JP2010165226A - 名称入力装置および名称入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトウェアキーボードを操作して50音入力等を行うものにおいて、文字キーの入力操作にかかる時間を短くし、かつ、誤入力操作も少なくすることができる「名称入力装置および名称入力方法」を提供する。
【解決手段】文字キーに対する入力操作が行われたときに、既入力文字列を含む1以上の名称データについて次に入力すべき1以上の候補文字として、データベースへの該当する名称データの登録数が多い順に上位n個の次入力候補文字を抽出する。そして、抽出したn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、入力操作が行われた文字キーの周囲に拡大表示する。これにより、指の少ない移動量で次の文字キーを操作することができるようにするとともに、操作する文字キーのサイズを大きくして当該文字キーに対する入力操作を行いやすくする。
【選択図】図2

Description

本発明は名称入力装置および名称入力方法に関し、特に、50音あるいはアルファベットの一覧が表示されたソフトウェアキーボードを用いて名称を入力する装置に関するものである。
一般に、車両の走行案内を行うナビゲーション装置は、単に現在地周辺の地図を表示するのみでなく、目的地を指定することにより、現在地から目的地までの誘導経路を自動設定して案内する機能を備えている。この種のナビゲーション装置では、目的地を入力するためのユーザインタフェースとして様々な方法が用意されている。その中に、施設名や地点名などの名称を50音またはアルファベットで入力するという方法がある。
この名称入力による目的地の設定モードでは、画面上にソフトウェアキーボードを表示し、タッチパネルもしくはリモコンにて各文字を順次選択していくように成されている。タッチパネルの場合、ユーザは、ソフトウェアキーボード上で所望の文字が表示された部分を指でタッチするという操作を1文字ずつ繰り返し行っていく。また、リモコンの場合は、例えばジョイスティックを上下左右に倒すことによってソフトウェアキーボード上のカーソルを移動させ、所望の文字の上にカーソルを置いた状態で決定ボタンを押すという操作を1文字ずつ繰り返し行っていく。
このとき、ナビゲーション装置は、文字が1つ入力される都度、それまでに入力された文字列と地図データベースに登録されている名称データの文字列とを比較する。そして、次の候補にない文字はグレーアウトしてソフトウェアキーボードを表示し、その文字キーに対する入力操作を受け付けない状態とする。これにより、次入力候補の文字キーをユーザが見つけやすくなるようにするとともに、その文字キーの入力操作を容易にすることができる。
なお、ソフトウェアキーボードを入力用ペンで操作してローマ字入力を行うものにおいて、1文字以上のアルファベットが入力されたときに、次入力候補のアルファベットをローマ字変換規則表の検索によって求め、求めたアルファベットに相当する文字キーを選択的に拡大表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−160910号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、次入力候補のキー表示の面積が大きくされるので、次入力候補の文字キーを見つけやすくするとともに、誤入力操作を少なくすることができる。しかしながら、この特許文献1を含む従来の技術では、ソフトウェアキーボード上で次入力候補の文字キーが配置されている位置によっては、指の移動距離(タッチパネルの場合)あるいはカーソルの移動距離(リモコンの場合)が大きくなるため、入力操作に時間がかかってしまうという問題があった。
また、上記特許文献1に記載の技術は、ローマ字入力を行うものにおいてのみ適用可能である。すなわち、50音入力あるいはアルファベット入力の場合は、次入力候補の文字数が多くなる。特に、入力文字数(既入力文字列の文字数)が少ないほど、次入力候補の文字数は多くなる。このため、求めた次入力候補の文字キーを選択的に拡大表示することができない。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ソフトウェアキーボードを操作して50音入力あるいはアルファベット入力を行うものにおいて、文字キーの入力操作にかかる時間を短くし、かつ、誤入力操作も少なくすることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、文字キーに対する入力操作が行われたときに、それまでに入力された文字列を含む1以上の名称データについて次に入力すべき1以上の候補文字として、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い順に上位n個の次入力候補文字を抽出する。そして、抽出したn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、入力操作が行われた文字キーの周囲に拡大表示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、1つの文字キーを操作すると、その周囲に、次の入力候補となる文字がソフトウェアキーボードとは別の文字キーとして表示される。このため、操作された文字キー(以下、操作キーと称する)の周囲に表示された文字キーの中に所望の文字キーが含まれていれば、指またはカーソルの少ない移動量で次の文字キーを操作することができるようになる。
ここで、操作キーの周囲に表示される文字キーはn個に限定されるが、これらは、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い順に抽出された上位n個の次入力候補文字に相当する文字キーである。したがって、操作キーの周囲に表示される文字キーの中に所望の文字キーが含まれる可能性は高くなる。これにより、50音入力あるいはアルファベット入力で所望の名称データを1文字ずつ入力していく際に、指またはカーソルの少ない移動量で次の文字キーを操作できる割合を高くして、一連の文字キーの入力操作にかかる時間を短くすることができる。
また、本発明によれば、操作キーの周囲に表示される文字キーはn個に限定されるため、50音入力あるいはアルファベット入力を行うものにおいて次入力候補文字の数が多くなる場合であっても、次入力候補文字の文字キーを拡大して表示することができる。そして、このように文字キーを拡大して表示することにより、操作する文字キーのサイズを大きくして当該文字キーに対する入力操作を行いやすくすることができ、誤入力操作を少なくすることもできる。
本実施形態による名称入力装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態の名称入力装置によってディスプレイに表示される画面の遷移例を示す図である。 本実施形態の名称入力装置によってディスプレイに表示される画面の遷移例を示す図である。 本実施形態の名称入力装置によってディスプレイに表示される画面の他の遷移例を示す図である。 本実施形態の名称入力装置によってディスプレイに表示される画面の他の遷移例を示す図である。 本実施形態の名称入力装置によってディスプレイに表示される他の画面例を示す図である。 本実施形態による名称入力装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態の名称入力装置によってディスプレイに表示される他の画面例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による名称入力装置の機能構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の名称入力装置10は、その機能構成として、ソフトウェアキーボード表示部11、操作受付部12、バッファ13、名称データ記憶部14、次入力候補文字抽出部15および文字キー拡大表示部16を備えている。
ソフトウェアキーボード表示部11は、50音またはアルファベットの各文字を文字キーとするソフトウェアキーボードをディスプレイ20の画面上に表示する。本実施形態においてディスプレイ20は、タッチパネル付の液晶表示装置である。ユーザは、ソフトウェアキーボード上で所望の文字が表示された部分を指でタッチするという操作を1文字ずつ繰り返し行っていくことにより、施設名や地点名などの名称を50音またはアルファベットで入力することが可能である。
操作受付部12は、文字キーに対する入力操作を受け付ける。具体的には、操作受付部12は、タッチパネル上でどの文字キーがタッチされたか、どの文字キーに対してなぞり操作が行われたか、文字キーから指が離されたか等の操作状態を検出する。そして、操作受付部12は、文字キーのタッチ操作またはなぞり操作を検出した場合、その操作により指定された文字を表す文字データをバッファ13に順次格納していく。これにより、バッファ13に格納された文字データの並びにより、既入力文字列が形成される。また、操作受付部12は、文字キー(タッチパネル)から指が離されたことを検出した場合、その旨を文字キー拡大表示部16に通知する。
操作受付部12が入力操作を受け付ける文字キーは、ソフトウェアキーボード表示部11により表示されるソフトウェアキーボード上の文字キーの他に、後述する文字キー拡大表示部16によってソフトウェアキーボードとは別に表示される文字キーを含む。すなわち、操作受付部12は、文字キー拡大表示部16により文字キーの拡大表示が行われているときは、ソフトウェアキーボード上の文字キーに加え、拡大表示された文字キーに対する入力操作も受け付ける。詳しくは後述するが、上述したタッチパネルのなぞり操作は、当該拡大表示された文字キーに対して行うことが可能である。
名称データ記憶部14は、施設名や地点名などの名称を表す複数の名称データをデータベースとして記憶する。名称データが日本語の場合、当該名称データは、その名称の語頭から語尾まで1文字ずつ50音の文字データ(読み仮名データ)を有している。また、名称データが英語の場合、当該名称データは、その名称の語頭から語尾まで1文字ずつアルファベットの文字データを有している。
次入力候補文字抽出部15は、操作受付部12が文字キーに対する入力操作を受け付ける都度、それまでに入力された既入力文字列(バッファ13に格納された一連の文字データの並びで表される)と、名称データ記憶部14に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較し、既入力文字列を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位n個(nは1以上の整数)の次入力候補文字を抽出する。
文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、操作受付部12が入力操作を受け付けた文字キーの周囲に拡大して表示する。文字キー拡大表示部16が拡大して表示する文字キーは、ソフトウェアキーボードとは別のものである。具体的には、文字キー拡大表示部16は、ソフトウェアキーボード上の文字キーの配列とは関係なく、操作受付部12が入力操作を受け付けた文字キーの周囲に、n個の次入力候補文字に相当する文字キーをソフトウェアキーボード上に重ねて表示する。
例えば、ソフトウェアキーボード上の文字キーがタッチされたときには、文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、当該タッチされた文字キーの周囲に拡大して表示する。また、このように拡大表示された文字キーに対してなぞり操作が行われたときには、文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、当該なぞり操作された文字キーの周囲に拡大して表示する。また、文字キー拡大表示部16は、文字キーから指が離された旨の通知を操作受付部12から受けた場合には、文字キーの拡大表示を消去する。
図2および図3は、上記のように構成した本実施形態の名称入力装置10によってディスプレイ20に表示される画面の遷移例を示す図である。ここでは、「ふくしま」と50音入力する場合を例にとって説明する。図2(a)は、文字キーの入力操作を何も行っていない初期状態の画面例であり、ソフトウェアキーボード30を図示している。
図2(b)は、“ふ”の文字キーをタッチした状態の画面例を示している。操作受付部12が“ふ”の文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、操作受付部12は、“ふ”の文字データをバッファ13に格納する。次入力候補文字抽出部15は、バッファ13に格納された一連の文字データの並びで表される既入力文字列(今の場合は“ふ”の単文字)と、名称データ記憶部14に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較する。そして、既入力文字列“ふ”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位n個(例えば、n=4)の次入力候補文字を抽出する。
図2(b)の例は、“ふ”の次に“く”を含む1群の名称データと、“ふ”の次に“し”を含む1群の名称データと、“ふ”の次に“と”を含む1群の名称データと、“ふ”の次に“せ”を含む1群の名称データとが、名称データ記憶部14への登録数が多い上位4群の名称データであることを示している。この場合、次入力候補文字抽出部15は、名称データの該当数が多い順に上位4個の次入力候補文字“く”“し”“と”“せ”を抽出する。
文字キー拡大表示部16は、図2(b)に示すように、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“く”“し”“と”“せ”に相当する4個の文字キーを、タッチ操作された“ふ”の文字キーの周囲に拡大して表示する。図2(b)の例では、タッチ操作された“ふ”の文字キーも拡大して表示している。
このとき文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“く”“し”“と”“せ”に相当する文字キーを、該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほどソフトウェアキーボード30の中心40に近い位置に配置して表示する。図2(b)の例では、“ふ”の次に“く”を含む1群の名称データの該当数が最も多く、その次は“ふ”の次に“し”または“と”を含む1群の名称データ、4番目は“ふ”の次に“せ”を含む1群の名称データの該当数が多いことを示している。
図3(a)は、図2(b)において“ふ”の文字キーから指をスライドして左側にある“く”の文字キーをタッチ(なぞり操作)した状態の画面例を示している。“く”の文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、操作受付部12は、“く”の文字データをバッファ13に格納する。次入力候補文字抽出部15は、バッファ13に格納された一連の文字データの並びで表される既入力文字列(今の場合は“ふく”の文字列)と、名称データ記憶部14に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較する。そして、既入力文字列“ふく”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位4個の次入力候補文字を抽出する。
図3(a)の例は、“ふく”の次に“ち”を含む1群の名称データと、“ふく”の次に“し”を含む1群の名称データと、“ふく”の次に“や”を含む1群の名称データと、“ふく”の次に“お”を含む1群の名称データとが、名称データ記憶部14への登録数が多い上位4群の名称データであることを示している。この場合、次入力候補文字抽出部15は、名称データの該当数が多い順に上位4個の次入力候補文字“お”“し”“や”“ち”を抽出する。
文字キー拡大表示部16は、図3(a)に示すように、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“お”“し”“や”“ち”に相当する4個の文字キーを、2番目にタッチ操作された“く”の文字キーの周囲に拡大して表示する。図3(a)の例では、タッチ操作された“く”の文字キーも拡大して表示している。このとき文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“お”“し”“や”“ち”に相当する文字キーを、該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほどソフトウェアキーボード30の中心40に近い位置に配置して表示する。
図3(b)は、図3(a)において“く”の文字キーから指をスライドして上側にある“し”の文字キーをタッチ(なぞり操作)した状態の画面例を示している。“し”の文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、操作受付部12は、“し”の文字データをバッファ13に格納する。次入力候補文字抽出部15は、バッファ13に格納された一連の文字データの並びで表される既入力文字列(今の場合は“ふくし”の文字列)と、名称データ記憶部14に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較する。そして、既入力文字列“ふくし”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位4個の次入力候補文字を抽出する。
図3(b)の例は、“ふくし”の次に“ま”を含む1群の名称データと、“ふくし”の次に“き”を含む1群の名称データと、“ふくし”の次に“り”を含む1群の名称データと、“ふくし”の次に“た”を含む1群の名称データとが、名称データ記憶部14への登録数が多い上位4群の名称データであることを示している。この場合、次入力候補文字抽出部15は、名称データの該当数が多い順に上位4個の次入力候補文字“ま”“き”“り”“た”を抽出する。
文字キー拡大表示部16は、図3(b)に示すように、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“ま”“き”“り”“た”に相当する4個の文字キーを、3番目にタッチ操作された“し”の文字キーの周囲に拡大して表示する。図3(b)の例では、タッチ操作された“し”の文字キーも拡大して表示している。このとき文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“ま”“き”“り”“た”に相当する文字キーを、該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほどソフトウェアキーボード30の中心40に近い位置に配置して表示する。
図3(b)のように4個の文字キーが拡大表示された状態で、“し”の下側にある“ま”の文字キーをなぞり操作することにより、“ふくしま”という一連の文字列を入力することができる。その後、“ま”の文字キーから指を離すと、操作受付部12がその旨を検知し、指が離されたことを文字キー拡大表示部16に通知する。この通知を受けた文字キー拡大表示部16は、拡大表示していた文字キーを消去する。これにより、ディスプレイ20の画面は元のソフトウェアキーボード30だけが表示された状態に戻る。
図4および図5は、本実施形態の名称入力装置10によってディスプレイ20に表示される画面の他の遷移例を示す図である。ここでは、「おおさか」と50音入力する場合を例にとって説明する。図4(a)は、文字キーの入力操作を何も行っていない初期状態の画面例であり、ソフトウェアキーボード30を図示している。
図4(b)は、“お”の文字キーをタッチした状態の画面例を示している。操作受付部12が“お”の文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、次入力候補文字抽出部15は、既入力文字列“お”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位2個の次入力候補文字を抽出する。図4(b)の例で、次入力候補文字抽出部15は、名称データの該当数が多い順に上位2個の次入力候補文字“お”“か”を抽出している。ここで、上位4個ではなく上位2個の次入力候補文字を抽出しているのは、タッチされた“お”の文字キーがソフトウェアキーボード30の左下隅に当たる位置に配置されているため、左側と下側の2箇所に文字キーを拡大表示できないからである。
文字キー拡大表示部16は、図4(b)に示すように、次入力候補文字抽出部15により抽出された2個の次入力候補文字“お”“か”に相当する2個の文字キーを、タッチ操作された“お”の文字キーの周囲に拡大して表示する。図4(b)の例では、タッチ操作された“お”の文字キーも拡大して表示している。このとき文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された2個の次入力候補文字“お”“か”に相当する文字キーを、該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほどソフトウェアキーボード30の中心40に近い位置に配置して表示する。
図5(a)は、図4(b)において“お”の文字キーから指をスライドして右側にある“お”の文字キーをタッチ(なぞり操作)した状態の画面例を示している。操作受付部12が“お”の文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、次入力候補文字抽出部15は、既入力文字列“おお”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位3個の次入力候補文字を抽出する。図5(a)の例で、次入力候補文字抽出部15は、名称データの該当数が多い順に上位3個の次入力候補文字“さ”“し”“く”を抽出する。ここで、上位4個ではなく上位3個の次入力候補文字を抽出しているのは、タッチされた“お”の文字キーがソフトウェアキーボード30の下端に当たる位置に配置されているため、下側の1箇所に文字キーを拡大表示できないからである。
文字キー拡大表示部16は、図5(a)に示すように、次入力候補文字抽出部15により抽出された3個の次入力候補文字“さ”“し”“く”に相当する3個の文字キーを、2番目にタッチ操作された“お”の文字キーの周囲に拡大して表示する。図5(a)の例では、タッチ操作された“お”の文字キーも拡大して表示している。このとき文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された3個の次入力候補文字“さ”“し”“く”に相当する文字キーを、該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほどソフトウェアキーボード30の中心40に近い位置に配置して表示する。
図5(b)は、図5(a)において“お”の文字キーから指をスライドして上側にある“さ”の文字キーをタッチ(なぞり操作)した状態の画面例を示している。操作受付部12が“さ”の文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、次入力候補文字抽出部15は、既入力文字列“おおさ”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位4個の次入力候補文字を抽出する。図5(b)の例で、次入力候補文字抽出部15は、名称データの該当数が多い順に上位4個の次入力候補文字“か”“き”“ま”“た”を抽出する。
文字キー拡大表示部16は、図5(b)に示すように、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“か”“き”“ま”“た”に相当する4個の文字キーを、3番目にタッチ操作された“さ”の文字キーの周囲に拡大して表示する。図5(b)の例では、タッチ操作された“さ”の文字キーも拡大して表示している。このとき文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“か”“き”“ま”“た”に相当する文字キーを、該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほどソフトウェアキーボード30の中心40に近い位置に配置して表示する。
図5(b)のように4個の文字キーが拡大表示された状態で、“さ”の上側にある“か”の文字キーをなぞり操作することにより、“おおさか”という一連の文字列を入力することができる。その後、“か”の文字キーから指を離すと、操作受付部12がその旨を検知し、指が離されたことを文字キー拡大表示部16に通知する。この通知を受けた文字キー拡大表示部16は、拡大表示していた文字キーを消去する。これにより、ディスプレイ20の画面は元のソフトウェアキーボード30だけが表示された状態に戻る。
なお、図2〜図5の例では、50音入力したい文字列の各文字キーが全て文字キー拡大表示部16により拡大表示されている。しかし、ユーザの入力したい文字が上位4個の次入力候補文字に該当せず、文字キーとして拡大表示されないこともある。その場合にユーザは、タッチパネルから指を離せばよい。タッチパネルから指を離すと、拡大表示していた文字キーが消去されて、ディスプレイ20の画面は元のソフトウェアキーボード30だけが表示された状態に戻るので、所望の文字キーをタッチ操作することができる。
また、図2〜図5の例では、所望の名称を50音入力する場合を示しているが、所望の名称をアルファベット入力する場合も同様である。図6は、所望の名称をアルファベット入力する場合において、ソフトウェアキーボード30上で“F”の文字キーがタッチ操作されたときに表示される画面の例を示す図である。図6の例で、次入力候補文字抽出部15は、既入力文字列“F”を含む名称データについて次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位4個の次入力候補文字“A”“Z”“W”“K”を抽出している。
文字キー拡大表示部16は、次入力候補文字抽出部15により抽出された4個の次入力候補文字“A”“Z”“W”“K”に相当する4個の文字キーを、タッチ操作された“F”の文字キーの周囲に拡大して表示する。ここでは、タッチ操作された“F”の文字キーは拡大表示していない。図2〜図5のように名称を50音入力する場合も、タッチ操作された文字キー自体を拡大表示することは必須でない。
次に、上記のように構成した本実施形態による名称入力装置10の動作を説明する。図7は、本実施形態による名称入力装置10の動作例を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、名称入力メニューが選択されたときに開始する。図7において、ソフトウェアキーボード表示部11は、50音またはアルファベットの各文字を文字キーとするソフトウェアキーボードをディスプレイ20の画面上に表示する(ステップS1)。
このようにソフトウェアキーボードが画面上に表示されている状態で、操作受付部12は、文字キーに対する入力操作(タッチ操作)があったか否かを判定する(ステップS2)。ここで、操作受付部12が文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合、操作受付部12は、その受け付けた文字キーに対応する文字データをバッファ13に格納する(ステップS3)。
続いて、次入力候補文字抽出部15は、バッファ13に格納された一連の文字データにより表される既入力文字列と名称データ記憶部14に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較し、既入力文字列を含む名称データについて既入力文字列の次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位n個(ソフトウェアキーボード上で文字キーがタッチされた位置に応じて2〜4個)の次入力候補文字を抽出する(ステップS4)。
さらに、文字キー拡大表示部16は、ステップS4で次入力候補文字抽出部15により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、ソフトウェアキーボード上の文字キーと共に入力操作を受け付ける別の文字キーとして、操作受付部12が入力操作(最初はステップS2のタッチ操作)を受け付けた文字キーの周囲に拡大して表示する(ステップS5)。
次に、操作受付部12は、ソフトウェアキーボード上に上位n個の文字キーが拡大表示されている状態で、当該拡大表示された文字キーに対する入力操作(なぞり操作)があったか否かを判定する(ステップS6)。ここで、操作受付部12が拡大表示された文字キーに対するなぞり操作を受け付けた場合は、ステップS3の処理に戻る。この場合、操作受付部12は、その受け付けた文字キーに対応する文字データをバッファ13に格納する(ステップS3)。
続いて、次入力候補文字抽出部15は、バッファ13に格納された一連の文字データにより表される既入力文字列と名称データ記憶部14に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較し、既入力文字列を含む名称データについて既入力文字列の次に入力すべき次入力候補文字のうち、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位n個(2〜4個)の次入力候補文字を抽出する(ステップS4)。
さらに、文字キー拡大表示部16は、ステップS4で次入力候補文字抽出部15により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、ソフトウェアキーボード上の文字キーと共に入力操作を受け付ける別の文字キーとして、操作受付部12が入力操作(ステップS6のなぞり操作)を受け付けた文字キーの周囲に拡大して表示する(ステップS5)。以下同様に、ステップS3〜S6の処理を繰り返すことにより、所望の名称を1文字ずつ順に入力していく。
一方、ステップS6において、拡大表示された文字キーに対するなぞり操作がなかったと操作受付部12にて判断した場合、つまり、文字キーから指が離された場合は、文字キー拡大表示部16は、拡大表示していた文字キーを消去する(ステップS7)。そして、処理はステップS1に戻る。これにより、ディスプレイ20の画面は元のソフトウェアキーボードだけが表示された状態となる。続いて、操作受付部12は、ソフトウェアキーボード上の文字キーに対するタッチ操作があったか否かを判定し(ステップS2)、操作受付部12が文字キーに対するタッチ操作を受け付けた場合は、ステップS3の処理に進む。
一方、操作受付部12がソフトウェアキーボード上の文字キーに対するタッチ操作を受け付けていないと判断した場合は、名称入力処理を終了するか否かについての判定を行う。この判定は、例えば操作受付部12が、名称入力処理を終了するための中止ボタン(図示せず)や、入力された文字列の名称に該当する施設や地点を検索するための検索ボタン(図示せず)などが操作されたことを検出することによって行う。ここで、名称入力処理の終了が指示されていないと判断した場合は、処理はステップS2に戻り、何らかの文字キーがタッチされるまで待機する。一方、中止ボタンや検索ボタンの操作によって名称入力処理の終了が指示されたと判断した場合は、本フローチャートの処理を終了する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、文字キーに対する入力操作(ソフトウェアキーボード上の文字キーに対するタッチ操作、拡大表示された文字キーに対するなぞり操作)が行われたときに、それまでに入力された文字列を含む1以上の名称データについて次に入力すべき1以上の候補文字として、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い順に上位n個の次入力候補文字を抽出する。そして、抽出したn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、入力操作が行われた文字キーの周囲に拡大表示するようにしている。
このように構成した本実施形態の名称入力装置10によれば、1つの文字キーを操作すると、その周囲に、次の入力候補となる文字がソフトウェアキーボードとは別の文字キーとして拡大表示される。このため、操作キーの周囲に拡大表示された文字キーの中に所望の文字キーが含まれていれば、指の少ない移動量で次の文字キーを操作することができるようになる。また、周囲の文字キーは拡大して表示されるので、誤入力操作を少なくすることもできる。
ここで、操作キーの周囲に表示される文字キーはn個に限定されるが、これらは、既入力文字列および次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い順に抽出された上位n個の次入力候補文字に相当する文字キーである。したがって、操作キーの周囲に表示される文字キーの中に所望の文字キーが含まれる可能性が高くなる。これにより、50音入力あるいはアルファベット入力で所望の名称データを1文字ずつ入力していく際に、指の少ない移動量で次の文字キーを操作できる割合を高くして、一連の文字キーの入力操作にかかる時間を短くすることができる。
また、本実施形態では、次入力候補文字抽出部15により抽出された次入力候補文字に相当する文字キーを、名称データの該当数がより多いものほどソフトウェアキーボードの中心に近い位置に配置するようにしている。このようにすることで、ソフトウェアキーボードの周囲に文字キーが拡大表示されるのを極力防ぐことができ、できるだけ上下左右の4箇所に次入力候補文字の文字キーを拡大表示することができる。それだけ、操作キーの周囲に表示される文字キーの中に所望の文字キーが含まれる可能性を高めることができる。
なお、上記実施形態では、上位4個の次入力候補文字を抽出して、操作キーの上下左右に4個の文字キーを拡大表示する例について説明したが、必ずしも4個でなくてもよい。例えば、上位8個の次入力候補文字を抽出して、操作キーの周囲に8個の文字キーを拡大表示するようにしてもよい。また、上位24個の次入力候補文字を抽出して、操作キーの周囲に8個の文字キーを拡大表示するとともに、更にその周囲に16個の文字キーを拡大表示するようにしてもよい。このようにすれば、指の少ない移動量で次の文字キーを操作できる割合をより高くすることができる。
また、上記実施形態では、上位n個の次入力候補文字に相当する操作キーを単に拡大表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、次入力候補文字抽出部15により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを拡大して、さらに名称データの該当数と共に表示するようにしてもよい。図8は、この場合の画面例を示す図である。また、該当数の多さを直感的に知覚しやすくするために、図8に示すように、該当数に応じて文字キーの文字の表示サイズを変えてもよい。表示サイズに代えてまたは加えて、表示色を変えるようにしてもよい。なお、図8の画面例では、名称データの該当数がより多いものほどソフトウェアキーボード30の中心に近い位置に配置するようにしていないが、そのように配置するのがより好ましい。図8の画面例はアルファベット入力の場合を示しているが、50音入力の場合も同様である。
また、上記実施形態では、文字キーのみを拡大表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上述した中止ボタンや検索ボタンを操作キーの周囲に拡大表示するようにしてもよい。このようにすれば、中止ボタンや検索ボタンを操作する場合も、ユーザが指を移動させる手間を軽減することができる。
ただし、中止ボタンと検索ボタンを操作キーの周囲に拡大表示すると、拡大表示できる文字キーの数が2つ少なくなる。すなわち、操作キーの上下左右に次入力候補のキーを表示させる場合、表示される次入力候補の文字キーは2個だけとなる。よって、操作キーの周囲に、より多くの次入力候補のキーを表示させるのが好ましい。例えば、上位6個の次入力候補文字を抽出して、操作キーの周囲に6個の文字キーと中止ボタンと検索ボタンとを拡大表示する。そして、中止ボタンと検索ボタンは、ソフトウェアキーボードの中心から最も離れた位置に配置するのが好ましい。中止ボタンや検索ボタンが操作された後は、入力操作が継続することはないからである。
または、最初は検索ボタンを操作キーの周囲に拡大表示せず(文字キーだけを拡大表示)、バッファ13に格納された一連の文字データ(既入力文字列)が名称データ記憶部14に記憶されている名称データの1つと完全に一致した時点から検索ボタンを操作キーの周囲に拡大表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザの入力したい文字が上位4個の次入力候補文字に該当せず、文字キーとして拡大表示されていないときは、タッチパネルから指を離すことによってソフトウェアキーボード上の文字キーをタッチ操作する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上位1位〜4位の4個の次入力候補文字に相当する文字キーを拡大表示した状態で、所定時間いずれの文字キーもなぞり操作されず、かつ、指がタッチパネルから離されてもいない場合(すなわち、操作キーに指を置いたまま所定時間が経過した場合)に、上位5位〜8位の4個の次入力候補文字に相当する文字キーを拡大表示する状態に切り替えるようにしてもよい。以下同様に、操作キーに指を置いたまま更に所定時間が経過した場合に、上位9位〜12位の4個の次入力候補文字に相当する文字キーを拡大表示する状態に切り替えるようにしてもよい。このようにすれば、所望の文字を常に少ない指の移動量で入力することができる。
なお、この場合は、次の4個の文字キーが表示されるまでに所定時間の経過を待たなくてはならない。そこで、拡大表示するキーの中に、次の4個の文字キーに表示を切り替えるための次表示ボタンを含ませるようにしてもよい。この場合も、操作キーの周囲に、より多くの次入力候補のキーを表示させるのが好ましい。例えば、上位7個の次入力候補文字を抽出して、操作キーの周囲に7個の文字キーと次表示ボタンとを拡大表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ディスプレイ20がタッチパネル付の液晶表示装置である場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ディスプレイ20に表示されたソフトウェアキーボードや文字キー等をリモコンで操作するようにしてもよい。この場合、上述したタッチパネルのなぞり操作は、リモコンが備えるジョイスティックの傾倒操作あるいは方向指示ボタンの押下操作に対応する。タッチパネルの代わりにリモコンを用いた場合、画面上に表示されるカーソルの少ない移動距離(ジョイスティックや方向指示ボタンの少ない操作量)で次の文字キーを操作することができるようになる。
なお、リモコンを用いる場合、所望の文字キー上にカーソルを移動させた時点で自動的に決定とするようにしてもよいが、決定ボタンの押下を待って決定とするようにしてもよい。後者の場合、方向の指示を誤って行ってしまった場合に、決定ボタンを押下する前に指示のやり直しをすることが可能となる。また、決定ボタンが押下された時点で、操作キーも次入力候補文字の文字キーに切り替えて表示させることが可能となる。例えば、操作キーの上下左右4箇所に加え、操作キーの位置自体にも次入力候補文字の文字キーを拡大して表示させることができる。つまり、全部で5個の次入力候補文字を抽出して5個の文字キーを拡大表示することができる。
また、上記実施形態では、文字入力により施設や地点が検索可能なナビゲーション装置に名称入力装置10を適用する例について説明したが、これ以外の電子機器(例えば、文字入力による楽曲検索機能を有するオーディオ装置)に適用することも可能である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 名称入力装置
11 ソフトウェアキーボード表示部
12 操作受付部
13 バッファ
14 名称データ記憶部
15 次入力候補文字抽出部
16 文字キー拡大表示部
20 ディスプレイ

Claims (5)

  1. 50音またはアルファベットの各文字を文字キーとするソフトウェアキーボードを画面上に表示するソフトウェアキーボード表示部と、
    上記文字キーに対する入力操作を受け付ける操作受付部と、
    複数の名称データを記憶する名称データ記憶部と、
    上記操作受付部が上記文字キーに対する入力操作を受け付ける都度、それまでに入力された既入力文字列と上記名称データ記憶部に記憶されている上記複数の名称データの文字列とを比較し、上記既入力文字列を含む名称データについて上記既入力文字列の次に入力すべき次入力候補文字のうち、上記既入力文字列および上記次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位n個(nは1以上の整数)の次入力候補文字を抽出する次入力候補文字抽出部と、
    上記次入力候補文字抽出部により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、上記操作受付部が入力操作を受け付けた文字キーの周囲に拡大して表示する文字キー拡大表示部とを備え、
    上記操作受付部は、上記文字キー拡大表示部により上記文字キーの拡大表示が行われているときは、上記ソフトウェアキーボード上の文字キーに加え、上記拡大表示された文字キーに対する入力操作を受け付けることを特徴とする名称入力装置。
  2. 上記文字キー拡大表示部は、上記次入力候補文字抽出部により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、上記該当数がより多い上位の次入力候補文字に相当する文字キーほど上記ソフトウェアキーボードの中心に近い位置に配置して表示することを特徴とする請求項1に記載の名称入力装置。
  3. 上記文字キー拡大表示部は、上記次入力候補文字抽出部により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、上記該当数と共に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の名称入力装置。
  4. 上記文字キー拡大表示部は、上記次入力候補文字抽出部により抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーに加え、上記入力操作を中止するためのキーおよび上記既入力文字列を確定させるためのキーの少なくとも一方を、上記操作受付部が入力操作を受け付けた文字キーの周囲に表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の名称入力装置。
  5. 50音またはアルファベットの各文字を文字キーとするソフトウェアキーボードが画面上に表示されている状態で、上記文字キーに対する入力操作を受け付ける第1のステップと、
    上記第1のステップで上記文字キーに対する入力操作を受け付けたときに、それまでに入力された既入力文字列と名称データ記憶部に記憶されている複数の名称データの文字列とを比較し、上記既入力文字列を含む名称データについて上記既入力文字列の次に入力すべき次入力候補文字のうち、上記既入力文字列および上記次入力候補文字を含む名称データの該当数が多い上位n個(nは1以上の整数)の次入力候補文字を抽出する第2のステップと、
    上記第2のステップで抽出されたn個の次入力候補文字に相当する文字キーを、上記ソフトウェアキーボード上の文字キーと共に入力操作を受け付ける文字キーとして、上記入力操作を受け付けた文字キーの周囲に拡大して表示する第3のステップとを有する名称入力方法。
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