JP5521643B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は携帯端末装置に関し、特に、画面上に表示される操作キーにより操作入力を行うことができる携帯端末装置に関する。
従来、携帯電話やメディアプレーヤー等の携帯端末装置が知られている。これら携帯端末装置は、ユーザーが筺体に配置された操作キーを操作することで、所定の処理を実行する。また、携帯端末装置の中には、上記操作キーをタッチパネル上に表示されるアイコンにより構成するものも存在する(以下、操作画面と記載する)。また、このような携帯端末装置において、ユーザーが入力した入力文字を修正することができる装置も開示されている(例えば、特許文献1−5参照。)。
特開平05−019926号公報 特開2007−304966号公報 特開平07−013666号公報 特開2004−355289号公報 特開2005−346507号公報
携帯端末装置はその大きさが小型であることを利点としており、タッチパネルのサイズも一定の制約がある。そのため、操作キーをタッチパネルに表示する場合、各操作キーのサイズも小さくなり、ユーザーが操作キーを押し間違える場合も想定される。このような場合、ユーザーは修正キーにより入力文字を消去して、正しい文字を再度入力する必要があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、画面上に操作画面を表示する携帯端末装置において、ユーザーが入力文字を修正する場合でも、修正にかかる操作負荷を軽減させることが可能な携帯端末装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、画面上に表示された操作キーを操作して入力文字を表示する携帯端末装置において、前記操作キーを介して受け付けた操作入力のタッチ範囲を特定する操作領域特定手段と、前記特定されたタッチ範囲の広さに応じて複数の入力文字候補を特定する候補特定手段と、入力文字の修正又は文字列変換の修正を示す操作入力があった場合に、前記特定された入力文字候補を表示させる候補表示手段と、を有する構成としてある。
上記のように構成された発明では、ユーザーが画面上に表示された操作キーをタッチして操作入力を行うと、操作領域特定手段は、受け付けた操作入力のタッチ範囲を特定する。また、候補特定手段は、特定されたタッチ範囲の広さに応じて複数の入力文字候補を特定する。そして、ユーザーの操作入力により入力文字の修正又は文字列変換の修正を示す入力があった場合に、候補表示手段は、特定された入力文字候補を表示させる。
そのため、操作キーの誤操作により入力された入力文字又は文字列変換の修正を修正する際、タッチ範囲の広さをもとに修正後の入力文字の候補を特定するため、修正候補となる入力文字はこの候補の中から選択される可能性が高くなる。その結果、ユーザーは表示された選択候補を選択して修正を行えばよく、修正にかかる操作負荷を軽減することができる。
ここで、タッチ範囲の広さとは、ユーザーが画面をタッチする際の接触面積のみならず、携帯端末装置が間接的にタッチ範囲と見なす領域を含む概念である。
そして、候補特定手段がタッチ範囲の広さを特定する一例として、前記候補特定手段は、タッチ範囲を接触面積により検出する構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、接触面積をもとにタッチ範囲を検出するため、検出処理をより簡略化することができる。
さらに、タッチ範囲をもとに決定された入力文字候補であっても、ユーザーが操作キーを操作する際の癖や、入力文字の履歴を用いて上記入力文字候補を修正することで、より精度の高い候補を表示することが可能となる。そのため、ユーザーの操作傾向を示すデーターを作成する参照データー作成手段と、前記操作傾向に応じて、前記入力文字候補を修正する候補修正手段と、を有する構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、ユーザーの操作傾向を用いて入力文字の優先順序を変更することで、より精度の高い修正候補を表示することが可能となる。
また、前記操作傾向は、入力文字の履歴であって、前記候補修正手段は、前記履歴が多い入力文字を入力文字候補として優先する構成としてもよい。
さらに、前記操作傾向は、前記操作キーを操作する指の種別であって、前記候補修正手段は、前記指の種別に応じて前記特定されたタッチ範囲の広さを修正する構成としてもよい。
そして、前記操作傾向は、前記操作キーの形状であって、前記操作キーの形状に応じて前記特定されたタッチ範囲の広さを修正する構成としてもよい。
さらに、本発明の他の局面として、ユーザーの操作傾向を示すデーターを作成する参照データー作成手段と、前記操作傾向に応じて、前記入力文字候補を修正する候補修正手段と、を有し、前記候補特定手段は、タッチ範囲を接触面積により検出し、前記操作傾向は、入力文字の履歴、前記操作キーを操作する指の種別、及び、前記操作キーの形状であって、前記候補修正手段は、前記履歴が多い入力文字を修正候補として優先し、前記指の種別、又は、前記操作キーの形状に応じて前記特定されたタッチ範囲の広さを修正する構成としてもよい。
以上説明したように本発明によれば、タッチパネルに操作画面を表示する携帯端末装置において、ユーザーが入力文字を修正する場合でも、修正にかかる操作負荷を軽減させることができる。
また発明によれば、接触面積をもとにタッチ範囲を検出するため、検出処理をより簡略化することができる。
そして発明によれば、ユーザーの操作傾向を用いて入力文字の優先順序を変更することで、より精度の高い修正候補を表示することが可能となる。
携帯端末装置100を示す正面図である。 携帯端末装置100の構成を示すブロック構成図である。 制御部80の機能を説明するブロック図である。 操作キーとタッチ範囲との関係を説明する図である。 携帯端末装置100における文字入力にかかる処理を説明するフローチャートである。 図5のステップS3において実行される処理を示すフローチャートである。 各入力文字候補を選択する手法を説明するための図である。 図5のステップS6において実行される処理を説明するフローチャートである。 タッチパネル90に表示される修正候補を示す図である。 第2の実施形態において、指の種別に応じてタッチ範囲を修正する処理を説明するフローチャートである。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
===携帯端末装置の構成===
以下、図を参照して、この発明に係る携帯端末装置を具体化した第1の実施の形態について説明する。図1は、携帯端末装置100を示す正面図である。携帯端末装置100は、前面側にタッチパネル90と、押圧により操作する修正キー91、変換キー92、及び決定キー93とを備えて構成されている。また、携帯端末装置100は、タッチパネル90に操作画面Mを表示することで、この操作画面Mを構成する操作キーを操作(タッチ)して所定の操作入力を受け付ける。
図2は、携帯端末装置100の構成を示すブロック構成図である。携帯端末装置100は、少なくとも、タッチパネル90、タッチセンサー94、制御部80、メモリー95、重力センサー60、修正キー91、変換キー92、決定キー93を備えており、制御部80は上記各部とI/F96,97,98,99、61を通じて接続されている。
タッチパネル90は、操作入力に応じた所定の画面を表示する他、携帯端末装置100に対する操作入力を受け付ける操作画面Mを表示する。操作画面Mは、各文字(例えば、A〜Z)をタッチパネル90に表示するためのアイコン(操作キー)により構成される。また、タッチパネル90には、各操作キーが配置される位置に対応した受圧領域を備えるタッチセンサー94が配置されており、各圧領域がユーザーからの操作(押圧)を検出することでユーザーが選択した操作キーに対応した制御コマンドをI/F97を通じて制御部80に出力する。
タッチセンサー94の具体的な種別としては、静電容量式、抵抗膜式、圧力感知式、表面弾性波式等が想定される。無論、タッチセンサー94の種別として上記した具体的なものに限定する意味ではなく、本実施形態にかかるタッチセンサー94の機能を備えるものであればどのようなものであってもよい。
メモリー95は、EEPROM等により構成され、制御部80が所定の制御を実行するためのプログラムやデーターが記憶されている。本実施形態にかかる携帯端末装置100では、タッチパネル90又は変換キー92を介して入力された文字列を漢字変換するための変換プログラムや、ユーザーの操作入力時の癖や入力文字の履歴を記録した参照データーが記録されている。なお、参照データーについては後述する。
重力センサー60は、携帯端末装置100の向きを特定するための制御コマンドをI/F61を通じて制御部80に出力する。即ち、携帯端末装置100において、タッチパネル90を長手方向を縦に向けた場合を第1の向きとし、タッチパネル90の長手方向を横に向けた場合を第2の向きとした場合に、重力センサー60は、携帯端末装置100が第1の向きであるか第2の向きであるかを示す制御コマンドを制御部80にI/F61を通じて出力する。
===制御部の機能ブロックの説明===
図3は、制御部80の機能を説明するブロック図である。制御部80は、図示しないCPUや、このCPUが演算処理を行なうためのプログラムやデーターが記憶されたROM、更には、CPUのワークメモリーとして作用するRAMを備えて構成されている。また、制御部80は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで図3に示す各機能ブロックとして機能する。
画像表示部(候補表示手段)81は、携帯端末装置100を操作する際使用される画面をタッチパネル90に表示させる。また、画像表示部81は、ユーザーが操作画面Mを操作して文字を入力する場合に、入力文字をタッチパネル90に表示させる。
操作領域特定部(操作領域特定手段)82は、タッチセンサー94から出力された情報に応じて、操作画面Mのどの操作キーがどのくらいの割合で操作されているかを示すタッチ範囲を特定する。図4は、操作キーとタッチ範囲との関係を説明する図である。図4に示すように、ユーザーによる操作画面Mの押圧が、操作キーの「A」、「S」、「Z」の中間に位置している場合、各操作キーに対応したタッチセンサー94からは、受圧領域が受圧した面積(ユーザーがタッチした領域)に対応した信号が出力される。そのため、操作領域特定部82は、I/F97を介して入力された信号から、各操作キーにおける圧領域が受圧した面積の比を表すタッチ範囲の割合を算出する。例えば、図4に示す、操作キー「A」,「S」,「Z」においては、それぞれのタッチ範囲の割合は70%、20%、10%となる。
文字候補作成部(候補特定手段)83は、操作領域特定部82により判断されたタッチ範囲の割合をもとに入力文字候補を選択する。本実施形態では、文字候補作成部83は、操作領域特定部82から出力されるタッチ範囲の割合に応じて入力文字の候補順序を特定するための変数を設定する。即ち、タッチ範囲の割合が大きいものほど変数の値を高くすることで、タッチ範囲が広い操作キーの候補順序を高くする。
参照データー作成部(参照データー作成手段)84は、現在までの操作画面Mの操作状況を参照データーとして作成する。参照データーは、例えば、携帯端末装置100を操作するユーザーの操作傾向や、入力文字の入力履歴(確定後)、更には、画面上に表示される操作キーの形状である。ここで、操作傾向とは、ユーザーが操作入力を行う際、どの指を使用する確率が高いかを示すものや、ユーザーの操作入力時の癖である。即ち、携帯端末装置100を操作する向き(第1の方向、第2の方向)と、各方向で使用する確率が高い指の種別(親指、人差し指)が関連付けて記録されている。また、入力履歴とは、確定された入力文字においてどの文字の入力頻度が高いかを示すものである。なお、上記した参照データーはメニュー画面上で変更可能としてもよい。
候補修正部(候補修正手段)85は、参照データーをもとに、文字候補作成部83が作成した文字候補の変数、又は操作領域特定部82が判断したタッチ範囲を修正する。即ち、候補修正部85は、参照データーに記録されたユーザーの操作傾向、入力文字の入力頻度、更には操作キーの形状をもとに文字候補の候補順序を特定するための変数、及びタッチ範囲を補正する。
文字変換部86は、変換キー92が操作された際に、選択文字列を変換する。文字変換部86は、ユーザーが画面上に表示された文字列を確定させ、変換キー92を操作した場合に、メモリー95に記憶された変換プログラムを参照して文字列を漢字等に変換する。
===携帯端末装置における操作入力にかかる処理===
図5は、携帯端末装置100における文字入力にかかる処理を説明するフローチャートである。以下、図5を用いて、ユーザーが操作キーを操作してローマ字入力によりひらがな文字列「せいかく」を入力する際に実行される処理を説明する。なお、このフローチャートでは、参照データーとして入力文字の履歴をもとに変換候補を修正する場合を例に説明を行う。
ユーザーがタッチパネル90に表示された操作画面Mをタッチして操作キー「A」を選択した場合、ステップS1において、操作領域特定部82は、タッチセンサー94から入力された信号を受け付け、受け付けた信号に応じて各操作キーのタッチ範囲の割合を算出する(ステップS2)。ここでは、図4に示したように、操作領域特定部82が特定した操作キー「A」,「S」,「Z」のタッチ範囲の割合がそれぞれ70:20:10であるとする。
以下、操作領域特定部82は、受け付けた操作入力に対応したタッチ範囲の割合を算出する。以下、ユーザーが、「A」「E」「I」「K」「A」「U」の操作入力に対応する「あえいかく」の文字入力を行い、操作領域特定部82は各操作キー(及び周辺に位置する操作キー)のタッチ範囲の割合を算出したとする。
ステップS3では、文字候補作成部83は、ステップS2で作成されたタッチ範囲の合計割合をもとに入力文字候補を作成する。図6は、図5のステップS3において実行される処理を示すフローチャートである。また、図7は、各入力文字候補を選択する手法を説明するための図である。ステップS11において、文字候補作成部83は、ステップS2において操作領域特定部82が算出したタッチ範囲の割合を読み出す。
ステップS12において、文字候補作成部83は、各入力文字候補に対応したタッチ範囲の割合に対応した値を合計して合計値を算出する。図7において、操作候補である「AEIKAKU」における合計値は「54」、「SEIKAKU」における合計値は「49」、そして「SEIKAMU」における合計値は「50」であるとする。
ステップS13において、文字候補作成部83は、入力文字の第1の候補を合計値が最も高い「AEIKAKU」の操作入力に対応した「あえいかく」とする。そのため、図5のステップS4では、画像表示部81は、文字候補作成部83が選択した第1の候補を画面上に表示させる。その結果、画面上には「あえいかく」の入力文字が表示される。
上記状態で、入力文字を「あえいかく」から「せいかく」に変更させるために、ユーザーが修正キー91を操作すると(ステップS5:YES)、画面上には、入力文字の修正候補が表示される(ステップS6)。
図8は、図5のステップS6において実行される処理を説明するフローチャートである。ステップS21において、文字候補作成部83は、参照データーを参照して修正候補となる文字の合計値を補正する。ここでは、参照データーとして、確定された入力文字の履歴を用いて合計値の補正を行うものとする。例えば、入力文字の履歴として「せいかく」の入力回数が高い場合、候補修正部85は、操作候補となる「SEIKAKU」の合計値を、「49」から「54」に修正する。なお、説明しないが、修正候補としては他の文字も存在するものとする。
ステップS22において、文字候補作成部83は、合計値の高い入力文字を修正候補として選択する。即ち、文字候補作成部83は、ユーザーが入力した可能性がある入力文字の内、合計値の高いものを修正候補として選択する。そして、ステップS23において、画像表示部81は、ステップS22で選択された修正候補をタッチパネル90に表示させる修正候補として確定する。図9は、タッチパネル90に表示される修正候補を示す図である。図9に示すように、画面上には現在の入力文字「あえいかく」と、修正候補の「せいかく」、「せいかむ」の文字が表示される。
画面上に修正候補を表示させた状態で、ユーザーがアイコンを操作して「せいかく」を選択し決定キー93を操作すると(図5のステップS7:YES)、ステップS4において表示されていた「あいかく」が「せいかく」に修正される(ステップS8)。
さらに、ステップS9において、ユーザーが変換キー92を操作すると(ステップS9:YES)、文字変換部86は、辞書データーを参照しつつ「せいかく」の文字を「正確」に変換して表示する(ステップS10)。
以上説明したように、携帯端末装置100は、操作キーの誤操作により入力された入力文字を修正する際、タッチ範囲をもとに修正候補修を特定するため、修正される入力文字はこの候補の中から選択される可能性が高くなる。そのため、ユーザーは表示された選択候補を選択して修正を行えばよく、修正にかかる操作負荷を軽減することができる。
2.第2の実施形態:
候補修正部85は、第1の実施形態にかかる構成に加えて、参照データーに記録される「操作傾向」の内「指の種別」を用いてタッチ範囲を修正する構成としてもよい。図10は、第2の実施形態において、指の種別に応じてタッチ範囲を修正する処理を説明するフローチャートである。図10に示す処理は、操作領域特定部82が算出したタッチ範囲の割合を、ユーザーの指の形状又はユーザーの入力時の癖をもとに修正するものである。以下、指の形状に応じてタッチ範囲の割合を修正する処理を例に説明を行なう。
ステップS31において、候補修正部85は参照データーを参照し、ユーザーが使用する頻度が高い指の種別を特定する。上記したように、参照データーには、携帯端末装置100の操作方向と、使用頻度が高い指の種別とが記録されているため、候補修正部85は、重力センサー60から出力される信号から現在の携帯端末装置100の向きを検出し、使用される指の種別を判断する。
ステップS32において、使用頻度が高い指が親指である場合は(ステップS32:YES)、候補修正部85は、横方向に隣接する操作キーのタッチ範囲が広くなるようタッチ範囲の割合を修正する(ステップS33)。即ち、操作キー「A」と「S」とが横方向に隣接する場合において、ユーザーが親指を主に用いて操作キーを操作する場合、操作キー「A」を操作しようとして「S」を操作してしまう確率が高くなるため、横方向に隣接する操作キーによる入力が修正候補となる確率が高くなる。そのため、候補修正部85は、操作領域特定部82が算出したタッチ範囲の割合の内、「A」と「S」のタッチ範囲の割合を高くする。また、縦方向に隣接する操作キー「Z」のタッチ範囲の割合を低くするものであってもよい。
使用頻度が高い指が親指でない場合は(ステップS32:NO)、候補修正部85は、縦方向に隣接する操作キーのタッチ範囲が広くなるようタッチ範囲の割合を修正する(ステップS34)。即ち、操作キー「A」と「Z」とが縦方向に隣接する場合において、ユーザーが親指以外の指(例えば、人差し指)を主に用いて操作キーを操作する場合、操作キー「A」を操作しようとして「Z」を操作してしまう確率が高くなる。そのため、候補修正部85は、操作領域特定部82が算出したタッチ範囲の割合の内、「A」と「Z」の操作割合を高くする。
その後、修正後のタッチ範囲をもとに、文字候補作成部83は入力文字の第1候補又は修正候補を決定する。なお、上記した指の種別とタッチ範囲を修正する方法は一例であり、これに限定されない。また、ユーザーが予め操作入力の際の「癖」を認識している場合は、ユーザーがタッチ範囲の修正方向を予め設定しておくものであってもよい。以上、第2の実施形態を説明した。
3.第3の実施形態:
また、候補修正部85は、参照データーに記録される「操作傾向」の内「操作キーの形状」を用いてタッチ範囲を修正する構成としてもよい。画面に表示される操作キーの形状を変更可能な携帯端末装置100において、タッチパネル90の同一位置をタッチした場合でも操作キーの形状に応じて各操作キーのタッチ範囲の割合は変更されてしまう。例えば、矩形状の操作キーとひし形状の操作キーとでは、タッチパネル90の同一位置をタッチした場合でも、各操作キーでタッチ範囲の割合が変更されてしまうことがある。そのため、傾向データーに操作キーの形状に応じた補正値を記録しておき、候補修正部85は、タッチパネル90に表示される操作キーの形状に応じて特定されるタッチ範囲を補正する構成とすれば、より精度よく修正候補を表示させることが可能となる。
4.その他の実施形態:
タッチ範囲の特定方法は、接触面積に限定されない。例えば、操作領域特定部82が、受け付けたタッチ範囲(接触面積)の中心点を算出し、この中心点から所定領域(例えば、中心点から放射状に展開された円領域)の内部をタッチ範囲とする方法において、上記領域をタッチ範囲と定義していもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
60…重力センサー、80…制御部、81…画像表示部、82…操作領域特定部、83…文字候補作成部、84…参照データー作成部、85…候補修正部、86…文字変換部、90…タッチパネル、91…修正キー、92…変換キー、93…決定キー、94…タッチセンサー、95…メモリー、61,96、97、98、99…I/F、100…携帯端末装置

Claims (4)

  1. 画面上に表示された操作キーを操作して入力文字を表示する携帯端末装置において、
    前記操作キーを介して受け付けた操作入力のタッチ範囲を特定する操作領域特定手段と、
    前記携帯端末装置が操作される向きから、前記操作キーを操作する指の種別を判断し、前記判断された指の種別に応じて、特定された前記タッチ範囲の広さを修正する候補修正手段と、
    修正された前記タッチ範囲の広さに応じて複数の入力文字候補を特定する候補特定手段と、
    入力文字の修正を示す操作入力があった場合に、前記特定された入力文字候補を表示させる候補表示手段と、を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記携帯端末装置が操作される向きを検出するセンサーと、
    前記携帯端末装置が操作される向きと、前記向きに対応して前記操作キーを操作する指の種別とを対応付けた参照データーを記録する参照データー作成手段と、を有し、
    前記候補修正手段は、前記センサーが検出した向きに応じて、前記参照データーから前記操作キーを操作する指の種別を判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記候補修正手段は、前記センサーが第1の方向を検出した場合、前記参照データーに基づいて前記指の種別を親指と判断し、特定された前記タッチ範囲を第1のタッチ範囲に修正し、
    前記センサーが前記第1の方向と交差する第2の方向を検出した場合、前記参照データーに基づいて前記指の種別を親指以外の指として判断し、特定された前記タッチ範囲を、前記第1のタッチ範囲と異なるサイズである第2のタッチ範囲に修正する、ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記候補修正手段が修正する前記第1のタッチ範囲は、前記第2のタッチ範囲に比べて、前記第2の方向のタッチ範囲が広い、ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
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