JP2014195202A - シンボル入力装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】シンボルを直感的な操作で修正可能なシンボル入力装置を提供する。
【解決手段】シンボル入力装置は、表示画面上での入力媒体の操作を判定する判定手段(S11)と、入力シンボルを決定する入力シンボル決定手段(S12)と、入力位置を決定する入力位置決定手段(S15)と、入力シンボルで入力位置を修正する修正手段(S17、S18)とを備え、選択領域及び表示領域の一方の位置が入力媒体にタッチされ、タッチされた位置を基点として入力媒体がスライドされ、スライドされた入力媒体が選択領域及び表示領域の他方の位置で表示画面から離間された場合に、入力シンボル決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の一方である選択領域上の位置に対応するシンボルを入力シンボルに決定し、入力位置決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の他方である表示領域上の位置を入力位置に決定する。
【選択図】図3
【解決手段】シンボル入力装置は、表示画面上での入力媒体の操作を判定する判定手段(S11)と、入力シンボルを決定する入力シンボル決定手段(S12)と、入力位置を決定する入力位置決定手段(S15)と、入力シンボルで入力位置を修正する修正手段(S17、S18)とを備え、選択領域及び表示領域の一方の位置が入力媒体にタッチされ、タッチされた位置を基点として入力媒体がスライドされ、スライドされた入力媒体が選択領域及び表示領域の他方の位置で表示画面から離間された場合に、入力シンボル決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の一方である選択領域上の位置に対応するシンボルを入力シンボルに決定し、入力位置決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の他方である表示領域上の位置を入力位置に決定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、誤入力の修正が容易なシンボル入力装置及びプログラムに関する。
従来から、タッチパネルを搭載した表示装置に表示されたソフトウェアキーボードによって文字を入力する入力装置が知られている(特許文献1)。より具体的には、ソフトウェアキーボードの任意のキーを押下することによって、当該キーに対応づけられた文字がテキストボックスに表示される。
上記構成の入力装置において、既に入力された文字列(すなわち、テキストボックスに表示されている文字列)の中に誤入力された文字(以下、「修正対象文字」と表記する。)が含まれている場合、ユーザは、例えば、修正対象文字の左側をタッチしてカーソルを表示させ、ソフトウェアキーボードの「Delete」キーを押下して修正対象文字を削除し、ソフトウェアキーボードの所望のキーを押下して正しい文字を入力する。
しかしながら、上記の修正作業において文字修正が可能な位置にカーソルを表示させるためには、修正対象文字の左側をタッチするしかない。また、文字修正には、カーソルを表示させ、「Delete」キーを押下して修正対象文字を削除し、所望のキーを押下して正しい文字を入力というステップを踏むしかない。結果として文字の修正に時間がかかってしまう。また、特許文献1の図16〜図18には、テキストボックス中の誤入力された記号にタッチすると、誤入力された記号と、置換対象の記号とが選択可能になる入力装置が記載されている。しかしながら、この例では、置換対象の記号の数が1つだけであり、多くの場合において所望の記号が表示されない可能性が高いと言わざるを得ない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤入力されたシンボルを直感的な操作で修正可能なシンボル入力装置及びそのプログラムを提供することにある。
本明細書の実施形態に記載されたシンボル入力装置及びプログラムは、選択可能なシンボルが表示される選択領域、及び前記選択領域で選択されたシンボルが表示される表示領域を含む表示画面を有する表示部と、入力媒体に接触された前記表示画面上の位置を示す位置データを出力するセンサと、前記表示画面の表示を制御する制御部とを備える。前記制御部は、前記センサから出力された前記位置データに基づいて、前記表示画面上で行われた前記入力媒体による操作を判定する判定手段と、新たに入力される入力シンボルを決定する入力シンボル決定手段と、新たなシンボルを表示するための前記表示領域上の位置である入力位置を決定する入力位置決定手段と、前記入力シンボル決定手段によって決定された前記入力シンボルで、前記入力位置決定手段によって決定された前記入力位置を修正する修正手段とを備える。前記選択領域及び前記表示領域の一方の位置が前記入力媒体にタッチされ、タッチされた位置を基点として前記表示画面上で前記入力媒体がスライドされ、スライドされた前記入力媒体が前記選択領域及び前記表示領域の他方の位置で前記表示画面から離間されたと前記判定手段によって判定された場合において、前記入力シンボル決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の一方である前記選択領域上の位置に対応するシンボルを前記入力シンボルに決定する。また、前記入力位置決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の他方である前記表示領域上の位置を前記入力位置に決定する。
(1) 上記構成によれば、表示画面上をドラッグ操作(タッチ、スライド、及び離間の一連の操作)することによって、表示領域上の入力位置が入力シンボルで修正される。これにより、ユーザは、ドラッグ操作というシンプルな操作で表示領域の入力位置を所望の入力シンボルで直感的に修正することができる。換言すれば、上記構成のシンボル入力装置によれば、ユーザの意図通りの修正処理が実行される。
(2) 本明細書の実施形態に記載されたシンボル入力装置及びプログラムによれば、置換、挿入、削除、並び替えの各種修正処理がドラッグ操作によって実現できる。
(3) 本明細書の実施形態に記載されたシンボル入力装置及びプログラムにおける入力方式は、所謂フリック入力(或いは、フラワー入力)である。そして、入力シンボル決定手段は、スライド操作の量或いは時間が閾値に達したことによって、フリック入力方式によって選択されたシンボルを入力シンボルに決定する。これにより、通常の入力操作と、ドラッグ操作によるシンボルの修正とを区別できる。
(4) 本明細書の実施形態に記載されたシンボル入力装置及びプログラムによれば、入力シンボル及び入力位置を他と区別できる表示態様に変更することにより、選択ミスによる誤操作を抑制できる。
本発明によれば、表示画面上をドラッグ操作(タッチ、スライド、及び離間の一連の操作)するだけで入力位置を入力シンボルで修正できるので、誤入力されたシンボルを直感的な操作で修正可能なシンボル入力装置及びそのプログラムを得ることができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。図1は、本実施形態における複合機10の外観斜視図である。図2は、複合機10の機能ブロック図である。複合機10は、所謂、MFP(Multifunction Peripheralの略)の一例であって、本発明のシンボル入力装置の一例である。
[実施形態1]
[複合機10]
本実施形態1における複合機10は、図1及び図2に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部13と、センサ14と、通信I/F15と、CPU16と、記憶部17とを主に備える。また、図2に示されるように、複合機10を構成する各構成要素は、通信バス18を通じて相互に接続されている。プリンタ部11は、複合機10の下部に設けられており、記録用紙に画像を記録する。スキャナ部12は、複合機10の上部に設けられており、原稿に記録されている画像を読み取って画像データを生成する。プリンタ部11及びスキャナ部12は、画像形成部或いは画像形成装置の一例である。
[複合機10]
本実施形態1における複合機10は、図1及び図2に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部13と、センサ14と、通信I/F15と、CPU16と、記憶部17とを主に備える。また、図2に示されるように、複合機10を構成する各構成要素は、通信バス18を通じて相互に接続されている。プリンタ部11は、複合機10の下部に設けられており、記録用紙に画像を記録する。スキャナ部12は、複合機10の上部に設けられており、原稿に記録されている画像を読み取って画像データを生成する。プリンタ部11及びスキャナ部12は、画像形成部或いは画像形成装置の一例である。
[表示部13]
表示部13は、図1に示されるように、複合機10の前面の概ね中央部に配置されている。表示部13は、各種情報が表示される表示画面13Aを有する。表示部13の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。表示画面13Aは、例えば図5(A)に示されるように、選択可能なシンボルが表示される選択領域13Bと、選択領域13Bで選択されたシンボルが表示される表示領域13Cとを含む。なお、本明細書中のシンボルには、文字(例えば、仮名文字、漢字、アルファベット等)、数字、及び記号等が含まれる。
表示部13は、図1に示されるように、複合機10の前面の概ね中央部に配置されている。表示部13は、各種情報が表示される表示画面13Aを有する。表示部13の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。表示画面13Aは、例えば図5(A)に示されるように、選択可能なシンボルが表示される選択領域13Bと、選択領域13Bで選択されたシンボルが表示される表示領域13Cとを含む。なお、本明細書中のシンボルには、文字(例えば、仮名文字、漢字、アルファベット等)、数字、及び記号等が含まれる。
本実施形態1における選択領域13Bには、選択可能な複数のシンボルのうちの一部のみが表示されている。より詳細には、選択領域13Bで選択可能な複数のシンボルは、複数のグループのいずれかに属している。そして、各グループの代表シンボル(例えば、図5(A)の例における「あ」、「か」、「さ」・・・等)のみが表示されている。また、本実施形態1における表示領域13Cには、選択領域13Bで選択された1以上のシンボルが選択された順に左から右に配列されている。
[センサ14]
センサ14は、入力媒体に接触された表示画面13A上の位置を示す位置データを出力するタッチセンサである。本実施形態1におけるセンサ14は、表示画面13Aに重畳された膜状のタッチセンサである。センサ14は、入力媒体が表示画面13Aに接触している間、所定の時間間隔で繰り返し位置データを出力する。以下、所定の時間間隔毎に出力される位置データのうち、時間的に隣接する位置データを「連続して出力された位置データ」と表記する。すなわち、位置データは、例えば、表示画面13Aの左上端を原点とし、右向きをx軸の正の向き、下向きをy軸の正の向きとしたx−y平面上の座標(x,y)として表現できる。また、センサ14には、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。さらに、入力媒体の具体例は特に限定されないが、例えば、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等でもよい。なお、図5、図6、図8〜図10では、人差し指を立てた手を入力媒体として図示している。
センサ14は、入力媒体に接触された表示画面13A上の位置を示す位置データを出力するタッチセンサである。本実施形態1におけるセンサ14は、表示画面13Aに重畳された膜状のタッチセンサである。センサ14は、入力媒体が表示画面13Aに接触している間、所定の時間間隔で繰り返し位置データを出力する。以下、所定の時間間隔毎に出力される位置データのうち、時間的に隣接する位置データを「連続して出力された位置データ」と表記する。すなわち、位置データは、例えば、表示画面13Aの左上端を原点とし、右向きをx軸の正の向き、下向きをy軸の正の向きとしたx−y平面上の座標(x,y)として表現できる。また、センサ14には、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。さらに、入力媒体の具体例は特に限定されないが、例えば、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等でもよい。なお、図5、図6、図8〜図10では、人差し指を立てた手を入力媒体として図示している。
すなわち、表示部13及びセンサ14は、ユーザに対する入出力インタフェースを構成する。例えば、出力インタフェースである表示部13には、複合機10を動作させるために必要な各種の情報(例えば、メニュー画面等)が表示される。また、入力インタフェースであるセンサ14は、ユーザによってタッチされた表示画面13A上の位置をCPU16に通知する。これにより、タッチされた位置に対応づけられた処理(例えば、プリント開始指示、スキャン開始指示等)がCPU16によって実行される。
[通信I/F15]
通信I/F15は、通信網或いは通信回線を通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。プリンタ部11は、例えば、通信I/F15を通じて外部装置から取得した画像データを記録用紙に記録する。また、スキャナ部12は、例えば、生成した画像データを通信I/F15を通じて外部装置に送信する。なお、通信網の具体例は特に限定されないが、例えば、電話網、LAN(Local Area Networkの略)、WAN(Wide Area Networkの略)等が挙げられる。また、通信方式は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
通信I/F15は、通信網或いは通信回線を通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。プリンタ部11は、例えば、通信I/F15を通じて外部装置から取得した画像データを記録用紙に記録する。また、スキャナ部12は、例えば、生成した画像データを通信I/F15を通じて外部装置に送信する。なお、通信網の具体例は特に限定されないが、例えば、電話網、LAN(Local Area Networkの略)、WAN(Wide Area Networkの略)等が挙げられる。また、通信方式は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
[CPU16]
CPU(Central Processing Unitの略)16は、後述する各種プログラムを記憶部17から取得して実行することにより、複合機10の動作を制御する。すなわち、CPU16及び記憶部17は、本発明の制御部の一例を構成する。
CPU(Central Processing Unitの略)16は、後述する各種プログラムを記憶部17から取得して実行することにより、複合機10の動作を制御する。すなわち、CPU16及び記憶部17は、本発明の制御部の一例を構成する。
[記憶部17]
記憶部17は、プログラム記憶領域17Aと、データ記憶領域17Bとを有する。プログラム記憶領域17Aには、OS(Operating Systemの略)19及び表示制御プログラム20を含む各種プログラムが格納される。なお、図2では、プログラムを「PG」と表記する。データ記憶領域17Bには、各種プログラムの実行に必要なデータ(例えば、後述する入力シンボルデータ及び入力位置データ)が記憶される。記憶部17は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)等によって構成される。
記憶部17は、プログラム記憶領域17Aと、データ記憶領域17Bとを有する。プログラム記憶領域17Aには、OS(Operating Systemの略)19及び表示制御プログラム20を含む各種プログラムが格納される。なお、図2では、プログラムを「PG」と表記する。データ記憶領域17Bには、各種プログラムの実行に必要なデータ(例えば、後述する入力シンボルデータ及び入力位置データ)が記憶される。記憶部17は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)等によって構成される。
プログラム記憶領域17Aに記憶されている各種プログラムは、CPU16によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU16を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU16がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。
OS19は、複合機10を構成するハードウェア(すなわち、プリンタ部11、スキャナ部12、表示部13、センサ14、及び通信I/F15等)を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、表示制御プログラム20は、OS19が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS19を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS19のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。
表示制御プログラム20は、センサ14から出力される位置データに基づいて画像データを生成し、当該画像データを表示画面13Aに表示させるプログラムである。なお、本実施形態1では、表示制御プログラム20によって実行される処理のうち、表示領域13Cに表示されているシンボルを置換する処理、及び表示領域13Cに表示されている2つのシンボルの間に新たなシンボルを挿入する処理が詳しく説明される。本実施形態1における表示制御プログラム20は、図2に示されるように、判定プログラム21と、ガイドプログラム22と、入力シンボル決定プログラム23と、入力位置決定プログラム24と、修正プログラム25とを含む。
判定プログラム21は、センサ14から出力された位置データに基づいて、表示画面13A上で行われた入力媒体による操作を判定するプログラムである。判定プログラム21を実行するCPU16は、本発明の判定手段の一例である。判定プログラム21によって判定される操作の具体例は特に限定されないが、例えば、タッチ操作、離間操作、タップ操作、スライド操作、及びフリック操作等が挙げられる。以下、各操作を判定する方法を説明する。
例えば、判定プログラム21は、同一の位置を示す位置データがn回連続してセンサ14から出力された場合に、入力媒体によって当該位置がタッチされた(すなわち、タッチ操作が実行された)と判定する。なお、nは2以上の整数である。また、判定プログラム21は、センサ14から位置データが出力されなくなった場合に、入力媒体が表示画面13Aから離間した(すなわち、離間操作が実行された)と判定する。なお、「同一の位置」とは、厳密な意味に限定されない。例えば、判定プログラム21は、タッチ操作の位置を中心とする予め定められた広さの領域(例えば、シンボルの大きさに相当する領域)を同一の位置と判定してもよい。以下の説明でも同様である。
判定プログラム21は、タッチ操作が実行され且つ他の位置を示す位置データがセンサ14から出力されることなく入力媒体が表示画面13Aから離間した場合に、入力媒体によって当該位置がタップされた(すなわち、タップ操作が実行された)と判定する。
判定プログラム21は、表示画面13A上の第1位置を示す位置データと、表示画面13A上の第1位置と異なる第2位置を示す位置データとが連続してセンサ14から出力された場合に、表示画面13A上を第1位置から第2位置に向けて入力媒体がスライドされた(すなわち、スライド操作が実行された)或いはフリックされた(すなわち、フリック操作が実行された)と判定する。なお、第2位置は、第1位置を中心とする予め定められた広さの領域の外に位置するものとする。スライド操作とフリック操作とは、入力媒体の移動速度によって区別される。すなわち、判定プログラム21は、第1位置と第2位置との距離が閾値未満である場合にスライド操作が実行されたと判定し、第1位置と第2位置との距離が閾値以上である場合にフリック操作が実行されたと判定する。本明細書では、スライド操作とフリック操作とを特に区別することなく、スライド操作と表記する。
なお、本明細書では、後述する入力シンボル決定処理によって入力シンボルを決定するための操作に引き続いて行われるスライド操作を、ドラッグ操作と表記する。換言すれば、ドラッグ操作は、決定された入力シンボルを表示画面13A上で移動させるためのスライド操作である。また、本明細書では、選択領域13Bの代表シンボルの位置、表示領域13Cのシンボルの位置、或いは表示領域13Cの2つのシンボルの間の境界位置がタッチされること、及び当該位置にドラッグ操作された入力媒体が到達することを、総称して「当該位置に当接する(すなわち、当接操作が実行された)」と表記する。
ガイドプログラム22は、ユーザの操作を補助するために、表示画面13Aに表示されている画像の表示態様を変更したり、表示画面13Aにガイド画像を表示するプログラムである。ガイドプログラム22を実行するCPU16は、本発明のガイド手段の一例である。ガイドプログラム22は、後述する入力シンボル決定処理で決定された入力シンボル、及び後述する入力位置決定処理によって決定された入力位置を、表示画面13A上において識別可能な表示態様に変更する。具体的な処理の内容は、後述する。
また、ガイドプログラム22は、選択領域13Bに表示された代表シンボルの位置が入力媒体に当接されたと判定プログラム21によって判定された場合に、後述する入力シンボル決定処理で用いられる選択ガイド画像を表示画面13Aに表示する。なお、実施形態1では、代表シンボルの位置が入力媒体にタッチされた場合に選択ガイド画像が表示される例を説明する。選択ガイド画像とは、入力媒体にタッチされた代表シンボルと、代表シンボルと同一のグループに属する2以上の所属シンボルとを含む画像である。また、選択ガイド画像上における所属シンボルは、互いに交差する向きにおいて代表シンボルと隣り合って配置されている。例えば、図5(A)の例における「な」が代表シンボルであり、「な」の右側に位置する「に」、上側に位置する「ぬ」、右側に位置する「ね」、下側に位置する「の」が所属シンボルである。なお、本実施形態1における所属シンボルとは、仮名文字である代表シンボルと子音が共通し且つ母音が異なるシンボルである。すなわち、本実施形態1では、子音が共通し且つ母音が異なる複数の仮名文字が同一グループに属している。
入力シンボル決定プログラム23は、新たに入力される入力シンボルを決定する入力シンボル決定処理を実行するプログラムである。入力シンボル決定プログラム23を実行するCPU16は、本発明の入力シンボル決定手段の一例である。本実施形態1における入力シンボル決定処理は、選択領域13Bに表示された代表シンボルの位置が入力媒体にタッチされたと判定プログラム21によって判定された場合に、当該タッチ操作に続く入力媒体の操作に応じて入力シンボルを決定する。
具体的には、入力シンボル決定プログラム23は、選択領域13Bに表示された代表シンボルの位置が入力媒体にタッチされたと判定プログラム21によって判断された場合に、当該代表シンボルの選択ガイド画像をガイドプログラム22に表示させる。そして、入力シンボル決定プログラム23は、タッチ位置で入力媒体が所定の時間静止したと判定プログラム21によって判定された場合に、当該代表シンボルを入力シンボルに決定する。一方、入力シンボル決定プログラム23は、タッチ位置を基点として入力媒体が表示画面13A上をスライドしたと判定プログラム21によって判定された場合に、選択ガイド画像上において代表シンボルのスライド向き側に位置する所属シンボルを入力シンボルに決定する。そして、入力シンボル決定プログラム23は、決定した入力シンボルを示す入力シンボルデータを、データ記憶領域17Bに記憶させる。
入力位置決定プログラム24は、新たなシンボルを表示するための表示領域13C上の位置である入力位置を決定する入力位置決定処理を実行するプログラムである。入力位置決定プログラム24を実行するCPU16は、本発明の入力位置決定手段の一例である。本実施形態1における入力位置決定処理は、ドラッグ操作によって移動する入力媒体が表示領域13C上の位置において表示画面13Aから離間した場合に、当該離間した位置(以下、「離間位置」と表記する。)を入力位置に決定する処理である。
より具体的には、入力位置決定プログラム24は、ドラッグ操作された入力媒体が表示領域13Cに表示されたシンボルの位置に当接し且つ当該位置において表示画面13Aから離間したと判定プログラム21によって判定された場合に、当該シンボルの位置(以下、「シンボル位置」と表記する。)を入力位置に決定する。一方、入力位置決定プログラム24は、ドラッグ操作された入力媒体が表示領域13Cに表示された2つのシンボルの間の位置(以下、「境界位置」と表記する。)に当接し且つ当該位置において表示画面13Aから離間したと判定プログラム21によって判定された場合に、当該境界位置を入力位置に決定する。そして、入力位置決定プログラム24は、決定した入力位置を示す入力位置データを、データ記憶領域17Bに記憶させる。
修正プログラム25は、入力シンボル決定プログラム23によって決定された入力シンボルで、入力位置決定プログラム24によって決定された入力位置を修正する修正処理を実行するプログラムである。修正プログラム25を実行するCPU16は、本発明の修正手段の一例である。なお、修正プログラム25は、データ記憶領域17Bに記憶されている入力シンボルデータに基づいて入力シンボルを特定し、データ記憶領域17Bに記憶されている入力位置データに基づいて入力位置を特定する。また、修正プログラム25は、修正処理を実行した後に入力シンボルデータ及び入力位置データをデータ記憶領域17Bから消去する。
より詳細には、修正プログラム25は、入力位置決定プログラム24によって決定された入力位置がシンボル位置である場合に、当該シンボル位置に表示されたシンボルを、入力シンボル決定プログラム23によって決定された入力シンボルに置換する置換処理を実行する。一方、修正プログラム25は、入力位置決定プログラム24によって決定された入力位置が境界位置である場合に、入力シンボル決定プログラム23によって決定された入力シンボルを当該境界位置に挿入する挿入処理を実行する。
[表示制御処理]
次に、図3〜図6を参照して、本実施形態1における表示制御プログラム20の動作を説明する。図3は、表示制御処理のフローチャートである。図4は、入力シンボル決定処理のフローチャートである。図5及び図6は、表示制御処理中において表示画面13Aに表示される画像の例を示す図である。なお、図3に示される表示制御処理は、例えば、複合機10の電源が投入されたことを条件として開始される。すなわち、CPU16は、複合機10の電源が投入された時点で、表示制御プログラム20をプログラム記憶領域17Aから読み出して実行する。
次に、図3〜図6を参照して、本実施形態1における表示制御プログラム20の動作を説明する。図3は、表示制御処理のフローチャートである。図4は、入力シンボル決定処理のフローチャートである。図5及び図6は、表示制御処理中において表示画面13Aに表示される画像の例を示す図である。なお、図3に示される表示制御処理は、例えば、複合機10の電源が投入されたことを条件として開始される。すなわち、CPU16は、複合機10の電源が投入された時点で、表示制御プログラム20をプログラム記憶領域17Aから読み出して実行する。
まず、図5(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんひちは」を「こんにちは」に修正する(すなわち、「ひ」を「に」に置換する)置換処理を説明する。図3に示されるように、表示制御プログラム20は、表示画面13Aの選択領域13Bが入力媒体によってタッチされるまで待機する(S11)。すなわち、表示制御プログラム20は、センサ14から位置データを取得し、取得した位置データに基づいて選択領域13Bに対する操作を判定プログラム21に判定させる。
選択領域13Bがタッチされたと判定プログラム21によって判定された場合(S11:Yes)、表示制御プログラム20は、入力シンボル決定プログラム23に入力シンボル決定処理を実行させる(S12)。図5(A)に示されるように、選択領域13Bに表示されている代表シンボル「な」がタッチされた場合を例として、図4に示される入力シンボル決定処理を詳しく説明する。
まず、入力シンボル決定プログラム23は、図5(A)に示されるように、代表シンボル「な」と同一グループの所属シンボルを含む選択ガイド画像をガイドプログラム22に表示させる(S21)。次に、入力シンボル決定プログラム23は、図3のステップS11で判定されたタッチ操作に続く操作を判定プログラム21に判定させる(S22、S24)。
代表シンボルの位置で入力媒体が閾値時間以上静止している(すなわち、閾値時間の間に操作が行われなかった)と判定プログラム21によって判定された場合(S22:Yes)、入力シンボル決定プログラム23は、代表シンボル「な」を入力シンボルに決定する(S23)。そして、入力シンボル決定プログラム23は、入力シンボル「な」を示す入力シンボルデータをデータ記憶領域17Bに記憶させる。
一方、図5(B)に示されるように、図3のステップS11で判定されたタッチ位置を基点として入力媒体が左向きにスライドし(S22:No)、且つ当該スライド操作のスライド量が閾値距離に達したと判定プログラム21によって判定された場合(S24:Yes)、入力シンボル決定プログラム23は、選択ガイド画像上で代表シンボル「な」の左側に位置する所属シンボル「に」を入力シンボルに決定する(S25)。そして、入力シンボル決定プログラム23は、入力シンボル「に」を示す入力シンボルデータをデータ記憶領域17Bに記憶させる。
また、図示は省略するが、図5(A)の状態から上向きに閾値距離以上のスライド操作が行われると所属シンボル「ぬ」が入力シンボルに決定され、右向きに閾値距離以上のスライド操作が行われると所属シンボル「ね」が入力シンボルに決定され、下向きに閾値距離以上のスライド操作が行われると所属シンボル「の」が入力シンボルに決定される。一方、スライド量が閾値距離に達しない場合(S24:No)、入力シンボル決定プログラム23は、ステップS22、S24の判定を判定プログラム21に継続して行わせる。
図3に戻って、表示制御プログラム20は、ステップS12で決定された入力シンボルのガイド表示をガイドプログラム22に行わせる(S13)。例えば、ガイドプログラム22は、図5(B)に示されるように入力シンボル「に」の画像を入力媒体の近傍に表示し、図5(B)の位置から図5(C)の位置にスライドする入力媒体の動きに追従して表示画面13A上を移動させる。
また、図5(C)に示されるように、ドラッグ操作された入力媒体が表示領域13Cの位置に当接したと判定プログラム21によって判定された場合、ガイドプログラム22は、入力媒体が当接した位置を表示領域13Cの他の領域と異なる態様で表示する。図5(C)の例では、入力媒体に当接されたシンボル「ひ」がハイライト表示されている。
次に、表示制御プログラム20は、ドラッグ操作されている入力媒体が表示画面13Aから離間するのを判定プログラム21に監視させる(S14)。そして、入力媒体が表示画面13Aから離間したと判定プログラム21によって判定された場合(S14:Yes)、表示制御プログラム20は、入力位置決定プログラム24に入力位置決定処理を実行させる(S15)。入力位置決定プログラム24は、図5(C)に示されるように、表示画面13Aに表示されたシンボルの位置で入力媒体が離間された場合に、当該シンボルの位置を入力位置に決定する。そして、入力位置決定プログラム24は、決定した入力位置を示す入力位置データをデータ記憶領域17Bに記憶させる。
そして、図5(C)に示されるように、表示領域13Cに表示されているシンボル「ひ」の位置で入力媒体が離間されたと判定プログラム21によって判定された場合(S174:シンボル位置)、表示制御プログラム20は、修正プログラム25に置換処理を実行させる(S17)。修正プログラム25は、図5(D)に示されるように、入力位置決定処理(S15)で決定された入力位置に表示されているシンボル「ひ」を、入力シンボル決定処理(S12)で決定された入力シンボル「に」に置換する。そして、表示制御プログラム20は、入力シンボルデータ及び入力位置データをデータ記憶領域17Bから消去し、表示制御処理を終了する。上記の手順により、図5(A)のシンボル列「こんひちは」を、図5(D)のシンボル列「こんにちは」に修正できる。
次に、図6(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんちは」を「こんにちは」に修正する(すなわち、「ん」と「ち」の間に「に」を挿入する)挿入処理を説明する。なお、図5を用いて説明した置換処理と共通する点の説明は省略し、相違点を中心に説明する。まず、図6(A)及び図6(B)に示されるように、入力シンボル「に」を決定する処理は、上述の置換処理と共通する。
次に、図6(C)に示されるように、表示領域13Cに表示されているシンボル「ん」とシンボル「ち」との間の境界位置にドラッグ操作された入力媒体が当接したと判定プログラム21によって判定された場合、ガイドプログラム22は、入力媒体が当接した境界位置にカーソルを表示する(S13)。また、当該境界位置で入力媒体が表示画面13Aから離間したと判定プログラム21によって判定された場合(S14:Yes)、入力位置決定プログラム24は、当該境界位置を入力位置に決定し、当該入力位置を示す入力位置データをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S15)。
次に、表示制御プログラム20は、入力媒体が境界位置で表示画面13Aから離間したので(S16:境界位置)、修正プログラム25に挿入処理を実行させる(S18)。修正プログラム25は、入力位置決定処理(S15)で入力位置に決定された境界位置に、入力シンボル決定処理(S12)で決定された入力シンボル「に」を挿入する(S18)。そして、表示制御プログラム20は、入力シンボルデータ及び入力位置データをデータ記憶領域17Bから消去し、表示制御処理を終了する。上記の手順により、図6(A)のシンボル列「こんちは」を、図6(D)のシンボル列「こんにちは」に修正できる。
また、図示は省略するが、ドラッグ操作された入力媒体が表示領域13C以外の位置で表示画面13Aから離間した場合(S16:その他)、表示制御プログラム20は、ステップS11〜S16までの処理をキャンセル(S19)し、表示制御処理を終了する。すなわち、この場合には表示領域13Cの表示内容は修正されない。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態1によれば、表示画面13A上で入力媒体をドラッグ操作(すなわち、タッチ、スライド、及び離間の一連の操作)することによって、表示領域13C上の入力位置が入力シンボルで修正される。これにより、ユーザは、カーソルを所望の位置に移動させる煩雑な操作を行うことなく、表示領域13Cの入力位置を所望の入力シンボルで直感的に修正することができる。換言すれば、上記構成の表示制御処理によれば、ユーザの意図通りの修正処理が実行される。
本実施形態1によれば、表示画面13A上で入力媒体をドラッグ操作(すなわち、タッチ、スライド、及び離間の一連の操作)することによって、表示領域13C上の入力位置が入力シンボルで修正される。これにより、ユーザは、カーソルを所望の位置に移動させる煩雑な操作を行うことなく、表示領域13Cの入力位置を所望の入力シンボルで直感的に修正することができる。換言すれば、上記構成の表示制御処理によれば、ユーザの意図通りの修正処理が実行される。
また、本実施形態1における入力シンボル決定処理では、代表シンボル上で入力媒体を閾値時間以上静止させたり(図4のS22)、閾値距離以上入力媒体をスライドさせる(図4のS24)ことによって、入力シンボルが決定される。これにより、入力シンボル決定処理におけるシンボルの選択と、通常の入力処理(すなわち、表示領域13Cのカーソル位置に新たなシンボルを追加する処理)におけるシンボルの選択とを区別できる。
なお、所属シンボルが入力シンボルに決定されるための条件は、図4のステップS22の例に限定されない。例えば、入力媒体をスライドさせた状態が予め定められた閾値時間以上維持された場合に、入力シンボル決定プログラム23は、選択ガイド画像上において代表シンボルのスライド向き側に位置するシンボルを入力シンボルに決定してもよい。なお、ここでの「閾値時間」は、図4のステップS22における閾値時間と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
さらに、本実施形態1によれば、ガイドプログラム22によって、入力シンボル及び入力位置を他と区別できる表示態様に変更することにより、選択ミスによるユーザの意図と異なる修正処理が実行されるのを抑制できる。
[実施形態2]
次に、図7〜図10を参照して、本発明の実施形態2における表示制御処理を説明する。なお、実施の形態1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。実施形態2における表示制御処理では、入力位置を決定した後で入力シンボルを決定する点において、入力シンボルを決定した後で入力位置を決定する実施形態1と相違する。また、実施形態2における修正プログラム25は、表示領域13Cの入力位置に表示されているシンボルを削除する削除処理さらに実行する点において、実施形態1と相違する。
次に、図7〜図10を参照して、本発明の実施形態2における表示制御処理を説明する。なお、実施の形態1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。実施形態2における表示制御処理では、入力位置を決定した後で入力シンボルを決定する点において、入力シンボルを決定した後で入力位置を決定する実施形態1と相違する。また、実施形態2における修正プログラム25は、表示領域13Cの入力位置に表示されているシンボルを削除する削除処理さらに実行する点において、実施形態1と相違する。
まず、図8(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんひちは」を「こんにちは」に修正する(すなわち、「ひ」を「に」に置換する)置換処理を説明する。まず、入力媒体によって表示領域13Cの位置がタッチされたと判定プログラム21によって判定された場合(S31:Yes)、表示制御プログラム20は、入力位置決定プログラム24に入力位置決定処理を実行させる(S32)。
図8(A)に示されるように、表示領域13Cに表示されているシンボル「ひ」が入力媒体にタッチされた場合、入力位置決定プログラム24は、当該シンボル「ひ」の位置を入力位置に決定し、当該入力位置を示す入力位置データをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S32)。また、ガイドプログラム22は、図8(A)に示されるように、入力位置に表示されているシンボル「ひ」の画像を入力媒体の近傍に表示し、図8(A)の位置から図8(B)の位置にスライドする入力媒体の動きに追従して表示画面13A上を移動させる(S33)。
次に、表示制御プログラム20は、ステップS31で判定されたタッチ操作に続く入力媒体の操作を、判定プログラム21に判定させる(S34、S39)。入力媒体が選択領域13Bに表示された代表シンボル上にドラッグされたと判定プログラム21によって判定された場合(S34:Yes)、表示制御プログラム20は、入力シンボル決定処理を入力シンボル決定プログラム23に実行させる(S35)。
ステップS35における入力シンボル決定処理は、図4のステップS22、S24におおける判定条件が異なり、その他の処理は図4のフローチャートと共通する。まず、代表シンボル上に位置する入力媒体が表示画面13Aから離間したと判定プログラム21によって判定された場合(図4のS22:Yes)、入力シンボル決定プログラム23は、入力媒体が離間した位置に表示されている代表シンボルを入力シンボルに決定し、当該入力シンボルを示す入力シンボルデータをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S23)。
一方、当接された代表シンボルの位置を基点として入力媒体がスライドし且つ表示画面13Aから離間したと判定プログラム21によって判定された場合(図4のS24:Yes)、入力シンボル決定プログラム23は、選択ガイド画像上において代表シンボルのスライド向き側に位置する所属シンボルを入力シンボルに決定し、当該入力シンボルを示す入力シンボルデータをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S25)。
例えば、図8(B)に示されるように、ドラッグ操作された入力媒体が代表シンボル「な」の位置に当接した場合、代表シンボル「な」と同一グループの所属シンボルを含む選択ガイド画像がガイドプログラム22によって表示される。そして、図8(B)に示されるように、代表シンボル「な」の位置を基点として入力媒体が左向きにスライドし且つ表示画面13Aから離間した場合、選択ガイド画像上で代表シンボル「な」の左側に位置する所属シンボル「に」が入力シンボルに決定される。
再び図7に戻って、表示制御プログラム20は、ステップS32で決定された入力位置を判断する(S36)。そして、入力位置がシンボル位置である場合(S36:シンボル位置)、表示制御プログラム20は、修正プログラム25に置換処理を実行させる(S37)。修正プログラム25は、図8(D)に示されるように、入力位置決定処理(S32)で決定された入力位置に表示されているシンボル「ひ」を、入力シンボル決定処理(S35)で決定された入力シンボル「に」に置換する。そして、表示制御プログラム20は、入力シンボルデータ及び入力位置データをデータ記憶領域17Bから消去し、表示制御処理を終了する。
次に、図9(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんちは」を「こんにちは」に修正する(すなわち、「ん」と「ち」の間に「に」を挿入する)挿入処理を説明する。なお、図8を用いて説明した置換処理と共通する処理の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図9(A)に示されるように、表示領域13Cに表示されている2つのシンボルの間の境界位置がタッチされたと判定プログラム21によって判定された場合(S31:Yes)、入力位置決定プログラム24は、当該境界位置を入力位置に決定し、入力位置を示す入力位置データをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S32)。さらに、ガイドプログラム22は、当該境界位置にカーソルを表示する(S33)。なお、境界位置に表示されたカーソルは、ガイド表示の一例である。また、入力シンボル決定処理(S35)では、図9(B)及び図9(C)に示されるように、シンボル「に」が入力シンボルに決定されたとする。
図9(A)の例では境界位置が入力位置に決定されたので(S36:境界位置)、表示制御プログラム20は、修正プログラム25に挿入処理を実行させる(S38)。修正プログラム25は、図9(D)に示されるように、入力位置決定処理(S32)で入力位置に決定された境界位置に、入力シンボル決定処理(S35)で決定された入力シンボル「に」を挿入する(S38)。そして、表示制御プログラム20は、入力シンボルデータ及び入力位置データをデータ記憶領域17Bから消去し、表示制御処理を終了する。
次に、図10(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんににちは」を「こんにちは」に修正する(すなわち、2つの「に」の一方を削除する)削除処理を説明する。なお、図8を用いて説明した置換処理と共通する処理の説明は省略し、相違点を中心に説明する。なお、削除処理は、入力位置決定処理(S32)において境界位置が入力位置に決定された場合(S40:境界位置)には実行されない。
図10(A)に示されるように、入力位置決定処理(S32)で表示領域13Cに表示されたシンボル「に」の位置が入力位置に決定され(S40:Yes)、且つ図10(B)に示されるように、ドラッグ操作された入力媒体が削除領域に到達したと判定プログラム21によって判定された場合(S39:Yes)、表示制御プログラム20は、修正プログラム25に削除処理を実行させる(S41)。修正プログラム25は、図10(C)に示されるように、入力位置のシンボル「に」を表示領域13Cから削除する(S41)。そして、表示制御プログラム20は、入力シンボルデータ及び入力位置データをデータ記憶領域17Bから消去し、表示制御処理を終了する。
なお、図10(B)における削除領域は、表示画面13Aの外縁部(すなわち、表示画面13A上においてセンサ14によって位置データを出力可能な領域の外縁)である。但し、本発明の削除領域はこれに限定されず、例えば、表示画面13A上の選択領域13B及び表示領域13Cと異なる任意の位置(例えば、ゴミ箱の画像が表示された領域)に削除領域を設けることができる。
本実施形態2によっても、入力シンボルで入力位置を修正することができる。すなわち、本発明の修正処理は、ドラッグ操作の前後で行われるタッチ操作及び離間操作の一方において実行された入力シンボル決定処理で決定された入力シンボルで、タッチ操作及び離間操作の他方において入力位置決定処理で決定された入力位置を修正する処理である。
[その他の変形例]
また、表示制御プログラム20は、表示領域13Cに表示されている確定待ち状態のシンボルを表示領域13Cの他の位置に移動させる並替処理を修正プログラム25に実行させてもよい。修正処理は、例えば、図11(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんちはに」を「こんにちは」に修正する(すなわち、末尾の「に」を「ん」と「ち」の間に移動する)処理である。図3及び図11を参照して、並替処理を説明する。なお、上述の各処理と共通する処理の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
また、表示制御プログラム20は、表示領域13Cに表示されている確定待ち状態のシンボルを表示領域13Cの他の位置に移動させる並替処理を修正プログラム25に実行させてもよい。修正処理は、例えば、図11(A)の表示領域13Cに表示されているシンボル列「こんちはに」を「こんにちは」に修正する(すなわち、末尾の「に」を「ん」と「ち」の間に移動する)処理である。図3及び図11を参照して、並替処理を説明する。なお、上述の各処理と共通する処理の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
まず、図11(A)に示されるように、表示領域13Cに表示されたシンボル列「こんちは」の末尾に、通常の入力処理によってシンボル「に」が入力されたとする。なお、通常の入力処理とは、選択領域13Bにおいて選択されたシンボルを、表示領域13Cに表示されているカーソル位置に追加する従来から周知の処理である。図11(A)には、フリック入力によってシンボル「に」が選択された状態を図示している。また、図11(A)に示されるシンボル「に」は、いまだ確定待ち状態である。確定待ち状態とは、当該シンボル単独或いは隣接するシンボルと合わせて他のシンボル(例えば、漢字、記号等)に変換可能な従来から周知な状態である。
また、図3のステップS11において、判定プログラム21は、表示領域の確定待ち状態のシンボルがタッチされるのを監視する。そして、図11(B)に示されるように、確定待ち状態のシンボル「に」の位置が入力媒体にタッチされたと判定プログラム21によって判定された場合(S11:Yes)、入力シンボル決定プログラム23は、当該シンボル「に」を入力シンボルに決定し、当該入力シンボルを示す入力シンボルデータをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S12)。
また、ガイドプログラム22は、図11(B)及び図11(C)に示されるように、入力シンボル「に」の画像を入力媒体の移動に追従して移動させる(S13)。さらに、ガイドプログラム22は、図11(C)に示されるように、ドラッグ操作された入力媒体が当接した表示領域13Cの位置(すなわち、「ん」と「ち」の間の境界位置)にカーソルを表示する(S13)。
次に、図11(C)でカーソル表示された位置で入力媒体が表示画面13Aから離間されたと判定プログラム21によって判定された場合(S14:Yes)、入力位置決定プログラム24は、当該位置を入力位置に決定し、当該入力位置を示す入力位置データをデータ記憶領域17Bに記憶させる(S15)。そして、境界位置で入力媒体が表示画面13Aから離間されたので(S16:境界位置)、修正プログラム25は、図11(D)に示されるように、入力シンボル「に」を入力位置に挿入し、シンボル列の末尾からシンボル「に」を削除する(S18)。すなわち、修正プログラム25は、表示領域13Cに表示されているシンボル列を並び替える。
また、図示は省略するが、図11(C)において、表示領域13Cに表示されているシンボルのうち、入力シンボル「に」と異なるシンボルの位置で入力媒体が離間された場合(S16:シンボル位置)、修正プログラム25は、離間された位置に表示されたシンボルを入力シンボル「に」に置換し、シンボル列の末尾からシンボル「に」を削除してもよい(S17)。
上記の各実施形態では、例えば図5(A)に示されるように、タッチされた代表シンボルと異なる位置に選択ガイド画像を表示する例を説明したが、選択ガイド画像の表示方法はこれに限定されない。例えば図5(A)の例において、タッチされた代表シンボル「な」の左隣に所属シンボル「に」が表示され、上隣に所属シンボル「ぬ」が表示され、右隣に所属シンボル「ね」が表示され、下隣に所属シンボル「の」が表示されてもよい。
また、上記の各実施形態における選択ガイド画像では、代表シンボルの上下左右に所属シンボルを配置した例を説明したが、所属シンボルの数及び配置は上述の例に限定されない。すなわち、2以上の所属シンボルが互いに交差する向きにおいて代表シンボルと隣り合っていればよい。
また、本実施形態では、選択領域13Bで選択可能な複数のシンボルのうち、子音が共通し且つ母音が異なるシンボルを同一のグループに所属させた例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、シンボル列の区切り位置を示す記号(例えば、句点「。」、読点「、」、「?」、「!」等)を同一のグループに所属させてもよいし、母音が共通し且つ子音が異なるシンボルを同一のグループに所属させてもよい。
また、上記の各実施形態では、所謂フリック入力方式或いはフラワー入力方式によるシンボルの選択方法を中心に説明したが、本発明におけるシンボルの選択方法は上述の例に限定されず、あらゆる入力方式を採用できる。例えば、母音と子音とを別々に選択することによって仮名文字を選択する所謂2タッチ入力方式であってもよいし、選択領域13BにアルファベットをQWERTY配列で表示してローマ字入力させてもよい。
また、本実施形態では、表示画面13Aにセンサ14が重畳された例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、表示部13とセンサ14とが一体化されていてもよい。また、本実施形態では、表示部13を出力インタフェースを一例とし、センサ14を入力インタフェースの一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、複合機10は、表示部13の他にさらに出力インタフェース(例えば、スピーカ等)を備えてもよいし、センサ14の他にさらに入力インタフェース(例えば、押しボタン、ポインティングデバイス等)を備えてもよい。また、表示部13及びセンサ14の組を複数備えていてもよい。
また、上記の各実施形態では、記憶部17のプログラム記憶領域17Aに記憶された各種プログラムがCPU16によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
また、本発明はシンボル表示装置として実現できるだけでなく、表示制御処理に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現してもよい。さらに、当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memoryの略)などの非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに、当該プログラムを示す情報、データ又は信号として実現してもよい。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネットなどの通信ネットワークを介して配信してもよい。
さらに、上記の各実施形態では、複合機10に搭載された表示部13において表示制御処理が実行された例を説明した。しかしながら、表示制御処理が実行される装置が複合機10に限定されないことは言うまでもない。すなわち、本発明は、携帯電話、タブレット端末、携帯音楽プレーヤー、パーソナルコンピュータ、ミシン、プリンタ、3Dプリンタ、スキャナ、工作機械、カラオケ装置等、表示部13とセンサ14とを有するあらゆるシンボル入力装置に適用できる。
10・・・複合機
13・・・表示部
13A・・・表示画面
13B・・・選択領域
13C・・・表示領域
14・・・センサ
16・・・CPU
17・・・記憶部
21・・・判定プログラム
22・・・ガイドプログラム
23・・・入力シンボル決定プログラム
24・・・入力位置決定プログラム
25・・・修正プログラム
13・・・表示部
13A・・・表示画面
13B・・・選択領域
13C・・・表示領域
14・・・センサ
16・・・CPU
17・・・記憶部
21・・・判定プログラム
22・・・ガイドプログラム
23・・・入力シンボル決定プログラム
24・・・入力位置決定プログラム
25・・・修正プログラム
Claims (13)
- 選択可能なシンボルが表示される選択領域、及び前記選択領域で選択されたシンボルが表示される表示領域を含む表示画面を有する表示部と、
入力媒体に接触された前記表示画面上の位置を示す位置データを出力するセンサと、
前記表示画面の表示を制御する制御部と、を備えており、
前記制御部は、
前記センサから出力された前記位置データに基づいて、前記表示画面上で行われた前記入力媒体による操作を判定する判定手段と、
新たに入力される入力シンボルを決定する入力シンボル決定手段と、
新たなシンボルを表示するための前記表示領域上の位置である入力位置を決定する入力位置決定手段と、
前記入力シンボル決定手段によって決定された前記入力シンボルで、前記入力位置決定手段によって決定された前記入力位置を修正する修正手段と、を備えており、
前記選択領域及び前記表示領域の一方の位置が前記入力媒体にタッチされ、タッチされた位置を基点として前記表示画面上で前記入力媒体がスライドされ、スライドされた前記入力媒体が前記選択領域及び前記表示領域の他方の位置で前記表示画面から離間されたと前記判定手段によって判定された場合において、
前記入力シンボル決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の一方である前記選択領域上の位置に対応するシンボルを前記入力シンボルに決定し、
前記入力位置決定手段は、タッチされた位置及び離間された位置の他方である前記表示領域上の位置を前記入力位置に決定するシンボル入力装置。 - 前記修正手段は、前記表示領域に表示されているシンボルの位置が前記入力位置決定手段によって前記入力位置に決定された場合に、前記入力位置のシンボルを前記入力シンボル決定手段によって決定された前記入力シンボルに置換する請求項1に記載のシンボル入力装置。
- 前記修正手段は、前記表示領域に表示されている2つのシンボルの間の位置である境界位置が前記入力位置決定手段によって前記入力位置に決定された場合に、前記入力シンボル決定手段によって決定された前記入力シンボルを前記境界位置に挿入する請求項1又は2に記載のシンボル入力装置。
- 前記修正手段は、さらに、前記表示領域に表示されているシンボルの位置が前記入力媒体にタッチされ且つ前記選択領域及び前記表示領域と異なる削除領域の位置で前記入力媒体が離間されたと前記判定手段によって判定された場合に、タッチされた位置に表示されたシンボルを前記表示領域から削除する請求項1から3のいずれかに記載のシンボル入力装置。
- 前記削除領域は、前記表示画面上において前記センサによって前記位置データを出力可能な領域の外縁である請求項4に記載のシンボル入力装置。
- 前記表示領域に表示されている確定待ち状態のシンボルの位置が前記入力媒体にタッチされ且つタッチされた位置と異なる前記表示画面上の位置で前記入力媒体が離間されたと前記判定手段によって判定された場合において、
前記入力シンボル決定手段は、さらに、タッチされた位置に表示された確定待ち状態のシンボルを前記入力シンボルに決定し、
前記入力位置決定手段は、離間された位置を前記入力位置に決定する請求項1から5のいずれかに記載のシンボル入力装置。 - 前記選択領域には、各々に複数のシンボルが属する複数のグループそれぞれの代表シンボルのみが表示されており、
前記制御部は、前記選択領域に表示されている前記代表シンボルの位置が前記入力媒体に当接されたと前記判定部によって判定された場合に、当接された位置に表示された前記代表シンボルと同一の前記グループに属する他のシンボルが互いに異なる向きにおいて前記代表シンボルと隣り合って配置された選択ガイド画像を前記表示画面上に表示させるガイド手段をさらに備えており、
前記入力シンボル決定手段は、当接された位置を基点として前記入力媒体が前記表示画面上でスライド向きにスライドされたと前記判定手段によって判定された場合に、前記選択ガイド画像上において前記代表シンボルの前記スライド向き側に位置するシンボルを前記入力シンボルに決定する請求項1から6のいずれかに記載のシンボル入力装置。 - 前記入力シンボル決定手段は、当接された位置を基点とした前記入力媒体のスライド量が予め定められた閾値距離に達した場合に、前記選択ガイド画像上において前記代表シンボルの前記スライド向き側に位置するシンボルを前記入力シンボルに決定する請求項7に記載のシンボル入力装置。
- 前記入力シンボル決定手段は、前記入力媒体をスライドさせた状態が予め定められた閾値時間以上維持された場合に、前記選択ガイド画像上において前記代表シンボルの前記スライド向き側に位置するシンボルを前記入力シンボルに決定する請求項7に記載のシンボル入力装置。
- 前記制御部は、前記入力シンボル決定手段によって決定された前記入力シンボル、及び前記入力位置決定手段によって決定された前記入力位置を、前記表示画面上において識別可能な表示態様に変更するガイド手段をさらに備える請求項1から9のいずれかに記載のシンボル入力装置。
- 前記ガイド手段は、前記選択領域の位置が前記入力媒体にタッチされ、且つ前記表示領域の位置で前記入力媒体が離間されたと前記判定手段によって判定された場合に、スライドされている前記入力媒体の動きに追従して前記入力シンボルを前記表示画面上で移動させる請求項10に記載のシンボル入力装置。
- 前記ガイド手段は、前記表示領域に表示されているシンボルの位置が前記入力媒体にタッチされ、且つ前記選択領域の位置で前記入力媒体が離間されたと前記判定手段によって判定された場合に、スライドされている前記入力媒体の動きに追従してタッチされた位置に表示されたシンボルを前記表示画面上で移動させる請求項10又は11に記載のシンボル入力装置。
- 選択可能なシンボルが表示される選択領域、及び前記選択領域で選択されたシンボルが表示される表示領域を含む表示画面を有する表示部と、入力媒体に接触された前記表示画面上の位置を示す位置データを出力するセンサとを備えるシンボル入力装置を制御するプログラムであって、
前記センサから出力された前記位置データに基づいて、前記表示画面上で行われた前記入力媒体による操作を判定する判定ステップと、
新たに入力される入力シンボルを決定する入力シンボル決定ステップと、
新たなシンボルを表示するための前記表示領域上の位置である入力位置を決定する入力位置決定ステップと、
前記入力シンボル決定ステップで決定された前記入力シンボルで、前記入力位置決定ステップで決定された前記入力位置を修正する修正ステップと、を前記シンボル入力装置に実行させ、
前記選択領域及び前記表示領域の一方の位置が前記入力媒体にタッチされ、タッチされた位置を基点として前記表示画面上で前記入力媒体がスライドされ、スライドされた前記入力媒体が前記選択領域及び前記表示領域の他方の位置で前記表示画面から離間されたと前記判定ステップで判定された場合において、
前記入力シンボル決定ステップでは、タッチされた位置及び離間された位置の一方である前記選択領域上の位置に対応するシンボルを前記入力シンボルに決定し、
前記入力位置決定ステップでは、タッチされた位置及び離間された位置の他方である前記表示領域上の位置を前記入力位置に決定するプログラム。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016091140A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
JP2017045424A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社電通 | 文字入力用プログラム及び文字入力方法 |
JP2017083960A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
JP2019024971A (ja) * | 2017-07-29 | 2019-02-21 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013071140A patent/JP2014195202A/ja active Pending
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