JP2013133053A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】着座位置と収納位置との間を往復するシートクッションが、シートクッションの両脇に位置する2つの被固定部材を連結する連結部材と干渉することによって生じる不具合を解消する。
【解決手段】着座位置と着座位置よりも下側に位置する収納位置との間を往復移動することが可能なシートクッション4と、シートクッション4の両脇に位置した状態で車体に固定される2つの支持ブラケット2,2と、2つの支持ブラケット2,2の間を連結する連結パイプ3と、を有し、シートクッション4が収納位置に位置する際、連結パイプ3の中央部3bはシートクッション4よりも下側に位置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、着座位置と収納位置との間を往復移動することが可能なシートクッションの両端で、2つの被固定部材が車体に固定され、さらに、2つの被固定部材が連結部材によって連結された構成の車両用シートに関する。
一般に、車両用シートにはシートクッションが備えられており、シートクッションの中には、着座位置と、着座位置よりも下側に位置する収納位置との間を往復移動することが可能なものが存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された車両用シートでは、回動可能なリンク部材の先端部にシートクッションが取り付けられ、当該リンク部材の回動により、シートクッションが着座位置と収納位置との間を往来する。
特開平7−223474号公報
ところで、車両用シートの中には、シートクッションの両脇に位置した状態で車体に固定される2つの被固定部材を備えているものも存在する。この被固定部材の一例としては、上記のリンク部材の末端部(シートクッションが取り付けられている側とは反対側の端部)を回動自在に支持するための支持ブラケットが挙げられる。さらに、上記2つの被固定部材を備えている構成において、一方の被固定部材が内側(他方の被固定部材側)に倒れるのを防止する目的から、被固定部材同士を連結する連結部材が被固定部材間に設けられていることがある。
しかしながら、上記の連結部材が被固定部材間に配置された構成では、同じく被固定部材間に配置されたシートクッションが着座位置と収納位置との間を移動する際に上記の連結部材と干渉してしまう虞がある。かかる問題を解決するには、上記の連結部材と干渉しないようにシートクッションの形状や大きさを設計すればよいが、設計作業に時間を要するばかりでなく、シートクッションの設計の自由度が低下する等の不具合も生じてしまう。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着座位置と収納位置との間を往復するシートクッションが、シートクッションの両脇に位置する2つの被固定部材を連結する連結部材と干渉することによって生じる不具合を解消することが可能な車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、乗員を着座させる際の着座位置と、該着座位置よりも下側に位置する収納位置との間を往復移動することが可能なシートクッションと、該シートクッションの両脇に位置した状態で車体に固定される2つの被固定部材と、2つの該被固定部材の間を連結する連結部材と、を有し、前記シートクッションが前記収納位置に位置する際、前記連結部材の中央部は前記シートクッションよりも下側に位置することにより解決される。
上記構成の車両用シートであれば、連結部材の中央部が、収納位置に位置した状態のシートクッションよりも下側に位置するので、シートクッションの可動範囲内に連結部材の中央部が存在することはない。この結果、シートクッションと連結部材との干渉を抑え、シートクッションが着座位置と収納位置との間をスムーズに往復移動することが可能になる。
また、上記の車両用シートにおいて、前記連結部材は、前記連結部材のうち、2つの前記被固定部分の各々に取り付けられている端部よりも前記中央部が下側に位置するように屈曲していることとしてもよい。
以上の構成の車両用シートであれば、連結部材の中央部を、収納位置に位置した状態のシートクッションよりも下側に位置する構成を容易に実現することが可能になる。
また、上記の車両用シートにおいて、回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、前記回動軸は、2つの前記被固定部材の各々に支持されており、2つの前記被固定部材の各々において前記連結部材の端部が取り付けられている部位は、2つの前記被固定部材の各々において前記回動軸が支持されている部位よりも上側に位置することとしてもよい。
2つの被固定部材の各々において、回動軸が支持されている部位周辺には負荷(被固定部材を内側に倒すように作用する負荷)が集中する。そこで、以上の構成の車両用シートであれば、2つの被固定部材の各々において連結部材の端部が取り付けられている部位が、当該負荷が集中する部位よりも上方に位置するので、各被固定部材が内側に倒れるのを効果的に抑制することが可能になる。
また、上記の車両用シートにおいて、回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、前記回動軸は、2つの前記被固定部材の各々に支持されており、2つの前記被固定部材の各々において前記連結部材の端部が取り付けられている部位は、2つの前記被固定部材の各々において前記回動軸が支持されている部位よりも前記車両用シートの前後方向において前側に位置することとしてもよい。
以上の構成の車両用シートであれば、連結部材の中央部がシートクッションの可動範囲から更に外れるので、シートクッションと連結部材との干渉をより効果的に抑制することができる。
また、上記の車両用シートにおいて、回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、前記回動部材が、前記シートクッションが前記収納位置に位置したときに前記回動部材が位置する第1位置から、前記シートクッションが前記着座位置にしたときに前記回動部材が位置する第2位置に向けて回動して該第2位置に至ると、前記連結部材が前記回動部材に当接して前記回動部材が前記第1位置から見て前記2位置よりも回動方向下流側に回動するのを規制することとしてもよい。
以上の構成の車両用シートであれば、別部材を用意することなく、回動部材が第2位置よりも回動方向下流側に回動するのを規制することが可能になる。
また、上記の車両用シートにおいて、前記回動部材は、前記回動部材が前記第2位置に至った際に前記連結部材が当接する被当接部を有し、該被当接部は、前記回動部材が折り曲げ加工されることによって形成され、前記連結部材を当接させるための被当接面を備えていることとしてもよい。
以上の構成の車両用シートであれば、回動部材と連結部材とが面接触するので、連結部材がより適切に回動部材の回動を規制するようになる。
また、上記の車両用シートにおいて、長尺の板状部材からなり、回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、前記回動軸は、2つの前記被固定部材の各々に支持されており、前記回動部材は、前記板状部材の厚み方向の一端面側から押圧することにより該厚み方向の他端面側に形成された突出部を備え、該突出部は、前記回動部材において前記回動軸が取り付けられている部位と、前記回動部材において前記シートクッションが固定されている部位との間で、前記回動部材の長手方向に沿って形成されていることとしてもよい。
以上の構成の車両用シートでは、回動部材の剛性が向上する結果、回動部材が回動中に変形し難くなるので、着座位置と収納位置との間のシートクッションの往復移動をより適切に行うことが可能になる。
請求項1の発明によれば、シートクッションと連結部材との干渉を抑え、シートクッションが着座位置と収納位置との間をスムーズに往復移動することが可能になる。
請求項2の発明によれば、連結部材の中央部を、収納位置に位置した状態のシートクッションよりも下側に位置する構成を容易に実現することが可能になる。
請求項3の発明によれば、各被固定部材が内側(対をなす被固定部材側)に倒れるのを効果的に抑制することが可能になる。
請求項4の発明によれば、シートクッションと連結部材との干渉をより効果的に抑制することができる。
請求項5の発明によれば、別部材を用意することなく、回動部材が第2位置よりも回動方向下流側に回動するのを規制することが可能になる。
請求項6の発明によれば、回動部材と連結部材とが面接触するので、連結部材がより適切に回動部材の回動を規制するようになる。
請求項7の発明によれば、着座位置と収納位置との間のシートクッションの往復移動をより適切に行うことが可能になる。
本実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートの内部構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートの内部構造の前方正面側を示す図である。 本実施形態に係る被固定部分周辺を示す斜視図である。 本実施形態に係る被固定部材を示す図である。 本実施形態に係る被固定部分の前端部を裏側から見たときの図である。 シートクッションの揺動範囲と連結部材との位置関係を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について、図1乃至6を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用シートの斜視図である。図2Aは、本実施形態に係る車両用シートの内部構造を示す斜視図である。図2Bは、本実施形態に係る車両用シートの内部構造の前方正面側を示す図である。図3は、本実施形態に係る被固定部分周辺を示す斜視図である。図4は、本実施形態に係る被固定部材を示す図である。図5は、本実施形態に係る被固定部分の前端部を裏側から見たときの図である。図6は、シートクッションの揺動範囲と連結部材との位置関係を示す図である。
以下の説明において、車両(車両用シート)の前後方向とは、車両が通常走行している際の走行方向と一致する方向のことである。また、車両(車両用シート)の幅方向とは、車両(車両用シート)を正面から見た際の左右方向のことである。また、以下の説明において、上下方向とは、車両が平坦面上に位置している際の上下方向のことである。
なお、下記の実施形態は、あくまでも本発明の車両用シートの一例に過ぎず、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、以下において説明する各部材の材質、配置位置、形状等については、本発明の効果を奏するための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
<<本実施形態に係る車両用シートの全体構成>>
先ず、本実施形態に係る車両用シート(以下、本シート1)の全体構成について説明する。
本シート1は、折り畳み可能なシートであり、使用時には乗員が着座可能な姿勢となり、不使用時には折り畳まれた姿勢となる。
具体的に説明すると、本シート1は、図1に示すように、シートクッション4と、シートバック6とを備えており、シートバック6を起立させた状態から前方に倒伏させると、これに連動して、シートクッション4が後方かつ下方に揺動する。そして、シートクッション4がその揺動範囲の下端且つ後端に至ると、シートバック6がシートクッション4上に折り重なった状態となる。かかる状態は、本シート1の収納状態(不使用時状態)である。
一方、シートバック6を倒伏した状態から起立状態に復帰させると、これに連動して、シートクッション4が前方且つ上方に揺動する。そして、シートクッション4がその揺動範囲の上端且つ前端に至ると、シートクッション4が車体フロアから幾分上方に位置し、シートバック6がシートクッション4に対して略垂直に起立した状態となる。かかる状態は、本シート1が乗員を着座させることが可能な状態(使用時状態)である。
また、本シート1は、左右一対の支持ブラケット2,2を備えており、当該支持ブラケット2,2を介して車体に固定されている。つまり、左右一対の支持ブラケット2,2は、本シート1を車体に固定するために形成された部分であり、本実施形態では、板金に対してプレス加工を施すことにより形成されている。なお、本実施形態において、支持ブラケット2,2は、後述するシートクッション4の両脇に位置した状態で車体に固定されている。
ここで、各支持ブラケット2,2の構造について図2A及び2Bを参照しながら説明すると、各支持ブラケット2,2は、複数の断片を繋ぎ合わせることにより構成され、本実施形態では、前端部11と、後端部12と、前端部11と後端部12との間を連結する中間部13とによって構成される。換言すると、各支持ブラケット2,2は、前端部11、後端部12及び中間部13の3つの断片に分割することが可能である。
支持ブラケット2,2各部(すなわち、前端部11、後端部12、中間部13)は、車体フロアに対して略垂直に起立している。なお、本実施形態では、支持ブラケット2,2の外縁の略全周に亘って、外側に張り出した張出部2aが形成されており、かかる張出部2aの形成により支持ブラケット2,2の剛性が確保されている。
各支持ブラケット2,2の後端部12は、シートバック6(厳密には、シートバック6のフレーム(シートバックフレーム)16)の下端に取り付けられている。より具体的に説明すると、シートバック6は、前述したように、起立した位置(本シート1が着座可能状態にある際の位置)と、倒伏した位置(本シート1が収納状態にある際の位置)との間を往復するように回動し、その回動軸としてシートバックフレームの外側面から延出した延出軸22が、後端部12に形成された嵌合穴に嵌合されている(図4参照)。
各支持ブラケット2,2の前端部11は、後述する回動アーム21,21を介してシートクッション4を支持する部分である。また、前端部11の下端には、略水平なベース壁2bが隣接しており、かかるベース壁2bが車体フロアにボルト結合されることにより、支持ブラケット2,2が車体に固定されるようになる。この結果、本シート1が車体フロアに固定されるようになる。
なお、本実施形態において、前端部11の高さ(上下方向の長さ)は、前端部11よりも後方に位置する中間部13や後端部12の高さよりも幾分大きくなっている(例えば、図4参照)。これにより、支持ブラケット2,2のうち、本シート1が折り畳まれる際に最も荷重が掛かる前端部11について、剛性が確保されるようになる。
また、本実施形態では、支持ブラケット2,2が内側(すなわち、対をなした支持ブラケット2,2側)に倒れるのを抑制するために、支持ブラケット2,2の前端部11同士を連結している連結パイプ3が設けられている。連結パイプ3は、本発明の連結部材に相当し、本実施形態では図2A、2B及び3に示すように、2つの支持ブラケット2,2の各々に取り付けられている端部3a,3aよりも中央部3bが幾分下側に位置するように屈曲している。すなわち、連結パイプ3の端部3a,3aと中央部3bとの間には段差が形成され、当該段差によって中央部3bは端部3aよりも下側に位置している。なお、段差を形成する段差形成部3c,3cは、下端が上端よりも若干内側に位置するように、鉛直方向に対して傾いた方向に延出している。
次に、シートクッション4及び周辺部品について図2A乃至5を参照しながら説明する。
シートクッション4は、車両の幅方向において支持ブラケット2,2の間に挟まれた位置に配置され、枠体としてのシートクッションフレーム14を備えている。このシートクッションフレーム14は、シートクッションフレーム基部31と、前方ブラケット32,32と、後方ブラケット33とを有している(図2A及び2B参照)。シートクッションフレーム基部31は、略U字状に折り曲げられたパイプからなり、左端部に左端フレーム34を有し、右端部に右端フレーム35を有している。
前方ブラケット32,32は、左端フレーム34及び右端フレーム35の各々の外表面前方部に溶接されている。この前方ブラケット32,32の各々は、上方に膨出した膨出部32aを有しており、この膨出部32aに、後述する回動アーム21,21の長手方向一端が固定されている(図3及び4参照)。
後方ブラケット33は、本シート1の幅方向において左端フレーム34の後端と右端フレーム35の後端との間に配置されている。
さらに、シートクッションフレーム14の前端部には、左側の前方ブラケット32から右側の前方ブラケット32に亘ってシートクッションパン36が設けられており、シートクッションパン36の後端と後方ブラケット33との間に不図示のSバネが架設され、当該Sバネ上には、シートクッション4のクッション材が載置される。
なお、シートクッションパン36の前端は、シートクッションフレーム基部31の前端に掛かっており、具体的に説明すると、弧状に湾曲することによりシートクッションフレーム基部31の前端に掛合している。一方、図2A及び2Bに示すように、シートクッションフレーム基部31を構成するパイプの折り曲げ箇所、すなわち、シートクッション4の前方角部に相当する箇所には、シートクッションパン36の前端が掛かっていない。これは、シートクッション4の前方角部に相当する箇所にまでシートクッションパン36が掛かっていた場合、乗員が本シート1に着座した際に不快感が生じる虞があるためであり、上記の構成により、当該不快感の発生を抑制することを可能となる。
一方、シートクッションフレーム14の周囲には、車両の幅方向に沿った回動軸を中心にして回動可能な回動アーム21,21が左右一対設けられている。左右一対の回動アーム21,21は、本発明の回動部材に相当し、本実施形態では、長尺の板状部材からなり、より具体的には板金をプレス加工することにより成形されたものである。また、各回動アーム21,21の長手方向一端部には、前述したように、シートクッションフレーム14(具体的には、前方ブラケット32,32の膨出部32a)が固定されている。この結果、回動アーム21,21の回動に連動してシートクッションフレーム14が揺動することになる。つまり、回動アーム21,21が回動すると、これに伴ってシートクッション4が揺動することになる。
回動アーム21,21の構成について説明すると、回動アーム21,21の長手方向一端部は、前述したように、前方ブラケット32,32の膨出部32aにボルトにて固定されている。回動アーム21,21の長手方向他端部は、回動軸としての固定ピボット20,20を介して、支持ブラケット2,2の前端部11に回動自在に支持されている。換言すると、回動軸としての固定ピボット20は、回動アーム21,21に対して個別に設けられ、2つの支持ブラケット2,2の各々に支持されており、各固定ピボット20,20は、対応する回動アーム21,21が回動する際の支点として機能する。したがって、各回動アーム21,21は、固定ピボット20を中心にして前後且つ上下方向に回動することとなり、これに伴って、シートクッション4が同方向に揺動することとなる(図6参照)。
シートクッション4は、その揺動範囲の前端且つ上端に至ると、車体フロアから幾分上方に位置し、かかる位置にて乗員を着座させることが可能である。すなわち、シートクッション4の揺動範囲における前端且つ上端の位置(図6中、実線にて示すシートクッションフレーム14の位置に相当する位置)は、シートクッション4の着座位置に相当する。なお、シートクッション4が着座位置に位置する状態では、回動アーム21,21が鉛直方向に対して若干後傾した姿勢となっており、シートクッション4は、その前端が後端よりも持ち上がった姿勢となっている。
他方、シートクッション4は、揺動範囲の後端且つ下端に至ると、車体フロアに接近して収納された状態となる。すなわち、シートクッション4の揺動範囲における後端且つ下端の位置(図6中、破線にて示すシートクッションフレーム14の位置に相当する位置)は、シートクッション4の収納位置に相当する。なお、収納位置は、上記の着座位置よりも下側に位置し、シートクッション4が収納位置に位置する状態では、回動アーム21,21及びシートクッションフレーム14が略水平姿勢となっている。
以上のように、本実施形態に係るシートクッション4は、回動アーム21,21の回動に伴って着座位置と収納位置との間を往復移動する。
また、本実施形態では、図4に示すように、2つの支持ブラケット2,2の各々において連結パイプ3の端部3a,3aが取り付けられている部位が、2つの支持ブラケット2,2の各々において固定ピボット20が支持されている部位よりも上側に位置している。通常、回動アーム21,21が回動すると、2つの支持ブラケット2,2の各々において、固定ピボット20が支持されている部位周辺には負荷(支持ブラケット2,2を内側に倒すように作用する負荷)が集中する。本実施形態では、以上のように2つの支持ブラケット2,2の各々において連結パイプ3の端部3a,3aが取り付けられている部位がより上方に位置しているので、連結パイプ3によって、各支持ブラケット2が内側(対をなす支持ブラケット2側)に倒れるのをより効果的に抑制することが可能である。
さらに、本実施形態に係る連結パイプ3は、各支持ブラケット2が内側に倒れるのを抑制する機能の他、シートクッション4が収納位置から着座位置に向かって移動して着座位置に至った際にシートクッション4を着座位置に位置決めする機能をも備えている。換言すると、回動アーム21,21が第1位置(図6中、実線にて示す回動アーム21の位置)から第2位置(図6中、破線にて示す回動アーム21の位置)に向けて回動して該第2位置に至ると、連結パイプ3の端部3a,3aが回動アーム21,21に当接して回動アーム21,21が第1位置から見て第2位置よりも回動方向下流側に回動するのを規制するようになる。ここで、第1位置とは、シートクッション4が収納位置に位置したときに回動アーム21,21が位置する位置であり、第2位置とは、シートクッション4が着座位置に位置したときに回動アーム21,21が位置する位置である。
以上のように本実施形態では、シートクッション4を着座位置に位置決めする機能、換言すると、回動アーム21,21が第2位置よりも回動方向下流側に回動してしまうのを規制する機能が連結パイプ3に備えられている。これにより、別部材を用意することなく、回動アーム21,21が第2位置よりも回動方向下流側に回動するのを適切に規制することが可能になる。
なお、本実施形態において各回動アーム21,21は、図5に示すように、その前端部が外側に向かって略90度屈曲するように折り曲げ加工されており、当該折り曲げ加工によって各回動アーム21,21には前側鍔部21a,21aが形成されている。この前側鍔部21a,21aは、回動アーム21,21が第2位置に至った際に連結パイプ3の端部3a,3aが当接する被当接部であり、その前面には、連結パイプ3の端部3a,3aを当接させるための被当接面21s,21sを備えている。すなわち、本実施形態では、連結パイプ3が回動アーム21,21の回動(具体的には、第2位置よりも回動方向下流側への回動)を規制するにあたり、連結パイプ3の端部3a,3aは、上記の被当接面21s,21sにて回動アーム21,21と面接触するので、回動アーム21,21の回動をより適切に規制するようになる。
次に、シートバック6について図2A等を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、シートバック6の上下方向とは、シートバック6が起立姿勢にある時(すなわち、本シート1が使用時状態にある時)の上下方向を意味し、同様に、シートバック6の前後方向とは、シートバック6が起立姿勢にある時の前後方向を意味する。
シートバック6は、シートクッション4の後端部に接続され、枠体としてのシートバックフレーム16を備えている。このシートバックフレーム16は、図2Aに示すように、シートバックフレーム基部17と、左右一対のサイドフレーム18,18と、バックパンフレーム19とを有している。シートバックフレーム基部17は、略下向きU字状に折り曲げられたパイプからなる。サイドフレーム18,18は、シートバックフレーム基部17の左端部及び右端部に各々に溶接されている。
サイドフレーム18,18の形状について説明すると、サイドフレーム18,18の外側面の下部には、前述した延出軸22が立設されており、当該延出軸22は、支持ブラケット2,2の後端部12に形成された嵌合穴に嵌合されている。これにより、シートバック6は、延出軸22を中心にして前後且つ上下方向に揺動することが可能である。
また、サイドフレーム18,18の各々は、その前端部及び後端部が折り曲げ加工されることにより、内側(対をなすサイドフレーム18側)に向かって張り出すように形成された張出部18aを備えている。かかる張出部18aが形成されていることにより、サイドフレーム18,18の剛性が確保されている。また、サイドフレーム18,18の下端部には前方に膨出した膨出部18bが形成されており、この膨出部18bは、左端フレーム34及び右端フレーム35のうち、対応するフレームの外側面にボルト止めされている。
なお、サイドフレーム18,18の間には、サイドフレーム18,18の下端部の後端(より具体的には、後端側の張出部18a)同士を連結する連結ブラケット41が設けられている。
バックパンフレーム19は、矩形状の金属パネルからなり、シートバックフレーム基部17の後端及びサイドフレーム18,18の後端に溶接されている。このバックパンフレーム19の幅(左右方向の長さ)は、シートクッションフレーム14の幅よりも一回りほど大きくなっている。そして、本シート1が折り畳まれた状態では、シートクッション4全体がバックパンフレーム19の下に潜り込むようになる。
<<シートクッションと連結パイプとの干渉に対する抑制構造>>
次に、本シート1において採用されている、シートクッション4と連結パイプ3との干渉に対する抑制構造について説明する。
シートクッション4と連結パイプ3との干渉は、発明が解決しようとする課題の項で説明したように、シートクッション4及び連結パイプ3のいずれもが2つの支持ブラケット2,2の間に位置していることに起因して生じ得る課題である。かかる課題に対して、本実施形態では、シートクッション4が収納位置(すなわち、揺動範囲における後端且つ下端位置)に位置する際、連結パイプ3の中央部3bがシートクッション4よりも下側に位置する。
具体的に説明すると、前述したように、連結パイプ3は、連結パイプ3のうち、2つの支持ブラケット2,2の各々に取り付けられている端部3a,3aよりも中央部3bが下側に位置するように屈曲している。上記の如く屈曲することにより、連結パイプ3の中央部3bは、上下方向において、収納位置に位置した状態のシートクッション4よりも下側に位置するようになる(図6参照)。
以上のように、シートクッション4が収納位置に位置する際、連結パイプ3の中央部3bがシートクッション4よりも下側に位置していれば、図6に示すように、シートクッション4の揺動範囲内に連結パイプ3の中央部3bが存在することはないので、シートクッション4と連結パイプ3との干渉を抑えることが可能になる。なお、本実施形態では、端部3a,3aよりも中央部3bが幾分下側に位置するように連結パイプ3を屈曲させることにより、連結パイプ3の中央部3bを、収納位置に位置した状態のシートクッション4よりも下側に位置する構成を容易に実現することが可能である。
そして、シートクッション4と連結パイプ3との干渉が抑えられる結果、本シート1においてシートクッション4は、着座位置と収納位置との間をスムーズに往復移動することが可能である。
なお、シートクッション4が収納位置に位置するとき、すなわち、本シート1が収納状態にあるときは、シートバック6がシートクッション4上に折り重なるようになる。かかる状態においてシートバック6に取り付けられたヘッドレストは、連結パイプ3の直上に位置しつつも、連結パイプ3から離れた位置に置かれる。つまり、本実施形態では、連結パイプ3の中央部3bが端部3a,3aよりも幾分下側に位置しているので、シートバック6がシートクッション4上に折り重なられた際に、シートバック6に取り付けられたヘッドレストと連結パイプ3との干渉を抑えることが可能である。
さらに、本シート1には、着座位置と収納位置との間におけるシートクッション4の往復移動をより一層良好に行うための構成として、下記の構成(具体的には、以下に説明する第1の構成、第2の構成及び第3の構成)が採用されている。
着座位置と収納位置との間におけるシートクッション4の往復移動をより一層良好に行うための第1の構成は、2つの支持ブラケット2,2の各々において連結パイプ3の端部3a,3aが取り付けられている部位が、2つの支持ブラケット2,2の各々において固定ピボット20,20が支持されている部位よりも本シート1の前後方向において前側に位置している構成である。かかる構成により、連結パイプ3の中央部3aがシートクッション4の揺動範囲から更に外れるので、シートクッション4と連結パイプ3との干渉をより効果的に抑制することが可能となる。
着座位置と収納位置との間におけるシートクッション4の往復移動をより一層良好に行うための第2の構成は、図3乃至5に示すように、回動アーム21,21の外側面側に突出部21b,21bが形成されており、当該突出部21bが回動アーム21の長手方向に沿って長くなるように形成されている構成である。ここで、突出部21b,21bとは、各回動アーム21,21の内側面(各回動アーム21,21の厚み方向の一端面)側から押圧することにより外側面(各回動アーム21,21の厚み方向の他端面)側に形成された部分である。そして、本実施形態では、突出部21b,21bが、各回動アーム21,21において固定ピボット20が取り付けられている部位と、各回動アーム21,21においてシートクッション4が固定されている部位(具体的には、シートクッションフレーム14における前方ブラケット32,32の膨出部32a)との間で、回動アーム21,21の長手方向に沿って形成されている。
以上のような突出部21b,21bが形成されていることにより、回動アーム21,21の剛性が向上する。この結果、回動アーム21,21が回動中に変形してしまうのを抑えることができ、回動アーム21,21が適切にシートクッション4を連れ廻るようになる。すなわち、回動アーム21,21が突出部21b,21bを備えることにより、着座位置と収納位置との間のシートクッション4の往復移動がより適切に行われるようになる。
着座位置と収納位置との間におけるシートクッション4の往復移動をより一層良好に行うための第3の構成は、前述したように、前端部が外側に向かって略90度屈曲するように各回動アーム21,21が折り曲げ加工されている構成である。この折り曲げ加工により、各回動アーム21,21の長手方向に沿って前述の被当接部21a,21aが形成される。このように回動アーム21,21が折り曲げ加工される結果、回動アーム21,21の剛性が更に向上し、着座位置と収納位置との間のシートクッション4の往復移動がより一層適切に行われるようになる。
さらに、本実施形態に係る回動アーム21,21は、後端部についても外側に向かって略90度屈曲するように折り曲げ加工されている(例えば、図4参照)。当該折り曲げ加工により、回動アーム21,21の剛性がますます向上し、着座位置と収納位置との間のシートクッション4の往復移動が一段と適切に行われるようになる。なお、後端部を外側に向かって略90度屈曲するように折り曲げ加工することにより形成される後側鍔部21c,21cについては、各回動アーム21,21の長手方向に沿って形成される一方で、当該長手方向において支持ブラケット2に固定されている側の端部(以下、支持ブラケット側の端部)が切り欠かれている。このように後側鍔部21c,21cの支持ブラケット側の端部が切り欠かれていることにより、回動アーム21,21が後方且つ下方に回動して終端位置(すなわち、回動範囲の後端且つ下端位置であり、前述の第1位置)に達した時点で後側鍔部21c,21cが車体フロアと干渉してしまうのを抑えることが可能になる。
1 本シート
2 支持ブラケット
2a 張出部
2b ベース壁
3 連結パイプ
3a 端部
3b 中央部
3c 段差形成部
4 シートクッション
6 シートバック
11 前端部
12 後端部
13 中間部
14 シートクッションフレーム
16 シートバックフレーム
17 シートバックフレーム基部
18 サイドフレーム
18a 張出部
18b 膨出部
19 バックパンフレーム
20 固定ピボット
21 回動アーム
21a 前側鍔部
21b 突出部
21c 後側鍔部
21s 被当接面
22 延出軸
31 シートクッションフレーム基部
32 前方ブラケット
32a 膨出部
33 後方ブラケット
34 左端フレーム
35 右端フレーム
36 シートクッションパン
41 連結ブラケット

Claims (7)

  1. 乗員を着座させる際の着座位置と、該着座位置よりも下側に位置する収納位置との間を往復移動することが可能なシートクッションと、
    該シートクッションの両脇に位置した状態で車体に固定される2つの被固定部材と、
    2つの該被固定部材の間を連結する連結部材と、を有し、
    前記シートクッションが前記収納位置に位置する際、前記連結部材の中央部は前記シートクッションよりも下側に位置することを特徴とする車両用シート。
  2. 前記連結部材は、前記連結部材のうち、2つの前記被固定部分の各々に取り付けられている端部よりも前記中央部が下側に位置するように屈曲していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、
    前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、
    前記回動軸は、2つの前記被固定部材の各々に支持されており、
    2つの前記被固定部材の各々において前記連結部材の端部が取り付けられている部位は、2つの前記被固定部材の各々において前記回動軸が支持されている部位よりも上側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、
    前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、
    前記回動軸は、2つの前記被固定部材の各々に支持されており、
    2つの前記被固定部材の各々において前記連結部材の端部が取り付けられている部位は、2つの前記被固定部材の各々において前記回動軸が支持されている部位よりも前記車両用シートの前後方向において前側に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用シート。
  5. 回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、
    前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、
    前記回動部材が、前記シートクッションが前記収納位置に位置したときに前記回動部材が位置する第1位置から、前記シートクッションが前記着座位置にしたときに前記回動部材が位置する第2位置に向けて回動して該第2位置に至ると、前記連結部材が前記回動部材に当接して前記回動部材が前記第1位置から見て前記2位置よりも回動方向下流側に回動するのを規制することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用シート。
  6. 前記回動部材は、前記回動部材が前記第2位置に至った際に前記連結部材が当接する被当接部を有し、
    該被当接部は、前記回動部材が折り曲げ加工されることによって形成され、前記連結部材を当接させるための被当接面を備えていることを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
  7. 長尺の板状部材からなり、回動軸を中心にして回動する回動部材を有し、
    前記シートクッションは、前記回動部材に固定されており、前記回動部材の回動に伴って前記着座位置と前記収納位置との間を往復移動し、
    前記回動軸は、2つの前記被固定部材の各々に支持されており、
    前記回動部材は、前記板状部材の厚み方向の一端面側から押圧することにより該厚み方向の他端面側に形成された突出部を備え、
    該突出部は、前記回動部材において前記回動軸が取り付けられている部位と、前記回動部材において前記シートクッションが固定されている部位との間で、前記回動部材の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用シート。
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