JP2013027588A - 吸収体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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知之 茂木
Hiroshi Maruyama
浩志 丸山
Ryuji Matsunaga
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Abstract

【課題】回転ドラムからの吸収体の転写を安定して行うことができる装置及び方法を提供すること。
【解決手段】吸収体原料を吸引して堆積させる吸引堆積部22を外周面に有する回転ドラム2を備え、回転ドラム2を一方向に回転させつつ回転ドラムの2外周面に吸収体原料を供給して吸引堆積部22内に堆積させた堆積物42を、回転ドラム2の内部に設置された離型用エアブロー装置30によるエアの吹き付けによって、吸引堆積部22から離型して搬送部4上に転写させるように構成されている。エアブロー装置30は、吸引堆積部22にエアを吹き付けるための複数のノズル32を、回転ドラム2の幅方向に沿って備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の各種の吸収性物品に用いられる吸収体の製造方法及び製造装置に関する。
使い捨ておむつや生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に用いられる吸収体の製造においては、空気流に乗せて供給した吸収体の原料(例えば解繊パルプ等の繊維材料や吸水性ポリマー等)を、回転ドラムの外周面に形成された凹部に吸引して堆積させ、該凹部に対応する形状に成形された堆積物を、コンベア等に移して後の工程に送ることが行われている。そして、凹部から離型した堆積物が、そのまま、又は他のシート材と組み合わされて吸収体として用いられる。
回転ドラムの凹部内に堆積した堆積物を該凹部から離型させる方法としては、該凹部の底面部から外方へ向けてエアを吹き出させる方法が知られている(例えば、特許文献1ないし3参照)。エアの吹き出しは、特許文献1及び2に記載されているように、一般に面状で行われる。
ところで近年、吸収体の性能を高める目的で、複数個に分割された吸収部の集合体から構成された吸収体や、特許文献4及び5に記載されているような、一方の面に複数の凹凸を有する吸収体が用いられている。そのような吸収体においては、例えば吸収体の幅方向にわたって該吸収体が複数に分割されているか、又は吸収体の幅方向にわたって複数の凸部と凹部とが交互に形成されている。かかる吸収体の製造において、例えば図10に示すように、回転ドラム102の外周面の凹部132内に形成された吸収体142をベルトコンベア104等に転写する場合、回転ドラム102の内側から外方に向けてエアを吹き付けると、吸収体142の一方の側部から離型が始まってしまい、それに起因して、離型した吸収体142が、コンベア104上の転写予定位置に転写されないことがある。また転写のタイミングがずれることもある。これらの不都合が生じる原因は、分割タイプの吸収体や、凹凸を有する吸収体は、平坦な吸収体に比べて原料の堆積むらが生じやすいからではないかと考えられる。また、凹部から離型するときの抵抗が高いからではないかと考えられる。凹部からの吸収体の離型を促進させるために、エアの吹き付け風量を高めることが考えられるが、その場合には、コンベア上に転写した吸収体がエアによって型くずれを起こしやすい。この不都合は、吸収体が複数個に分割された吸収部の集合体からなる場合や、吸収体の幅方向にわたって複数の凸部と凹部とが交互に形成されている場合に特に顕著であるが、そのような形状を有さない単純な扁平な吸収体を製造する場合にも生じることがある。
特開平4−161153号公報(第1図) 特開平6−278131号公報(図4) 特開2006−115911号公報(図8及び図9) 特開2006−141615号公報 特開2009−232959号公報
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収体の製造装置及び製造方法を提供することにある。
本発明は、吸収体原料を吸引して堆積させる吸引堆積部を外周面に有する回転ドラムを備え、該回転ドラムを一方向に回転させつつ該回転ドラムの外周面に吸収体原料を供給して前記吸引堆積部内に堆積させた堆積物を、該回転ドラムの内部に設置された離型用エアブロー装置によるエアの吹き付けによって、該吸引堆積部から離型して搬送部上に転写させるように構成されている吸収体の製造装置であって、
前記エアブロー装置は、前記吸引堆積部にエアを吹き付けるための複数のノズルを、該回転ドラムの幅方向に沿って備えている吸収体の製造装置を提供するものである。
また本発明は、空気流に乗せて供給した吸収体原料を、一方向に回転する回転ドラムの外周面に設けた吸引堆積部に吸引して堆積させる堆積工程、及び該吸引堆積部内の堆積物を搬送部上に転写させる転写工程を具備する吸収体の製造方法であって、
前記堆積工程においては、前記回転ドラムの吸引堆積部内に前記吸収体原料を堆積させ、
前記転写工程においては、前記回転ドラムの幅方向に沿って該回転ドラムの内部に複数配置された離型用エアブローノズルから前記吸引堆積部に向けてエアを吹き付けて、該吸引堆積部内に堆積している堆積物を離型させて搬送部上に転写させる吸収体の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、回転ドラムからの吸収体の転写を安定して行うことができる。したがって転写による吸収体の型くずれ等の不具合が抑制され、また転写予定位置への確実な転写を行える。特に本発明によれば、幅方向に複数に分割された吸収体や幅方向にわたって複数の凸部と凹部とが交互に形成されている吸収体の回転ドラムからの転写を安定して行うことができる。
図1は、本発明の吸収体の製造装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 図2は、図1に示す製造装置における回転ドラムの要部を示す分解斜視図である。 図3は、図1に示す製造装置における回転ドラムをその内面側からみた斜視図である。 図4は、図1に示す製造装置における回転ドラム内に設置されているエアブロー装置を示す模式図である。 図5(a)は、回転ドラムの外周面に堆積物が堆積する状態を示す模式図であり、図5(b)は、図5(a)に示す状態の堆積物が転写した状態を示す模式図である。 図6は、本発明の吸収体の製造装置に用いられる離型用エアブロー装置の別の実施形態を示す模式図である。 図7は、図6に示すエアブロー装置を用い、かつ図6とは異なる構造の堆積物を離型する状態を示す模式図である。 図8(a)は、本発明の吸収体の製造装置に用いられる離型用エアブロー装置の更に別の実施形態を、回転ドラムの軸方向に沿ってみた模式図であり、図8(b)は、離型用エアブロー装置のノズルの先端位置と、凹部との位置関係を示す平面図である。 図9は、本発明の吸収体の製造装置に用いられる離型用エアブロー装置の別の実施形態を示す模式図である。 図10は、従来の製造装置を用いた吸収体の製造状態を示す模式図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態である吸収体の製造装置1は、図1に示すように、矢印R1方向に回転駆動される回転ドラム2と、回転ドラム2の外周面に吸収体の原料である繊維材料を供給するダクト3と、回転ドラム2の下方に配置された透気性のコンベアベルト4とを備えている。コンベアベルト4は図1中、矢印R2で示す方向に走行している。コンベアベルト4は、目的とする吸収体を矢印R2の方向へ搬送するための搬送部である。
ダクト3は解繊機5から供給された繊維材料6を空気流に搬送させて回転ドラム2の外周面に供給する。解繊機5は、パルプ等の繊維材料6を解繊するためのものである。繊維材料6はラチス7によって解繊機5に供給されるようになっている。ダクト4の途中には管状のポリマーシューター8が取り付けられている。ポリマーシューター8は、高吸収性ポリマーの粒子の貯留部(図示せず)から該粒子をダクト3内に供給するためのものである。ダクト3内に供給された高吸収性ポリマーの粒子は、空気流に搬送されてきた繊維材料と混合され、該繊維材料とともに回転ドラム2の外周面に供給される。
回転ドラム2は、図1に示すように、円筒状をなし、モータ等の駆動源(図示せず)からの動力を受けて水平軸回りを回転する。回転ドラム2は、その外周面に、吸収体の原料としての繊維材料を吸引して堆積させる複数の吸引堆積部22を有している。吸引堆積部22は回転ドラム2の外周面21から凹状に陥没した部位である。吸引堆積部22は、回転ドラム2の周方向に沿って形成されており、回転ドラム2の回転に伴い、図中にR1で示す一方向に進行する。
図2には、回転ドラム2の要部の分解斜視図が示されている。回転ドラム2の吸引堆積部22内には、回転ドラム2の周方向に沿って延びる複数の縦桟22aが配置されている。また、吸引堆積部22内には、回転ドラム2の幅方向に沿って延びる複数の横桟22bが配置されている。これによって吸引堆積部22内には縦桟22aと横桟22bとで区画される格子が形成される。対向する一対の縦桟22aと、対向する一対の横桟22bとで画定される平面視矩形の領域は、凹部23となっている。各凹部23には吸収体原料が堆積される。凹部23は、回転ドラム2の周方向に沿って複数個が配置されて凹部列をなしている。そしてこの凹部列が、回転ドラム2の幅方向に沿って多列に配置されている。したがって、凹部23は、回転ドラム2の少なくとも幅方向に沿って複数個配置された状態になっている。
引き続き図2を参照すると、回転ドラム2は、金属製の剛体からなるフレーム体25と、フレーム体25の外面側に重ねて配置された多孔性材料からなる多孔性プレート26と、多孔性プレート26の外面側に重ねて配置されたパターン形成プレート27を有する。多孔性プレート26及びパターン形成プレート27は、ボルト等の公知の固定手段により、フレーム体25に脱着可能に設けられている。必要に応じ、パターン形成プレート27の外面側における左右の両側部に、回転ドラム2の周方向に延びるリング部材(図示せず)を配置してもよい。このリング部材と前記のフレーム体25とで、パターン形成プレート27を挟み込んで固定することができる。
フレーム体25は、一対のリング状枠部材25a,25aを有している。各リング状枠部材25aは円環状をしており、その直径は同じになっている。各リング状枠部材25aは、円環の中心位置が一致するように所定の間隔をおいて対向配置されている。またフレーム体25は、リング状部材25aの周方向に沿って所定の間隔をおいて配置された複数の横架部材25bも有している。横架部材25bは、一対のリング状枠部材25a,25aを連結するように両リング状枠部材25aの間に架けわたされている。
図3には、回転ドラム2をその内面側からみた斜視図が示されている。同図に示すように、一対のリング状枠部材25a,25aを連結する横架部材25bは、回転ドラム2の幅方向に延びる板状のものである。板状である横架部材25bは、かつその主板面の方向が、回転ドラム2の半径方向と一致している。主板面とは、板状である横架部材25bにおける板面のうち、面積の最も広い板面のことである。横架部材25bは、回転ドラム2の外周面寄りに位置する外端縁と、該回転ドラムの中心寄りに位置する内端縁とを有している。外端縁は、多孔性プレート26の内面と対向している。内端縁は櫛歯状スリットになっている。櫛歯状スリットになっている内端縁のうち、隣り合う櫛歯28の間に位置するスリット部の深さは、いずれも同じになっている。換言すれば、各櫛歯28の高さは同じになっている。またスリット部の幅はいずれも同じになっており、同様に櫛歯28の幅もいずれも同じになっている。スリット部の幅と櫛歯28の幅とは同じでもよく、あるいは異なっていてもよい。回転ドラム2の周方向に沿ってみたとき、すべての横架部材25bにおいて、スリット部及び櫛歯28が形成されている位置は同じになっている。
図2に戻ると、多孔性プレート26は、多数の細孔を有する多孔性材料からなり、空気流に乗せて供給された吸収体の原料としての繊維材料を透過させずに空気のみを透過させ得るものである。多孔性プレート26としては、この種の積繊装置に従来用いられているものを特に制限なく使用することができる。例えば、金属又は樹脂製のメッシュプレートや、金属又は樹脂製の板にエッチングやパンチングで多数の細孔を形成したもの等を用いることができる。多孔性プレート26は吸引堆積部22の底部となる。また、多孔性プレート26は、上述した原料堆積用凹部23の底部でもある。
パターン形成プレート27は、円環状の一対のリム27aを有している。リム27aの直径は同じになっている。リム27aは、円環の中心位置が一致するように所定の間隔をおいて対向配置されている。リム27aの上面は、回転ドラム2の外面をなしている。一対のリム27a間には、先に述べた複数の縦桟22a及び複数の横桟22bが配置されている。横桟22bは、各端部が各リム27aに連結している。縦桟22aは、両端部が連結して円環状になっている。縦桟22a及び横桟22bの縦断面形状、つまり回転ドラム2の半径方向に沿って切断した断面の形状は、例えば矩形になっている。しかし、縦断面形状はこれに限られない。縦桟22a及び横桟22bの高さ、つまり回転ドラム2の半径方向に沿う長さは同じになっている。しかし、目的とする吸収体の形状によっては、縦桟22aを横桟22bよりも高くしてもよく、逆に横桟22bを縦桟22aよりも高くしてもよい。また、縦桟22a及び横桟22bの上面の位置は、リム27aの上面の位置よりも低くなっている。吸収体原料は、リム27aの上面の位置まで堆積することが可能である。
再び図1に戻ると、回転ドラム2の内部(回転軸側)には、該回転ドラム2の半径方向に延びる仕切り板2a,2b,2c,2dによって相互間が仕切られた空間2A,2B,2C及び2Dが形成されている。空間2Aは、主として回転ドラム2における吸引堆積部22のうち、ダクト3によって覆われている部位に対応している。空間2Bは、空間2Aよりも回転ドラム2の回転方向における下流側に位置している。空間2Bは、吸引堆積部22に堆積した堆積物が、搬送部としてのコンベアベルト4に転写する前までの部位に対応している。空間2Cは、吸引堆積部22に堆積した堆積物が、コンベアベルト4に転写する前後の間の部位に対応している。空間2Dは、堆積物がコンベアベルト4に転写した後、回転ドラム2の吸引堆積部22に新たな原料が堆積するまでの間の部位に対応している。回転ドラム2は、上述した吸引堆積部22を含む外周面21が、駆動源(図示せず)からの動力を受けて、その周方向に回転する。しかし、回転ドラム2内に位置する各仕切り板2a,2b,2c,2dは回転しないように配置されている。したがって、これらの仕切り板によって画成される各空間2A,2B,2C及び2Dも回転せず、これらの空間は回転ドラム2の回転とは無関係に一定の位置を保っている。また、回転ドラム2は、その回転軸の軸長方向の一端が回転ドラム2と一体的に回転する板(図示せず)で封鎖されている。他端は、回転ドラム2ともに回転しない板(図示せず)で封鎖されている。これによって各空間の圧力を個別に調整することができる。
空間2Aは、吸気ファン等の公知の排気装置(図示せず)に接続されている。装置1の運転時に該排気装置を作動させることによって、該空間2A内は吸引によって負圧に維持されるようになっている。この空間2Aに隣接する空間2Bは、吸引されていないか、又は吸引されているとしても、空間2Aの吸引力よりも弱い吸引力で吸引されていることが好ましい。空間2Bを、空間2Aと同じ吸引力で吸引すると、吸引堆積部22内に形成された吸収体原料の堆積物を転写するときに、残圧の影響で転写不良が生じることがある。このような理由で、空間2Aとは別に、空間2Aと空間2Cとの間に空間2Bを設けている。空間2Cには、後述する図4に示す離型用エアブロー装置30が設置されている。空間2Dには、クリーニングエアブロー装置(図示せず)が設置されている。このクリーニングエアブロー装置は、吸引堆積部22内に形成された吸収体原料の堆積物を転写した後の吸引堆積部22内に残留した原料を、空気の吹き付けによって除去するために用いられるものである。空間2C及び2Dはいずれも吸引されていない。離型用エアブロー装置30及びクリーニングエアブロー装置は、エア源(図示せず)に接続されている。各エアブロー装置におけるエアの吹き出し口は、回転ドラム2における内面に近接した位置において、該内面に臨むように開口している。エア源から供給されたエアは、回転ドラム2の吸引堆積部22における多孔性プレート26を介して、回転ドラム2の内部から外方へ向けて吹き出すようになっている。
図4には、回転ドラム2における空間2Cに設置されている離型用エアブロー装置30が示されている。同図は、回転ドラム2をその幅方向に沿って切断した状態を示すものである。エアブロー装置30は、導管31によってエア源(図示せず)に接続している。また、エアブロー装置30は、エアの吹き出し口が分岐した複数のノズル32を有している。各ノズル32は、回転ドラム2の幅方向に沿って列状に配置されている。この場合、各ノズル32は、回転ドラム2の幅方向に沿って直線状に配置されていてもよく、あるいは直線状以外の列状に配置されていてもよい(例えば後述する図8参照)。ノズル32は、回転ドラム2の幅方向に沿って複数配置された凹部23のそれぞれに対応して配置されている。すなわち、1つの凹部23に対して1つ又は2つ以上のノズル32が対応するように配置されている。図4では、1つの凹部23に対して1つのノズル32が対応するように配置されている。したがって装置1の運転時には、1つのノズル32から吹き出したエアが多孔性プレート26を介して1つの凹部23に吹き付けられるようになっている。したがって各ノズル32の幅は、各凹部23の幅よりも小さくなっている。図示していないが、回転ドラム2を軸方向に沿ってみたとき、回転ドラム2の回転方向に沿うノズル32の長さは、回転ドラム2の回転方向に沿う凹部23の長さの0.1〜10倍程度になっている。このように、本実施形態で用いているエアブロー装置30では、吸収体原料の堆積物がコンベアベルト4に転写するときに、回転ドラム2の幅方向に沿って点列状にエアが吹き付けられる。これとは対照的に、従来のこの種の装置においては、吸収体原料の堆積物に対して面状又は線状にエアが吹き付けられていた。
ところで、先に述べたとおり、回転ドラム2のフレーム体25を構成する一部材である横架部材25bは、その内端縁が櫛歯状スリットになっているところ、エアブロー装置30における各ノズル32は、櫛歯状スリットになっている該内端縁における隣り合う櫛歯28の間に位置するスリット内に配置されている。このような配置によって、各ノズル32の先端が、凹部23に近接するようになる。このことは、凹部23内に堆積した堆積物へのエアの吹き付けが効果的に行われる観点から有利である。
以上の構造を有する製造装置1を用いた吸収体の製造方法について説明すると、回転ドラム2を一方向(図1における矢印R1で示す方向)に回転させつつ、該回転ドラム2の内部における空間2A及び2Bを、これらの空間に接続された排気装置を作動させて負圧にする。空間2A及び2B内を負圧にすることで、ダクト3内に、吸収体原料を回転ドラム2の外周面に搬送する空気流が生じる。これらの操作とともに、空間2C及び2Cに設置された離型用エアブロー装置を作動させて、回転ドラム2の内部から外方を向けてエアを吹き出させる。更に、ベルトコンベア4を一方向(図1における矢印R2で示す方向)に走行させる。ベルトコンベア4を走行させるときは、その上面に、コアラップシート9(図5参照)を載置し、該シート9をベルトコンベア4とともに走行させる。コアラップシート9は例えば紙や不織布等の透液性を有するシート材料から構成されている。
そして、解繊機5(図1参照)を作動させてダクト3内に繊維材料を供給し、更にポリマーシューター8を通じて高吸収性ポリマーの粒子を供給すると、これらの原料は、ダクト3内を流れる空気流に乗り、飛散状態となって回転ドラム2の外周面に向けて供給される。
ダクト3に覆われた部分を搬送されている間に、回転ドラム2の吸引堆積部22の凹部23内に原料が吸引されて堆積する。図5(a)はダクト3の下流側端部を通過する時点での吸引堆積部22内における各凹部23の断面の状態を示す。この状態においては、凹部23内が原料で満たされて、ブロック状堆積物40が形成されている。更に各ブロック状堆積物40の外側には、各ブロック状堆積物40を連結する連続堆積層41が形成される。そして、複数のブロック状堆積物40と連続堆積層41とから堆積物42が構成されている。連続堆積層41の外面は、回転ドラム2の外面からの連続面になっている。なお各凹部23に、回転ドラム2の外面の位置を超える過剰量の原料を堆積させた後、スカッフィングロール(図示せず)等で、その過剰量の原料を除去してもよい。
このようにして、複数のブロック状堆積物40と連続堆積層41とから構成される堆積物42が得られる。この堆積物42は、コンベアベルト4とともに搬送されるコアラップシート9の上に転写される。堆積物42は複数のブロック状堆積物40を有しており、各ブロック状堆積物40は凹部23内に堆積しているので、堆積物42を回転ドラム2から離型するときに比較的大きな抵抗が生じる。この抵抗は堆積物42の離型にマイナスに作用するが、本実施形態においては、回転ドラム2として上述の構造を有するものを用いているので、離型時の抵抗が大きくても、堆積物42の離型を首尾良く行うことができる。その理由は以下のとおりである。
吸引堆積部22に堆積物42が形成された後に、回転ドラム2の回転が更に進行すると、堆積物42は、回転ドラム2とコンベアベルト4との接近域に近づく。この状態においては、堆積物42は、図1中、符号2Cで示される空間に対応する位置に存在している。この位置においては、図5(b)に示すように、回転ドラム2の内部に設置された離型用エアブロー装置30の複数のノズル32からエアが吹き出しており、該エアは、多孔性プレート26を介して堆積物42における各ブロック状堆積物40に吹き付けられる。先に述べたとおり、各ノズル32は、回転ドラム2の幅方向に沿って配置されているので、回転ドラム2の幅方向に沿って配置されているブロック状堆積物40に対してエアが吹き付けられる。また1つの凹部23に対して1つのノズル32が対応するように配置されているので、回転ドラム2の幅方向に沿って配置されている各凹部23それぞれに、同じく回転ドラム2の幅方向に沿って配置されている各ノズル32から個別にエアが吹き付けられる。その結果、堆積物42は、その幅方向にわたって一様に回転ドラム2から離型して、コンベアベルト4上のコアラップシート9の上に転写される。
以上のとおり、本実施形態によれば、堆積物42の離型時の抵抗が大きくても、該堆積物42の転写を安定して行うことができる。したがって、転写による堆積物の型くずれ等の不具合が抑制される。特に、本実施形態において製造される吸収体には、型くずれの生じやすい部位であるブロック状堆積物40が存在しているが、該ブロック状堆積物40の型くずれも効果的に防止される。また、本実施形態によれば、堆積物42の転写予定位置への確実な転写を行える。
特に、本実施形態においては、先に述べたとおり、エアブロー装置30における各ノズル32は、櫛歯状スリットになっている横架部材25bの内端縁における隣り合う櫛歯28の間に位置するスリット内に配置されているので、各ノズル32の先端が、凹部23に近接するようになる。その結果、吹き付けるエアの風量を高めることなく、凹部23内に堆積した堆積物への転写を安定して行うことができる。エアの風量を高めることは、転写した堆積物の型くずれの原因となる。
本実施形態において用いている離型用エアブロー装置30では、各ノズル32から吹き出されるエアの風量は同じになっている。これに代えて、ノズル32から吹き出されるエアの風量が、ノズル毎に個別に調整可能になっている離型用エアブロー装置を用いることもできる。例えば図6に示すように、個別にエア源(図示せず)に接続されている複数の導管31a,31b,31c,31d,31eを用い、各導管の先端のノズルからエアが吹き出す構造になっている離型用エアブロー装置30を用いることもできる。各導管には、その途中にエアの風量を調節するためのバルブ33a,33b,33c,33d,33eが取り付けられている。このバルブの開度を調節することで、各導管から吹き出されるエアの風量を個々に独立して調節することができる。例えば、堆積物42のうち、回転ドラム2の幅方向中心域に位置する部位へのエアの吹き付け風量を、回転ドラム2の幅方向側部域に位置する部位へのエアの吹き付け風量よりも高くすることができる。図6に示されている矢印の長さは、エアの吹き付けの風量の大小を表しており、長い矢印ほどエアの吹き付け風量が大きいことを意味している。エアの吹き付け風量にこのような差を設けることは、例えば図7に示す実施形態の堆積物42Aを離型させるときに特に有効である。同図に示す堆積物42Aは、回転ドラム2の幅方向中心域に位置する部位の厚みが、回転ドラム2の幅方向側部域に位置する部位の厚みよりも大きくなっている構造を有している。このような構造を有する堆積物42Aは、中心域に位置する部位が離型するときの抵抗が、側部域に位置する部位が離型するときの抵抗よりも高いところ、中心域に位置する部位へのエアの吹き付け風量を、側部域に位置する部位へのエアの吹き付け風量よりも高くすることで、堆積物42Aをその幅方向全域にわたって一様に容易に離型させることができる。なお、図7に示されている矢印の長さも、図6と同様にエアの吹き付けの風量の大小を表している。
図8(a)及び(b)には、離型用エアブロー装置の更に別の実施形態が示されている。なお図8(a)は、離型用エアブロー装置を回転ドラム2の軸方向に沿ってみた状態であり、図8(b)は、離型用エアブロー装置のノズルの先端位置と、凹部23との位置関係を示す平面図である。同図に示す離型用エアブロー装置は、複数の導管34a,34b及び34cを有している。各導管は、それぞれ個別にエア源(図示せず)に接続されている。また図示していないが、各導管の途中にはエアの風量を調節するためのバルブが取り付けられている。図8(b)に示すように、導管34aは、回転ドラムの幅方向Wにおける中心域に配置されている。導管34cは、回転ドラムの幅方向Wにおける最も側縁に近い位置に配置されている。導管34bは、回転ドラムの幅方向における中心域と最も側縁に近い位置との中間の位置に配置されている。また図8(b)に示すように、各導管の先端に位置するノズルは、回転ドラムの幅方向Wに沿って複数配置された凹部23それぞれに対応するように配置されている。更に図8(a)及び(b)に示すように、回転ドラムの幅方向Wにおける中心域に配置されている導管34aのノズルは、回転ドラム2の回転方向(図8(b)中、矢印R2で示す方向)に対して最も上流側に位置している。回転ドラムの幅方向Wにおける最も側縁に近い位置に配置されている導管34cのノズルは、回転ドラム2の回転方向に対して最も下流側に位置している。導管34bのノズルは、回転ドラム2の回転方向に対して、導管34aのノズルと、導管34cのノズルとの中間に位置している。このように本実施形態においては、回転ドラム2の幅方向Wにおける中心域に配置されたノズルに対して、回転ドラム2の幅方向Wにおける側縁寄りに位置するノズルほど、該回転ドラム2の回転方向に対して下流側に設置されている。このような構造の離型用エアブロー装置を用いると、堆積物42は、回転ドラム2の幅方向Wにおける中心域から側縁に向けて徐々に離型する。その結果、コンベアベルト4上に該堆積物42が転写されるときに、幅方向の位置ずれが発生しづらくなるという利点がある。
以上の各実施形態において用いられる吸収体の原料の繊維材料としては、従来、生理用ナプキンやパンティライナー、使い捨ておむつ等の吸収性物品の吸収体に用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、解繊パルプ等のパルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維等のセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン等の合成繊維の短繊維等が用いられる。これらの繊維は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、吸収体の原料として、ダクト3内に、繊維材料とともに、消臭剤や抗菌剤等を必要に応じて供給することもできる。また、繊維状の原料として、繊維状の吸水性ポリマーを単独又は繊維材料と混合して用いることもできる。
本発明に従い製造される吸収体は、吸収性物品の吸収体として用いられる。吸収性物品は、主として尿や経血等の身体から排泄される体液を吸収保持するために用いられるものである。吸収性物品には、例えば使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド、パンティライナー等が包含されるが、これらに限定されるものではなく、人体から排出される液の吸収に用いられる物品を広く包含する。
吸収性物品は、典型的には、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を具備している。吸収体は、上下面が一枚又は複数枚のコアラップシートに被覆されていても良い。裏面シートは水蒸気透過性を有していても有しなくても良い。吸収性物品は更に、該吸収性物品の具体的な用途に応じた各種部材を具備していてもよい。そのような部材は当業者に公知である。例えば吸収性物品を使い捨ておむつや生理用ナプキンに適用する場合には、吸収体の起立した両側部の更に外側に、一対又は二対以上の立体ガードを配置することができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記の各実施形態において用いた回転ドラム2は、その吸引堆積部22に、該ドラム2の幅方向に沿って配置された複数の原料堆積用凹部23を有するものであったが、このような凹部23を有しない形状の吸引堆積部を備えた回転ドラムを用いてもよい。
また前記の各実施形態で製造される吸収体は、該吸収体の一方の面において、回転ドラム2の幅方向と同方向に、ブロック状堆積物40からなる凸部と、連続堆積層41からなる凹部とが交互に位置する形状のものであったが、これに代えて、ブロック状堆積物40からなる凸部が、回転ドラム2の幅方向と同方向にわたり間欠的に配置され、該方向において隣り合うブロック状堆積物40間が、堆積物が実質的に存在していない空間になっている形状の吸収体を製造することもできる。また、表裏が平坦な扁平な形状の吸収体を製造することもできる。
また図4に示す構造の離型用エアブロー装置の変形例として、図9に示す構造のエアブロー装置を用いてもよい。同図に示すエアブロー装置30では、エアの吹き出し口に設けられた各ノズル32に個別にバルブ35が取り付けられている。したがって、エア源(図示せず)に接続される導管31は1本であるが、各バルブ35の開度を個別に調節することで、各ノズル32からのエアの吹き出し風量を個別に調整することができる。
1 製造装置
2 回転ドラム
3 ダクト
4 コンベアベルト
5 解繊機
6 繊維材料
7 ラチス
8 ポリマーシューター
22 吸引堆積部
22a 縦桟
22b 横桟
23 原料堆積用凹部
30 離型用エアブロー装置
32 ノズル

Claims (9)

  1. 吸収体原料を吸引して堆積させる吸引堆積部を外周面に有する回転ドラムを備え、該回転ドラムを一方向に回転させつつ該回転ドラムの外周面に吸収体原料を供給して前記吸引堆積部内に堆積させた堆積物を、該回転ドラムの内部に設置された離型用エアブロー装置によるエアの吹き付けによって、該吸引堆積部から離型して搬送部上に転写させるように構成されている吸収体の製造装置であって、
    前記エアブロー装置は、前記吸引堆積部にエアを吹き付けるための複数のノズルを、該回転ドラムの幅方向に沿って備えている吸収体の製造装置。
  2. 前記吸引堆積部は、前記回転ドラムの少なくとも幅方向に沿って配置された複数の原料堆積用凹部を有し、
    前記エアブロー装置は、前記回転ドラムの幅方向に沿って複数配置された前記凹部それぞれに、個別にエアを吹き付けるための複数のノズルを、該回転ドラムの幅方向に沿って備えている請求項1に記載の製造装置。
  3. 前記ノズルからのエアの吹き出し風量が、ノズル毎に個別に調整可能になっている請求項1又は2に記載の製造装置。
  4. 前記回転ドラムの幅方向における中心域に配置されたノズルに対して、側縁寄りに位置するノズルほど、該回転ドラムの回転方向に対して下流側に設置されている請求項1ないし3のいずれかに記載の製造装置。
  5. 前記回転ドラムが、フレーム体と、該フレーム体の外面側に配置されたパターン形成プレートとを有し、
    前記フレーム体は、対向配置された一対のリング状枠部材と、該リング状枠部材の周方向に沿って所定間隔をおいて配置され、かつ一対の該リング状枠部材を連結するように両リング状枠部材間に架けわたされた複数の横架部材とを有し、
    前記横架部材は、板状のものであり、かつその主板面の方向が、前記回転ドラムの半径方向と一致しており、
    前記横架部材は、前記回転ドラムの外周面寄りに位置する外端縁と、該回転ドラムの中心寄りに位置する内端縁とを有し、該内端縁が櫛歯状スリットになっており、
    前記エアブロー装置における各ノズルを、櫛歯状スリットになっている前記内端縁におけるスリット内に配置して、各ノズルの先端を前記凹部に近接させるようにした請求項1ないし4のいずれか一項に記載の製造装置。
  6. 空気流に乗せて供給した吸収体原料を、一方向に回転する回転ドラムの外周面に設けた吸引堆積部に吸引して堆積させる堆積工程、及び該吸引堆積部内の堆積物を搬送部上に転写させる転写工程を具備する吸収体の製造方法であって、
    前記堆積工程においては、前記回転ドラムの吸引堆積部内に前記吸収体原料を堆積させ、
    前記転写工程においては、前記回転ドラムの幅方向に沿って該回転ドラムの内部に複数配置された離型用エアブローノズルから前記吸引堆積部に向けてエアを吹き付けて、該吸引堆積部内に堆積している堆積物を離型させて搬送部上に転写させる吸収体の製造方法。
  7. 前記堆積工程においては、前記回転ドラムの吸引堆積部内における少なくとも幅方向に沿って配置された複数の原料堆積用凹部に前記吸収体原料を堆積させ、
    前記転写工程においては、前記回転ドラムの幅方向に沿って複数配置された前記凹部それぞれに個別にエアを吹き付けて、該凹部内に堆積している堆積物を離型させて搬送部上に転写させる請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記堆積物のうち、前記回転ドラムの幅方向中心域に位置する部位へのエアの吹き付け風量を、側部域に位置する部位へのエアの吹き付け風量よりも高くする請求項6又は7に記載の製造方法。
  9. 前記回転ドラムの幅方向に沿って複数形成された前記堆積物のうち、該回転ドラムの幅方向中心域に位置する前記堆積物に対して最初にエアを吹き付け、次いで該中心域に対して幅方向の外方に順次位置する前記堆積物の順でエアを吹き付け、幅方向の最外方に位置する前記堆積物に対して最後にエアを吹き付ける請求項7に記載の製造方法。
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