JP2013050786A - 文字入力装置及び携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】文字の入力ミスをしたときに、簡易な操作でキーの押し間違いを防止して、誤入力文字の修正を確実に行うことができる文字入力装置を提供する。
【解決手段】文字入力装置1は、QWERTYキーボードからの入力に応じて文字を表示すると共に、文字入力位置にカーソルを表示する文字表示部と、QWERTYキーボード上の複数の文字の配列を記憶したレイアウトテーブル146と、所定の操作が検出されたときに、カーソル位置に表示されている英文字又は所定言語の文字を逆変換した英文字を修正対象の英文字として、レイアウトテーブル146から、修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択して修正用キーボードを生成する修正用キーボード生成部148とを備える。文字表示部は、修正用キーボードをタッチ入力可能に表示させ、修正用キーボードから入力された文字又は該文字を変換した文字を、カーソル位置の文字の代わりに表示させる。
【選択図】図3
【解決手段】文字入力装置1は、QWERTYキーボードからの入力に応じて文字を表示すると共に、文字入力位置にカーソルを表示する文字表示部と、QWERTYキーボード上の複数の文字の配列を記憶したレイアウトテーブル146と、所定の操作が検出されたときに、カーソル位置に表示されている英文字又は所定言語の文字を逆変換した英文字を修正対象の英文字として、レイアウトテーブル146から、修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択して修正用キーボードを生成する修正用キーボード生成部148とを備える。文字表示部は、修正用キーボードをタッチ入力可能に表示させ、修正用キーボードから入力された文字又は該文字を変換した文字を、カーソル位置の文字の代わりに表示させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、文字入力装置及び携帯端末装置に関し、より詳細には、QWERTYキーボード等を搭載した文字入力装置及び該文字入力装置を備えた携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機やタブレットPC等の小型の携帯端末装置の文字入力手段として、タッチパネルが広く用いられている。このような小型で画面の小さい携帯端末装置では、1〜9,0の各数字キーにかなや英字を割り当てて、トグル操作やフリック操作により入力文字を切り替える方式が多く採用されていたが、最近ではスマートフォンの普及もあり、比較的画面の小さい携帯端末装置でもタッチ操作可能なQWERTYキーボードが採用されている。このQWERTYキーボードは、多くのPCに採用されており、現在最も普及しているキーボードであるため、ユーザにとって使い慣れているというメリットがある。
上記のタッチパネルを文字入力手段として用いた従来技術として、例えば、特許文献1には、タッチパネル上にソフトウェアキーボードを有し、このソフトウェアキーボートから入力された文字を入力文字欄に表示させ、入力文字欄に表示された文字にタッチして、フリックすることで、フリックの方向により予め定められた動作を行う文字入力装置が記載されている。例えば、左にフリックすると「キーボード上の左の文字へ1文字分移動」、右へフリックすると「キーボード上の右の文字へ1文字分移動」、上へフリックすると「削除」、下へフリックすると「修正」などと設定されている。
ここで、携帯端末装置の小さな画面上にQWERTYキーボードを表示させると、各キーの面積がユーザの指先よりも小さくなり、キー押下時に間違って隣接するキーを押下してしまうといった誤入力が発生し易くなる。そして、誤入力した文字を修正しようとしても、QWERTYキーボードの小さなキーを正確に押下しなければならないため、何度も押下ミスを繰り返してしまい、誤入力文字の修正がうまくいかないという問題があった。
これに対して、上記の特許文献1に記載の文字入力装置の場合、文字修正の動作をフリック操作で選択することができるが、修正動作に移行した後は、ソフトウェアキーボードの小さなキーにより誤入力文字を修正するため、例えば隣りのキーにタッチしてしまうなどの押下ミスを繰り返す可能性が高く、上記のような問題を解決することはできない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、文字の入力ミスをしたときに、簡易な操作でキーの押し間違いを防止して、誤入力文字の修正を確実に行うことができる文字入力装置及び該文字入力装置を備えた携帯端末装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、複数の英文字が配列されたキーボードと、該キーボードから入力された英文字または該英文字を変換した所定言語の文字を表示すると共に、文字入力位置にカーソルを表示する文字表示部とを備えた文字入力装置であって、該文字入力装置は、レイアウトテーブルと、修正用キーボード生成部とを備え、前記レイアウトテーブルは、前記キーボード上の複数の英文字の配列を記憶し、前記修正用キーボード生成部は、前記文字入力装置に対する所定の操作が検出されたときに、前記カーソルの位置に表示されている英文字または所定言語の文字を逆変換した英文字を修正対象の英文字として、前記レイアウトテーブルから、前記修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択し、該選択した複数の英文字を前記キーボードよりも個々のキーサイズが大きい修正用キーボードとして生成し、前記文字表示部は、前記修正用キーボード生成部で生成された修正用キーボードをタッチ入力可能に表示させ、前記修正用キーボードから入力された英文字または該英文字を変換した所定言語の文字を、前記カーソルの位置の英文字または所定言語の文字の代わりに表示させることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記キーボードから入力された英文字を所定言語の文字に変換する文字変換部を備え、該文字変換部で変換された所定言語の文字が前記カーソルの位置に表示されている場合、前記修正用キーボード生成部は、前記カーソルの位置に表示されている所定言語の文字を、1つの英文字に逆変換し、該逆変換した1つの英文字を修正対象の英文字として、前記レイアウトテーブルから、前記修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択し、該選択した複数の英文字により前記修正用キーボードを生成し、前記文字変換部は、前記修正用キーボードから入力された英文字を、所定言語の文字に変換し、前記文字表示部は、前記文字変換部で変換された所定言語の文字を、前記カーソルの位置の所定言語の文字の代わりに表示させることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記キーボードから入力された英文字を所定言語の文字に変換する文字変換部を備え、該文字変換部で変換された所定言語の文字が前記カーソルの位置に表示されている場合、前記修正用キーボード生成部は、前記カーソルの位置に表示されている所定言語の文字を、複数の英文字に逆変換し、該逆変換した複数の英文字の中のいずれか1つの英文字を修正対象の英文字として、前記レイアウトテーブルから、前記修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択し、該選択した複数の英文字により前記修正用キーボードを生成し、前記文字変換部は、前記修正用キーボードから入力された英文字と、前記逆変換した複数の英文字に含まれる前記修正対象の英文字以外の他の英文字との組み合わせからなる英文字列を、所定言語の文字に変換し、前記文字表示部は、前記文字変換部で変換された所定言語の文字を、前記カーソルの位置の所定言語の文字の代わりに表示させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2又は第3の技術手段において、1つ以上の英文字と所定言語の文字を相互に変換するための文字変換テーブルを備え、前記修正用キーボード生成部は、前記文字変換テーブルにより、前記カーソルの位置の所定言語の文字を、該文字に対応する1つ以上の英文字に逆変換することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記文字変換テーブルは、所定言語の特定文字に対して複数の英文字列を登録して有し、前記修正用キーボード生成部は、前記文字変換テーブルにより、前記カーソルの位置の所定言語の特定文字を、該特定文字に対応する複数の英文字列のいずれかに逆変換することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜第5のいずれか1の技術手段において、前記所定言語の文字は、日本語のかな文字であることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜第6のいずれか1の技術手段において、前記文字表示部は、前記キーボードからの入力に応じた文字を表示する文字表示領域と、タッチ入力可能なエディタ領域とで構成され、前記文字入力装置に対する所定の操作は、前記エディタ領域上でのダブルタップ操作であり、該ダブルタップ操作された箇所の近傍に前記修正用キーボードを表示させることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、前記キーボードは、QWERTYキーボードであり、前記修正用キーボードは、フリック操作による文字入力を可能とし、前記QWERTYキーボードと文字の配列が同じであることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜第8のいずれか1の技術手段における文字入力装置を備えた携帯端末装置である。
本発明によれば、QWERTYキーボード等で文字の入力ミスをしたときに、ユーザによる所定の操作に応じて、QWERTYキーボードよりもキーサイズが大きい修正用キーボードを生成し、この修正用キーボードをタッチ操作可能に表示させることができるため、簡易な操作でキーの押し間違いを防止して、誤入力文字の修正を確実に行うことができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る文字入力装置及び該文字入力装置を備えた携帯端末装置の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る文字入力装置の画面例を示す図である。図中、1は文字入力装置を示す。この文字入力装置1は、例えば、タッチパネル機能を搭載したスマートフォンに搭載されるものであって、その表示画面は、タッチパネルと一体的に構成されている。文字入力装置1は、複数の英文字(A〜Z、ローマ字ともいう)や、1〜9,0の数字(テンキー)などが所定の規則に従って配列されたキーボードの一例であるQWERTYキーボード2と、QWERTYキーボード2から入力された英文字または英文字を変換した所定言語の文字を表示すると共に、文字入力位置にカーソル4を表示する文字表示部3とを備え、これらQWERTYキーボード2及び文字表示部3によりエディタ画面を構成する。また、文字表示部3は、QWERTYキーボード2からの入力に応じた文字を表示する文字表示領域3aと、タッチ入力可能なエディタ領域3bとで構成される。
上記のQWERTYキーボード2はタッチパネル上に形成されているため、ユーザが指5で所望のキーにタッチすると、タッチされたキーの座標位置を取得し、この座標位置に応じた文字を文字表示部3の文字表示領域3aに表示させる。この際、文字入力位置にはカーソル4が表示されている。このカーソル位置にある文字は、未確定状態の文字(未確定文字)であり、例えば、QWERTYキーボード2の「確定」キーが押下されると、未確定文字の入力が確定する。カーソル4は文字入力が確定すると、画面上を左から右に移動し、次の文字の入力待ち状態に移行する。
図2は、図1に示す文字入力装置1の構成例を示すブロック図である。文字入力装置1は、タッチ入力部11、タッチ動作制御部12、エディタ入力部13、文字入力機能制御部14、文字入力変換部15、辞書部16、文字入力表示制御部17、エディタ表示制御部18、画面表示制御部19、及び画面表示部20を備える。タッチ入力部11はタッチパネルとして構成され、画面表示部20は液晶パネルとして構成される。
タッチ動作制御部12は、タッチ入力部11からのタッチ入力を検出すると、タッチ位置の座標、軌跡、タイミングなどを解析して、ジェスチャイベントに変換し、このジェスチャイベントをエディタ入力部13に通知する。エディタ入力部13は、タッチ動作制御部12から通知されたジェスチャイベントの内容に応じて、ジェスチャイベントを、エディタ表示制御部18または文字入力機能制御部14に通知する。
エディタ表示制御部18は、エディタ入力部13から通知されたジェスチャイベントに応じて、エディタ画面を提供するエディタアプリケーションを制御して、エディタ画面の生成、編集処理を実行する。また、文字入力機能制御部14は、エディタ入力部13から通知されたジェスチャイベントに応じて、タッチ入力部11からタッチ入力された文字をヨミ文字に変換した上で、変換したヨミ文字を文字入力変換部15に渡す。文字入力変換部15は、文字入力機能制御部14から渡されたヨミ文字に基づいて、辞書部16を検索し、辞書部16から変換候補文字を取得する。例えば、日本語のローマ字変換の場合、タッチ入力部11から「HA」が入力された場合、「HA」のヨミ文字として、「は」に変換され、この「は」の変換候補文字として、「刃、波、歯、…」などが取得される。
文字入力変換部15は、上記で取得した変換候補文字を文字入力機能制御部14に渡し、文字入力機能制御部14は、ヨミ文字及び変換候補文字を文字入力表示制御部17に渡す。文字入力表示制御部17は、文字入力機能制御部14から渡されたヨミ文字及び変換候補文字を、適切な位置にレイアウトする。エディタ表示制御部18は、文字入力表示制御部17でレイアウトされたヨミ文字及び変換候補文字をエディタ画面に合成し、画面表示制御部19に出力する。画面表示制御部19は、エディタ画面に合成されたヨミ文字及び変換候補文字を画面表示部20に描画する。
図3は、図2に示す文字入力機能制御部14の構成例を示すブロック図である。本例では、QWERTYキーボード2から入力されるローマ字(英文字)を日本語のかな文字に変換する場合の構成について説明する。文字入力機能制御部14は、ジェスチャイベント処理部141、ローマ字取得部142、ローマ字/かな文字変換部143、入力ヨミ文字保持部144、変換候補取得部145、QWERTYキーレイアウトテーブル146、ローマ字/かな文字変換テーブル147、及び修正用キーボード生成部148を備える。
ジェスチャイベント処理部141は、エディタ入力部13から入力されたジェスチャイベントを、タッチ座標とイベント内容に応じて、ローマ字取得部142または修正用キーボード生成部148に通知する。通常の文字入力の場合、ユーザがQWERTYキーボード2の所望のキーをタッチしたときのタッチ座標がローマ字取得部142に通知される。
ローマ字取得部142は、ジェスチャイベント処理部141から通知されたタッチ座標に基づいて、QWERTYキーレイアウトテーブル146を検索し、タッチ座標に対応するローマ字を取得する。そして、ローマ字/かな文字変換部143は、ローマ字取得部142で取得したローマ字に基づいて、ローマ字/かな文字変換テーブル147を検索し、このローマ字/かな文字変換テーブル147の規則に従って、ローマ字をかな文字に変換する。入力ヨミ文字保持部144は、例えば、不揮発性あるいは揮発性のメモリであり、ローマ字/かな文字変換部143で変換されたかな文字を一時的に保持する。
変換候補取得部145は、ジェスチャイベント処理部141から通知されるジェスチャイベントに応じて、入力ヨミ文字保持部144に保持されたヨミ文字の変換候補文字(漢字等含む)を取得するように、文字入力変換部15に指示する。そして、変換候補取得部145は、文字入力変換部15で取得した変換候補文字を文字入力表示制御部17に渡す。文字入力表示制御部17による処理内容は前述のとおりであるため、ここでの説明は省略する。
本発明の主たる特徴部分は、文字の入力ミスをしたときに、簡易な操作でキーの押し間違いを防止して、誤入力文字の修正を確実に行えるようにすることにある。このための構成として、文字入力装置1は、QWERTYキーボード2上の複数のローマ字の配列を記憶したレイアウトテーブルに相当するQWERTYキーレイアウトテーブル146と、文字入力装置1に対する所定の操作が検出されたときに、カーソル4の位置に表示されているローマ字または所定言語の文字を逆変換したローマ字を修正対象のローマ字として、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、上記修正対象のローマ字及び該ローマ字近傍に配列されたローマ字を選択し、選択した複数のローマ字をQWERTYキーボード2よりも個々のキーサイズが大きい修正用キーボード(後述の図7参照)として生成する修正用キーボード生成部148とを備える。
そして、文字表示部3は、修正用キーボード生成部148で生成された修正用キーボードをタッチ入力可能に表示させ、修正用キーボードから入力されたローマ字または該ローマ字を変換した所定言語の文字を、カーソル4の位置のローマ字または所定言語の文字の代わりに表示させる。なお、修正用キーボードは、QWERTYキーボード2とローマ字の配列が同じであり、文字表示部3の文字表示領域3aと重ならないようにエディタ領域3bに表示される。また、修正用キーボードは、フリック操作による文字入力を可能とする。
上記において、文字入力装置1に対する所定の操作は、文字表示部3のエディタ領域3b上での特定のジェスチャイベント(例えば、ダブルタップ操作など)であり、この特定のジェスチャイベントはジェスチャイベント処理部141で検出され、修正用キーボード生成部148に通知される。
例えば、QWERTYキーボード2から入力されたローマ字が変換されることなくカーソル位置に表示されている状態で、文字表示部3のエディタ領域3b上でダブルタップ操作が検出された場合、修正用キーボード生成部148は、カーソル位置に表示されているローマ字を修正対象のローマ字とし、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、修正対象のローマ字及び該ローマ字近傍に配列されたローマ字を選択し、選択した複数のローマ字により修正用キーボードを生成する。そして、文字表示部3は、この修正用キーボードをダブルタップ操作された箇所の近傍に表示し、この修正用キーボードから入力されたローマ字を、カーソル位置のローマ字の代わりに表示させる。なお、カーソル位置の文字がローマ字であるか否かは、カーソル位置に表示された文字の文字コードにより判定できる。
上記において、カーソル4が当たっているローマ字として、例えば「H」を修正したい場合、ユーザが文字表示部3のエディタ領域3b上でダブルタップ操作を行うと、このエディタ領域3b上に、修正用キーボードがタッチ操作可能に表示される。この修正用キーボードは、後述の図7に示すように、修正したいローマ字「H」とQWERTYキーボード2上でローマ字「H」の近傍に配列された例えばローマ字「Y,U,G,J,B,N」だけを表示するため、全てのローマ字を表示するQWERTYキーボード2と比べて、個々のキーサイズを大きく表示できる。このため、キーの押し間違いを防止して、未確定文字の修正を確実に行うことができる。なお、入力ミスは、間違って隣のキーを押してしまう場合がほとんどであるため、このように修正したいローマ字に隣接する数文字程度を表示すれば十分と考えられる。
ここで、本例の文字入力機能制御部14は、QWERTYキーボード2から入力されたローマ字を所定言語の文字(例えば、日本語のかな文字など)に変換する文字変換部の一例であるローマ字/かな文字変換部143を備える。このローマ字/かな文字変換部143の場合、ローマ字を日本語のかな文字に変換する。ローマ字/かな文字変換部143で変換された日本語のかな文字がカーソル位置に表示された状態で、エディタ領域3bでのダブルタップ操作が検出された場合、修正用キーボード生成部148は、カーソル位置のかな文字を、1つ以上のローマ字に逆変換する。
具体的には、文字入力機能制御部14は、1つ以上のローマ字と所定言語の文字(ここでは、日本語のかな文字)を相互に変換するための文字変換テーブルの一例であるローマ字/かな文字変換テーブル147を備える。修正用キーボード生成部148は、カーソル位置のかな文字に基づきローマ字/かな文字変換テーブル147を検索することにより、カーソル位置のかな文字を、対応する1つ以上のローマ字に逆変換することができる。なお、カーソル位置にかな文字が表示されているか否かは、例えば文字の文字コードにより判定することができる。
そして、修正用キーボード生成部148は、カーソル位置のかな文字から逆変換したローマ字が1つの場合、逆変換した1つのローマ字を修正対象のローマ字とし、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、この修正対象のローマ字及び該ローマ字近傍に配列されたローマ字を選択し、選択した複数のローマ字により修正用キーボードを生成する。ローマ字/かな文字変換部143は、この修正用キーボードから入力されたローマ字を、日本語のかな文字に変換し、文字表示部3は、ローマ字/かな文字変換部143で変換された日本語のかな文字を、カーソル位置のかな文字の代わりに表示させる。
例えば、カーソル位置のかな文字が「い」であり、これを「う」に修正したい場合、誤入力した「い」をローマ字に逆変換すると「I」となる。この場合、逆変換したローマ字は1つ(「I」)であるため、この「I」が修正対象のローマ字となる。修正用キーボード生成部148は、このローマ字「I」をQWERTYキーレイアウトテーブル146から検索し、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、ローマ字「I」及びローマ字「I」の近傍に配列された例えばローマ字「U,O,J,K」を選択し、選択したローマ字「I,U,O,J,K」により修正用キーボードを生成し、文字表示部3に表示させる。そして、ローマ字/かな文字変換部143は、この修正用キーボードから入力されたローマ字(ここでは「U」)を、日本語のかな文字「う」に変換し、文字表示部3は、ローマ字/かな文字変換部143で変換された日本語のかな文字「う」を、カーソル位置のかな文字「い」の代わりに表示させる。
また、修正用キーボード生成部148は、カーソル位置のかな文字から逆変換したローマ字が複数の場合、逆変換した複数のローマ字の中から1つのローマ字を選択させ、このローマ字を修正対象のローマ字とし、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、この修正対象のローマ字及び該ローマ字近傍に配列されたローマ字を選択し、選択した複数のローマ字により修正用キーボードを生成する。ローマ字/かな文字変換部143は、この修正用キーボードから入力されたローマ字と、逆変換したローマ字の中で選択されなかった他のローマ字との組み合わせからなるローマ字列を、日本語のかな文字に変換し、文字表示部3は、ローマ字/かな文字変換部143で変換された日本語のかな文字を、カーソル位置のかな文字の代わりに表示させる。
例えば、カーソル位置のかな文字が「は」であり、これを「な」に修正したい場合、誤入力した「は」をローマ字に逆変換すると「HA」となる。この場合、逆変換したローマ字は2つ(「HA」)であるため、この「HA」のうちのいずれか1つを修正対象のローマ字とする。ローマ字の選択方法としては、例えば、「HA」を文字表示部3に表示させ、ユーザにより選択させることができる。ここでは、ユーザにより「H」が選択され、「H」が修正対象のローマ字となる。修正用キーボード生成部148は、このローマ字「H」をQWERTYキーレイアウトテーブル146から検索し、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、ローマ字「H」及びローマ字「H」の近傍に配列された例えばローマ字「Y,U,G,J,B,N」を選択し、選択したローマ字「H,Y,U,G,J,B,N」により修正用キーボードを生成し、文字表示部3に表示させる。
そして、ローマ字/かな文字変換部143は、上記の修正用キーボードから、ユーザのフリック操作等により入力されたローマ字「N」と、逆変換したローマ字の中で選択されなかった他のローマ字「A」との組み合わせからなるローマ字列「NA」を、日本語のかな文字「な」に変換し、文字表示部3は、ローマ字/かな文字変換部143で再変換された日本語のかな文字「な」を、カーソル位置のかな文字「は」の代わりに表示させる。
図4は、図3に示す修正用キーボード生成部148の動作例を説明するためのフロー図である。本例では、QWERTYキーボード2から入力されるローマ字を日本語のかな文字に変換する場合を例示して説明する。修正用キーボード生成部148は、ジェスチャイベント処理部141で特定のジェスチャイベントが検出されると、修正用キーボードの生成動作を開始する。このジェスチャイベントは、特定のジェスチャやキーの押下などであり、本例では、操作の容易さから、文字表示部3を構成するエディタ領域3b上でのダブルタップ操作として説明する。
まず、図5に示すように、「あかさたな」と文字入力しようとして、誤って「あかさたは」と入力してしまい、カーソル4が誤入力した「は」に当たっている状態において、ユーザは指5でエディタ領域3bをダブルタップすると、ジェスチャイベント処理部141がこのダブルタップ操作を検出する(ステップS1)。そして、これに応じて修正用キーボード生成部148が、カーソル位置の未確定文字(図5の例ではかな文字「は」に相当)を取得し(ステップS2)、この未確定文字が“かな”か否かを、文字コードに基づいて判定する(ステップS3)。
次に、修正用キーボード生成部148は、ステップS3において、未確定文字が“かな”と判定した場合(YESの場合)、ローマ字/かな文字変換テーブル147から、未確定のかな文字に対応するローマ字を取得して、かな文字をローマ字に逆変換する(ステップS4)。また、ステップS3において、未確定文字が“かな”ではないと判定した場合(NOの場合)、ステップS8に移行する。図5の例では、未確定文字がかな文字の「は」であるため、ステップS3でYESと判定され、ローマ字/かな文字変換テーブル147から、かな文字「は」に対応するローマ字「HA」が取得される。
ここで、ローマ字/かな文字変換テーブル147は、日本語の特定のかな文字に対して複数のローマ字列を登録して有することもできる。例えば、日本語の「ゃ(小文字)」に対して、「XYA」、「LYA」などの複数のローマ字列が登録される。この場合、修正用キーボード生成部148は、カーソル位置の特定のかな文字に基づきローマ字/かな文字変換テーブル147を検索することにより、カーソル位置の特定のかな文字を、対応する複数のローマ字列のいずれかに逆変換するようにしてもよい。上記の「ゃ(小文字)」の場合、例えば、「XYA」、「LYA」のうち、先に検索されたローマ字列を選択するようにしてもよい。
次に、修正用キーボード生成部148は、ステップS4で取得したローマ字が複数のローマ字からなるか否かを判定し(ステップS5)、複数のローマ字からなると判定した場合(YESの場合)、図6に示すように、文字表示部3のエディタ領域3bに編集文字選択用タッチキー6を表示させ(ステップS6)、ユーザにより編集文字選択用タッチキー6のいずれかのキーが選択されたか否かを判定する(ステップS7)。図6の例の場合、ステップS4で複数のローマ字「HA」が取得されるため、このローマ字「HA」がタッチ選択可能に表示される。また、ステップS5において、複数ではなく1つのローマ字からなると判定した場合(NOの場合)、ステップS8に移行する。
次に、修正用キーボード生成部148は、ステップS7において、編集文字選択用タッチキー6のいずれかのキーも選択されていないと判定した場合(NOの場合)、ステップS7で選択待ち状態に移行する。また、ステップS7において、編集文字選択用タッチキー6のいずれかのキーが選択されたと判定した場合(YESの場合)、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、選択されたキーのローマ字及び該ローマ字に隣接するローマ字を取得する(ステップS8)。図6の例では、編集文字選択用タッチキー6の「HA」のうち「H」が選択されているため、QWERTYキーレイアウトテーブル146から、ローマ字「H」及びローマ字「H」に隣接するローマ字「Y,U,G,J,B,N」が取得される。
なお、編集文字選択用タッチキー6の表示位置は、操作ステップを減らすために、エディタ領域3bでダブルタップした箇所の近傍に表示することが望ましい。但し、ダブルタップした箇所が文字表示領域3aやQWERTYキーボード2に近い場合には、画面中央に表示してもよい。
次に、修正用キーボード生成部148は、ステップS8で取得した複数のローマ字により、図7に示すような修正用キーボード(多方向フリックガイドともいう)7を生成して、これを文字表示部3のエディタ領域3bに表示する(ステップS9)。この修正用キーボード7は、フリック操作による入力を可能とし、QWERTYキーボード2のキーレイアウトと同様の配置(千鳥配置)で、生成・表示されるが、QWERTYキーボード2のキーサイズよりも大きいため、ユーザは所望のキーを確実に選択することができる。
なお、修正用キーボード7は、タッチかな入力方式でよく見られるフリックガイドのように、縦横の格子状に配置してもよいが、本発明ではキー押し間違いによる入力ミスの修正を主たる目的としているため、QWERTYキーボード2のキーレイアウトと同様の配列としたほうが修正時の入力ミスを防止することができ、また、直感的な操作を行うことができるため、より望ましい。
次に、修正用キーボード生成部148は、図7の修正用キーボード7に対してフリック操作がなされたか否かを判定し(ステップS10)、フリック操作がなされていないと判定した場合(NOの場合)、ステップS10でフリック操作待ち状態に移行する。また、ステップS10において、フリック操作がなされたと判定した場合(YESの場合)、図8に示すように、フリック操作により決定したローマ字の確定ガイド8を表示し(ステップS11)、ローマ字/かな文字変換テーブル147に従って、このローマ字をかな文字に変換する(ステップS12)。
ステップS11において、図7の例では、修正用キーボード7に対して斜め右下方向にフリックして、ローマ字「N」を選択しているため、図8の例では、このローマ字「N」を確定するための確定ガイド8が表示される。この確定ガイド8は、ユーザに対して確定文字を通知するためのもので、一定時間表示された後に消去される。なお、この確定ガイド8は必須の構成ではないため、実装しなくても構わない。
そして、ステップS12において、修正用キーボード生成部148は、ステップS11で確定したローマ字(図8の例では、「N」)と、ステップS7で選択されなかった他のローマ字(図6の例では、編集文字選択用タッチキー6の「HA」のうちの「A」)とからなるローマ字列「NA」を、ローマ字/かな文字変換テーブル147により、かな文字に変換する。この場合、図8に示すように、かな文字「な」に変換され、このかな文字「な」がカーソル4の位置に表示される。最後に、修正用キーボード生成部148は、ステップS12で変換したかな文字「な」を、入力ヨミ文字保持部144に格納する(ステップS13)。
なお、上記の実施形態では、入力中で未確定状態のかな文字をローマ字に変換する際に、ローマ字/かな文字変換テーブル147による逆変換を利用したが、未確定状態にあるかな文字に対してバッファを設けておき、このバッファに、かな文字に変換される前のローマ字列を保持しておくようにしてもよい。これにより、カーソル位置の未確定文字(かな文字)に対応するローマ字列を、バッファから取得することができる。例えば、「ゃ(小文字)」に対する「XYA」、「LYA」のように、同一のかな文字に対して入力可能なローマ字列が複数ある場合に有効である。つまり、カーソル位置に「ゃ(小文字)」が表示されている場合、これに対応するローマ字列「XYA」、「LYA」のいずれかをバッファから取得することができる。
また、カーソル位置については、上記では入力中文字列の最後にある状態で説明をしたが、最初もしくは途中でも同様である。この場合は、一旦カーソル4を移動させてから文字表示部3のエディタ領域3bをダブルタップするなどして文字修正動作を行う。
また、上記実施形態では、ユーザの指でタッチできるタイプ、例えば感圧式や静電容量式のタッチパネルだけでなく、専用ペンでのみ入力可能なタッチパネルにも応用可能である。ペン先が細い専用ペンであってもタッチキー面積が狭い場合は押し難いという問題があるが、本発明によれば、このような問題も解決することができる。
また、上記実施形態では、修正用キーボードとして、多方向フリックガイドを表示して、フリック操作により文字を決定したが、表示した多方向フリックガイドに表示されている文字を直接タップしたりその他のジェスチャ操作で確定したりしてもよい。ただし、フリック操作により素早くかつ正しく確定できる効果が期待できるため、再度の入力ミスを起こす可能性が低くなる。
また、上記実施形態では、QWERTYキーボードをタッチパネル上でのソフトウェアキーボードとして実現したが、これに限らず、QWERTYキーボードをハードウェアキーボードとして実現してもよい。この場合も、同様に、QWERTYキーボードで入力ミスをした際に、エディタ領域をダブルタップ等することで多方向フリックガイドを表示することにより対応可能である。
さらに、上記実施形態ではローマ字からかな文字に変換する日本語かな変換の場合で説明したが、QWERTYキーボードからの入力であれば、かな変換を伴わないローマ字入力や、中国語におけるピンイン入力にも応用可能である。ローマ字の場合は、かな文字からローマ字への逆変換の処理は不要となる。また、中国語の漢字の場合は、ローマ字/かな文字変換テーブル147の代わりに、形態素解析機能など逆変換が可能な文字入力変換部15と辞書部16を利用することで、漢字をローマ字に逆変換させることで可能となる。
以上、本発明に係る文字入力装置の実施の形態を中心に説明したが、本発明は、この文字入力装置を備えた携帯端末装置の形態としてもよいことは言うまでもない。携帯端末装置としては、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)など各種の携帯端末に適用することができる。
1…文字入力装置、2…QWERTYキーボード、3…文字表示部、3a…文字表示領域、3b…エディタ領域、4…カーソル、5…指、6…編集文字選択用タッチキー、7…修正用キーボード(多方向フリックガイド)、8…確定ガイド、11…タッチ入力部、12…タッチ動作制御部、13…エディタ入力部、14…文字入力機能制御部、15…文字入力変換部、16…辞書部、17…文字入力表示制御部、18…エディタ表示制御部、19…画面表示制御部、20…画面表示部、141…ジェスチャイベント処理部、142…ローマ字取得部、143…ローマ字/かな文字変換部、144…入力ヨミ文字保持部、145…変換候補取得部、146…QWERTYキーレイアウトテーブル、147…ローマ字/かな文字変換テーブル、148…修正用キーボード生成部。
Claims (9)
- 複数の英文字が配列されたキーボードと、該キーボードから入力された英文字または該英文字を変換した所定言語の文字を表示すると共に、文字入力位置にカーソルを表示する文字表示部とを備えた文字入力装置であって、
該文字入力装置は、レイアウトテーブルと、修正用キーボード生成部とを備え、
前記レイアウトテーブルは、前記キーボード上の複数の英文字の配列を記憶し、
前記修正用キーボード生成部は、前記文字入力装置に対する所定の操作が検出されたときに、前記カーソルの位置に表示されている英文字または所定言語の文字を逆変換した英文字を修正対象の英文字として、前記レイアウトテーブルから、前記修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択し、該選択した複数の英文字を前記キーボードよりも個々のキーサイズが大きい修正用キーボードとして生成し、
前記文字表示部は、前記修正用キーボード生成部で生成された修正用キーボードをタッチ入力可能に表示させ、前記修正用キーボードから入力された英文字または該英文字を変換した所定言語の文字を、前記カーソルの位置の英文字または所定言語の文字の代わりに表示させることを特徴とする文字入力装置。 - 請求項1に記載の文字入力装置において、前記キーボードから入力された英文字を所定言語の文字に変換する文字変換部を備え、該文字変換部で変換された所定言語の文字が前記カーソルの位置に表示されている場合、前記修正用キーボード生成部は、前記カーソルの位置に表示されている所定言語の文字を、1つの英文字に逆変換し、該逆変換した1つの英文字を修正対象の英文字として、前記レイアウトテーブルから、前記修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択し、該選択した複数の英文字により前記修正用キーボードを生成し、前記文字変換部は、前記修正用キーボードから入力された英文字を、所定言語の文字に変換し、前記文字表示部は、前記文字変換部で変換された所定言語の文字を、前記カーソルの位置の所定言語の文字の代わりに表示させることを特徴とする文字入力装置。
- 請求項1に記載の文字入力装置において、前記キーボードから入力された英文字を所定言語の文字に変換する文字変換部を備え、該文字変換部で変換された所定言語の文字が前記カーソルの位置に表示されている場合、前記修正用キーボード生成部は、前記カーソルの位置に表示されている所定言語の文字を、複数の英文字に逆変換し、該逆変換した複数の英文字の中のいずれか1つの英文字を修正対象の英文字として、前記レイアウトテーブルから、前記修正対象の英文字及び該英文字近傍に配列された英文字を選択し、該選択した複数の英文字により前記修正用キーボードを生成し、前記文字変換部は、前記修正用キーボードから入力された英文字と、前記逆変換した複数の英文字に含まれる前記修正対象の英文字以外の他の英文字との組み合わせからなる英文字列を、所定言語の文字に変換し、前記文字表示部は、前記文字変換部で変換された所定言語の文字を、前記カーソル位置の所定言語の文字の代わりに表示させることを特徴とする文字入力装置。
- 請求項2又は3に記載の文字入力装置において、1つ以上の英文字と所定言語の文字を相互に変換するための文字変換テーブルを備え、前記修正用キーボード生成部は、前記文字変換テーブルにより、前記カーソルの位置の所定言語の文字を、該文字に対応する1つ以上の英文字に逆変換することを特徴とする文字入力装置。
- 請求項4に記載の文字入力装置において、前記文字変換テーブルは、所定言語の特定文字に対して複数の英文字列を登録して有し、前記修正用キーボード生成部は、前記文字変換テーブルにより、前記カーソルの位置の所定言語の特定文字を、該特定文字に対応する複数の英文字列のいずれかに逆変換することを特徴とする文字入力装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の文字入力装置において、前記所定言語の文字は、日本語のかな文字であることを特徴とする文字入力装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の文字入力装置において、前記文字表示部は、前記キーボードからの入力に応じた文字を表示する文字表示領域と、タッチ入力可能なエディタ領域とで構成され、前記文字入力装置に対する所定の操作は、前記エディタ領域上でのダブルタップ操作であり、該ダブルタップ操作された箇所の近傍に前記修正用キーボードを表示させることを特徴とする文字入力装置。
- 請求項7に記載の文字入力装置において、前記キーボードは、QWERTYキーボードであり、前記修正用キーボードは、フリック操作による文字入力を可能とし、前記QWERTYキーボードと文字の配列が同じであることを特徴とする文字入力装置。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の文字入力装置を備えた携帯端末装置。
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