JP2013162202A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】拡大されたソフトウェアキーボードを使用する際に、効率的な入力が可能となる情報処理装置を提供する。
【解決手段】表示部と、タッチ操作を検知する検知部とからなるタッチパネルと、以下の処理を行う制御部とを備える。すなわち、制御部は、表示部に複数のソフトウェアキーを表示させる処理S11と、検知部で検知された第1のタッチ操作に応じて、処理S11で表示された複数のソフトウェアキーの一部を選択する処理S13と、処理S13で選択された一部のソフトウェアキーを拡大して表示部に表示させる処理S14と、第1のタッチ操作の継続中に、検知部によって、処理S14で拡大表示された一部のソフトウェアキーに対する第2のタッチ操作が検知された場合、その第2のタッチ操作に応じて、拡大表示された一部のソフトウェアキーの中から1個のソフトウェアキーを選択する処理S16とを実行する。
【選択図】図5
【解決手段】表示部と、タッチ操作を検知する検知部とからなるタッチパネルと、以下の処理を行う制御部とを備える。すなわち、制御部は、表示部に複数のソフトウェアキーを表示させる処理S11と、検知部で検知された第1のタッチ操作に応じて、処理S11で表示された複数のソフトウェアキーの一部を選択する処理S13と、処理S13で選択された一部のソフトウェアキーを拡大して表示部に表示させる処理S14と、第1のタッチ操作の継続中に、検知部によって、処理S14で拡大表示された一部のソフトウェアキーに対する第2のタッチ操作が検知された場合、その第2のタッチ操作に応じて、拡大表示された一部のソフトウェアキーの中から1個のソフトウェアキーを選択する処理S16とを実行する。
【選択図】図5
Description
本発明は、ソフトウェアキーボードを用いて入力操作を行う際に用いて好適な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
昨今スマートフォンやタブレットなど、ハード的なキー入力装置を持たない端末の普及が進んでおり、ソフトウェアキーボードが利用される機会が増えている。しかし画面サイズがそれほど大きくないスマートフォンの場合、ソフトウェアキーボードのサイズも小さくなりがちであり、指先で操作するというタッチパネルの特性からして細かく正確な入力が困難という課題があった。そのためソフトウェアキーボードの操作性の改善はメリットが大きいと考えられる。
なお、本願において、ソフトウェアキーボードとは、画面上に表示された文字等からなるキーボードを表す画像等を指等で指示することで文字等の入力を行う際に用いられるキーボードを表す画像等を意味することとする。また、スマートフォンとは、携帯電話機の機能とパーソナルコンピュータ類似の情報処理機能を有する携帯型情報端末装置のことであるとする。
特許文献1〜4には、ソフトウェアキーボードの操作性の向上をはかった技術が記載されている。特許文献1に記載されている装置は、1回目の入力操作に応じて入力領域の周辺のキーを拡大表示する。そして、拡大表示されたキーに対する2回目の入力操作に応じてキーの入力を確定する。特許文献2に記載されている装置は、1回目の入力操作で周辺のキーを拡大表示する。そして、拡大表示されたキーに対する1回目の入力操作よりも強い押圧の2回目の入力操作に応じてキーの入力を確定する。特許文献3に記載されている装置は、1回目の入力操作に応じて入力領域の周辺のキーを拡大表示する。そして、拡大表示されたキーから指が離れた場合にキーの入力を確定する。また、特許文献4に記載されている装置は、1回目の入力操作に応じて入力領域の周辺のキーを拡大表示する。そして、拡大表示されたキーから指が離された場合、一定時間継続してタッチされた場合又は決定ボタンがタッチされた場合に、キーの入力を確定する。
上述した特許文献1、特許文献2、特許文献3又は特許文献4に記載されている装置には、次のような課題がある。すなわち、特許文献1に記載されている装置は、1度の拡大表示の際に複数の入力キーを確定するための構成を有していない。また、特許文献2〜4の装置では、拡大されたソフトウェアキーに対する確定操作が、押圧を変えた新たなタッチであったり、タッチを終了することであったり、一定時間継続してタッチすることであったり、所定の決定ボタンをタッチすることであったりする。そのため、特許文献1〜4に記載されている装置では、拡大されたソフトウェアキーボードを使用する際に、効率的な入力ができなかったり、指先での細かい操作が要求されてしまったりすることで、素早いキー入力が難しいという課題があった。そこで、本発明は、以上の事情を考慮して、上記の課題を解決することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による情報処理装置は、画像を表示する表示手段と、前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段と、複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御手段と、前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大して表示する副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御手段と、前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択手段とを備える。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による情報処理方法は、画像を表示する表示手段と、前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段とを用い、複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御ステップと、前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択ステップと、前記第1の選択ステップで選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大した副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御ステップと、前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択ステップと、を含む。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様によるプログラムは、コンピュータを、画像を表示する表示手段、前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段、複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御手段、前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択手段、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大して表示する副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御手段、前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、第1のタッチ操作の継続中に第2のタッチ操作を行うことで、ソフトウェアキーボードの一部が拡大表示され、さらに拡大表示されたキーから1個のキーを選択することができる。よって、例えば、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とを異なる指で行うことで、効率的な入力操作が可能となり、容易に素早い入力操作を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態としての情報処理装置1の構成例を示す図である。図1に示した情報処理装置1は、例えば、スマートフォン、携帯ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型の入力装置等とすることができる。
図1に示した情報処理装置1は、タッチパネル2と制御部10とを備えている。タッチパネル2は、表示部201と検知部202とを含む。表示部201は、制御部10の制御に応じた表示内容を有する動画像や静止画像を表示する。本実施形態において、表示部201は、検知部202とともに一体的にタッチパネル2を構成する。検知部202は、ユーザからの操作を受け付けるセンサーを備え、センサーによる検知結果を制御部10に出力する。検知部202は、表示部201に表示された操作画面に対する指等によるタッチ操作のタッチ位置を示す位置情報を出力する。本実施形態において、検知部202は、操作画面に接触する操作手段(例えば指)のタッチ位置(つまり接触位置)を、一定の時間間隔ごとに、センサーにより検知し、このセンサーの検知結果を出力する。検知部202は、1又は複数のタッチ位置を検出する。すなわち、タッチパネル2は、マルチタッチが可能である。したがって、検知部202は、例えば2本の指によるタッチ操作を同時に検知して、2つのタッチ位置を示す位置情報を出力する。
制御部10は、内部にCPU(central processing unit)や記憶装置を備え、そのCPUでその記憶装置に記憶されている所定のプログラムを実行することでタッチパネル2からの所定の制御情報の入力、タッチパネル2への所定の制御情報の出力などを行う。
なお、図1では、情報処理装置1において本実施形態の特徴に係る部分の構成のみを示している。すなわち、情報処理装置1は、タッチパネル2に加え、例えば、ハードキーと呼ばれるボタン等の操作子、音声入出力装置、通信装置や着脱自在な記憶媒体、カメラ装置などを備えている。また、情報処理装置1には、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、デジタルテレビ放送(例えば、ワンセグ地上デジタルテレビ放送)を受信して視聴が可能なテレビ機能などが備えられている。
次に、図2を参照して、図1に示した情報処理装置1の本発明の外観構成例について説明する。図2において図1と同一の構成には同一の符号を用いている。図2に示した例では、本実施形態の情報処理装置1は、スマートフォンとして構成されている。図2を参照すると、本実施形態の情報処理装置1は、マルチタッチ可能なタッチパネル2を装置前面に、おおよそ全面に渡って設けている。図2に示した例では、タッチパネル2に、編集領域21と、ソフトウェアキーボード22とが表示されている。この場合、ソフトウェアキーボード22は、「a」〜「z」のアルファベット26文字、「0〜9」の数字10文字、ピリオドを示す記号などに対応する複数のソフトウェアキー221を含んでいる。なお、以下では、ソフトウェアキーを単にキーと略す場合がある。
図3は、本実施形態が特徴とするタッチパネル2の表示例を説明するための図である。図3において図2と同一の構成には同一の符号を用いている。図3では、タッチパネル2にソフトウェアキーボード22が表示された状態で、ユーザがソフトウェアキーボード22内の位置31をタッチすることで副ソフトウェアキーボード41が表示された例を示している。ただし、タッチ位置31を表すバナー型の記号はタッチ位置を抽象的に示したものであり、タッチパネル2に表示されたものではない。なお、副ソフトウェアキーボード41と明確に区別するため、ソフトウェアキーボード22を以下、主ソフトウェアキーボード22と呼ぶこととする。
副ソフトウェアキーボード41は、この例ではタッチ位置31の周辺の6個のキーを、同一配列で拡大した6個のソフトウェアキー411を含んでいる。すなわち、この場合、副ソフトウェアキーボード41は、数字「2」及び「3」と、英字「w」、「e」、「s」及び「d」に対応する6個のソフトウェアキー411を含んでいる。また、副ソフトウェアキーボード41は、タッチ位置31とは離れていて異なる位置であるタッチ位置31の左側近傍に(つまりタッチ位置31に重なることなく)、主ソフトウェアキーボード22にオーバーラップして表示されている。副ソフトウェアキーボード41は最初にタッチされたタッチ位置31の主ソフトウェアキーボード22の近傍のキーを集めたソフトウェアキーボードであり、複数ではあるものの主ソフトウェアキーボード22のキーの個数より少ない数のキーを含んでいる。
次に、図3〜図5を参照して図1の情報処理装置1の動作例について説明する。図5は、制御部10によって、ユーザのタッチパネル2に対するタッチ操作に応じて文字入力を行う際に所定の周期で繰り返し実行されるプログラムである。制御部10は、所定のプログラムを実行する過程でユーザによる文字入力操作が必要となると、図2に示したように主ソフトウェアキーボード22をタッチパネル2に表示する(図5のステップS11)。次に、図1の制御部10は、タッチパネル2の検知部202によって主ソフトウェアキーボード22に対するユーザによるタッチ操作が検知されたか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、ユーザが文字入力を行おうとして、図3に位置31として示したように主ソフトウェアキーボード22の目的の文字(ここでは「w」とする)のキー221の近傍をタッチしたとすると、検知部202がこれを検知し、制御部10は、主ソフトウェアキーボード22にタッチ操作があったと判定する(ステップS12で「YES」)。次に、制御部10は、タッチパネル2を制御して、タッチ位置31付近の主ソフトウェアキーボード22内の複数のキーの中の一部のキーを選択する(ステップS13)。ステップS13では、制御部10は、例えばタッチ位置近傍の2列3行の6個のキー221を選択する。なお、制御部10が選択するタッチ位置近傍の複数のキーは、主ソフトウェアキーボード22内のタッチ位置に応じて予め決められている。
次に、制御部10は、選択した複数のキーを集めた副ソフトウェアキーボード41をタッチパネル2に表示する(ステップS14)。この例では、タッチパネル2には、図3に示したように副ソフトウェアキーボード41が表示される。この場合、副ソフトウェアキーボード41は6個のキー411から構成されるが、それらの配列は、主ソフトウェアキーボード22内の6個のキー221の配列と同じであってもよいし、全部又は一部が異なっていてもよい。
ここで、そのままユーザがタッチパネル2から指を離すと、制御部10は、副ソフトウェアキーボード41に対するタッチ操作が検知されなかったと判定する(ステップS15で「NO」から処理終了)。そして、次に図5のフローが実行される周期で、主ソフトウェアキーボード22に対するタッチ操作が検知されなかったと判定する(ステップS11→ステップS12で「NO」)。続いて、制御部10は副ソフトウェアキーボード41が表示中であると判定し(ステップS17で「YES」)、制御部10は副ソフトウェアキーボード41の表示を終了する(ステップS18)。すなわち、図3の表示状態で、そのまま指を離すと、副ソフトウェアキーボード41の表示は消え、何も入力されない。なお、ステップS17で制御部10が副ソフトウェアキーボード41が表示中ではないと判定した場合、そのまま処理を終了する(ステップS17で「NO」から終了)。
一方、図4に示したように、ユーザがタッチ位置31をタッチし続けて、タッチパネル2に副ソフトウェアキーボード41を表示した状態で、ユーザがもう一本の指で目的の文字「w」(この例ではタッチ位置32)のキー411をタッチしたとすると、制御部10は、ステップS14で副ソフトウェアキーボード41にタッチ操作が検知されたと判定する(ステップS11→ステップS12で「YES」→ステップS13→ステップS14→ステップS15で「YES」)。次に、制御部10は、副ソフトウェアキーボード41の複数のキー411のうち、タッチ位置32に対応する1個のキーである文字「w」のキー411を選択する(ステップS16)。ステップS16で、制御部10は、例えば選択した1個のキーをユーザの入力操作に応じて入力されたキーとして確定し、例えば編集領域21に表示する。
さらに次に入力する文字が副ソフトウェアキーボード41に含まれる場合、続けて別のキー411をタッチして入力しても良いし、あるいはその他の文字を入力する場合、一旦指を離して図2に示したように主ソフトウェアキーボード22だけが表示された状態に戻し、再度同様の入力操作を行う。
すなわち、図4に示したように、ユーザが主ソフトウェアキーボード22内のタッチ位置31をタッチし続けて、タッチパネル2に副ソフトウェアキーボード41が継続して表示された状態で、「w」キー411をタッチすると、上述したように、ステップS11→ステップS12で「YES」→ステップS13→ステップS14→ステップS15で「YES」→ステップS16で制御部10が「w」キー411を選択する。次に、ユーザが主ソフトウェアキーボード22内のタッチ位置31をなおタッチし続けて、タッチパネル2に副ソフトウェアキーボード41が継続して表示された状態で、例えば、図4の副ソフトウェアキーボード41中の「e」キー411をユーザがタッチすると、制御部10は、ステップS11→ステップS12で「YES」→ステップS13→ステップS14→ステップS15で「YES」→ステップS16の流れで「e」キー411を選択する。
以上のように、本実施形態によれば次のような効果を得ることができる。第1の効果は、タッチパネル2によるキー入力が容易になることである。その理由は、キーを選択する際に対象の文字が拡大されて表示され、押し間違いしにくいためである。第2の効果は、最初にタッチパネル2にタッチする際の位置を正確にする必要がないことである。その理由は、最初にタッチした箇所で確定するのではなく、その周辺のキーが入力候補となるためである。
なお、本発明の実施の形態は上記のものに限定されない。例えば、副ソフトウェアキーボード41の表示位置を図3に示したようにタッチ位置31の左側とするのではなく、右側に表示するようにしてもよい。あるいは、表示位置をユーザが選択及び設定可能とすることもできる。この場合、ユーザは、右手または左手での入力に合わせ副ソフトウェアキーボードの表示位置を変えることができる。また、副ソフトウェアキーボードは、図3の副ソフトウェアキーボード41のように最初のタッチ位置31の近傍、方脇に表示するのに代えて、両脇に表示することもできる。例えば、図6に示したように、2個の副ソフトウェアキーボード41及び42をタッチ位置31の近傍、両側に表示することができる。
また、副ソフトウェアキーボードに表示する内容を、最初にタッチした位置の近傍のキーだけでなく、そのキーのシフト状態の文字やかな文字を表示する構成とすることもできる。
また、図5を参照して説明した動作例では、副ソフトウェアキーボード41が表示された後、ユーザが主ソフトウェアキーボード22から指を離した場合は、特に待機時間を設けることなく副ソフトウェアキーボード41を消去することしている。しかしながら、消去の仕方はそれに限らず、例えば、所定の待機時間を設けるようにしてもよい。あるいは、主ソフトウェアキーボード22から指を離しただけでは副ソフトウェアキーボード41は消えないようにして、新たに主ソフトウェアキーボード22にタッチ操作がなされた場合にそれまで表示していた副ソフトウェアキーボード41を消去して、新たな副ソフトウェアキーボード41を表示するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の情報処理装置1によれば、マルチタッチ可能なタッチパネルでのソフトウェアキーボード入力時に例えば二本の指で順番にタッチパネルをタッチすることにより、2回(又は連続して入力する場合には2文字目以降は1回)の操作で、拡大されたキーを用いて効率的にキー入力を行うことができる。すなわち、本実施形態の情報処理装置1は、タッチパネル2に表示されるソフトウェアキーボードに対して、まず目的のキー付近をタッチした際にその場所近辺のキーをタッチした箇所の隣に拡大表示する。次に、本実施形態の情報処理装置1は、次いでユーザがもう一本の指で目的のキーを選択することで入力を確定させる。よって、本実施形態の情報処理装置1によれば、最初のタッチの場所は目的のキーに対して厳密に合わせる必要が無く、拡大表示されたものから選択することは容易であるため、誤入力を防ぐことが可能となる。
なお、本実施形態の情報処理装置1は、制御部10が有するCPUによって所定のプログラムを実行することで図5に示したような処理を行うことができ、その場合のプログラムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体又は通信回線を介して流通させることができる。
次に、図7を参照して、本発明による情報処理装置の実施の形態の基本的な構成例について説明する。図7に示したように、本発明による基本的な実施形態としての情報処理装置100は、表示手段101、検知手段102、第1の表示制御手段103、第1の選択手段104、第2の表示制御手段105及び第2の選択手段106を備えている。
表示手段101は、第1の表示制御手段103や第2の表示制御手段105の制御によって所定の画像を表示する。検知手段102は、表示手段101によって表示される画像の表示面に対するタッチ操作を検知する。第1の表示制御手段103は、表示手段101に複数のソフトウェアキーからなる主ソフトウェアキーボードを表示させる。第1の選択手段104は、検知手段102によって検知された第1のタッチ操作に応じて、第1の表示制御手段103によって表示された主ソフトウェアキーボードを構成する複数のソフトウェアキーの一部を選択する。第2の表示制御手段105は、第1の選択手段104によって選択された一部のソフトウェアキーを拡大して副ソフトウェアキーボードとして表示手段101に表示させる。第2の選択手段106は、第1のタッチ操作の継続中に、検知手段102によって、第2の表示制御手段105によって拡大表示された一部のソフトウェアキーから構成された副ソフトウェアキーボードに対する第2のタッチ操作が検知された場合、次の処理を行う。すなわち、この場合、第2の選択手段106は、第2のタッチ操作に応じて、拡大表示された一部のソフトウェアキーからなる副ソフトウェアキーボードの中から1個のソフトウェアキーを選択する。
なお、図1〜図6を参照して実施形態と、図7に示した基本的実施形態との各構成の対応関係は次のとおりである。表示部201は表示手段101に対応している。検知部202は検知手段102に対応している。制御部10によるステップS11の処理が第1の表示制御手段103に対応している。制御部10によるステップS13の処理が第1の選択手段104に対応している。制御部10によるステップS14の処理が第2の表示制御手段105に対応している。そして、制御部10によるステップS16の処理が第2の選択手段106に対応している。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)画像を表示する表示手段と、前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段と、複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御手段と、前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大して表示する副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御手段と、前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記第2の表示制御手段が、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーを拡大して複数箇所で前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記第2の表示制御手段が、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーと、該ソフトウェアキーに関連するソフトウェアキーとを拡大して前記表示手段に表示させることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記第2の表示制御手段が、前記第1のタッチ操作のタッチ位置とは異なる位置に、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーを拡大して前記表示手段に表示させることを特徴とする付記1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記5)画像を表示する表示手段と、前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段とを用い、複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御ステップと、前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択ステップと、前記第1の選択ステップで選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大した副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御ステップと、前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択ステップと、を含むことを特徴とする情報処理方法。
(付記6)コンピュータを、画像を表示する表示手段、前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段、複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御手段、前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択手段、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大して表示する副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御手段、前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択手段として機能させるためのプログラム。
1 情報処理装置
2 タッチパネル
10 制御部
22 主ソフトウェアキーボード
41、42 副ソフトウェアキーボード
201 表示部
202 検知部
221、411 ソフトウェアキー
2 タッチパネル
10 制御部
22 主ソフトウェアキーボード
41、42 副ソフトウェアキーボード
201 表示部
202 検知部
221、411 ソフトウェアキー
Claims (6)
- 画像を表示する表示手段と、
前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段と、
複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御手段と、
前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大して表示する副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御手段と、
前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の表示制御手段が、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーを拡大して複数箇所で前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の表示制御手段が、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーと、該ソフトウェアキーに関連するソフトウェアキーとを拡大して前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記第2の表示制御手段が、前記第1のタッチ操作のタッチ位置とは異なる位置に、前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーを拡大して前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 画像を表示する表示手段と、
前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段とを用い、
複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御ステップと、
前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択ステップと、
前記第1の選択ステップで選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大した副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御ステップと、
前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
画像を表示する表示手段、
前記画像の表示面に対するタッチ操作を検知する検知手段、
複数のソフトウェアキーを含む主ソフトウェアキーボードを表示させるよう前記表示手段を制御する第1の表示制御手段、
前記主ソフトウェアキーボードをタッチする第1のタッチ操作が検出される前記表示面内の第1のタッチ位置に応じて、前記主ソフトウェアキーボードに含まれる一部の前記ソフトウェアキーを選択する第1の選択手段、
前記第1の選択手段によって選択された前記一部のソフトウェアキーに基づき、前記主ソフトウェアキーボードに表示されている前記ソフトウェアキーのサイズに比べて拡大して表示する副ソフトウェアキーボードを表示させるように前記表示手段を制御する第2の表示制御手段、
前記第1のタッチ操作の継続中に、前記検知手段によって、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記一部のソフトウェアキーをタッチする第2のタッチ操作が検知された場合、該第2のタッチ操作が検出される前記表示面内の第2のタッチ位置に応じて、前記副ソフトウェアキーボードに含まれる前記ソフトウェアキーを選択する第2の選択手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012020659A JP2013162202A (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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Cited By (1)
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-
2012
- 2012-02-02 JP JP2012020659A patent/JP2013162202A/ja active Pending
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JP2022028802A (ja) * | 2016-06-10 | 2022-02-16 | アップル インコーポレイテッド | 遠隔キーボードサービスの提供 |
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US11561693B2 (en) | 2016-06-10 | 2023-01-24 | Apple Inc. | Providing a remote keyboard service |
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