JP2013134992A - 燃料電池システムのノイズを低減するための消音器 - Google Patents

燃料電池システムのノイズを低減するための消音器 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池システムのノイズを低減するための消音器を提供する。
【解決手段】燃料電池システムに装着される消音器において、燃料電池システムの所定装置に連結され、所定装置から排出された空気のノイズを連鎖的に低減する複数の拡張室と、拡張室のうち少なくとも一つの拡張室に連結され、少なくとも一つの拡張室から流入された空気のノイズを、拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する少なくとも一つの共鳴器と、を備え、拡張室のうちいずれか一つは、所定装置から空気が流入される入口管を備え、拡張室のうち入口管を備えた拡張室とは異なる他の一つは、拡張室へ流入された空気が排出される出口管を備え、拡張室の間には、中間管が挿入されている消音器である。
【選択図】図3A

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、より詳しくは、燃料電池システムのノイズを低減するための消音器に関する。
燃料電池(fuel cell)は、水素のように、地球上に豊かに存在する物質から電気エネルギーを発生させる環境に優しい代替エネルギー技術であって、太陽電池(solar cell)と共に注目されている。燃料電池の電力生産のためには、燃料電池に、燃料、水、空気が供給されねばならない。これにより、燃料電池システムの内部では、このような物質の供給のための複数の機械的な装置が駆動されるが、このような装置の駆動によって、ノイズ(acoustic noise)が発生する。燃料電池システムのノイズが過度に大きい場合に、ユーザ及び周囲に不快感を誘発するおそれがあるので、燃料電池システムから発生するノイズを低減するための装置が開発されている。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、特許文献1,2,3,4及び5がある。
韓国特許公開2008−0056052号公報 韓国特許公開2007−0079534号公報 米国特許出願公開2002/0012826号明細書 特開2005−116353号公報 韓国特許公開2009−0049666号公報
本発明が解決しようとする課題は、燃料電池システムの内部空間に設置可能な小型の体積内で、燃料電池システムから発生した特定周波数帯域のノイズを低減できる消音器を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、前記消音器が装着された燃料電池システムを提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の一態様による燃料電池システムに装着される消音器は、前記燃料電池システムの所定装置に連結され、前記所定装置から排出された空気のノイズを連鎖的に低減する複数の拡張室と、前記拡張室のうち少なくとも一つの拡張室に連結され、前記少なくとも一つの拡張室から流入された空気のノイズを、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する少なくとも一つの共鳴器と、を備え、前記拡張室のうちいずれか一つは、前記所定装置から空気が流入される入口管を備え、前記拡張室のうち入口管を備えた拡張室とは異なる他の一つは、前記拡張室に流入された空気が排出される出口管を備え、前記拡張室の間には、中間管が挿入されていることを特徴とする。
前記拡張室及び前記少なくとも一つの共鳴器の空洞は、前記消音器の内部空間が複数の隔壁によって分割されることによって形成された空間である。前記少なくとも一つの共鳴器の第1共鳴器の空洞は、前記拡張室のうち少なくとも一つの拡張室及び前記隔壁のうち一部を共有し、第2共鳴器の空洞は、前記少なくとも一つの拡張室の数よりも多い数の他の拡張室及び前記隔壁のうち一部を共有する。前記隔壁の数は、前記拡張室の数と前記少なくとも一つの共鳴器の空洞の数との和に比例する。また、前記空洞の体積は、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに反比例する。
前記拡張室のうち第1拡張室と第2拡張室との間の第1隔壁に挿入された第1中間管の出口端が、前記第2拡張室と第3拡張室との間の第2隔壁に挿入された第2中間管の入口端よりも、前記第2隔壁に近く位置することによって、前記第1中間管の出口から前記第2拡張室の内部へ排出された空気は、逆流する形態で前記第2中間管の入口へ流入される。
前記少なくとも一つの共鳴器の各共鳴器のネックは、前記各共鳴器に連結された拡張室の内部に突出しており、前記各共鳴器に連結された拡張室の内部空気が、前記各共鳴器のネックの孔に流入され、前記流入された空気は、前記各共鳴器のネックの孔から、前記各共鳴器に連結された拡張室の内部へ排出される。前記各共鳴器のネックの長さは、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに反比例し、前記各共鳴器のネックの断面積の大きさは、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに比例する。
前記所定装置は、前記燃料電池システムの燃料電池に空気を供給する空気ポンプであり、前記出口管は、前記燃料電池システムの燃料電池のカソード側の入口に連結され、前記出口管から排出された空気は、前記燃料電池のカソード側の入口へ流入される。
本発明の他の態様による燃料電池システムは、燃料を利用して電力を生産する燃料電池と、前記燃料電池に少なくとも燃料及び空気を供給するBOPと、前記BOPの空気ポンプと前記燃料電池のカソード側の入口との間に挿入され、前記空気ポンプから排出された空気のノイズを低減する消音器と、を備えたことを特徴とする。
前記消音器は、前記空気ポンプから排出された空気のノイズを連鎖的に低減する複数の拡張室を備える。前記消音器は、前記拡張室のうち少なくとも一つの拡張室に連結され、前記少なくとも一つの拡張室から流入された空気のノイズを、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する少なくとも一つの共鳴器をさらに備える。
前記空気ポンプと前記空気ポンプのホルダーとの間には、第1ゴムパッキングが挿入されており、前記ホルダーと前記燃料電池システムの内部フレームとの間には、第2ゴムパッキングが挿入されている。前記第1ゴムパッキングの硬度は、前記第2ゴムパッキングの硬度よりも高い。
本発明の一実施形態による燃料電池システムの構成図である。 本発明の一実施形態による消音器の外部形状を示す正面図である。 本発明の一実施形態による消音器の外部形状を示す左側面図である。 本発明の一実施形態による消音器の外部形状を示す右側面図である。 本発明の一実施形態による消音器の外部形状を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による消音器の内部形状を示す正面図である。 本発明の一実施形態による消音器の内部形状を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による消音器の内部での空気の流れを示す図面である。 本発明の他の実施形態による消音器の内部形状を示す正図面である。 本発明の他の実施形態による消音器の内部形状を示す斜視図である。 本発明のさらなる他の実施形態による消音器の内部形状を示す正図面である。 本発明のさらなる他の実施形態による消音器の内部形状を示す斜視図である。 図3A及び図3Bに示された消音器のケースの外部形状を示す正図面である。 図3A及び図3Bに示された消音器のケースの外部形状を示す側面図である。 図3A及び図3Bに示された消音器のケースの外部形状を示す斜視図である。 図3A及び図3Bに示された消音器のケースの内部形状を示す正図面である。 図7Aないし図7Dに示された消音器のケースを装着した様子を示す図面である。 図3A及び図3Bに示された消音器の適用前と適用後とのノイズ測定結果を示すグラフである。 図1に示された空気ポンプの装着方式を示す図面であって、空気ポンプ及びこれと一体型に結合されているホルダーが示されている。 図1に示された空気ポンプの装着方式を示す図面であって、空気ポンプが燃料電池システムの内部フレームに装着されている様子が示されている。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。燃料電池システムは、一般的に電力を生産する燃料電池、燃料電池に燃料、水、空気を供給するための燃料電池の周辺機器であるBOP(balance of plants)、及び燃料電池から出力された電力を変換して負荷に供給するコンバータ(converter)で構成される。本発明の実施形態の特徴は、燃料電池システムの内部に流れる空気のノイズを低減させるための消音器に関連しているため、以下の実施形態の特徴が不明確になることを防止するために、燃料電池を構成するスタック(stack)、BOP、コンバータについては、詳しい説明を省略する。一般的に、燃料電池は、負荷で要求する電力に対応して、複数のセルが直列または並列に組み合わされたスタック形態に設計される。以下では、一つのセル及び複数のセルが結合されたスタックをいずれも包括して、簡単に燃料電池と称す。
図1は、本発明の一実施形態による燃料電池システムの構成図である。図1を参照すると、本実施形態による燃料電池システムは、燃料電池10と、燃料ストレージ20と、制御器30と、空気ポンプ41と、水回収ポンプ42と、循環ポンプ43と、供給ポンプ44と、第1分離器51と、第2分離器52と、第1熱交換器(HEX)61と、第2熱交換器62と、弁モジュール(V)70と、混合器80と、センサ(S)90と、消音器100と、で構成されている。一般的に、燃料電池10に燃料、水、空気を供給するための構成要素、すなわち、燃料電池10以外の前記のような構成要素をBOPと称す。図1に示したように、BOPの構成要素間には、これらを連結する複数のパイプが装着されている。また、図1に示された燃料電池システムには、図1に示された構成要素以外に、他の装置が存在する。例えば、図1に示された燃料電池システムには、燃料電池10の温度を検出するために、燃料電池10にサーミスター(thermistor)を装着することができ、センサ90に連結されたパイプに、このパイプに流れる燃料の不純物を除去するフィルタを装着することができ、第1熱交換器61及び第2交換器62の冷却のために、第1熱交換器61及び第2交換器62に、ファン(Fan)を装着することができる。
燃料電池10は、燃料が有している化学エネルギーを、電気化学的反応を利用して直接電気エネルギーに変換することによって、DC(direct current)電力を生産する発電装置である。このような燃料電池の例としては、固体酸化物燃料電池(SOFC:solid oxide fuel cell)、高分子電解質燃料電池(PEMFC:polymer electrolyte membrance fuel cell)、直接メタノール燃料電池(DMFC:direct methanol fuel cell)が挙げられる。特に、図1に示された実施形態は、直接メタノール燃料電池を運転するためのBOPが適用された燃料電池システムである。但し、後述する空気ポンプ41のノイズを低減するための技術的手段は、他の種類の燃料電池にも適用される。
一方、直接メタノール燃料電池は、メタノールを、水素濃度が高くなるように改質する間接メタノール燃料電池(indirect methanol fuel cell)とは異なり、メタノールを改質する過程なしに、燃料電池10のアノード(anode)で、メタノールと水とが直接反応して水素イオン及び電子を生成する。このように、直接メタノール燃料電池は、メタノールを改質する過程が不要であるため、小型化が可能であり、主に携帯用燃料電池システムに適用されている。
直接メタノール燃料電池のアノードでは、CHOH+HO→6H+6e+COの反応が起き、カソード(cathode)では、3/2O+6H+6e→3HOの反応が起きる。陽子(H)は、燃料電池内部の陽子交換膜(proton exchange membrane)を通じて伝送され、電子(e)は、アノードからカソードに外部回路を通じて伝送される。このような過程によって、電力が生産される。特に、直接メタノール燃料電池には、燃料電池10での反応を円滑にするための触媒が存在する。一般的に、触媒は、白金で製造され、反応過程での温度が過度に高い場合に劣化する。これにより、純粋なメタノールは、燃料電池10に供給されず、適量の水に希釈されたメタノール、すなわち、適正濃度のメタノール水溶液が燃料電池10に供給されねばならない。以下では、燃料電池10のアノード側の入口に供給されるメタノール水溶液を簡単に燃料と称す。
このように、燃料電池10の劣化を防止しつつ、燃料電池10での反応を円滑にするためには、燃料電池10に適量のメタノール、水、空気が供給されねばならない。制御器30は、センサ90によって検出された燃料の濃度、温度に基づいて、燃料電池10に供給される燃料、水、空気の量を調節するために、空気ポンプ41、供給ポンプ44、循環ポンプ43、及び水回収ポンプ42を制御する。燃料電池10は、混合器80から燃料電池10のアノード側の入口に供給された適正濃度の燃料を利用して電力を生産する。燃料電池10の電力生産過程で、燃料電池10のアノード側の出口から、反応過程の副産物である二酸化炭素、未反応の燃料が排出され、燃料電池10のカソード側の出口から、反応過程の副産物である水が排出される。
第1分離器51は、燃料電池10のアノード側の出口から排出された副産物、及び未反応燃料からのメタノール及び水を分離することによって、メタノール及び水を回収する。燃料電池10のカソード側の出口から排出された副産物は、燃料電池10での反応熱による高温の流体であって、蒸気形態の水分を含んでいる。これは、第1熱交換器61を通過する際に、第1熱交換器61の熱交換過程によって冷却され、この過程で一部の水が回収される。第2分離器52は、このように冷却された副産物から水を分離することによって水を回収し、このような回収過程後の残りの副産物である二酸化炭素を外部に排出する。第1分離器51と第2分離器52とは、遠心分離を利用して、燃料電池10から排出された副産物、及び未反応燃料からのメタノール及び水を分離する。水回収ポンプ42は、第2分離器52によって回収された水を吸入して、第1分離器51に排出する。これにより、第1分離器51から、第1分離器51によって回収されたメタノールと、第1分離器51及び第2分離器52によって回収された水とが混合された低濃度の燃料が排出される。
燃料ストレージ20は、燃料が保存される容器であって、円筒形、ボックス型など、多様な形態の容器で製造される。燃料ストレージ20は、燃料がレフィル(refill)される形態に製造される。また、燃料ストレージ20は、図1に示された燃料電池システムに着脱可能な形態に製造され、一般的に、カートリッジ(cartridge)と称す。燃料ストレージ20には、高濃度の燃料、例えば、100%のメタノールが保存される。
弁モジュール70は、燃料循環ライン101と燃料供給ライン102とが連結される地点に挿入され、燃料循環ライン101を通じて、燃料電池10から、燃料電池10に循環される低濃度燃料の流れと、燃料供給ライン102を通じて、燃料ストレージ20から、燃料電池10に供給される高濃度燃料の流れとを制御する。ここで、燃料循環ライン101は、燃料電池10から排出された未反応燃料が再び燃料電池10に流入される経路にあるパイプを表し、燃料供給ライン102は、燃料ストレージ20から燃料電池10に新たに供給される燃料が流れる経路にあるパイプを表す。
循環ポンプ43は、弁モジュール70の燃料流れの制御によって、弁モジュール70から燃料循環ライン101を通じて移送された低濃度燃料と、燃料供給ライン102を通じて移送された高濃度燃料とのうち少なくとも一つを吸入して、第2熱交換器62を通じて混合器80に排出する。循環ポンプ43から排出された燃料は、第2熱交換器62を通過する際、第2熱交換器62の熱交換動作によって、燃料の温度が調整される。混合器80は、循環ポンプ43から排出された低濃度燃料と高濃度燃料とを混合し、このような混合過程を経て生成された適正濃度の燃料を燃料電池10に供給する。
第1熱交換器61は、燃料電池10から排出される水が流れるパイプラインの特定地点、例えば、燃料電池10のカソード側の出口に位置し、燃料電池10のカソードから排出された水の温度を制御する。第2熱交換器62は、燃料電池10に供給される燃料が流れるパイプラインの特定地点、例えば、循環ポンプ43と混合器との間に位置し、燃料電池10のアノード側の入口に供給される燃料の温度を制御する。第1熱交換器61と第2交換器62とは、燃料電池システムのパイプ内部に流れる流体と、パイプ外部の媒体との熱交換を円滑にする形態の金属管、タンクで具現される。
燃料電池10での電力生産のために、燃料電池システム内部では、ポンプ、分離器のような数個の機械的な装置が駆動されるが、このような装置の駆動によってノイズ(acoustic noise)が発生する。燃料電池システムのノイズが過度に大きい場合、ユーザ及び周辺に不快感を誘発するため、燃料電池システムの大きいノイズは、低減される必要がある。また、燃料電池システムのノイズが大きくない場合でも、燃料電池システムの使用環境によって特定周波数帯域のノイズが低減されねばならない場合がある。例えば、軍用装置は、そのノイズによって敵にさらされることを防止するために、軍用装置から10m離れた地点で50Hz〜10kHzの周波数帯域で、1/3オクターブバンド(octave band)単位の特定音圧レベル以下のノイズのみを許容する条件を軍用規格と決めている。
一方、空気ポンプ41は、外部から空気が流入される入口と空気が排出される出口とが形成されているポンプ室(pump chamber)、制御器30から出力された制御信号によって回転するモータ、モータの回転運動によってポンプ室の空間を収縮及び拡張させる動作を繰り返すダイヤフラム(diaphragm)で構成される。このようなポンプ室の空間収縮及び拡張の繰り返しによる変動圧力によって、空気ポンプ41は、外部から空気を吸入して、燃料電池10のカソード側の入口に空気を供給する。空気ポンプ41のノイズは、空気ポンプ41の自体振動によって発生するノイズと、空気ポンプ41の内部の空気がある速度で動きながらポンプ室の内壁のような物体と衝突して発生するノイズとに分類される。 例えば、空気ポンプ41のモータの回転周波数が80Hzであり、モータの1回転がダイヤフラムを4回振動させる場合、ダイヤフラムの振動周波数は、320Hzとなる。このように、空気ポンプ41のダイヤフラムが320Hzで振動する場合、この振動は、空気ポンプ41の自体振動と空気ポンプ41の内部の空気衝突とを誘発し、その結果、500Hz〜2kHzの周波数帯域でノイズが発生する。一方、図1に示された燃料電池システムは、直接メタノール燃料電池を採用した携帯用燃料電池システムであるため、その内部空間が狭い。以下では、燃料電池システムの内部空間に設置可能な小体積(small volume)を有する消音器であって、このような小体積内で、燃料電池システムの空気ポンプ41で発生した特定周波数帯域のノイズを低減する消音器を説明する。但し、当業者であれば、後述する消音器は、空気ポンプ41で発生したノイズ以外にも、図1に示された燃料電池システムの他の装置で発生したノイズを低減するために使うことができるということが分かる。
図2Aないし図2Dは、本発明の一実施形態による消音器100の外部形状を示した図面であり、図2Aは、消音器100の外部形状の正面図であり、図2Bは、消音器100の外部形状の左側面図であり、図2Cは、消音器100の外部形状の右側面図であり、図2Dは、外部形状の消音器100の斜視図である。図2Aないし図2Dに示された消音器100は、ボックス状に具現されているが、消音器100は、円筒形のような多様な形態に具現化することができる。但し、図1に示された燃料電池システムがボックス状に具現され、燃料電池システムの内部の他の周辺機器もボックス状に具現される場合、燃料電池システムの内部空間の活用度を高めるために、消音器100も、ボックス状に具現されることが望ましい。
図3A及び図3Bは、本発明の一実施形態による消音器100の内部形状を示した図面であり、図3Aは、消音器100の内部形状の正面図であり、図3Bは、消音器100の内部形状の斜視図である。図3A及び図3Bを参照すると、消音器100は、3個の拡張室111,112,113及び2個の共鳴器211,212で構成される。拡張室111,112,113のうち、第1拡張室111は、図1に示された燃料電池システムから空気を排出する装置、例えば、空気ポンプ41に連結され、空気ポンプ41から空気が流入される入口管1110を備える。また、第3拡張室113は、拡張室111,112,113に流入された空気が排出される出口管1130を備える。出口管1130は、図1に示された燃料電池システムで空気を吸入する装置、例えば、燃料電池10のカソード側の入口に連結され、出口管1130から排出された空気は、燃料電池10のカソード側の入口に流入される。また、拡張室111,112,113の間には、この拡張室111,112,113を連結する中間管1112,1123が挿入されている。
一般的に、拡張型消音器は、入口管の断面積と拡張室の断面積との差によって、拡張型消音器に入射した音波の一部は、反射され、残りは、拡張室に進み、次いで、拡張室の断面積と出口管の断面積との差によって、拡張室に進行した音波の一部は、反射され、残りは、出口管に進む構造を有する。このように、拡張型消音器に入射した音波の一部が反射されることによって、拡張型消音器によってノイズが低減する。拡張型消音器の入口管及び出口管の断面積をA1とし、拡張室の断面積をA2とし、拡張室の長さをLとすると、拡張型消音器の透過損失は、次の数式1から計算される。数式1中、fは、拡張型消音器によって低減しようとするノイズの目標周波数であり、cは、音速である。
数式1に表したように、拡張型消音器の透過損失は、拡張型消音器の入口管及び出口管の断面積と拡張室の断面積との比が大きく、KL=nπ/2(n=1,3,5,…)である場合、すなわち、L=nc/4f(n=1,3,5,…)である場合に最大となる。図3A及び図3Bに示された消音器100は、燃料電池システムの内部の全体空間のうち、消音器100以外の他の装置が占める空間の残余空間に設置されねばならない。このように、図3A及び図3Bに示された消音器100の総体積は、この残余空間の体積以下の体積を有さねばならないため、拡張型消音器の入口管及び出口管の断面積と拡張室の断面積との比を大きくするには、限界がある。したがって、図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100は、このような空間の限界を克服しつつ透過損失を高めるために、空気ポンプ41から排出された空気のノイズを連鎖的(serially)に低減する複数の拡張室111,112,113を備える。このような複数の拡張室111,112,113は、拡張型消音器の入口管及び出口管の断面積と拡張室の断面積との差による音反射を連鎖的に数回発生させることによって、狭い空間内で高い透過損失を引き起こす。
このように、複数の拡張室を採用する場合に、各拡張室の長さが短縮される。これにより、各拡張室での透過損失が高い周波数帯域、すなわち、各拡張室によってノイズが低減する周波数帯域は、増大する。例えば、空気ポンプ41によって、500Hz〜2kHzの周波数帯域でノイズが発生する場合、拡張室111,112,113は、1.5kHz以降の周波数帯域のノイズに対しては、ノイズ低減能にすぐれるが、500Hz〜1.5kHzの周波数帯域のノイズに対しては、ノイズ低減能が低下する。これにより、図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100は、500Hz〜2kHzの周波数帯域で、1/3オクターブバンド単位の特定音圧レベル以下のノイズ条件を満たすために、第1拡張室111に連結された第1共鳴器211と、第3拡張室113に連結された第2共鳴器212とを備える。第1共鳴器211は、第1拡張室111に流入された空気のノイズを、拡張室111,112,113によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する。第2共鳴器212は、第3拡張室112に流入された空気のノイズを、拡張室111,112,113によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する。
拡張室111,112,113を通過した空気のノイズを測定し、このように測定されたノイズに対して、1/3オクターブバンド単位で高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を行えば、1/3オクターブバンド単位の周波数別に音圧レベルが検出される。消音器100の設計者は、このように検出された結果を参照して、消音器100が目標とするノイズ条件、例えば、50Hz〜10kHzの周波数帯域で、1/3オクターブバンド単位の特定音圧レベル以下のノイズのみを許容する条件に違反する音圧レベルを有する周波数を確認する。次いで、消音器100の設計者は、ノイズ条件に違反する音圧レベルを有する周波数を参照して、拡張室111,112,113を通過した空気のノイズに対して、再び低減されねばならない目標周波数を決定することができる。
あるいは、前記数式1を利用して、拡張室111,112,113をモデリング(modeling)し、拡張室111,112,113のモデルから、拡張室111,112,113を通過した空気の1/3オクターブバンド単位の周波数別に音圧レベルを予測することもできる。消音器100の設計者は、このように予測された結果を参照して、前記のように拡張室111,112,113を通過した空気のノイズに対して、再び低減されねばならない目標周波数を決定することもできる。例えば、前記ノイズ条件に違反する音圧レベルを有する周波数が、1kHzを中心とする周波数帯域及び2kHzを中心とする周波数帯域の二つの周波数帯域に分類される場合、第1共鳴器211及び第2共鳴器212によって低減される周波数帯域の中心周波数は、1kHz及び2kHzと選定される。
一般的に、共鳴器は、これに流入された空気がバネとして作動することによって、共鳴周波数の音波を発生させる構造を有する。共鳴器によって反射された逆相(reverse phase)の音波は、この反射波と同じ共鳴周波数の音波を消滅させる。このような共鳴器の代表的な例としては、ヘルムホルツ共鳴器(helmholts resonator)が挙げられる。ヘルムホルツ共鳴器の空洞(cavity)の体積をVとし、共鳴器のネック(neck)の長さをLとし、共鳴器のネックの断面積をAとすると、ヘルムホルツ共鳴器の共鳴周波数は、次の数式2から計算される。数式2中、cは、音速である。
数式2に表したように、ヘルムホルツ共鳴器の共鳴周波数は、共鳴器の空洞の体積、共鳴器のネックの長さ及びネックの断面積によって決定され、共鳴器の形状は、共鳴周波数に影響を与えない。図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100の共鳴器は、ヘルムホルツ共鳴器であって、第1共鳴器211は、第1拡張室111の内部に突出しているネック2111及び空洞2112で構成され、第2共鳴器212は、第3拡張室113の内部に突出しているネック2121及び空洞2122で構成される。
このように、第1共鳴器211のネック2111は、第1拡張室111の内部に突出しており、第1共鳴器211に連結された第1拡張室111の内部空気が第1共鳴器211のネック2111の孔に流入され、このように流入された空気は、第1共鳴器211のネック2111の孔から、第1共鳴器211に連結された第1拡張室111の内部に排出される。同様に、第2共鳴器212のネック2121は、第3拡張室113の内部に突出しており、第2共鳴器212に連結された第3拡張室113の内部空気が、第2共鳴器212のネック2121の孔に流入され、このように流入された空気は、第2共鳴器212のネック2121の孔から、第2共鳴器212に連結された第3拡張室113の内部に排出される。
数式2に表したように、第1共鳴器211のネック2111の長さ及び空洞2112の体積は、第1共鳴器211が低減しようとする周波数帯域の中心周波数、すなわち、拡張室111,112,113によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに反比例し、第1共鳴器211のネック2111の断面積の大きさは、第1共鳴器211が低減しようとする周波数帯域の中心周波数の大きさに比例する。同様に、第2共鳴器212のネック2121の長さ及び空洞2122の体積は、第2共鳴器212が低減しようとする周波数帯域の中心周波数、すなわち、拡張室111,112,113によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに反比例し、第2共鳴器212のネック2121の断面積の大きさは、第2共鳴器212が低減しようとする周波数帯域の中心周波数の大きさに比例する。
したがって、消音器100の設計者は、第1共鳴器211のネック2111の長さ及び断面積、空洞2112の体積を調整することによって、設計者が選定した周波数、例えば、2kHzの共鳴周波数を有する共鳴器を具現できる。同様に、消音器100の設計者は、第2共鳴器212のネック2121の長さ及び断面積、空洞2122の体積を調整することによって、設計者が選定した周波数、例えば、1kHzの共鳴周波数を有する共鳴器を具現できる。例えば、第1共鳴器211のネックの長さを6mm、ネックの内径を2mm、空洞の体積を411mmとする場合、第1共鳴器211は、1931Hzの共鳴周波数を有する。また、第2共鳴器212のネックの長さを10mm、ネックの内径を2mm、空洞の体積を912mmとする場合、第2共鳴器212は、1004Hzの共鳴周波数を有する。
前述したように、図1に示された燃料電池システムは、携帯用小型燃料電池システムであって、図3A及び図3Bに示された消音器100は、燃料電池システムの他の装置が占め、残された空間に設置されねばならないため、一般的な燃料電池システムに装着される消音器に比べて、はるかに小さい。一方、拡張室111,112,113は、その内部体積が大きいほど、透過損失が大きくなる。すなわち、図3A及び図3Bに示された消音器100に許容された空間内で、拡張室111,112,113の体積を最大限大きくするために、拡張室111,112,113及び共鳴器211,212の空洞2112,2122は、消音器100の内部空間内に遊休空間がないように形成されねばならない。図3A及び図3Bを参照すると、消音器100の内部空間が複数の隔壁によって分割されることによって、拡張室111,112,113及び共鳴器211,212の空洞2112,2122が形成される。
このように、拡張室111,112,113及び共鳴器211,212の空洞2112,2122は、消音器100の内部空間が複数の隔壁によって分割されることによって形成された空間であるため、拡張室111,112,113及び空洞2112,2122は、隔壁を共有し、その結果、消音器100の内部空間内に遊休空間がなくなる。ここで、隔壁の数は、拡張室111,112,113の数と、共鳴器211,212の空洞2112,2122の数との和に比例する。すなわち、拡張室111,112,113の数と、共鳴器211,212の空洞2112,2122の数とが増加するほど、隔壁の数も増加する。図3A及び図3Bに示された消音器100では、3個の拡張室111,112,113及び2個の空洞2112,2122を形成するために、6個の隔壁が使われた。
前述したように、第2共鳴器212の目標共鳴周波数は、第1共鳴器211の目標共鳴周波数の半分に当たる。共鳴器のネックの長さ及び断面積の調整によって、この共鳴器の共鳴周波数は調整されるが、消音器100の設計者が所望する共鳴周波数に合わせるには、限界がある。これは、第2共鳴器212の空洞2122の体積が、第1共鳴器211の体積のほぼ2倍になると、目標共鳴周波数を有する第1共鳴器211及び第2共鳴器212が容易に具現される可能性があるということを意味する。図3A及び図3Bを参照すると、第1共鳴器211の空洞2112は、一つの拡張室111と一つの隔壁とを共有し、第2共鳴器212の空洞2122は、二つの拡張室112,113と二つの隔壁とを共有する。このように、3個の拡張室111,112,113の形態及び体積がほぼ同じである場合、第1共鳴器211の空洞2112は、一つの拡張室111と一つの隔壁とを共有し、第2共鳴器212の空洞2122は、さらに多い二つの拡張室112,113と二つの隔壁とを共有することによって、第2共鳴器212の空洞2122の体積は、第1共鳴器211の体積のほぼ2倍になる。
図3A及び図3Bを参照すると、第1拡張室111と第2拡張室112との間の隔壁に挿入された第1中間管1112の入口は、第1拡張室111の内部に位置し、第1中間管1112の出口は、第2拡張室112の内部に位置する。第2拡張室112と第3拡張室113との間の隔壁に挿入された第2中間管1123の入口は、第2拡張室112の内部に位置し、第2中間管1123の出口は、第3拡張室113の内部に位置する。したがって、第2拡張室112の内部には、第1中間管1112の出口と第2中間管1123の入口とが位置している。図3A及び図3Bに示された実施形態では、第2拡張室112の内部に流れる空気のノイズをさらに低減させるために、消音器100の設計者は、第1中間管1112の出口端が第2中間管1123の入口端よりも、第2拡張室112と第3拡張室113との間の隔壁に近く位置するように、第1中間管1112の長さ及び第2中間管1123の長さを調整することができる。
このように、第1中間管1112の出口端が、第2中間管1123の入口端よりも、第2拡張室112と第3拡張室113との間の隔壁に近く位置することによって、第1中間管1112の出口から第2拡張室112の内部に排出された空気は、逆流する形態で第2中間管1123の入口に流入される。第1中間管1112の出口から第2拡張室112の内部に排出された空気は、順方向に移動し、第2拡張室112と第3拡張室113との間の隔壁に反射して逆方向に移動する。次いで、このように逆方向に移動する空気は、第1拡張室111と第2拡張室112との間の隔壁で反射して、再び順方向に移動する。第1中間管1112の長さ及び第2中間管1123の長さの調整によって、第2拡張室112の内部で、順方向の空気及び逆方向の空気が、互いに逆相ないし逆相に近い位相を有する場合、順方向の空気の音圧と逆方向の空気の音圧とは、互いに相殺されて低減する。
図4は、本発明の一実施形態による消音器100の内部での空気の流れを示した図面である。図4を参照すると、入口管1110を通じて第1拡張室111の内部に空気が流入され、第1拡張室111の内部の空気は、第1共鳴器211のネック2111の孔に流入され、このように流入された空気は、第1共鳴器211のネック2111の孔から再び第1拡張室111の内部に排出される。第1拡張室111の内部の空気は、第1中間管1112を通じて第2拡張室112の内部に流入され、このように流入された空気は、順方向に移動し、第2拡張室112と第3拡張室113との間の隔壁で反射されて逆方向に移動する。このように逆方向に移動する空気は、第1拡張室111と第2拡張室112との間の隔壁で反射されて再び順方向に移動し、第2中間管1123を通じて第3拡張室113の内部に流入される。第3拡張室113の内部の空気は、第2共鳴器212のネック2121の孔に流入され、このように流入された空気は、第2共鳴器212のネック2121の孔から再び第3拡張室113の内部に排出される。
図5A及び図5Bは、本発明の他の実施形態による消音器100の内部形状を示した図面である。図5A及び図5Bを参照すると、消音器100は、2個の拡張室及び1個の共鳴器で構成される。図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100は、消音器100の空間の限界を克服しつつ透過損失を高めるために、3個の拡張室111,112,113を有する。図5A及び図5Bに示された実施形態による消音器100の使用環境が、図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100の使用環境よりも低い透過損失を要求する場合、図5A及び図5Bに示されたように、消音器100は、2個の拡張室のみを備えることもできる。また、このような2個の拡張室を通過した空気のノイズに対して、再び低減されねばならない目標周波数の数が一つの場合、図5A及び図5Bに示されたように、消音器100は、1個の共鳴器のみを備えることもできる。図5A及び図5Bに示された共鳴器の空洞の体積は、隔壁の移動によって調整される。2個の拡張室を通過した空気のノイズに対して、再び低減されねばならない目標周波数が2個である場合、2個の拡張室に2個の共鳴器を設置することもできる。
図6A及び図6Bは、本発明のさらなる他の実施形態による消音器100の内部形状を示した図面である。図6A及び図6Bを参照すると、消音器100は、4個の拡張室及び2個の共鳴器で構成される。図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100は、消音器100の空間の限界を克服しつつ透過損失を高めるために、3個の拡張室111,112,113を有する。図5A及び図5Bに示された実施形態による消音器100の使用環境が、図3A及び図3Bに示された実施形態による消音器100の使用環境よりも高い透過損失を要求する場合、図6A及び図6Bに示されたように、消音器100は、4個の拡張室を備えることもできる。特に、図5A及び図5Bに示された実施形態による消音器100は、透過損失をさらに高めるために、図5A及び図5Bに示されたように、消音器100の内部の下部空間のうち一部を、共鳴器の空洞に割り当てず、拡張室の空間に割り当てることもできる。図5A及び図5Bに示されたように、消音器100は、2個の共鳴器を備えることができる。但し、4個の拡張室を通過した空気のノイズに対して、再び低減されねばならない目標周波数の個数が、3個である場合、図6A及び図6Bに示された2個の共鳴器以外に、一つの共鳴器を追加的に設置することもできる。
図7Aないし図7Dは、図3A及び図3Bに示された消音器100のケースの一例を示した図面であり、図7Aは、消音器100のケースの外部形状の正面図であり、図7Bは、消音器100のケースの外部形状の側面図であり、図7Cは、消音器100のケースの外部形状の斜視図であり、図7Dは、消音器100のケースの内部形状の正面図である。図7Aないし図7Dを参照すると、消音器100のケースは、図1に示された燃料電池システムの内部に安定的に装着させるための形状を有しており、燃料電池システムの内部の装置を支持する内部フレームと結合するための端子が設けられている。例えば、消音器100のケースは、燃料電池システムの内部形状、すなわち、消音器100に割り当てられた空間の形状に対応する形状を有する。
図8は、図7Aないし図7Dに示された消音器100のケース装着の様子を示した図面である。図8を参照すると、空気ポンプ41の出口と消音器100の入口管1110とが結合され、燃料電池10のカソード側の入口と消音器100の出口管1130とが結合されている。図8に示されたように、空気ポンプ41の出口と消音器100の入口管1110とは、空気ポンプ41の出口が消音器100の入口管1110に挿入される形態で結合されている。また、燃料電池10のカソード側の入口と消音器100の出口管1130とは、燃料電池10のカソード側の入口が、消音器100の出口管1130に挿入された形態で結合されている。図8に示されたように、消音器100のケースの端子は、燃料電池システムの内部フレームと結合され、燃料電池システムの内部で、消音器100を固定して位置させている。
図9は、図3A及び図3Bに示された消音器100の適用前及び適用後のノイズ測定結果を示すグラフである。図9には、燃料電池システムから10m離れた地点で燃料電池システムのノイズを測定し、このように測定されたノイズから20Hz〜20kHzの周波数帯域で、1/3オクターブバンド単位で検出された音圧レベルが示されている。前述したように、軍用規格は、軍用装置から10m離れた地点で50Hz〜10kHzの周波数帯域で、1/3オクターブバンド単位の特定音圧レベル以下のノイズのみを許容する。図9を参照すると、50Hz〜10kHzの周波数帯域には、1/3オクターブバンドの各周波数ごとに3対のバーが示されている。この3対のバーのうち、左側バーは、燃料電池システムに消音器100が適用される前に測定されたノイズを表し、中間バーは、燃料電池システムに消音器100が適用された後に測定されたノイズを表し、右側バーは、軍用規格の音圧レベルを表す。
図9に示されたように、消音器100が装着される前の燃料電池システムのノイズは、50Hz〜500Hzの周波数帯域では、軍用規格のノイズ条件を満たしているが、500Hz〜10kHzの周波数帯域では、軍用規格のノイズ条件を満たしていさないことが分かる。特に、約50Hz付近の低周波数帯域で燃料電池システムのノイズの音圧レベルは、軍用規格の音圧レベルよりはるかに低いため、この周波数帯域では、音圧レベルが多少上昇しても、軍用規格を満たすことができる。前述したように、図3A及び図3Bに示された消音器100の拡張室111,112,113は、1.5kHz以降の周波数帯域のノイズに対しては、ノイズ低減能に優れるが、500Hz〜1.5kHzの周波数帯域のノイズに対しては、ノイズ低減能が落ちる。このように、500Hz〜1.5kHzの周波数帯域のノイズ低減能を犠牲にして、1.5kHz以降の周波数帯域のノイズ低減能を高めることによって、軍用規格を満たすための手段として、前述した実施形態では、複数の拡張室111,112,113を採用している。
また、前述したように、複数の拡張室111,112,113のみでは、軍用規格のノイズ条件を満たすことができないため、前述した実施形態では、約2kHzの共鳴周波数を有する第1共鳴器211と、約1kHzの共鳴周波数を有する第2共鳴器212とを採用している。図9に示されたように、第1共鳴器211によって、2kHzを中心とする1400Hz〜2600Hzの周波数帯域で音圧レベルが低下し、第2共鳴器212によって、1kHzを中心とする700Hz〜1300Hzの周波数帯域で音圧レベルが低下する。
一方、前述した拡張室111,112,113及び共鳴器211,212のみでは、軍用規格のノイズ条件を完全に満たすことができない。図9に示されたように、図3A及び図3Bに示された消音器100によって、500Hz〜2.5kHzの周波数帯域の音圧レベルが大きく低下したが、依然として軍用規格のノイズ条件を満たさない周波数帯域があるということが分かる。これは、図3A及び図3Bに示された消音器100以外の他のノイズ低減手段によって解決される。例えば、空気ポンプ41の自体振動によって発生するノイズは、空気ポンプ41の装着方式を改善することによって解決される。
図10A及び図10Bは、図1に示された空気ポンプ41の装着方式を示した図面である。図10Aには、空気ポンプ41及びこれと一体型に結合されているホルダー414が示されている。図10Bには、空気ポンプ41が燃料電池システムの内部フレームに装着されている様子が示されている。図10Aに示したように、空気ポンプ41の上部及び下部のそれぞれには、空気ポンプ41を燃料電池システムに装着するためのホルダー411が結合されている。空気ポンプ41の上部に結合されたホルダー411には、燃料電池システムの内部フレームと結合するための2個の端子が設けられている。同様に、空気ポンプ41の下部に結合されているホルダー411にも、燃料電池システムの内部フレームと結合するための2個の端子が設けられている。空気ポンプ41の自体振動によって発生するノイズを低減するために、この端子のそれぞれには、中央にX字状のクラック(crack)のある円筒状のゴムパッキングが押し込まれている。
図10Aを参照すると、空気ポンプ41の自体振動によって発生するノイズを低減するために、空気ポンプ41と空気ポンプ41のホルダーとの間には、輪状のゴムパッキングが挿入されている。図10Bを参照すると、空気ポンプ41のホルダー411と燃料電池システムの内部フレームとの間には、円筒状のゴムパッキングが挿入されている。空気ポンプ41のホルダーの各端子に押し込まれたゴムパッキングのクラックを通じてボルトとナットとを締結することによって、空気ポンプ41のホルダーは、燃料電池システムの内部フレームに装着される。
空気ポンプ41と空気ポンプ41のホルダー411との間に挿入されたゴムパッキングの硬度は、空気ポンプ41のホルダー411と燃料電池システムの内部フレームとの間に挿入されたゴムパッキングの硬度よりも高くしている。例えば、空気ポンプ41と空気ポンプ41のホルダー411との間に挿入されたゴムパッキングの硬度は、70%であり、空気ポンプ41のホルダー411と燃料電池システムの内部フレームとの間に挿入されたゴムパッキングの硬度は、30%である。空気ポンプ41の固定のために、空気ポンプ41と空気ポンプ41のホルダー411とは、一体型に結合されることが望ましい。したがって、空気ポンプ41と空気ポンプ41のホルダー411との間には、さらに高い硬度のゴムパッキングが挿入される。一方、空気ポンプ41のホルダー411と燃料電池システムの内部フレームとは、端子に押し込まれたゴムパッキングのクラックを通じて、ボルトとナットとを締結することによって結合されるため、ゴムパッキングの硬度が低いとしても、空気ポンプ41の固定に大きく影響を与えない。したがって、空気ポンプ41のホルダーと燃料電池システムの内部フレームとの間には、空気ポンプ41の振動を最大限減らすために、さらに低い硬度のゴムパッキングが挿入される。
以上、本発明について、その望ましい実施形態を中心に説明した。当業者は、本発明が本発明の本質的な特性から離脱しない範囲で変形された形態に具現される可能性があるということが分かる。したがって、開示した実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるすべての差異点は、本発明に含まれていると解釈されねばならない。
本発明は、燃料電池システム、特に、携帯用燃料電池システムに好適に適用される。
111,112,113 拡張室
1110 入口管
1112 第1中間管
1123 第2中間管
1130 出口管
211,212 共鳴器
2111,2121 ネック
2112,2122 空洞
411 ホルダー

Claims (14)

  1. 燃料電池システムに装着される消音器において、
    前記燃料電池システムの所定装置に連結され、前記所定装置から排出された空気のノイズを連鎖的に低減する複数の拡張室と、
    前記拡張室のうち少なくとも一つの拡張室に連結され、前記少なくとも一つの拡張室から流入された空気のノイズを、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する少なくとも一つの共鳴器と、
    を備え、
    前記拡張室のうちいずれか一つは、前記所定装置から空気が流入される入口管を備え、前記拡張室のうち前記入口管を備えた拡張室とは異なる他の一つは、前記拡張室へ流入された空気が排出される出口管を備え、前記拡張室の間には、中間管が挿入されていることを特徴とする消音器。
  2. 前記拡張室及び前記少なくとも一つの共鳴器の空洞は、前記消音器の内部空間が複数の隔壁によって分割されることによって形成された空間であることを特徴とする請求項1に記載の消音器。
  3. 前記各共鳴器のネックの長さは、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに反比例し、前記各共鳴器のネックの断面積の大きさは、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに比例することを特徴とする請求項2に記載の消音器。
  4. 前記少なくとも一つの共鳴器の第1共鳴器の空洞は、前記拡張室のうち少なくとも一つの拡張室及び前記隔壁のうち一部を共有し、第2共鳴器の空洞は、前記少なくとも一つの拡張室の数よりも多い数の他の拡張室及び前記隔壁のうち一部を共有することを特徴とする請求項2に記載の消音器。
  5. 前記隔壁の数は、前記拡張室の数と前記少なくとも一つの共鳴器の空洞の数との和に比例することを特徴とする請求項2に記載の消音器。
  6. 前記空洞の体積は、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域の中心周波数の大きさに反比例することを特徴とする請求項2に記載の消音器。
  7. 前記拡張室のうち第1拡張室と第2拡張室との間の第1隔壁に挿入された第1中間管の出口端が、前記第2拡張室と第3拡張室との間の第2隔壁に挿入された第2中間管の入口端よりも前記第2隔壁に隣接して位置することによって、前記第1中間管の出口から前記第2拡張室の内部へ排出された空気は、逆流する形態で前記第2中間管の入口に流入されることを特徴とする請求項2に記載の消音器。
  8. 前記少なくとも一つの共鳴器の各共鳴器のネックは、前記各共鳴器に連結された拡張室の内部に突出しており、前記各共鳴器に連結された拡張室の内部空気が前記各共鳴器のネックの孔に流入され、前記流入された空気は、前記各共鳴器のネックの孔から、前記各共鳴器に連結された拡張室の内部へ排出されることを特徴とする請求項1に記載の消音器。
  9. 前記所定装置は、前記燃料電池システムの燃料電池へ空気を供給する空気ポンプであり、前記出口管は、前記燃料電池システムの燃料電池のカソード側の入口に連結され、前記出口管から排出された空気は、前記燃料電池のカソード側の入口に流入されることを特徴とする請求項1に記載の消音器。
  10. 燃料を利用して電力を生産する燃料電池と、
    前記燃料電池に少なくとも燃料及び空気を供給するBOPと、
    前記BOPの空気ポンプと前記燃料電池のカソード側の入口との間に挿入され、前記空気ポンプから排出された空気のノイズを低減する消音器と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  11. 前記消音器は、前記空気ポンプから排出された空気のノイズを連鎖的に低減する複数の拡張室を備えたことを特徴とする請求項10に記載の燃料電池システム。
  12. 前記消音器は、前記拡張室のうち少なくとも一つの拡張室に連結され、前記少なくとも一つの拡張室から流入された空気のノイズを、前記拡張室によって低減されるノイズの周波数帯域とは異なる周波数帯域で低減する少なくとも一つの共鳴器をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の燃料電池システム。
  13. 前記空気ポンプと前記空気ポンプのホルダーとの間には、第1ゴムパッキングが挿入されており、前記ホルダーと前記燃料電池システムの内部フレームとの間には、第2ゴムパッキングが挿入されていることを特徴とする請求項10に記載の燃料電池システム。
  14. 前記第1ゴムパッキングの硬度は、前記第2ゴムパッキングの硬度よりも高いことを特徴とする請求項13に記載の燃料電池システム。
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