JP6085529B2 - 文字入力装置 - Google Patents

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Description

この発明は、タッチパネルによって文字を入力する文字入力装置に関する。
スマートフォン等のタッチパネルを搭載した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)では、画面上の文字にタッチすることによって文字を入力するような文字入力方式が採用されている。また、その文字入力方式における一般的な入力方法として「フリック入力」がある。
ここで、上記フリック入力とは、例えば日本語入力時において、同じ母音の平仮名を行方向に、同じ子音の平仮名を列方向に配列して成る五十音における各第1行「あかさたなはまやらわ」の例えば「か」を選択すると、選択文字「か」の周囲に、選択文字の列の残りの4文字「きくけこ」を表示し、選択文字「か」のキーを押しつつ目的の文字の方向に指をスライドさせることによって、目的の文字を入力する方法である。
上記タッチパネルの画面上の文字にタッチして文字を入力する文字入力方式では、表示されているソフトウェアキーボード上のキーの大きさと指の太さの不適合によって、操作者が意図した文字とは異なる文字が入力される誤入力が発生する。そこで、タッチパネル搭載機種において、誤入力を防ぐ方法として、特開2013‐33395号公報(特許文献1)に開示された「文字入力装置」が提案されている。
上記特許文献1に開示された文字入力装置においては、タッチパネル上において、上記五十音における各第1行「あかさたなはまやらわ」の例えば「か」を選択した場合は、上記選択文字の列における残りの4文字「きくけこ」を、フリック入力候補として、選択文字「か」の周囲にではなく、選択文字「か」の位置より上方に表示するようにしている。こうすることにより、指でフリック入力候補が隠れるのを防止して、文字入力を行い易くしている。
他に、文字入力を行い易くして誤入力を低減する方法としては、タッチパネル上におけるタッチ文字を中心としてその周囲にあるキーを上記中心からの距離に応じて相対的に拡大表示する方法や、タッチパネル上のタッチ座標から特定領域内に掛かるキーを拡大表示する方法がある。
特開2013‐33395号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の文字入力装置においては、以下のような問題がある。
すなわち、操作者が文字を入力し易いように、タッチパネル上におけるフリック入力候補の表示位置を変えて、選択文字「か」の位置よりも上方に表示するようにしている。こうして、指でフリック入力候補が隠れるのを防止して、入力し易くする工夫がなされている。しかしながら、片手操作のような場合に発生し易い指の位置ずれ(ブレ)による誤入力については考慮されてはいない。
このことは、上述したタッチ文字を中心としてその周囲にあるキーを上記中心からの距離に応じて相対的に拡大表示する方法や、タッチ座標から特定領域内に掛かるキーを拡大表示する方法の場合も同様である。
例えば、近年のスマートフォンの画面大型化に伴って、片手操作を行う場合等に、手でスマートフォンを持った場合に、文字入力を行う親指の側とは反対側に表示される文字のキーに親指が届き難いという場合が発生する。
例えば、タッチパネルの表示画面上に表示されている文字キー(「あ」,「か」,「さ」,「た」,「な」,「は」,「ま」,「や」,「ら」,「わ」)の何れか(例えば「か」)が押下され、その文字キーの文字(「か」)を中心として、その文字の周りにその文字と同一子音の文字候補(「き」,「く」,「け」,「こ」)が表示された場合に、親指から遠い方の文字を選択するために親指をスライドして、その目的文字が選択されたことをユーザインターフェースのフォーカス遷移によって視覚的に捉える。その上で、選択された文字を確定するために親指をタッチアップした際に、意図せずに親指による選択座標がスライド前の方向(元の中央文字の方向)にぶれて戻ってしまい、結果として間違った文字を選択してしまうようなケースが考えられる。
逆に、端末の小型化に伴って文字入力エリア自体が小さくなっている場合に、親指側に位置する文字を選択しようとして、親指を手前に移動する。ところが、親指が窮屈なために、タッチアップ時に親指がぶれて、やはり中央の位置にある文字を誤選択するようなケースも考えられる。
このように、特に周囲に表示されたキーの選択領域境界の近傍でタッチアップするようなケースでの誤入力が考えられる。
上記特許文献1に開示された従来の文字入力装置、および、他の文字入力を行い易くして誤入力を低減する方法においては、何れも、選択するキー自体の大きさを拡大したり、表示位置を変えたりするが、そのキーが選択状態となった時点から、その選択文字を確定させるための領域(確定領域)の範囲は固定であり、この確定領域境界の近傍でのタッチアップ時の親指のぶれが考慮されてはいない。
また、上記フリック入力時において、ある選択文字キーの外側に表示される上記選択文字と同列の文字候補(例えば、選択文字「か」に対する「き」,「く」,「け」,「こ」)を確定させるための確定領域の範囲を、予め中央の選択文字キーの部分にはみ出させて大きく設定しておくことが考えられる。ところが、その場合には、選択文字キーの部分にはみ出した分だけ、中央の選択文字を確定させるための領域が小さくなり、中央の選択文字を入力することが難しくなることが考えられる。
そこで、この発明の課題は、フリック入力のタッチアップ時に親指の位置がずれて異なる文字の部分でタッチアップして、操作者の意図しない文字が入力される誤入力を防止できる文字入力装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の文字入力装置は、
表示デバイスと透明な位置入力デバイスとが積層されて、表示機能と入力機能とを有するタッチパネルと、
上記位置入力デバイスからの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記タッチパネル上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を送出する検出部と、
上記検出部によって検出された入力座標が上記表示デバイスに表示されたソフトキーボード上にある場合に、上記入力座標に割り当てられている文字を選択文字とし、この選択文字のガイドボタンと上記選択文字と特定の関係にある複数の候補文字のガイドボタンとで成る入力ガイドを、上記ソフトキーボードの周囲に表示する入力ガイド表示部と、
上記検出部からの上記座標信号に基づいて、操作者による上記タッチパネルに対する操作が、タッチダウン操作であるか、タッチアップ操作であるか、上記タッチパネルにタッチした状態を維持してタッチ箇所をスライドするフリック操作であるかを判定する操作判定部と、
上記操作判定部による判定結果が、上記ソフトキーボードに対する上記タッチダウン操作である場合には、上記入力ガイド表示部に上記入力ガイドの表示を指示すると共に、表示された上記入力ガイドにおける選択文字のガイドボタンの領域を確定領域と設定し、上記フリック操作である場合には、上記スライド後のタッチ箇所で指定される上記入力ガイドにおける上記候補文字のガイドボタンの領域を確定領域と設定し、タッチアップ操作である場合には、当該タッチアップ操作時に設定されている上記確定領域の上記選択文字あるいは上記候補文字を入力文字として確定する文字入力制御部と
を備え、
上記文字入力制御部は、上記操作判定部による判定結果が上記フリック操作である場合には、上記確定領域を、上記候補文字のガイドボタンの領域よりも大きく拡大するようになっている
ことを特徴としている。
以上より明らかなように、この発明の文字入力装置は、例えば、本文字入力装置が搭載された携帯情報端末装置を片手で持って親指で文字入力を行う際に、上記フリック操作した後に上記タッチアップ操作が行われた場合に、親指による入力座標が親指の付け根側にずれて指定位置も同方向にずれても、上記フリック操作によって指定された候補文字の確定領域が拡大されているので、上記ずれた上記指定位置は依然として拡大された当該候補文字の確定領域内に位置する確率が高くなる。したがって、入力文字として当該候補文字以外の文字が確定されるのを防止することができる。
この発明の文字入力装置が搭載された携帯情報端末装置における機能ブロック図である。 文字入力処理動作のフローチャートである。 ソフトウェアキーボードの操作例と入力ガイド部の表示変遷とを示す図である。 従来の文字入力の場合のソフトウェアキーボードの操作例を示す図である。 候補文字「せ」の拡大確定領域の拡大量を3段階に変更する場合を示す図である。 図3とは異なるソフトウェアキーボードの操作例と入力ガイド部の表示変遷とを示す図である。 図6に続くソフトウェアキーボードの操作例と入力ガイド部の表示変遷とを示す図である。 拡大確定領域の設定位置の変形例を示す図である。 拡大確定領域の非表示例を示す図である。 拡大確定領域の他の形状例を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の文字入力装置が搭載された携帯情報端末装置における文字入力に関する機能構成を示すブロック図である。
図1において、本携帯情報端末装置は、タッチパネル1,設定情報記憶部2,制御部3および記憶部4を備えている。
上記タッチパネル1は、表示機能と入力機能とを有するもので、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)パネル等の表示デバイス5と透明の位置入力デバイス6とが積層されて構成され、表示デバイス5の表示内容が位置入力デバイス6を通して見えるようになっている。そして、表示デバイス5には、後に詳述するように、ソフトウェアキーボードや入力ガイドや入力文字列等が表示される。
上記設定情報記憶部2には、後に詳述する拡大確定領域の表示を行う文字、拡大確定領域のサイズ(拡大量)、拡大確定領域の形状等の情報が記憶されている。これらの値は、制御部3によって操作者による操作が検出された際に読み出される。
上記制御部3は、検出部7,検出領域判定部8,操作判定部9,表示制御部10および表示文字選出部11を含んでいる。検出部7は、操作者がタッチパネル1の位置入力デバイス6からの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記タッチパネル1上の入力座標を検出する。検出領域判定部8は、設定情報記憶部2に記憶されている文字種別の「拡大確定領域のサイズ(拡大量)」および「拡大確定領域の形状」に基づいて、検出部7からの入力座標に基づく判定座標が、確定領域内に入っているか否かを判定する。
ここで、上記「判定座標」とは、上記入力座標に連動して、上記入力座標と同方向に予め設定された縮小比率で移動する座標のことである。
上記操作判定部9は、上記検出部7からの入力座標および検出領域判定部8からの判定結果に基づいて、操作者による操作がソフトウェアキーボードや入力ガイドへの「タッチダウン操作」であるか、「タッチアップ操作」であるか、「フリック操作」であるか等を判定する。表示制御部10は、操作判定部9の判定結果に応じて、タッチパネル1の表示デバイス5に対する表示制御を行う。表示文字選出部11は、表示デバイス5に表示すべき文字を選出して表示制御部10に送出する。
上記記憶部4は、各種機能を実行するためのプログラムやデータ情報を記憶する。ここで、上記データ情報の一例として、上記文字入力機能によって入力可能な文字の表記データが、平仮名,片仮名,英数字の文字入力モード毎に記憶されている。例えば、上記平仮名および片仮名は、上同じ母音の平仮名(片仮名)を行方向に、同じ子音の平仮名(片仮名)を列方向に配列して成る五十音表の形式で記憶されている。あるいは、上記データ情報の他の一例として、複数の記号がグループ化された記号グループが記憶されていてもよい。また、位置入力デバイス10の操作によって選択確定された入力文字列が記憶される。
その他、詳細には言及はしないが、通話用マイク、通話用スピーカ、例えば電源キー等のソフトキー以外のキーでなる操作キー、無線装置(図示せず)を介してプロバイダ等と信号を送受する通信部、この通信部を介して受信した情報を加工して表示する情報処理部等が設けられていてもよい。
図2は、上記制御部3の制御の下に実行される文字入力処理動作のフローチャートである。以下、図2に従って、文字入力処理動作について詳細に説明する。
ステップS1で、上記検出部7からの検出結果に基づくタッチパネル1に対する操作者の文字入力の検出が開始される。ステップS2で、上記操作判定部9による判定結果に基づいて、操作者による操作が、「タッチダウン操作」であるか否か、つまり操作者がタッチパネル1の上記ソフトウェアキーボード上に設定されている文字キーを押下したか否かが判別される。その結果、文字キーが押下されるとステップS3に進む。ステップS3で、上記押下された文字キーに割り当てられている文字が、選択文字として判定される。
ステップS4で、上記表示文字選出部11によって、上記判定された選択文字に基づいて上記記憶部4の上記五十音表あるいは上記記号グループが参照されて、上記選択文字の周囲に表示すべき上記選択文字と同じ子音を有する4文字あるいは同じグループに属する4記号が候補文字として選出され、上記選択文字と共にその表記データが読み出されて表示制御部10に送出される。そして、表示制御部10によって、表示デバイス5に、4つの候補文字が上記選択文字の周囲に十文字形に入力ガイド部として表示される。ステップS5で、上記十文字形の中央に表示されている上記選択文字がフォーカス遷移され、当該選択文字の確定領域がガイドボタンの領域に設定される。さらに、上記確定領域の表示色が変更されて、上記選択文字がフォーカス遷移されていることが表示される。
ここで、上記「確定領域」とは、上記選択文字や候補文字が入力文字であるとして確定される表示デバイス5上の領域である。
ステップS6で、上記操作判定部9による判定結果に基づいて、操作者による操作が、「フリック操作」であるか否かが判別される。その結果、フリック操作である場合にはステップS7に進み、フリック操作でなければステップS13に進む。ステップS7で、検出領域判定部8によって、検出部7からの上記入力座標に基づく上記判定座標が、表示デバイス5上における上記選択文字の周囲に表示された何れかの候補文字上に移動したか否かが判別される。その結果、候補文字上に移動したと判別された場合にはステップS8に進む一方、そうでなければステップS13に進む。ステップS8で、現在上記判定座標が位置している候補文字である該当候補文字がフォーカス遷移される。
ステップS9で、上記設定情報記憶部2に記憶されている文字種別の「拡大確定領域のサイズ(拡大量)」と「拡大確定領域の形状」に基づいて、該当候補文字における上記確定領域の範囲が拡大されると共に、拡大確定領域の表示色が変更されて該当候補文字がフォーカス遷移されていることが表示される。ステップS10で、検出領域判定部8によって、検出部7からの上記入力座標に基づいて、上記入力座標に連動する上記判定座標が、表示デバイス5における上記入力ガイド部上の中央に位置する文字である上記選択文字の確定領域内に移動したか否かが判別される。その結果、上記選択文字の確定領域内に移動したと判定された場合にはステップS11に進み、そうでなければ(つまり、該当候補文字の拡大確定領域内にある場合には)ステップS13に進む。ステップS11で、上記十文字形の中央に表示されている上記選択文字がフォーカス遷移され、上記選択文字の確定領域の表示色が変更される。ステップS12で、上記ステップS9において実行された上記候補文字における確定領域範囲の拡大が解除される。
ステップS13で、上記操作判定部9から判定結果に基づいて、操作者による操作が「タッチアップ操作」か否かを判別する。その結果、「タッチアップ操作」である場合にはステップS14に進み、そうでなければ上記ステップS7にリターンする。ステップS14で、直前にフォーカス遷移があった文字が、入力文字であるとして確定される。そうした後、文字入力処理動作が終了される。
すなわち、本実施の形態においては、上記「入力ガイド表示部」および上記「文字入力制御部」を制御部3で構成するのである。また、上記「選択文字と特定の関係にある複数の候補文字」とは、「同じ母音を有する複数の文字から選択された選択文字と同じ子音を有する複数の文字」あるいは「同じ記号グループ内に属する複数の記号」のことである。
以下、具体例を上げて、上記文字入力処理動作を更に詳細に説明する。
図3は、上記タッチパネル1における表示デバイス5上に表示されたソフトウェアキーボード12に対する操作者の具体的な操作例と、それに伴うソフトウェアキーボード12の周囲に表示された上記選択文字および4文字の候補文字からなる入力ガイド部13の表示の変遷とを示す。以下、図2および図3に従って、上記文字入力処理動作を具体的に説明する。
図3(a)に示すように、上記ソフトウェアキーボード12には、上記五十音における同じ母音/a/の平仮名「あ,か,さ,た,な,は,ま,や,ら,わ」等の文字キーが4行3列に配列されて表示されている。この状態で、図3(b)に示すように、左手の親指によって「さ」の文字キーが押下(タッチダウン操作)される。そうすると、図2に示す文字入力処理動作のステップS1〜S5によって、ソフトウェアキーボード12の右上に、中央に表示された選択文字「さ」と、この選択文字「さ」の周囲に表示された候補文字「し」,「す」,「せ」,「そ」との、合計5個のガイドボタンで構成された入力ガイド部13がポップアップ表示される。さらに、中央に表示されている選択文字「さ」のガイドボタンが、フォーカス遷移されると共にフォーカス遷移されたことを明示するために表示色が変更される。
次に、図3(c)に示すように、上記親指が文字キー「さ」の位置から右方向(親指の付け根側とは反対側への方向)にスライドしてフリック操作が行われる。そうすると、現在入力ガイド部13の選択文字「さ」のガイドボタンの略中央に設定されている上記判定座標が、予め設定された比率で入力座標の移動距離を縮小した距離だけ右方向に移動する。そうすると、図2に示す文字入力処理動作のステップS6,S7により、フリック操作が検出され、上記判定座標が選択文字「さ」のガイドボタンの右側に位置する候補文字「せ」のガイドボタン14上に移動したと判別される。
次に、図3(d)に示すように、図2に示す文字入力処理動作の上記ステップS8,S9によって、該当候補文字「せ」がフォーカス遷移され、該当候補文字「せ」の確定領域の範囲が拡大されると共に、フォーカス遷移されたことを明示するために表示色が変更される。
すなわち、図3(d)に示すように、上記入力ガイド部13における該当候補文字「せ」の確定領域の範囲が、該当候補文字「せ」のガイドボタン14(図3(c)参照)の範囲から円形の拡大確定領域15に拡大されている。この場合における拡大確定領域15の拡大量および形状は、設定情報記憶部2に記憶されている。その結果、図2に示す文字入力処理動作の上記ステップS13によって「タッチアップ操作」が行われた場合に、図3(d)に示すごとく親指の入力座標が親指の付け根側(選択文字「さ」の側)にずれて上記判定座標も同方向にずれても、該当候補文字「せ」の拡大確定領域15の範囲が選択文字「さ」の側に三日月形状の拡大領域15aの分だけ拡大されているので、上記判定座標は該当候補文字「せ」の拡大確定領域15の範囲内にある。したがって、確実に、上記該当候補文字「せ」が入力文字として確定されるのである。
これに対し、上記該当候補文字「せ」の確定領域の範囲が拡大されない従来の文字入力の場合には、図4(a)に示すように、上記親指が文字キー「さ」の位置から右方向にスライドしてフリック操作が行われて、上記判定座標が入力ガイド部13の選択文字「さ」の位置から右方向に移動して候補文字「せ」のガイドボタンに至る。その後、図4(b)に示すように、「タッチアップ操作」が行われる際に、親指の入力座標が親指の付け根側(選択文字「さ」の側)にずれて、上記判定座標は選択文字「さ」の確定領域の範囲(ガイドボタン)内にずれてしまう場合が生ずる。その場合に、操作者が意図しない選択文字「さ」が入力文字として確定されてしまうのである。
尚、本実施の形態においては、上記フリック操作によって指示された候補文字の確定領域を拡大する場合には、設定情報記憶部2に予め記憶された拡大量によって固定した拡大量で拡大している。ところが、「タッチアップ操作」時における親指の入力座標のずれ量には、親指の太さや関節の柔らかさ等が複雑に関係し、個人によって様々である。
そこで、上記設定情報記憶部2には予め複数の異なる拡大量を記憶しておき、各操作者が適した拡大量を選択して設定可能にすれば、「タッチアップ操作」時における親指の入力座標のずれ量の個人差に対処可能にすることができる。
図5は、上記入力ガイド部13に表示された候補文字「せ」の拡大確定領域の拡大量を3段階に変更する場合を示す。図5(a)は、拡大確定領域15bの拡大量が「小」である。図5(b)は、拡大確定領域15の拡大量が「中」である。図5(c)は、拡大確定領域15cの拡大量が「大」である。この場合、図5(b)に示す「中」の拡大量の拡大確定領域15が、通常の拡大確定領域となっている。
・第2実施の形態
本実施の形態は、上記入力ガイド部13における候補文字の確定領域の範囲を拡大する際の拡大量の自動変更に関する。
本実施の形態の携帯情報端末装置における文字入力に関する機能構成は、上記第1実施の形態における図1の機能ブロック図と同様である。したがって、本実施の形態においては、図1と同じ部材については同じ番号を用い、詳細な説明は省略する。
図6および図7は、本実施の形態におけるタッチパネル1の表示デバイス5上に表示されたソフトウェアキーボード16に対する操作者の具体的な操作例と、それに伴う入力ガイド部17の表示変遷とを示す。
本実施の形態における文字入力処理動作は、上記第1実施の形態における図2に示す文字入力処理動作のフローチャートと同様である。
図2に示す文字入力処理動作と同様の文字入力処理動作によって、図6(a)に示すように、左手の親指によって「さ」の文字キーが押下(タッチダウン操作)されると、ソフトウェアキーボード16の右上に、中央の選択文字「さ」と、その選択文字「さ」の周囲の候補文字「し」,「す」,「せ」,「そ」とで構成された入力ガイド部17が表示される。さらに、中央の選択文字「さ」のガイドボタンがフォーカス遷移される。
さらに、図6(b)に示すように、上記親指が文字キー「さ」の位置から右方向(親指の付け根側とは反対側への方向)にスライドしてフリック操作が行われると、選択文字「さ」のガイドボタン上に位置する上記判定座標が、連動して右方向に移動して候補文字「せ」のガイドボタン上に移動する。そして、該当候補文字「せ」がフォーカス遷移され、その確定領域の範囲が拡大される。さらに、「タッチアップ操作」が行われて入力文字が確定され、図6(c)に示すように入力文字が入力文字表示領域19に表示される。
その場合、上記入力文字表示領域19には、入力文字「さ」が表示されており、明らかに「タッチアップ操作」が行われた際に、親指の入力座標および上記判定座標が選択文字「さ」の側にずれて、意図しない選択文字「さ」が入力文字として確定されたことが分かる。
そこで、操作者は、図7(a)に示すように、上記表示デバイス5上におけるソフトウェアキーボード16の右に設けられたソフトキーでなる「DEL」キー20を押下して、確定された入力文字「さ」が削除される。そして、図7(b)に示すように、再度文字「さ」を選択して入力ガイド部17を表示させ、図7(c)に示すように、再度上記親指が右方向にフリック操作されて上記判定座標が連動して候補文字「せ」のガイドボタン上に移動する。そして、該当候補文字「せ」がフォーカス遷移され、その確定領域の範囲が再度拡大される。その場合には、該当候補文字「せ」の拡大確定領域18bの拡大量を、図6(b)に示す1回目の拡大確定領域18aの拡大量よりも大きくするのである。
こうすることによって、上記「タッチアップ操作」が行われた場合における親指の入力座標の親指の付け根側へのずれ量が、通常に人よりも大きい操作者に対しても、適用することが可能になるのである。
上記機能は、上記設定情報記憶部2に記憶された「拡大確定領域のサイズ(拡大量)」を拡大量を変えて複数記憶しておき、「DEL」キー20の操作後に読み出す拡大量を操作前に読み出す拡大量よりも大きく設定することによって実現できる。
以上のように、本実施の形態においては、上記第1実施の形態における図2に示す文字入力処理動作のフローチャートと同様の文字入力処理動作によって入力文字が確定された後に、「DEL」キー20が操作され、DEL操作直前に行われたフリック操作と同じ操作が行われた場合には、DEL操作直後のフリック操作によって指示された文字の確定領域の拡大量を、DEL操作直前に行われたフリック操作での拡大量よりも大きくするようにしている。
したがって、上記「タッチアップ操作」が行われた場合における親指の入力座標のずれ量の個人差に、自動的に対応することが可能になるのである。
尚、上記フリック操作によって指示された文字の確定領域の拡大量の変更は、1回に限らず、「DEL」キー20が操作される毎に複数回行っても差し支えない。さらに、「DEL」キー20が操作された後における拡大量の変更量を任意に設定可能にしても構わない。
・変形例
以下、上記第1実施の形態および上記第2実施の形態に共通する各種変形例について説明する。
(1)拡大確定領域の設定位置
上記第1実施の形態および上記第2実施の形態では、フリック操作時に、持ち手である左手の親指を親指の付け根側とは反対側への方向にスライドする場合を例に挙げて説明している。しかしながら、「タッチアップ操作」時に親指の入力座標がずれる候補文字の位置は親指の付け根側とは反対側の位置に限るものではなく、親指の付け根から遠い位置にある候補文字の場合にずれる可能性が高い。
図8においては、左手の親指の付け根から遠い位置にある候補文字「せ」,「す」の場合(図8(a),図8(b))には、確定領域を拡大表示している。これに対し、左手の親指の付け根から近い位置にある候補文字「し」,「そ」の場合(図8(c),図8(d))には、確定領域を拡大表示しない。
(2)拡大確定領域の非表示
上記第1実施の形態および上記第2実施の形態では、図3(d)および図7(c)に示すように、確定領域の範囲が拡大されると、拡大確定領域15,18bがユーザインターフェース上において円盤状に表示されて、視覚的に確認できるようになっている。そのために、拡大確定領域15,18bの表示面積が大きい場合には、操作者は、その拡大された領域を認知し、それを意識した操作を行うことが考えられる。また、重なっている他の選択文字および候補文字のガイドボタンの表記が隠れて見えない等の不都合が生ずることも考えられる。
そこで、図9(a)に示すように、ユーザインターフェース上において拡大確定領域を表示せず、ガイドボタンの領域のみを表示するのである。こうすることによって、選択文字「さ」および候補文字「す」,「そ」の表記も十分視認することができる。その場合であっても、図9(b)に示すように、実際には破線のごとく確定領域は拡大されているので、「タッチアップ操作」時において上記判定座標が選択文字「さ」側にずれても、該当候補文字「せ」を入力文字と確定することができるのである。
(3)拡大確定領域の形状
上記第1実施の形態および上記第2実施の形態では、図3(d)および図7(c)に示すように、拡大確定領域15,18bの形状は円形になっている。しかしながら、拡大確定領域の形状は円形に限定されるものではない。例えば、図10に示すような野球のホームベースの形状であっても良い。その場合でも、拡大確定領域21は、選択文字「さ」側に拡大領域21aを有しているので、「タッチアップ操作」時に上記判定座標が選択文字「さ」側にずれても該当候補文字「せ」を入力文字と確定することができるのである。
要は、少なくとも「タッチアップ操作」時に上記入力座標がずれ易い側に拡大領域を有するような形状であればよいのである。
尚、上記各実施の形態およびその変形例においては、本携帯情報端末装置を左手で持つ場合を例に挙げて説明しているが、右手で持つ場合も同様である。但し、右手で持つ場合場合には、選択文字「さ」と候補文字「し」,「す」,「せ」,「そ」とが十字形に表示される入力ガイド部の場合には、少なくとも右手の親指の付け根とは反対側に位置する候補文字「し」の確定領域が拡大されることになる。
また、上記各実施の形態およびその変形例においては、上記入力ガイド部を、選択文字を中央に位置させると共に、候補文字を上記選択文字の周囲に十字形に配置して構成している。しかしながら、この発明における上記入力ガイド部の形状は、十字形に限定されるものではない。
また、上記各実施の形態およびその変形例においては、本携帯情報端末装置を片手で持って操作する場合を例に挙げて説明しているが、両手操作の場合も効果を奏することは言うまでもない。
以上のごとく、この発明の文字入力装置は、
表示デバイス5と透明な位置入力デバイス6が積層されて、表示機能と入力機能とを有するタッチパネル1と、
上記位置入力デバイス6からの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記タッチパネル1上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を送出する検出部7と、
上記検出部7によって検出された入力座標が上記表示デバイス5に表示されたソフトキーボード12,16上にある場合に、上記入力座標に割り当てられている文字を選択文字とし、この選択文字のガイドボタンと上記選択文字と特定の関係にある複数の候補文字のガイドボタンとで成る入力ガイド13,17を、上記ソフトキーボード12,16の周囲に表示する入力ガイド表示部3,10,11と、
上記検出部7からの上記座標信号に基づいて、操作者による上記タッチパネル1に対する操作が、タッチダウン操作であるか、タッチアップ操作であるか、上記タッチパネル1にタッチした状態を維持してタッチ箇所をスライドするフリック操作であるかを判定する操作判定部9と、
上記操作判定部9による判定結果が、上記ソフトキーボード1に対する上記タッチダウン操作である場合には、上記入力ガイド表示部3,10,11に上記入力ガイド13,17の表示を指示すると共に、表示された上記入力ガイド13,17における選択文字のガイドボタンの領域を確定領域と設定し、上記フリック操作である場合には、上記スライド後のタッチ箇所で指定される上記入力ガイド13,17における上記候補文字のガイドボタンの領域を確定領域と設定し、タッチアップ操作である場合には、当該タッチアップ操作時に設定されている上記確定領域の上記選択文字あるいは上記候補文字を入力文字として確定する文字入力制御部3と
を備え、
上記文字入力制御部3は、上記操作判定部9による判定結果が上記フリック操作である場合には、上記確定領域を、上記候補文字のガイドボタンの領域よりも大きく拡大するようになっている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、例えば、本文字入力装置が搭載された携帯情報端末装置を片手で持って親指で文字入力を行う場合において、上記フリック操作した後に上記タッチアップ操作が行われた場合に、親指による入力座標が親指の付け根側にずれて指定位置も同方向にずれても、上記フリック操作によって指定された候補文字の確定領域が拡大されているので、上記ずれた上記指定位置は依然として拡大された当該候補文字の確定領域内に位置する確率が高くなる。したがって、入力文字として当該候補文字以外の文字が確定されるのを防止することができる。
また、一実施の形態の文字入力装置では、
上記文字入力制御部3が上記確定領域を拡大する上記候補文字は、上記入力ガイド13,17における上記複数の候補文字のうちの特定の位置にある候補文字である。
本文字入力装置が搭載された携帯情報端末装置を片手で持って親指で文字入力を行う場合、上記入力ガイド13,17における親指の付け根から遠い位置に位置する候補文字に対して上記フリック操作を行った後に上記タッチアップ操作を行う際に、親指による上記入力座標が親指の付け根側にずれる場合が多い。
この実施の形態によれば、上記入力ガイド13,17における特定の位置にある候補文字の上記確定領域を拡大するので、片手操作行う場合に親指の付け根から遠い位置に位置する候補文字を上記確定領域を拡大する候補文字とすれば、片手操作における上記タッチアップ操作時の上記入力座標の位置ずれに起因する誤入力を防止することができる。
また、一実施の形態の文字入力装置では、
上記文字入力制御部3は、上記確定領域を、段階的に複数の大きさに拡大可能になっている。
この実施の形態によれば、上記確定領域を、複数の大きさに段階的に拡大可能になっているので、上記タッチアップ操作時における入力座標のずれ量の個人差に対処可能にすることができる。
また、一実施の形態の文字入力装置では、
上記文字入力制御部3は、操作者による上記タッチダウン操作,上記フリック操作および上記タッチアップ操作に呼応して確定された入力文字が取り消され、再度、直前の上記タッチダウン操作および上記フリック操作と同じタッチダウン操作およびフリック操作が行われた場合には、上記入力ガイド13,17における該当候補文字の上記確定領域を、上記直前の上記フリック操作時における拡大率よりも大きな拡大率で拡大するようになっている。
この実施の形態によれば、上記タッチアップ操作時における入力座標のずれ量の個人差に、自動的に対処することが可能になる。
また、一実施の形態の文字入力装置では、
上記文字入力制御部3は、上記入力ガイド13,17における上記候補文字の確定領域を拡大した際に、上記拡大された確定領域における拡大部分を、ユーザインターフェース上において表示しないようになっている。
上記入力ガイド13,17における上記候補文字の拡大された確定領域の面積が大きい場合には、操作者は、その拡大された領域を認知し、それを意識した操作を行うことが考えられる。また、上記拡大された確定領域と重なっている他のガイドボタンの表記等が隠れて見えない等の不都合が生ずることも考えられる。
この実施の形態によれば、上記拡大された確定領域における拡大部分を、ユーザインターフェース上において表示しないようにしている。したがって、確定領域が拡大された上記候補文字以外の上記選択文字および候補文字におけるガイドボタンの表記が見えなくなることを防止できる。
1…タッチパネル、
2…設定情報記憶部、
3…制御部、
4…記憶部、
5…表示デバイス、
6…位置入力デバイス、
7…検出部、
8…検出領域判定部、
9…操作判定部、
10…表示制御部、
11…表示文字選出部、
12,16…ソフトウェアキーボード、
13,17…入力ガイド部、
14…ガイドボタン、
15,15b,15c,18a,18b,21…拡大確定領域、
15a,21a…拡大領域、
19…入力文字表示領域、
20…DELキー。

Claims (5)

  1. 表示デバイスと透明な位置入力デバイスとが積層されて、表示機能と入力機能とを有するタッチパネルと、
    上記位置入力デバイスからの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記タッチパネル上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を送出する検出部と、
    上記検出部によって検出された入力座標が上記表示デバイスに表示されたソフトキーボード上にある場合に、上記入力座標に割り当てられている文字を選択文字とし、この選択文字のガイドボタンと上記選択文字と特定の関係にある複数の候補文字のガイドボタンとで成る入力ガイドを、上記ソフトキーボードの周囲に表示する入力ガイド表示部と、
    上記検出部からの上記座標信号に基づいて、操作者による上記タッチパネルに対する操作が、タッチダウン操作であるか、タッチアップ操作であるか、上記タッチパネルにタッチした状態を維持してタッチ箇所をスライドするフリック操作であるかを判定する操作判定部と、
    上記操作判定部による判定結果が、上記ソフトキーボードに対する上記タッチダウン操作である場合には、上記入力ガイド表示部に上記入力ガイドの表示を指示すると共に、表示された上記入力ガイドにおける選択文字のガイドボタンの領域を確定領域と設定し、上記フリック操作である場合には、上記スライド後のタッチ箇所で指定される上記入力ガイドにおける上記候補文字のガイドボタンの領域を確定領域と設定し、タッチアップ操作である場合には、当該タッチアップ操作時に設定されている上記確定領域の上記選択文字あるいは上記候補文字を入力文字として確定する文字入力制御部と
    を備え、
    上記文字入力制御部は、上記操作判定部による判定結果が上記フリック操作である場合には、上記確定領域を、上記候補文字のガイドボタンの領域よりも大きく拡大するようになっている
    ことを特徴とする文字入力装置。
  2. 請求項1に記載の文字入力装置において、
    上記文字入力制御部が上記確定領域を拡大する上記候補文字は、上記入力ガイドにおける上記複数の候補文字のうちの特定の位置にある候補文字である
    ことを特徴とする文字入力装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2に記載の文字入力装置において、
    上記文字入力制御部は、上記確定領域を、段階的に複数の大きさに拡大可能になっている
    ことを特徴とする文字入力装置。
  4. 請求項3に記載の文字入力装置において、
    上記文字入力制御部は、操作者による上記タッチダウン操作,上記フリック操作および上記タッチアップ操作に呼応して確定した入力文字が取り消され、再度、直前の上記タッチダウン操作および上記フリック操作と同じタッチダウン操作およびフリック操作が行われた場合には、上記入力ガイドにおける該当候補文字の上記確定領域を、上記直前の上記フリック操作時における拡大率よりも大きな拡大率で拡大するようになっている
    ことを特徴とする文字入力装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載の文字入力装置において、
    上記文字入力制御部は、上記入力ガイドにおける上記候補文字の確定領域を拡大した際に、上記拡大された確定領域における拡大部分を、ユーザインターフェース上において表示しないようになっている
    ことを特徴とする文字入力装置。
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