JP5049002B2 - 文字入力装置及び文字入力方法 - Google Patents

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本発明は文字入力技術に関し、特に文字入力処理を行う、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)などの端末装置に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)、携帯端末(携帯電話機を含む)などに代表される端末装置の文字入力機能においては、入力を便利にするために仮名漢字変換操作時における変換候補や入力した後の次に入力する文字の予測候補等、入力文字に関連する様々な選択候補のリストが端末使用者に提示されるようになっている。近年、端末使用者が選択した候補を記憶し、次回以降の操作時に候補の優先度を調整することにより端末の利便性を向上させている。一般にこのような機能は学習機能と呼ばれている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭58−105331号公報
上記特許文献1をはじめ、従来の文字入力における学習機能においては、端末使用者による選択候補の選択頻度に基づいて優先順位を決めるような制御が行われていた。そのため、選択候補の選択ミスが生じると、ユーザが期待していない学習が実行されてしまうケースが多々あり、ユーザが煩雑に感じたり、利便性という観点からも問題が大きかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、端末使用者の操作ミスを許容した上で、利便性を高めることができる文字入力技術を提供することである。
本発明の文字入力装置によれば、操作入力された文字に対し、優先度を基に提示される選択候補の入力文字の中から所望の選択候補の入力文字を選択・決定して文字入力を行い、当該選択・決定した選択候補の入力文字の優先度を決定する学習機能を備えた文字入力装置において、削除された入力文字を記憶する削除文字記憶部と、当該入力文字の削除に対応して操作入力された文字を記憶する再入力文字記憶部と、削除文字記憶部が記憶している削除された入力文字と再入力文字記憶部が記憶している操作入力された文字とを比較し、削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたか否かを判断する文字比較部と、削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたと文字比較部によって判断された場合は、削除された入力文字を選択・決定した際に削除された入力文字と優先度が前及び後に隣り合っていた選択候補それぞれの入力文字の優先度を、学習機能により上げられた削除された入力文字の優先度よりも上げる優先度設定部とを備えていること特徴とする。
また、本発明の文字入力方法によれば、操作入力された文字に対し、優先度を基に提示する選択候補の入力文字の中から所望の選択候補の入力文字を選択・決定して文字入力を行い、当該選択・決定した選択候補の入力文字の優先度を学習機能によって決定する文字入力方法において、削除された入力文字を削除文字記憶部に記憶する削除文字記憶ステップ、当該入力文字の削除に対応して操作入力された文字を再入力文字記憶部に記憶する再入力文字記憶ステップ、削除文字記憶部に記憶されている削除された入力文字と再入力文字記憶部に記憶されている操作入力された文字とを比較し、削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたか否かを判断する文字比較ステップ、削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたと文字比較ステップの実行によって判断された場合は、削除された入力文字を選択・決定した際に削除された入力文字と優先度が前及び後に隣り合っていた選択候補それぞれの入力文字の優先度を、学習機能により上げられた削除された入力文字の優先度よりも上げる優先度設定ステップを有すること特徴とする。
また、本発明は、上記文字入力方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良い。
本発明によれば、削除された文字と入力された文字の比較結果に応じて入力された文字に関連する候補の優先度の設定をするため、端末使用者にとって利便性の高い文字入力が可能となる。
また、文字入力装置は、削除された文字と入力された文字の比較結果に応じて入力された文字の変換時における文節の区切りを設定するため、端末使用者にとって利便性の高い文字入力が可能となる。
以下、本発明の各実施の形態による文字入力技術について端末装置に利用した場合を例にして説明を行う。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態による端末装置の一例であるPDA(Personal Digital Assistance)のハードウェア構成例を示す機能ブロック図である。構成は携帯電話機とほぼ等価である。図1に示すPDAは、プログラムなどが格納される不揮発性メモリ11と、端末利用者からの操作を受け付ける操作部12と、削除文字を記憶する削除文字記憶部13と、入力文字を記憶する入力文字記憶部15と、文字比較部14と、優先度設定部16と、端末装置全体の制御を行う主制御部17と、端末利用者からの操作命令などを一時的に記憶する揮発性メモリ18と、画像処理部19と、表示部21と、表示部21の表示を制御する表示ドライバ20と、を含んで構成されている。以下では、かな漢字変換を例にして説明するが、本入力技術は、ローマ字入力に基づいて漢字変換を行う場合など変換を伴う種々の文字入力技術に適用可能である。
主制御部17は、CPU(Central Processing Unit)などによって構成され、不揮発性メモリ11などに格納されたプログラムを実行することによって、端末装置の全体的な制御を行う。削除文字記憶部13は、操作部12を通して端末使用者が削除した文字を記憶する。入力文字記憶部15は、操作部12を通して端末使用者が入力した文字を記憶する。文字比較部14は、入力文字記憶部15が記憶している入力された文字と、削除文字記憶部13が記憶している削除された文字と、の比較を行う。優先度設定部16は、文字比較部14の比較結果に応じて、文字入力を行った場合の変換された文字候補の優先度の設定を行う。
図2は、本実施の形態による端末装置を用いて、選択候補から選択する例として例えば仮名漢字変換を行う際の変換候補の優先度設定の一例を示す図である。端末装置の表示画面31は、端末使用者が「きょうはいいてんき」を入力した状態を示している。この時点では、まだ仮名漢字変換は行われておらず、表示画面32は「きょうは」に関連する変換候補リスト33を表示した状態を示す。変換候補リスト33には、1「京は」、2「今日は」、3「きょうは」、4「キョウハ」という優先度で端末利用者に提示されている。表示画面32において「京は」32aにフォーカスされており、変換候補リスト33において「京は」33aにフォーカスされている。
表示画面34において、「きょうは」に関連する変換候補リスト33の中から「京は」が選択・決定され、同様に続く「いいてんき」に関連する変換候補リストから「いい天気」が選択・決定された状態を示している。
表示画面35は「京はいい天気」という文字列から「京は」を端末使用者が削除した状態を示す。表示画面36は「京は」を削除後「きょうは」という文字を再度入力した状態を示す。表示画面37は再度入力された「きょうは」という文字に関連する変換候補リスト38を表示した状態を示す。ここで変換候補リスト38は変換候補リスト33と異なり、1「今日は」、2「京は」、3「きょうは」、4「キョウハ」という優先度で端末利用者に提示されている。すなわち、今日は37a、38aにフォーカスがあたっている。
図3は、図2において説明した変換候補の優先度の変移の一例を示す図である。文字入力前は、1「京は」、2「今日は」、3「きょうは」、4「キョウハ」という優先度であったものが、「京は」が選択・決定されることにより、「京は」の優先度が上がる。しかしながら、「京は」の優先度は既に他の候補より高くなっているため優先度は変わらない。ここで、端末使用者による文字「京は」の削除が行われると、「京は」の優先度は下がり、例えば、1「今日は」、2「京は」、3「きょうは」、4「キョウハ」という優先度に変更される。
この変換候補リスト38は、次に同じ文字が入力される際にも同じ順序が維持・表示され、上記のような学習機能に基づく順番の変更が無い限りは維持されるようになっている。
図4は、削除文字記憶部13が記憶している文字情報の一例を示す。この例では「は」「京」の順番で端末使用者は文字を削除している。より新しく削除された文字がテーブルの上にくるようになっている。また、この例では削除された文字一つ一つに対して端末使用者が入力した文字情報が関連付けられている。文字比較部14は入力文字記憶部15が記憶している端末使用者が新たに入力した「きょうは」と、削除文字記憶部13が記憶している文字情報「京」、「は」とを比較し、再度同じ文字を入力したと判断する。優先度設定部16は文字比較部14の判断に基づき「きょうは」に対する変換候補の優先度を設定する。
但し、削除文字と入力文字とは完全に一致する必要はなく、「京」、「は」という削除文字に対して、「きょう」という入力文字に対しても優先度設定を行うように設定してもよい。
図5は、本発明の実施の形態による文字入力装置の処理手順例を示すフローチャート図である。ここでは一例として変換候補の優先度設定について説明する。適宜、図1等を参照しながら説明を行う。図5に示すように、まず、操作部12が端末使用者からの文字削除命令を受け付けると削除文字記憶部13は削除された文字を記憶する(ステップS11)。次に、操作部12が端末使用者からの文字入力命令を受け付けると(ステップS12)、入力文字記憶部15は入力された文字を記憶する(ステップS13)。文字比較部14は、削除文字記憶部13が記憶している文字情報と、入力文字記憶部14が記憶している文字情報と、を比較する(ステップS14)。文字比較部14による比較の結果、文字情報が一致していれば(ステップS15:Yes)、優先度設定部16が入力文字に対する変換候補の優先度を設定する(ステップS16)。設定は、入力文字であって削除された文字の優先度を下げる方向への処理である。同じ操作が複数繰り返されると優先度が変更されるようにしても良い。文字情報が異なっていると判断すると(ステップS15:No)、優先度設定部16は何もしない(優先度を変更しない)。
尚、上記処理の流れにおいて、ステップS11で削除文字を記憶してから、変換候補の優先順位の変更までの処理は、一般的には一連の処理として行われる。従って、削除文字とその後の入力文字とは、少なくともこの一連の処理の間だけ記憶されていれば良い。従って、大きな記憶容量のメモリは特に必須ではない。以下の各実施の形態でも同様である。
以上に説明したように、本実施の形態においては、入力されて表示された後に削除された変換候補の優先度が例えば1つ下がり、それよりも優先度が1つ低い変換候補が1つ上がるようになっている。すなわち、削除された文字と入力された文字との比較結果に応じて、入力された文字に関連する候補の優先度の設定をするため、端末使用者にとって利便性の高い文字入力が可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態による文字入力技術について図面を参照しながら説明を行う。
図6は、本実施の形態による端末装置を用いて、仮名漢字変換を行った時の変換候補の優先度設定の一例を示す図である。端末装置の表示画面41は、端末使用者が「きょうはいいてんき」を入力した状態を示す。この時点ではまだ仮名漢字変換は行われていない。表示画面42は「きょうは」に関連する変換候補リスト43を表示した状態を示す。
変換候補リスト43には、1「京は」、2「今日は」、3「きょうは」、4「キョウハ」という優先度で端末利用者に提示されている(符号42a、43aのようにフォーカスが当たっている)。
表示画面44は、「きょうは」に関連する変換候補リスト43の中から「きょうは」を選択・決定し、同様に続く「いいてんき」に関連する変換候補リストから「いい天気」を選択・決定した状態を示す。
表示画面45は「きょうはいい天気」という文字列から「きょうは」を端末使用者が削除した状態を示す。表示画面46は「きょうは」を削除後「きょうは」という文字を再度入力した状態を示す。表示画面47は再度入力された「きょうは」という文字に関連する変換候補リスト48を表示した状態を示す。ここで変換候補リスト48は変換候補リスト43と異なり、最初に選択した「きょうは」の前後に位置する「今日は」と「キョウハ」の優先度が上がり(符号47a、48a参照)、1「今日は」、2「キョウハ」、3「きょうは」、4「京は」という優先度で端末利用者に提示されている。
図7は、図6における変換候補の優先度の変移の一例を示す図である。文字入力前は1「京は」、2「今日は」、3「きょうは」、4「キョウハ」という優先度であったものが、「きょうは」を選択・決定されることにより、「きょうは」の優先度が上がり、1「きょうは」、2「京は」、3「今日は」、4「キョウハ」という優先度になる。しかしながら、端末使用者による文字「きょうは」の削除により、最初に選択した「きょうは」の前後に位置する「今日は」と「キョウハ」の優先度が上がり、1「今日は」、2「キョウハ」、3「きょうは」、4「京は」という優先度になる。
すなわち、操作ミス(↓ボタンの過不足)による選択間違いへの対応で、この例では本来は「今日は」を選択したかったのにもかかわらず、↓ボタンを押しすぎて「きょうは」を選択し、気づかずに決定した場合、もしくは「キョウハ」を選択したかったにもかかわらずボタンが一回足りず「きょうは」を選択し、同様に気づかずに決定した場合の例を示している。
以上に説明したように、本実施の形態においては、入力されて表示された後に削除された変換候補と優先度が前後する変換候補の優先度があがるようになっている。すなわち、操作ミスにより誤った変換候補を選択した場合に、本来選択されるべき変換候補の優先順位が高くなり、端末使用者にとって利便性の高い文字入力が可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態による文字入力技術について図面を参照しながら説明する。
図8は、本発明の第3の実施の形態における端末装置で、入力文字に対する次入力候補の優先度設定の一例を説明するための図である。本実施の形態においては、端末装置の表示画面51は端末使用者が「今日は」を入力した状態を示す。表示画面52は、「今日は」に関連する次入力候補リスト53を表示した状態を示すものである。次入力候補リスト53には、1「いい」、2「わるい」、3「気持ちの」という優先度で端末利用者に提示されている。表示画面54は「今日は」に関連する次入力候補リスト53の中から「いい」53aを選択・決定した状態を示す(52a)。表示画面55は、「今日はいい」という文字列から「いい」を端末使用者が削除した状態を示す。表示画面56は「いい」を削除後「今日は」という文字に関連する次入力候補リスト57を再度表示した状態を示す。ここで次入力候補リスト57は次入力候補リスト53と異なり、1「わるい」(56a・57a)、2「いい」、3「気持ちの」という優先度で端末利用者に提示されている。
図9は、図8における次入力候補の優先度の変移の一例を示す図である。文字入力前は1「いい」、2「わるい」、3「気持ちの」という優先度であったものが、「いい」が選択・決定されることにより、「いい」の優先度が上がる。しかし既に優先度は他の候補より高いため順番は変わらない。しかし端末使用者による文字「いい」の削除により「いい」の優先度は下がり、1「わるい」、2「いい」、3「気持ちの」という優先度になる。
以上に説明したように、本実施の形態においては、上記第1及び第2の実施の形態とは異なり、前に入力されている文字(列)と関連する文字が次に入力される候補として表示される場合において、表示された後に削除された入力候補の優先度が下がり、それよりも優先度が下であった入力候補の優先度が上がるようになっている。これにより、前に入力されている文字列と関連する文字を入力候補とする場合に、前の文字列との関係で入力候補の優先度が決まるため便利である。
(第4の実施の形態)
図10は、本発明の第4の実施の形態における端末装置の一例として挙げるPDAのハードウェア構成例を示すブロック図である。図1と同じ機能を有する部品には同じ番号を付して詳細な説明を省略する。図10に示すように、本実施の形態によるPDAは、プログラムなどが格納される不揮発性メモリ11と、端末利用者からの操作を受け付ける操作部12と、削除文字記憶部13と、入力文字記憶部15と、文字比較部14と、区切設定部22と、端末装置全体の制御を行う主制御部17と、端末利用者からの操作命令などを一時的に記憶する揮発性メモリ18と、画像処理部19と、表示部21と、表示部21の表示を制御する表示ドライバ20と、を含む。ここで、区切設定部22は、文字比較部14における比較結果に応じて、文字の変換時における文字列における文字の区切に関する設定を行う。
図11は、本実施の形態による端末装置を用いて、文字の仮名漢字変換を行う場合における文字の区切の設定の一例を説明するための図である。
端末装置の表示画面61は、端末使用者が「きょうはいいてんき」を入力した状態を示す。この時点では、まだ仮名漢字変換は行われていない。表示画面62は「きょうはいいてんき」という文字を「きょ」62aと「うはいいてんき」とに区切り、「きょ」63aに対する変換候補リスト63を表示した状態を示す図である。変換候補リスト63には、1「きょ」63a、2「巨」、3「居」、4「キョ」という優先度で、変換候補が端末利用者に提示されている。表示画面64は「きょ」に関連する変換候補リスト63の中から「きょ」を選択・決定し、同様に続く「うはいいてんき」に関連する変換候補リストから「うはいい天気」を選択・決定した状態を示す。表示画面65は「きょうはいい天気」という文字列から「きょうは」を端末使用者が削除した状態を示す。表示画面66は「きょうは」を削除した後に「きょうは」という同じ文字を再度入力した状態を示す。表示画面67は再度入力された「きょうは」という文字の区切りを、表示画面62の場合と異なり「きょうは」で区切り、「きょうは」に関連する変換候補リスト68を表示した状態を示す。ここで変換候補リスト68は変換候補リスト63と異なり、1「今日は」、2「キョウハ」、3「きょうは」、4「京は」という優先度で端末利用者に提示されている。
図12は第4の実施の形態において、削除文字記憶部13が記憶している文字情報の一例を示す。この例では「は」「う」、「ょ」、「き」の順番で端末使用者は文字を削除している。より新しく削除された文字(削除順が若番のもの)がテーブルの上にるようになっている。
また、この例では削除された文字一つ一つに対して仮名漢字変換時における区切文字列情報が関連付けられている。文字比較部14は入力文字記憶部15が記憶している端末使用者が新たに入力した「きょうは」と、削除文字記憶部13が記憶している文字情報「き」、「ょ」、「う」、「は」とを比較し、両者に関して同じ文字が再度入力されたものと判断するようにする。優先度設定部16は文字比較部14の判断に基づき、同じ文字と判断された「きょうは」に対する文字の区切りを「きょ」、「うはいいてんき」から「きょうは」、「いいてんき」に変更する。
ここで、削除文字と入力文字とが完全に一致する必要はなく、「き」、「ょ」、「う」、「は」という削除文字に対して、「きょう」という入力文字に対しても区切り設定を行ってもよい。
図13は、本発明の第4の実施の形態における文字入力装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。図5と同じ処理については同じ番号を付し、説明を省略する。
文字比較部14による比較の結果、文字情報が一致していれば(S15 Yes)、区切設定部22が入力文字に対する区切りの設定を削除と再入力とに基づいて変更する(S16)。
以上に説明したように、本実施の形態においては、入力文字の区切りに関して、文字の削除と再入力とに基づいて設定を行うため、すなわち、削除された文字と入力された文字の比較結果に応じて入力された文字の変換時における文節の区切りを設定するため、端末使用者にとって利便性の高い文字入力が可能となる。
本発明は、文字入力装置として利用可能である。
本発明の第1の実施の形態における端末装置の一例であるPDAのハードウェア構成を示すブロック図である。 端末利用者による文字入力操作と入力文字に対する変換候補の優先度の変更を説明するための図である。 変換候補の優先度の遷移について説明するための図である。 削除文字記憶部が持つ文字情報を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置の処理手順を説明するためのフローチャート図である。 本発明の第2の実施の形態における端末利用者による文字入力操作と入力文字に対する変換候補の優先度の変更を説明するための図である。 変換候補の優先度の遷移について説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態における端末利用者による文字入力操作と入力文字に対する次入力候補の優先度の変更を説明するための図である。 次入力候補の優先度の遷移について説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態における端末装置の一例であるPDAのハードウェア構成を示すブロック図である。 端末利用者による文字入力操作と入力文字に対する仮名漢字変換の文字区切りの変更を説明するための図である。 削除文字記憶部が持つ文字情報を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態における端末装置の処理手順を説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
11…不揮発性メモリ、12…操作部、13…削除文字記憶部、14…文字比較部、15…入力文字記憶部、16…優先度設定部、17…主制御部、18…揮発性メモリ、19…画像処理部、20…表示ドライバ、21…表示部、22…区切設定部、31、32、34、35、36、37…表示画面、33、38…変換候補リスト、41、42、44、45、46、47…表示画面、43、48…変換候補リスト、51、52、54、55、56…表示画面、53、57…変換候補リスト、61、62、64、65、66、67…表示画面、63、68…変換候補リスト。

Claims (4)

  1. 操作入力された文字に対し、優先度を基に提示される選択候補の入力文字の中から所望の選択候補の入力文字を選択・決定して文字入力を行い、当該選択・決定した選択候補の入力文字の優先度を決定する学習機能を備えた文字入力装置において、
    削除された入力文字を記憶する削除文字記憶部と、
    当該入力文字の削除に対応して操作入力された文字を記憶する再入力文字記憶部と、
    前記削除文字記憶部が記憶している削除された入力文字と該再入力文字記憶部が記憶している操作入力された文字とを比較し、前記削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたか否かを判断する文字比較部と、
    前記削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたと該文字比較部によって判断された場合は、前記削除された入力文字を選択・決定した際に前記削除された入力文字と優先度が前及び後に隣り合っていた選択候補それぞれの入力文字の優先度を、前記学習機能により上げられた前記削除された入力文字の優先度よりも上げる優先度設定部と
    を備えていること特徴とする文字入力装置。
  2. 操作入力された文字に対し、優先度を基に提示される前記選択候補の入力文字は、操作入力された文字をかな漢字変換して得られる変換候補の入力文字である
    こと特徴とする請求項記載の文字入力装置。
  3. 操作入力された文字に対し、優先度を基に提示する選択候補の入力文字の中から所望の選択候補の入力文字を選択・決定して文字入力を行い、当該選択・決定した選択候補の入力文字の優先度を学習機能によって決定する文字入力方法において、
    削除された入力文字を削除文字記憶部に記憶する削除文字記憶ステップ、
    当該入力文字の削除に対応して操作入力された文字を再入力文字記憶部に記憶する再入力文字記憶ステップ、
    前記削除文字記憶部に記憶されている削除された入力文字と該再入力文字記憶部に記憶されている操作入力された文字とを比較し、前記削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたか否かを判断する文字比較ステップ、
    前記削除された入力文字の場合と同じ文字が再度操作入力されたと該文字比較ステップの実行によって判断された場合は、前記削除された入力文字を選択・決定した際に前記削除された入力文字と優先度が前及び後に隣り合っていた選択候補それぞれの入力文字の優先度を、前記学習機能により上げられた前記削除された入力文字の優先度よりも上げる優先度設定ステップ
    を有すること特徴とする文字入力方法。
  4. 請求項に記載の文字入力方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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