JP5402398B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関し、より詳細には、表示領域に表示される表示内容を制御する情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
文字を入力するための入力装置として、キーボードが一般的に用いられている。近年では、物理的なキーボードではなく、画面上から文字等を入力するソフトウェアキーボードの使用も増加している。ユーザは、表示装置の画面上に表示されたソフトウェアキーボードのキーをマウスで選択したり、ソフトウェアキーボードが表示された表示領域にタッチパネルが設けられている場合には表示されたキーに接触したりして、文字の入力を行うことができる。
ソフトウェアキーボードを用いて文字の入力を行う状況として、例えば、検索画面においてキーワード検索行う際に表示領域に表示された入力エリアにキーワードを入力する場合等がある(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のソフトウェアキーボードは、仮名文字入力キーや、入力文字を切り替える切り換えキー、入力された文字の確定や中止、削除等を行うためのキー等、多くのキーから構成されている。
特開2007−11974号公報
しかし、上記のようなソフトウェアキーボードは、キーの数が多いため、表示領域を占める割合が大きくなる。したがって、文字入力を行う際には、入力エリアおよびソフトウェアキーボード以外の情報を表示させることは困難であった。また、通常、ソフトウェアキーボードは、入力エリアの表示位置とは無関係に、予め設定された表示位置に表示される。このため、ソフトウェアキーボードが入力エリアと離れた位置に表示されることもある。このような表示状態ではソフトウェアキーボードと入力エリアとの間での視線の移動が多くなり、操作性の低下や操作時のユーザの疲労を招くことになる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、文字を入力し易い表示領域上の文字入力手段を実現することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、表示領域における入力領域の表示位置を取得する位置取得部と、入力領域の表示位置に基づいて、入力領域に表示する文字を入力する入力操作領域の表示領域における表示位置を制御する表示制御部と、を備える情報処理装置が提供される。表示制御部は、入力領域の表示位置の近傍に入力操作領域を表示し、入力領域の表示位置が移動されたとき、入力操作領域を入力領域の移動に追従させて移動する。
本発明によれば、表示領域における入力領域の表示位置が変更されると、表示制御部は、位置取得部によって取得された入力領域の表示位置に基づいて、入力操作領域を移動させる。表示制御部は、入力操作領域を入力領域に追従させて、入力領域の近傍に表示させることにより、表示画面上における文字入力を行い易くすることができる。
ここで、入力操作領域は、入力領域に表示可能な文字の入力候補を示す一覧表示部と、一覧表示部中のフォーカスされている文字を示すフォーカス部と、を有し、フォーカス部は、入力領域と同一の配列直線上に表示されるようにしてもよい。
また、一覧表示部は、入力操作領域およびフォーカス部の配列方向に対して略直交する方向に入力候補を配列して表示されるようにしてもよい。
さらに、一覧表示部から1つの文字が選択されたとき、表示制御部は、一覧表示部と略平行に、選択された文字から入力が予測される予測文字が配列された予測一覧表示部を表示してもよい。
また、入力候補の配列方向に一覧表示部を移動させる移動情報を入力する移動情報入力部を備えてもよい。このとき、一覧表示部の入力候補の配列方向は、移動情報を入力する入力方向と略同一とすることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、表示領域における入力領域の表示位置を取得するステップと、入力領域の表示位置の近傍に入力領域に表示する文字を入力する入力操作領域を表示するステップと、入力領域の表示位置が移動されたとき、入力操作領域を入力領域の移動に追従して移動させるステップと、を含む、情報処理方法が提供される。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに上記の情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶装置に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の情報処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供される。記録媒体は、例えば磁気ディスクや光ディスクなどである。
以上説明したように本発明によれば、文字を入力し易い表示領域上の文字入力手段を実現することが可能な、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態にかかる入力ユニットの概略構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる入力デバイスを示す上面図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードの一構成例を示す説明図である。 同実施形態にかかる入力ユニットの機能構成を示すブロック図である。 テキストボックスの位置取得処理を示すフローチャートである。 テキストボックスの位置取得処理を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 同実施形態にかかるソフトウェアキーボードによる文字入力手順を示す説明図である。 アルファベット入力をするためのソフトウェアキーボードの一構成例を示す説明図である。 ソフトウェアキーボードの他の構成例を示す説明図である。 同実施形態にかかる入力ユニットを構成する情報処理装置のハードウェアの一構成例を示すブロック図である。 同実施形態にかかる入力ユニットを構成する入力デバイスのハードウェアの一構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.入力ユニットの概要
2.情報処理装置によるソフトウェアキーボードの表示制御
3.ハードウェア構成例
<1.入力ユニットの概要>
まず、図1および図2に基づいて、本実施形態にかかる情報処理装置を用いた入力ユニットの構成例について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる入力ユニットの概略構成を示す説明図である。図2は、本実施形態にかかる入力デバイスを示す上面図である。なお、以下では、入力デバイス200の横方向をx方向、縦方向(長手方向)をy方向、高さ方向をz方向として説明する。また、表示領域(図3の符号300)の左右方向(横方向)をx方向、上下方向(縦方向)をy方向と規定する。
本実施形態にかかる入力ユニットは、入力情報に基づいて表示装置の表示部150に表示された表示内容を制御する情報処理装置100と、入力情報を入力するための入力デバイス200とから構成される。
本実施形態にかかる入力デバイス200は、図1に示すように、マウスとして機能するマウスモードと、リモートコントローラのように機能するエアモードとの2つのモードを有している。マウスモードとして機能するとき、ユーザは、入力デバイス200を、一般的なマウスと同様、卓上に置かれた状態で移動させたりボタンを押下したりして、入力情報を入力することができる。一方、エアモードとして機能する場合には、ユーザは、入力デバイス200を持ち、親指でボタンを押下したり操作領域上で親指をスライドさせたりすることにより、入力情報を入力することができる。入力デバイス200のマウスモードとエアモードとの切り替えは、例えば入力デバイス200に設けられた切替ボタン(図2の符号245)を押下することにより行うことができる。
本実施形態の入力デバイス200について具体的に説明すると、入力デバイス200は、図2に示すように略長楕円形状の筐体210と、筐体210の上面および側面に設けられた複数の操作部とからなる。筐体210は、上面部および背面部は略平坦に形成されており、外縁部が丸みを帯びた形状となっている。入力情報を入力するための操作部が設けられた領域より背面側(y軸負方向側)において筐体210の角を除去することにより、入力デバイス200を保持し易く、誤操作を低減させている。
操作部は、入力情報を入力するために操作される部材であって、例えばセンサ部220と、カーソル部230と、ボタン241〜246(L、R)とからなる。センサ部220は、当該センサ部220の表面で移動される指の移動量を検出する検出部であって、光学式ポインティングデバイス222と、平面の形状が略円形の操作面224とからなる。センサ部220は、操作面224上で移動される指の指紋を光学式ポインティングデバイス222によって検出し、指紋の移動量から操作対象であるオブジェクトを操作する入力情報を生成する。
カーソル部230は、センサ部220の周囲に設けられた環状のボタンである。カーソル部230は、指で押圧されると、押圧位置に応じて上下方向(y方向)および左右方向(x方向)に操作対象であるオブジェクトを移動させることができる。
ボタン241〜246(L、R)は、押圧されることにより、対応付けられた入力情報を出力する。例えば、ボタン241、242、243、244には、操作を戻す処理や表示部にソフトウェアキーボードを表示させるキーボード表示処理、操作を決定する決定処理、メニュー画面を表示させるメニュー表示処理を対応付けることができる。また、ボタン245には、マウスモードとエアモードとの切替処理、あるいは表示内容のスクロール操作を可能とするスクロール処理を対応付けることができる。ボタン246L、246Rには、入力デバイス200がマウスモードとして機能するときに、一般的なマウスの左ボタンおよび右ボタンの機能を対応付けることができる。
このような入力デバイス200から入力された入力情報は、情報処理装置100へ送信され、処理される。情報処理装置100は、例えばパーソナルコンピュータのような表示装置に表示する情報を処理する装置であって、入力デバイス200から入力された入力情報に基づいて、表示部150の表示内容を変更することができる。
本実施形態では、このような入力ユニットを用いて表示部150に表示されたソフトウェアキーボードから文字入力を行う。ユーザが入力デバイス200を用いてソフトウェアキーボードを操作する入力情報を入力すると、入力情報を受信した情報処理装置100は、入力情報に基づいて文字入力処理を実行する。このように文字入力を行うとき、本実施形態にかかる情報処理装置100は、必要に応じて表示領域に表示される文字入力を行うためのソフトウェアキーボードの表示位置を、入力された文字が表示されるテキストボックスの位置に応じて変更する。これにより、ソフトウェアキーボードによる文字入力を行い易くすることができる。
<2.情報処理装置によるソフトウェアキーボードの表示制御>
以下、図3〜図13に基づいて、本実施形態にかかる入力ユニットの情報処理装置100によるソフトウェアキーボードの表示制御について詳細に説明する。なお、図3は、本実施形態にかかるソフトウェアキーボードの一構成例を示す説明図である。図4は、本実施形態にかかる入力ユニットの機能構成を示すブロック図である。図5は、テキストボックスの位置取得処理を示すフローチャートである。図6は、テキストボックスの位置取得処理を示す説明図である。図7〜図13は、本実施形態にかかる情報処理装置100によりソフトウェアキーボードの表示位置制御が行われたときのソフトウェアキーボード表示例を示す説明図である。
[ソフトウェアキーボードの構成例]
本実施形態では、検索画面においてソフトウェアキーボードにより入力エリアに検索文字列を入力する場合について説明する。ここで入力される文字は仮名文字とする。表示部150の表示領域300には、図3に示すように、検索文字列を入力する入力エリア310と、入力エリア310に文字を入力するソフトウェアキーボード320とが表示されている。本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320は、段階的に文字入力を行うものであって、初期状態では、図3の上図に示すように、先頭文字が表示された先頭文字リスト321と、選択位置を示すフォーカス部322からなる。
入力エリア310は、表示領域300の横方向に長く、ソフトウェアキーボード320から入力された文字は、入力エリア310の左から右へ順に表示されていく。先頭文字リスト321は、先頭文字が対応付けられている複数のセル321aが表示領域300の縦方向に配列されたものである。入力エリア310と先頭文字リスト321との間には、ソフトウェアキーボード320にてフォーカスされている文字を示すフォーカス部322が表示されている。フォーカス部322は、入力エリア310と横方向に延びる同一直線上に表示されており、当該直線と先頭文字リスト321との交点に位置するセル321aがフォーカスされていることを表す。
本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320は、初期状態では先頭文字リスト321とフォーカス部322との2つのバーが直交した形状であるが、上位の入力を行う際には、図3の下図に示すようにソフトウェアキーボード320が拡張する。図3の下図には、先頭文字リスト321、フォーカス部322に加え、先頭仮名文字に従属する従属仮名文字が表示された従属文字リスト323や入力することが予測される文字列が表示された予測文字リスト324等が表示される。ユーザは、入力デバイス200を操作して、先頭仮名文字、従属仮名文字、予測文字列を選択し、入力エリア310への入力を行う。なお、ソフトウェアキーボード320を用いた文字入力方法については後述する。
本実施形態では、情報処理装置100を用いて、表示領域300に表示される表示内容がスクロール等されることにより移動され、入力エリア310の表示位置が変更されたとき、ソフトウェアキーボード320の表示位置を入力エリア310に追従して移動させる。これにより、入力エリア310とソフトウェアキーボード320とを同時に見やすくすることができ、これらの間で視線を移動させる負荷を軽減させることができる。
また、図3に示すように、本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320は、表示領域300において占有する面積が小さい。初期状態では文字入力に必要最小限の入力要素のみを表示するため占有面積が特に小さくなる。また、ソフトウェアキーボード320は、縦方向に延びる先頭文字リスト321と入力エリア310から横方向に延びるフォーカス部322のみからなる。このため、表示領域300にソフトウェアキーボード320以外の表示内容を表示可能な情報表示領域を広くとることができる。
上位の入力を行う場合には、ソフトウェアキーボード320は拡張される。それでも、拡張されたときの最大占有面積は、先頭文字リスト321の縦方向の長さと、先頭文字リスト321、フォーカス部322および従属文字リスト323の横方向の長さとによって規定される矩形領域である。したがって、この場合にも、入力エリア310の下側領域に広いスペースを確保することができ、情報表示領域を広くとることができる。これにより、情報表示領域に表示された内容(例えば、情報提供サイトや検索結果表示等)を見ながら検索文字列を入力エリア310に入力することも可能となる。
このように、本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320の形状と表示位置によって、コンパクトで操作性の高い入力手段を実現することができる。本実施形態にかかる情報処理装置100は、このようなソフトウェアキーボード320の表示位置制御を行い、文字を入力し易く、かつコンパクトな表示領域上の文字入力手段をユーザに提供する。
[入力ユニットの機能構成]
図4に、本実施形態にかかる入力ユニットの機能構成を示す。本実施形態にかかる入力ユニットは、上述したように、情報処理装置100と入力デバイス200とから構成されている。入力ユニットを機能的にみると、情報処理装置100は、通信部110と、操作制御部120と、テキストボックス位置取得部130と、表示制御部140と、表示部150と、記憶部160とからなる。また、入力デバイス200は、検出部250と、制御部260と、通信部270とからなる。なお、図4には、本実施形態にかかる操作制御処理を実行するにあたり機能する機能部のみ示しており、情報処理装置100および入力デバイス200は、他の処理を行う機能部をさらに備えていてもよい。
情報処理装置100の通信部110は、入力デバイス200と情報の送受信を行う機能部である。通信部110は、入力デバイス200から入力情報を受信して、操作制御部120へ出力する。
操作制御部120は、入力情報に基づいて、表示部150に表示されたソフトウェアキーボード320の操作を行う。操作制御部120は、入力デバイス200で入力された操作方向および操作量に基づいて、ソフトウェアキーボード320で操作対象となっているリスト(図3では、先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324)をスクロールさせる。また、操作制御部120は、入力デバイス200を操作して(例えば、決定ボタンを押下する等の操作により)入力された入力情報に基づいて、フォーカスされた文字の選択や決定を行う。操作制御部120は、このようなソフトウェアキーボード320の操作を認識し、認識した結果を操作情報として表示制御部140へ出力する。
テキストボックス位置取得部130は、表示領域300における入力エリア310(テキストボックス)の表示位置を取得する。テキストボックス位置取得部130は、入力エリア310を表示させているアプリケーションやプログラム等から表示位置を取得する。テキストボックス位置取得部130は、取得した入力エリア310の表示位置を表示制御部140へ出力する。
表示制御部140は、操作制御部120から入力された操作情報やテキストボックス位置取得部130から入力された入力エリア310の表示位置に基づき、ソフトウェアキーボード320の表示位置や表示状態を変更し、表示部150に表示可能な形態に処理する。このとき、表示制御部140は、入力エリア310の近傍にソフトウェアキーボード320を表示させることで、入力エリア310への文字入力を行い易くする。表示制御部140は、表示処理した表示情報を表示部150に出力し、表示部150に表示させる。
記憶部160は、ソフトウェアキーボード320の表示位置や表示状態の変更を行うために必要な情報や、入力エリア310の表示位置を取得するために用いられる情報等を記憶する。記憶部160は、例えばROM102やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。操作制御部120、テキストボックス位置取得部130および表示制御部140は、記憶部160に記憶された情報を参照して各処理を行う。
一方、入力デバイス200の検出部250は、検出対象である指の位置を検出する機能部である。検出部250は、例えば、所定領域における指の画像を取得することにより、当該領域内における指の任意の点(例えば、指紋等)を検出する。検出部250は、取得した指の位置情報を制御部260へ出力する。
制御部260は、検出部250から入力された位置情報に基づいて、指の移動方向および移動量を算出する。制御部260は、時間の経過により指の任意の点の位置の変化から、指の移動方向および移動量を算出し、さらにこれらの情報から速度や加速度を算出する。制御部260は、算出したこれらの情報を入力情報として通信部270へ出力する。検出部250および制御部260は、図2の光学式ポインティングデバイス222に相当する。
通信部270は、情報処理装置100との情報の送受信を行う機能部である。通信部270は、制御部260から入力情報が入力されると、当該入力情報を情報処理装置100へ送信する。
以上、本実施形態にかかる入力ユニットの情報処理装置100および入力デバイス200の構成について説明した。上述したように、本実施形態にかかる情報処理装置100は、入力エリア310の表示位置が変更されたとき、ソフトウェアキーボード320の表示位置を入力エリア310に追従して移動させる処理を行う。このため、情報処理装置100は、テキストボックス位置取得部130より入力エリア310の表示位置を取得して、表示制御部140によりソフトウェアキーボード320の表示位置を決定する。入力エリア310の表示位置は、例えば、図5に示す位置取得処理を用いて行うことができる。
[入力エリアの表示位置取得処理]
表示領域300における入力エリア310の表示位置を取得するために、まず、フォーカスされているテキストボックス(入力エリア310)の検出が行われる(ステップS110)。例えば、図6に示すように、表示部150の表示領域300に表示された検索画面152においてウェブ検索を行う状況を考える。ウェブ検索は、検索画面152の入力エリア310に検索文字列を入力した後、検索ボタン330を押下することによって行うことができる。ここで、表示領域300内に文字入力可能なテキストボックスが複数存在するとき、文字入力されるテキストボックスの近傍にソフトウェアキーボード320を移動させるために、入力対象となっているテキストボックスを特定する必要がある。
そこで、ステップS110では、テキストボックス位置取得部10は、検索画面152において押下したり文字列入力したりできる操作可能なオブジェクトから、実際に操作される(すなわち、フォーカスされている)オブジェクトを検出する。当該オブジェクトの検出は、例えば図6に示すように、破線で囲まれた操作可能なオブジェクトについてフォーカスされているか否かを順に判定して、フォーカスされているオブジェクトを特定するように行うことができる。
次いで、テキストボックス位置取得部130は、検索画面152(ページ)内におけるフォーカスされた入力エリア310の表示位置を取得する(ステップS120)。検索画面152内における入力エリア310の表示位置は、図6に示すように、検索画面152の表示領域154(ツールバー等を除いた、表示内容を表示する純粋なページ)の基準点P2と、入力エリア310の基準点P1との相対位置により表される。これらの基準点P1、P2は、予め設定されており、記憶部160に記憶されている。テキストボックス位置取得部130は、例えば表示領域154の基準点P2を原点とする座標系について入力エリア310の基準点P1の座標を取得する等の方法により、検索画面152における入力エリア310の表示位置を取得する。
さらに、テキストボックス位置取得部130は、表示領域300と検索画面152との相対位置を取得する(ステップS130)。表示領域300と検索画面152との相対位置は、ステップS120と同様に、表示領域300の基準点P4と、検索画面152の基準点P3との相対位置により表すことができる。これらの基準点P3、P4も、予め設定されており、記憶部160に記憶されている。なお、検索画面152の基準点P3は、ステップS120で用いた検索画面152の表示領域154の基準点P2とは異なる基準点を用いてもよい。例えば、表示領域300との位置関係を取得し易い点を検索画面152全体における基準点P3としてもよい。テキストボックス位置取得部130は、例えば表示領域300の基準点P4を原点とする座標系について検索画面152の基準点P3の座標を取得する等の方法により、表示領域300における検索画面152の表示位置を取得する。
その後、テキストボックス位置取得部130は、ステップS120およびステップS130で取得した相対位置情報を用いて、表示領域300における入力エリア310の表示位置を取得する(ステップS140)。ここで、検索画面152における基準点P2とP3との位置関係は、検索画面152のレイアウト構成から決定されているため取得することができる。テキストボックス位置取得部130は、表示領域154の基準点P2と入力エリア310の基準点P1との相対位置、表示領域300の基準点P4と検索画面152の基準点P3との相対位置、および基準点P2とP3との位置関係より、表示領域300の基準点P4と入力エリア310の基準点P1との相対位置を取得する。基準点P4とP1との相対位置は、基準点P4を原点とする座標系における入力エリア310の基準点P1の座標により表される。
このような方法により、情報処理装置100は、表示領域300における入力エリア310の表示位置を取得することができる。テキストボックス位置取得部130により表示領域300における入力エリア310の表示位置を取得すると、表示制御部140は、表示領域300におけるソフトウェアキーボード320の表示位置を決定する。ここで、入力エリア310とソフトウェアキーボード320との位置関係は予め設定されている。表示制御部140は、表示領域300における入力エリア310の表示位置と、入力エリア310とソフトウェアキーボード320との位置関係とから、ソフトウェアキーボード320の表示位置を決定する。
[ソフトウェアキーボードの表示位置制御]
本実施形態では、入力エリア310とソフトウェアキーボード320のフォーカス部322とが横方向に並んで表示されるという位置関係に基づき、表示制御部140はフォーカス部322の表示位置を入力エリア310と上記位置関係を満たすように表示させる。そして、ソフトウェアキーボード320を構成する他の要素(例えば、先頭文字リスト321)を、すべて表示領域300内に表示されるように表示する。すなわち、フォーカス部322と他の要素との位置関係は、入力エリア310の表示位置に応じて変化する。
(入力エリアが表示領域中央付近に表示されている場合)
例えば、図3に示すように、表示領域300の中央付近に入力エリア310が表示されているとき、入力エリア310と横方向に並んでソフトウェアキーボード320のフォーカス部322が表示される。一方、先頭文字リスト321は、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最上位置から下方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接するセル321aをフォーカスする。このとき、表示制御部140は、フォーカス部322に隣接させるように表示位置を補正してもよい。図3では、このように先頭文字リスト321を表示させると、フォーカス部322と隣接する「さ」のセル321aがフォーカスされる。
これに対し、表示領域300に表示された入力エリア310が移動されて、図3の状態より画面下方向に表示されたときには、表示制御部140は、フォーカス部322の表示位置を入力エリア310の表示位置に追従させて移動する。例えば、図7に示すように、入力エリア310が画面の中央付近に移動されると、フォーカス部322も入力エリア310の移動にともなって画面中央付近に移動される。一方、先頭文字リスト321は、上記と同様に、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最上位置から下方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「な」のセル321aをフォーカスする。
このように、入力エリア310の表示位置が移動することにより、入力エリア310とフォーカス部322との表示位置関係は変化しないが、フォーカス部322とソフトウェアキーボード320の他の要素との表示位置関係は変化する。そして、図7の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
(入力エリアが表示領域最下部に表示されている場合)
また、図8に示すように、入力エリア310が表示領域300の最下部に表示されているときにも、表示制御部140は、フォーカス部322を入力エリア310に追従させて移動する。ここで、先頭文字リスト321等において、フォーカスされたセル321aの上下に位置するセル321aも表示させるため、フォーカス部322は入力エリア310のように表示領域300の最下部まで移動させることができない。この場合には、フォーカス部322は、図8に示すように、当該フォーカス部322の移動可能な領域内での最下部まで移動される。
一方、先頭文字リスト321は、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最下位置から上方に向かって延びるように表示される。これは、先頭文字リスト321とフォーカス位置322とを交差させるようにするため、また、文字入力を行い易いように入力エリア310のなるべく近い位置に先頭文字リスト321を表示させるためである。先頭文字リスト321を表示領域300の上方あるいは下方のどちらに表示させるかは、入力エリア310の表示位置に基づいて決定することができる。例えば、表示領域300を縦方向に二等分し、入力エリア310が上側の領域に位置するときは先頭文字リスト321を上方に(最上部から下へ)表示する。一方、入力エリア310が下側の領域に位置するときは先頭文字リスト321を下方に(最下部から上へ)表示する。
そして、表示制御部140は、表示された先頭文字リスト321において、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「や」のセル321aをフォーカスする。そして、図8の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
さらに、図9に示すように、入力エリア310が表示領域300の最下部、かつ最左部に表示されているときにも、表示制御部140は、フォーカス部322を入力エリア310に追従させて移動する。フォーカス部322は、表示領域300の縦方向については図8と同様、フォーカス部322の移動可能な領域内での最下部まで移動される。そして、横方向については、入力エリア310が左側へ移動したのにともない、フォーカス部322も左側へ移動される。したがって、ソフトウェアキーボード320は、図8の場合よりも左側へ移動して表示されることになる。
先頭文字リスト321は、図8と同様、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最下位置から上方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、表示された先頭文字リスト321において、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「や」のセル321aをフォーカスする。その後、図9の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
一方、図10に示すように、入力エリア310が表示領域300の最下部、かつ最右部に表示されているとき、表示制御部140は、以下のようにフォーカス部322を入力エリア310に追従して移動させる。表示制御部140は、表示領域300の縦方向については図8と同様、フォーカス部322を、フォーカス部322の移動可能な領域内での最下部まで移動させる。横方向については、入力エリア310が最右部へ移動したため、入力エリア310の右側にソフトウェアキーボード320を表示することができない。そこで、表示制御部140は、ソフトウェアキーボード320を入力エリア310の左側に表示させる。
このとき、表示制御部140は、ソフトウェアキーボード320を表示するために必要な最大表示領域350を考慮して、フォーカス部322の横方向の位置を決定する。本実施形態のソフトウェアキーボード320は、フォーカス部322、先頭文字リスト321および従属文字リスト323が表示された状態(図10の下図)が、最大表示領域350となる。このとき、フォーカス部32は、先頭文字リスト321および従属文字リスト323を挟んで入力エリア310と横方向に隣接する。そこで、表示制御部140は、入力エリア310の表示位置から左方向に、先頭文字リスト321および従属文字リスト323の幅を空けて、フォーカス部322を表示する。このようにして、図10の上図に示すように、ソフトウェアキーボード320を入力エリア310の左側に表示させることができる。
なお、表示制御部140は、入力エリア310の左右にあるソフトウェアキーボード320の表示可能領域の大きさを取得し、最大表示領域350より大きい表示可能領域がある方にソフトウェアキーボード320を表示させるように、ソフトウェアキーボード320を表示させる位置を決定してもよい。左右いずれの表示可能領域も表示可能領域350よりも大きい場合には、文字入力のし易さ等を考慮して、いずれか一方(例えば、右側)を優先して表示させる方向としてもよい。
先頭文字リスト321は、図8と同様、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最下位置から上方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、表示された先頭文字リスト321において、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「や」のセル321aをフォーカスする。その後、図10の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
(入力エリアが表示領域最上部に表示されている場合)
また、図8と反対に、図11に示すように、入力エリア310が表示領域300の最上部に表示されているときにも、表示制御部140は、フォーカス部322を入力エリア310に追従させて移動する。上述したように、先頭文字リスト321等において、フォーカスされたセル321aの上下に位置するセル321aも表示させるため、フォーカス部322は入力エリア310のように表示領域300の最上部まで移動させることができない。この場合には、フォーカス部322は、図11に示すように、当該フォーカス部322の移動可能な領域内での最上部まで移動される。
一方、先頭文字リスト321は、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最上位置から下方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、表示された先頭文字リスト321において、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「か」のセル321aをフォーカスする。そして、図11の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
さらに、図12に示すように、入力エリア310が表示領域300の最上部、かつ最左部に表示されているときにも、表示制御部140は、フォーカス部322を入力エリア310に追従させて移動する。フォーカス部322は、表示領域300の縦方向については図11と同様、フォーカス部322の移動可能な領域内での最上部まで移動される。そして、横方向については、入力エリア310が左側へ移動したのにともない、フォーカス部322も左側へ移動される。したがって、ソフトウェアキーボード320は、図11の場合よりも左側へ移動して表示されることになる。
先頭文字リスト321は、図11と同様、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最上位置から下方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、表示された先頭文字リスト321において、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「か」のセル321aをフォーカスする。その後、図12の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
一方、図13に示すように、入力エリア310が表示領域300の最上部、かつ最右部に表示されているとき、表示制御部140は、表示領域300の縦方向については図11と同様、フォーカス部322をフォーカス部322の移動可能な領域内での最上部まで移動させる。横方向については、入力エリア310が最右部へ移動したため、入力エリア310の右側にソフトウェアキーボード320を表示することができない。そこで、表示制御部140は、ソフトウェアキーボード320を入力エリア310の左側に表示させる。このとき、表示制御部140は、図10の場合と同様に、ソフトウェアキーボード320を表示するために必要な最大表示領域350を考慮して、フォーカス部322の横方向の位置を決定する。すなわち、表示制御部140は、入力エリア310の表示位置から左方向に、先頭文字リスト321および従属文字リスト323の幅を空けて、フォーカス部322を表示する。このようにして、図13の上図に示すように、ソフトウェアキーボード320を入力エリア310の左側に表示させることができる。
先頭文字リスト321は、図11と同様、表示領域300においてソフトウェアキーボード320を表示可能な領域の最上位置から下方に向かって延びるように表示される。そして、表示制御部140は、表示された先頭文字リスト321において、横方向に延びるフォーカス部322と先頭文字リスト321との交点に最も近接する「か」のセル321aをフォーカスする。その後、図13の下図に示すようにソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321、従属文字リスト323、予測文字リスト324が表示された状態となっても、ソフトウェアキーボード320の最大表示領域は確保されている。したがって、すべてのキーを表示させることができる。
以上、本実施形態にかかる情報処理装置100によるソフトウェアキーボード320の表示位置制御について説明した。このように、入力エリア310の移動に追従してソフトウェアキーボード320の表示位置を移動させることにより、文字入力を行い易くすることができる。
[ソフトウェアキーボードによる文字入力]
次に、図14A〜図14Lに基づいて、本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320による文字入力の具体的な操作例について説明する。なお、図14A〜図14Lは、本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320による文字入力手順を示す説明図である。
上述した方法によって、表示領域300の入力エリア310の表示位置に応じてソフトウェアキーボード320を図14Aに示すように表示させたとする。このとき、ソフトウェアキーボード320の先頭文字リスト321では、表示領域300の横方向に並ぶ入力エリア310およびフォーカス部322の配列方向と交わる位置のセル321aがフォーカスされている。ソフトウェアキーボード320を表示させた初期状態では、フォーカスされたセル321aにリストの先頭文字(図14Aでは「あ」)が表示される。
ユーザは、入力デバイス200のセンサ部220の操作面224で親指を上下方向に移動させて、先頭文字リスト321を上下にスクロールする。例えば、親指を操作面224で上方向に所定距離だけ移動させると、図14Bに示すように、表示領域300に表示された先頭文字リスト321が上方向に移動する。そうすると、図14Aでフォーカスされていた「あ」のセル321aの下にある「か」のセル321aがフォーカスされる。
図14Bに示す状態において入力デバイス200側で選択ボタンが押下されると、先頭文字リスト321でフォーカスされている「か」が選択される。かかる処理が行われると、表示制御部140は、図14Cに示すように、先頭文字リスト321の表示位置を右側へ移動させ、フォーカス部322と先頭文字リスト321との間に、従属文字リスト323を表示させる。従属文字リスト323は、先頭文字リスト321で選択された文字に属する文字を一覧表示したものである。例えば、先頭文字リスト321で「か」が選択されると、従属文字リスト323には、仮名文字50音の「か」の行に属する清音文字や濁音文字等が表示され、フォーカスされたセル323aにリストの先頭文字(図14Cでは「か」)が表示される。
ユーザは、入力デバイス200のセンサ部220の操作面224で親指を上下方向に移動させて、従属文字リスト323を上下にスクロールする。例えば、親指を操作面224で上方向に移動させると、図14Dに示すように、表示領域300に表示された従属文字リスト323が上方向に移動し、図14Cでフォーカスされていた「か」のセル323aの下にある「き」のセル323aがフォーカスされる。
図14Dに示す状態において入力デバイス200側で決定ボタンが押下されると、図14Eに示すように、従属文字リスト323でフォーカスされていた「き」の入力が決定される。入力が決定された文字はフォーカス部322のセル内に表示される。そして、表示制御部140は、従属文字リスト323を非表示にし、先頭文字リスト321の表示位置を図14Dの表示状態のまま左側に移動させる。これにより、先頭文字リスト321が入力デバイス200による操作対象となる。
また、これまで入力された文字からユーザが入力すると予測される文字列(予測文字列)がある場合には、図14Eに示すように、ソフトウェアキーボード320を拡張して、フォーカス部322の下側に予測文字リスト324を表示する。予測文字リスト324は、予測文字列をフォーカス部322の下側に、先頭文字リスト321と略平行に(すなわち縦方向に)配列したものである。
ここで、ソフトウェアキーボード320が拡張されると、表示領域300におけるソフトウェアキーボード320の占有面積が大きくなり、他の情報を表示する領域が小さくなる。そこで、ユーザがソフトウェアキーボード320の背面にある表示内容も認識できるように、操作対象となっているリストおよびフォーカス部322以外のソフトウェアキーボード320の要素を透明化して(例えば半透明にして)表示する。これにより、表示領域300に表示された表示内容の表示を大きく妨げることなくソフトウェアキーボード320を表示させることができる。
その後、上記と同様にソフトウェアキーボード320を操作して、入力文字を決定していく。例えば、図14Eの状態から、ユーザは、入力デバイス200のセンサ部220の操作面224で親指を上方向に所定距離だけ移動させて、図14Fに示すように、表示領域300に表示された先頭文字リスト321を上方向に移動させる。そして、先頭文字リスト321の「さ」のセル321aがフォーカスされた状態で決定ボタンが押下されると、表示制御部140は、図14Gに示すように、先頭文字リスト321の表示位置を右側へ移動させる。そして、フォーカス部322と先頭文字リスト321との間に従属文字リスト323を表示させる。
さらに、ユーザは、入力デバイス200のセンサ部220の操作面224で親指を上方向に所定距離だけ移動させて、図14Hに示すように、表示領域300に表示された従属文字リスト323を上方向に移動させる。そして、従属文字リスト323の「し」のセル323aがフォーカスされた状態で決定ボタンが押下されると、入力が決定された文字「し」はフォーカス部322のセル内に表示される。また、表示制御部140は、従属文字リスト323を非表示にし、先頭文字リスト321の表示位置を図14Hの表示状態のまま左側に移動させる。さらに、これまで入力された文字について予測文字列がある場合には、図14Iに示すように、予測文字列をフォーカス部322の下側に縦方向に配列した予測文字リスト324を表示する。
ユーザは、予測文字リスト324中に入力したい文字列が表示されている場合には、入力デバイス200のセンサ部220の操作面224で親指を左方向に移動させて、フォーカス部322のセルへフォーカスを移動させる。そして、図14Jのようにフォーカスが移動されると、入力デバイス200による操作対象が予測文字リスト324となる。ユーザは、操作面224で親指を上下方向に移動させて、予測文字リスト32を上下にスクロールし、入力したい予測文字列をフォーカス部322のセルに移動させる。
そして、図14Kに示すように、入力したい予測文字列がフォーカスされたとき、入力デバイス200側で決定ボタンを押下すると、表示制御部140は、図14Lに示すように、フォーカス部322のセル内の文字を入力エリア310に表示させる。そして、表示制御部140は、フォーカス部322のセル内の表示をクリアし、フォーカス部322の下側に表示されていた予測文字リスト324を非表示にする。また、表示制御部140は、先頭文字リスト321を入力デバイス200により操作可能な状態にする。すなわち、ソフトウェアキーボード320は、新たな文字を入力することができる状態にされる。
このようにソフトウェアキーボード320を操作することにより、入力エリア310に文字を入力することができる。入力エリア310に検索文字列が入力された後、ユーザは入力デバイス200を操作して、検索を開始させる。
本実施形態にかかるソフトウェアキーボード320では、入力エリア310とフォーカス部322とを横方向に同一配列直線上に配置することで、入力エリア310に文字を入力し易くなっている。また、ソフトウェアキーボード320の拡張方向も入力エリア310とフォーカス部322の配列方向であるため、文字入力時におけるソフトウェアキーボード320の形状の変化も視覚的に煩わしくならない。
さらに、入力候補の文字を選択する先頭文字リスト321、従属文字リスト323および予測文字リスト324のスクロール方向を同一方向(本実施形態では上下方向)に統一している。このように、操作の方向を統一することにより、操作の度に入力操作が異なる場合に比べて操作を考えて入力操作を行う必要がないため、ソフトウェアキーボード320を操作し易くすることができる。また、入力デバイス200での入力操作を、操作面224で親指を上下方向に移動させるという、これらのリストのスクロール方向と関連性の高い操作とすることにより、よりソフトウェアキーボード320の操作性を高めることができる。
[ソフトウェアキーボードの他の構成例]
上述したソフトウェアキーボード320は、仮名文字を入力するためのものであったが、他の文字を入力するソフトウェアキーボード320も同様に構成することができる。例えば、図15に示すように、英字入力のソフトウェアキーボード320を示す。先頭文字リスト321の各セル321aには複数のアルファベットが従属しており、先頭文字リスト321で1つのセル321aを選択すると、当該セル321aに従属するアルファベットの大文字および小文字等が従属文字リスト323に表示される。また、上記と同様に、入力が予測される予測文字列からなる予測文字リスト324をフォーカス部322の下側に表示させてもよい。
また、ソフトウェアキーボード320のキー配列を、図16に示すようにしてもよい。この場合にも、入力エリア310とソフトウェアキーボード320のフォーカス部322とは表示領域300の横方向に並んで表示される。また、先頭文字リスト321は、テンキーのように配列されており、入力デバイス200のセンサ部220の操作面224で親指を所定の方向(例えば上下方向)に移動させることにより、フォーカスされるセル321aを順に移動させることができる。このようなソフトウェアキーボード320の構成とすることにより、ソフトウェアキーボード320を表示するために必要な領域を小さくすることができ、表示領域300の他の部分に表示されている情報を妨げないようにすることができる。
<3.ハードウェア構成例>
本実施形態にかかる情報処理装置100は、ハードウェアにより実行させることもでき、ソフトウェアによって実行させることもできる。この場合、情報処理装置100には、図17に示すようなコンピュータも含まれる。以下、図17に基づいて、本実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成について説明する。さらに、図18に基づいて、本実施形態にかかる入力デバイス200のハードウェア構成について説明する。なお、図17は、本実施形態にかかる入力ユニットを構成する情報処理装置100のハードウェアの一構成例を示すブロック図である。図18は、本実施形態にかかる入力ユニットを構成する入力デバイス200のハードウェアの一構成例を示すブロック図である。
(制御装置のハードウェア構成例)
本実施形態にかかる入力ユニットを構成する情報処理装置100は、上述したように、パーソナルコンピュータ等の処理装置により実現することができる。情報処理装置100は、図17に示すように、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ホストバス104aとを備える。また、情報処理装置100は、ブリッジ104と、外部バス104bと、インタフェース105と、入力装置106と、出力装置107と、ストレージ装置(HDD)108と、ドライブ109と、接続ポート111と、通信装置113とを備える。
CPU101は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置100内の動作全般を制御する。また、CPU101は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM102は、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM103は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス104aにより相互に接続されている。
ホストバス104aは、ブリッジ104を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス104bに接続されている。なお、必ずしもホストバス104a、ブリッジ104および外部バス104bを分離構成する必要はなく、一のバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置106は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU101に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、該入力装置106を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置107は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置107は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。本実施形態では、図3に示すように、出力装置107として後述の表示部10が設けられている。
ストレージ装置108は、情報処理装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置108は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置108は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置108は、ハードディスクを駆動し、CPU101が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ109は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ109は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録されている情報を読み出して、RAM103に出力する。
接続ポート111は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)などによりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。また、通信装置113は、例えば、通信網15に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置11は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、ワイヤレスUSB対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
(入力デバイスのハードウェア構成例)
本実施形態にかかる入力ユニットを構成する入力デバイス200は、図18に示すように、通信モジュール201と、光学式ポインティングデバイス202と、マウスモジュール203とを備える。また、入力デバイス200は、キー入力部204と、拡張部205と、バッテリー206とをさらに備える。
通信モジュール201は、情報処理装置100との情報の送受信を行う通信デバイスである。通信モジュール201は、例えばBluetooth(登録商標)等の高周波無線通信を行うRF部201aと、通信制御を行う制御部201bとからなる。光学式ポインティングデバイス202、マウスモジュール203およびキー入力部204は、通信モジュール201により送信する情報を入力するための入力手段である。
光学式ポインティングデバイス202は、指の動きを検出するデバイスであって、上述のセンサ部220の光学式ポインティングデバイス222に相当する。光学式ポインティングデバイス202は、検出対象(例えば指)の画像の取得や、取得した画像に対する画像処理、通信モジュール201とのインタフェース処理を行う制御回路と、LED等の発光部とからなる。マウスモジュール203は、一般的な光学マウスの入力機能を実現するためのモジュールであって、光を出力するLEDやレーザ光源等の発光部と、発光部から出力された光の反射光を検出する受光部と、入力デバイス200の移動量を算出する演算処理部からなる。キー入力部204は、ボタンやスイッチ、レバーなどの入力手段である。
入力デバイス200が操作されることによって、光学式ポインティングデバイス202、マウスモジュール203およびキー入力部204から入力された情報は、入力制御回路などによって入力信号とされ、通信モジュール201へ出力される。キー入力部204と通信モジュール201との間には拡張部205を設けてもよい。また、入力デバイス200をワイヤレスに機能させるため、バッテリー206を備えている。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、ソフトウェアキーボード320を操作するデバイスは、情報処理装置100とは別体の入力デバイス200としたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、表示部150にタッチセンサを設けて、表示領域300を指等で触れることで直接ソフトウェアキーボード320を操作するようにしてもよい。
100 情報処理装置
110、270 通信部
120 操作制御部
130 テキストボックス位置取得
140 表示制御部
150 表示部
160 記憶部
200 入力デバイス
250 検出部
260 制御部
300 表示領域
310 入力エリア
0 ソフトウェアキーボード
321 先頭文字リスト
322 フォーカス部
323 従属文字リスト
324 予測文字リスト
350 最大表示領域

Claims (7)

  1. 表示領域における入力領域の表示位置を取得する位置取得部と、
    前記入力領域の表示位置に基づいて、前記入力領域に表示する文字を入力する入力操作領域の前記表示領域における表示位置を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記入力操作領域は、前記入力領域に表示可能な文字の入力候補を示す一覧表示部と、前記一覧表示部中のフォーカスされている文字を示すフォーカス部と、を有し、
    前記表示制御部は、
    前記入力領域の表示位置の近傍に前記入力操作領域を表示し、
    前記入力領域の表示位置が移動されたとき、前記入力操作領域を前記入力領域の移動に追従させて移動し、
    前記一覧表示部から1つの文字が選択されたとき、前記表示制御部は、前記選択された文字から入力が予測される予測文字が配列された予測一覧表示部を表示し、
    前記入力領域、前記入力操作領域および前記予測一覧表示部は、前記入力領域に表示される文字の入力方向に沿って配列される、情報処理装置。
  2. 前記フォーカス部は、前記入力領域と同一の配列直線上に表示される、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記一覧表示部は、前記入力操作領域および前記フォーカス部の配列方向に対して略直交する方向に配列された前記入力候補からなる、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記一覧表示部から1つの文字が選択されたとき、
    前記表示制御部は、前記予測一覧表示部を前記一覧表示部と略平行に表示する、請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記入力候補の配列方向に前記一覧表示部を移動させる移動情報を入力する移動情報入力部を備え、
    前記一覧表示部の入力候補の配列方向は、前記移動情報を入力する入力方向と略同一である、請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 表示領域における入力領域の表示位置を取得するステップと、
    前記入力領域に表示可能な文字の入力候補を示す一覧表示部と、前記一覧表示部中のフォーカスされている文字を示すフォーカス部とからなり、前記入力領域の表示位置の近傍に前記入力領域に表示する文字を入力する入力操作領域を表示するステップと、
    前記入力領域の表示位置が移動されたとき、前記入力操作領域を前記入力領域の移動に追従して移動させるステップと、
    前記一覧表示部から1つの文字が選択されたとき、前記選択された文字から入力が予測される予測文字が配列された予測一覧表示部を、前記入力領域に表示される文字の入力方向に沿って前記入力領域および前記入力操作領域と配列して表示するステップと、
    を含む、情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    表示領域における入力領域の表示位置を取得する位置取得手段と、
    前記入力領域の表示位置に基づいて、前記入力領域に表示可能な文字の入力候補を示す一覧表示部と、前記一覧表示部中のフォーカスされている文字を示すフォーカス部とからなり、前記入力領域に表示する文字を入力する入力操作領域の前記表示領域における表示位置を制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記入力領域の表示位置の近傍に前記入力操作領域を表示し、
    前記入力領域の表示位置が移動されたとき、前記入力操作領域を前記入力領域の移動に追従して移動させ、
    前記一覧表示部から1つの文字が選択されたとき、前記表示制御手段は、前記選択された文字から入力が予測される予測文字が配列された予測一覧表示部を、前記入力領域に表示される文字の入力方向に沿って前記入力領域および前記入力操作領域と配列して表示する情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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