JP2013067413A - 展示台兼用スペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業性がよく、使用材料も削減可能な展示台兼用スペーサを提供する。
【解決手段】商品Sを階段状に配置できるとともに、外周壁11A,11B,12A,12Bの上側開口を天壁14,15により閉塞するとともに下側開口を底壁16,17により閉塞する包装箱10内に配置されて商品Sを位置決めする展示台兼用スペーサ20であって、垂直方向に所定間隔をもって位置する2以上の水平縁23A,23B、および、この水平縁23A,23Bの端部に位置するとともに水平方向に所定間隔をもって位置する水平縁23A,23Bと同数の垂直縁24A,24Bを有する階段形状をなし、互いに対称に位置するように配置される第1および第2側板部22A,22Bと、第1側板部22Aの各水平縁23A,23Bに連続して水平方向に延び、商品Sが当接して配置される棚板部25と、各棚板部25および第2側板部22Bに連続する連続板部26と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品を階段状に配置する展示台として使用できるとともに、包装箱内に配置して商品を位置決めする展示台兼用スペーサに関するものである。
特許文献1には、販売店への輸送と、販売店での展示の両方の機能を併せもたせた展示兼用輸送箱が記載されている。この輸送箱は、箱本体を構成する支持部材に展示部材が一定の傾斜角度で配置され、別体の蓋部材で覆う構成としている。そして、販売店で展示する際には、蓋部材を土台として使用し、その上に支持部材を載せる構成としている。展示部材は、上端を開口した枠体の内部に、複数の水平面および垂直面が形成されるよう波状に折り曲げた別体の棚部材を配置したものである。また、この輸送箱は、展示部材に配置した商品を位置決めするためのカバーが輸送時に配設される。このカバーは、商品に当接して支持する複数の支持片が切り起こしにより形成されている。
しかし、この特許文献1の展示兼用輸送箱は、商品を階段状に配置するための支持部材が複数のブランクの組み合わせにより形成されるため、部品点数が多く、構成も複雑である。また、輸送時には、商品を位置決めするためのカバーが更に必要である。しかも、このカバーは緩衝性が低いため、商品を安定状態で位置決めすることが困難である。
また、図7に示すように、包装箱10の内部に商品Sを収容させる際に、商品Sと一緒に収容(同梱)させて使用する展示台兼用スペーサ1も知られている。このスペーサ1は、図8および図9に示すように、水平方向に延びる水平縁2aと、垂直方向に延びる垂直縁2bとを有する階段形状の側板部2を備えている。側板部2には、各水平縁2aを介して商品Sを載置するための棚板部3が連設され、各棚板部3に側板部2に平行に位置するように組み立てられる対向側板部4が連設されている。また、対向側板部4には折込板部5が連設される一方、側板部2には重畳板部6が連設されている。そして、対向側板部4の下端に位置するように係止穴7が設けられ、重畳板部6に係止片8が連設されている。なお、図9中一点鎖線は、各板部の境界部分に形成した折曲線である。
このスペーサ1は、包装箱10の内部に配置することにより、階段状をなすように商品Sを配置して収容できる。また、この状態で同一のスペーサ1を上側に更に配置することにより、包装箱10内での隙間を埋めて、商品Sを位置決めできる。さらに、1個のスペーサ1が1枚のブランクにより構成されるため、部品点数を削減できるうえ、構成を簡素化できる。しかも、各段が矩形状をなすように組み立てられるため、緩衝性が高いうえ、商品Sを安定状態で位置決めできる。
しかしながら、この展示台兼用スペーサには、未だ改良すべき問題点がある。即ち、このスペーサ1を組み立てる際には、高さが異なる各段を個別に折り曲げて、係止穴7に係止片8を差し込んでロックする必要があるため、組立作業性が悪い。また、組立状態で全高が高い棚板部3に連続する対向側板部4は、全長を長くする必要があるため、ブランクの全長も長くなり、使用材料の面積も広くなる。
特開2007−22603号公報
本発明は、組立作業性がよく、使用材料も削減可能な展示台兼用スペーサを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の展示台兼用スペーサは、商品を階段状に配置できるとともに、外周壁の上側開口を天壁により閉塞するとともに下側開口を底壁により閉塞する包装箱内に配置されて商品を位置決めする展示台兼用スペーサであって、垂直方向に所定間隔をもって位置する2以上の水平縁、および、この水平縁の端部に位置するとともに水平方向に所定間隔をもって位置する前記水平縁と同数の垂直縁を有する階段形状をなし、互いに対称に位置するように配置される第1および第2側板部と、前記第1側板部の各水平縁に連続して水平方向に延び、商品が当接して配置される棚板部と、前記各棚板部および前記第2側板部に連続する連続板部と、を備えた構成としている。
この展示台兼用スペーサは、ブランクの状態で第1および第2側板部を持って、これらが対称に位置するように内向きに折り曲げる。これにより、第1側板部に対して各棚板部が折れ曲がり、第2側板部および各棚板部に対して各連続板部が折れ曲がる。即ち、1回の操作(ワンアクション)で各棚板部が階段状に位置するように折り曲げることができるため、組立作業性を向上できる。また、1個のスペーサが1枚のブランクにより構成されるため、部品点数を削減できるうえ、構成も簡素化できる。しかも、各段がコ字状をなすため、緩衝性が高いうえ、商品を安定状態で位置決めできる。さらに、各棚板部は、連続板部を介して1枚の第2側板部に連続するため、ブランク状態では、各棚板部と対応する側板部分が直交方向に延びた状態をなす。よって、ブランクの全長を短くすることができ、使用材料の面積も削減できる。
この展示台兼用スペーサでは、前記第1および第2側板部が所定間隔をもって位置するように連結する連結板部を設けることが好ましい。このようにすれば、全体の剛性を高めることができるため、確実に緩衝性を高めることができる。
また、前記連続板部は、前記棚板部における前記第1側板部の水平縁と隣接する端縁と、前記第2側板部の垂直縁とを介して連設され、前記棚板部の端縁から垂直方向に延びるように組み立てられることが好ましい。このようにすれば、剛性を更に高めることができる。しかも、連続板部でも商品を位置決めできるため、位置決め状態での安定性を高めることができるうえ、使用時の方向性を無くすことができるため、利便性を向上できる。
本発明の展示台兼用スペーサは、ワンアクションで各棚板部を階段状に折り曲げることができるため、組立作業性を向上できる。また、1枚のブランクにより構成されるため、部品点数を削減できるうえ、構成も簡素化できる。しかも、各段がコ字状をなすため、緩衝性が高いうえ、商品を安定状態で位置決めできる。さらに、ブランクの全長を短くすることができるため、使用材料の面積を削減できる。
本発明の第1実施形態の展示台兼用スペーサを使用して包装箱に商品を収容させた状態を示す斜視図である。 第1実施形態の展示台兼用スペーサを示す斜視図である。 第1実施形態の展示台兼用スペーサのブランクを示す平面図である。 第2実施形態の展示台兼用スペーサを示す斜視図である。 第2実施形態の展示台兼用スペーサのブランクを示す平面図である。 展示台兼用スペーサの変形例を示す斜視図である。 従来の展示台兼用スペーサを使用して包装箱に商品を収容させた状態を示す斜視図である。 従来の展示台兼用スペーサを示す斜視図である。 従来の展示台兼用スペーサのブランクを示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図3は、本発明の第1実施形態に係る展示台兼用スペーサ(以下「スペーサ」と略する。)20を示す。このスペーサ20は、図1に示すように、包装箱10の内部に配置することにより、2以上の商品Sを階段状に配置(同梱ディスプレイ)して位置決めするものである。
包装箱10は、各一対の端壁11A,11Bと側壁12A,12Bとで構成される外周壁を備えている。一端の側壁12Aには、他端の端壁11Bに貼着するための糊代部13が連設されている。また、端壁11A,11Bの上端縁には上側内フラップ14が連設され、側壁12A,12Bの上端縁には上側外フラップ15が連設され、これらにより外周壁の上側開口を閉塞する天壁が構成されている。さらに、端壁11A,11Bの下端縁には下側内フラップ16が連設され、側壁12A,12Bの下端縁には下側外フラップ17が連設され、これにより外周壁の下側開口を閉塞する底壁が構成されている。
この包装箱10は、少なくとも天壁および外周壁の一部を取り除いて内部を露出させるための構成を備えている。図示の例では、糊代部13から端壁11Bにかけて水平方向に延びる破断手段として樹脂テープ(図示せず)が設けられている。これにより、外周壁を水平方向に破断し、天壁を含む外周壁の上側部分を取り除くことができるように構成している。
但し、包装箱10の構成は図示の例に限定されるものではない。例えば、破断手段は多数の切断線からなるジッパーにより構成してもよい。また、破断手段は、一方の側壁12Bと連続する上側外フラップ15の一部だけを破断するように構成してもよい。さらに、包装箱10は、包装箱本体を上端開口のトレー状とし、その上側に下端開口の蓋体を配設することにより封緘し、蓋体を外すことにより内部を露出可能としてもよい。このように、本発明のスペーサ20を使用可能な包装箱10は、希望に応じて変更が可能である。
第1実施形態のスペーサ20は、表ライナおよび裏ライナの間に波状の中しんを配設した周知の段ボール紙を、周知の紙器打抜装置(図示せず)によって連続した一枚のブランクとして打ち抜き、所定部位を折り曲げることによって成形される。
このスペーサ20のブランクは、図3に示すように、第1および第2側板部22A,22Bと、第1側板部22Aに連続した棚板部25と、棚板部25および第2側板部22Bに連続した連続板部26とを備えたものである。また、各側板部22A,22Bが所定間隔をもって平行(対称)に位置するように連結するための連結板部28A,28Bを備えている。
具体的には、スペーサ20のブランクは略矩形状をなし、1つの対角線に沿って打抜部21Aを設けることにより、対称に位置する側板部22A,22Bと、これらの間に位置する複数(本実施形態では4個)の棚板部25および連続板部26とを、区画している。また、対向する角部に打抜部21Bを設けることにより、上端および下端に位置する棚板部25および連続板部26を形成している。
第1および第2側板部22A,22Bは、棚板部25および連続板部26が並ぶ方向に延びる対角線を中心として線対称な階段形状をなす。これら側板部22A,22Bには、組立状態で垂直方向に所定間隔をもって位置するように、各4個の水平縁23A,23Bが設けられている。また、この水平縁23A,23Bの前端部には、組立状態で水平方向に所定間隔をもって位置するように、各4個(水平縁23A,23Bと同数)の垂直縁24A,24Bが設けられている。
棚板部25は、組立状態で水平方向に延びるように折り曲げられ、商品Sを載置または当接して位置決めするものである。棚板部25は、各水平縁23Aを介して第1側板部22Aに連設され、その境界部分である水平縁23Aには折曲線が設けられている。この折曲線は、肉厚を圧縮するように罫を入れて形成した折曲部と、この折曲部に沿って切断部を設けたリード罫により構成されている。本実施形態の棚板部25は、打抜部21A,21Bにより、後述する連続板部26と対向する角部を円弧状に面取りした扇形状としている。
連続板部26は、組立状態で棚板部25の前端縁から垂直方向に延びるように折り曲げられ、商品Sを側部に当接して位置決めするものである。連続板部26は、各垂直縁24Bを介して第2側板部22Bに連設され、その境界部分である垂直縁24Bにはリード罫からなる折曲線が設けられている。また、連続板部26は、打抜部21A,21Bにより、棚板部25と対向する角部を円弧状に面取りした扇形状としている。さらに、連続板部26は、第1側板部22Aの水平縁23Aと隣接する面取りしていない前端縁を介して棚板部25に連設され、その境界部分にリード罫からなる区画線27が設けられている。
連結板部28Aは第1側板部22Aに連設され、連結板部28Bは第2側板部22Bに連設されている。これら連結板部28A,28Bは、直角三角形状をなす側板部22A,22Bに対して45度の傾斜角度で折曲線29A,29Bを設けることにより、形成される。
連結板部28Aは、角部が45度の傾斜角度で面取りされ、その面取縁30が組立状態では第2側板部22Bの内面に当接される。また、折曲線29Aの中央には係止穴部31が設けられている。この係止穴部31は、連結板部28Aの側に迂回する切断線を設けることにより形成され、その内側には折曲線29Aを形成していない。なお、図中符号32は、係止穴部31から後述する係止片33を外すための抜穴部である。
連結板部28Bは、角部に略直角三角形状をなす係止片33を備えている。この係止片33は、連結板部28Bとの境界部分に45度の傾斜角度で折曲線34が設けられ、その中央に半円形状をなす打抜部35が設けられている。この打抜部35は、係止穴部31への挿入係止状態で、抜穴部31と一致する。また、係止片33の両側部には、折り曲げによる破断を防止するための切欠部36が設けられている。
このスペーサ20は、図3に示すブランク状態で、所定の商品Sの製造メーカに納品される。そして、製造メーカから商品Sを販売店に輸送する際に組み立てられ、包装箱10に商品Sと一緒に収容されて出荷される。このブランク状態では、各側板部22A,22Bが直交方向に延びた状態をなす。よって、図7に示す従来のブランクと比較すると、全長を短くすることができ、使用材料の面積も削減できる。
スペーサ20を組み立てる際には、例えばブランクの第1および第2側板部22A,22Bを把持する。そして、これら側板部22A,22Bが平行に位置するように、内向きに折り曲げる。そうすると、第1側板部22Aに対して各棚板部25が山折りされ、各連続板部26が第2側板部22Bおよび棚板部25に対して山折りされる。即ち、1回の操作(ワンアクション)で一対の側板部22A,22Bが平行に位置し、各棚板部25が階段状に位置するように折り曲げることができる。次に、連結板部28Aを第1側板部22Aに対して内向きに折り曲げる。その後、連結板部28Bに対して係止片33を折り曲げた状態で、連結板部28Bを第2側板部22Bに対して折り曲げ、係止片33を係止穴部31に挿入係止すると、図2に示すスペーサ20が完成する。
このように、本実施形態のスペーサ20は、ワンアクションで組み立てることができるため、組立作業性を向上できる。また、1個のスペーサ20が1枚のブランクにより構成されるため、部品点数を削減できるうえ、構成も簡素化できる。さらに、棚板部25の段数も希望に応じて簡単に増減できる。
そして、このスペーサ20を使用する際には、側板部22A,22Bの端縁が下側に位置するように、1個のスペーサ20を包装箱10の内部に配置し、階段状に配列された各棚板部25上に、商品Sを載置する。その後、別のスペーサ20を上下逆向きにして、商品S上に配置する。これにより、図1に示すように、包装箱10内で商品Sを階段状に配置し、包装箱10内に形成される隙間をスペーサ20で補填することにより、商品Sを散乱させることなく位置決めして収容することができる。
包装箱10への収容状態では、スペーサ20の各段部がコ字状をなすため、緩衝性が高いうえ、商品Sを安定状態で位置決めできる。また、連続板部26は、棚板部25において第1側板部22Aの水平縁23Aと隣接する端縁を介して棚板部25に連設され、垂直縁24Bを介して第2側板部22Bに連設されているため、棚板部25の端縁から垂直方向に延びるように組み立てられる。さらに、本実施形態のスペーサ20は、棚板部25の前端縁に連続板部26が垂直方向に延びるように組み立てられるため、更に剛性を高めることができる。そして、連続板部26でも商品Sを位置決めできるため、位置決め状態での安定性を更に高めることができる。しかも、以上の説明では、棚板部25と連続板部26とを区別して説明したが、この第1実施形態のスペーサ20は、組み立て状態での上下左右の位置関係を無くすことができる。そのため、使用時の方向性を無くすことができるため、利便性を向上できる。
図4および図5は第2実施形態のスペーサ20を示す。この第2実施形態では、連続板部26の形態を変更した点で、第1実施形態と大きく相違する。なお、第1実施形態と同一の構成は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態の棚板部25は、第1実施形態と同様に、第1側板部22Aの水平縁23Aに連続するものであるが、打抜部21A,21Bによる円弧状の面取りは設けていない矩形状のものである。
そして、第2実施形態の連続板部26は、第1実施形態と同様に、棚板部25と第2側板部22Bとに連続するものであるが、その連続部分が、棚板部25における第1側板部22Aの水平縁23Aと対向する側縁と、第2側板部22Bの水平縁23Bとなっている。この連続板部26は扇形状をなし、その中央には径方向に延びる折曲線37が設けられている。この折曲線37は、裏ライナの側に刃を入れて、反対側に位置する表ライナは切断しないハーフカットラインにより構成されている。折曲線37により連続板部26は、対称形状の一対の重畳部38a,38bに区画される。なお、折曲線37は1本に限られず、2以上設ける構成としてもよい。また、ハーフカットラインに限られず、折曲線やリード罫により構成してもよい。
この第2実施形態のスペーサ20を組み立てる際には、第1実施形態と同様に、第1および第2側板部22A,22Bを持って、これらが平行に位置するように内向きに折り曲げる。これにより、第1側板部22Aに対して各棚板部25が山折りされ、連続板部26が折曲線37に沿って谷折りされることにより、重畳部38a,38bが重畳されながら、各連続板部26が第2側板部22Bおよび棚板部25に対して山折りされる。その後、第1実施形態と同様に、各連結板部28A,28Bを折り曲げ、係止片33を係止穴部31に挿入係止する。これにより、第2実施形態のスペーサ20は、図4に示すように、連続板部26が棚板部25および第2側板部22Bの縁から内向きに折り込まれた状態で組み立てられる。
このように、第2実施形態のスペーサ20は、第1実施形態と同様に、ワンアクションで組み立てることができるため、組立作業性を向上できる。そして、第1実施形態と同様に包装箱10に同梱することにより、同様の作用および効果を得ることができる。しかも、第2実施形態の棚板部25は、両側縁に第1側板部22Aおよび連続板部26が連続した矩形状のものである。そのため、第2実施形態のスペーサ20は、図6の変形例のように、商品Sに応じて棚板部25の全長を容易に設計変更できる。
なお、本発明の展示台兼用スペーサ20は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、連結板部28A,28Bを設けたため側板部22A,22Bは下側角部を面取りした形状としたが、図6の変形例に示すように、略直角三角形状をなすように構成してもよい。このようにすれば、包装箱10内に配置することなく展示台として単独で使用する際の安定性を向上できる。また、前記実施形態では、第1および第2側板部22A,22Bを組立状態で平行に位置するように構成したが、平面視扇形状をなすように対称位置に傾斜する構成としてもよい。さらに、スペーサ20を包装箱10内に配置して使用する場合には、連結板部28A,28Bを設けない構成としてもよい。
S…商品
10…包装箱
11A,11B…端壁(外周壁)
12A,12B…側壁(外周壁)
14…上側内フラップ(天壁)
15…上側外フラップ(天壁)
16…下側内フラップ(底壁)
17…下側外フラップ(底壁)
20…スペーサ
22A,22B…側板部
23A,23B…水平縁
24A,24B…垂直縁
25…棚板部
26…連続板部
28A,28B…連結板部
31…係止穴部
33…係止片
34…折曲線

Claims (3)

  1. 商品を階段状に配置できるとともに、外周壁の上側開口を天壁により閉塞するとともに下側開口を底壁により閉塞する包装箱内に配置されて商品を位置決めする展示台兼用スペーサであって、
    垂直方向に所定間隔をもって位置する2以上の水平縁、および、この水平縁の端部に位置するとともに水平方向に所定間隔をもって位置する前記水平縁と同数の垂直縁を有する階段形状をなし、互いに対称に位置するように配置される第1および第2側板部と、
    前記第1側板部の各水平縁に連続して水平方向に延び、商品が当接して配置される棚板部と、
    前記各棚板部および前記第2側板部に連続する連続板部と、
    を備えることを特徴とする展示台兼用スペーサ。
  2. 前記第1および第2側板部が所定間隔をもって位置するように連結する連結板部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の展示台兼用スペーサ。
  3. 前記連続板部は、前記棚板部における前記第1側板部の水平縁と隣接する端縁と、前記第2側板部の垂直縁とを介して連設され、前記棚板部の端縁から垂直方向に延びるように組み立てられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の展示台兼用スペーサ。
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