため、例えば、シート13の位置を低くすることができる。なお、エアクリーナ100の形状によっては、エアクリーナ100の下端108は、第2室145の底面部分となる。
エアクリーナ100の上下方向の長さは、前方から後方に行くに従って変化している。図11に示すように、本実施形態では、エアクリーナ100の上下方向の最大長さ(例えば、第1室115の上下方向の最大長さ)は、リヤフェンダ80の上端81A位置の上下方向の長さ(言い換えると、上端81A位置を通る鉛直断面における上下方向の長さ)よりも短い。かかる構成によると、エアクリーナ100の上下方向長さが短いので、エアクリーナ100の上方に空間的な余裕をもたせることができる。そのため、例えば、エアクリーナ100の上方に他の車両部品を配置することが可能となる。また、例えば、シート13の位置を低くすることができる。なお、エアクリーナ100の形状によっては、エアクリーナ100の上下方向の最大長さは、第2室145の上下方向の最大長さとなる。
エアクリーナ100は少なくともリヤフェンダ80の上部82の一部を形成しているため、リヤフェンダ80の上方(例えば上部)に別途エアクリーナを重ねて配置する必要がない。従って、リヤフェンダの上方にエアクリーナを配置した場合と比較して、空間に余裕があるためエアクリーナ100の容積を大きくすることができる。これにより、エアクリーナ100における空気の浄化性能を向上させることができる。
上述したように、本実施形態に係る鞍乗型車両に搭載されるエアクリーナ装置102は、図9に示すように、吐出通路148と、吸込部120と、エアクリーナケース105とを備えている。エアクリーナケース105の外部から吸入された空気は吸気通路130を通過して吹出口132から第1室115に流入する。吹出口132の軸線上には予備エレメント138が離間して配置されているため、第1室115内に吸入された空気の少なくとも一部は予備エレメント138に当たる。このため、空気中に含まれる大きな埃は予備エレメント138に衝突した後に落下する。この結果、大きな埃によって予備エレメント138に目詰まりが発生することは抑制される。したがって、予備エレメント138は目詰まりが生じにくい。一方、相対的に小さい埃は、予備エレメント138に衝突した際に該予備エレメント138に捕捉される場合がある。このため、外部から空気を吸入し続けると、小さい埃によって予備エレメント138に多少の目詰まりが発生する可能性がある。しかし、外部から吸入された空気は予備エレメント138を通過しなくとも主エレメント170を通過することができるため、予備エレメント138に多少の目詰まりが生じていた場合であっても、空気抵抗の増大を抑制することができる。予備エレメント138に当たった空気は、その後、第1室115と第2室145との間に配置されている主エレメント170を通過する。そのため、予備エレメント138で捕捉できなかった小さな埃等を該主エレメントにおいて捕捉することができる。
図12に示すように、本実施形態によれば、エアクリーナケース105は、吹出口132に対向し且つ空気を通過させない対向壁136を有している。予備エレメント138は、対向壁136に設けられている。このように、予備エレメント138を対向壁136に設けるという簡単な構成によって、上述の作用効果を得ることができる。
本実施形態によれば、対向壁136は、第1室115における主エレメント170と対向する壁である。そのため、主エレメント170と予備エレメント138とが、第1室115において互いに対向する位置に配置されているので、外部から吸入される空気の大部分をまず予備エレメント138に当てることができる。この結果空気を良好に浄化することができる。
本実施形態によれば、予備エレメント138は、対向壁136に着脱自在に取り付けられている。そのため、予備エレメント138に目詰まりが発生し、予備エレメント138の浄化性能が低下した場合に、該予備エレメント138を容易に交換することができる。即ち予備エレメント138のメンテナンスが容易である。
また、本実施形態によれば、予備エレメント138は、対向壁136に直接取り付けられている。そのため、予備エレメント138を対向壁136に取り付けるための複雑な構成が不要となり、エアクリーナ装置102の構成を簡単化することができる。
本実施形態によれば、エアクリーナケース105は、対向壁136から突出する爪部材134を備えている。予備エレメント138は、爪部材に引っ掛けられている。そのため、予備エレメント138を対向壁136に対して容易に着脱することができる。即ち予備エレメント138のメンテナンスが容易である。
本実施形態によれば、予備エレメント138は、対向壁136の一部に設けられている。そのため、外部から吸入された空気が当たりやすい部分である対向壁136の一部に予備エレメント138を配置することで、空気の浄化をより小さな予備エレメント138によって行うことができる。
本実施形態によれば、対向壁136は、鉛直方向に延びる壁である。そのため、外部から吸入された空気中に含まれる大きな埃が、鉛直方向に延びる壁に設けられた予備エレメント138に当たった後、大きな埃は落下しやすくなる。即ち大きな埃をより効果的に除去することができる。
本実施形態によれば、吹出口132は、主エレメント170と予備エレメント138との間に配置されている。そのため、主エレメント170と予備エレメント138とが、吹出口132をはさんで対向する位置に配置されているので、外部から吸入される空気の大部分をまず予備エレメント138に当てることができる。この結果空気を良好に浄化することができる。
本実施形態によれば、予備エレメント138の表面積は、吸気通路130の最大の流路断面積よりも大きい。そのため、予備エレメント138の表面積のほうが大きいため、吹出口132から吹き出される空気を予備エレメント138に十分に当てることができる。この結果、外部から吸入された空気を予備エレメント138において良好に浄化することができる。
本実施形態によれば、主エレメント170の表面積は、予備エレメント138の表面積よりも大きい。そのため、予備エレメント138において、大きな埃を落とし、外部から吸入された空気を予備的に浄化し、その後、主エレメント170において該空気を十分に浄化することができる。
本実施形態によれば、主エレメント170は、乾式エレメントからなっている。そのため、主エレメント170の取扱い及びメンテナンスが容易となる。
本実施形態によれば、吹出口132は、主エレメント170と交差しない方向に開口している。このため、エアクリーナケース105の外部から吸入される空気が直接主エレメント170に当たることを低減することができる。
本実施形態によれば、吹出口132は、予備エレメント138と交差する方向に開口している。このため、エアクリーナケース105の外部から吸入される空気の大部分を直接予備エレメント138に当てることができる。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
100 エアクリーナ
102 エアクリーナ装置
105 エアクリーナケース
115 第1室
130 吸気通路
132 吹出口
134 爪部材
136 対向壁
138 予備エレメント(湿式エレメント)
145 第2室
148 吐出通路
170 主エレメント(乾式エレメント)

Claims (15)

  1. 鞍乗型車両に搭載されるエアクリーナケースと、
    前記エアクリーナケース内に収納され、前記エアクリーナケースの内部を第1室と第2室とに仕切る主エレメントと、
    前記第1室に前記エアクリーナケースの外部の空気を吸い込む吸気通路と、
    前記第2室の空気を前記エアクリーナケースの外部に吐き出す吐出通路と、
    前記第1室内に配置された湿式エレメントからなる予備エレメントと、を備え、
    前記吸気通路は、前記第1室内に空気を吹き出す吹出口を有し、
    前記予備エレメントは、前記吹出口の軸線上に位置するように前記吹出口から離間して配置されている、エアクリーナ装置。
  2. 前記エアクリーナケースは、前記吹出口に対向し且つ空気を通過させない対向壁を有し、
    前記予備エレメントは、前記対向壁に設けられている、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  3. 前記対向壁は、前記第1室における前記主エレメントと対向する壁である、請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  4. 前記予備エレメントは、前記対向壁に着脱自在に取り付けられている、請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  5. 前記予備エレメントは、前記対向壁に直接取り付けられている、請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  6. 前記エアクリーナケースは、前記対向壁から突出する爪部材を備え、
    前記予備エレメントは、前記爪部材に引っ掛けられている、請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  7. 前記予備エレメントは、前記対向壁の一部に設けられている、請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  8. 前記対向壁は、鉛直方向に延びる壁である、請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  9. 前記吹出口は、前記主エレメントと前記予備エレメントとの間に配置されている、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  10. 前記予備エレメントの表面積は、前記吸気通路の最大の流路断面積よりも大きい、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  11. 前記主エレメントの表面積は、前記予備エレメントの表面積よりも大きい、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  12. 前記主エレメントは、乾式エレメントからなっている、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  13. 前記吹出口は、前記主エレメントと交差しない方向に開口している、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  14. 前記吹出口は、前記予備エレメントと交差する方向に開口している、請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか一つに記載のエアクリーナ装置を備えた鞍乗型車両。
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