JP5684000B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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本発明は、シートバックを後方に傾倒可能とするリクライニング機構を備えた車両用シート装置に関する。
自動車に搭載されるシート装置では、シートバックを、リクライニング機構により所望の角度に調整可能とするとともに、スパイラルスプリングで元の状態に復帰可能としたものが一般的である。この種のシート装置として、従来、例えば特許文献1に開示されたものがある。このシート装置では、ロアアーム11に第2フックプレート17を固着し、該第2フックプレート17に、スパイラルスプリング16の外端16bを掛止し、さらに該第2フックプレート17により、前記アッパフレーム12の傾動を規制するようにしている。
特開2001−292850号公報
ところで、前記従来公報のシート装置では、スパイラルスプリングを掛止するため、及び傾動角度を規制するための専用部品として第2フックプレート17を追加している。従ってそれだけ部品点数が増加し、車両重量,コスト面での改善の余地がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、部品点数の増加を回避し、車両重量,コスト面での改善を図ることができる車両用シート装置を提供することを課題としている。
本発明は、シートクッションフレームと、該シートクッションフレームの後端部に前後方向に傾倒可能に支持されたシートバックフレームと、該シートバックフレームを複数の後倒角度に保持するリクライニング機構と、前記シートバックフレームを前倒方向に付勢するスパイラルスプリングとを備えた車両用シート装置であって、前記シートクッションフレームは、左,右のロアアームと、車幅方向に延び、前記左,右のロアアームを接続するクロスメンバと、該クロスメンバとロアアームとの接合部に配置され、該両部材に跨がって接合されたブラケットとを有し、前記シートバックフレームは、前記シートクッションフレームの後端部に回動可能に支持されたアッパアームを有し、前記スパイラルスプリングは、前記アッパアームのシート幅方向内側に配置され、前記ブラケットは、前記スパイラルスプリングの外端部が掛止される掛止部と、前記アッパアームの一部に当接して前記シートバックフレームの傾倒角度を規制するストッパ部とを有することを特徴としている。
本発明に係るシート装置では、シートクッションフレームの左,右のロアアームと、該両ロアアームを接続するクロスメンバとの接合部に、ブラケットを、該両部材に跨がるように接合した。そのため、ロアアームとクロスメンバとの接合剛性を高めることができ、車両の側面衝突時にシートバックフレームの後部付近に作用する入力によりロアアームが変形するのを抑制でき、前記入力をクロスメンバを介してシート外側から内側により効率良く伝達できる。
また前記ブラケットに、リターンスプリングの掛止部及びアッパアームの傾倒角度を規制するストッパ部を形成したので、専用部品を必要とすることがなく、部品点数の増加を回避でき、車両重量の軽量化,低コスト化を図ることができる。
本発明の実施例1による自動車のシート装置のフレームを左斜め後方から見た斜視図である。 前記シート装置のスパイラルスプリング及びブラケットの配置状態を示すシート内側から見た側面図である。 前記シート装置のスパイラルスプリング及びブラケットの配置状態を示す断面図(図2のIII-III線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明の実施例1による車両用シート装置を説明するための図である。なお、本実施例の説明の中で、前後,左右という場合は、シートに着座した状態で車両前進方向に見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1は自動車のシート装置のフレーム構造を示している。このフレーム構造1は、フロアパネル上に配設され車両前後方向に延びるシートレール(図示せず)上に前後方向にスライド可能に搭載されるシートクッョンフレーム2と、該シートクッションフレーム2の後端部に前後方向に傾倒可能に支持されたシートバックフレーム3と、該シートバックフレーム3を複数の後倒角度に保持するリクライニング機構4と、前記シートバックフレーム3を前倒方向に付勢するスパイラルスプリング5とを備えている。
前記シートクッションフレーム2は座面クッションを支持するためのもので、板金製の左,右のロアアーム2a,2bと、該左,右のロアアーム2a,2bを接続する後クロスメンバ2c及び前クロスメンバ2dとを有し、平面視で略矩形状をなしている。
前記前クロスメンバ2dは、車幅方向に延びる比較的大径の板金製の棒状部材で構成され、その左,右端部が前記左,右のロアアーム2a,2bの前端部に溶接接合されている。
前記後クロスメンバ2cは横断面略C字形状の板金製の棒状部材で構成され、その左,右端部が前記左,右のロアアーム2a,2bの後端部2e,2fに溶接接合されている。また前記左,右のロアアーム2a,2bの後端部2e,2fには、アーム軸支部2g,2hが上方に山形をなすように一体形成されている。
そして前記後クロスメンバ2cの右端部2c′と右のロアアーム2bの後端部2fとの接合部には、ブラケット6が配置されており、該ブラケット6は、前記後クロスメンバ2cと右のロアアーム2bとの両部材に跨がって溶接接合されている。
前記ブラケット6は、詳細には、後壁部6cと、該後壁6cの左,右端から前方に折り曲げられた左,右の側壁部6d,6eとを有する横断面大略コ字形状をなしている。前記右の側壁部6eの内面は、前記右ロアアーム2bの後端部2fに溶接接合されている。また前記後壁部6c及び左の側壁部6dの下縁は、前記後クロスビーム2cの右端部2c′に溶接接合されている。このようにして、前記後クロスビーム2cと右のロアアーム2bとの接合剛性が高められている。
前記シートバックフレーム3は、背もたれクッションを支持するためのものであり、車両後方から見たとき略矩形枠状をなすパイプ製のフレーム本体3aと、該フレーム本体3aの右辺部3bに溶接接合された板金製の右のアッパアーム3cとを有する。該右アッパアーム3cは、比較的厚肉の基部アーム3hと、これの内面に溶接固定され、上方に延びる比較的薄肉の接続アーム3iからなり、該接続アーム3iが前記右辺部3bに溶接接合されている。
前記基部アーム3hは、前記リクライニンク機構4を介して前記右のロアアーム2bの前記軸支部2hにより回動可能に支持されている。また、前記フレーム本体3aの左辺部3dと下辺部3eとの結合部は支持ピン3fを介して前記左の軸支部2gに回動可能に支持されている。
前記リクライニング機構4は、操作部材4gを上方に回動させると、シートバックフレーム3を傾倒させることができ、前記操作部材4gを元に戻すと、前記シートバックフレーム3をその時の傾倒角度に保持できる。
前記スパイラルスプリング5は、前記リクライニング機構4ひいてはアッパアーム3cの車幅方向内側に、より詳細には、車幅方向における前記アッパアーム3cと前記ブラケット6の左側壁部6dとの間に配置されている。該スパイラルスプリング5の内端部5bは、前記基部アーム3hの接続開口3jから車幅方向内側に起立するように折り曲げ形成された内側掛止片3kに掛止されている。
一方、前記スパイラルスプリング5の外側端部5aは前記ブラケット6に一体形成された外側掛止片6aに掛止されている。この外側掛止片6aは、前記ブラケット6の左側壁部6dから前斜め上方に延長された延長片6eの先端部を車幅方向外側に折り曲げることにより形成されている。
このようにして前記アッパアーム3cひいてはシートバックフレーム3は前記スパイラルスプリング5により前倒方向に付勢されている。
そして前記ブラケット6の前記後壁部6cの上縁部は、前記アッパアーム3cの基部アーム3hの中途部分3gに当接して前記シートバックフレーム3の後倒角度を規制するストッパ部6bとなっている。
本実施例では、シートクッションフレーム2の左,右のロアアーム2a,2bと、該両ロアアーム2a,2bを接続する後クロスメンバ2cとの接合部に、ブラケット6を、該両部材2c,2bに跨がるように溶接接合した。そのため、左,右のロアアーム2a,2bの接合剛性を向上でき、車両の側面衝突時にシートバックフレーム3のヒンジピン付近に作用する入力によりロアアーム2bが変形するのを抑制でき、前記入力をロアアーム2bから後クロスメンバ2cを介してシート内側に効率良く伝達できる。
また前記ブラケット6に、スパイラルスプリング5の外側掛止部6a及びアッパアーム3cの傾倒角度を規制するストッパ部6bを形成したので、専用部品を要することがなく、部品点数の増加を回避でき、車両重量の軽量化,低コスト化を図ることができる。
なお、前記実施例では、リクライニング機構,スパイラルスプリング及びブラケットを、シートフレームの右側に設けた場合を説明したが、本発明では、勿論リクライニング機構,スパイラルスプリング及びブラケットを左側のシートフレームに設けても良く、さらに両側に設けても良い。
2 シートクッションフレーム
2a,2b 左,右のロアアーム
2c クロスメンバ
3 シートバックフレーム
3c アッパアーム
3g アッパアームの一部
4 リクライニング機構
5 スパイラルスプリング
5a 外端部
6 ブラケット
6a 外側掛止部
6b ストッパ部

Claims (1)

  1. シートクッションフレームと、該シートクッションフレームの後端部に前後方向に傾倒可能に支持されたシートバックフレームと、該シートバックフレームを複数の後倒角度に保持するリクライニング機構と、前記シートバックフレームを前倒方向に付勢するスパイラルスプリングとを備えた車両用シート装置であって、
    前記シートクッションフレームは、左,右のロアアームと、車幅方向に延び、前記左,右のロアアームを接続するクロスメンバと、該クロスメンバとロアアームとの接合部に配置され、該両部材に跨がって接合されたブラケットとを有し、
    前記シートバックフレームは、前記シートクッションフレームの後端部に回動可能に支持されたアッパアームを有し、
    前記ブラケットは、前記スパイラルスプリングの外端部が掛止される掛止部と、前記アッパアームの一部に当接して前記シートバックフレームの傾倒角度を規制するストッパ部とを有する
    ことを特徴とする車両用シート装置。
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