JP5646674B2 - 端末装置、文字入力方法及び文字入力プログラム - Google Patents

端末装置、文字入力方法及び文字入力プログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、文字入力方法及び文字入力プログラムに関する。
近年、タッチパネル式の液晶ディスプレイを搭載する端末装置として、例えば、スマートフォンやタブレット型端末が普及している。この種の端末装置は、タッチパネル面上を指等でタッチされることにより、文字入力操作などの各種操作をユーザから受け付ける。
タッチパネルにおける文字入力操作に関する技術として、日本語入力を支援する技術が知られている。例えば、最初のタッチ点を中心に、タッチパネルの有効エリアを複数の日本語エリアに分け、ユーザに指定された日本語エリアに対応する文字を入力文字とする技術が知られている。
特開2010−15570号公報
しかしながら、上記の従来技術は、ユーザビリティの高い入力インタフェースであるとは限らなかった。具体的には、上記の従来技術を用いた場合、ユーザは、最初のタッチ点を中心に表示される複数の文字の中から、所望の文字に対応する有効エリア(日本語エリア)まで指を正確に移動させることを要する。このとき、「あ」、「か」、「さ」、・・・、「わ」のように多数の文字が表示されている場合、ユーザは、所望の文字を入力するために、画面に表示されている文字を確認しながら文字入力操作を行うこととなる。このため、上記の従来技術によって提供される入力インタフェースは、ユーザに高精度な操作を要求することとなるので、ユーザビリティが高いとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザビリティの高い入力インタフェースを実現することができる端末装置、文字入力方法及び文字入力プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る端末装置は、ユーザから任意の位置を指定する操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段によって受け付けられた位置の周囲に、前記ユーザにより入力される文字の候補である入力候補を複数表示する表示制御手段と、前記表示制御手段によって表示される各入力候補の指定を受け付けるための各受付領域のうち、少なくとも一つの受付領域における周方向の幅が他の受付領域における周方向の幅よりも広くなるように、当該各受付領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段によって設定された各受付領域のいずれかが前記ユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する入力決定手段とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザビリティの高い入力インタフェースを提供することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る文字入力処理の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る文字入力処理の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末装置による文字入力処理手順を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、第2の実施形態に係る記憶部の一例を示す図である。 図7は、第2の実施形態に係る領域設定部による処理の一例を示す図である。 図8は、他の実施形態に係る端末装置による変換候補文字の表示例を示す図である。 図9は、他の実施形態に係る文字入力処理の一例を示す図である。
以下に、本願に係る端末装置、文字入力方法及び文字入力プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る端末装置、文字入力方法及び文字入力プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
〔1−1.文字入力処理〕
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る文字入力処理について説明する。図1は、第1の実施形態に係る文字入力処理の一例を示す図である。第1の実施形態に係る文字入力処理は、図1に示した端末装置100によって行われる。端末装置100は、例えばタブレット型端末であり、液晶ディスプレイ等の表示部110を有する。かかる端末装置100は、タッチパネルが採用されており、表示部110上を指等でタッチされることにより各種操作を受け付ける。第1の実施形態に係る端末装置100は、表示部110上の任意の位置がタッチされた場合に、文字を入力するための入力インタフェースを表示することで、ユーザからの文字入力操作を受け付ける。この点について図1に示した例を用いて説明する。
図1(a)に示すように、端末装置100は、ユーザから文字入力を受け付けるアプリケーション等(ここでは、メモ帳アプリとする)を起動している状態であるものとする。このとき、端末装置100は、文字が入力される位置を示すカーソルC10を表示部110に表示する。
このような状態において、端末装置100は、ユーザから、表示部110の表示面(タッチパネル面)における任意の位置P10を指等で指定される操作を受け付けたものとする。かかる場合に、端末装置100は、図1(b)に示すように、ユーザに指定された位置P10を中心とする略円環状(すわなち、ドーナツ状)の領域が12分割された各表示枠に、ユーザにより入力される文字の候補である第1入力候補を表示する。図1(b)の例では、端末装置100は、日本語の仮名文字における五十音の「あ段」に対応する文字「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」と、句読点や感嘆符や疑問符「、。!?」と、顔文字「(^^)」とを、略円環状の領域が12等分された各表示枠に表示する。ここの例では、端末装置100は、表示面から指を離されない限り、図1(b)示した第1入力候補を表示し続ける。
そして、端末装置100は、後に詳述するが、第1入力候補毎に、かかる第1入力候補を指定する操作をユーザから受け付ける領域である受付領域R11〜R14及びR21〜R28を設定する。そして、端末装置100は、いずれかの受付領域がユーザにより指定された場合に、指定された受付領域に対応する第1入力候補によって絞り込まれる新たな第2入力候補を表示する。例えば、図1(b)の例において、ユーザが、位置P10から指をスライド(「スワイプ」などと呼ばれる)させて、第1入力候補「か」に対応する受付領域(後述する受付領域R21)内の位置を指定したものとする。かかる場合に、端末装置100は、図1(c)に示すように、五十音の「か」行における「あ段」、「い段」、「う段」、「え段」、「お段」に対応する文字「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」を第2入力候補として表示する。図1(c)の例では、端末装置100は、例えば、ユーザにより指定された受付領域R21内の位置を中心とする略円形の表示枠に第2入力候補「か」を表示するとともに、かかる位置を中心とする略円環状の領域が4分割された各表示枠に第2入力候補「き」、「く」、「け」、「こ」を表示する。このとき、端末装置100は、このような第2入力候補「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」のそれぞれについて、受付領域R31〜R35を設定する。
そして、端末装置100は、スライド操作等によって、第2入力候補「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」のいずれかに対応する受付領域が更に指定された場合に、指定された入力候補を入力文字として決定する。ここでは、ユーザに第2入力候補「く」に対応する受付領域R32が指定されたものとする。かかる場合に、端末装置100は、図1(d)に示すように、文字「く」が入力されたと判定し、図1(a)のカーソルC10の位置に文字「く」を表示するとともに、表示した文字「く」の後ろにカーソルC10を移動させる。
なお、端末装置100は、加速度センサなどを有することで、ユーザによって回転させられた場合に、表示部110における各種情報の表示向きを変更することができる。端末装置100は、このような表示部110における表示向きと一致するように、第1入力候補や第2入力候補を表示する。例えば、端末装置100は、第1入力候補や第2入力候補の向きと、入力文字の向き(図1に示したカーソルC10に表示される入力文字の向き)とが一致するように第1入力候補や第2入力候補を表示する。
以下の実施形態では、表示部110における表示向き(以下、「画面表示方向」と表記する場合がある)を基準として、各種方向を規定するものとする。例えば、図1(d)に示した例の場合、端末装置100は、端末装置100の長手方向が上下方向となるように文字等の各種情報を表示する。図1の例の場合、画面表示方向は、端末装置100の長手方向に該当するものとする。すなわち、図1の例では、画面表示方向に対して垂直な方向は、端末装置100の短手方向に該当する。なお、端末装置100は、ユーザに回転させられることにより、端末装置100の短手方向を画面表示方向とする場合もある。
ここで、第1の実施形態に係る端末装置100は、図1(b)に示すように、各第1入力候補に対応する各受付領域が異なる大きさとなるように設定する。具体的には、端末装置100は、ユーザに指定された位置P10から画面表示方向と平行方向(上下方向)又は垂直方向(左右方向)に表示されている第1入力候補の受付領域よりも、他の第1入力候補の受付領域の方が大きくなるように、各受付領域を設定する。この点について、図1(b)の例を用いて説明する。図1(b)の例の場合、受付領域と第1入力候補との対応関係は下記の通りである。
受付領域R11・・・第1入力候補「あ」
受付領域R12・・・第1入力候補「た」
受付領域R13・・・第1入力候補「ま」
受付領域R14・・・第1入力候補「わ」
受付領域R21・・・第1入力候補「か」
受付領域R22・・・第1入力候補「さ」
受付領域R23・・・第1入力候補「な」
受付領域R24・・・第1入力候補「は」
受付領域R25・・・第1入力候補「や」
受付領域R26・・・第1入力候補「ら」
受付領域R27・・・第1入力候補「、。!?」(句読点、感嘆符、疑問符)
受付領域R28・・・第1入力候補「(^^)」(顔文字)
図1(b)に示すように、位置P10から画面表示方向と平行方向(上下方向)に表示される第1入力候補は、「あ」及び「ま」に該当する。また、位置P10から画面表示方向と垂直方向(左右方向)に表示される第1入力候補は、「た」及び「わ」に対応する。この場合、端末装置100は、第1入力候補「あ」、「た」、「ま」及び「わ」に対応する受付領域R11〜R14の周方向D1の幅が、他の第1入力候補「か」、「さ」、「な」、「は」、「や」、「ら」、「、。!?」及び「(^^)」に対応する受付領域R21〜R28の周方向D1の幅よりも狭くなるように各受付領域を設定する。
図1(b)の例では、端末装置100は、受付領域R11〜R14の周方向D1の両端の幅を狭めることで、狭めた分だけ受付領域R21〜R28の周方向D1の幅を広くする。例えば、端末装置100は、第1入力候補「あ」の受付領域R11における周方向D1の両端の幅を、第1入力候補「あ」の表示枠における周方向D1の両端の幅よりも狭める。これにより、端末装置100は、第1入力候補「あ」と隣接する第1入力候補「か」の受付領域R21と、第1入力候補「(^^)」の受付領域R28との周方向D1の幅を広くする。同様にして、端末装置100は、第1入力候補「た」の受付領域R12の幅を狭めることで、受付領域R22及びR23の幅を広くし、第1入力候補「ま」の受付領域R13の幅を狭めることで、受付領域R24及びR25の幅を広くし、第1入力候補「わ」の受付領域R14の幅を狭めることで、受付領域R26及びR27の幅を広くする。
このように、図1に示した端末装置100は、円環状の領域を12等分することで各第1入力候補の表示枠を表示する場合であっても、各表示枠における周方向D1の幅と、各表示枠(各第1入力候補)に対応する受付領域における周方向D1の幅とを一致させるのではなく、各受付領域の大きさを上記例のように個別に設定する。これにより、端末装置100は、ユーザが第1入力候補を容易に指定可能な入力インタフェースを提供することができる。
具体的に説明すると、一般的に、ユーザにとって、表示部110上に指定した位置P10から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に指を動かすことは容易である。これは、ユーザにとって表示部110上で平行方向又は垂直方向に指を動かすことは感覚的に行える操作であるからである。すなわち、図1(b)の例において、ユーザは、位置P10から第1入力候補「あ」、「た」、「ま」又は「わ」の表示枠に指を容易に移動させることができる。
一方で、ユーザにとって、位置P10から斜め方向に指を動かして、所望の第1入力候補を正確に指定することは困難であると考えられる。例えば、図1(b)の例において、ユーザは、第1入力候補「か」を指定する場合に、表示部110上で位置P10から斜め右上方向に指を動かすこととなる。このとき、ユーザは、第1入力候補「さ」を指定しないよう指を斜め右上方向に動かすことを要する。ユーザにとっては、このような操作を感覚的に行うことは困難である。
そこで、第1の実施形態に係る端末装置100は、上述したように、ユーザにとって感覚的に指定することが容易であると想定される第1入力候補(「あ」、「た」、「ま」、「わ」)に対応する受付領域R11〜R14の周方向D1の幅を狭くする。このように受付領域R11〜R14を設定した場合であっても、ユーザは、位置P10から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に指を感覚的に動かすことができるので、所望する受付領域R11〜R14を正確に指定することができる。
また、端末装置100は、上述したように、ユーザにとって感覚的に指定することが困難であると想定される第1入力候補(「か」、「さ」、「な」、「は」、「や」、「ら」、「、。!?」、「(^^)」)に対応する受付領域R21〜R28の周方向D1の幅を広くする。このように受付領域R21〜R28の周方向D1の幅を広くすることにより、ユーザは、位置P10から斜め方向に指を動かす場合であっても、所望する受付領域R21〜R28を正確に指定することができる。
以上のように、端末装置100は、各受付領域における周方向D1の幅を調整することで、感覚的な操作で第1入力候補の指定を可能にするので、ユーザの入力精度を向上させることができ、また、ユーザに表示部110を確認させることなく文字を入力させることができる。このようなことから、端末装置100は、ユーザビリティの高い入力インタフェースを提供することができる。
なお、端末装置100は、図1(c)に示した例のように、第2入力候補を表示する場合には、図1(b)の例とは異なり、各第2入力候補が表示される各表示枠における周方向D1の幅と、受付領域R32〜R35における周方向D1の幅とを一致させてもよい。このように、端末装置100は、任意の位置の周囲に、所定数(例えば、4個)以下の入力候補を表示する場合には、各表示枠と各受付領域との幅を一致させてもユーザにとって各入力候補が選択しやすい入力インタフェースを提供することができる。以下、このような日本語入力処理を行う端末装置100について詳細に説明する。
〔1−2.端末装置の構成〕
次に、図2を用いて、図1に示した端末装置100について説明する。図2は、第1の実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。図2に示した端末装置100は、タッチパネルが採用された情報処理装置であり、例えば、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等である。かかる端末装置100は、図2に示すように、表示部110と、入力部120と、制御部130とを有する。
表示部110は、各種情報を表示するための表示デバイスである。例えば、表示部110は、液晶ディスプレイ等によって実現される。入力部120は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、入力部120は、端末装置100の側壁等に備えられたハードキー等によって実現される。なお、第1の実施形態に係る端末装置100にはタッチパネルが採用されているので、表示部110と入力部120の一部とは一体化される。
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラム(文字入力プログラムの一例に相当)がRAM(Random Access Memory)等の内部メモリを作業領域として実行されることにより実現される。
かかる制御部130は、図2に示すように、操作受付部131と、表示制御部132と、領域設定部133と、入力決定部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
操作受付部131は、ユーザから各種操作を受け付ける。第1の実施形態に係る操作受付部131は、表示部110のタッチパネル面を指等でタッチされることにより、表示部110上の任意の位置を指定する操作や、第1入力候補に対応する受付領域を指定する操作や、第2入力候補に対応する受付領域を指定する操作などを受け付ける。
表示制御部132は、操作受付部131によって受け付けられた各種操作に応じて、表示部110に各種情報を表示制御する。第1の実施形態に係る表示制御部132は、操作受付部131によって表示部110上の任意の位置を指定する操作が受け付けられた場合に、かかる任意の位置の周囲に、ユーザにより入力される文字の候補である入力候補を表示制御する。このような表示制御部132は、第1表示制御部132aと、第2表示制御部132bとを有する。
第1表示制御部132aは、操作受付部131によって受け付けられた位置の周囲に、第1入力候補を表示制御する。具体的には、第1表示制御部132aは、図1(b)に示した例のように、ユーザに指定された位置を中心とする円環状の領域を分割した各表示枠に、日本語の仮名文字における五十音の「あ段」に対応する文字「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を第1入力候補として表示する。また、第1表示制御部132aは、図1(b)に示した例のように、句読点「、。」及び感嘆符「!」及び疑問符「?」や、顔文字「(^^)」などを第1入力候補として表示してもよい。
第2表示制御部132bは、第1表示制御部132aによって表示されている第1入力候補に対応する受付領域のうち、いずれかの受付領域を指定する操作が操作受付部131により受け付けられた場合に、指定された第1入力候補の周囲に、かかる第1入力候補によって絞り込まれる第2入力候補を表示する。例えば、第2表示制御部132bは、ユーザにより指定された第1入力候補に対応する「あ段」、「い段」、「う段」、「え段」及び「お段」の文字を第2入力候補として表示する。一例を挙げて説明すると、第2表示制御部132bは、図1の例のように第1入力候補「か」が指定された場合には、「か行」の文字「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」を表示制御する。
なお、第2表示制御部132bは、第1入力候補「、。!?」が指定された場合には、第2入力候補として「、」、「。」、「!」、「?」などを表示し、第1入力候補「(^^)」が指定された場合には、第2入力候補として「(^^)」、「(^0^)」などを表示する。
このように、第1の実施形態に係る端末装置100は、第1表示制御部132a及び第2表示制御部132bを有し、ユーザに入力候補を2段階で指定させることで文字を入力させる。
領域設定部133は、表示制御部132によって表示制御されている入力候補毎に、かかる入力候補の指定を受け付ける受付領域を設定する。具体的には、領域設定部133は、入力候補の一部又は全部が含まれる領域に、かかる入力候補に対応する受付領域を設定する。また、第1の実施形態に係る領域設定部133は、第1表示制御部132aによって表示制御されている複数の第1入力候補のうち、少なくとも一つの第1入力候補に対応する受付領域が他の第1入力候補に対応する受付領域と異なる大きさとなるように各受付領域を設定する。
例えば、図1(b)に示した例のように、第1表示制御部132aによって任意の位置P10の周囲に12個の第1入力候補(「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」、「、。!?」、「(^^)」など)が表示されるものとする。かかる場合に、領域設定部133は、任意の位置P10から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に表示される入力候補(「あ」、「た」、「ま」、「わ」)に対応する受付領域R11〜R14の周方向D1の幅が、他の入力候補(「か」、「さ」、「な」、「は」、「や」、「ら」、「、。!?」、「(^^)」)に対応する受付領域R21〜R28の周方向D1の幅よりも狭くなるように各受付領域を設定する。
また、領域設定部133は、第2表示制御部132bによって表示制御されている複数の第2入力候補に対応する受付領域についても設定する。具体的には、領域設定部133は、第2表示制御部132bによって所定数(例えば、4個)以下の第2入力候補が表示されるので、各表示枠と各受付領域との幅を一致させ、各受付領域における周方向D1の幅が略同一となるように設定する。
入力決定部134は、領域設定部133によって設定されている受付領域がユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する。
具体的には、第1の実施形態に係る入力決定部134は、第2表示制御部132bによって表示されている第2入力候補に対応する受付領域のうち、いずれかの受付領域を指定する操作が操作受付部131により受け付けられた場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する。そして、入力決定部134は、このように決定した入力文字を表示制御部132に出力する。これにより、表示制御部132は、入力決定部134によって決定された入力文字を表示部110に表示する。
例えば、図1(c)に示した例のように、ユーザによって、第2入力候補「く」に対応する受付領域R32が指定されたものとする。かかる場合に、入力決定部134は、第2入力候補「く」を入力文字として決定し、入力文字「く」を表示制御部132に出力する。そして、表示制御部132は、図1に示した例のように、カーソルC10の位置に入力文字「く」を表示するとともに、かかるカーソルC10を入力文字「く」の後ろに表示する。
〔1−3.他の表示例〕
上記では、図1に示した表示態様を用いながら端末装置100による処理について説明した。具体的には、図1では、第1表示制御部132aが、領域設定部133によって設定される受付領域の大きさとは関係なく、円環状の領域を12等分した12個の表示枠を表示する例を示した。しかし、第1表示制御部132aは、第1入力候補が表示される各表示枠における周方向D1の幅と、領域設定部133によって設定される受付領域における周方向D1の幅とが一致するように、第1入力候補の表示処理を行ってもよい。この点について図3を用いて説明する。図3は、第1の実施形態に係る文字入力処理の一例を示す図である。
図3に示した受付領域R11〜R14及びR21〜R28の位置や大きさは、図1(b)に示した例と同様である。ここで、図3の例において、第1表示制御部132aは、第1入力候補「あ」の表示枠における周方向D1の幅と、第1入力候補「あ」に対応する受付領域R11における周方向D1の幅とが一致するように、第1入力候補「あ」の表示枠を表示する。同様にして、第1表示制御部132aは、第1入力候補「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」、「、。!?」、「(^^)」の表示枠における周方向D1の幅と、各第1入力候補に対応する受付領域R21、R22、R12、R23、R24、R13、R25、R26、R14、R27、R28における周方向D1の幅とが一致するように、各第1入力候補の表示枠を表示する。
このように、端末装置100は、第1入力候補の幅と受付領域の幅とを一致させることにより、ユーザに受付領域を認識させることができるので、ユーザにとって第1入力候補が選択しやすい入力インタフェースを提供することができる。
また、ここでは図示することを省略するが、第1の実施形態に係る端末装置100は、図1及び図3に示した入力候補以外の文字をユーザに入力させることも可能である。例えば、端末装置100の第1表示制御部132aは、濁点や半濁点や促音や拗音などを入力可能とするための「゛゜小」といった第1入力候補を表示してもよい。そして、第2表示制御部132bは、このような第1入力候補「゛゜小」が指定された場合には、「゛」、「゜」、「小」といった第2入力候補を表示してもよい。この場合、入力決定部134は、第2入力候補「゛」に対応する受付領域が指定された場合には、直前に入力された文字を濁音に変更し、第2入力候補「゜」に対応する受付領域が指定された場合には、直前に入力された文字を半濁音に変更し、第2入力候補「小」に対応する受付領域が指定された場合には、直前に入力された文字を半音(促音や拗音)に変更する。
例えば、ユーザによって文字「く」が入力された後に、第2入力候補「゛」が指定された場合、入力決定部134は、文字「く」を「ぐ」に変更する。また、例えば、ユーザによって文字「は」が入力された後に、第2入力候補「゜」が指定された場合、入力決定部134は、文字「は」を「ぱ」に変更する。また、例えば、ユーザによって文字「つ」や「あ」が入力された後に、第2入力候補「小」が指定された場合、入力決定部134は、文字「つ」を「っ」に変更したり、文字「あ」を「ぁ」に変更したりする。
なお、上記例に限られず、端末装置100は、濁点や半濁点や促音や拗音などの入力操作として、所定の操作を受け付けてもよい。例えば、端末装置100は、表示部110上を2回連続でタップする操作(ダブルタップ)を濁点の入力操作として受け付けたり、3回連続でタップする操作を半濁点の入力操作として受け付けたり、表示部110上で円弧を描く操作を促音や拗音の入力操作として受け付けたりしてもよい。また、この例はあくまで一例であって、端末装置100は、上記例以外の操作を、濁点や半濁点や促音や拗音の入力操作として受け付けてもよい。
また、第1の実施形態に係る端末装置100は、入力済みの文字をユーザに削除させることも可能である。例えば、端末装置100の第1表示制御部132aは、入力済みの文字を削除可能とするための「削」といった第1入力候補を表示してもよい。ここでは、第2表示制御部132bは、第1入力候補「削」が指定された場合には、第2入力候補を表示しないものとする。すなわち、入力決定部134は、第1入力候補「削」に対応する受付領域が指定された場合には、直前に入力された文字を削除する。
なお、上記例に限られず、端末装置100は、所定の操作を削除操作として受け付けてもよい。例えば、端末装置100は、表示部110上を2回連続でタップする操作(ダブルタップ)を削除操作として受け付けたり、表示部110上で円弧を描く操作を削除操作として受け付けたりしてもよい。また、この例はあくまで一例であって、端末装置100は、上記例以外の操作を削除操作として受け付けてもよい。
また、端末装置100は、図1や図3に示した入力インタフェースとは別に、濁点等の入力操作を受け付ける表示枠や、文字の削除操作を受け付ける表示枠を特定の位置に常に表示してもよい。例えば、端末装置100は、図1に示した例において、濁点等の入力操作や、文字の削除操作を受け付ける各表示枠を画面上の下部等に常に表示してもよい。
〔1−4.文字入力処理手順〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る端末装置100による文字入力処理について説明する。図4は、実施形態に係る端末装置100による文字入力処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、文字入力装置の操作受付部131は、ユーザから表示部110上の任意の位置を指定する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。そして、操作受付部131は、操作を受け付けていない場合には(ステップS101;No)、操作を受け付けるまで待機する。
一方、操作受付部131によって操作が受け付けられた場合には(ステップS101;Yes)、表示制御部132の第1表示制御部132aは、ユーザにより指定された任意の位置の周囲に、五十音の「あ段」に対応する文字を第1入力候補として表示する(ステップS102)。
また、領域設定部133は、第1表示制御部132aによって表示されている複数の第1入力候補のうち、ユーザにより指定された任意の位置から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に表示される第1入力候補(「あ」、「た」、「ま」、「わ」)に対応する受付領域の周方向の幅よりも、他の第1入力候補(「か」、「さ」、「な」、「は」、「や」、「ら」、「、。!?」、「(^^)」)に対応する受付領域の周方向の幅の方が広くなるように各受付領域を設定する(ステップS103)。
なお、図4では、ステップS102における処理の後に、ステップS103における処理が行われているが、ステップS102及びステップS103における処理は同時に行われてもよい。
続いて、第2表示制御部132bは、第1入力候補に対応する各受付領域のいずれかが指定された場合に(ステップS104;Yes)、指定された第1入力候補の周囲に、かかる第1入力候補によって絞り込まれる第2入力候補を表示する(ステップS105)。例えば、第2表示制御部132bは、ユーザにより指定された第1入力候補に対応する「あ段」、「い段」、「う段」、「え段」及び「お段」の文字を第2入力候補として表示する。このとき、領域設定部133は、第2表示制御部132bによって表示制御されている複数の第2入力候補に対応する受付領域を設定する。
続いて、入力決定部134は、第2入力候補に対応する受付領域が指定された場合に(ステップS106;Yes)、指定された受付領域に対応する第2入力候補を入力文字として決定する(ステップS107)。そして、表示制御部132は、入力決定部134によって決定された入力文字を表示部110に表示する(ステップS108)。
〔1−5.効果〕
上述してきたように、第1の実施形態に係る端末装置100は、操作受付部131と、表示制御部132と、領域設定部133と、入力決定部134とを有する。操作受付部131は、ユーザから任意の位置を指定する操作を受け付ける。表示制御部132は、操作受付部131によって受け付けられた位置の周囲に、ユーザにより入力される文字の候補である入力候補を複数表示する。領域設定部133は、表示制御部132によって表示される各入力候補の指定を受け付けるための各受付領域のうち、少なくとも一つの受付領域における周方向の幅が他の受付領域における周方向の幅よりも広くなるように、各受付領域を設定する。入力決定部134は、領域設定部133によって設定された各受付領域のいずれかがユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する。
これにより、第1の実施形態に係る端末装置100は、ユーザによる感覚的な操作で入力候補の指定を可能にするので、ユーザの入力精度を向上させることができ、また、ユーザに表示部110を確認させることなく文字を入力させることができる。すなわち、端末装置100は、ユーザビリティの高い入力インタフェースを提供することができる。
また、第1の実施形態に係る端末装置100において、表示制御部132は、各入力候補が表示される各表示枠における周方向の幅と、かかる入力候補に対応する受付領域における周方向の幅とが一致するように各表示枠を表示する。
これにより、第1の実施形態に係る端末装置100は、ユーザに受付領域を認識させることができるので、ユーザにとって入力候補が選択しやすい入力インタフェースを提供することができる。
また、第1の実施形態に係る端末装置100において、表示制御部132は、端末装置100において入力文字が表示される向きである画面表示方向と同一の方向に入力候補を表示する。また、領域設定部133は、表示制御部132によって表示される複数の入力候補のうち、ユーザにより指定された任意の位置から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に表示される入力候補に対応する受付領域の周方向の幅よりも、他の入力候補に対応する受付領域の周方向の幅が広くなるように各受付領域を設定する。
このように、第1の実施形態に係る端末装置100は、ユーザにとって感覚的に指定することが容易であると想定される入力候補に対応する受付領域の周方向D1の幅を狭くし、ユーザにとって感覚的に指定することが困難であると想定される入力候補に対応する受付領域の周方向D1の幅を広くするので、一般的なユーザにとって入力候補が選択しやすい入力インタフェースを提供することができる。
また、第1の実施形態に係る端末装置100において、表示制御部132は、操作受付部131によって受け付けられた位置の周囲に、複数の第1入力候補を表示する第1表示制御部132aと、第1表示制御部132aによって表示されている複数の第1入力候補に対応する各受付領域のいずれかが指定された場合に、指定された受付領域に対応する第1入力候補によって絞り込まれる複数の第2入力候補を表示する第2表示制御部132bとを有する。また、領域設定部133は、第1入力候補に対応する各受付領域のうち、少なくとも一つの受付領域における周方向D1の幅が他の受付領域における周方向D1の幅よりも広くなるように各受付領域を設定する。また、入力決定部134は、複数の第2入力候補に対応する各受付領域のいずれかがユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する第2入力候補を入力文字として決定する。
このように、第1の実施形態に係る端末装置100は、ユーザに入力候補を2段階で指定させることで、ユーザに対して、多数の入力候補から入力文字を選択させることができる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、受付領域の大きさ(特に、周方向の幅)が予め決められている例を示した。第2の実施形態では、ユーザの操作特性に応じて、受付領域の大きさを変動させる例について説明する。
〔2−1.端末装置の構成〕
まず、図5を用いて、第2の実施形態に係る端末装置200について説明する。図5は、第2の実施形態に係る端末装置200の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置200は、記憶部240と、制御部230内に領域設定部233及び更新部235とを有する。
記憶部240は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部240は、入力決定部134により決定された入力文字がユーザにより削除された履歴である削除履歴を記憶する。
ここで、図6に、第2の実施形態に係る記憶部240の一例を示す。図6に示すように、記憶部240は、「削除文字」、「修正後文字」といった項目を有する。「削除文字」は、図1や図3に示した入力インタフェースを用いてユーザにより入力された文字のうち、削除された文字を示す。「修正後文字」は、「削除文字」がユーザにより削除された直後に改めて入力された文字を示す。
すなわち、図6では、ユーザが、文字「ろてい」を入力した後に、かかる文字「ろてい」を削除して文字「よてい」を改めて入力した例を示している。また、図6では、ユーザが、文字「したく」を入力した後に、かかる文字「したく」を削除して文字「きたく」を改めて入力した例を示している。
更新部235は、ユーザによる文字の入力操作及び削除操作に応じて、記憶部240を更新する。具体的には、更新部235は、第1文字が入力されてから、かかる第1文字が削除された後に第1文字と異なる第2文字が改めて入力されるまでの再入力時間が所定の時間内である場合に、記憶部240の「削除文字」に第1文字を格納するとともに、記憶部240の「修正後文字」に第2文字を格納する。
更新部235による処理の一例を説明する。更新部235は、入力決定部134によって第1文字が入力文字として決定された後に、操作受付部131によって第1文字を削除する削除操作が受け付けられた場合に、第1文字が入力されていた位置に、改めて第2文字が入力されたか否かを判定する。例えば、更新部235は、入力決定部134により第2文字が入力文字として決定されたか否かを判定する。そして、更新部235は、第2文字が改めて入力された場合には、入力決定部134が第1文字を入力文字として決定してから、第2文字を入力文字として決定するまでの再入力時間を算出し、算出した再入力時間が所定の時間内であるか否かを判定する。そして、更新部235は、かかる再入力時間が所定の時間内である場合に、記憶部240を更新する。
領域設定部233は、記憶部240に記憶されている削除履歴に基づいて、第1入力候補に対応する各受付領域を設定する。具体的には、領域設定部233は、記憶部240に記憶されている「削除文字」と「修正後文字」とを比較することにより、ユーザが誤って入力した文字である「誤入力文字」と、かかる誤入力文字の代わりに入力された「再入力文字」とを特定する。そして、領域設定部233は、「誤入力文字」の入力時に指定される第1入力候補の表示枠と、「再入力文字」の入力時に指定される第1入力候補の表示枠とが隣接する位置に表示される場合には、「誤入力文字」に対応する第1入力候補の受付領域における周方向の幅を狭めることで、狭めた分だけ「再入力文字」に対応する第1入力候補の受付領域における周方向の幅を広くする。
ここで、図7を用いて、領域設定部233による処理の一例について説明する。なお、図7の例では、記憶部240が図6に示した各種情報を記憶するものとする。まず、領域設定部233は、記憶部240に記憶されている削除文字「ろてい」と修正後文字「よてい」とを比較することにより、誤入力文字「ろ」及び再入力文字「よ」を特定する。ここで、誤入力文字「ろ」の入力時に指定される第1入力候補「ら」の表示枠と、再入力文字「よ」の入力時に指定される第1入力候補「や」の表示枠とは、第1表示制御部132aによって隣接する位置に表示される。このため、領域設定部233は、ユーザが第1入力候補「や」を指定する操作を行う際に、誤って第1入力候補「ら」を指定したと判定する。そして、領域設定部233は、図7に示すように、第1入力候補「ら」に対応する受付領域R26における周方向D1の幅を狭めることで、第1入力候補「や」に対応する受付領域R25における周方向D1の幅を広くする。
同様にして、領域設定部233は、記憶部240に記憶されている削除文字「したく」と修正後文字「きたく」とを比較することにより、誤入力文字「し」及び再入力文字「き」を特定する。そして、領域設定部233は、ユーザが第1入力候補「か」を指定する操作を行う際に、誤って第1入力候補「さ」を指定したと判定し、第1入力候補「さ」に対応する受付領域R22における周方向D1の幅を狭めることで、第1入力候補「か」に対応する受付領域R21における周方向D1の幅を広くする。
〔2−2.効果〕
このように、第2の実施形態に係る端末装置200は、個々のユーザの操作特定に応じて受付領域の大きさを制御することで、各ユーザに特化した入力インタフェースを提供することができ、この結果、ユーザビリティの向上を図ることができる。
なお、上記第2の実施形態において、端末装置200は、誤入力文字及び再入力文字の組合せ毎に、ユーザが入力誤りした回数を計数してもよい。そして、端末装置200は、入力誤り回数が所定の閾値よりも多い第1入力候補ほど受付領域の幅を広くし、入力誤り回数が所定の閾値よりも少ない第1入力候補ほど受付領域の幅を狭くしてもよい。また、端末装置200は、このような入力誤り回数を所定期間毎に計数してもよい。そして、端末装置200は、直近(例えば、最近1週間)の入力誤り回数に基づいて、受付領域の幅を調整してもよい。すなわち、端末装置200は、受付領域の幅を広くした場合であっても、かかる受付領域に対するユーザの入力誤り回数が減少した場合には、広くした受付領域の幅を再度狭くしてもよい。
また、上記第2の実施形態において、記憶部240は、「削除文字」及び「修正後文字」ではなく、「誤入力文字」及び「再入力文字」を記憶してもよい。すなわち、記憶部240は、図6の例において、誤入力文字「ろ」と再入力文字「よ」の組合せと、誤入力文字「し」と再入力文字「き」の組合せとを記憶してもよい。この場合、端末装置200は、上記例と同様に、誤入力文字及び再入力文字の組合せ毎に、ユーザが入力誤りした回数を計数してもよいし、入力誤り回数を所定期間毎に計数してもよい。
(他の実施形態)
上述した実施形態に係る端末装置100及び200は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の端末装置100及び200の他の実施形態について説明する。なお、以下において、第1の実施形態に係る端末装置100を例に挙げて他の実施形態を説明する場合であっても、かかる他の実施形態は、第2の実施形態に係る端末装置200にも同様に適用することができる。
〔3−1.変換候補〕
上記実施形態において、端末装置100は、日本語の仮名文字が入力された場合に、入力された仮名文字に対応する漢字やカタカナなどの変換候補文字を表示してもよい。このとき、端末装置100は、入力文字の一部の文字を、かかる一部の文字の近傍に表示された入力候補の文字に置き換え、置き換えた後の文字に対応する変換候補文字についても表示する。例えば、端末装置100は、入力文字の一部の文字を、かかる一部の文字に隣接表示される入力候補の文字に置き換え、置き換えた後の文字に対応する変換候補文字についても表示する。
この点について図8を用いて説明する。図8は、他の実施形態に係る端末装置100による変換候補文字の表示例を示す図である。図8では、図1や図3に示した入力インタフェースにより仮名文字「ろてい」が入力された例を示している。ここで、端末装置100は、変換候補文字を表示するための操作がユーザにより行われた場合に、仮名文字「ろてい」に対応する漢字やカタナカの変換候補文字として「露呈」、「路程」、「ロテイ」を表示する。このとき、端末装置100は、図8に示すように、仮名文字「ろてい」のうち、文字「ろ」を「よ」に置き換えた「よてい」に対応する変換候補文字「予定」についても表示する。
上記例のように処理する理由について説明する。上述したように、一般的に、ユーザにとって、表示部110上に指定した位置から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に指を動かすことは容易であるが、斜め方向に指を正確に動かすことは困難であると考えられる。したがって、ユーザは、仮名文字「よてい」のうち文字「よ」を入力する際に、第1入力候補「や」を指定することとなるが、第1入力候補「や」を指定することは比較的困難であり、第1入力候補「ら」を誤って指定する可能性もある。この場合、ユーザは、表示部110に表示されている各表示枠を目視することなく入力操作を続けると、「よてい」ではなく「ろてい」と誤って入力する可能性がある。そこで、端末装置100は、図8の例のように、誤って入力される可能性のある文字「ろ」を文字「よ」に置き換えた後の「よてい」に対応する変換候補文字「予定」についても表示する。
なお、端末装置100は、図8に示した処理を行う場合に、ユーザに指定された位置から画面表示方向と平行方向又は垂直方向に表示されている第1入力候補を介して入力される文字については、ユーザによって誤って入力される可能性が低いので、文字を置換する処理の対象外としてもよい。例えば、端末装置100は、仮名文字「したく」の変換候補文字を表示する場合に、「きたく」の変換候補文字「帰宅」を表示するが、「しさく」の変換候補文字「試作」を表示しなくてもよい。これは、文字「た」は、画面表示方向と垂直方向に表示される第1入力候補を介して入力されるので、ユーザにより誤って入力された可能性が低いからである。
また、図8に示した端末装置100は、図6に示した記憶部240を有してもよい。そして、端末装置100は、記憶部240に記憶されている「削除文字」と同一の仮名文字が入力された場合には、「削除文字」に対応する「修正後文字」の変換候補文字を表示してもよい。また、この例において、端末装置100は、誤入力文字及び再入力文字の組合せ毎に、ユーザが入力誤りした回数を計数してもよい。そして、端末装置100は、入力誤り回数が所定の閾値よりも多い「削除文字」が入力された場合に、「修正後文字」の変換候補文字を表示してもよい。また、この例において、記憶部240は、「削除文字」及び「修正後文字」ではなく、「誤入力文字」及び「再入力文字」を記憶してもよい。そして、端末装置100は、記憶部240に記憶されている「誤入力文字」を含む仮名文字が入力された場合には、かかる「誤入力文字」に対応する「再入力文字」に置換した後の仮名文字に対応する変換候補文字を表示してもよい。
このように、端末装置100は、仮にユーザが誤った文字を入力した場合であっても、ユーザが所望する変換候補文字をユーザに選択させることができる。この結果、端末装置100は、ユーザに削除操作を行わせる回数を減らすことができるので、ユーザビリティの向上を図ることができる。
〔3−2.文字の入力位置〕
また、上記実施形態では、図1に示した例のように、端末装置100が、カーソルC10の位置において文字入力を受け付ける例を示した。しかし、端末装置100は、操作受付部131によって受け付けられたユーザ指定の位置において、文字入力を受け付けてもよい。
この点について図9を用いて説明する。図9(a)に示す端末装置100は、図1(a)の例と異なり、文字が入力される位置を示すカーソルC10を表示しない。そして、図9(a)〜(c)に示すように、端末装置100は、図1(a)〜(c)の例と同様に、任意の位置P10を指定する操作を受け付け、文字「く」を指定する操作を受け付けたものとする。この場合、端末装置100は、図9(d)に示すように、図9(a)においてユーザにより指定された位置P10に文字「く」を表示する。
このように、端末装置100は、ユーザに指定された位置において文字入力を受け付けることにより、任意の位置に文字を入力可能な入力インタフェースを提供することができるので、ユーザビリティの向上を図ることができる。
〔3−3.段階入力〕
また、上記実施形態では、ユーザが、第1入力候補及び第2入力候補を2段階で指定することで、日本語の仮名文字を入力する例を示した。しかし、上述してきた端末装置100は、日本語の仮名文字入力に限られず、所定の入力候補(例えば、12種類の記号など)を1段階でユーザに指定させる場合にも適用することができる。
また、上述してきた端末装置100は、3段階以上で入力候補をユーザに指定させる場合にも適用することができる。例えば、端末装置100は、第1入力候補「は」が指定され、第2入力候補「ひ」が指定された場合などに、第3入力候補「決定」、「゛」及び「゜」のいずれかをユーザに指定させてもよい。この場合、端末装置100は、第3入力候補「決定」が指定された場合には、「は」を入力文字とし、第3入力候補「゛」が指定された場合には、「ば」を入力文字とする。
〔3−4.入力候補の表示態様〕
また、上記実施形態において、端末装置100は、図1や図3に示した各入力候補を半透明に表示してもよい。すなわち、端末装置100は、入力済みの文字が透けて閲覧可能なように各入力候補を表示してもよい。また、端末装置100は、第1入力候補が指定された場合に、表示済みの第1入力候補に重畳させて第2入力候補を表示してもよい。
また、上記実施形態では、端末装置100は、ユーザにより指定された位置の全周囲に入力候補を表示する例を示したが、ユーザにより指定された位置の周囲のうち、一部の領域のみに入力候補を表示してもよい。
また、上記実施形態に係る端末装置100は、図1に示した例において、表示面から指を離されない限り第1入力候補を表示し続け、更に、表示面から指を離さずに第1入力候補が指定された場合に、表示面から指を離されない限り第2入力候補を表示し続けるようにしてもよい。または、端末装置100は、第1入力候補を表示した後に表示面から指を離された場合であっても、第1入力候補に対応する受付領域以外の領域が指定されない限り第1入力候補を表示し続け、同様に、第2入力候補を表示した後に表示面から指を離された場合であっても、第2入力候補に対応する受付領域以外の領域が指定されない限り第2入力候補を表示し続けるようにしてもよい。
〔3−5.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
例えば、図1、図3及び図7では、第1入力候補として顔文字「(^^)」が表示される例を示したが、端末装置100は、顔文字「(^^)」を第1入力候補に含めなくてもよい。また、端末装置100は、図1、図3及び図7に示した例以外の文字として、「+」等の記号の入力を受け付けてもよい。例えば、端末装置100は、第1入力候補「記号」が指定された場合に、第1入力候補「+」、「−」、「%」などの記号を表示してもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、上記実施形態において、領域設定部133と入力決定部134とは統合されてもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、操作受付手段は、操作受付部や操作受付回路に読み替えることができる。
100 端末装置
130 制御部
131 操作受付部
132 表示制御部
132a 第1表示制御部
132b 第2表示制御部
133 領域設定部
134 入力決定部

Claims (9)

  1. ユーザから任意の位置を指定する操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段によって受け付けられた位置の周囲に、前記ユーザにより入力される文字の候補である入力候補を複数表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって表示される各入力候補の指定を受け付けるための各受付領域のうち、少なくとも一つの受付領域における周方向の幅が他の受付領域における周方向の幅よりも広くなるように、当該各受付領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段によって設定された各受付領域のいずれかが前記ユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する入力決定手段と
    前記入力決定手段によって決定された入力文字の削除または修正に関する履歴情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記記憶手段に記憶されている履歴情報に基づいて、前記入力決定手段によって決定された入力文字のうち、前記他の受付領域に対応する文字を他の文字に置き換えず、前記少なくとも一つの受付領域に対応する文字を、当該文字が過去に修正された文字に置き換えた後の入力文字における変換候補文字を表示する
    とを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記各入力候補が表示される各表示枠における周方向の幅と、当該入力候補に対応する受付領域における周方向の幅とが一致するように当該各表示枠を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記端末装置において前記入力文字が表示される向きである画面表示方向と同一の方向に前記入力候補を表示し、
    前記領域設定手段は、
    前記表示制御手段によって表示される複数の入力候補のうち、前記任意の位置から前記画面表示方向と平行方向又は垂直方向に表示される入力候補に対応する受付領域の周方向の幅よりも、他の入力候補に対応する受付領域の周方向の幅が広くなるように、前記各受付領域を設定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 記領域設定手段は、
    前記記憶手段に記憶されている削除履歴に基づいて、入力誤り回数が所定の閾値よりも多い入力候補ほど受付領域の幅を広くし、入力誤り回数が所定の閾値よりも少ない入力候補ほど受付領域の幅を狭くする
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の端末装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記入力決定手段によって決定された入力文字の変換候補文字として、当該入力文字の一部の文字を当該一部の文字の近傍に表示される入力候補に置き換えた後の文字の変換候補文字を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の端末装置。
  6. 前記入力決定手段は、
    前記操作受付手段によって受け付けられた任意の位置に入力された文字として前記入力文字を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の端末装置。
  7. 前記表示制御手段は、
    前記任意の位置の周囲に、複数の第1入力候補を表示する第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段によって表示されている複数の第1入力候補に対応する各第1受付領域のいずれかが指定された場合に、指定された第1受付領域に対応する第1入力候補によって絞り込まれる複数の第2入力候補を表示する第2表示制御手段とを備え、
    前記領域設定手段は、
    前記各第1受付領域のうち、少なくとも一つの第1受付領域における周方向の幅が他の第1受付領域における周方向の幅よりも広くなるように、当該各第1受付領域を設定し、
    前記入力決定手段は、
    前記複数の第2入力候補に対応する各第2受付領域のいずれかが前記ユーザによって指定された場合に、指定された第2受付領域に対応する第2入力候補を入力文字として決定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の端末装置。
  8. 端末装置が実行する文字入力方法であって、
    ユーザから任意の位置を指定する操作を受け付ける操作受付工程と、
    前記操作受付工程によって受け付けられた位置の周囲に、前記ユーザにより入力される文字の候補である入力候補を複数表示する表示制御工程と、
    前記表示制御工程によって表示される各入力候補の指定を受け付けるための各受付領域のうち、少なくとも一つの受付領域における周方向の幅が他の受付領域における周方向の幅よりも広くなるように、当該各受付領域を設定する領域設定工程と、
    前記領域設定工程によって設定された各受付領域のいずれかが前記ユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する入力決定工程と
    前記入力決定工程によって決定された入力文字の削除または修正に関する履歴情報を記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程によって記憶された履歴情報に基づいて、前記入力決定工程によって決定された入力文字のうち、前記他の受付領域に対応する文字を他の文字に置き換えず、前記少なくとも一つの受付領域に対応する文字を、当該文字が過去に修正された文字に置き換えた後の入力文字における変換候補文字を表示する前記表示制御工程と
    を含んだことを特徴とする文字入力方法。
  9. ユーザから任意の位置を指定する操作を受け付ける操作受付手順と、
    前記操作受付手順によって受け付けられた位置の周囲に、前記ユーザにより入力される文字の候補である入力候補を複数表示する表示制御手順と、
    前記表示制御手順によって表示される各入力候補の指定を受け付けるための各受付領域のうち、少なくとも一つの受付領域における周方向の幅が他の受付領域における周方向の幅よりも広くなるように、当該各受付領域を設定する領域設定手順と、
    前記領域設定手順によって設定された各受付領域のいずれかが前記ユーザによって指定された場合に、指定された受付領域に対応する入力候補を入力文字として決定する入力決定手順と、
    前記入力決定手順によって決定された入力文字の削除または修正に関する履歴情報を記憶する記憶手順と、
    前記記憶手順によって記憶された履歴情報に基づいて、前記入力決定手順によって決定された入力文字のうち、前記他の受付領域に対応する文字を他の文字に置き換えず、前記少なくとも一つの受付領域に対応する文字を、当該文字が過去に修正された文字に置き換えた後の入力文字における変換候補文字を表示する前記表示制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする文字入力プログラム。
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