JP2013134284A - ラベルロール体 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻芯にラベルが1周に亘り貼り付いてしまうことがなく、ラベルを有効利用することができ、しかも、ラベル自体に特別な細工をしなくて済むようにして低コストで提供可能なラベルロール体を提供する。
【解決手段】ラベルロール体10は、紙製の巻芯11と、それに巻き回される台紙なしラベル12とを備える。巻芯11の外周面には、その全域に剥離剤層が形成されている。ラベル12は、帯状に形成された基材と、基材の表面に形成された剥離剤層と、基材の裏面に形成された粘着剤層とを備える。基材には、その長手方向に所定間隔で複数の破断部21が設けられている。基材において隣り合う破断部21の間の領域はラベル片22となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、剥離台紙をもたないラベル(台紙なしラベル)を巻芯に巻き回して得られるラベルロール体に関する。
近年、ラベルを剥離台紙から剥がす手間の削減などを目的として、剥離台紙をもたない台紙なしラベルが利用される場合がある。台紙なしラベルは、帯状の基材と、その基材の一方の面に形成された剥離剤層と、その基材の他方の面に形成された粘着剤層とを備えている。
帯状のラベルは巻芯の外周に巻き回されてラベルロール体として出荷される。ここで、ラベルに印刷を施す場合には、ラベルプリンタが用いられる。ラベルプリンタはラベル送り機構を有しており、ラベルを引き出しながらラベル表面に印刷が施される。
ところが、ラベルの基端側である巻芯への巻き始め部分に着目すると、巻芯の外周面にラベルの粘着剤層が向けられていることから、ラベルの基端側の1周分は巻芯に直接貼り付いた状態になっている。そのため、ラベルがなくなる間際では、ラベルを引き出そうとしても上手くいかない。この場合、ラベル自体が途中で破断されてしまったり、ラベルプリンタのラベル送り機構に過負荷が付与されてエラーになってしまったりする等の問題が発生する。
上記問題を回避すべく、特許文献1,2では、巻芯の外周にラベルの粘着剤層側を1周させ、ラベルの1周以上した箇所に切り込み装置で切り込みを入れたものが提案されている。
しかしながら、このような構成では、ラベルを1周させてから巻芯へのラベルの巻き回し作業を中断し、切り込みを入れた後にラベルの巻き回し作業を再開することになる。このような作業は効率が悪く、大量のラベルロール体を製造するのには適していない。また、切り込み装置による切り込み作業がラベルの巻き回し過程で行なわれるため、切り込みのレベルが不安定になりやすく、必ずしも所望の破断レベルが得られないという問題もある。さらには、巻芯に巻かれた最後の1周分についてはラベルが無駄に廃棄されてしまうという問題もある。
一方、巻芯をなくしてしまうという発想のもと、台紙なしラベルそれ自体でロールを形成したラベルロールも、特許文献3において提案されている。この場合、巻芯をなくしてしまうと、ラベルロールの内周側に粘着剤層が露出してしまい、取扱いが不便である。そこで、ラベルロールの内周側に相当する部分に非粘着性を付与している。
しかしながら、このような構成では、ラベルロールの最内周に相当する部分にだけ非粘着性材料を被覆する作業が必要になる。ラベルロールは連続した帯状に形成されており、上記最内周に相当する部分にだけ非粘着性材料を被覆することは作業効率が悪く、コスト増につながる。すなわち、巻芯をなくしたラベルロールでは、低コストで提供することができない。
特開2003−15525号公報 特開平11−59640号公報 特開2011−13369号公報
本発明は、巻芯にラベルが1周に亘り貼り付いてしまうことがなく、ラベルを有効利用することができ、しかも、ラベル自体に特別な細工をしなくて済むようにして低コストで提供可能なラベルロール体を得ることを目的とする。
上記目的を達成すべく、第1の発明では、帯状の基材の一方の面に剥離剤層が設けられ、前記基材の他方の面に粘着剤層が設けられた台紙なしラベルと、その台紙なしラベルが外周に巻き回される円筒状の巻芯と、を備えたラベルロール体であって、前記巻芯は紙製であり、かつ前記巻芯の外周面には前記台紙なしラベルを剥離しやすくする剥離剤層が設けられており、さらに、前記巻芯の外周面側を前記他方の面として前記台紙なしラベルが巻き回されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、巻芯の外周面に剥離剤層が設けられているため、ラベルを基端まで引き出した際にラベルを巻芯の外周面(剥離剤層)から剥離させ巻芯から離脱させることができる。これにより、巻芯にラベルが貼り付いてラベルが破断されたりラベル送り機構に過負荷が付与されエラーが発生したりする不都合を回避することができる。
ところで、ラベルの基端側に切り込みを設けその切り込みによりラベルを巻芯側から離脱させる従来技術(特許文献1及び2参照)によっても上述の効果を得ることはできる。しかしながら、この場合、巻芯へのラベル巻き回し工程の途中で巻き回しを一旦停止させラベルに切り込みを設けることとなるため、作業効率の低下や切り込み品質の不安定化といった問題が生じるおそれがある。この点、本発明では、ラベル自体に何の処理も施す必要がないため、ラベル特有のかかる問題を回避しながら上述の効果を得ることができる。また、ラベルをその基端にて巻芯から剥離させるようにしたため、ラベルを最後の1周まで使用することができ、ラベルの有効利用を図ることができる。さらに、粘着剤層に対して本来貼り付いてしまう安価な紙製の巻芯に剥離剤層を設けることでラベルの剥離効果を得るようにしたため、コストの低減を図ることができる。以上より、ラベルを有効利用することができ、しかも、ラベル自体に特別な細工をしなくて済むようにして低コスト化を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記台紙なしラベルの前記剥離剤層よりも前記巻芯の前記剥離剤層の方が、前記粘着剤層との粘着親和性が高く設定されていることを特徴とする。
第2の発明によれば、巻芯の剥離剤層が、ラベルの剥離剤層よりも粘着剤層との粘着親和性が高く設定されているため、ラベルを巻芯の外周面に対して弱い粘着力で接着することができる。これにより、ラベルを最後の一周まで引き出し可能としつつも、ラベルを巻芯に対してスムーズに巻き始めることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記ラベルが、長さ方向の所定間隔ごとに幅方向に延びる破断部が形成されており、隣接する破断部で区切られた領域が1つのラベル片とされていることを特徴とする。
第3の発明によれば、巻芯からラベルを引き出す際、その引き出しに伴いラベルにテンションをかけることでラベル片を破断部で切り離すことができる。ここで、従来技術(特許文献1及び2参照)のラベルにかかる破断部を設けた場合、ラベル片を破断部で切り離すべくラベルにテンションをかけた際に、ラベルが破断部で破断されず切り込み部分で破断されてしまう可能性がある。その点、ラベルに対して切り込み等の処理を施さない本発明によれば、そのような不都合が生じることがないため、各ラベル片を最後まで切り離すことが可能となる。
第4の発明は、第1〜第3の各発明において、前記巻芯は、所定幅に切断された原紙を複数螺旋状に巻くことにより形成される多層構造であり、最外周に配置される原紙の表面に前記巻芯の剥離剤層が形成されていることを特徴とする。
第4の発明によれば、巻芯を製造する製造段階において、巻芯を構成する複数の原紙のうち一の原紙の表面に剥離剤層を形成し、その原紙を最後に巻き付けることで巻芯の外周面に剥離剤層を形成することができる。これにより、巻芯の外周面に後工程で剥離剤層を形成する場合と比べ、簡単かつきれいに剥離剤層を形成することができる。
ラベルロール体の斜視図。 巻芯の斜視図。 (a)が巻芯の原紙の断面図、(b)がラベルの断面図。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。なお、図1は、ラベルロール体の斜視図であり、図2は巻芯の斜視図である。図3は(a)が巻芯の原紙の断面図であり、(b)がラベルの断面図である。
図1に示すように、ラベルロール体10は、巻芯11と、それに巻き回される台紙なしラベル12(以下、単にラベル12という)とを備える。巻芯11は、紙製であり、円筒状をなしている。具体的には、図2に示すように、巻芯11は、所定幅に切断された複数のスリット状の原紙14がスパイラル状(螺旋状)に圧縮されながら巻かれることにより形成されており、これにより多層構造をなしている。
巻芯11の外周面には、その全域に剥離剤層15が形成されている。剥離剤層15は、巻芯11の外周面に剥離剤としてシリコン樹脂が塗布されることにより形成されている。具体的には、図3(a)に示すように、巻芯11において最外周に配置される原紙14の表面にシリコン樹脂が塗布されることにより剥離剤層15が形成されている。より詳しくは、巻芯11の製造工程において、最外周に配置される原紙14の表面にシリコン樹脂が塗布され、その塗布された原紙14が塗布面を表面に向けて巻芯11の最外周に巻回されることにより巻芯11の外周面に剥離剤層15が形成されるようになっている。なお、剥離剤としては、必ずしもシリコン樹脂を用いる必要はなく、フッ素樹脂等その他の樹脂材料を用いてもよい。
図3(b)に示すように、ラベル12は、帯状に形成された基材17と、基材17の表面に形成された剥離剤層18と、基材17の裏面に形成された粘着剤層19とを備える。基材17は、感熱紙(サーマル紙)により形成されており、巻芯11と同じ幅寸法(短手方向の長さ)を有している。
基材17には、その長手方向に所定間隔(詳しくは等間隔)で複数の破断部21が設けられている。破断部21は、基材17の幅方向に延びるミシン目により形成されている。なお、破断部21はミシン目に代えて、切り込みにより形成されてもよい。基材17において隣り合う破断部21の間の領域はラベル片22となっている。ラベル片22は、基材17の長手方向全域に亘って複数設けられている。これにより、各ラベル片22をそれぞれ破断部21にて切り離し可能となっている。
剥離剤層18は、基材17の表面に剥離剤としてシリコン樹脂が塗布されることにより形成されている。剥離剤層18は、基材17の表面全域に亘り形成されている。なお、剥離剤としては、必ずしもシリコン樹脂を用いる必要はなく、フッ素樹脂等他の樹脂材料を用いてもよい。
粘着剤層19は、基材17の裏面にエマルジョン系の接着剤が塗布されることにより形成されている。粘着剤層19は、基材17の裏面全域に亘って形成されている。なお、接着剤としては、エマルジョン系の接着剤の他に、ソルベント系やホットメルト系の接着剤等を用いることができる。
ここでラベル12の剥離剤層18は、巻芯11の剥離剤層15よりも粘着剤層19との粘着親和力が小さく設定されている。換言すると、ラベル12の剥離剤層18よりも巻芯11の剥離剤層15の方が粘着剤層19との粘着親和力が大きく設定されている。これは、巻芯11の剥離剤層15が重剥離用の剥離剤(シリコン樹脂)を用いて形成され、ラベル12の剥離剤層18が軽剥離用の剥離剤(シリコン樹脂)を用いて形成されることにより実現されている。
次に、巻芯11に対するラベル12の巻かれ方について説明する。
巻芯11に対してラベル12が巻かれる際にはまず、巻芯11の外周面にラベル12の長さ方向の一端(基端)が配置され、その状態でラベル12が巻芯11の外周面に押し付けられながら1周り巻回される。この場合、上述したように巻芯11の剥離剤層15はラベル12の粘着剤層19との粘着親和力が比較的高く設定されているため、ラベル12が巻芯11の外周面に弱く接着された状態で巻き付けが行われる。そのため、ラベル12を巻芯11に対してスムーズに巻き始めることができる。その後、ラベル12の残りの部分が巻芯11に巻き付けられ、ラベルロール体10が完成する。
続いて、ラベルロール体10の作用について説明する。ここでは、ラベルロール体10をラベルプリンタにセットして、ラベル送り出し機構によりラベル12を引き出す際の作用について説明する。
ラベルロール体10は、ラベル送り出し機構の供給リールに巻芯11が挿入された状態でセットされる。ラベル12は、ラベル送り出し機構により必要に応じて巻芯11から引き出され、その後ラベル先端のラベル片22に印字がされるとともに、その印字されたラベル片22がラベル12にテンションが加えられることにより破断部21で切り離される。このようにして、ラベル12は、順次破断部21でラベル片22として切り離され、その基端側(換言すると巻芯11への巻き始め側)まで引き出されるようになっている。そして、ラベル12が基端側まで引き出された状態(例えば巻芯11にラベル12が1周分だけ巻き付けられた状態)で、ラベル12にテンションが加えられると、ラベル12が巻芯11の外周面すなわち剥離剤層15から剥離され巻芯11から離脱する。これにより、巻芯11にラベル12が貼り付いてラベル12が途中で破断されたりラベル送り機構に過負荷が付与されエラーが発生したりする不都合を回避することが可能となっている。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
外周にラベル12が巻き回される巻芯11を紙製とし、その巻芯11の外周面にラベル12を剥離しやすくする剥離剤層15を設けたため、ラベル12を基端まで引き出した際にラベル12を巻芯11の外周面(剥離剤層)から剥離させることができる。これにより、ラベル12側に何の処理を施すことなく、巻芯11にラベル12が貼り付くことで生じうる上述の不都合(ラベル12が途中で破断する等)を回避することができる。また、ラベル12をその基端にて巻芯11から剥離させるようにしたことで、ラベル12を最後の1周まで使用することができるため、ラベル12の有効利用を図ることができる。さらに、粘着剤層19に対して本来貼り付いてしまう安価な紙製の巻芯11に剥離剤層15を設けることでラベル12の剥離効果を得るようにしたため、コストの低減を図ることもできる。
巻芯11の剥離剤層15についてラベル12の剥離剤層18よりも粘着剤層19との粘着親和性を高く設定した。この場合、ラベル12を巻芯11の外周面に対して弱い粘着力で接着することができるため、ラベル12を最後の一周まで引き出し可能としつつも、ラベル12を巻芯11に対してスムーズに巻き始めることができる。
ラベル12において長さ方向の所定間隔ごとに幅方向に延びる破断部21を形成したため、ラベル12を巻芯11から引き出す際にラベル12にテンションを加えることでラベルの一部(すなわちラベル片22)を破断部21で切り離すことができる。ここで本ラベル12では、破断部21の他に、切り込みやミシン目等の易破断部が設けられていないため、ラベル12にテンションを加えてラベル片22を破断部21で切り離そうとした際に、ラベル12が意に反して易破断部で破断されてしまうといった不都合が生じることがない。このため、各ラベル片22を最後まで残らず切り離すことが可能となる。
巻芯11を、所定幅に切断された複数の原紙14を螺旋状に巻いて形成することで多層構造とするとともに、それら各原紙14のうち最外周に配置される原紙14の表面に剥離剤層15を形成した。この場合、巻芯11を製造する製造段階において、最外周に配置される原紙14の表面に剥離剤層15を形成し、その剥離剤層15を形成した原紙14を巻き付けることにより巻芯11の外周面に剥離剤層15を形成することができる。これにより、巻芯11の外周面に後工程で剥離剤層15を形成する場合と比べ、簡単かつきれいに剥離剤層15を形成することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、巻芯11の製造工程において巻芯11の外周面にシリコン樹脂を塗布することで剥離剤層15を形成したが、巻芯11を製造した後の後工程において巻芯11の外周面にシリコン樹脂を塗布して剥離剤層15を形成してもよい。そうすれば、既製の巻芯11(紙管)にシリコン樹脂を塗布することで剥離剤層15を形成することが可能となる。また、剥離剤層15は必ずしもシリコン樹脂を塗布することにより形成する必要はなく、シリコン樹脂に浸漬する等他の方法で形成してもよい。
(2)上記実施形態では、巻芯11の外周面全域に剥離剤層15を形成したが、巻芯11の外周面の一部に剥離剤層15を形成しない部分を設けてもよい。そうすることで、巻芯11の外周面にラベル12を弱い粘着力で接着させることが可能となるため、上記実施形態と同様、ラベル12を巻芯11に対してスムーズに巻き始めることができる。
(3)ラベル12の基端部(ラベル12の巻き始めの部分)を巻芯11の外周面に対して微粘着テープを用いて取り付けてもよい。この場合においても、ラベル12の基端部を巻芯11の外周面に弱い粘着力で接着することができ、ラベル12を巻芯11にスムーズに巻き始めることができる。
(4)本発明のラベルロール体10は、ラベルプリンタ以外にも、ラベル貼付機やディスペンサ等、ラベル送り出し機構を有する他の装置に用いることができる。
10…ラベルロール体、11…巻芯、12…台紙なしラベル、14…原紙、15…剥離剤層、17…基材、18…剥離剤層、19…粘着剤層、21…破断部、22…ラベル片。

Claims (4)

  1. 帯状の基材の一方の面に剥離剤層が設けられ、前記基材の他方の面に粘着剤層が設けられた台紙なしラベルと、その台紙なしラベルが外周に巻き回される円筒状の巻芯と、を備えたラベルロール体であって、
    前記巻芯は紙製であり、かつ前記巻芯の外周面には前記台紙なしラベルを剥離しやすくする剥離剤層が設けられており、さらに、前記巻芯の外周面側を前記他方の面として前記台紙なしラベルが巻き回されていることを特徴とするラベルロール体。
  2. 前記台紙なしラベルの前記剥離剤層よりも前記巻芯の前記剥離剤層の方が、前記粘着剤層との粘着親和性が高く設定されている請求項1に記載のラベルロール体。
  3. 前記ラベルは、長さ方向の所定間隔ごとに幅方向に延びる破断部が形成されており、隣接する破断部で区切られた領域が1つのラベル片とされている請求項1又は2に記載のラベルロール体。
  4. 前記巻芯は、所定幅に切断された原紙を複数螺旋状に巻くことにより形成される多層構造であり、最外周に配置される原紙の表面に前記巻芯の剥離剤層が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のラベルロール体。
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