JP2017084369A - 文字入力装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】キー入力動作の操作履歴に基づいて、誤入力を速やかに認識させる文字入力装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報端末装置1は、画面表示を行う表示部3aと、表示部3aに表示された画面の位置のタッチ入力を受け付ける入力部3bとを一体的に備えるタッチパネル3を有する。CPU11は、文字表示領域を有する文字入力画面を表示部3aに表示させ、複数文字を配置したソフトウェアキーボードをタッチパネル3に対応付け、入力部3bにてタッチ入力された位置に対応するソフトウェアキーボードの文字を入力対象文字として文字表示領域に表示させる。CPU11は、入力部3bにてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて入力対象文字毎の評価値を求めて、求められた入力対象文字毎の評価値に基づいて、入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する。CPU11は、判定された訂正対象文字を表示部3aに識別可能に表示させる。【選択図】図2
Description
本発明は、文字入力装置及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等、タッチパネルで操作することが可能な携帯端末が増加している。これらの機器では、表示画面上に仮想文字表としてのソフトウェアキーボードが表示され、ソフトウェアキーボード上の文字ボタンに対してタッチ操作を行ったり、フリック操作を行ったりすることで文字入力を行うことができる。
このようなソフトウェアキーボードは、実際のJIS(Japan Industrial Standard)規格のキーボードや携帯電話で用いられているテンキーを模した画像によって表される。ところで、実際のキーボードでは、「F」キーと「J」キーに突起が設けられ、いわゆるホームポジションを触覚のみによって認識することができ、ブラインドタッチを容易ならしめている。また、携帯電話では、テンキーにおける「5」キーに突起が設けられ、触覚による操作を容易ならしめている。一方、ソフトウェアキーボードにおいては、このような突起が設けられていないので、ユーザは、画面に表示されたソフトウェアキーボードにおける文字の位置を視認しながらタッチ操作することにより文字入力が行われることになる。したがって、実際のキーボードのような触感が得られないので、ユーザが所望とする位置とはずれた位置に対してタッチ操作を行って誤入力してしまうという問題がある。
この問題に鑑み、従来の文字入力装置において、複数のキーを含むソフトウェアキーボードにおいて、ユーザによるキー入力を検知すると、入力検知したキーに隣接するキーを抽出し、入力検知したキーおよび抽出したキーを記憶するとともに、記憶したキーから変換候補を生成し、生成した変換候補を表示画面に表示するように構成したものがある(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明は、キー入力が正確であるか否かに関わらず、条件に合致するすべての変換候補を表示画面に表示し、これら表示された変換候補からいずれかを選択するものであるので、ユーザの所望とする変換候補をいちいち探す手間がかかってしまう。また、誤入力であるか否かを迅速に認識させることができない。そのため、操作性がよくないという問題がある。
本発明の課題は、誤入力を速やかに認識させることである。
以上の課題を解決するため、本発明の文字入力装置は、タッチパネルに表示された複数の文字選択キーのうち何れかがタッチ選択される毎に当該タッチ選択された文字選択キーに対応する文字を、所定の文字表示領域に追加表示させる第1の表示制御手段と、前記文字表示領域に表示されている文字毎に、当該文字がタッチ選択されたときのタッチ態様に基づいて誤入力の可能性を示す評価値を導出する導出手段と、前記導出手段により導出された評価値に基づいて前記文字表示領域に表示されている文字の中で最も誤入力の可能性が高い文字を識別表示させる第2の表示制御手段と、を備える。
本発明によれば、誤入力を速やかに認識させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するための技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置の構成について説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置の構成について説明する。
図1に示すように、情報端末装置1は、例えば、電話機能を有するスマートフォンである。この情報端末装置1は、薄板状の本体2と、本体2の一面に配されたタッチパネル3とを備えている。タッチパネル3は、画像を表示する表示手段としての表示部3aと、表示部3aの表示画面上の全面に配され、指やタッチペン等で触れることにより直接入力を行うための入力手段としての入力部3bとを一体的に有している(図2参照)。また、表示部3aの上方には、受話を行うためのスピーカ4が設けられ、表示部3aの下方には、送話を行うためのマイクロフォン5が設けられている。また、本体2の上端面には、情報端末装置1の電源のON/OFFを行うための電源ボタン6が配され、側端面には、受話音量等の調整を行うための音量ボタン7a,7bが配されている。
情報端末装置1は、通信および通話機能等に加えて文字を入力する文字入力装置としての機能を有している。
図2に示すように、情報端末装置1は、上述したタッチパネル3の他、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、フラッシュメモリ14と、通信部15とを備えて構成され、各部がバス16を介して接続される。
CPU11は、ROM13に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM12のワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、ROM13に記憶されている処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、各種処理を実行する。
タッチパネル3の表示部3aは、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、文字入力画面等の表示画面を表示する。すなわち、CPU11は表示部3aの表示制御を行う表示制御手段として機能する。
入力部3bは、指やタッチペンによる表示部3aの表示画面上における位置入力を受け付け、その位置(座標)情報をCPU11に出力する。
入力部3bは、指やタッチペンによる表示部3aの表示画面上における位置入力を受け付け、その位置(座標)情報をCPU11に出力する。
RAM12は、揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
ROM13は、読み出し専用のメモリであり、各種処理を実行するためのプログラムや読み出し用のデータ等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でROM13に格納されている。
フラッシュメモリ14は、情報を読み出し及び書き込み可能に記憶する不揮発性のメモリである。
通信部15は、外部との通話及び通信を行うためのデータを送受信する。情報端末装置1は、通信部15を介して、インターネットを含む通信ネットワークに接続可能に構成されている。
通信部15は、外部との通話及び通信を行うためのデータを送受信する。情報端末装置1は、通信部15を介して、インターネットを含む通信ネットワークに接続可能に構成されている。
本実施の形態における情報端末装置1は、例えば、図3に示すように、表示部3aの文字入力画面DP上に表示される仮想文字表としてのソフトウェアキーボードKBを用いて文字入力を行うことができる。具体的には、文字入力の際には、文字入力画面DPの上部に文字表示領域CRが形成され、文字入力画面DPの下部に表示されたソフトウェアキーボードKBに対するタッチ操作及びフリック(スライド)操作を行うことにより文字の入力を行うことができ、入力した文字が文字表示領域CRに表示される。ソフトウェアキーボードKBには、かな文字を入力するためのかなキー21a〜21jと、入力したかな文字に対する濁音・半濁音記号の付加や小書き文字に変換するためのオプションキー22と、記号を入力するための記号キー23と、スペースキー24と、エンターキー25とが配列されている。かなキー21aは、文字「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を入力するためのキーである。かなキー21bは、文字「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」を入力するためのキーである。かなキー21cは、文字「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」を入力するためのキーである。かなキー21dは、文字「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」を入力するためのキーである。かなキー21eは、文字「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」を入力するためのキーである。かなキー21fは、文字「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」を入力するためのキーである。かなキー21gは、文字「ま」、「み」、「む」、「め」、「も」を入力するためのキーである。かなキー21hは、文字「や」、「ゆ」、「よ」を入力するためのキーである。かなキー21iは、文字「ら」、「り」、「る」、「れ」、「ろ」を入力するためのキーである。かなキー21jは、文字「わ」、「を」、「ん」を入力するためのキーである。
例えば、上述したソフトウェアキーボードKBを用いて、「ね」の文字を入力する場合には、図4(a)に示すように、かなキー21eに対してタッチする。すると、「な」の文字が表示された領域の四方にな行を構成する文字である「に」「ぬ」「ね」「の」が強調表示され、その他のキーについてはグレーアウトとなり、操作無効であることが示される。そして、タッチした指をタッチパネル3から離さずに「ね」が配置されている右方向にフリック操作し、「ね」の位置で指をタッチパネル3から離すと、「ね」の文字が入力され、文字表示領域CRに「ね」の文字が表示される。本実施の形態では、このようにして文字の入力を行うことができる。
ここで、各文字の検出領域について、図5を参照しながら説明する。かなキー21eがタッチされると、「な」が表示された領域と重畳する領域に文字「な」のタッチ検出範囲である「な」検出領域31aが設定される。また、「な」検出領域31aの左側には、「に」のタッチ検出範囲である「に」検出領域31bが設定され、「な」検出領域31aの上側には、「ぬ」のタッチ検出範囲である「ぬ」検出領域31cが設定され、「な」検出領域31aの右側には、「ね」のタッチ検出範囲である「ね」検出領域31dが形成され、「な」検出領域31aの下側には、「の」のタッチ検出範囲である「の」検出領域31eが形成される。「に」検出領域31b、「ぬ」検出領域31c、「ね」検出領域31d及び「の」検出領域31eは、それぞれ、外側に向けて漸次領域が拡大されてなる略台形に形成されている。
本実施の形態では、各文字の検出領域が上述したように設定されているので、例えば、文字「ね」を入力する場合には、「な」検出領域31aに対するタッチ操作を行った後、「ね」検出領域31cの何れかの位置までフリック操作を行うことにより実現することができる。文字「に」、「ぬ」、「の」についても文字「ね」と同様の操作により入力することができる。文字「な」は、「な」検出領域31aに対するタッチ操作を行った後、フリックすることなく「な」検出領域31aにおいてタッチした指を離すことにより入力することができる。なお、他の行の文字についても同様にして入力することができる。
ここで、ユーザがフリック操作の際に操作を誤って、意図した文字とは違う文字が入力されてしまう場合がある。例えば、図4(b)に示すように、ユーザは文字「ね」を入力しようとして、ユーザが「ね」検出領域31dへのフリック操作を行おうとしたところ、誤って「の」検出領域31eへフリックしてしまい、文字「の」が入力されてしまう場合がある。本実施の形態では、後述するように、ユーザによるタッチ操作の態様を評価して文字入力が正確でない可能性が高いものについて識別可能に表示するので、誤入力があった場合に、これを速やかにユーザに認識させることができる。
次に、上述のようにして構成された情報端末装置1のCPU11にて実行される入力処理について図6を参照しながら説明する。入力処理は、例えば、ユーザによる文字の入力が行われたときに実行される。
まず、CPU11は、タッチパネル3への操作に関する入力データの保存を行う(ステップS101)。具体的には、ユーザによるタッチパネル3へのタッチ操作による入力を開始した位置の座標である入力起点座標と、ユーザによるタッチパネル3へのタッチ操作による入力を終了した位置の座標である入力終点座標と、入力起点座標から入力終点座標までの間のフリック操作における軌跡の各データを、図7に示すようなデータテーブルの形式にしてRAM12の所定の領域に保存する。
すなわち、CPU11は、入力手段にてタッチ入力が開始された時の入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを入力対象文字毎に検出する位置検出手段として機能する。
すなわち、CPU11は、入力手段にてタッチ入力が開始された時の入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを入力対象文字毎に検出する位置検出手段として機能する。
次に、CPU11は、RAM12に保存された入力データから入力対象文字を決定する(ステップS102)。具体的には、CPU11は、RAM12に保存されたデータテーブルにおける入力起点座標と入力終点座標とに基づいて検出領域を特定し、これにより入力対象文字を決定する。例えば、図5において、入力起点座標が「な」検出領域31aに属し、入力終点座標が「ね」検出領域31dに属している場合には、入力対象文字は「ね」となる。決定された入力対象文字は、図7に示されるデータテーブルに保存されるとともに、文字入力画面DPの文字表示領域CRに当該文字が表示される。
次に、CPU11は、RAM12に保存された入力データに基づいて評価値を算出し、図7に示されるデータテーブルの所定のフィールドに保存する(ステップS103)。この評価値は、入力対象文字毎に求められる。
ここで、本実施の形態における評価値の算出要領について具体的に説明する。
まず第1に、CPU11は、図8(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)の属する文字の検出領域の中心から入力起点座標S(x,y)までの距離を求め、これに基づいて評価値の算出を行う。評価値の算出は、例えば、図8(b)に示すような、LUT(Look Up Table)等の変換テーブルを参照して求められる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、中心からある程度までの距離については評価値が高く、それよりも大きい距離については評価値を大きく低下させるように重み付けされている。距離は、0から検出領域の一辺の長さ(t)の半分の長さまでの範囲でとっている。なお、変換テーブルは、図8(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、評価値が距離に応じてリニアに減少するものであってもよい。
このように、CPU11は、入力手段にてタッチ入力された位置に対応する入力対象文字のタッチ検出範囲の中心位置から該タッチ入力された位置までの距離を算出する距離算出手段として機能する。
まず第1に、CPU11は、図8(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)の属する文字の検出領域の中心から入力起点座標S(x,y)までの距離を求め、これに基づいて評価値の算出を行う。評価値の算出は、例えば、図8(b)に示すような、LUT(Look Up Table)等の変換テーブルを参照して求められる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、中心からある程度までの距離については評価値が高く、それよりも大きい距離については評価値を大きく低下させるように重み付けされている。距離は、0から検出領域の一辺の長さ(t)の半分の長さまでの範囲でとっている。なお、変換テーブルは、図8(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、評価値が距離に応じてリニアに減少するものであってもよい。
このように、CPU11は、入力手段にてタッチ入力された位置に対応する入力対象文字のタッチ検出範囲の中心位置から該タッチ入力された位置までの距離を算出する距離算出手段として機能する。
第2に、CPU11は、図9(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離を求め、これに基づいて評価値の算出を行う。評価値の算出は、例えば、図9(b)に示すような変換テーブルを参照して求められる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離に応じて変化する。この変換テーブルによれば、たとえば、入力文字が「な」の場合には、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離が小さいほどよいので、距離が小さいほど評価値が高くなるようになっている。また、入力対象文字が「に」、「ぬ」、「ね」、「の」の場合には、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離が文字「な」に対応する検出領域の一辺の長さ(t)分に近いほどよいので、当該距離に近似するほど評価値が高くなるようになっている。なお、変換テーブルは、図9(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離に応じて、評価値がリニアに増減するものであってもよい。
このように、CPU11は、入力手段にてタッチ入力が開始されたときの入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを入力対象文字毎に検出する位置検出手段として機能する。
このように、CPU11は、入力手段にてタッチ入力が開始されたときの入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを入力対象文字毎に検出する位置検出手段として機能する。
第3に、CPU11は、図10(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)と入力終点座標E(x,y)とを通過する直線と、水平線とがなす角度θを求め、これに基づいて評価値の算出を行う。評価値の算出は、例えば、図10(b)に示すような変換テーブルを参照して求められる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、角度θに応じて変換する。すなわち、入力起点座標S(x,y)と入力終点座標E(x,y)とを通過する直線が、水平または垂直に近いほど評価値が高く、斜め方向になるほど評価値が低くなるようになっている。なお、変換テーブルは、図10(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、角度θに応じて、評価値がリニアに増減するものであってもよい。
このように、CPU11は、検出手段により検出された入力起点位置と入力終点位置とを結ぶ直線の角度を検出する角度検出手段として機能する。
このように、CPU11は、検出手段により検出された入力起点位置と入力終点位置とを結ぶ直線の角度を検出する角度検出手段として機能する。
上述したようにして3つの評価値をそれぞれ算出した後、各評価値の平均を求め、求めた平均の評価値がデータテーブルに保存される。
なお、上述した3つの評価値のうちの1つあるいは2つからデータテーブルに保存する評価値を求めるようにしてもよい。
また、評価値の求め方については、上述したものに限定されず、タッチ入力されたときの入力態様に対して評価することができる種々のものが採用可能である。
このように、CPU11は、入力手段にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて入力対象文字毎の評価値を求める評価手段として機能する。
なお、上述した3つの評価値のうちの1つあるいは2つからデータテーブルに保存する評価値を求めるようにしてもよい。
また、評価値の求め方については、上述したものに限定されず、タッチ入力されたときの入力態様に対して評価することができる種々のものが採用可能である。
このように、CPU11は、入力手段にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて入力対象文字毎の評価値を求める評価手段として機能する。
図6に戻って説明を続けると、次に、CPU11は、図7に示されるデータテーブルを参照して評価値が閾値未満である入力対象文字があるか否かを判定する(ステップS104)。本実施の形態では、閾値を、例えば、「5」としているが、適宜の値に設定することができる。
CPU11は、評価値が閾値未満である入力対象文字があると判定したときは(ステップS104:Y)、評価値が最小である入力対象文字を訂正対象文字として抽出する(ステップS105)。評価値が最小である入力対象文字は、誤入力の可能性の最も高い文字であるため、本実施の形態では、これを抽出するようにしている。
このように、CPU11は、評価手段により求められた入力対象文字毎の評価値に基づいて、入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する訂正判定手段として機能する。
このように、CPU11は、評価手段により求められた入力対象文字毎の評価値に基づいて、入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する訂正判定手段として機能する。
続いて、CPU11は、訂正候補ボタンを文字入力画面に表示する(ステップS106)。具体的には、CPU11は、例えば、図7に示すように、評価値が最小である入力対象文字が「の」である場合には、図11に示すように、文字表示領域CRに表示された「のっとわーく」の文字列のうち、文字「の」について、訂正対象の文字であることが認識できるように、強調表示を行う。そして、「のっとわーく」の文字列の近傍に、文字「の」に対応する訂正候補ボタンTSを表示する。訂正候補ボタンTSは、文字「の」に対応する置換文字候補としての「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」の各文字ボタンにより構成されている。
CPU11は、訂正候補ボタンTSを構成する文字ボタンの何れかに対してタッチ操作されたか否かを判定する(ステップS107)。CPU11は、訂正候補ボタンTSを構成する文字ボタンの何れかに対してタッチ操作されたと判定したときは(ステップS107:Y)、対象の入力対象文字をタッチ操作された文字ボタンに対応する文字に置き換える(ステップS108)。例えば、図11において、訂正候補ボタンTSにおける文字ボタン「ね」に対するタッチ操作が行われた場合には、図12に示すように、入力対象文字「の」が「ね」に訂正される。また、データテーブルに保存されている入力対象文字についても「の」から「ね」に訂正される。
このように、CPU11は、訂正対象文字と判定された入力対象文字に対する入力手段のタッチ入力による入力対象文字の訂正入力を受け付ける訂正入力受付手段として機能する。
このように、CPU11は、訂正対象文字と判定された入力対象文字に対する入力手段のタッチ入力による入力対象文字の訂正入力を受け付ける訂正入力受付手段として機能する。
CPU11は、訂正対象である入力対象文字の評価値を最大値にした後(ステップS109)、ステップS104の処理を実行する。具体的には、CPU11は、データテーブルに保存されている、訂正された入力対象文字に対応する評価値を最大値である「1」に書き換える。
一方、CPU11は、ステップS107において、訂正候補ボタンTSを構成する文字ボタンの何れかに対してタッチ操作されたと判定しないときは(ステップS107:N)、訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、図11に示すように、文字入力画面DPの文字表示領域CRに表示された訂正候補ボタンTSの右側に表示された訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたか否かにより判定を行うことができる。
CPU11は、訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたと判定したときは(ステップS110:Y)、訂正候補ボタンTSの表示を終了した後(ステップS111)、訂正対象の文字以外の文字について訂正を行う訂正モードを実行し(ステップS112)、この処理を終了する。訂正モードでは、例えば、カーソルキーの前後、「DEL」キー等、図3におけるソフトウェアキーボードKBの操作により文字の訂正を行うことができる。
一方、CPU11は、ステップS110において、訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたと判定しないときは(ステップS110:N)、確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS113)。具体的には、図11に示すように、文字入力画面DPの文字表示領域CRに表示された訂正候補ボタンTSの右側に表示された確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたか否かにより判定を行うことができる。
CPU11は、確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたと判定したときは(ステップS113:Y)、訂正候補ボタンTSの表示を終了して入力を確定した後(ステップS114)、この処理を終了する。
一方、CPU11は、確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたと判定しないときは(ステップS113:N)、ステップS107の処理を実行する。
また、CPU11は、ステップS104において、評価値が閾値未満である入力対象文字があると判定しないときは(ステップS104:N)、ステップS112の処理を実行する。
なお、文字入力が続いて行われた場合には、入力処理が再度起動されることとなる。
CPU11は、上述した入力処理が実行された後、所定の変換操作が行われることにより、図13に示すように、文字入力画面DPの文字表示領域CRに表示された「ねっとわーく」の文字列を「ネットワーク」に変換する。
なお、本実施の形態では、評価値が最小である入力対象文字を訂正対象文字として抽出するようにしたが、訂正対象文字として抽出する数は1つに限らず適宜設定することができる。また、評価値が閾値未満である入力対象文字の全てを訂正対象文字として抽出するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、CPU11が検出範囲拡大手段として機能して、訂正が行われた際に、訂正前後の文字に対応する検出領域の範囲を変更するように制御してもよい。具体的には、CPU11は、入力対象文字の訂正が行われた際に、訂正前の入力対象文字が「の」で、訂正後の入力対象文字が「ね」である場合には、図14に示されるように、「ね」検出領域31dの範囲を拡大し、「の」検出領域31eの範囲を縮小するように検出領域の範囲を変更する。これにより、ユーザの誤入力を改善することができる。
このように、CPU11は、訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する検出範囲拡大手段として機能する。
なお、検出領域の範囲を変更するタイミングは、一の文字にについて訂正が1回行われたときでもよいし、複数回行われたときでもよい。また、訂正回数に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、入力起点座標、入力終点座標及び軌跡に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、評価値に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。
このように、CPU11は、訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する検出範囲拡大手段として機能する。
なお、検出領域の範囲を変更するタイミングは、一の文字にについて訂正が1回行われたときでもよいし、複数回行われたときでもよい。また、訂正回数に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、入力起点座標、入力終点座標及び軌跡に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、評価値に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置の構成について説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置の構成について説明する。
図15に示すように、情報端末装置100は、例えば、タブレット端末である。この情報端末装置100は、薄板状の本体102と、本体102の一面に配されたタッチパネル103とを備えている。タッチパネル103は、画像を表示する表示手段としての表示部103aと、表示部103aの表示画面上の全面に配され、指やタッチペン等で触れることにより直接入力を行うための入力手段としての入力部103bとを一体的に有している(図16参照)。
情報端末装置100は、通信機能等に加えて文字を入力する文字入力装置としての機能を有している。
図16に示すように、情報端末装置100は、上述したタッチパネル103の他、CPU111と、RAM112と、ROM113と、フラッシュメモリ114とを備えて構成され、各部がバス116を介して接続される。なお、タッチパネル103、CPU111、RAM112、ROM113及びフラッシュメモリ114の各機能は、上述した第1の実施の形態における情報端末装置1と同様であるため、詳しい説明については省略する。
本実施の形態における情報端末装置100は、例えば、図17(a)に示すように、表示部3aの文字入力画面DP上に表示される仮想文字表としてのソフトウェアキーボードKBを用いて文字入力を行うことができる。具体的には、文字入力の際には、文字入力画面DPの上部に文字表示領域CRが形成され、文字入力画面DPの下部に表示されたソフトウェアキーボードKBに対するタッチ操作を行うことにより文字の入力を行うことができ、入力した文字が文字表示領域CRに表示される。ソフトウェアキーボードKBは、QWERTY配列を有するソフトウェアキーボードであり、ローマ字を入力するためのローマ字キー121a〜121zと、シフトキー122,122と、記号を入力するための記号キー123a,123bと、スペースキー124と、エンターキー125とが配列されている。
本実施の形態では、各文字の検出領域が各文字キーに重畳するように設定されている。そのため、例えば、図17(a)に示すように、ソフトウェアキーボードKBにおける「C」キー121c、「O」キー121o、「M」キー121m、「P」キー121p、「U」キー121u、「T」キー121t、「E」キー121e、「R」キー121rをこの順にタッチ操作することにより、各文字の検出領域に対するタッチ操作が検出され、文字「C」「O」「M」「P」「U」「T」「E」「R」がそれぞれ入力されて、文字表示領域CRに「COMPUTER」の文字列が表示される。本実施の形態では、このようにして文字の入力を行うことができる。
ここで、ユーザがタッチ操作を誤って、意図した文字とは違う文字が入力されてしまう場合がある。例えば、図17(b)に示すように、ユーザは「COMPUTER」と入力しようとして、タッチ位置R1〜R8に対して順にタッチ操作を行ったが、タッチ位置R1が「C」キー121cではなく「X」キー121xであるため、「XOMPUTER」と入力されてしまう場合がある。すなわち、ユーザは、「C」キー121cをタッチ操作したつもりが「X」キー121xをタッチ操作してしまい、誤入力が生じてしまっている。これは、実際のキーボードとは異なり、凹凸部分がないため、触感によって正しいキーの位置を見つけるのが困難であることに起因するものである。本実施の形態では、後述するように、ユーザによるタッチ操作の態様を評価して文字入力が正確でない可能性が高いものについて識別可能に表示するので、誤入力があった場合に、これを速やかにユーザに認識させることができる。
次に、上述のようにして構成された情報端末装置100のCPU111にて実行される入力処理について図18を参照しながら説明する。入力処理は、例えば、ユーザによる文字の入力が行われたときに実行される。
まず、CPU111は、タッチパネル103への操作に関する入力データの保存を行う(ステップS201)。具体的には、入力起点座標及び入力終点座標の各データを、図19に示すようなデータテーブルの形式にしてRAM112の所定の領域に保存する。入力起点座標及び入力終点座標の取得方法については、上述した第1の実施の形態と同様である。
次に、CPU111は、RAM112に保存された入力データから入力対象文字を決定する(ステップS202)。具体的には、CPU111は、RAM112に保存されたデータテーブルにおける入力終点座標がいずれの文字の検出領域に属するかを特定し、これにより入力対象文字を決定する。決定された入力対象文字は、図19に示されるデータテーブルに保存されるとともに、文字入力画面DPの文字表示領域CRに当該文字が表示される。
次に、CPU111は、RAM112に保存された入力データに基づいて評価値を算出し、図19に示されるデータテーブルの所定のフィールドに保存する(ステップS203)。この評価値は、入力対象文字毎に求められる。
ここで、本実施の形態における評価値の算出要領について具体的に説明する。
まず、第1に、CPU111は、図20(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)の属する文字の検出領域の中心から入力起点座標S(x,y)までの距離を求め、これに基づいて評価値の算出を行う。評価値の算出は、例えば、図20(b)に示すような変換テーブルを参照して求められる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、検出領域の中心から入力起点座標S(x,y)までの距離に応じて変化する。距離は、0から検出領域の一辺の長さ(t)の半分の長さまでの範囲でとっている。なお、変換テーブルは、図20(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、評価値が距離に応じてリニアに減少するものであってもよい。
まず、第1に、CPU111は、図20(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)の属する文字の検出領域の中心から入力起点座標S(x,y)までの距離を求め、これに基づいて評価値の算出を行う。評価値の算出は、例えば、図20(b)に示すような変換テーブルを参照して求められる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、検出領域の中心から入力起点座標S(x,y)までの距離に応じて変化する。距離は、0から検出領域の一辺の長さ(t)の半分の長さまでの範囲でとっている。なお、変換テーブルは、図20(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、評価値が距離に応じてリニアに減少するものであってもよい。
第2に、CPU111は、図21(a)に示すように、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離を求め、これに基づいて評価値の算出を行う。すなわち、CPU11は、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの間においてスライド操作された長さから評価値を求める。評価値の算出は、例えば、図21(b)に示すような変換テーブルを参照して用いられる。この変換テーブルは、評価値を0から1までの値でとっており、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離に応じて変化する。この変換テーブルによれば、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離が小さいほど、すなわち、タッチ操作した指等の移動量が小さいほどよいので、距離が小さいほど評価値が高くなるようになっている。なお、変換テーブルは、図21(b)に示すようなものに限らず、種々のものが採用でき、例えば、入力起点座標S(x,y)から入力終点座標E(x,y)までの距離に応じて、評価値がリニアに減少するものであってもよい。
このように、CPU111は、位置検出手段により検出された入力起点位置から入力終点位置までの間においてスライド操作された長さを検出する長さ検出手段として機能する。
このように、CPU111は、位置検出手段により検出された入力起点位置から入力終点位置までの間においてスライド操作された長さを検出する長さ検出手段として機能する。
上述したようにして2つの評価値をそれぞれ算出した後、各評価値の平均を求め、求めた平均の評価値がデータテーブルに保存される。
なお、上述した2つの評価値のうちの1つからデータテーブルに保存する評価値を求めるようにしてもよい。
また、評価値の求め方については、上述したものに限定されず、タッチ入力されたときの入力態様に対して評価することができる種々のものが採用可能である。
なお、上述した2つの評価値のうちの1つからデータテーブルに保存する評価値を求めるようにしてもよい。
また、評価値の求め方については、上述したものに限定されず、タッチ入力されたときの入力態様に対して評価することができる種々のものが採用可能である。
図18に戻って説明を続けると、次に、CPU111は、図19に示されるデータテーブルを参照して評価値が閾値未満である入力対象文字があるか否かを判定する(ステップS204)。本実施の形態では、閾値を、例えば、「5」としているが、適宜の値に設定することができる。
CPU111は、評価値が閾値未満である入力対象文字があると判定したときは(ステップS204:Y)、評価値の低い順に3つの入力対象文字を訂正対象文字として抽出する(ステップS205)。例えば、図19に示すように、評価値の低い3つの入力対象文字は、「X」、「P」及び「R」であり、これらが訂正対象文字として抽出される。これらの入力対象文字は、誤入力の可能性の高い文字であるため、本実施の形態では、これを抽出するようにしている。
続いて、CPU111は、訂正候補ボタンを文字入力画面に表示する(ステップS206)。具体的には、CPU111は、例えば、図22に示すように、文字表示領域CRに表示された「XOMPUTER」の文字列のうち、評価値の低い3つの入力対象文字である「X」、「P」及び「R」について、訂正対象の文字であることが認識できるように、強調表示を行う。そして、「XOMPUTER」の文字列の近傍に、文字「X」に対応する訂正候補ボタンTS1、文字「P」に対応する訂正候補ボタンTS2及び文字「R」に対応する訂正候補ボタンTS3をそれぞれ表示する。訂正候補ボタンTS1は、文字「X」に対応する置換文字候補としての「X」、「C」の各文字ボタンにより構成されている。訂正候補ボタンTS2は、文字「P」に対応する置換文字候補としての「O」、「P」の各文字ボタンにより構成されている。訂正候補ボタンTS3は、文字「R」に対応する置換文字候補としての「D」、「F」、「R」の各文字ボタンにより構成されている。これらの訂正候補ボタンTS1〜TS3には、タッチ操作が行われた位置が認識可能に表示されている。これにより、ユーザにタッチ操作が行われた位置を認識させることができる。なお、タッチ操作が行われた位置を表示しないようにしてもよい。
次に、CPU111は、訂正候補ボタンTS1〜TS3を構成する文字ボタンの何れかに対してタッチ操作されたか否かを判定する(ステップS207)。CPU111は、訂正候補ボタンTS1〜TS3を構成する文字ボタンの何れかに対してタッチ操作されたと判定したときは(ステップS207:Y)、タッチ操作した文字ボタンに対応する入力対象文字をタッチ操作された文字ボタンに対応する文字に置き換える(ステップS208)。例えば、図22において、訂正候補ボタンTS1における文字ボタン「C」に対するタッチ操作が行われた場合には、図23に示すように、入力対象文字「X」が「C」に訂正される。また、データテーブルに保存されている入力対象文字についても「X」から「C」に訂正される。
CPU111は、訂正対象である入力対象文字の評価値を最大値にした後(ステップS209)、ステップS204の処理を実行する。
一方、CPU111は、ステップS207において、訂正候補ボタンTS1〜TS3を構成する文字ボタンの何れかに対してタッチ操作されたと判定しないときは(ステップS207:N)、訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS210)。具体的には、図22に示すように、文字入力画面DPの文字表示領域CRに表示された訂正候補ボタンTS3の右側に表示された訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたか否かにより判定を行うことができる。
CPU111は、訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたと判定したときは(ステップS210:Y)、訂正候補ボタンTS1〜TS3の表示を終了した後(ステップS211)、訂正対象の文字以外の文字について訂正を行う訂正モードを実行し(ステップS212)、この処理を終了する。訂正モードでは、例えば、カーソルキーの前後、「DEL」キー等、図17におけるソフトウェアキーボードKBの操作により文字の訂正を行うことができる。
一方、CPU111は、訂正ボタンPに対するタッチ操作が行われたと判定しないときは(ステップS210:N)、確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS213)。具体的には、図22に示すように、文字入力画面DPの文字表示領域CRに表示された訂正候補ボタンTS3の右側に表示された確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたか否かにより判定を行うことができる。
CPU111は、確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたと判定したときは(ステップS213:Y)、訂正候補ボタンTSの表示を終了して入力を確定した後(ステップS214)、この処理を終了する。
一方、CPU111は、確定ボタンQに対するタッチ操作が行われたと判定しないときは(ステップS213:N)、ステップS207の処理を実行する。
また、CPU111は、ステップS204において、評価値が閾値未満である入力対象文字があると判定しないときは(ステップS204:N)、ステップS212の処理を実行する。
なお、文字入力が続いて行われた場合には、入力処理が再度起動されることとなる。
なお、本実施の形態では、評価値の低い順に3つの入力対象文字を訂正対象文字として抽出するようにしたが、訂正対象文字として抽出する数については適宜設定することができる。また、評価値が閾値未満である入力対象文字の全てを訂正対象文字として抽出するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、訂正が行われた際に、訂正前後の文字に対応する検出領域の範囲を変更するように制御してもよい。具体的には、CPU111は、入力対象文字の訂正が行われた際に、訂正前の入力対象文字が「X」で、訂正後の入力対象文字が「C」である場合には、図24(a)に示すように設定された「X」キー121xに対応する「X」検出領域131xと「C」キー121cに対応する「C」検出領域131cの範囲を、図24(b)に示すようにそれぞれ変更し、「X」検出領域131xの範囲を小さくして、「C」検出領域131cの範囲を大きくする。これにより、ユーザの誤入力を改善することができる。
なお、検出領域の範囲を変更するタイミングは、訂正が1回行われたときでもよいし、複数回行われたときでもよい。また、訂正回数に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、評価値に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、タッチ操作の位置に応じて検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。
なお、検出領域の範囲を変更するタイミングは、訂正が1回行われたときでもよいし、複数回行われたときでもよい。また、訂正回数に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、評価値に応じて、検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。また、タッチ操作の位置に応じて検出領域の範囲の変更量を可変するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、タッチパネル3(103)は、画面表示を行う表示部3a(103a)と、表示部3a(103a)に表示された画面の位置のタッチ入力を受け付ける入力部3b(103b)とを一体的に備える。CPU11(111)は、文字表示領域CRを有する文字入力画面DPを表示部3a(103a)に表示させ、複数文字を配置したソフトウェアキーボードKBをタッチパネル3(103)に対応付け、入力部3b(103b)にてタッチ入力された位置に対応するソフトウェアキーボードKBの文字を入力対象文字として文字表示領域CRに表示させる。CPU11(111)は、入力部3b(103b)にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて入力対象文字毎の評価値を求める。CPU11(111)は、求められた入力対象文字毎の評価値に基づいて、入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する。CPU11(111)は、判定された訂正対象文字を表示部3a(103a)に識別可能に表示させる。その結果、誤入力を速やかに認識させることができる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、入力部3b(103b)にてタッチ入力された位置に対応する入力対象文字のタッチ検出範囲の中心位置からタッチ入力された位置までの距離を算出する。CPU11(111)は、算出された距離に基づいて入力対象文字毎の評価値を求める。その結果、誤入力を適切に検出できるようになる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、入力部3b(103b)にてタッチ入力が開始されたときの入力起点位置と、入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを入力対象文字毎に検出する。CPU11(111)は、検出結果に基づいて入力対象文字毎の評価値を求める。その結果、誤入力を適切に検出できるようになる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、検出された入力起点位置から入力終点位置までの間においてスライド操作された長さを検出する。CPU11(111)は、検出された長さに基づいて入力対象文字毎の評価値を求める。その結果、誤入力を適切に検出できるようになる。
また、本実施の形態によれば、CPU11は、検出された入力起点位置と入力終点位置とを結ぶ直線の角度を検出する。CPU11は、検出された角度に基づいて入力対象文字毎の評価値を求める。その結果、誤入力を適切に検出できるようになる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、少なくとも評価値が最小である入力対象文字を訂正対象文字として判定する。その結果、誤入力の蓋然性が高い入力対象文字についてより正確に認識させることができる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、訂正対象文字と判定された入力対象文字に対する入力部3b(103b)のタッチ入力による入力対象文字の訂正入力を受け付ける。CPU11(111)は、表示部3a(103a)に表示された訂正対象文字と判定された入力対象文字を訂正入力が受け付けられた入力対象文字に置き換える。その結果、誤入力があった場合にこれを適切に訂正することができる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、訂正対象文字と判定された入力対象文字に対応する置換文字候補を文字表示領域CRに表示された訂正対象文字の近傍に表示させる。CPU11(111)は、置換文字候補の表示に対応する位置に対するタッチ入力が行われたとき、当該置換文字候補の文字を置き換える入力対象文字として受け付ける。その結果、簡便な操作により効率よく訂正を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する。その結果、その後の誤入力を抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、CPU11(111)は、一の文字についての訂正入力の回数が所定回数となったときに当該訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する。その結果、ユーザのタッチ操作の態様に対応して適切にタッチ検出範囲を拡大することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る情報端末装置の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
また、本実施の形態では、閾値未満である評価値がある場合に評価値が最小である入力対象文字を訂正対象文字として抽出して、これを表示するようにしたが、評価値が閾値未満であるか否かに関わらず、最小である評価値の入力対象文字を訂正対象文字として抽出して、これを表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、訂正候補ボタンを文字入力画面に表示し、これにより文字の訂正入力を行うようにしたが、訂正候補ボタンを表示しないで、ソフトウェアキーボードKBにより訂正入力を行わせる態様であってもよい。
また、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
その他、情報端末装置を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態及び変形例に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
画面表示を行う表示手段と、前記表示手段に表示された画面の位置のタッチ入力を受け付ける入力手段とを一体的に備えるタッチパネルと、
文字表示領域を有する文字入力画面を前記表示手段に表示させ、複数文字を配置した仮想文字表を前記タッチパネルに対応付け、前記入力手段にてタッチ入力された位置に対応する前記仮想文字表の文字を入力対象文字として前記文字表示領域に表示させる表示制御手段と、
前記入力手段にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求める評価手段と、
前記評価手段により求められた前記入力対象文字毎の評価値に基づいて、前記入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する訂正判定手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記訂正判定手段によって判定された訂正対象文字を前記表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする文字入力装置。
<請求項2>
前記入力手段にてタッチ入力された位置に対応する前記入力対象文字のタッチ検出範囲の中心位置から該タッチ入力された位置までの距離を算出する距離算出手段を備え、
前記評価手段は、前記距離算出手段によって算出された距離に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
<請求項3>
前記入力手段にてタッチ入力が開始されたときの入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを前記入力対象文字毎に検出する位置検出手段を備え、
前記評価手段は、前記位置検出手段による検出結果に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。
<請求項4>
前記位置検出手段により検出された前記入力起点位置から前記入力終点位置までの間においてスライド操作された長さを検出する長さ検出手段を備え、
前記評価手段は、前記長さ検出手段によって検出された長さに基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。
<請求項5>
前記検出手段により検出された前記入力起点位置と前記入力終点位置とを結ぶ直線の角度を検出する角度検出手段を備え、
前記評価手段は、前記角度検出手段によって検出された角度に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項3又は4に記載の文字入力装置。
<請求項6>
前記訂正判定手段は、少なくとも評価値が最小である入力対象文字を訂正対象文字として判定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の文字入力装置。
<請求項7>
前記訂正対象文字と判定された入力対象文字に対する前記入力手段のタッチ入力による入力対象文字の訂正入力を受け付ける訂正入力受付手段を備え、
前記表示制御手段は、前記表示手段に表示された前記訂正対象文字と判定された入力対象文字を前記訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字に置き換えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の文字入力装置。
<請求項8>
前記表示制御手段は、前記訂正判定手段により前記訂正対象文字と判定された入力対象文字に対応する置換文字候補を前記文字表示領域に表示された前記訂正対象文字の近傍に表示させ、
前記訂正入力受付手段は、前記置換文字候補の表示に対応する位置に対するタッチ入力が行われたとき、当該置換文字候補の文字を置き換える入力対象文字として受け付けることを特徴とする請求項7に記載の文字入力装置。
<請求項9>
前記訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する検出範囲拡大手段を備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載の文字入力装置。
<請求項10>
前記検出範囲拡大手段は、一の文字についての訂正入力の回数が所定回数となったときに当該訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大することを特徴とする請求項9に記載の文字入力装置。
<請求項11>
画面表示を行う表示手段と、前記表示手段に表示された画面の位置のタッチ入力を受け付ける入力手段とを一体的に備えるタッチパネルを備えた文字入力装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
文字表示領域を有する文字入力画面を前記表示手段に表示させ、複数文字を配置した仮想文字表を前記タッチパネルに対応付け、前記入力手段にてタッチ入力された位置に対応する前記仮想文字表の文字を入力対象文字として前記文字表示領域に表示させる表示制御手段、
前記入力手段にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求める評価手段、
前記評価手段により求められた前記入力対象文字毎の評価値に基づいて、前記入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する訂正判定手段、
前記訂正判定手段によって判定された訂正対象文字を前記表示手段に識別可能に表示させる訂正対象表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
画面表示を行う表示手段と、前記表示手段に表示された画面の位置のタッチ入力を受け付ける入力手段とを一体的に備えるタッチパネルと、
文字表示領域を有する文字入力画面を前記表示手段に表示させ、複数文字を配置した仮想文字表を前記タッチパネルに対応付け、前記入力手段にてタッチ入力された位置に対応する前記仮想文字表の文字を入力対象文字として前記文字表示領域に表示させる表示制御手段と、
前記入力手段にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求める評価手段と、
前記評価手段により求められた前記入力対象文字毎の評価値に基づいて、前記入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する訂正判定手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記訂正判定手段によって判定された訂正対象文字を前記表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする文字入力装置。
<請求項2>
前記入力手段にてタッチ入力された位置に対応する前記入力対象文字のタッチ検出範囲の中心位置から該タッチ入力された位置までの距離を算出する距離算出手段を備え、
前記評価手段は、前記距離算出手段によって算出された距離に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
<請求項3>
前記入力手段にてタッチ入力が開始されたときの入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ入力が終了したときの入力終点位置とを前記入力対象文字毎に検出する位置検出手段を備え、
前記評価手段は、前記位置検出手段による検出結果に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。
<請求項4>
前記位置検出手段により検出された前記入力起点位置から前記入力終点位置までの間においてスライド操作された長さを検出する長さ検出手段を備え、
前記評価手段は、前記長さ検出手段によって検出された長さに基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。
<請求項5>
前記検出手段により検出された前記入力起点位置と前記入力終点位置とを結ぶ直線の角度を検出する角度検出手段を備え、
前記評価手段は、前記角度検出手段によって検出された角度に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求めることを特徴とする請求項3又は4に記載の文字入力装置。
<請求項6>
前記訂正判定手段は、少なくとも評価値が最小である入力対象文字を訂正対象文字として判定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の文字入力装置。
<請求項7>
前記訂正対象文字と判定された入力対象文字に対する前記入力手段のタッチ入力による入力対象文字の訂正入力を受け付ける訂正入力受付手段を備え、
前記表示制御手段は、前記表示手段に表示された前記訂正対象文字と判定された入力対象文字を前記訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字に置き換えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の文字入力装置。
<請求項8>
前記表示制御手段は、前記訂正判定手段により前記訂正対象文字と判定された入力対象文字に対応する置換文字候補を前記文字表示領域に表示された前記訂正対象文字の近傍に表示させ、
前記訂正入力受付手段は、前記置換文字候補の表示に対応する位置に対するタッチ入力が行われたとき、当該置換文字候補の文字を置き換える入力対象文字として受け付けることを特徴とする請求項7に記載の文字入力装置。
<請求項9>
前記訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する検出範囲拡大手段を備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載の文字入力装置。
<請求項10>
前記検出範囲拡大手段は、一の文字についての訂正入力の回数が所定回数となったときに当該訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大することを特徴とする請求項9に記載の文字入力装置。
<請求項11>
画面表示を行う表示手段と、前記表示手段に表示された画面の位置のタッチ入力を受け付ける入力手段とを一体的に備えるタッチパネルを備えた文字入力装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
文字表示領域を有する文字入力画面を前記表示手段に表示させ、複数文字を配置した仮想文字表を前記タッチパネルに対応付け、前記入力手段にてタッチ入力された位置に対応する前記仮想文字表の文字を入力対象文字として前記文字表示領域に表示させる表示制御手段、
前記入力手段にてタッチ入力されたときの入力態様に基づいて前記入力対象文字毎の評価値を求める評価手段、
前記評価手段により求められた前記入力対象文字毎の評価値に基づいて、前記入力対象文字の中から訂正対象文字を判定する訂正判定手段、
前記訂正判定手段によって判定された訂正対象文字を前記表示手段に識別可能に表示させる訂正対象表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 情報端末装置
3 タッチパネル
3a 表示部
3b 入力部
11 CPU
DP 文字入力画面
KB ソフトウェアキーボード
CR 文字表示領域
100 情報端末装置
103 タッチパネル
103a 表示部
103b 入力部
111 CPU
3 タッチパネル
3a 表示部
3b 入力部
11 CPU
DP 文字入力画面
KB ソフトウェアキーボード
CR 文字表示領域
100 情報端末装置
103 タッチパネル
103a 表示部
103b 入力部
111 CPU
以上の課題を解決するため、本発明の文字入力装置は、所定の文字に対応した第1選択キーがタッチ選択されることにより該タッチ選択された第1選択キーに対応する文字が属すグループの各文字をそれぞれが第2選択キーとなるように一覧表示させるとともに、該一覧表示された前記第2選択キーの何れかがタッチ選択された場合に該タッチ選択された第2選択キーに対応する文字を入力文字として特定する文字入力装置であって、前記第1選択キーに対するタッチ選択から前記第2選択キーに対するタッチ選択に至るまでのタッチ態様に基づいて文字の誤入力の可能性を示す評価値を入力文字毎に導出する導出手段と、前記導出手段により導出された評価値に基づいて誤入力の可能性が高い文字を識別表示させるとともに、前記誤入力の可能性が高い文字として識別表示された文字が入力文字として特定される際に前記第2選択キーとして一覧表示されていた各文字を、前記誤入力の可能性が高い文字と置き換える候補文字として表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
Claims (10)
- タッチパネルに表示された複数の文字選択キーのうち何れかがタッチ選択される毎に当該タッチ選択された文字選択キーに対応する文字を、所定の文字表示領域に追加表示させる第1の表示制御手段と、
前記文字表示領域に表示されている文字毎に、当該文字がタッチ選択されたときのタッチ態様に基づいて誤入力の可能性を示す評価値を導出する導出手段と、
前記導出手段により導出された評価値に基づいて前記文字表示領域に表示されている文字の中で最も誤入力の可能性が高い文字を識別表示させる第2の表示制御手段と、
を備える文字入力装置。 - タッチ選択された位置に対応する前記文字選択キーのタッチ検出範囲の中心位置から該タッチ選択された位置までの距離を算出する距離算出手段を備え、
前記導出手段は、前記距離算出手段によって算出された距離に基づいて前記評価値を導出することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。 - タッチ選択が開始されたときの入力起点位置と、該入力起点位置からスライド操作された後、タッチ選択が終了したときの入力終点位置とを前記入力対象文字毎に検出する位置検出手段を備え、
前記導出手段は、前記位置検出手段による検出結果に基づいて前記評価値を導出することを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。 - 前記位置検出手段により検出された前記入力起点位置から前記入力終点位置までの間においてスライド操作された長さを検出する長さ検出手段を備え、
前記導出手段は、前記長さ検出手段によって検出された長さに基づいて前記評価値を導出することを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。 - 前記長さ検出手段により検出された前記入力起点位置と前記入力終点位置とを結ぶ直線の角度を検出する角度検出手段を備え、
前記導出手段は、前記角度検出手段によって検出された角度に基づいて前記評価値を導出することを特徴とする請求項3又は4に記載の文字入力装置。 - 前記最も誤入力の可能性が高い文字に対するタッチ選択による入力対象文字の訂正入力を受け付ける訂正入力受付手段を備え、
前記第2の表示制御手段は、前記最も誤入力の可能性が高い文字を前記訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字に置き換えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の文字入力装置。 - 前記第2の表示制御手段は、前記最も誤入力の可能性が高い文字に対応する置換文字候補を前記文字表示領域に表示された前記訂正対象文字の近傍に表示させ、
前記訂正入力受付手段は、前記置換文字候補の表示に対応する位置に対するタッチ選択が行われたとき、当該置換文字候補の文字を置き換える入力対象文字として受け付けることを特徴とする請求項6に記載の文字入力装置。 - 前記訂正入力受付手段によって訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大する検出範囲拡大手段を備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載の文字入力装置。
- 前記検出範囲拡大手段は、一の文字についての訂正入力の回数が所定回数となったときに当該訂正入力が受け付けられた入力対象文字のタッチ検出範囲を拡大することを特徴とする請求項8に記載の文字入力装置。
- コンピュータを、
タッチパネルに表示された複数の文字選択キーのうち何れかがタッチ選択される毎に当該タッチ選択された文字選択キーに対応する文字を、所定の文字表示領域に追加表示させる第1の表示制御手段、
前記文字表示領域に表示されている文字毎に、当該文字がタッチ選択されたときのタッチ態様に基づいて誤入力の可能性を示す評価値を導出する導出手段、
前記導出手段により導出された評価値に基づいて前記文字表示領域に表示されている文字の中で最も誤入力の可能性が高い文字を識別表示させる第2の表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
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