JP2013117193A - 4ストロークエンジン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態の4ストロークエンジン1は、棹60の長手方向の一端に工具を備え、棹60の長手方向の他端に固定して用いられる4ストロークエンジン1であって、エンジンは、オイルの循環経路と、オイルとブローバイガスを分離する気液分離室70と、を有し、気液分離室70は、オイル循環経路からブローバイガスが導入される流入部203と、ブローバイガスから分離されたオイルをオイル循環経路に還流するオイル排出部204と、オイルミストが分離されたブローバイガスを、気液分離室70から排気して燃焼室への吸気通路へ連通するブローバイガス排出部400と、を有し、オイル排出部204は、気液分離室70の下部であって、長手方向の少なくとも2隅に開口として設けられる。
【選択図】図3
Description
一般に、クランク軸周りには多量のオイル量を必要とし、動弁装置にはクランク軸周りほどのオイル量は必要としない。
そして、従来の潤滑装置は、クランク室内の圧力変動を利用してクランク室内のオイル又はオイルミストをその量を調整せずに動弁室及び動弁装置に送っている。
そのため、動弁装置を潤滑するために、動弁室へオイル又はオイルミストが過剰に送り込まれる。
その結果、動弁室内に滞留するオイルの量が多くなりすぎて、様々な向きでエンジンを使用すると、ブローバイガスの燃焼室への排出と共にオイルが多く排出されてしまい、オイルが早期に消費されてしまうという問題がある。
従って、オイルの早期消費が生じると、オイルの補充間隔が短くなり、オイルの補充を怠ると潤滑不良を起こす原因になる。また燃焼室へのオイルの排出量が更に過剰になると、オイルが未燃焼のまま大量にマフラから外部に排出され、環境へ悪影響を与える虞が生じる。
携帯型4ストロークエンジンの用途が拡大し、従来に比べて様々な向きで使用されつつある。
ここで、供給通路30は、動弁機構供給通路31とプッシュ棹通路33によって構成される、
吸入部35は、ゴム等の弾性材料により形成されて容易に撓むことができる管体35aと、管体35aの先端部に取り付けられた吸入口付きの錘35bとを有してなる。
吸入部35の錘35bは、重力により鉛直下側方向位置に移動可能に取り付けられており、これにより油溜室7が傾いても、規定量の範囲で貯留されるオイルAの油面下に吸入部35の吸入口を没入させることができる。
従って、送油通路34の開口部34aは、ピストン6が上死点に達した時点では既に全開している。
なお、送油通路34は、開口部34aにリード弁を設け、又は、クランク軸に通路を設けてロータリバルブとして機能させる等、クランク室5a内の負圧時に送油通路34とクランク室5aを連通させるようにしてもよい。
バッフルプレート7cの上側方向位置に、供給通路30の動弁機構供給通路31の開口部31aが形成されている。なお、バッフルプレート7cは必須ではない。
このため、連通路39の開口部39bから吐出するオイルミストは、オイルの油面下に吹きつけられることでオイル内部を泡立てることはなく、穏やかに油溜室7に戻され、オイルミストの多くが液化される。
但し、開口部39bから吐出するオイルミストの一部は油面上や壁面上で跳ね返って、油溜室7内の油面上側方向位置の空間部7a内に滞留する。このようにオイルAの油面上の位置に配置された連通路39の開口部39bは、オイルミストを液化させる液化手段の一部として機能する。
従って、連通路39から吐出するオイルミストはその大部分が液化され、油溜室7内に貯留するオイルミストの濃度を低くすることができる。
このため、供給通路30の動弁機構供給通路31を流れるオイルミストの濃度は、送油通路34からクランク室5a内に供給されるオイルの濃度と比較して低くなる。
このプッシュ棹通路33は動弁室4に開口部33aによって連通している。
このプッシュ棹通路33をプッシュ棹が貫通して、プッシュ棹が動弁室4内のロッカーアームを駆動している。
そして、吸引管43は動弁室4の隅部に配置されて、動弁室4が上側方向位置に位置する状態で4ストロークエンジン1が傾いても、いずれかの吸引管43を介して動弁室4内に溜まるオイルが吸引されるようになっている。
そして、吸引管43と吸引通路42が接続されている。吸引通路42は動弁室4のクランク室5aとは反対側に設けられ、吸引管43はこれに連通して動弁室4内のクランク室側へ延びるように設けられ、吸引管43の両端は開口している。
このように形成したことによって、エアクリーナ50からのオイルに加えて、直通通路46を通じて回収される動弁室4からのオイルを、ピストン6の潤滑に利用することが可能となる。
また、エアクリーナ50からのオイル、及び、直通通路46を通じて回収される動弁室4からのオイルを同一のタイミングでクランク室5aに回収することができ、オイルの回収が効率的に可能となる。
従って、直通通路46の開口部46aは、ピストン6が上死点に達した時点では既に全開している。
このようにすることで、クランク室5aから動弁室4へオイルやオイルミストが逆流することを確実に防止することができる。
クランク室5aが負圧化傾向となり、ピストン6の上死点近傍への移動に伴い送油通路34の開口部34aが開き始め、クランク室5aと油溜室7が連通すると、送油通路34にクランク室5a内の負圧が作用する。
そのため、油面下より汲み上げられるオイルAをクランク室5a内に充分に供給することができる。
なお、クランク室5aが正圧になると、逆止弁37の作用によりクランク室5aから油溜室7へのオイルが逆流しないよう送油通路34が遮断され、次いで開口部34aがピストン6により閉じられる。
油溜室7から動弁室4にオイルミストを送る過程で、供給通路30に設けられたバルブ駆動室32内の動弁機構10の各部品は潤滑される。この際オイルミストの一部は液化する。
また動弁室4内に供給されたオイルミストが液化して滞留してもクランク室5a内の強い負圧が作用して、クランク室5a内にオイルを送ることができ、動弁室4でオイルが滞留することを抑止できる。
従って、動弁室4からブリーザ通路48を介してブローバイガスを排出する際のオイルの放出を抑えることができる。
この上側方向は使用状態において4ストロークエンジン1が最も長く使用される状態(正立状態)における鉛直上側方向と略一致する。この上側方向とは反対方向を下側方向という(図2において、紙面下側)。
また、4ストロークエンジン1によって駆動される各種工具が先端等に取り付けられる棹60の長手方向の工具側方向と定義する(図2において、紙面左上方向)。この工具側方向と反対の方向を反工具側方向という(図2において、紙面右下方向)。
さらに、棹60の軸線61に向かう方向を棹軸側方向という(図2において、紙面右上方向)。その反対側方向を反棹軸側方向という(図2において、紙面左下方向)。
この4ストロークエンジン1は、刈払機(図9(a)参照)又はオリーブハーベスタ(図10(a)参照)に使用される。そして、刈払機であれば棹60は4ストロークエンジンから離れるに従って地面に近づくように傾斜して使用される場合が多い(図9(a)参照)。また、オリーブハーベスタであれば、4ストロークエンジンから離れるに従って地面から離れるように傾斜して使用される場合が多い(図10(a)参照)。
また、4ストロークエンジンは、一時的に回転して天地が逆転した状態で使用(図11(a)参照)される場合も考慮している。
なお、棹60には使用される用途に応じて、各種の工具が装着される。
エアクリーナ50は、空気を取り込みその空気中に含まれる埃やゴミなどを除去して吸気系統に空気を提供する機能を有し、さらに、本実施形態では、ブローバイガスを吸気系統に送る機能をも有している。
また、第1のエアクリーナフィルタ50eはスポンジ等で形成されており、第2のエアクリーナフィルタ50fはフェルト等で形成されている。
図4は、エアクリーナ50の気液分離空間50c内に、セパレータケース201、気液分離プレート401及び気液分離部材301が挿入された状態の説明図である。
図5は、図4におけるB−B断面の説明図である。
図6は、図4のC−C断面の説明図である。
以下、図3〜図6に基づいて、気液分離装置51の構造を説明する。
気液分離空間50cとエアクリーナ空間50dとを連通させるエアクリーナ通路配置部113は、気液分離空間50cの略中間位置に形成されている。
気液分離空間50cには、セパレータケース201、気液分離部材301、気液分離プレート401が反棹軸側方向に順に配置されている。
セパレータケース201の内部に形成された空間が気液分離室70である。そして、この気液分離室70はブローバイガスとオイルミストとを分離する。
この流入口101からブローバイガスとオイルミストを含んだ流体が流入する。
また、図6のように、内部側面壁50gには、セパレータケース201を締結するねじ穴102が形成されている。そして、このタッピングねじ205により、エアクリーナプレート50bとセパレータケース201が締結されている。
その結果、内部側面壁50gとセパレータケース201は密着状態に保持される。
このように、内部側面壁50gとセパレータケース201は密着状態であることによって、流入口101からのブローバイガス及びオイルミストを含んだ流体が、気液分離室70を通過せずに直接、オイル排出口103a又はオイル排出口103bから排出されてしまうことを防ぐことが可能となる。
そして、気液分離室70下部には、還流通路52と連通するオイル排出口103a、オイル排出口103bと連通する複数のオイル排出部204(オイル排出部204a、オイル排出部204b、オイル排出部204c、オイル排出部204d)が形成されている。
この、オイル排出部204aは、気液分離室70内でブローバイガス及びオイルミストを含んだ流体から分離されたオイルミストが液化したオイルを排出する。
壁部402は、ブリーザ通路48と連通する流入口101と連通するセパレータケース201の流入部203よりオイルミストを含んだブローバイガスが衝突する。
第1通路403は、セパレータケース201内の逆U字形状の壁202によって囲まれた空間206よりブローバイガスを排出する。
第2通路404は、エアクリーナ空間50dのエアクリーナ通路配置部113にブローバイガスを排出する。
そして、セパレータケース201の流入部203より気液分離プレートに衝突し、壁面に付着したオイルは、粘性をもつため液状化し、ブローバイガスとは分離し、壁面を伝わる。
さらに、この液化したオイルは、セパレータケース201の下部に開口された複数のオイル排出部(オイル排出部204a、オイル排出部204b、オイル排出部204c、オイル排出部204d)より、還流通路52と連通するオイル排出口103a及びオイル排出口103bを通して、クランク室5aに還流する。
また、図11(b)に示すように、エンジンの天地が逆転したような状態になっても液化したオイルがブローバイガスを排出する第1通路403の開口部403aに通じないように邪魔板としての機能を持つ。
また、図6のように、気液分離プレート401のブローバイガス排出部400(第1通路403)の開口部403aは、気液分離室70の中央付近に形成されている。より具体的には、気液分離室70の棹軸61側の幅の略中央位置に開口している。
これによって、オイルミスト及びブローバイガスを含んだ流体が、回り込まなければ開口部403aに到達できないことになり、よりこの流体からオイルミストを分離することが可能となる。
また、液化したオイルミストが壁面等を伝って、開口部403aに到達することも低減することができる。
この還流通路52aと還流通路52bは、図示していないが、合流した後にクランク室5aに連通する(図1参照のこと)。
この逆止弁53aは、還流通路52aから気液分離空間50cにオイルが逆流することを防いでいる。
また、オイル排出口103aにオイル排出部204a及びオイル排出部204bが連通されている。
オイル排出部204aは、棹軸側方向に配置されており、オイル排出部204bは、反棹軸側方向に配置されている。
なお、図7において、壁202は点線で示している。
また、図9(a)のように4ストロークエンジン1にはエアクリーナ50が接続されている。
そして、図9(a)のエアクリーナ50の部分および棹60との図が図9(b)である。
なお、図9(b)は4ストロークエンジン1の本体部は省略して記載してある。また、図9において、本来はタッピングねじ205が記載されるべきであるが、簡略化するために省略している。また、説明のためブローバイガス排出部400を点線で記載している。なお、図10及び図11についても同様である。
その結果、オイルが大量に消費されてしまうという問題、及び、オイルが十分に燃焼されなくなってしまうという問題が生ずる。
そこで、本実施形態では、図9(b)のように、工具側方向位置に開口部204a及び開口部204bが形成されている。
そうすると、気液分離室70内でオイルミストが液化したオイルは、図9(b)のように、工具側方向位置、かつ、下側方向位置に溜まることになる。
この場合には、オイルはオイル排出部204a及びオイル排出部204bに触れることになり、オイルはオイル排出部204a及びオイル排出部204bから排出される。
従って、気液分離室117、オイルの油面は常に低い状態となる。
したがって、この場合には、オイルが大量に消費されてしまうという問題、及び、オイルが十分に燃焼されなくなってしまうという問題が生ずることを大幅に低減することができる。
また、オイル排出部204bは気液分離室70の反棹軸側方向位置に配置されていることから、図9(a)において、棹60が矢印60aの方向に回転した場合であっても、このオイル排出部204bからオイルを排出し続けることができる。
棹60が前傾姿勢となっている場合、及び、棹60が回転した場合であっても、オイルが大量に消費されてしまうという問題、及び、オイルが十分に燃焼されなくなってしまうという問題が生ずることを大幅に低減することができる。
4ストロークエンジン1は、一時的又はある程度の時間、図11(a)のように天地が逆な状態において使用される場合がありうる。
この場合であっても、ブローバイガス排出部400にオイルが流入してしまうと、オイルが大量に消費されてしまうという問題、及び、オイルが十分に燃焼されなくなってしまうという問題が生ずる。
そこで、本実施形態では、逆U字型の壁202を設けている。
この壁202が存在することによって、図11(b)のような状態であっても、オイルが壁202を乗り越えて、ブローバイガス排出部400に到達するまでの時間を大幅に長時間化することが可能となっている。
本実施形態の4ストロークエンジン1は、棹60の長手方向の一端に工具を備え、棹60の長手方向の他端に固定して用いられる4ストロークエンジン1であって、エンジンは、オイルの循環経路と、オイルとブローバイガスを分離する気液分離室70と、を有し、気液分離室70は、オイル循環経路からブローバイガスが導入される流入部203と、ブローバイガスから分離されたオイルをオイル循環経路に還流するオイル排出部204と、オイルミストが分離されたブローバイガスを、気液分離室70から排気して燃焼室への吸気通路へ連通するブローバイガス排出部400と、を有し、オイル排出部204は、気液分離室70の下部であって、長手方向の少なくとも2隅に開口として設けられる。
このような構成を有することから、この気液分離室70によって、ブローバイガスから液状及びオイルミストのオイルを適切に分離することが可能となり、分離されたオイルを確実に回収できる。
また、オイルを確実に回収できることから、オイルの消費が抑えられる。さらに、環境に悪影響を及ぼす未燃焼オイルの排出を抑えることが可能となる。
このような構成を有することから、本発明における気液分離装置が前記長手方向にあって長手方向と直行する方向(左右)に傾斜しても、気液分離されたオイルをより確実に回収することが可能となる。
このような構成を有することから、4ストロークエンジンの前後、左右の傾斜に対し、ブローバイガスから液状及びオイルミストのオイルを適切に分離することが可能となり、ブローバイガスを燃焼室側に排出することが可能となる。
このような構成を有することから、ブリーザ通路48と連通する流入口101と連通するセパレータケース201の流入部203と、ブローバイガスを排出する第1通路403とがショートサーキットしないよう邪魔板としての機能を持っている。
このような構成を有することから、エンジンの天地が逆転したような状態になっても液化したオイルがブローバイガスを排出する第1通路403の開口部403aに通じないように邪魔板としての機能を持つ。
このような構成を有することから、オイルミスト及びブローバイガスを含んだ流体が、壁202を回り込まなければ開口部403aに到達できないことになり、壁202が邪魔板として機能することよりこの流体からオイルミストを分離することが可能となる。
このような構成を有することから、エンジンの天地が逆転したような状態になっても液化したオイルがブローバイガスを排出する第1通路403の開口部403aに通じないように邪魔板としての機能を持つ。
このような構成を有することから、ブローバイガス中に含まれるオイルを気液分離プレートに衝突させ液化させるだけでなく、気液分離部材301により気液を分離させることができる。
このような構成を有することから、ブローバイガスに含まれる油滴の小さなオイルミストを付着させ、液化させてブローバイガスとオイルを分離させることが可能となる。
52a,204a,204b,403a 開口部
37,41,53,53a、53b 逆止弁
48 ブリーザ通路
50 エアクリーナ
50c 気液分離空間
50d エアクリーナ空間
50e 第1のエアクリーナフィルタ
50f 第2のエアクリーナフィルタ
50g 内部側面壁
51 気液分離装置
52,52a, 還流通路
60 棹
61 軸線
70 気液分離室
101 流入口
103a,103b オイル排出口
201 セパレータケース
202 壁
202a,202b,202c 壁部分
203 流入部
204,204a,204b,204c,204d オイル排出部
301 気液分離部材
400 ブローバイガス排出部
401 気液分離プレート
403 第1通路
404 第2通路
A オイル
Claims (9)
- 棹の長手方向の一端に工具を備え、前記棹の長手方向の他端に固定して用いられる4ストロークエンジンであって、
前記4ストロークエンジンは、オイルの循環経路と、オイルとブローバイガスを分離する気液分離室と、を有し、
前記気液分離室は、
前記オイル循環経路から前記ブローバイガスが導入される流入部と、
前記ブローバイガスから分離されたオイルを前記オイル循環経路に還流するオイル排出部と、
オイルミストが分離されたブローバイガスを、前記気液分離室から排気して燃焼室への吸気通路へ連通するブローバイガス排出部と、を有し、
前記オイル排出部は、前記気液分離室の下部であって、前記長手方向の少なくとも2隅に開口として設けられることを特徴とする4ストロークエンジン - 前記気液分離室に前記オイル排出部が、前記棹の軸線から離れる方向について間隔をあけて複数設けられる
ことを特徴とする請求項1記載の4ストロークエンジン。 - 前記ブローバイガス排出部は、前記気液分離室の中央に開口として形成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の4ストロークエンジン。 - 前記ブローバイガス排出部の周りを壁で囲む
ことを特徴とする請求項3に記載の4ストロークエンジン。 - 前記壁は、下側に開いた逆U字形状に形成される
ことを特徴とする請求項4に記載の4ストロークエンジン。 - オイル循環経路から分岐して形成され、オイルミストを含んだブローバイガスからオイルミストを分離する気液分離室を有し、
前記気液分離室は、
前記オイル循環経路から前記ブローバイガスが導入される流入部と、
前記ブローバイガスから分離されたオイルを前記オイル循環経路に還流するオイル排出部と、
前記オイルと分離されたブローバイガス排出部と、を有し、
前記ブローバイガス排出部は、前記気液分離室の中央に開口として形成されており、
前記ブローバイガス排出部の周りに壁が形成されている
ことを特徴とする4ストロークエンジン。 - 前記壁は、下側に開いた逆U字形状に形成させる
ことを特徴とする請求項6に記載の4ストロークエンジン。 - 前記流入部と前記ブローバイガス排出部の間に気液分離部材が配置される
ことを特徴とする請求項1または6に記載の4ストロークエンジン。 - 前記気液分離部材は、メッシュ構造を有する
ことを特徴とする請求項8に記載の4ストロークエンジン。
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