JP2009181531A - 文字入力システム - Google Patents
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Abstract
【課題】指一本であってもより少ない動作で短時間に文字入力を可能とする、文字入力システムとそのシステムを備えた携帯端末装置、特に携帯電話機を提供する。
【解決手段】押圧されている位置を検出し、位置情報として送信するタッチパネル6と、位置情報を受信し、演算することで一の文字を特定し、概文字を文字情報として送信する処理手段としてのCPU9と、文字情報を受信し、特定された文字を表示する表示部5と、を備え、CPU9は、一の押圧動作が開始してから終了するまでに得られる位置情報により一の文字を特定する。
【選択図】図2
【解決手段】押圧されている位置を検出し、位置情報として送信するタッチパネル6と、位置情報を受信し、演算することで一の文字を特定し、概文字を文字情報として送信する処理手段としてのCPU9と、文字情報を受信し、特定された文字を表示する表示部5と、を備え、CPU9は、一の押圧動作が開始してから終了するまでに得られる位置情報により一の文字を特定する。
【選択図】図2
Description
本発明は文字入力システムと、そのシステムを備えた携帯端末装置、特に携帯電話機に関する。
近年、電子機器は小型化、高機能化が進んでおり、特に携帯電話機については、電話としての音声通話のみならず、携帯電話機の電話呼び出し用の数字キーを文字入力に利用したメールやインターネット通信が広く利用されている。
入力キーは、電話呼び出し用の数字キーが0〜9の10個(テンキー)のみであることから、通常はこのテンキーに仮名、記号を含むアルファベットが割り当てられ、数字、仮名、アルファベットの選択はモードの切り替えによって行われる。その他、「#」キーには記号が、「*」キーには小文字切り替え機能が割り当てられる。文字入力に際しては、テンキーの押圧位置から一の文字の属性情報を特定し、押圧回数で一の文字の詳細情報を特定する。以下、具体例を示して説明する。
図13は従来例の携帯電話機の一例を示す平面図である。携帯電話機50は、筐体1、テンキー2、四方向キー3、制御キー4、表示部5、スピーカー11及びマイク12を有する。
テンキー2は10個の数字キー及び「*」キー並びに「#」キーから成り、1つのキーに複数の仮名文字及びアルファベットが重複して割り当てられ、割り当てられた文字が各数字キーに印字されている。従って1つのキーから複数の種類の文字が区別して入力される必要があり、同一キーの連続打鍵回数によって、そのキーに割り当てられている異なった文字が特定される。
例えば、「とっきょ」と仮名文字入力をするには、まず「と」を入力するために仮名50音表の「た」行が割り当てられた[5]キーを5 回連続打鍵する。次の「っ」は「と」同一の「た」行であるから、同一キーの連続打鍵が一旦終止したことを示すために[→]キーを打鍵し、「っ」を入力するために「た」行の割り当てられた[4]キーを3回打鍵し、小文字に変換するため「*」キーを押す。続いて「き」を入力するために[2]キーを2回打鍵し、「ょ」を入力するために[8]キーを3回打鍵してから「*」キーを押す。以上の打鍵操作によって文字列「とっきょ」の入力が完了し、その後四方向キーにより漢字変換を行う。
英語アルファベットは、アルファベット26文字が3文字または4文字ごとにグループ分けされ、テンキーの各キーに一のグループが割り当てられる。例えば、[2]キーには「ABC」のグループが割り当てられる。各文字は、同一キーの連続打鍵回数によって区別される。ひらがなとアルファベットとの切り替えは制御キーによって行い、各種の記号は記号キー[#]の連続打鍵回数に応じて入力される(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平6−152711号公報
特開平8−79360号公報
以上のように、従来の携帯端末装置における電話呼び出し用のテンキーを文字入力に兼用する方法では、1つの数字キーに複数の文字が割り当てられ、押下した回数で選択する方式が一般的に用いられているので、例えば仮名文字の場合「と」のような5段目に配置された文字を選択する場合には5回の押下が必要となるように押下動作の回数が多くなる。また、使用者は押下した回数を記憶して文字を認識する必要がある。さらに、仮名50音表の同じ行に属する文字を連続して入力する際にはその都度[→]キーを打鍵しなければならない。その結果、例えば「とっきょ」の4文字を入力するために16回の打鍵が必要であり、通常は主に親指のみで打鍵を行うため、文字入力に多大な時間を要するものであった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、指一本であってもより少ない動作で短時間に文字入力を可能とする、文字入力システムとそのシステムを備えた携帯端末装置、特に携帯電話機を提供することを目的とする。
本発明の文字入力システムは、表示部を兼ねるタッチパネルと、処理手段とを備え、処理手段は、タッチパネルに文字の属性情報を複数表示し、複数の属性情報のうち一つが指定された際には、指定された属性情報に基づく詳細情報を含むガイド表示を表示することを特徴とする。
処理手段は、一の押圧動作が開始した位置の位置情報および終了した位置の位置情
報により一の文字を特定することが望ましい。
報により一の文字を特定することが望ましい。
処理手段は、一の押圧動作が開始した位置の位置情報から一の文字の属性情報を、
前記押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報との差から前記一の文
字の詳細情報を、それぞれ特定することが望ましい。
前記押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報との差から前記一の文
字の詳細情報を、それぞれ特定することが望ましい。
処理手段は、前記押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報と
の差における方向の要素から前記一の文字の詳細情報を特定することが望ましい。
の差における方向の要素から前記一の文字の詳細情報を特定することが望ましい。
前記ガイド表示に表示された詳細情報のうち何れかが選択された際には、選択された詳細情報の隣に、予測される候補となる複数の文字列を表した別のガイド表示が表示されることが望ましい。
前記別のガイド表示に表示された複数の文字列のうち何れかが選択された際には、選択された複数の文字列の隣に、さらに予測される候補となる複数の文字列を表したさらに別のガイド表示が表示されることが望ましい。
現時点までの確定文字列が、押圧されている点の隣に表示されることが望ましい。
本発明の携帯端末装置は、本発明の文字入力システムを備える。
タッチパネルは、従来のキーの打鍵に比べ、押圧が開始してから終了するまでに得られる情報が多い。本発明によれば、タッチパネルにより入力し、一の押圧動作が開始してから終了するまでに得られる位置情報を処理手段で演算することで一の文字を特定し、表示部に表示させるようにしたことにより、一の動作で一の文字を特定し得ると共に、離した瞬間にその文字であることを確定することができる。そのため、ユーザーは打鍵回数を数える必要がなく、例えば50音表の同じ列に属する文字を連続して入力する場合であっても[→]キーを押す必要がなく、一動作で一文字を入力する高速な文字入力が可能となる。また、ガイド表示を見ることによって次に行うべき操作を迷わず行うことができる。
また、一の押圧動作が開始及び終了した位置の位置情報のみにより一の文字を特定すれば、処理が単純であるから、プログラム及び機器を簡素化できる。ユーザーも、押圧開始位置及び終了位置のみを意識すればよいから、入力が簡単で、慣れやすい。
さらに、処理手段が、一の押圧動作が開始した位置の位置情報から一の文字の属性情報を特定し、押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報との差から、一の文字の詳細情報を特定することで、ユーザーは従来の入力方法からの移行が容易である。なぜなら、従来の入力方法は押圧位置から一の文字の属性情報を特定するところ、従来の数字キーに相当する位置に従来同様の属性情報を割り当てることができるからである。
方向の要素から前記一の文字の詳細情報を特定することで、操作に慣れた場合には、ガイド表示を見なくても入力操作をすることができる。
別のガイド表示が表示される場合には、次の入力文字列を簡単に選択し入力することができる。
さらに別のガイド表示が表示される場合には、これを選択することを繰り返すことで簡単に文章を入力することができる。
現時点までの確定文字列が、押圧されている点の隣に表示される場合には、視線を押圧点から移動することなく文章を入力することができる。
上記文字入力システムを携帯端末装置に備えれば、小型化の要求を満たしつつ、指一本であっても、より少ない動作で短時間に文字入力可能な携帯端末装置を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、従来の携帯端末装置と同様の部分については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1(A),(B)及び(C)は本発明の実施形態に係る携帯電話機10,20及び30の構成を示す。携帯電話機10,20及び30は、従来の携帯電話機と異なり、入力手段としてタッチパネル6,7及び8を備える。
携帯電話機10は従来のテンキーに相当する部分のみがタッチパネル6であり、タッチパネル6には従来のテンキーの数字キーに相当する位置に、従来のテンキーの数字キーに印字されていた文字が印字されている。四方向キー3、制御キー4、表示部5については従来の携帯電話機50と同様である。
携帯電話機20は入力部全体がタッチパネル7であり、タッチパネル7には従来のテンキーの数字キー、四方向キー、制御キーに相当する位置に、相当するキーに印字されていた文字等が印字されている。表示部5については従来の携帯電話機50と同様である。
携帯電話機30は表示部を兼ねたタッチパネル8をその表面全体に備える。従来のテンキー、四方向キー、制御キー、表示部に相当する位置には、適宜それらに相当する文字等が表示される。
図2は携帯電話機10の機能構成を示すブロック図である。携帯電話機10は、少なくともタッチパネル6と、処理手段としてのCPU9と、表示部5とを有する。携帯電話機20も同様の構成を有するため図示を省略する。携帯電話30は、表示部5がタッチパネル6を兼ねているが、機能的構成は携帯電話機10と同様であるから図示を省略する。
ここで、表示部とは、液晶画面などの表示パネルであり、処理手段から出力された文字などの情報を表示する機能を有する。自律的に発光しない表示部の場合はバックライト等の発光部も含まれる。
タッチパネルとは、例えば押圧動作を検出する圧力検出パネルであり、静電容量方式、抵抗膜式等の方式を利用することができる。押圧とはタッチパネルに触れることをいい、タップともいう。圧力検出以外の方式によるタッチパネルにおいては、必ずしも圧力を加える必要はない。タッチパネルは、指などで押圧されると、押圧されている場所をX軸及びY軸の座標情報に変換し、位置情報として処理手段へ送信する。従来の携帯電話機と同様、表面には数字キー等のキーに該当する場所に数字や電話マークなどが印刷されていることが操作性の観点からは望ましい。また、触覚的に操作性を向上するために各キーや中心のキーに凹凸が設けられていてもよい。
タッチパネルは、表示機能を兼ね、状況に応じて数字等が表示されるものでもよい。この場合、表示部とタッチパネルが全部もしくは一部重なるように配置され、すなわち外見上表示部とタッチパネルが兼ねられているものでもよい。このようなものを使用すると、携帯機器をよりコンパクトに設計することができ、画面およびキーを広くとることができる。さらに、キーの配置を好みに応じてカスタマイズしたりすることもできる。
処理手段は、一の押圧動作が開始した位置の位置情報および終了した位置の位置情報のみにより一の文字を特定することができる。
より詳細には、一の押圧動作が開始した位置の位置情報から一の文字の属性情報を、押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報との差から文字の詳細情報を、それぞれ特定することができる。
ここで、属性情報とは、文字をいくつかの群に分類するための情報であって、例えば仮名文字の母音、仮名50音表における行、アルファベットであればアルファベット26文字をいくつかのグループに分けた際のグループである。また、詳細情報とは、同一群中の文字を区別する情報であって、例えば仮名文字の子音、文字の仮名50音表における列、アルファベットであればグループ内における一の文字である。
上記文字入力システムは、携帯端末装置に備えることができる。
ここで、携帯端末装置とは、携帯電話、PHS、PDAなど、表示画面を有し、小型化の要求が強く、文字入力用のキーを多く設けることが困難な電子機器をいう。
タッチパネルは、従来のキーの打鍵に比べ、押圧が開始してから終了するまでに得られる情報が多い。本発明によれば、タッチパネルにより入力し、一の押圧動作が開始してから終了するまでに得られる位置情報を処理手段で演算することで一の文字を特定し、表示部に表示させるようにしたことにより、一の動作で一の文字を特定し得ると共に、離した瞬間にその文字であることを確定することができる。そのため、ユーザーは打鍵回数を数える必要がなく、例えば50音表の同じ列に属する文字を連続して入力する場合であっても[→]キーを押す必要がなく、一動作で一文字を入力する高速な文字入力が可能となる。
また、一の押圧動作が開始及び終了した位置の位置情報のみにより一の文字を特定すれば、処理が単純であるから、プログラム及び機器を簡素化できる。ユーザーも、押圧開始位置及び終了位置のみを意識すればよいから、入力が簡単で、慣れやすい。
さらに、処理手段が、一の押圧動作が開始した位置の位置情報から一の文字の属性情報を特定し、押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報との差から、一の文字の詳細情報を特定することで、ユーザーは従来の入力方法からの移行が容易である。なぜなら、従来の入力方法は押圧位置から一の文字の属性情報を特定するところ、従来の数字キーに相当する位置に従来同様の属性情報を割り当てることができるからである。
上記文字入力システムを携帯端末装置に備えれば、小型化の要求を満たしつつ、指一本であっても、より少ない動作で短時間に文字入力可能な携帯端末装置を提供することができる。
このような携帯電話機10を使用して一の文字を入力する際の入力動作について、平仮名「つ」を入力する場合を例として、図を参照して説明する。携帯電話20及び30については、入力方法は携帯電話機10と同様であるから説明を省略する。
携帯電話機10の表示部には、CPU9により、属性情報、この図の場合は平仮名の行を示す文字が複数表示されている。具体的には「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」及び記号などを示す文字が表示されている。ユーザーはまず、入力したい文字「つ」の属性情報である、仮名50音表における行を指定する。具体的には指などでタッチパネル6上「た」を押圧する。すると、押圧動作が開始した位置の位置情報が座標情報(x1,y1)としてタッチパネル6からCPU9に送信され、CPU9はこれを受信する(図3、ステップS1)。
CPU9は、座標情報(x1,y1)から、図4に示す判断基準表21に基づき、一の文字の仮名50音表における行を特定する(ステップS4〜S14)。判断基準表21は、タッチパネル6に描かれたテンキーの座標に対応している。
詳説すると、CPU9が座標情報(x1,y1)を受信した場合(ステップS1)、まず座標情報(x1,y1)が一定範囲((xa<x1<xd)かつ(ya<y1<ye))外である場合は文字入力と判断しない(ステップS2〜S3)。
(x1<xb)の場合(ステップS4)、(y1<yb)の場合は「あ行」、(y1<yc)の場合は「た行」、(y1<yd)の場合は「ま行」を特定し、それ以外の場合は文字入力と判断しない(ステップS5〜7)。
上記に該当せず、(x1<xc)の場合(ステップS8)、(y1<yb)の場合は「か行」、(y1<yc)の場合は「な行」、(y1<yd)の場合は「や行」、それ以外の場合は「わ行」を特定する(ステップS9〜11)。
上記に該当せず、(y1<yb)の場合は「さ行」、(y1<yc)の場合は「は行」、(y1<yd)の場合は「ら行」を特定し、それ以外の場合は文字入力と判断しない(ステップS12〜14)。
今回の例では、タッチパネル6上「た」を押圧しており、押圧位置の座標は判断基準表21に照らして(xa<x1<xb)であり、(yb<y1<yc)であるから、ステップS1〜S6に従い、一の文字は「た行」であることが特定される。
次に、ユーザーは入力する文字の仮名50音表における列(母音)を決定するため、図5に示す判断基準表22に従い、押圧したまま指をずらす。すなわち、母音が「i」(い列)であれば上、「u」(う列)であれば右、「e」(え列)であれば下、「o」(お列)であれば左に指をずらし、「a」(あ列)であれば指をずらさない。また、「っ」等の小文字について、右に一定距離(xr)以上ずらした場合は「っ」と特定することもできる。今回の例では子音は「u」であるから、指を右方向へ一定距離(xq超xr未満)ずらす。この際、操作性の観点から、表示部6におけるしかるべき場所、例えば入力しようとしている文字が表示されるべき部分や、表示部を兼ねたタッチパネル8であれば押圧している部分に、図6に示すようなガイド表示23が出るようにしてもよい。特に、押圧している部分、詳細情報が表示されている部分にガイド表示を表示すれば、これをなぞるように指をずらすことでその後の操作を行うことができ、直感的に使用できる。ガイド表示とは、指定された属性情報に基づき、この属性に属する詳細情報を表す表示であり、ガイド表示に従って操作を行った際に特定される文字が表示されている。すなわち、判断基準表22をタッチパネル8上に表現したものである。当然ながら、この際、ガイド表示23が重なることによって属性情報の一部が隠れることもある。
指定された属性情報に基づく詳細情報を指定された属性情報を示す表示の上下左右に表示した、全体として十字形のガイド表示23は、実際の判断基準表22より詳細情報を示す範囲が狭いが、ガイド表示の範囲が判断基準表より狭いことは使用上の障害とならない。例えば、例えば、図7に示すように、ガイド表示23における「い」の領域が、実際には画面上に表示されない判断基準表25における「い」の範囲25iより狭いことになる。一方、あ列に関してはほとんど指をずらさない場合にのみ判定すればよいが、ガイド表示はある程度見やすい大きさである必要があるから、図7に示すように、ガイド表示23における「あ」の領域が、実際には画面上に表示されない判断基準表25における「あ」の範囲25aより広いことになる。この場合、判断基準表25における「あ」の範囲は円であり、これにより押圧開始地点からの「あ」の範囲の臨界距離を一定にすることができる。このように判断基準表とガイド表示とが一致しないようにすることが可能である。また、図8に示すガイド表示26のように、現在選択されている詳細情報26iの色を変えたり、拡大したりして強調表示してもよい。この際、近くの詳細情報ほど拡大して表示したり、詳細情報同士を一部重ねることも可能である。さらに、押圧位置がずれる際の指の動きと逆にガイド表示が移動すれば、指の動きが少なくても画面上では相対的に大きな動きとなり、表示が見やすいと共に小さな動きで文字を確定できる。
ユーザーが任意の場所でタッチパネル6の押圧を解除する(指などを離す)と、押圧動作が終了した位置の位置情報が座標情報(x2,y2)としてタッチパネル6からCPU9に送信され、CPU9はこれを受信する。CPU9は、押圧開始点の座標情報(x1,y1)と押圧解除点の座標情報(x2,y2)との差(x3(x2−x1),y3(y2−y1))から、図5に示す判断基準表21に基づき、一の文字の仮名50音表における列を特定する。
図3を参照して詳説すると、座標情報(x2,y2)を受信した場合(ステップS20)、CPU9はまず差分座標(x3,y3)を算出する(ステップS21)。
縦方向の移動量が横方向より大きい(|x3|<|y3|)場合(ステップS22)、縦方向の差分座標が一定超(y3>yq)であれば「い列」が、一定未満(y3<−yq)であれば「え列」が、特定され(ステップS23,S24)、これらに該当しなければ「あ列」が特定される(ステップS25)。
上記に該当せず、横方向の差分座標が一定超(x3>xq)であれば「う列」が、一定未満(x3<−xq)であれば「お列」が、特定される(ステップS26,S27)。なお、「た行」の場合、さらに一定以上右に進んだ場合(x3>xr)は「っ」等の小文字と特定する(ステップS28)。
押圧を開始した場所からほぼ動かずに指を離した場合((|x3|<xp)かつ(|y3|<yp))は、上記に該当しないため、「あ列」が特定される(ステップS25,S29)。
以上のルーチンにより一の文字が特定されたら、CPU9は特定された文字を文字情報として表示部5に送信する。表示部5は文字情報を受信し、特定された文字を表示する。
以上のルーチンにより一の文字が特定されたら、CPU9は特定された文字を文字情報として表示部5に送信する。表示部5は文字情報を受信し、特定された文字を表示する。
「一の押圧動作が開始してから終了するまでに得られる位置情報」とは、押圧動作が開始した位置の位置情報、終了した位置の位置情報、押圧位置が変化した場合に押圧位置が描く軌跡上の位置情報を含み、位置情報に加え押圧の時間的情報を文字特定のための要素とすることを排除しない。
かな文字入力後は次の文字入力の待機状態となる。また、「↓」キーなどを打鍵することにより漢字変換ルーチンに入ったり、「文字種変更」キーによりカタカナやアルファベット入力モードに入ったりすることもできるが、これらについては従来の携帯電話機と同様である。
他の実施形態として、図10に示すように、指定された属性情報に基づく詳細情報を指定された属性情報を示す表示26a(図の例では「あ」)の上方を中心として展開した扇形の判断基準表に従った当たり判定により詳細情報を決定してもよい。この場合、判断基準表にほぼ沿った扇形のガイド表示26bを表示すれば、十字形の場合と同様、方向のみで詳細情報を特定できると共に、指で操作する際に自分の指でガイド表示の一部が隠れてしまうことがなく、快適に利用することができる。
以上のように、本発明の実施形態では押圧を開始した座標と解除した座標とからひらがな一文字を特定し、指でタッチパネルを押圧し、ずらし、離すという一連の動作のみで一の文字を特定することができる。また、上述した「っ」の例のように移動方向のみならず距離を判断基準に入れることで、操作回数を少なくして多くの文字を入力することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、閾値であるxq,yq等の値や判定基準は適宜のものが選択されるべきである。判断基準に使用する情報も、押圧位置、移動方向の他、移動距離、押圧時間、押圧しながら指を移動させた場合に押圧位置が描く軌跡の図形等を利用した適宜な情報を利用することができる。
例えば、図12に示す判断基準24のように、指を動かす方向は問わず、動かす距離によって文字を特定することができる。このような判断基準を使用する場合にも、判断基準表に対応したガイド表示をすることが望ましい。また、指定された属性情報に基づく詳細情報を直線状に並べた線形の判断基準表に基づく判断基準であってもよい。この場合、どの詳細情報を選択する場合にもほぼ同じ方向に指をスライドすることになる。
さらに、判定基準を適宜変更することにより、「文字種変更」キーを打鍵することなく一連の動作のみでひらがな以外の文字、例えばカタカナ、アルファベット、数字等を特定することも可能である。例えば、押圧を開始した座標と解除した座標との距離によりひらがな、カタカナ、アルファベット等の文字種を特定することもできるし、一定時間押圧したままの場合は小文字と判断する、一地点での押圧動作を一定時間継続した場合には文字種を変更する、などのように押圧を開始してから解除するまでの間の位置情報や押圧している時間、ある座標に留まっている時間等を判断基準に取り入れることにより、押圧を開始してから解除するまでの1ステップ内により多くの情報を盛り込むことができる。
他にも、押圧したまま指をずらし、途中でその進行方向が90度変化した場合には文字種を変更するとか、押圧したまま円軌道を描いた場合にはその数字キーに割り当てられている文字(例えば「た,ち,つ,て,と,G,H,I,4」)を順に表示するなどの応用が考えられる。これらの方法によれば、少ない手順で多種の文字を入力することができ、入力速度を上げることができる。その他、二本指で同時に二箇所を押圧し、一方を属性情報、他方を詳細情報とするなど、様々なバリエーションが可能である。なお、最初の押圧で属性情報を取得してガイド表示を行い、二度目の押圧で詳細情報を決定することもできる。さらに、二度目の押圧後に指を離した際に詳細情報を決定してもいい。また、一定時間は指を離しても離したと判定しない、すなわち誤って指を離してしまったときには指を離していないものと扱うこともできる。
さらに、漢字変換、とくに予測変換に応用すると、図11に示すように、ガイド表示23における選択された詳細情報の下などに、予測される候補となる単語や文字列群のガイド表示23bを表示し、矢印A1に示すように押圧したまま下方向にスライドすることで、一回の押圧から離すまでの動作で入力する文字列を決定することができる。この際、例えば、あ列の候補文字については、あ列を押圧して一定時間が経過した際に予測される文字列群を表示するということも可能である。さらに、指を離さないままある文字列(図では「いつ」)上から矢印A2に示すように押圧したまま横方向にスライドした場合にはさらにこれに続く予測される候補となる単語や文字列群23cを表示し、矢印A3に示すように押圧したまま下方向にスライドすることで、一回の押圧から離すまでの動作で入力する文字列を決定することができる。このように、文字列候補群のガイド表示を押圧したまま、文字列候補の並び方向、すなわち図の例では下(または上)にスライドし、文字列候補の並び方向と直交する横方向にスライド方向を変更することで、処理手段が文字列を確定するとともに、当該押圧箇所の隣に次の文字列候補群のガイド表示を表示する、という操作を繰り返すことで、指を画面から離さずに文章を組み立てていくことができる。最後に指を画面から離すことで文章が確定する。指を離さない間は、指をもとに戻るようにスライドしたり、ガイド表示以外の場所へスライドしたりすることで入力をキャンセルすることができる。文字列候補は、スライド方向を変更することなくある文字列を押圧した時点で表示してもよいし、指を離した時点で表示してもよい。この場合は、次の押圧またはその後に指を離すことで文字列を決定する。
また、この予測変換を直線状の判断基準に応用することもできる。属性情報を押圧したときに詳細情報をガイド表示し、ガイド表示を押圧したまま指を上下にスライドしたときには詳細情報または文字列を確定せず、指を離したときに詳細情報または文字列を確定し、一方押圧したまま指を横にずらしたときには詳細情報または文字列を確定するとともに確定した詳細情報または文字列から予測される候補となる次の文字列群を表示するという処理を繰り返すことで文章を組み立てていくことができる。また、一の文字列の地点で押圧したまま一定時間が経過した場合には、該一の文字列から予測される候補となる次の文字列群をガイド表示し、その後、押圧地点が該文字列群を表示するガイド表示へ移動した際には該一の文字列を確定するという方法も可能である。
ところで、表示部を兼ねたタッチパネルに凹凸がない場合には、どの地点を押圧しているかが感触でわからず、押圧地点を目視する必要がある。一方、文章を確認するためには、文章の表示されている部分を目視する必要がある。一般的には、文章は表示部の上方に表示され、押圧する部分は表示部の下方に表示される。そのため、文章だけを目視しながら入力する、いわゆるブラインドタッチ入力を行うことができないという問題がある。
そこで、現在既に入力し、または確定している文章が、押圧地点の直近、例えばすぐ左側や上側などに表示され、押圧地点が移動した場合にはこれに伴って該表示が移動するようにするとよい。この場合において、概表示は、これから選択することのできる候補文字列のガイド表示を隠さないように配置されることが好ましい。ただし、例えば「た」を押圧した際に表示される詳細情報のガイド表示である「ちつてと」などは、見えていなくても何が書いてあるのかわかるのだから、一部隠れてもよい。
画面の端などでガイド表示を表示できない場合は、左右または上下を逆にして、画面の中央方向にガイド表示を表示するようにしてもよい。
そこで、現在既に入力し、または確定している文章が、押圧地点の直近、例えばすぐ左側や上側などに表示され、押圧地点が移動した場合にはこれに伴って該表示が移動するようにするとよい。この場合において、概表示は、これから選択することのできる候補文字列のガイド表示を隠さないように配置されることが好ましい。ただし、例えば「た」を押圧した際に表示される詳細情報のガイド表示である「ちつてと」などは、見えていなくても何が書いてあるのかわかるのだから、一部隠れてもよい。
画面の端などでガイド表示を表示できない場合は、左右または上下を逆にして、画面の中央方向にガイド表示を表示するようにしてもよい。
以下、このような表示部を兼ねたタッチパネルを全面に備えた携帯電話機において、文字を入力する際の操作手順を詳細に説明する。なお、図中矢印は押圧地点の移動を意味する。ここでは、「今日はいい天気」という文章を打ち込みたい場合を想定する。また、ここでは直線状の判断基準を採用した場合のみについて説明するが、他の判断基準であってもほぼ同様の操作手順により入力することができる。
携帯電話30は図14に表れているようにほぼ全面が表示部を兼ねたタッチパネルであり、まず初期画面として、向かって上方に文章表示スペース31と、属性情報を表示するテンキー表示スペース32とが表示されている。この点について図1(C)に示す携帯電話と同様であり、適宜図示及び説明を省略する。
まずは「き」を入力するため、図15に円で示すようにテンキー表示スペース32における「か」を押圧する。すると、文章表示スペース31には「か」が表示されると共に、テンキー表示スペース32における「か」が色が変わることで強調表示され、この「か」の下方に詳細情報を示す「きくけこ」のガイド表示が表示される。
続いて、図16に矢印で示すように、押圧したまま「き」までスライドすると、文章表示スペース31には「き」が表示され、テンキー表示スペース32における「き」が強調表示される。これと同時に、この「き」の隣、ここでは右側に、「き」から予測される候補となる文字列である「昨日」「来て」「去年」などが表示される。この候補文字列は、「き」の地点で押圧したまましばらく停止した場合、すなわちホールド時に表示するようにしてもよい。この点については以下同様である。
この場合、候補文字列の中に「今日」がないので、押圧解除、すなわち画面から指などを離すことで、「き」の入力を確定する。
この場合、候補文字列の中に「今日」がないので、押圧解除、すなわち画面から指などを離すことで、「き」の入力を確定する。
続いて、「ょ」を入力するため、「や」を押圧し、図17に矢印で示すようにガイド表示「ゆよ」上を「よ」までスライドする。このとき、文章表示スペース31に「きよ」が表示されるのみならず、押圧している地点の左側に、既に確定している文字「き」が表示される。いま、「よ」を押圧しているので、「よ」の表示の左側に「き」が表示されている。ここで、既に確定している文字「き」と現在選択している文字「よ」が一体化して「きよ」として強調表示されている。また、その右側には、「きよ」から予測される候補となる文字列「清原」、「今日」、「去年」を表したガイド表示が表示されている。
続いて、図18に矢印で示すように、ガイド表示上「今日」までスライドする。すると、文章表示スペース31には「今日」が表示され、テンキー表示スペース32においては、「今日」から予想される文字列「の」、「は」、「この頃」を表したガイド表示が、選択している文字列の左側に表示される。これは、画面上これ以上右側にガイド表示をすることができないため、左側に表示したものである。
続いて、図19に矢印で示すように、ガイド表示上「は」までスライドする。すると、文章表示スペース31には「今日は」が表示され、テンキー表示スペース32においては、「今日は」から予想される文字列「いい」、「大変」、「来れそう」を表したガイド表示が、選択している文字列の右側に表示される。ここで、現時点までの確定文字である「今日」が、現在選択しているガイド表示「は」の左側に、「は」と一体化して表示される。
続いて、図20に矢印で示すように、ガイド表示上「いい」までスライドする。すると、文章表示スペース31には「今日はいい」が表示され、テンキー表示スペース32においては、「今日はいい」から予想される文字列「天気」、「感じ」、「なぁ」を表したガイド表示が、選択している文字列の左側に表示される。ここで、現時点までの確定文字である「今日は」が、現在選択しているガイド表示「は」の上側に表示される。このように、ガイド表示同士はなるべく重ならないように表示されることが好ましく、特に、現在押圧している地点を含むガイド表示は全て表示されていることが望ましい。もしくは、現在選択しているガイド表示と重なる部分は、下に隠れているガイド表示が透過して見えるようにしてもよい。また、現在選択しているガイド表示以外は、前のステップのものほど色が薄く、すなわち下に隠れている表示が透過して見えるように表示してもよい。
続いて、図21に矢印で示すように、ガイド表示上「天気」までスライドする。すると、文章表示スペース31には「今日はいい天気」が表示され、テンキー表示スペース32においては、「今日はいい天気」から予想される文字列「だね」、「予報」、「。」を表したガイド表示が、選択している文字列の右側に表示される。ここで、現時点までの確定文字である「今日はいい」が、現在選択しているガイド表示「天気」の左側に表示される。
この時点で入力ミスに気づいたような場合には、ガイド表示以外の部分で押圧を解除することで入力をキャンセルすることができ、また、例えば矢印を逆にたどるように以前のガイド表示へスライドすることで、そのガイド表示以降のガイド表示を部分キャンセルすることができる。
この時点で入力ミスに気づいたような場合には、ガイド表示以外の部分で押圧を解除することで入力をキャンセルすることができ、また、例えば矢印を逆にたどるように以前のガイド表示へスライドすることで、そのガイド表示以降のガイド表示を部分キャンセルすることができる。
ここで、入力したい文章「今日はいい天気」が入力できたから、ガイド表示中の文字列「天気」地点で押圧を解除する。すると、図22に示すように、文章表示スペース31において文章「今日はいい天気」が確定し、確定している文章「今日はいい天気」から予測される候補となる文字列「だね」、「予報」、「。」を表したガイド表示が、この文章及びテンキーと重ならない場所に表示される。これは、ユーザーが間違えて押圧を解除してしまった場合にも予測される候補となる文字列を提供すると共に、新たな入力のためにテンキーを押圧できるようにするためである。
ここで、確定した「今日はいい天気」に「ですね」を追加したくなった場合、図23に円で示すように、属性情報を表す「た」を押圧する。すると、文章表示スペース31には「今日はいい天気た」と表示され、テンキー表示スペース32には「た」の下に詳細情報「ちつてと」のガイド表示が表示される。さらに、「た」の上に、現在既に確定している文章である「今日はいい天気」が表示される。
続いて、図24に矢印で示すように、「て」までスライドする。この際、「今日はいい天気」の表示も押圧地点の移動に伴って移動する。ここで、図では、現在選択しているガイド表示上に既に確定している文章である「今日はいい天気」が表示され、「ち」「つ」などが隠れているが、この部分は隠れていても内容がわかるし、押圧地点を上方へスライドした場合にはこの表示も移動するのであるから、問題はない。
続いて、図25に矢印で示すように、「ですね」までスライドする。この際、「今日はいい天気」の表示も押圧地点の移動に伴って移動し、ガイド表示において選択されている文字列「ですね」と併合する。また、既に入力した文章から予測される候補となる文字列「。」「。さて、」を示すガイド表示が、「ですね」の右側に表示される。ここで、図では、現在選択しているガイド表示上に既に確定している文章である「今日はいい天気」が表示され、「ち」「つ」などが隠れているが、この部分は隠れていても内容がわかるし、押圧地点を上方へスライドした場合にはこの表示も移動するのであるから、問題はない。
ここで、押圧を解除することで、入力した文章「今日はいい天気ですね」が確定する。
ここで、押圧を解除することで、入力した文章「今日はいい天気ですね」が確定する。
なお、図26に示すように、現時点までの確定文字列の表示25は、押圧地点を完全に追うようシームレスに移動してもよいし、選択されている文字列または文字(ここでは「て」)が変更されるたびに、その文字列等の位置に応じて適した位置に、グリッド的に移動してもよい。特に、押圧している地点からの相対的な位置が右上もしくは左上の一定の位置になるようにすると、視点を動かすことが少なくてすむ。さらに、使用性を向上するために、図26に示すように、吹き出し表示の中に表示したり、押圧地点から、押圧している指で隠れない程度に少し離れた地点に表示することも効果的である。
以上説明した文字入力システムの利用される携帯端末装置としては、小型化の要求の強い携帯電話機が主とした対象となるが、これに限定されるものではなく、PHSやPDAなど、表示画面を有し、文字入力用のキーを多く設けることが困難な電子機器に広く適用することができる。また、上下、左右などの方向は上記の例に限られるものではない。
1 筐体
2 テンキー
3 四方向キー
4 制御キー
5 表示部
6,7,8 タッチパネル
9 CPU
11 スピーカー
12 マイク
21,22,24 判断基準表
23 ガイド表示
10,20,30,50 携帯電話機
31 文章表示スペース
32 テンキー表示スペース
2 テンキー
3 四方向キー
4 制御キー
5 表示部
6,7,8 タッチパネル
9 CPU
11 スピーカー
12 マイク
21,22,24 判断基準表
23 ガイド表示
10,20,30,50 携帯電話機
31 文章表示スペース
32 テンキー表示スペース
Claims (8)
- 表示部を兼ねるタッチパネルと、処理手段とを備え、
前記処理手段は、前記タッチパネルに文字の属性情報を複数表示し、
複数の前記属性情報のうち一つが指定された際には、指定された属性情報に基づく詳細情報を含むガイド表示を表示することを特徴とする、文字入力システム。 - 前記処理手段は、一の押圧動作が開始した位置の位置情報および終了した位置の位置情
報により一の文字を特定することを特徴とする、請求項1に記載の文字入力システム。 - 前記処理手段は、一の押圧動作が開始した位置の位置情報から一の文字の属性情報を、
前記押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報との差から前記一の文
字の詳細情報を、それぞれ特定することを特徴とする、請求項1または2に記載の文字入
力システム。 - 前記処理手段は、前記押圧動作が開始した位置の位置情報と終了した位置の位置情報と
の差における方向の要素から前記一の文字の詳細情報を特定することを特徴とする、請求
項1から3のいずれかに記載の文字入力システム。 - 前記ガイド表示に表示された詳細情報のうち何れかが選択された際には、選択された詳細情報の隣に、予測される候補となる複数の文字列を表した別のガイド表示が表示されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の文字入力システム。
- 前記別のガイド表示に表示された複数の文字列のうち何れかが選択された際には、選択された複数の文字列の隣に、さらに予測される候補となる複数の文字列を表したさらに別のガイド表示が表示されることを特徴とする、請求項5のいずれかに記載の文字入力システム。
- 現時点までの確定文字列が、押圧されている点の隣に表示されることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の文字入力システム。
- 請求項1から7のいずれかに記載の文字入力システムを備えたことを特徴とする、携帯
端末装置。
Priority Applications (1)
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JP2008022389A JP2009181531A (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 文字入力システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008022389A JP2009181531A (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 文字入力システム |
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- 2008-02-01 JP JP2008022389A patent/JP2009181531A/ja active Pending
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