JP2010101219A - マフラ - Google Patents

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    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】マフラの音響特性を変化させることなく、マフラ内のパイプの開放端における圧力損失、気流音を低減する
【解決手段】排気通路に配置されて排気の脈動音を低減するマフラ1であって、前記マフラ1の構成部品の少なくとも一つに所定の開孔率で小孔40を複数形成し、前記所定の開孔率を、前記開孔率に応じて決まる前記小孔40を通過可能な脈動音の周波数の上限をパス限界周波数としたときに、前記パス限界周波数が前記マフラ1によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限よりも高くなる値とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気の脈動音を低減するマフラ(消音器)に関する。
エンジンや燃料電池の排気通路には、排気の脈動音を低減するためのマフラが設けられている。バッフルプレートによってマフラ内部を複数の室に仕切ることで、マフラ内には拡張室、共鳴室が画成されており、排気がこれらの部屋を通過することで脈動音が低減される。
特許文献1が開示するマフラにおいては、各部屋を連通するパイプやバッフルプレートに孔が形成されている。パイプに孔を形成すれば、パイプが孔の形成位置において音響的に分断されてパイプの共振周波数が高くなり、パイプが共振することによる騒音を抑えることができる。また、バッフルプレートに孔を形成すれば、バッフルプレートを挟んで隣接する部屋を音響特性上、一つの部屋として機能させることができ、音響設計の自由度が向上する。
特開2006−283644公報
マフラの構成部品への孔の形成は、排気の流れを分散させ、マフラ内のパイプの開放端における圧力損失、気流音を低減するのにも有効である。
しかしながら、上記のとおり、マフラの構成部品への孔の形成はマフラの音響特性(消音性能、音色等)への影響が大きく、孔を自由に形成することは難しい。また、その影響を評価するにも、CAE解析では膨大な時間を要するので、試作品を用いた実験に頼らざるを得ず、設計負担が大きかった。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、マフラの音響特性を変化させることなく、マフラ内のパイプの開放端における圧力損失、気流音を低減することを目的とする。
本発明の態様は次の通りである。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態で使用する参照符号を括弧書きで付しているが、これに限定されるものではない。
第1の態様は、排気の脈動音を低減するマフラ(1)であって、前記マフラ(1)の構成部品の少なくとも一つに所定の開孔率で小孔(40)を複数形成し、前記所定の開孔率を、前記開孔率に応じて決まる前記小孔(40)を通過可能な脈動音の周波数の上限をパス限界周波数としたときに、前記パス限界周波数が前記マフラ(1)によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限よりも高くなる値とした、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第2の態様は、第1の態様において、前記所定の開孔率を、前記パス限界周波数が前記マフラ(1)によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限に等しくなる値とした、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第3の態様は、第1または第2の態様において、前記小孔(40)の形成される構成部品が、一部ないし全部が前記マフラ(1)内に配置されて排気を流通させるパイプ(21〜24)である、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第4の態様は、第1から第3の態様において、前記小孔(40)の形成される構成部品が、前記マフラ(1)内を複数の部屋に区画するバッフルプレート(5、6)である、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第5の態様は、第1から第4の態様において、前記小孔(40)の形成される構成部品が前記マフラ(1)のマフラシェル(2)であり、前記小孔(40)が前記マフラシェル(2)の下面に形成される、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第6の態様は、第1から第5の態様において、前記排気に含まれる不純物の量が多いほど前記小孔(40)の個々の開口面積が大きく設定される、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第7の態様は、第1から第6の態様において、前記小孔(40)に隣接して吸音材が充填される場合は、充填されない場合よりも前記小孔(40)の個々の開口面積が小さく設定される、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第8の態様は、第5の態様において、前記マフラ(1)内で生成する凝縮水に含まれる不純物の量が多いほど前記小孔(40)の個々の開口面積が大きく設定される、ことを特徴とするマフラ(1)である。
第1の態様によれば、小孔から排気が漏れだすので、マフラ内の排気の流れが分散され、マフラ内のパイプの開放端における圧力損失、気流音を低減することができる。また、開孔率を上記の通り設定したことで、パス限界周波数以下の脈動音については小孔が音響的境界条件として成立せず、小孔を設けたことによるマフラの音響特性の変化を抑えることができる。
第2の態様によれば、マフラの音響特性を変化させない範囲で所定の開孔率をなるべく大きな値とし、マフラ内のパイプの開放端における圧力損失、気流音を最大限低減することができる。
第3、第4の態様によれば、マフラ内の排気の流れを効果的に分散させることができる。
第5の態様によれば、マフラ内で生成した凝縮水を小孔から直接マフラ外に排出することができる。マフラ内に吸音材を充填している場合であっても、吸音材が凝縮水に含浸することによる消音性能の悪化を防止することができる。
第6の態様によれば、排気に含まれる不純物による小孔の目詰まりを防止することができる。
第7の態様によれば、吸音材の飛散を防止することができる。
第8の態様によれば、凝縮水に含まれる不純物による小孔の目詰まりを防止することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明における「パイプ」は、断面が円形、楕円形の管に限定されず、断面が角形の管であってもよい。
図1は本発明の第1実施形態に係るマフラ1の概略断面図である。マフラ1は、図示しないエンジンの排気通路に配置され、マフラ1の外郭を構成する楕円筒状のマフラシェル2と、マフラシェル2の両端を閉塞するエンドプレート3、4と、マフラシェル2内を室11〜室13に区画するバッフルプレート5、6とを備える。室11、12は拡張室として機能し、室13は共鳴室として機能する。
マフラ1は、さらに、エンドプレート3とバッフルプレート5を貫通し、図示しない排気管と室12とを連通する入口パイプ21と、バッフルプレート5を貫通し、室11と室12とを連通する連通パイプ22と、バッフルプレート6を貫通し、室12と室13を連通する連通パイプ23と、バッフルプレート5、6とエンドプレート4とを貫通し、室11とマフラ1外の大気と連通する出口パイプ24とを備える。
マフラ1の各構成部品の寸法は、マフラ1で低減すべき周波数範囲の脈動音が低減されるように設計され、また、必要に応じマフラ1内には吸音材が充填される。
そして、これら構成部品のうち、バッフルプレート5、6、パイプ21〜24にはそれぞれ複数の小孔40が形成される。小孔40が形成される部位は、バッフルプレート5、6についてはそれらの全面、パイプ21〜24についてはマフラシェル2内に配置される部分の壁面全体である。なお、図中、理解を容易にするために小孔40を大きく描いているが、後述するように小孔40は直径が数ミリ程度の小さな孔である。
ここで、小孔40が形成される部位における小孔40の開孔率は、当該開孔率に応じて決まる小孔40を通過可能な脈動音の周波数の上限(以下、「パス限界周波数」という。)が、マフラ1によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限よりも高くなるように決定される。
パス限界周波数は、図2に示すように、小孔40の開孔率に応じて一義的に決まる。したがって、例えば、エンジンが4気筒エンジンで、マフラ1で低減すべき脈動音の周波数範囲の上限がエンジンの基本次数成分のうち最も高周波の4次成分の周波数で、エンジンの回転速度が6000rpmのときに発生する800Hzだとすると、パス限界周波数が800Hz以上となるように、開孔率が0.6%以下に設定される。
好ましくは、図3、図4に示すように開孔率が大きいほどマフラ1内のパイプ21〜24の開放端における圧力損失の低減率、気流音の低減レベルが大きくなるので、パス限界周波数がマフラ1で低減すべき脈動音の周波数範囲の上限に等しくなる開孔率、この例では、0.6%に設定される。
開孔率の定義について説明すると、小孔40が形成される部位が図5に示すようにパイプの壁面である場合は、開孔率は、最も上流側に形成される小孔40から最も下流側に形成される小孔40までを含むパイプ長手方向範囲A1におけるパイプの壁面の表面積に対する、小孔40の個々の開口面積の総和の割合である。
また、小孔40が形成される部位が構成部品のある面(平面でも曲面でもよい)である場合は、開孔率は、複数の小孔40のうち外側に配置される小孔40に外接しながら全ての小孔40を囲繞する領域の表面積に対する、小孔40の開口面積の総和の割合である。
例えば、図6(a)に示すように小孔40が楕円に配置される場合は、開口率は、破線で囲む楕円領域A2の表面積に対する小孔40の開口面積の総和の割合となり、図6(b)に示すように小孔40が矩形に配置される場合は、開孔率は、破線で囲む矩形領域A3の表面積に対する小孔の開口面積の総和の割合となる。
小孔40の開口部の形状は円形、楕円形、矩形等どのような形状でもよいが、小孔40の開口面積は、排気に含まれる煤、オイル等の不純物(固体ないし粘性のある液体)によって目詰まりを起こさないよう、排気に含まれる不純物の量が多いほど大きく設定される。
なお、目詰まりを防止するには小孔40の個々の開口面積を大きくすればよいが、小孔40の個々の開口面積を大きくすると、小孔40から排気が漏れだす際の音が大きくなるので、小孔40の個々の開口面積は、目詰まりを起こさない範囲内で、なるべく小さくするのが好ましい。
また、小孔40に隣接して吸音材が充填される場合は、吸音材が小孔40から飛散しないよう、吸音材が充填されない場合よりも小さく設定される。
例えば、マフラ1が本実施形態のようにエンジンの排気通路に設けられ、かつ、小孔40に隣接して長繊維の吸音材が充填される場合は、小孔40を直径2mm〜3mmの円形の孔とする。マフラ1が燃料電池の排気通路に設けられる場合は、燃料電池の排気に含まれる不純物の量がエンジンの排気に比べて少ないので、小孔40をより小さな孔、例えば、直径1mm程度の孔とすることも可能である。
次に、第1実施形態の作用効果について説明する。
第1実施形態に係るマフラ1では、マフラ1の構成部品に所定の開孔率で小孔40を複数形成し、所定の開孔率を、パス限界周波数がマフラ1によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限よりも高くなる値とした。
この構成によれば、小孔40から排気が漏れだすので、マフラ1内の排気の流れが分散され、マフラ1内のパイプ21〜24の開放端における圧力損失、気流音を低減することができる。また、開孔率を上記の通り設定したことで、パス限界周波数以下の脈動音については小孔40が音響的境界条件として成立せず、小孔40を設けたことによるマフラ1の音響特性の変化を抑えることができる。
また、小孔40を複数形成したことにより、小孔40から漏れる排気の線速度が低下し、小孔40から排気が漏れだすことによる騒音が抑えられる。
所定の開孔率は、好ましくは、パス限界周波数がマフラ1によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限と等しくなる値とする。これにより、マフラ1の音響特性を変化させない範囲で所定の開孔率をなるべく大きな値とし、マフラ1内のパイプ21〜24の開放端における圧力損失、気流音を最大限低減することができる。
また、小孔40をバッフルプレート5、6、パイプ21〜24に形成したので、マフラ1内の排気の流れを効果的に分散させることができる。なお、第1実施形態に係るマフラ1では、バッフルプレート5、6、パイプ21〜24の全てに小孔40を形成しているが、これら構成部品の少なくとも一つに小孔40を形成すれば上記作用効果が奏され、そのような構成も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、排気に含まれる不純物の量が多いほど小孔40の個々の開口面積を大きく設定したので、不純物による小孔40の目詰まりを防止することができる。
また、小孔40に隣接して吸音材が充填される場合は、吸音材が充填されない場合よりも小孔40の個々の開口面積を小さくしたので、小孔40をワイヤーメッシュ等で覆わなくても小孔40から吸音材が飛散するのを抑えることができる。
続いて本発明の第2実施形態について説明する。
図7は本発明の第2実施形態に係るマフラ1の底面を示している。マフラ1の内部構成は図1に示したものと同様である。
第2実施形態に係るマフラ1のマフラシェル2の下面(車両に搭載されたときに鉛直方向下側に位置する面)には、複数の小孔40が形成されている。また、第2実施形態で形成される小孔40は、マフラ1内で生成した凝縮水を排出することを目的とするものである。なお、図中、理解を容易にするために小孔40を大きく描いているが、後述するように小孔40は直径が数ミリ程度の孔である。
小孔40の開孔率は、第1実施形態と同様に、開孔率に応じて決まるパス限界周波数が、マフラ1によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限よりも高くなるよう、好ましくは、開孔率が大きいほど凝縮水の排水性が向上するので、パス限界周波数がマフラ1で低減すべき脈動音の周波数範囲の上限に等しく設定される。
小孔40の開口部の形状は円形、楕円形、矩形等どのような形状でもよいが、小孔40の個々の開口面積は、凝縮水に含まれる煤、オイル等の不純物(固体ないし粘性のある液体)によって目詰まりを起こさないよう、凝縮水に含まれる不純物の量が多いほど大きく設定される。
なお、目詰まりを防止するには小孔40の個々の開口面積を大きくすればよいが、小孔40の個々の開口面積を大きくすると、小孔40から排気が漏れだす際の音が大きくなるので、小孔40の個々の開口面積は、目詰まりを起こさない範囲内で、なるべく小さくするのが好ましい。
また、小孔40に隣接して吸音材が充填される場合は、吸音材が小孔40から飛散しないよう、小孔40の個々の開口面積は、吸音材が充填されない場合よりも小さく設定される。
例えば、マフラ1が本実施形態のようにエンジンの排気通路に設けられ、かつ、小孔40に隣接して長繊維の吸音材が充填される場合は、小孔40を直径2mm〜3mmの円形の孔とする。マフラ1が燃料電池の排気通路に設けられる場合は、凝縮水に含まれる不純物の量がエンジンの場合に比べて少ないので、小孔40をより小さな孔、例えば、直径1mm程度の孔とすることも可能である。ただし、直径1mmよりも小さくすると、マフラ1内外の圧力バランスにより排水性が悪化する場合があるので、この場合は直径1mm〜3mmの孔とするのがよい。
また、小孔40はマフラシェル2の下面全体に形成されるのが好適であるが、必要に応じてエンドプレートやマフラシェル2の側面に形成してもよい。
続いて第2実施形態の作用効果について説明する。
第2実施形態によれば、マフラ1内で生成した凝縮水を小孔40から直接マフラ1外に排出することができる。従来のピトー管を用いる構成に比べ、構成が簡単でありながら、高い排水性を実現することが可能である。また、マフラ1内に吸音材を充填している場合であっても、吸音材が凝縮水に含浸することによる消音性能の悪化を防止することができる。
また、凝縮水の排水を目的としてマフラ1に孔を形成すると、通常、その孔から脈動音が漏れだし、マフラ1の消音性能が低下する。しかしながら、第2実施形態では、開孔率を上記の通り設定したことで、パス限界周波数以下の脈動音については小孔40が音響的境界条件として成立せず、パス限界周波数以下の脈動音が小孔40から外部に漏れだすことがない。したがって、小孔40を形成したことによるマフラ1の消音性能の低下を防止することができる。
また、第1実施形態同様に、小孔40から排気が漏れだすことでマフラ1内の排気の流れが分散され、マフラ1内のパイプの開放端における圧力損失、気流音を低減することができる。
また、小孔40を複数形成したことにより、小孔40から漏れる排気の線速度が低下し、小孔40から排気が漏れだすことによる騒音が抑えられる。
また、凝縮水に含まれる不純物の量が多いほど小孔40の個々の開口面積が大きく設定されるので、不純物による小孔40の目詰まりを防止することができる。なお、また、小孔40が複数形成されるので、仮に、小孔40のいくつかが目詰まりを起こした場合であっても、残りの小孔40から凝縮水を排水することができ、排水性を維持することができる。
また、小孔40に隣接して吸音材が充填される場合は、吸音材が充填されない場合よりも小孔40の個々の開口面積を小さくする。これにより、小孔40をワイヤーメッシュ等で覆わなくても小孔40から吸音材が飛散するのを抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例を示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
また、第1実施形態と第2実施形態は組み合わせることができ、マフラ1内部の構成部品(バッフルプレート5、6、パイプ21〜24等)に小孔40を形成するとともに、マフラシェル2(及び、必要に応じてエンドプレート3、4)に小孔40を形成するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るマフラの概略断面図である。 開孔率とパス限界周波数の関係を示した図である。 開孔率と圧力損失低減率の関係を示した図である。 開孔率と気流音低減レベルの関係を示した図である。 開孔率の定義を説明するための図である。 開孔率の定義を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るマフラの底面図である。
符号の説明
1…マフラ、2…マフラシェル、5、6…バッフルプレート
21…入口パイプ、22、23…連通パイプ、24…出口パイプ
40…小孔

Claims (8)

  1. 排気の脈動音を低減するマフラ(1)であって、
    前記マフラ(1)の構成部品の少なくとも一つに所定の開孔率で小孔(40)を複数形成し、
    前記所定の開孔率を、前記開孔率に応じて決まる前記小孔(40)を通過可能な脈動音の周波数の上限をパス限界周波数としたときに、前記パス限界周波数が前記マフラ(1)によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限よりも高くなる値とした、
    ことを特徴とするマフラ(1)。
  2. 前記所定の開孔率を、前記パス限界周波数が前記マフラ(1)によって低減すべき脈動音の周波数範囲の上限に等しくなる値とした、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマフラ(1)。
  3. 前記小孔(40)の形成される構成部品が、一部ないし全部が前記マフラ(1)内に配置されて排気を流通させるパイプ(21〜24)である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のマフラ(1)。
  4. 前記小孔(40)の形成される構成部品が、前記マフラ(1)内を複数の部屋に区画するバッフルプレート(5、6)である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のマフラ(1)。
  5. 前記小孔(40)の形成される構成部品が前記マフラ(1)のマフラシェル(2)であり、
    前記小孔(40)が前記マフラシェル(2)の下面に形成される、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のマフラ(1)。
  6. 前記排気に含まれる不純物の量が多いほど前記小孔(40)の個々の開口面積が大きく設定される、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のマフラ(1)。
  7. 前記小孔(40)に隣接して吸音材が充填される場合は、充填されない場合よりも前記小孔(40)の個々の開口面積が小さく設定される、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のマフラ(1)。
  8. 前記マフラ(1)内で生成する凝縮水に含まれる不純物の量が多いほど前記小孔(40)の個々の開口面積が大きく設定される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のマフラ(1)。
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