JP2013079281A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 感圧性接着性マトリックスを含む、スフェンタニルを皮膚を介して投与するためのモノリシック経皮デリバリーシステムであって、
   前記感圧性接着性マトリックスは、
   該マトリックスにおけるスフェンタニルの飽和点を超える量のスフェンタニル；及び
   （ｉ）４５０，０００〜２，１００，０００の粘度平均分子量を有する高分子量ポリイソブチレン、及び（ｉｉ）１，０００〜４５０，０００の粘度平均分子量を有する低分子量ポリイソブチレン、のブレンド；
   を含み、
   前記システムは被験者に適用したとき該システムから皮膚を介して少なくとも約１μｇ／ｃｍ２／時のスフェンタニルの正味流束を与え、更に前記システムは該システムからのスフェンタニルの流束に対して剤形速度制御を与えるが、浸透エンハンサーも速度制御膜も含んでいない前記システム。
2. システムによって与えられる剤形速度制御（ＪＮ／ＪＤ）は少なくとも約５０％である請求項１に記載の経皮デリバリーシステム。
3. システムによって与えられる剤形速度制御（ＪＮ／ＪＤ）は少なくとも約６０％である請求項１に記載の経皮デリバリーシステム。
4. システムは該システムから皮膚を介してスフェンタニルの実質的に一定の定常状態正味流束を少なくとも約２４時間与える請求項１に記載の経皮デリバリーシステム。
5. システムは少なくとも１．５μｇ／ｃｍ２／時のスフェンタニルの実質的に一定の定常状態正味流束（ＪＮ）を与える請求項１に記載の経皮デリバリーシステム。
6. システムはスフェンタニルの実質的に一定の定常状態正味流束（ＪＮ）を少なくとも約３６時間与える請求項４に記載の経皮デリバリーシステム。
7. システムは被験者に適用したときスフェンタニルを約１〜２０μｇ／時で投与するのに十分な定常状態正味流束を与える請求項４に記載の経皮デリバリーシステム。
8. スフェンタニルはシステム中に全システムの約１〜２０ｗｔ％の量で存在している請求項１に記載の経皮デリバリーシステム。
9. 被験者に適用したとき無痛覚を３日間以上誘導し、維持するのに十分な量のスフェンタニルを含有している請求項８に記載の経皮デリバリーシステム。
10. 被験者に適用したとき無痛覚を５日間以上誘導し、維持するのに十分な量のスフェンタニルを含有している請求項８に記載の経皮デリバリーシステム。
11. 被験者に適用したとき無痛覚を７日間以上誘導し、維持するのに十分な量のスフェンタニルを含有している請求項８に記載の経皮デリバリーシステム。
12. 接着性マトリックスは約１〜１０ｃｍ２の薬物放出界面表面積を有する請求項１に記載の経皮デリバリーシステム。
13. バッキング層；
    感圧性接着性層；及び
    剥離ライナー；
    を含む接着剤システムであって、
    前記感圧性接着性層が
    ４５０，０００〜２，１００，０００の粘度平均分子量を有する高分子量ポリイソブチレン、
    １，０００〜４５０，０００の粘度平均分子量を有する低分子量ポリイソブチレン、
    可塑剤、及び
    蔗糖酢酸イソ酪酸エステル
    を含む、前記接着剤システム。
14. 速度制御膜を含んでいない、請求項１３に記載のシステム。
15. 浸透エンハンサーを含んでいない、請求項１３又は１４に記載のシステム。
16. 高分子量ポリイソブチレンが約１，１００，０００の粘度平均分子量を有する、請求項１３、１４又は１５に記載のシステム。
17. 低分子量ポリイソブチレンが約５０，０００〜５５，０００の粘度平均分子量を有する、請求項１３〜１６のいずれかに記載のシステム。
18. 可塑剤がポリブテンを含む、請求項１３〜１７のいずれかに記載のシステム。