JP5931627B2 - 携帯端末装置、プログラムおよび入力訂正方法 - Google Patents

携帯端末装置、プログラムおよび入力訂正方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Tablet PC)、電子書籍端末等の携帯端末装置に関する。また、本発明は、かかる携帯端末装置に用いて好適なプログラムおよび入力訂正方法に関する。
従来、タッチパネルを備えた携帯端末装置が知られている。かかる携帯端末装置では、タッチパネルにキーボードが表示される。ユーザは、キーボードに設けられた文字入力キーを押下する(タッチする)ことにより、文字を入力することができる(たとえば、特許文献1参照)。
キーボードには、デリートキーが設けられている。ユーザは、入力した文字を訂正する場合、デリートキーを用いて誤った文字を消去した後に、文字入力キーを用いて正しい文字を入力する。
特開2010−263433号公報
上記のように文字を訂正する場合に、訂正のための操作をより短い時間で行うことが可能となれば、ユーザが、より短い時間で電子メール等の文書を作成することが可能となるので、ユーザとって便利である。
そこで、本発明は、文字の訂正に要する操作時間を短縮でき、操作性に優れる携帯端末装置、プログラムおよび入力訂正方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る携帯端末装置は、表示面と、前記表示面に対するタッチ操作を受け付ける受付部と、文字入力のための操作部と、前記操作部を前記表示面に表示するとともに、前記受付部により受け付けられた前記操作部に対するタッチ操作に応じた文字を前記表示面に表示する表示制御部と、記憶部と、を備える。ここで、前記操作部は、前記表示面に表示された文字を削除する機能を有する削除キーと、文字の入力を行う第1の文字入力キーと、前記表示面において前記第1の文字入力キーに隣接して表示され、文字の入力を行う第2の文字入力キーと、少なくとも含む。さらに、前記記憶部は、前記第1の文字入力キーに対して連続して行われたタッチ操作の回数を記憶する。さらに、前記表示制御部は、前記第1の文字入力キーに対する1以上の回数のタッチ操作が前記受付部により受け付けられて当該回数のタッチ操作に割り当てられた文字が入力された後、前記削除キーに対するタッチ操作が前記受付部により受け付けられると、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数のタッチ操作を前記第2の文字入力キーに対して行った場合に入力される第1の文字を訂正候補の文字とし、当該訂正候補の文字を、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作における前記削除キーからのタッチ位置の移動方向と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により前記表示面に表示する。そして、前記表示制御部は、前記訂正候補の文字が前記表示面に表示された後、前記削除キーからの前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作が前記受付部により受け付けられると、削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記訂正候補の文字は、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数の前後の回数のタッチ操作を前記第1の文字入力キーに行ったときに入力される第2の文字をさらに含み得る。この場合、前記表示制御部は、前記第2の文字を、前記第1の文字と合せて前記表示面に表示する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記削除キーを前記表示面の第1の端の近傍に表示するとともに、前記削除キーから前記第1の端に向かう方向に前記訂正候補の文字を表示しないような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作が前記受付部により受け付けられてから、前記タッチ位置が前記表示面における前記削除キーの表示位置にある状態で所定の時間が経過すると、前記削除されるべき文字を前記表示面から消去するような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作の直前に入力された文字が、前記第1の文字入力キーに対してタッチ操作を行った際に選択可能になる複数の入力候補のうちの1つであるとき、当該入力候補の文字を、前記訂正候補の文字として、前記表示面に表示するような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記操作部は、入力された文字から変換される文字の候補が配列され、当該入力された文字に適用する候補を配列された候補の中から選択するための選択部を含むような構成とされ得る。この場合、前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作の前に前記選択部から選択された候補に応じた前記訂正候補の文字を前記表示面に表示する。
このような構成とした場合、さらに、前記表示制御部は、前記選択部から選択された候補に前記選択部において隣接する候補を、前記訂正候補の文字として、前記表示面に表示する。
上記のような構成とした場合、さらに、前記訂正候補の文字は、前記第1の文字入力キーに対して連続して行われたタッチ操作の回数に関する情報と、前記選択部から選択された候補に関する情報とのうち、少なくとも一つの情報に基づいて構成され得る。この場合、前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作の前に入力された文字が確定されていないとき、前記回数に関する情報に基づいて構成された前記訂正候補の文字を前記表示面に表示し、前記削除キーに対するタッチ操作の前に入力された文字が確定されているとき、前記選択部から選択された候補の情報に基づいて構成された前記訂正候補の文字を前記表示面に表示する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記削除キーの周囲に前記訂正候補の文字が配される態様により、前記訂正候補の文字を前記表示面に表示するような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記削除キーがタッチされた状態から前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作が前記受付部により受け付けられると、前記削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換し、前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作がなされる前に、前記削除キーからのリリース操作が前記受付部により受け付けられると、前記削除されるべき文字を前記表示面から消去するような構成とされ得る。
本発明の第2の態様に係るプログラムは、表示面に表示された文字入力のための操作部に対するタッチ操作に応じた文字を前記表示面に表示するとともに、前記操作部が、前記表示面に表示された文字を削除する機能を有する削除キーと、文字の入力を行う第1の文字入力キーと、前記表示面において前記第1の文字入力キーに隣接して表示され、文字の入力を行う第2の文字入力キーと、を少なくとも含む携帯端末装置のコンピュータに、前記第1の文字入力キーに対する1以上の回数のタッチ操作がなされて当該回数のタッチ操作に割り当てられた文字が入力された後、前記削除キーに対するタッチ操作がなされると、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数のタッチ操作を前記第2の文字入力キーに対して行った場合に入力される第1の文字を訂正候補の文字とし、当該訂正候補の文字を、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作における前記削除キーからのタッチ位置の移動方向と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により前記表示面に表示する機能と、前記訂正候補の文字が前記表示面に表示された後、前記削除キーの位置からの前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作がなされると、削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換する機能と、を実行させる
本発明の第3の態様は、表示面に表示された操作部であって前記表示面に表示された文字を削除する機能を有する削除キーと、文字の入力を行う第1の文字入力キーと、前記表示面において前記第1の文字入力キーに隣接して表示され、文字の入力を行う第2の文字入力キーと、を少なくとも含む操作部に対するタッチ操作によって入力され、前記表示面に表示された文字を訂正するための入力訂正方法に関する。本態様に係る入力訂正方法は、前記第1の文字入力キーに対する1以上の回数のタッチ操作がなされて当該回数のタッチ操作に割り当てられた文字が入力された後、前記削除キーに対するタッチ操作がなされると、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数のタッチ操作を前記第2の文字入力キーに対して行った場合に入力される第1の文字を訂正候補の文字とし、当該訂正候補の文字を、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作における前記削除キーからのタッチ位置の移動方向と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により前記表示面に表示するステップと、前記訂正候補の文字が前記表示面に表示された後、前記削除キーの位置からの前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作がなされると、削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換するステップと、を含む。
本発明によれば、文字の訂正に要する操作時間を短縮でき、操作性に優れる携帯端末装置、プログラムおよび入力訂正方法を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施形態に係る、携帯電話機の構成を示す図である。 実施形態に係る、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、キーボードを含む文書入力画面が表示面に表示された状態を示す図である。 実施形態に係る、文字入力について説明するための図である。 実施形態に係る、文字訂正処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る、デリートキーがタッチされた際に表示面に表示される訂正候補画像を示す図である。 実施形態に係る、ひらがなキーボードを用いて、フリックモードにより入力された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。 実施形態に係る、ひらがなキーボードを用いて、連続タップモードにより入力された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。 実施形態に係る、QWERTYキーボードを用いて入力された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。 実施形態に係る、予測変換ウィンドウに対する選択操作により変換された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。 変更例に係る、訂正候補画像について説明するための図である。 変更例に係る、訂正候補画像について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、携帯電話機1の構成を示す図である。図1(a)および(b)は、それぞれ、携帯電話機1の正面図および背面図である。
以下、説明の便宜上、図1に示すように、キャビネット2の長手方向を上下方向と定義し、キャビネット2の短手方向を左右方向と定義する。
携帯電話機1は、キャビネット2と、表示面3と、マイクロフォン4と、通話スピーカ5と、キー操作部6と、外部スピーカ7とを備えている。
キャビネット2は、正面から見て、ほぼ長方形状を有する。キャビネット2の正面には、後述する表示部13の表示面3が配されている。表示面3には、各種の画像(画面)が
表示される。
キャビネット2の内部には、下端部にマイクロフォン4が配されており、上端部に通話スピーカ5が配されている。マイクロフォン4には、キャビネット2の正面に形成されたマイク孔4aを通じて音声が入力される。マイクロフォン4は、入力した音に応じた電気信号を生成する。通話スピーカ5からは、音声が出力される。出力された音声は、キャビネット2の正面に形成された出力孔5aを通じて外部に放出される。
キャビネット2の正面には、キー操作部6が設けられている。キー操作部6は、複数の操作キーから構成されている。各操作キーには、実行中のプログラムを操作するための各種の機能が割り当てられる。
キャビネット2の内部には、外部スピーカ7が配されている。キャビネット2の背面には、外部スピーカ7に対応する出力孔7aが形成されている。外部スピーカ7から出力された音(音声、報知音等)は、出力孔7aを通じて外部に放出される。
図2は、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、タッチ検出部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、音声処理部17と、キー入力部18と、通信部19とを備えている。
記憶部12は、ROM、RAM、外部メモリー等から構成される。記憶部12には、各種のプログラムが記憶されている。記憶部12に記憶されるプログラムは、携帯電話機1の各部を制御するための制御プログラムの他、各種アプリケーション(たとえば、電話、電子メール、地図、ゲーム、スケジュール管理、等)を含む。プログラムは、メーカによって携帯電話機1の製造時に記憶部12に記憶される他、ユーザによって通信網や記憶媒体を介して記憶部12に記憶される。
記憶部12には、プログラムの実行の際、一時的に利用または生成されるデータを記憶するワーキング領域も含まれる。
制御部11は、CPU等から構成されている。制御部11は、プログラムに従って、携帯電話機1を構成する各部(記憶部12、表示部13、タッチ検出部14、音声入力部15、音声出力部16、音声処理部17、キー入力部18、通信部19等)を制御する。
表示部13は、液晶ディスプレイ等から構成される。表示部13は、制御部11からの制御信号と画像信号に基づき、表示面3に画像(画面)を表示する。表示部13は、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等、他の表示装置から構成されてもよい。
タッチ検出部14は、表示面3への指の接触を検出するタッチパネル等から構成されている。タッチパネルは、透明なシート状に形成され、表示面3上を覆いキャビネット2の正面に配される。タッチパネルは、静電容量式、超音波式、感圧式、抵抗膜式、光検知式等、各種方式のタッチパネルであってよい。
タッチ検出部14は、前記表示面3へのユーザによるタッチ操作を受け付ける。即ち、タッチ検出部14は、指が触れた表示面3上の位置をタッチ位置として検出し、検出したタッチ位置に応じた位置信号を制御部11へ出力する。
ユーザは、表示面3に指を触れることにより各種のタッチ操作を行うことができる。タッチ操作の種類として、タップ操作、フリック操作、スライド操作等が挙げられる。タップ操作は、表示面3に指を接触させた後、短時間のうちに離す操作である。フリック操作
は、表示面3を指で任意の方向に弾く操作である。スライド操作は、表示面3に指を接触させたまま任意の方向へ移動させる操作である。フリック操作およびスライド操作は、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作である。
タッチ操作についてより具体的に説明する。たとえば、タッチ検出部14により表示面3に対するタッチ位置が検出された後、予め定めた第1時間以内にタッチ位置が検出されなくなった場合、制御部11によりタップ操作がなされたと判定される。タッチ検出部14により表示面3に対するタッチ位置が検出され、予め定めた第2時間以内に予め定めた第1距離以上タッチ位置が移動した後、タッチ位置が検出されなくなった場合、制御部11によりフリック操作がなされたと判定される。タッチ検出部14により表示面3に対するタッチ位置が検出された後、予め定めた第2距離以上タッチ位置が移動すると、制御部11によりスライド操作がなされたと判定される。
音声入力部15は、マイクロフォン4等から構成される。音声入力部15は、マイクロフォン4からの電気信号を音声処理部17へ出力する。
音声出力部16は、通話スピーカ5、外部スピーカ7等から構成される。音声出力部16には、音声処理部17からの電気信号を入力され、通話スピーカ5または外部スピーカ7から音(音声、報知音等)が出力される。
音声処理部17は、音声入力部15からの電気信号にA/D変換等を施し、変換後のデジタルの音声信号を制御部11へ出力する。音声処理部17は、制御部11からのデジタルの音声信号にデコード処理およびD/A変換等を施し、変換後の電気信号を音声出力部16に出力する。
キー入力部18は、キー操作部6の各操作キーが押下されたときに、押下された操作キーに応じた信号を制御部11へ出力する。
通信部19は、通話や通信を行うため、信号を変換するための回路、電波を送受信するアンテナ等を備える。通信部19は、制御部11から入力される通話や通信のための信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を、アンテナを介して基地局や他の通信装置等の通信先へ送信する。さらに、通信部19は、アンテナを介して受信した無線信号を制御部11が処理できる形式の信号へ変換し、変換された信号を制御部11へ出力する。
携帯電話機1では、電子メールの本文作成画面など、文字を入力するための画面(以下、「文字入力画面」という)にキーボードが配置される。ユーザは、キーボードを操作することにより所望の文書を入力できる。また、ユーザは、ひらがなキーボード、QWERTYキーボード等、複数のキーボードの中から、入力形式に応じたキーボードを選択し、文字入力画面に配置させることができる。
図3は、キーボード111、121を含む文書入力画面が表示面3に表示された状態を示す図である。
図3(a)は、ひらがなキーボード111を含む文書入力画面を示す。ひらがなキーボード111は、ひらがなを入力するための文字入力キー112、文字を削除するためのデリートキー113、その他、文書作成に係わる各種キーにより構成されている。
図3(b)は、QWERTYキーボード121を含む文書入力画面を示す。QWERTYキーボード121は、アルファベットを入力するための文字入力キー122、文字を削除するためのデリートキー123、その他、文書作成に係わる各種キーにより構成されて
いる。
キーボード111、121に対するタッチ操作により入力された文字は、表示領域211に表示される。
ひらがなキーボード111を用いてひらがなを入力する場合、各行の各段の文字を入力するモードとして、各行に対応する文字入力キー112に対するタップ操作の回数(タップ回数)に応じた文字が入力される連続タップモードと、各行に対応する文字入力キー112へのタッチに続くフリック操作の方向に応じた文字が入力されるフリックモードとが備えられている。ユーザは、所定の操作により、所望のモードを選択できる。
図4は、文字入力について説明するための図である。図4には、ひらがなキーボード111を用いて、フリックモードにより、文字を入力する際の入力例が示されている。
図4(a)に示すように、各行に対応する文字入力キー112がタッチされると、制御部11は、入力候補画像311を表示面3にポップアップ表示する。入力候補画像311は、文字入力キー112の周囲に配された、複数個の入力候補の文字312により構成される。入力候補の文字312には、文字入力キー112に対応する行の「い」段から「お」段の文字(「な」行の場合、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」)が割り当てられる。入力候補画像311が表示された状態において、ユーザにより、フリック操作がなされると、フリック操作の方向に位置する入力候補の文字312が入力される。制御部11は、入力された文字を表示領域211に表示する。文字入力キー112により入力された文字は、未確定文字であり、表示された文字には、未確定であることを示す下線が付される。
文字入力キー112による文字入力が終わる度に、制御部11は、予測変換処理を行い、図4(b)に示すように、予測変換ウィンドウ411を表示領域211内にポップアップ表示する。予測変換ウィンドウ411は、入力された未確定文字から変換可能な漢字やカタカナ等、変換候補となる文字(文字列)412により構成される。
ユーザにより、予測変換ウィンドウ411の一つの変換候補の文字412に対してタップ操作がなされ、変換候補の文字412が選択されると、制御部11は、図4(c)に示すように、未確定文字を変換候補の文字412に置き換える。変換後の文字は確定文字となり、表示領域211に表示された確定文字には下線は付されない。
ひらがなキーボード111を用いて、連続タップモードにより文字入力を行う場合、およびQWERTYキーボード121を用いて文字入力を行う場合も、文字入力キー112、122により文字が入力されると、予測変換ウィンドウ411が表示領域211に表示される。予測変換ウィンドウ411の一つの変換候補の文字412が選択されることにより、未確定文字が、変換候補の文字412に変換されて確定される。
文字入力キー112、122や予測変換ウィンドウ411により誤った文字が入力され、表示領域211に誤った文字(未確定文字、確定文字)表示された場合、ユーザは、デリートキー113、123を用いて誤った文字を消去することができる。
さらに、本実施の形態では、ユーザは、デリートキー113、123へのタッチに続くフリック操作により、誤った文字を正しい文字に置換することができる。このような文字訂正の機能を実現するため、制御部11は、以下に説明する文字訂正処理を実行する。
図5は、文字訂正処理の処理手順を示すフローチャートである。図6は、デリートキー113がタッチされた際に表示面3に表示される訂正候補画像511、521を示す図で
ある。図5および図6を参照して、文字訂正処理について説明する。
制御部11は、キーボード111、121を用いた文字入力が行われている間、デリートキー113、123がタッチされたか否かを監視する(S101)。制御部11は、デリートキー113、123がタッチされたと判定すると(S101:YES)、デリートキー113、123がタッチされる前の操作が、キーボード111、121に対するタッチ操作、または、予測変換ウィンドウ411に対するタッチ操作の何れであるかを判定する(S102)。
上述した通り、キーボード111、121により入力された文字は未確定状態であり、予測変換ウィンドウ411により変換された文字は確定状態である。制御部11は、たとえば、入力された最後の文字が未確定状態であるか確定状態であるかにより、デリートキー113、123がタッチされる前の操作を判定する。この場合、制御部11は、最後の文字が未確定状態であれば、前の操作がキーボード111、121に対するタッチ操作であると判定し、最後の文字が確定状態であれば、前の操作が予測変換ウィンドウ411に対するタッチ操作であると判定する。
制御部11は、前の操作がキーボード111、121に対するタッチ操作であると判定すると(S102:キーボード)、図6(a)、(b)、(c)に示すような、最後の文字に応じた訂正候補画像511を生成し、表示面3にポップアップ表示する(S103)。
図6(a)に示す訂正候補画像511は、ユーザが、ひらがなキーボード111を用いて、フリックモードにより文字を入力する場合に、表示面3に表示される。図6(b)に示す訂正候補画像511は、ユーザが、ひらがなキーボード111を用いて、連続タップモードにより文字を入力する場合に、表示面3に表示される。図6(c)に示す訂正候補画像511は、ユーザが、QWERTYキーボード121を用いて文字を入力する場合に、表示面3に表示される。
訂正候補画像511は、デリートキー113、123の周囲に配された、複数個の訂正候補の文字512により構成される。本実施の形態では、デリートキー113、123が、表示面3の右端に配されているため、訂正候補の文字512が、デリートキー113、123の上側、下側および左側に配されている。
図6(a)の訂正候補画像511(ひらがなキーボード111、フリックモード)の場合、訂正候補の文字512には、最後の文字と同じ行の「あ」段から「お」段の文字が割り当てられる。たとえば、最後の文字が「に」である場合、訂正候補の文字512には、「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」の文字が割り当てられる。
図6(b)の訂正候補画像511(ひらがなキーボード111、連続タップモード)の場合、訂正候補の文字512には、最後の文字と同じ行の最後の文字の一つ前および一つ後の文字、並びに、最後の文字の文字入力キー112に隣接する文字入力キー112における、最後の文字と同じタップ回数で入力される文字が割り当てられる。たとえば、最後の文字が「ぬ」である場合、訂正候補の文字512には、「ぬ」の一つ前および一つ後の文字である「に」および「ね」の文字、並びに「な」行の文字入力キー112に隣接する「か」行、「た」行、「や」行、「は」行の文字入力キー112における、「ぬ」と同じタップ回数であるの文字「く」、「つ」、「よ」、「ふ」の文字が割り当てられる。
なお、訂正候補の文字512として、最後の文字と同じタップ回数で入力される文字の代わりに、最後の文字の文字入力キー112に隣接する文字が割り当てられてもよい。た
とえば、最後の文字が「ぬ」である場合、「に」、「ね」、「か」、「た」、「や」、「は」の文字が割り当てられてもよい。
図6(c)の訂正候補画像511(QWERTYキーボード121)の場合、訂正候補の文字512には、最後の文字の文字入力キー122に隣接する文字入力キー122の文字が割り当てられる。たとえば、最後の文字が「f」である場合、訂正候補の文字512には、「r」、「g」、「d」、「x」、「c」の文字が割り当てられる。
訂正候補の文字512は、何れも、文字入力キー112、122に対するタッチ操作のミスが生じたときに、最後の文字、即ち削除されるべき文字に替えられやすい文字であり、訂正により置き換えられる可能性が高い文字である。
図6(a)、(b)、(c)に示すように、デリートキー113、123からの各々の訂正候補の文字512への方向は、その訂正候補の文字512を選択するためのフリック操作の方向(図の矢印参照)を表している。
一方、ステップS102の処理において、制御部11は、前の操作が予測変換ウィンドウ411に対するタッチ操作であると判定すると(S102:予測変換ウィンドウ)、予測変換ウィンドウ411のレイアウト、即ち、予測変換ウィンドウ411に含まれた変換候補の文字412と、これら変換候補の文字412の並び順を記憶部12より取得する(S104)。予測ウィンドウ411のレイアウトは、表示領域211に予測変換ウィンドウ411が表示される際、制御部11によって、記憶部12に記憶される。予測変換ウィンドウ411の内容が更新され、レイアウトが変更される度に、新たなレイアウトが記憶部12に記憶される。
制御部11は、取得したレイアウトを参照し、図6(d)に示すような、デリートキー113、123への操作前に選択された変換候補の文字412に応じた訂正候補画像521を生成し、表示面3にポップアップ表示する(S105)。
訂正候補画像521は、訂正候補画像511と同様、デリートキー113、123の周囲に配される、複数個の訂正候補の文字522により構成される。
訂正候補の文字522には、選択された変換候補の文字412に予測変換ウィンドウ411上で隣接する変換候補の文字412が割り当てられる。たとえば、図4(b)のように、予測変換ウィンドウ411に、変換候補の文字412が横一列に配列されている場合には、右隣および左隣の変換候補の文字412が、訂正候補の文字522に割り当てられる。
訂正候補の文字512は、何れも、予測変換ウィンドウ411に対するタッチ操作のミスが生じたときに、選択された変換候補の文字412、即ち削除されるべき文字に替えられやすい文字であり、訂正により置き換えられる可能性が高い文字である。
図6(d)に示すように、デリートキー113、123からの各々の訂正候補の文字522への方向は、その訂正候補の文字522を選択するためのフリック操作の方向(図の矢印参照)を表している。
訂正候補画像511、または、訂正候補画像521を表示すると、制御部11は、デリートキー113、123がタッチされてから予め設定された制限時間(たとえば、1秒〜数秒程度の時間に設定)が経過したか否かを判定する(S105)。制限時間が経過していなければ(S105:NO)、制御部11は、デリートキー113、123からユーザ
の指がリリースされたか否かを判定する(S106)。さらに、制御部11は、デリートキー113、123にタッチされた状態からフリック操作がなされたか否かを判定する(S107)。
制御部11は、制限時間が経過する前に、デリートキー113、123にタッチされた状態からフリック操作がなされたと判定すると(S107:YES)、表示領域211に表示された消去の対象となる文字(最後の文字、予測変換処理により変換された文字)を、フリック操作の方向に対応する訂正候補の文字512、522に置き換える(S108)。
一方、フリック操作がなされることなく、制限時間が経過するか(S105:YES)、デリートキー113、123からのリリース操作がされれば(S106:YES)、制御部11は、表示領域211に表示された消去の対象となる文字を消去する(S109)。
制御部11は、制限時間が経過するか、リリース操作もしくはフリック操作がなされれば、訂正候補画像511、521を表示面3から消去する。
図7は、ひらがなキーボード111を用いて、フリックモードにより入力された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。
図7(a)に示すように、「私」の文字に続いて「の」の文字を入力するつもりが、入力候補の文字312への誤ったフリック操作により「に」の文字が入力された場合、図7(b)に示すように、ユーザは、デリートキー113にタッチする。
図7(b)に示すように、「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」の訂正候補の文字512からなる訂正候補画像511がデリートキー113の周囲に表示される。
図7(c)に示すように、ユーザは、デリートキー113にタッチした状態から「の」の訂正候補の文字512の方向へフリック操作を行う。これにより、表示領域211に表示された「に」の文字が、「の」の文字に置き換えられる。
なお、表示された訂正候補の文字512の中に置き換えたい文字がない場合、図7(d)に示すように、ユーザは、フリック操作を行わずにデリートキー113から指をリリースする。これにより、表示領域211に表示された「に」の文字が消去され、「私」の文字の横にカーソルが表示される。
図8は、ひらがなキーボード111を用いて、連続タップモードにより入力された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。
図8(a)に示すように、「私」の文字に続いて「に」の文字を入力するつもりが、誤ってタップ操作を一回多く行ってしまい「ぬ」の文字が入力された場合、図8(b)に示すように、ユーザは、デリートキー113にタッチする。
図8(b)に示すように、「に」、「く」、「つ」、「よ」、「ふ」、「ね」の訂正候補の文字512からなる訂正候補画像511がデリートキー113の周囲に表示される。
図8(c)に示すように、ユーザは、デリートキー113にタッチした状態から「に」の訂正候補の文字512の方向へフリック操作を行う。これにより、表示領域211に表示された「ぬ」の文字が、「に」の文字に置き換えられる。
図8(d)に示すように、フリック操作が行われず、デリートキー113から指がリリースされた場合には、表示領域211に表示された「ぬ」の文字が消去され、「私」の文字の横にカーソルが表示される。
図9は、QWERTYキーボード121を用いて入力された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。
図9(a)に示すように、「abc」の文字列に続いて「d」の文字を入力するつもりが、誤って右隣の文字入力キー122に対してタップ操作を行ってしまい「f」の文字が入力された場合、図9(b)に示すように、ユーザは、デリートキー123にタッチする。
図9(b)に示すように、「r」、「g」、「d」、「x」、「c」の訂正候補の文字512からなる訂正候補画像511がデリートキー123の周囲に表示される。
図9(c)に示すように、ユーザは、デリートキー123にタッチした状態から「d」の訂正候補の文字512の方向へフリック操作を行う。これにより、表示領域211に表示された「f」の文字が、「d」の文字に置き換えられる。
図9(d)に示すように、フリック操作が行われず、デリートキー123から指がリリースされた場合には、表示領域211に表示された「f」の文字が消去され、「c」の文字の横にカーソルが表示される。
図10は、予測変換ウィンドウ411に対する選択操作により変換された文字が訂正される場合の具体例を示す図である。
図10(a)に示すように、「わたし」の文字列を「私」の文字に変換するつもりが、隣の変換候補の文字412に対してタップ操作を行ってしまい、「渡し」の文字に変換された場合、図10(b)に示すように、ユーザは、デリートキー113にタッチする。
図10(b)に示すように、予測変換ウィンドウ411において「渡し」の文字の左右に隣接する「私」の文字および「ワタシ」の文字が訂正候補の文字522に割り当てられた訂正候補画像521がデリートキー113の周囲に表示される。
図10(c)に示すように、ユーザは、デリートキー113にタッチした状態から「私」の訂正候補の文字522の方向へフリック操作を行う。これにより、表示領域211に表示された「渡し」の文字が、「私」の文字に置き換えられる。
図10(d)に示すように、フリック操作が行われず、デリートキー113から指がリリースされた場合には、表示領域211に表示された「わたし」の文字列が消去される。
以上説明した通り、本実施の形態によれば、デリートキー113、123がタッチされると、訂正候補の文字512、522が、訂正候補の文字512、522を選択するためのフリック操作の方向が認識できる態様にて表示され、デリートキー113、123へのタッチに続けてフリック操作が行われると、デリートキー113、123により削除されるべき文字が、フリック操作の方向に対応する訂正候補の文字512、522に置き換えられる。よって、ユーザは、誤って入力された文字を素早く正しい文字へと訂正することが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、デリートキー113が操作される前に最後に入力された(変換された)文字に応じて訂正候補の文字512が設定される。たとえば、最後の文字の文字入力キー112、122に隣接する文字入力キー112、122の文字など、文字入力キー112、122に対するタッチ操作のミスが生じたときに、最後の文字に替えられやすい文字が訂正候補の文字512に割り当てられる。また、予測変換ウィンドウ411において選択された変換候補の文字412に隣接する変換候補の文字412など、正しい変換候補の文字412を選択する際に誤って変換されてしまいやすい変換候補の文字412が、訂正候補の文字522に割り当てられる。
よって、削除される文字が置き換えられる可能性の高い文字を、訂正候補の文字512、522として、表示面3に表示させることができるので、文字訂正の機能の活用頻度を高めることができる。
さらに、本実施の形態によれば、ユーザは、置換する訂正候補の文字512、522がない場合に、フリック操作を行わずにデリートキー113、123から指をリリースすることにより、文字の置き換えを行わずに文字の削除だけを行うことができる。
<その他>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、デリートキー113(123)がタッチされた際、デリートキー113の周囲に配された訂正候補の文字512(522)により構成される訂正候補画像511(521)が表示面3に表示される。しかしながら、これに限らず、図11示す訂正候補画像531および図12に示す訂正候補画像541が表示される構成とされてもよい。
即ち、図11(a)に示すように、デリートキーを示す画像533と、この画像533の周囲に配された訂正候補の文字532とにより構成される訂正候補画像531が、デリートキー113(123)とは離れた位置に表示されるような構成とされてもよい。この場合、デリートキーを示す画像533から各訂正候補の文字532への方向が、各訂正候補の文字532を選択するためのフリック操作の方向となる。図11(b)に示すように、デリートキー113(123)へのタッチに続けてフリック操作がなされると、削除されるべき文字がフリック操作の方向に対応する訂正候補の文字532に置き換えられる。
さらに、図12(a)示すように、デリートキー113(123)からのフリック操作の方向を示す矢印543と、その矢印543に対応する訂正候補の文字542とにより構成される訂正候補画像541が、デリートキー113(123)とは離れた位置に表示されるような構成とされてもよい。図12(b)に示すように、デリートキー113(123)へのタッチに続けてフリック操作がなされると、削除されるべき文字がフリック操作の方向(矢印543)に対応する訂正候補の文字542に置き換えられる。
このように、上記実施の形態の訂正候補画像511(521)に限らず、訂正候補の文字を、デリートキーからのフリック操作の方向(タッチ位置の移動方向)と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により表示するような訂正候補画像が表示面3に表示されればよい。
さらに、上記実施の形態によれば、デリートキー113(123)へのフリック操作がなされると、削除されるべき文字がフリック操作の方向に応じた訂正候補の文字512(
522)に置換される。しかしながら、フリック操作に替えて、あるいはフリック操作に加えて、スライド操作がなされると、削除されるべき文字がスライド操作の方向に応じた訂正候補の文字512(522)に置換される構成とされてもよい。
さらに、上記実施の形態では、ひらがなキーボード111、QWERTYキーボード121による入力に本発明が適用されたが、その他のキーボード、たとえば、数字を入力するキーボードによる入力に本発明が適用されてもよい。即ち、本発明における「文字」とは、狭義の「文字」に限られるものでなく、数字、記号等をも含む広義の「文字」として解釈される。
さらに、上記実施の形態では、デリートキー113(123)が、表示面3の右端に表示されているため、デリートキー113(123)の右側には表示スペースがなく、訂正候補の文字512が右側に配されない。しかしながら、デリートキー113(123)の上下左右の全ての方向に表示スペースがあれば、上下左右の全ての方向に訂正候補の文字512が配されてもよい。
さらに、訂正候補画像511(521)に含まれる訂正候補の文字512(522)の個数は、上記実施の形態に示された個数に限られるものでなく、適宜、変更されて良い。
さらに、上記実施の形態では、制限時間が設けられ、デリートキー113(123)がタッチされてからフリック操作が有効である時間に制限が設けられている。しかしながら、必ずしも制限時間が設けられなくてもよい。
本発明は、携帯電話機に限られず、PDA(Personal DigitalAssistant)、タブレットPC(Tablet PC)、電子書籍端末等の各種の携帯端末装置に適用可能である。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
3 表示面
11 制御部(表示制御部)
14 タッチ検出部(受付部)
111 ひらがなキーボード(操作部)
112 文字入力キー
123 デリートキー(削除キー)
121 QWERTYキーボード(操作部)
121 文字入力キー
123 デリートキー
311 入力候補画像
312 入力候補の文字
411 予測変換ウィンドウ(操作部、選択部)
412 変換候補の文字(候補)
511 訂正候補画像
512 訂正候補の文字
521 訂正候補画像
522 訂正候補の文字

Claims (12)

  1. 表示面と、
    前記表示面に対するタッチ操作を受け付ける受付部と、
    文字入力のための操作部と、
    前記操作部を前記表示面に表示するとともに、前記受付部により受け付けられた前記操作部に対するタッチ操作に応じた文字を前記表示面に表示する表示制御部と、
    記憶部と、
    を備え、
    前記操作部は、前記表示面に表示された文字を削除する機能を有する削除キーと、文字の入力を行う第1の文字入力キーと、前記表示面において前記第1の文字入力キーに隣接して表示され、文字の入力を行う第2の文字入力キーと、少なくとも含み、
    前記記憶部は、前記第1の文字入力キーに対して連続して行われたタッチ操作の回数を記憶し、
    前記表示制御部は、
    前記第1の文字入力キーに対する1以上の回数のタッチ操作が前記受付部により受け付けられて当該回数のタッチ操作に割り当てられた文字が入力された後、前記削除キーに対するタッチ操作が前記受付部により受け付けられると、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数のタッチ操作を前記第2の文字入力キーに対して行った場合に入力される第1の文字を訂正候補の文字とし、当該訂正候補の文字を、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作における前記削除キーからのタッチ位置の移動方向と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により前記表示面に表示し、
    前記訂正候補の文字が前記表示面に表示された後、前記削除キーからの前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作が前記受付部により受け付けられると、削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記訂正候補の文字は、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数の前後の回数のタッチ操作を前記第1の文字入力キーに行った場合に入力される第2の文字をさらに含み、
    前記表示制御部は、前記第2の文字を、前記第1の文字と合せて前記表示面に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記削除キーを前記表示面の第1の端の近傍に表示するとともに、前記削除キーから前記第1の端に向かう方向に前記訂正候補の文字を表示しない、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作が前記受付部により受け付けられてから、前記タッチ位置が前記表示面における前記削除キーの表示位置にある状態で所定の時間が経過すると、前記削除されるべき文字を前記表示面から消去する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作の直前に入力された文字が、前記第1の文字入力キーに対してタッチ操作を行った際に選択可能になる複数の入力候補のうちの1つであるとき、当該入力候補の文字を、前記訂正候補の文字として、前記表示面に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記操作部は、入力された文字から変換される文字の候補が配列され、当該入力された文字に適用する候補を配列された候補の中から選択するための選択部を含み、
    前記表示制御部は、前記削除キーに対するタッチ操作の前に前記選択部から選択された候補に応じた前記訂正候補の文字を前記表示面に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記選択部から選択された候補に前記選択部において隣接する候補を、前記訂正候補の文字として、前記表示面に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項6または7に記載の携帯端末装置において、
    前記訂正候補の文字は、前記第1の文字入力キーに対して連続して行われたタッチ操作の回数に関する情報と、前記選択部から選択された候補に関する情報とのうち、少なくとも一つの情報に基づいて構成され、
    前記表示制御部は、
    前記削除キーに対するタッチ操作の前に入力された文字が確定されていないとき、前記回数に関する情報に基づいて構成された前記訂正候補の文字を前記表示面に表示し、
    前記削除キーに対するタッチ操作の前に入力された文字が確定されているとき、前記選択部から選択された候補の情報に基づいて構成された前記訂正候補の文字を前記表示面に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記削除キーの周囲に前記訂正候補の文字が配される態様により、前記訂正候補の文字を前記表示面に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項1ないし9の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、
    前記削除キーがタッチされた状態から前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作が前記受付部により受け付けられると、前記削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換し、
    前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作がなされる前に、前記削除キーからのリリース操作が前記受付部により受け付けられると、前記削除されるべき文字を前記表示面から消去する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  11. 表示面に表示された文字入力のための操作部に対するタッチ操作に応じた文字を前記表示面に表示するとともに、前記操作部が、前記表示面に表示された文字を削除する機能を有する削除キーと、文字の入力を行う第1の文字入力キーと、前記表示面において前記第1の文字入力キーに隣接して表示され、文字の入力を行う第2の文字入力キーと、を少なくとも含む携帯端末装置のコンピュータに、
    前記第1の文字入力キーに対する1以上の回数のタッチ操作がなされて当該回数のタッチ操作に割り当てられた文字が入力された後、前記削除キーに対するタッチ操作がなされると、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数のタッチ操作を前記第2の文字入力キーに対して行った場合に入力される第1の文字を訂正候補の文字とし、当該訂正候補の文字を、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作における前記削除キーからのタッチ位置の移動方向と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により前記表示面に表示する機能と、
    前記訂正候補の文字が前記表示面に表示された後、前記削除キーの位置からの前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作がなされると、削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換する機能と、
    実行させるプログラム。
  12. 表示面に表示された操作部であって前記表示面に表示された文字を削除する機能を有する削除キーと、文字の入力を行う第1の文字入力キーと、前記表示面において前記第1の文字入力キーに隣接して表示され、文字の入力を行う第2の文字入力キーと、を少なくとも含む操作部に対するタッチ操作によって入力され、前記表示面に表示された文字を訂正するための入力訂正方法であって、
    前記第1の文字入力キーに対する1以上の回数のタッチ操作がなされて当該回数のタッチ操作に割り当てられた文字が入力された後、前記削除キーに対するタッチ操作がなされると、前記第1の文字入力キーに対してなされた回数のタッチ操作を前記第2の文字入力キーに対して行った場合に入力される第1の文字を訂正候補の文字とし、当該訂正候補の文字を、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作における前記削除キーからのタッチ位置の移動方向と当該訂正候補の文字との対応付けが認識できる態様により前記表示面に表示するステップと、
    前記訂正候補の文字が前記表示面に表示された後、前記削除キーの位置からの前記タッチ位置の移動を伴うタッチ操作がなされると、削除されるべき文字を、当該タッチ操作に対応する前記訂正候補の文字に置換するステップと、
    を含む入力訂正方法。
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