JP2010134719A - 入力装置及び入力装置の制御方法、並びにプログラム - Google Patents

入力装置及び入力装置の制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力精度の向上と入力速度の向上を図る。
【解決手段】複数のエリアを有し、各エリアに一つの文字が割り当てられている初期キーパッドをタッチパネル103に表示する初期キーパッド表示手段と、タッチパネル103に表示された初期キーパッド104の中から、ユーザのタッチによる第1の選択により選択された第1の選択エリアを特定するユーザ選択エリア特定手段と、特定された第1の選択エリア及び第1の選択エリアの周囲の複数のエリアを含み、初期キーパッド104よりも一つのエリアの領域を大きく表示した拡大キーパッド105を、タッチパネル103に表示する拡大キーパッド表示手段と、ユーザによる第2の選択により選択されたタッチパネル103上の選択位置が、拡大キーパッド105の中のいずれか一つのエリア内であるとき、当該エリアに割り当てられている文字の入力を受け付ける。
【選択図】図8

Description

本発明は、小型携帯端末装置における入力装置及びその入力装置の制御方法、並びにその入力装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
小型携帯端末装置における、複数個のキーを含むキーパッドが表示されるタッチパネルと液晶表示装置(LCD)を備える入力装置においては、タッチパネルの面積が狭いため、目的とするキーを押したつもりでも、その周囲のキーを誤って押してしまうことがある。また、そのような誤入力を回避するために、入力操作が慎重になってしまうことがある。
従って、従来から、小型携帯端末装置において、入力装置の入力(キーの押下)精度の向上と入力速度の向上が求められている。
このような背景の下に、特許文献1には、以下の技術が提案されている。
即ち、上記特許文献1の入力装置は、一つのキーに複数種類の文字等が割り当てられた初期キーパッドをタッチ画面に表示する。そして、初期キーパッドにおいて、いずれかのキーについてタッチを検出したことに応答して、当該キーに割り当てられた文字等を、一つの文字等のエリアを中心に、他の文字等のエリアを順次その外側に環状に表す展開キーパッドをタッチ画面に表示する。さらに、展開キーパッドのいずれかの文字等が選択されたと判定することで、その選択された文字等の入力を受け入れる。
特開2008−59227号公報
上記特許文献1の入力装置では、一つのキーに複数種類の文字等が割り当てられている。そして、一つのキーの中の目的の文字を入力するために、初期キーパッドへの指のタッチから、次に表示される展開キーパッドのタッチ画面において、当該目的の文字まで指を移動させることになる。この場合、当該目的の文字が最も外側のリングに表示されている場合は、そのストロークも長いものとなる。
つまり、上記特許文献1の技術においても、ワンタッチの操作では、目的の文字を入力することができず、必ず指の移動操作が必要となり、入力速度の向上という点では改良の余地が残されていた。
本発明の目的は、入力精度の向上と入力速度の向上を図ることができる入力装置及び入力装置の制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
本発明の一つの態様に従う入力装置は、複数のエリアを有し、各エリアに一つの文字が割り当てられている初期キーパッドをタッチパネルに表示する初期キーパッド表示手段と、前記タッチパネルに表示された初期キーパッドの中から、ユーザのタッチによる第1の選択により選択された第1の選択エリアを特定するユーザ選択エリア特定手段と、前記特定された第1の選択エリア及び前記第1の選択エリアの周囲の複数のエリアを含み、前記初期キーパッドよりも各エリアの領域を大きく表示した拡大キーパッドを、前記タッチパネルに表示する拡大キーパッド表示手段と、前記ユーザによる第2の選択により選択された前記タッチパネル上の選択位置が、前記拡大キーパッドの中のいずれか一つのエリア内であるとき、当該エリアに割り当てられている文字の入力を受け付ける文字入力受付手段と、を備える。
好適な実施形態では、前記第2の選択により選択された前記タッチパネル上の選択位置が、前記拡大キーパッドの表示領域以外の位置であるとき、前記初期キーパッド表示手段は、前記拡大キーパッドを前記タッチパネルから消去して、前記初期キーパッドを前記タッチパネルに改めて表示するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記拡大キーパッド表示手段は、前記拡大キーパッドにおける前記第1の選択エリアが、前記ユーザがタッチした前記タッチパネル上の位置になるように、前記拡大キーパッドを前記タッチパネル上に表示するようにしてもよい。
好適な実施形態では、ユーザがタッチパネルを押す力が第1の閾値以上になると、前記第1の選択が行われたと判定し、前記ユーザがタッチパネルを押す力が第2の閾値よりも小さくなると、前記第2の選択が行われたと判定するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記初期キーパッドは、ひらがな入力用のキーパッド、カタカナ入力用のキーパッド、またはアルファベット入力用のキーパッドのいずれかであってもよい。
好適な実施形態では、切り替えボタンをさらに備え、前記切り替えボタンが操作されると、前記ひらがな入力用のキーパッド、カタカナ入力用のキーパッド、またはアルファベット入力用のキーパッドのうちのいずれ一つのキーパッドから他の一つのキーパッドへ切り替えるようにしてもよい。
以下、携帯型の情報端末に適用された、本発明の一実施形態に係る入力装置について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る入力装置の機能ブロック図である。
後述する携帯端末装置200に備えられている入力装置100は、CPU101、LCD102、タッチパネル103を備えている。CPU101は、後述する種々の機能を実現行するための各種の手段として機能する。
図2は、本実施形態に係る入力装置100を備えた携帯端末装置及び携帯電話機の一例を示す。
同図Aの携帯端末装置200は、展開側本体201と基体側本体202とを備えた二つ折り構造になっている。展開側本体201にLCD102が設けられ、基体側本体202にタッチパネル103が設けられていて、基体側本体202内部には、図示しないがCPU101が設けられている。
以下の説明では、同図Aに示す携帯端末装置200を用いて説明するが、同図B,Cに示すような構造を有する携帯端末装置300,携帯電話機400であっても良い。つまり、同図Bの携帯端末装置300は、略直方体であり、一つの面(正面)がタッチパネル103兼用のLCD102で覆われている。同図Cの携帯電話機400は、入力装置100を構成するLCD102を展開側本体401に、タッチパネル103を基体側本体402に備える。また、基体側本体402には、十字キー403が配置される。携帯端末装置300及び携帯電話機400には、いずれも、図示しないがCPU101が設けられている。
携帯端末装置200、携帯端末装置300及び携帯電話機400は、いずれも、タッチパネル103に、複数のエリア(キー)を有し、各エリアに一つの文字が割り当てられている初期キーパッド104を表示する。
初期キーパッド104の各エリアには、本実施形態では、一つのひらがなが割り当てられている。初期キーパッド104の各エリアには、ひらがな以外の文字(カタカナ、アルファベット、ギリシャ文字等)、数字、各種記号、絵文字あるいは顔文字などを割り当てても良い。初期キーパッド104に割り当てる文字種の切替は、例えば、所定のメニューに従って行うようにしても良い。
また、ひらがなまたはカタカナの初期キーパッド104は、各文字が五十音表に従って配置され、かつ、五十音表全体を含んでいても良い。ひらがなまたはカタカナを五十音表に従って配置すると、ユーザにとっては各文字の位置の把握が容易である。
アルファベット及び数字を含む初期キーパッド104は、QWERTY配列に従って配置されていても良い。これにより、QWERTY配列のキーボードを使ったパソコンなどに習熟しているユーザにとっては使用しやすい。
次に、図2Aに示す携帯端末装置200を用いて入力を行う場合の、入力装置100の動作について説明する。
図3は、タッチパネル103に表示される拡大キーパッド105とLCD102の表示内容を示す図である。すなわち、同図は、タッチパネル103に初期キーパッド104が表示されている状態から、ユーザが初期キーパッド104のエリア「し」を押下(タッチ)したことが検出されたときに、タッチパネル103に表示される拡大キーパッド105を示す。
この拡大キーパッド105では、一つ一つのエリアの大きさ(面積)は、初期キーパッド104の各エリアの面積よりも大きい。そして、ユーザによって選択されたエリア105a(ここでは「し」)及びその周囲の複数のエリアを含む。ここでは、「し」及び「し」の上下左右及び斜め上下の9エリアを含む。選択されたエリア105aの文字「し」は、他のエリアの文字よりも大きく、且つ太いフォントで表示しても良い。
タッチパネル103において拡大キーパッド105が表示される位置は、拡大キーパッド105を表示する時点においてユーザがタッチしているタッチパネル103上の位置を基準としても良い。例えば、CPU101は、ユーザがタッチしている位置に、拡大キーパッド105における選択された文字のエリア(図3の例では「し」のエリア)105aが来るように、拡大キーパッド105全体の表示位置を定めても良い。このようにすれば、ユーザは初期キーパッド104で選択したときの指の位置から、そのまま拡大キーパッド105における操作へ移行することができる。これは、後述する、ユーザがタッチした位置が初期キーパッド104の隅または端のエリアである場合でも同様である。
このとき、LCD102には、その上段に「し」が表示され、また、下段には、「し」で始まるひらがなや漢字が表示される。
ここで、「し」で入力を確定(特定)する場合は、ユーザは、エリア「し」から指を離せばよい。つまり、ワンタッチのみで、その後の指の移動が必要なく、迅速にかつ、正確に入力を行うことができる。その場合、タッチパネル103の表示は、図2(あるいは後述する図5)に示すように、初期キーパッド104に戻る。
なお、タッチパネル103が押されたか否か、あるいは、タッチパネル103から指が離れたか否かの判断は、例えば、ユーザがタッチパネルを押す力に基づいて行う。すなわち、タッチパネル103が検出した、ユーザがタッチパネルを押す力、つまり、押圧力が所定の閾値以上になれば、入力装置100はタッチパネル103が押されたと判断する。一方、タッチパネル103が検出した押圧力が所定の閾値以下になれば、入力装置100はタッチパネル103から指が離れたと判定する。押されたことを検出するときの閾値と、指が離れたことを検出するときの閾値は、同じでも良いし、異なっていても良い。この閾値の値は、例えば0であっても良い。
図4は、図3の拡大キーパッドにおいて、エリア「つ」に指を移動する様子とそのときのLCDの表示内容を示す図である。
初期キーパッド104においてエリア「し」が押下され、図3に示すような拡大キーパッド105がタッチパネル103に表示された場合、ユーザは、「し」を選択する意図はなく、目的とするひらがなが「つ」であったと認識したとき、斜め下のエリア「つ」に指を移動させる。すると、LCD102には、その上段に「つ」が表示され、また、下段には、「つ」で始まるひらがなや漢字が表示される。ここで、「つ」で入力を確定する場合は、ユーザは、エリア「つ」から指を離せばよい。その場合、タッチパネル103の表示は、図5に示すように、初期キーパッド104に戻る。
このように、ユーザが所望する文字のエリアと一文字分だけ離れた位置が選択されてしまったときには、ユーザは所望の文字のエリアへ指を移動させた後、その指を離す(ドラッグ&ドロップ)だけで、容易に入力を修正することができる。
図6は、図3に示す状態から、ユーザが拡大キーパッド105の外部に指を移動させた場合の表示内容を示す図である。
例えば、図3に示す「し」を中心とした9つのエリアのひらがなからなる拡大キーパッド105の中に、ユーザが目的とするひらがながない場合は、ユーザはこの入力をキャンセルしたい。このようなとき、ユーザは、図6に例示するように、タッチパネル103をタッチしている指を拡大キーパッド105の表示領域以外(外部)の位置へ移動して、そこでタッチパネル103から指を離せばよい。このようにすると、何も入力が行われなかった状態、LCD102には、どの文字も入力されず、タッチパネル103から拡大キーパッド105が消去され、初期キーパッド104の表示(図2A)へ戻る。つまり、エリア「し」の選択がキャンセルされる。
このように、ユーザが所望する文字のエリアと二文字以上離れた位置が選択されたときには、ユーザは拡大キーパッド105の範囲外へ指を移動させて離すだけで、そのときの入力を確定させることなくキャンセルできる。
次に、初期キーパッド104の隅または端に位置するエリアが選択された場合の拡大キーパッド105を図7に示す。
同図Aは、初期キーパッド104において隅に位置する「あ」のエリアが選択された場合の拡大キーパッド105である。この場合の拡大キーパッド105は、同図に示すように、選択されたエリア及びその選択されたエリアと縦、横、斜め(同図の場合は左、左斜め下、下)において接する3エリアを含む、全4エリアからなる。同図Bは、初期キーパッド104において端に位置する「う」のエリアが選択された場合の拡大キーパッド105である。この場合の拡大キーパッド105は、同図に示すように、選択されたエリア及びその選択されたエリアと縦、横、斜め(同図の場合は左、左斜め上下、上下)において接する5エリアを含む、全6エリアからなる。
上述した入力装置100の動作において、CPU101は、初期キーパッド104をタッチパネル103に表示する初期キーパッド表示手段として機能する。
また、CPU101は、タッチパネル103に表示された初期キーパッド104の中から、ユーザのタッチによる第1の選択により選択された第1の選択エリア(図3のエリア「し」)を特定するユーザ選択エリア特定手段として機能する。
また、CPU101は、特定された第1の選択エリア及び第1の選択エリアの周囲の複数のエリアを含み、初期キーパッド104よりも一つのエリアの領域を大きく表示した拡大キーパッド105を、タッチパネル103に表示する拡大キーパッド表示手段として機能する。
また、CPU101は、ユーザによる第2の選択により選択されたタッチパネル103上の選択位置が、拡大キーパッド105の中のいずれか一つのエリア内であるとき、当該エリアに割り当てられている文字の入力を受け付ける文字入力受付手段として機能する。
ここで、第2の選択により選択されたタッチパネル103上の選択位置が、拡大キーパッド105の表示領域以外の位置であるとき、初期キーパッド表示手段は、拡大キーパッド105をタッチパネル103から消去する。そして、初期キーパッド104をタッチパネル103に改めて表示する。
図8は、図1の入力装置によって実行される入力表示処理の各ステップを示すフローチャートである。
本フローチャートの入力表示処理は、図示しないROMに格納されたプログラムに基づいて、図1に示すCPU101が実行する。
CPU101は、図2Aに示すように、タッチパネル103上に初期キーパッド104を表示する(ステップS101)。
次に、CPU101は、ユーザによる初期キーパッド104へのタッチの有無を検出する(ステップS102)。
CPU101は、ステップS102でユーザによる初期キーパッド104へのタッチを検出した場合(ステップS102:Yes)、ユーザにより選択(入力)された初期キーパッド104のエリアを特定する(ステップS103)。
次に、CPU101は、ユーザにより選択された初期キーパッド104のエリアを含む、図3に示す拡大キーパッド105をタッチパネル103に表示する(ステップS104)。
次に、CPU101は、ユーザがそのタッチパネル103を押す力が、所定の閾値以下になったか否かを判断する(ステップS105)。例えば、ユーザがタッチパネル103から指を離したか否かを判定する。
そして、ユーザがそのタッチパネル103を押す力が、所定の閾値以下になった場合は(ステップS105:Yes)、CPU101は、タッチパネル103への押圧力が、所定の閾値以下になった位置を特定する(ステップS106)。
次に、CPU101は、その選択位置が表示されている拡大キーパッド105内であるか否かを判断する(ステップS107)。
選択位置が拡大キーパッド105内であると判断された場合は(ステップS107:Yes)、CPU101は、その選択位置のエリアに割り当てられている文字を、入力文字として確定する(ステップS108)。
一方、選択位置が拡大キーパッド105の外部であると判断された場合は(ステップS107:No)、ステップS101へ戻る。すなわち、CPU101は、今回のユーザによる入力がキャンセルされたものとして扱い、タッチパネル103から拡大キーパッド105を消去して、初期キーパッド104を表示させる。
これにより、入力精度の向上と入力速度の向上を図ることができる。さらには、各エリアが小さいキーパッドを用いて入力を行うときに、隣り合うキーにミスタッチしたときでも、容易に修正入力を行うことができる。
図9は、携帯端末装置200及び携帯電話機400の変形例を示す。
図9Aに示す携帯端末装置200は、その背面上部の左隅部に切り替えボタン206を備えている。これにより、初期キーパッド104の各エリアに割り当てる文字、記号等の文字種を切り替えることができるようにしてもよい。
図9Bに示す携帯電話機400においても同様に、基体側本体402の背面に設けられた切り替えボタン404によって、初期キーパッド104の各エリアに割り当てる文字、記号等の文字種の切り替えができるようにしても良い。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、本発明に係る入力装置は、上述した携帯端末や携帯電話機に限らず、あらゆる情報処理装置の入力装置として用いることが可能である。
本発明の一実施形態に係る入力装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置を備えた携帯端末装置及び携帯電話機の例を示す。 初期キーパッドのエリア「し」が押下された場合にタッチパネルに表示される拡大キーパッドとLCDの表示内容を示す図である。 図3の拡大キーパッドにおいて、エリア「つ」に指を移動する様子とそのときのLCDの表示内容を示す図である。 図3の拡大キーパッドにおいて、「つ」で入力を確定する場合のタッチパネルの表示内容を示す図である。 図3の拡大キーパッドの外部に指を移動させた場合の表示内容を示す図である。 初期キーパッド104の隅または端に位置するエリアが選択された場合の拡大キーパッドを示す図である。 図1の入力装置によって実行される入力表示処理の各ステップを示すフローチャートである。 携帯端末装置及び携帯電話機の変形例を示す図である。
符号の説明
100 入力装置
101 CPU
102 LCD
103 タッチパネル
104 初期キーパッド
105 拡大キーパッド
200 携帯端末装置
206 切り替えボタン

Claims (8)

  1. 複数のエリアを有し、各エリアに一つの文字が割り当てられている初期キーパッドをタッチパネルに表示する初期キーパッド表示手段と、
    前記タッチパネルに表示された初期キーパッドの中から、ユーザのタッチによる第1の選択により選択された第1の選択エリアを特定するユーザ選択エリア特定手段と、
    前記特定された第1の選択エリア及び前記第1の選択エリアの周囲の複数のエリアを含み、前記初期キーパッドよりも各エリアの領域を大きく表示した拡大キーパッドを、前記タッチパネルに表示する拡大キーパッド表示手段と、
    前記ユーザによる第2の選択により選択された前記タッチパネル上の選択位置が、前記拡大キーパッドの中のいずれか一つのエリア内であるとき、当該エリアに割り当てられている文字の入力を受け付ける文字入力受付手段と、を備える入力装置。
  2. 前記第2の選択により選択された前記タッチパネル上の選択位置が、前記拡大キーパッドの表示領域以外の位置であるとき、前記初期キーパッド表示手段は、前記拡大キーパッドを前記タッチパネルから消去して、前記初期キーパッドを前記タッチパネルに改めて表示することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記拡大キーパッド表示手段は、前記拡大キーパッドにおける前記第1の選択エリアが、前記ユーザがタッチした前記タッチパネル上の位置になるように、前記拡大キーパッドを前記タッチパネル上に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. ユーザがタッチパネルを押す力が第1の閾値以上になると、前記第1の選択が行われたと判定し、
    前記ユーザがタッチパネルを押す力が第2の閾値よりも小さくなると、前記第2の選択が行われたと判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 前記初期キーパッドは、ひらがな入力用のキーパッド、カタカナ入力用のキーパッド、またはアルファベット入力用のキーパッドのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の入力装置。
  6. 切り替えボタンをさらに備え、
    前記切り替えボタンが操作されると、前記ひらがな入力用のキーパッド、カタカナ入力用のキーパッド、またはアルファベット入力用のキーパッドのうちのいずれ一つのキーパッドから他の一つのキーパッドへ切り替えることを特徴とする請求項5記載の入力装置。
  7. 複数のエリアを有し、各エリアに一つの文字が割り当てられている初期キーパッドをタッチパネルに表示する初期キーパッド表示ステップと、
    前記タッチパネルに表示された初期キーパッドの中から、ユーザのタッチによる第1の選択により選択された第1の選択エリアを特定するユーザ選択エリア特定ステップと、
    前記特定された第1の選択エリア及び前記第1の選択エリアの周囲の複数のエリアを含み、前記初期キーパッドよりも各エリアの領域を大きく表示した拡大キーパッドを、前記タッチパネルに表示する拡大キーパッド表示ステップと、
    前記ユーザによる第2の選択により選択された前記タッチパネル上の選択位置が、前記拡大キーパッドの中のいずれか一つのエリア内であるとき、当該エリアに割り当てられている文字の入力を受け付ける文字入力受付ステップと、を備える入力装置の制御方法。
  8. 入力装置の制御方法が組み込まれたプログラムにおいて、
    前記プログラムに組み込まれた前記入力装置の制御方法は、
    複数のエリアを有し、各エリアに一つの文字が割り当てられている初期キーパッドをタッチパネルに表示する初期キーパッド表示ステップと、
    前記タッチパネルに表示された初期キーパッドの中から、ユーザのタッチによる第1の選択により選択された第1の選択エリアを特定するユーザ選択エリア特定ステップと、
    前記特定された第1の選択エリア及び前記第1の選択エリアの周囲の複数のエリアを含み、前記初期キーパッドよりも各エリアの領域を大きく表示した拡大キーパッドを、前記タッチパネルに表示する拡大キーパッド表示ステップと、
    前記ユーザによる第2の選択により選択された前記タッチパネル上の選択位置が、前記拡大キーパッドの中のいずれか一つのエリア内であるとき、当該エリアに割り当てられている文字の入力を受け付ける文字入力受付ステップと、を備えるプログラム。
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