JP2008296661A - シートバックのフレーム構造 - Google Patents

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Katsuhiko Sasaki
克彦 佐々木
Masami Suzuki
真美 鈴木
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【課題】シートバックにセンターシートバック部を一体に有する自動車用シートにおけるシートバックのフレーム構造体の共用化と軽量化を図ることである。
【解決手段】シートバックを構成するパイプ製の下部フレーム10の内側端部に、この下部フレーム10と別体の、センターシートバック部を構成するパイプ製の下部フレーム11を、その軸線上で一体的に連結してなる構成である。前記下部フレームは、センターシートバックの下部フレーム10にアームレスト取付用のヒンジブラケットを溶接するようにするのが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は自動車用シートにおけるシートバックのフレーム構造に関する。
従来の、例えばリャシートには、シートバックを車幅方向に大、小(6対4)に分割し、その大きなシートバックにセンターシートバック部を一体に形成したものがある。
以上のセンターシートバック部を有するシートバックおいては、その内側の側部フレームに対して、鋼板等を折曲形成してなるセンターシートバック部のフレーム部材が
、センターシートバック部の下部フレームとして片持状に支持されている。
そのため、シートバックの内側の側部フレーム内部には、縦、横に多数の補強メンバーを溶接して補強している(例えば、特開2005−313723号公報参照)。
特開2005−313723号公報
従って、斯様にセンターシートバック部の下部フレームを内側の側部フレームのみで支持する構成では、内側の側部フレームの溶接等により補強しなければならないため、質量増を招くし、フレームの構造体の部品点数が多く、構成が複雑化している。
また、シートバックの内側の側部フレームが、センターシートバック部の下部フレームの取付けを前提とする形状とされているため、シートバックの内側の側部フレームをセンターシートバックのないもの、或いは、他の形状のセンターシートバックに当然共用化を図ることができない。
そこで、本発明は以上のセンターシートバック部付シートバックにおいて、そのフレームを簡素化すると共に軽量化を図り、更にシートバックのフレームの共用化を可能にすることを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るシートバックのフレーム構造は、シートバックにセンターシートバック部を一体に有する自動車用シートにおけるシートバックのフレーム構造であって、シートバックを構成するパイプ製の下部フレームの内側端部に、別体の前記センターシートバックのパイプ製下部フレームをその軸線上で連結してなることを特徴とする構成である。
前記下部フレームは、センターシートバックの下部フレームにアームレスト取付用のヒンジブラケットを溶接するようにするのが好ましい。
本発明によれば、センターシートバック部の下部フレームをパイプで形成するため、センターシートバック部側の下部フレームを軽量化できるとともに、内外一対の側部フレームによって支持されたシートバックの下部フレームの内側端部に、センターシートバック側の下部フレームをその軸線上で連結することから、所定の強度を有するセンターシートバック側の下部フレームを得ることができる。そのため、前記従来品に対して、補強部品の部品点数を削減でき、簡素な構造のフレームを形成でき、軽量化が可能となる
加えて、本発明においては、別体のセンターシートバック側の下部フレームをシートバック側の下部フレームの内側端部に一体的に連結しているにすぎない。つまり、シートバック
側の側部フレームを、センターシートバックの下部フレームの取付けを前提とした形状とする必要がないため、センターシートバックを有しないシートバックとの,側部フレームの共用化が容易に可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る構造の自動車用リャシートを示し、図中SBはセンターシートバックCSBと一体のシートバックで、反対側のシートバックSB´に対して独立し、リクライニング機構により、矢印方向に傾動及び前倒れ可能に取付けられている。図中Hはヘッドレストを示す。
センターシートバック部CSBには、アームレストARが格納され、矢印方向に倒すことにより、アームレストARとして使用できることになっている。
そして、このセンターシートバック部CSBの下部フレーム11とシートバックSBの下部フレーム10はいずれも断面円形のパイプで形成され、前記下部フレーム11は下部フレーム10に対して別体で溶接等により一体に連結されている。
以上のシートバックSB及びセンターシートバック部CSBを構成するフレーム構造体A、Bは、図2、図3に示すように構成されている。
即ち、シートバックSBを構成するフレーム構造体Aと、センターシートバック部CSBを構成するフレーム構造体Bは、上部フレーム2、下部フレーム10、11、側部フレーム20A、31、22、32、23などから構成されている。
そして、上部フレーム2は一本のパイプで、シートバックSBの上部フレーム20と、これを延設したセンターシートバック部CSBの上部フレーム21とから形成して、軽量化を図っている。なお、この上部フレーム2にはヘッドレスト支持用の支持筒27…が溶接されている。
以上のシートバックSB用下部フレーム10をその軸線上にこの下部フレーム10と別体のセンターシートバック部CSB用下部フレーム11が溶接などで一体的に連結され、図示するものは連結個所に補強用芯管13が挿入されている。
そして、センターシートバック部CSBを、他の形態のものに変更する場合は、下部フレーム11に替えて他のパイプ製下部フレームを使用する。また、シートバックSBにセンターシートバック部CSBを連結しないものにおいては、下部フレーム11を含むフレーム構造体Bは、フレーム構造体Aに連結しない。
なお、フレーム構造体Aは、前記上部フレーム20と、この上部フレーム20の一端を折曲した上側部フレーム20A及びこの側部フレーム20Aに溶接したコ字状の下側部フレーム31と、前記下部フレーム10と、上部フレーム20に上端を溶接したパイプ製の内側上側部フレーム22及びこの内側上側部フレーム22並びに下部フレーム10に溶接したコ字状の内側下側部フレーム32と、から構成されている。
また、フレーム構造体Bは、前記上部フレーム21とパイプ製の側部フレーム23と、前記下部フレーム11と、ワイヤ製の支杆25、25と、から構成して軽量化を図っている。下部フレーム11にはアームレスト取付用のヒンジブラケット26、26が溶接されている。
そして、フレーム構造体Aにおける上部フレーム20、下部フレーム10などによって囲まれた部分にはパネル24が溶接されている。
以上の上部フレーム2、内側上側部フレーム22、側部フレーム23はいずれも断面円形状のパイプで形成している。
以上の上部フレーム2はフレーム構造体Bを他のものに変更する場合、或いは、フレーム構造体Aに、フレーム構造体B及び他のフレーム構造体を連結しない場合には、他のものに変更する。即ち、シートバックSBに他の形状のセンターシートバック部を設ける場合、又は、センターシートバック部CSBを取付けない場合には、上部フレーム部2の形状等を変更したものを使用する。
なお、33、34は、車床側に締結し連結杆43で一体に連結されている左右一対の脚杆とフレーム構造体Aの下側部フレーム31及び内側下側部フレーム32との間に取付けたリクライニング機構を示す。50,51はカバー部材を示す。
従って、シートバックSB側の下部フレーム10に、他のセンターシートバック部のパイプ製下部フレームを連結できるし、また、下部フレーム10に、下部フレーム11を含むフレーム構造体Bを連結しない場合には、センターシートバック部CSBを一体に有しないシートバックが形成される。
即ち、フレーム構造体Aの下部フレーム10はセンターシートバック部の有無に拘わらず、或いは、他のシートバックのフレームとして共用化が可能となる。
加えて、上部フレーム2も同様に一本のパイプで形成することにより、より軽量化が図れる。しかも、センターシートバックCSB側のフレーム構造体Bをパイプで形成することにより、軽量化が図れるため、シートバックSB側のフレーム構造体Aを補強する必要がない。
本発明を採用するリャシートの斜視図である。 正面図である。 要部の断面図である。
符号の説明
SB…シートバック、CSB…センターシートバック部、10…シートバックの下部フレーム、11…センターシートバック部の下部フレーム。

Claims (2)

  1. シートバックにセンターシートバック部を一体に有する自動車用シートにおけるシートバックのフレーム構造であって、シートバックを構成するパイプ製の下部フレームの内側端部に、別体の前記センターシートバックのパイプ製下部フレームをその軸線上で一体的に連結してなることを特徴とするシートバックのフレーム構造。
  2. 前記センターシートバックの下部フレームに、アームレスト取付用のヒンジブラケットを溶接してなる請求項1記載のシートバックのフレーム構造。



















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