JP2013056506A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013056506A JP2013056506A JP2011197182A JP2011197182A JP2013056506A JP 2013056506 A JP2013056506 A JP 2013056506A JP 2011197182 A JP2011197182 A JP 2011197182A JP 2011197182 A JP2011197182 A JP 2011197182A JP 2013056506 A JP2013056506 A JP 2013056506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- waste
- unit
- ink tank
- waste liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】廃インクタンク80には、インクを検知する検知電極86が設けられている。CPU131は、記録ヘッド65のクリーニング動作によって廃インクタンク80に貯留されたインクの推定量である廃液カウントC0をEEPROM134に記憶させる。クリーニング動作に伴い、CPU131は、廃液カウントC0が第1閾値以上且つ第2閾値未満であることを条件として、最後に検知電極86を使用したチェック動作を行ってからの経過時間を算出する。CPU131は、経過時間がEEPROM134に記憶されたチェック間隔以上であることを条件として、チェック動作を行う。チェック間隔は、チェック動作によって廃インクタンクが満量近くと判断された場合に大きな値に更新される。
【選択図】図6
Description
図1に示されるように、本発明のインクジェット記録装置の一例である複合機1は、下部に配設されたプリンタ部2と、プリンタ部2の上部に配設されたスキャナ部3などを一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)である。複合機1は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、及びファクシミリ機能などを有する。
図1に示されるように、プリンタ部2は、正面に開口4が形成されたケーシング5を有する。ケーシング5内にプリンタ部2の各構成要素が配設されている。
図3(B)に示されるパージ機構70(本発明のクリーニング部の一例)は、記録ヘッド65の移動経路の下方であって、プラテン66の右端よりも右側に配置されている。この位置はパージ位置と呼ばれ、画像記録時に記録ヘッド65が往復動する範囲よりも右側に位置している。
図3(B)に示される廃インクタンク80は、概ね扁平な箱形状を呈している。廃インクタンク80は、図3(B)の例では記録部24よりも上方に設けられているが、任意の場所に設けられていてよい。廃インクタンク80には、接続部84を介して、2本のチューブ76,77の一端が接続されている。パージ機構70によりノズル69C,69M,69Y,69Bから吸引されたインクは、チューブ76,77を通って接続部84から廃インクタンク80内に流れ込む。廃インクタンク80内に流れ込んだインクは、例えばスポンジなどのインク吸収部材85に吸収され、インク吸収部材85内を拡散される。廃インクタンク80には、インクの有無を検知する検知電極86(本発明の検知部の一例)が設けられている。検知電極86は、接続部84から離れた場所に設けられている。詳細には、検知電極86は、廃インクタンク80が満量近く(ニアフル状態)になってからインクと接触する位置に設けられている。なお、廃インクタンク80が満量近くである状態が、本発明の第1インク量の一例である。
図4に示されるCPU131は、複合機1の全体動作を制御するものである。CPU131は、内部バス137を通じて、ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135(以下、4つを合わせて周辺回路とする。)とそれぞれ接続されている。ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135は、CPU131からの命令によって動作し、CPU131の機能を補助するものである。
CPU131は、ユーザの操作、あるいは一定の条件が満たされたことに基づき、記録ヘッド65に残留したインクを排出させるクリーニング動作を実行する。クリーニング動作には、パージ動作とフラッシング動作とがある。パージ動作及びフラッシング動作は、どちらか一方のみが行われることもあるし、両方が行われることもある。
CPU131は、図5のフローチャートに示される制御を実行することで、廃インクタンク80の容量に余裕があるか否かを内部情報として管理する。詳細には、CPU131は、廃インクタンク80が満量近く(ニアフル状態)であることを示すニアフルフラグ、をEEPROM134に設定又は解除する。更に、CPU131は、廃インクタンク80が満量(フル状態)であることを示すフルフラグをEEPROM134に設定する。
上述されたように、図6,7のフローチャートにおいて、CPU131は、ニアフルフラグを新たに設定又は解除したときに、チェック間隔を初期値にリセットする(S23,S51)。また、CPU131は、S33,S34のチェック動作において、ニアフルフラグを解除しなかったときにチェック間隔を増加させる(S48)。
追加延長時間[h]=P×顔料の排出量[ml] + D×染料の排出量[ml]
本実施形態によると、廃液カウントC0が第1閾値未満である場合(S16:No)には、チェック動作が実行されない。クリーニング動作が繰り返されて、廃液カウントC0が第1閾値以上、第2閾値未満となった場合(S16:Yes)、所定の条件によりチェック動作が実行され(S32,S33,S46,S47)、その結果に基づいて、ニアフルフラグが設定又は解除される。さらにクリーニング動作が繰り返されて、廃液カウントC0が第2閾値以上となった場合(S15:Yes)、無条件でニアフルフラグが設定され(S22)、それ以降は解除されない。
上述された実施形態において、廃インクタンク80に貯留されるインクは、パージ動作及びフラッシング動作に伴い排出されるインクのみであったが、それらとは異なる方法で排出されたインクが廃インクタンク80に貯留されてもよい。例えば、プリンタ部2は、記録用紙より大きい範囲を印刷範囲として印刷する縁無し印刷を実行可能なものであってもよい、また、プリンタ部2は、記録用紙からはみ出してプラテン66に着弾したインクを回収して、廃インクタンク80に送るインク回収手段をさらに備えていてもよい。その際、CPU131は、画像データに基づいて、記録用紙からはみ出すドットの数をカウントし、当該ドット数に基づいてEEPROM134に記憶された廃液カウントC0,C1を増加させてもよい。
65・・・記録ヘッド
70・・・パージ機構
80・・・廃インクタンク
86・・・検知電極
87・・・温度センサ
131・・・CPU
132・・・ROM
133・・・RAM
134・・・EEPROM
135・・・ASIC
Claims (7)
- インク滴を被記録媒体へ吐出して画像記録を行う記録ヘッドと、
クリーニング動作によって、上記記録ヘッドからインクを排出させるクリーニング部と、
上記クリーニング部により上記記録ヘッドから排出されたインクを貯留する廃インクタンクと、
上記廃インクタンク内に配置されており、上記廃インクタンク内においてインクを検知する検知部と、
上記検知部を駆動状態及び非駆動状態に切り替える検知制御部と、
上記クリーニング部により上記記録ヘッドから排出されたインク量の積算値を示す廃液カウントを記憶し、上記クリーニング動作が実行されるごとに、上記記録ヘッドから排出されたインクの推定量に基づく値を廃液カウントに加算して、廃液カウントの値を更新する記憶部と、
上記クリーニング部により上記クリーニング動作が実行されるごとに、廃液カウントと、上記記憶部にそれぞれ記憶された第1閾値及び第1閾値よりも大きな第2閾値と、をそれぞれ比較する比較制御部と、
上記比較制御部により廃液カウントが上記第1閾値以上且つ上記第2閾値未満と判断された場合、上記検知制御部により上記検知部が上記駆動状態から上記非駆動状態に切り替えられてからの連続する経過時間を算出する経過時間算出制御部と、
を備え、
上記検知制御部は、
上記経過時間算出制御部によって算出された経過時間が、チェック間隔以上である場合、上記検知部を上記駆動状態に切り替えて上記廃インクタンク内のインクを検知させ、当該検知終了後に上記検知部を上記非駆動状態に切り替え、
上記比較制御部により廃液カウントが上記第1閾値未満または上記第2閾値以上と判断された場合、上記検知部を上記駆動状態に切り替えずに上記非駆動状態を維持し、
上記記憶部は、
上記チェック間隔を記憶するものであり、
上記検知部がインクを検知した場合、上記チェック間隔を大きくする、インクジェット記録装置。 - 上記記憶部は、
上記検知部がインクを検知したことを条件として、上記廃インクタンク内のインク量が満了未満の第1インク量になったことを示すニアフルフラグを設定し、
上記検知部がインクを検知しなかったことを条件として、上記ニアフルフラグが設定されている場合には、上記ニアフルフラグを解除する、請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 上記記憶部は、上記比較制御部により廃液カウントが第2閾値以上と判断された場合、上記廃インクタンク内のインク量が満了未満の第1インク量になったことを示すニアフルフラグを設定する請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 上記検知制御部は、上記比較制御部により廃液カウントが第1閾値以上且つ第2閾値未満と判断され、且つ上記記憶部に上記ニアフルフラグが設定されていない場合に、上記検知部を上記非駆動状態から上記駆動状態に切り替え、
上記経過時間算出制御部は、上記比較制御部により廃液カウントが第1閾値以上且つ第2閾値未満と判断され、且つ上記記憶部に上記ニアフルフラグが設定されている場合に、上記経過時間を算出する請求項2または3に記載のインクジェット記録装置。 - 当該装置の内部の温度を検知する温度センサをさらに備え、
上記記憶部は、上記温度センサにより検知された温度が低いほど上記チェック間隔を大きくする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。 - 上記記録ヘッドは、少なくとも2種類のインクを排出可能であり、
上記記憶部は、上記クリーニング部による直前の上記クリーニング動作により上記記録ヘッドから排出されたインクの種類に応じて上記チェック間隔を大きくする値を決定する請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。 - 時間をカウントするタイマカウンタをさらに備え、
上記検知制御部は、上記クリーニング部による上記クリーニング動作が実行されてから、上記記憶部に記憶された待機時間が上記タイマカウンタによってカウントされた後に、上記検知部を上記非駆動状態から上記駆動状態へ切り替える請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011197182A JP5879840B2 (ja) | 2011-09-09 | 2011-09-09 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011197182A JP5879840B2 (ja) | 2011-09-09 | 2011-09-09 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013056506A true JP2013056506A (ja) | 2013-03-28 |
JP5879840B2 JP5879840B2 (ja) | 2016-03-08 |
Family
ID=48132817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011197182A Active JP5879840B2 (ja) | 2011-09-09 | 2011-09-09 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5879840B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018158546A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び廃液量検出方法 |
US10427410B2 (en) | 2017-08-10 | 2019-10-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Inkjet printing apparatus and detecting method |
JP2020097135A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | セイコーエプソン株式会社 | 廃液ボックスの管理方法、廃液ボックス、プリンター、及び廃液ボックスの管理システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60250960A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-11 | Canon Inc | 廃インク回収容器 |
JP2004209669A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-29 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
JP2005066981A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及びその駆動方法 |
JP2008194952A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置のメンテナンス方法、及び液体噴射装置 |
-
2011
- 2011-09-09 JP JP2011197182A patent/JP5879840B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60250960A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-11 | Canon Inc | 廃インク回収容器 |
JP2004209669A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-29 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
JP2005066981A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及びその駆動方法 |
JP2008194952A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置のメンテナンス方法、及び液体噴射装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018158546A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び廃液量検出方法 |
US10427410B2 (en) | 2017-08-10 | 2019-10-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Inkjet printing apparatus and detecting method |
JP2020097135A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | セイコーエプソン株式会社 | 廃液ボックスの管理方法、廃液ボックス、プリンター、及び廃液ボックスの管理システム |
JP7127523B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-08-30 | セイコーエプソン株式会社 | 廃液ボックスの管理方法、廃液ボックス、プリンター、及び廃液ボックスの管理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5879840B2 (ja) | 2016-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4807203B2 (ja) | 両面記録装置及び記録方法 | |
JP5782732B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5033647B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009166479A (ja) | 印刷装置および印刷装置の制御方法 | |
JP2006335043A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020183118A (ja) | 画像記録装置 | |
JP5879840B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4432432B2 (ja) | インクジェット記録装置及びその制御方法 | |
JP4738969B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3933660B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009119610A (ja) | 記録装置 | |
US8740335B2 (en) | Image forming apparatus, image forming method, and computer-readable storage medium | |
US9108408B2 (en) | Inkjet recording apparatus | |
JP6834518B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP7290059B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP7290058B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4671884B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007261098A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007136769A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7318236B2 (ja) | 液体排出装置 | |
JP2019206125A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5440147B2 (ja) | 画像形成装置、ポンプ制御方法、及びプログラム | |
JP7047500B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法 | |
JP2010264728A (ja) | 記録剤収容容器及び画像形成装置 | |
JP2009190302A (ja) | 画像形成装置用の廃液収容容器、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5879840 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |