JP2013018216A - 型締装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】型締力を十分に発揮しつつ、小型化を図ること。
【解決手段】第1プラテン13と第2プラテン15をタイバー14にて連結し、その第2プラテン15に複数個のくさび部材K1〜K4を設ける。くさび部材K1〜K4は、第2プラテン15の案内路20内に配設し、作動用シリンダ19によって案内路20内を前進動作及び後進動作する。型締力を発生させる場合には、可動金型12を保持するダイプレート16の背面にくさび部材K1〜K4を打ち込む。そして、くさび部材K1〜K4によって発生する型締力、及び成形材料を充填する際にくさび部材K1〜K4を介して受ける型開方向への力は、第2プラテン15の案内路20の内周面を受圧面として受圧し、タイバー14で受ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、型閉めされた固定型と可動型に対して型締力を発生させる型締装置に関する。
型内に成形材料を射出し、充填することによって所望の製品を成形する装置として射出成形装置が知られている。この射出成形装置には、型内に成形材料を射出する射出装置と、型閉めされた固定型と可動型に対して強大な型締力を発生させる型締装置とが設けられている。この種の型締装置としては、トグル式の型締装置や直圧式の型締装置が知られている。そして、従来、射出成形装置の小型化を目的として、トグル式の型締装置や直圧式の型締装置に代わる型締装置が、特許文献1で提案されている。
特許文献1の型締装置は、型閉めされた固定型と可動型を直接、挟持することによって型締力を発生させる一対の挟持部材を備えている。そして、挟持部材は、シリンダによって固定型と可動型を挟持するように動作する。
特開平2−214635号公報
しかしながら、特許文献1の型締装置は、型閉めされた固定型と可動型を直接、挟持部材で挟持する構成であるため、サイズの大きな挟持部材を駆動するための大掛かりな駆動部やガイド部が必要となり、型締装置の小型化に限界がある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目したものであり、その目的は、型締力を十分に発揮しつつ、小型化を図り得る型締装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の型締装置は、固定型が取り付けられる第1プラテンと、前記固定型に対して接離移動可能な可動型部と、タイバーを介して前記第1プラテンに連繋される第2プラテンと、型閉めされた可動型部に打ち込まれて型締力を発生させるくさび部材と、を備え、型閉めされた型内に成形材料を充填する際に前記くさび部材を介して受ける型開方向への力を、前記第2プラテンに形成した受圧面で受圧することを要旨とする。
これによれば、くさび部材によって型締力を発生させることから、同じ型締力を発生させる前提において構成を小型化することができる。また、くさび部材を介して受ける型開方向への力を第2プラテンで受圧することから、型締力を十分に発揮することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の型締装置において、前記可動型部は、前記固定型に対して型閉めされることによってキャビティを形成する可動型と、前記可動型を保持する可動型保持部と、を含み、前記くさび部材は、前記可動型保持部の背面に打ち込まれることを要旨とする。
これによれば、くさび部材は、型閉めされた可動型を保持する可動型保持部の背面に打ち込まれる。したがって、可動型の入れ換えにともなう、くさび部材の位置調整を行う必要がなく、装置構成を簡素化できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の型締装置において、前記くさび部材は、前記第2プラテンに内蔵されていることを要旨とする。
これによれば、型締力を発生させるためのくさび部材や、くさび部材を作動させる手段を、第2プラテンに集約して配置することができる。このため、装置構成を簡素化できるとともに、小型化にも貢献できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の型締装置において、前記くさび部材が複数配設されており、前記複数のくさび部材は、打ち込み状態を個別に制御可能な作動機構に接続されていることを要旨とする。これによれば、くさび部材の打ち込み量を個別に調節することが可能となるから、必要な型締力を適切に発生させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の型締装置において、前記くさび部材が複数配設されており、前記複数のくさび部材は、単一の駆動手段によって打ち込み状態と非打ち込み状態とに作動されることを要旨とする。これによれば、くさび部材を単一の駆動手段によって作動させることから、装置構成を簡素化できるとともに、小型化やコスト増の抑制に貢献できる。
本発明によれば、型締力を十分に発揮しつつ、小型化を図ることができる。
(a)は型締装置の平面図、(b)は型締装置の側面図、(c)はくさび部材が内蔵された第2プラテンの断面図。 型開き状態の型締装置の平面図。 第2の実施形態の型締装置の平面図。 第3の実施形態の型締装置の平面図。 (a)、(b)は、第4の実施形態の型締装置の正面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
本実施形態の型締装置10は、固定型としての固定金型11と可動型としての可動金型12によって形成されたキャビティ内に、溶融した成形材料としての金属材料(例えば、アルミニウム)を射出し、充填する射出ユニットUTを有するダイカストマシンに設けられている。
図1に示すように、型締装置10は、固定金型11が取り付けられる第1プラテン13と、複数本(実施形態では4本)のタイバー14に連繋される第2プラテン15と、を備えている。本実施形態において第1プラテン13は、図示しないダイカストマシンの基台上に固設されている。第2プラテン15は、タイバー14を介して第1プラテン13に固定されている。タイバー14は、型締装置10によって発生する型締力を受ける部材であって、第1プラテン13と第2プラテン15のそれぞれの四隅に固設されている。なお、型締力とは、キャビティ内に充填された成形材料(金属材料)の圧力に抵抗して、型を閉じておくために付与する力である。
可動金型12は、可動型保持部としてのダイプレート16に保持されている。そして、可動金型12は、ダイプレート16に連結された型送り機構17により、ダイプレート16とともに固定金型11に対して接離移動可能に構成されている。本実施形態では、可動金型12とダイプレート16により、可動型部が構成されている。また、可動金型12(及びダイプレート16)の接離移動とは、型閉方向への移動が接近移動に相当する一方で、型開方向への移動が離間移動に相当する。また、本実施形態において型送り機構17は、サーボ制御される電動機としてのサーボモータと、サーボモータによって回転駆動されるボールネジと、ボールネジに螺合されるとともにダイプレート16に連結されるナットによって構成されている。この型送り機構17では、サーボモータによりボールネジが回転駆動されることでナットが進退動作し、そのナットの進退動作に合わせてダイプレート16及び可動金型12に駆動力を付与する。
本実施形態において第2プラテン15は、四角環状に形成されている。そして、第2プラテン15の中央部は、型送り機構17からの駆動力を受けて可動型部が固定金型11に対して接離移動する際に通過する通過路18とされている。通過路18は、第2プラテン15の厚み方向に貫通する貫通孔状に形成されている。
第2プラテン15には、型閉めされた固定金型11と可動金型12に型締力を発生させる複数個(本実施形態では4個)のくさび部材K1,K2,K3,K4が、内蔵されている。各くさび部材K1〜K4は、作動機構を構成する作動用シリンダ19のピストンロッド19aに連結されている。本実施形態では、くさび部材K1〜K4のそれぞれに1つの作動用シリンダ19が作動機構として連結されている。各作動用シリンダ19は、油タンク、作動油を汲み上げるポンプ、及び作動用シリンダ19に作動油を給排する配管とバルブによって駆動される。
そして、第2プラテン15の両側方外周面には、貫通孔状の案内路20が、内周面(通過路18)に向かって、複数本(本実施形態では4本)形成されている。各案内路20は、一方の側方外周面に上下方向に所定の間隔をあけて2本並設されているとともに、他方の側方外周面に上下方向に所定の間隔をあけて2本並設されている。そして、これらの各案内路20内には、各1つのくさび部材K1〜K4が配設されている。このため、各くさび部材K1〜K4は、各作動用シリンダ19からの駆動力を受けて、案内路20の内周面に摺動案内されながら動作する。具体的に言えば、各くさび部材K1〜K4は、各作動用シリンダ19のヘッド側室に作動油が供給されてピストン19pが前進動作すると、通過路18に向かって突出するように前進動作する。一方、各くさび部材K1〜K4は、各作動用シリンダ19のロッド側室に作動油が供給されてピストン19pが後進動作すると、通過路18から遠ざかるように後進動作する。すなわち、本実施形態の各くさび部材K1〜K4は、通過路18に対して出没動作可能に第2プラテン15に内蔵されている。なお、各作動用シリンダ19は、各案内路20に対応させて第2プラテン15の側方外周面に固設されている。
また、各くさび部材K1〜K4は、図1(a),(c)に示すように、固定金型11に対して可動金型12を型閉めした際、ダイプレート16の背面に打ち込むことが可能な位置に設けられている。すなわち、本実施形態において各くさび部材K1〜K4は、ダイプレート16の背面から型締力を発生させる。そして、各くさび部材K1〜K4の案内路20は、その内周面が、各くさび部材K1〜K4を介して受ける型開方向への力を受圧する受圧面として機能する。なお、各くさび部材K1〜K4を介して受ける型開方向への力とは、型閉めされた型内に成形材料を充填する際に発生する力である。
以下、本実施形態の型締装置10の作用を図1及び図2にしたがって説明する。
図2に示すように、型開きの状態において、型送り機構17に制御指令を出力することにより、可動型部(可動金型12とダイプレート16)を型閉方向に作動させる。なお、型開きの状態において各くさび部材K1〜K4は、可動型部が型閉方向に作動した際に当該可動型部に干渉しない位置に退避されている。そして、可動型部が固定金型11に対する型閉め位置に到達すると、型送り機構17の作動が停止される。
次に、各作動用シリンダ19が前進動作され、これにより、退避位置に退避していた各くさび部材K1〜K4が、作動用シリンダ19のピストン19pの前進動作に合わせて通過路18に向かって突出するように前進動作する。すなわち、各くさび部材K1〜K4の前進動作により、ダイプレート16の背面に各くさび部材K1〜K4が打ち込まれる。これにより、型締装置10では、型締力が発生される。この型締力は、各案内路20の内周面で受圧されるとともに、案内路20を形成した第2プラテン15と連繋関係にあるタイバー14によって受けられる。
そして、成型準備が完了すると、射出ユニットUTにより、固定金型11と可動金型12の型閉めによって形成されたキャビティ内に金属材料が射出される。このとき、可動金型12には、金属材料の射出により、型開方向への力が加えられる。しかし、本実施形態において前述した型開方向への力は、各くさび部材K1〜K4を介して各案内路20の内周面で受圧されるとともに、案内路20を形成した第2プラテン15と連繋関係にあるタイバー14によって受けられる。
したがって、第1の実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)くさび部材K1〜K4によって型締力を発生させる。このため、従来の構成と同じ型締力を発生させる前提において、構成を小型化することができる。また、くさび部材K1〜K4を介して受ける型開方向への力を第2プラテン15で受圧することから、型締力を十分に発揮することができる。
(2)くさび部材K1〜K4は、ダイプレート16の背面から型締力を発生する構成とした。したがって、特に、可動金型12の入れ換えにともなう、くさび部材K1〜K4の位置調整を行う必要がなく、装置構成を簡素化できる。
(3)くさび部材K1〜K4を、ダイプレート16の四隅に打ち込むとともに、対称配置とした。このため、型締力の偏りを小さくでき、均等に付与することができる。
(4)第2プラテン15を、タイバー14を介して第1プラテン13と一体化した。このため、第2プラテン15によって型締力や型開方向の力を受圧することができるとともに、第1プラテン13、タイバー14及び第2プラテン15によって型締力を確実に保持することができる。また、固定金型11に対して可動金型12を接離動作させるための型送り機構17を、第2プラテン15自体を動作させる場合に比して小型化することができる。
(5)第2プラテン15にくさび部材K1〜K4を内蔵するとともに、第2プラテン15に作動用シリンダ19を固設した。すなわち、型締力を発生させる手段を、第2プラテン15に集約して配置している。したがって、装置構成を簡素化できるとともに、小型化にも貢献できる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図3にしたがって説明する。
なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付し、その重複する説明を省略又は簡略する。
第2の実施形態では、第2プラテン25の構成が、第1の実施形態の第2プラテン15の構成と相違する。具体的に言えば、第2プラテン25には通過路18が形成されているとともに、第1プラテン13と対向する前面25aが、各くさび部材K1〜K4が発生する型締力及び各くさび部材K1〜K4を介して受ける型開方向への力を受圧する受圧面とされている。すなわち、第2の実施形態において各くさび部材K1〜K4は、第2プラテン25の前面25a側に配設されているとともに、その前面25aに沿って図示しない作動機構(作動用シリンダ)によって前進動作及び後進動作(通過路18に対する出没動作)を行う。
また、第2の実施形態において可動型部(可動金型12とダイプレート16)は、型閉め時に、ダイプレート16の背面が通過路18を完全に通過して第2プラテン25の前面25a側に配置されるようになっている。そして、各くさび部材K1〜K4は、図3に示すように、第2プラテン25の前面25aとダイプレート16の間において、当該ダイプレート16の背面に打ち込まれることによって型締力を発生させる。この状態において、型締力は、第2プラテン25の前面25aで受圧されるとともに、第2プラテン25と連繋関係にあるタイバー14によって受けられる。また、金属材料の射出時に発生する型開方向への力は、各くさび部材K1〜K4を介して第2プラテン25の前面25aで受圧されるとともに、第2プラテン25と連繋関係にあるタイバー14によって受けられる。
なお、第2の実施形態の型締装置10では、ダイプレート16の背面に各くさび部材K1〜K4が打ち込まれた際、これらのくさび部材K1〜K4が、第2プラテン25の前面25aに面接触していることが前提となる。そして、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の効果(1)〜(4)を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明を具体化した第3の実施形態を図4にしたがって説明する。
第3の実施形態において各タイバー14には、ひずみゲージG1〜G4が設けられている。各ひずみゲージG1〜G4は、制御コントローラS1に接続されている。そして、制御コントローラS1は、各ひずみゲージG1〜G4からの電気信号を入力し、その電気信号をもとに各タイバー14のひずみ量(変形量)を検出する。
また、第3の実施形態において各くさび部材K1〜K4に連結された作動用シリンダ19には、各作動用シリンダ19を個別制御するための駆動部S3,S4,S5,S6が接続されている。なお、図3では、各くさび部材K1〜K4に連結された作動用シリンダ19を区別するために、くさび部材K1〜K4毎の作動用シリンダとして符号「19A」、「19B」、「19C」、「19D」を、付している。
本実施形態の駆動部S3〜S6は、サーボ制御される電動機としてのサーボモータと、サーボモータによって回転駆動されるボールネジと、ボールネジに螺合されるとともに各作動用シリンダ19のピストンロッド19aに連結されるナットによって構成されている。これにより、本実施形態の各作動用シリンダ19(19A〜19D)は、サーボ制御によって各ピストン19pの位置、すなわち作動量が制御されることになる。
このような構成において制御コントローラS1は、各くさび部材K1〜K4によって型締力を発生させる場合、ひずみゲージG1〜G4からの電気信号をもとに各タイバー14のひずみ量を検出する。そして、制御コントローラS1は、検出したひずみ量に応じて、各くさび部材K1〜K4の打ち込み量を調節する。すなわち、各くさび部材K1〜K4は、タイバー14の変形量に応じて打ち込み量が多くなったり、少なくなったりする。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(5)に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(6)作動用シリンダ19A〜19Dを、駆動部S3〜S6によって個別制御する。これにより、くさび部材K1〜K4の打ち込み量を個別に調節することが可能となる。したがって、必要な型締力を適切に発生させることができる。
(7)特に、タイバー14に経時的な変位(ひずみ)が生じた場合であっても、くさび部材K1〜K4の打ち込み量の調節によって必要な型締力を発生させることができる。すなわち、タイバー14の調整や交換作業の回数を減らし、メンテナンス性の向上に貢献できる。
(第4の実施形態)
以下、本発明を具体化した第4の実施形態を図5にしたがって説明する。
なお、図5(a),(b)は、第1プラテン13と対向する第2プラテン25の前面25aを正面視した図である。
第4の実施形態では、くさび部材の構成が、第1〜第3の実施形態の構成と相違する。本実施形態においてダイプレート16の前面には、単一のサーボモータMによって回転するボールネジBと、ボールネジBに連結されるリンク機構26と、リンク機構26の動作によって打ち込み動作を行うくさび部材K5,K6と、が設けられている。ボールネジBは、同一リードの左右ねじとされており、右ねじ部と左ねじ部のそれぞれに図示しないナットが螺合されている。リンク機構26は、パンタグラフ状の機構(菱形で収縮する機構)とされており、対向する支点P1,P2のうち、一方の支点が右ねじ部に螺合したナットに連結されているとともに、他方の支点が左ねじ部に螺合したナットに連結されている。
また、くさび部材K5,K6は、それぞれ2つのくさび部kを有し、1つのくさび部材K5,K6で2箇所同時にくさびを打ち込めるように構成されている。そして、各くさび部材K5,K6は、リンク機構26において対向する支点P3,P4にそれぞれ連結されている。
本実施形態のくさび部材K5,K6は、サーボモータMによるボールネジBの回転により、当該ボールネジBに螺合されたナットの動作に連動してリンク機構26が開閉動作することで、接離動作する。具体的に言えば、図5(a)に示すように、リンク機構26が開動作、すなわち支点P3と支点P4の距離が伸びる方向に動作した場合には、くさび部材K5,K6同士が離間動作するとともに、その動作により、各くさび部材K5,K6が打ち込まれた状態とされる。一方、図5(b)に示すように、リンク機構26が閉動作、すなわち支点P3と支点P4の距離が縮まる方向に動作した場合には、くさび部材K5,K6同士が接近動作するとともに、その動作により、各くさび部材K5,K6が打ち込まれていない状態(非打ち込み状態)とされる。なお、各くさび部材K5,K6は、非打ち込み状態において、通過路18よりも内側に収容配置される。このため、各くさび部材K5,K6は、可動型部(可動金型12とダイプレート16)が型閉方向又は型開方向に移動する場合であっても、第2プラテン25や通過路18に干渉しない。
このような構成において各くさび部材K5,K6に型締力を発生させる場合、各くさび部材K5,K6の打ち込み量に応じてサーボモータMが回転される。すると、各くさび部材K5,K6は、ボールネジBの回転によるナットの動作に連動してリンク機構26が開動作することにより、打ち込まれた状態とされて型締力を発生させる。このとき、本実施形態では、単一のサーボモータMの駆動により、複数個所(本実施形態では4箇所)に同時にくさびが打ち込まれることになる。
また、本実施形態において型締力は、第2プラテン25の前面25aで受圧されるとともに、第2プラテン25と連繋関係にあるタイバー14によって受けられる。また、金属材料の射出時に発生する型開方向への力は、各くさび部材K5,K6を介して第2プラテン25の前面25aで受圧されるとともに、第2プラテン25と連繋関係にあるタイバー14によって受けられる。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(5)に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(8)くさび部材K5,K6を単一の駆動手段(実施形態ではサーボモータM)によって作動させることから、装置構成を簡素化できるとともに、小型化やコスト増の抑制に貢献できる。また、駆動手段を単一のサーボモータMとすることにより、安価に、くさび駆動の電動化を図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1,第2の実施形態において、作動用シリンダ19の作動機構を、サーボモータとボールネジによって構成しても良い(電動式)。さらに、サーボモータとボールネジによって構成された電動駆動機構により作動されるシリンダから作動用シリンダ19へ作動流体を供給するようにしても良い。
○ 第1〜第3の実施形態において、くさび部材K1〜K4は、同時に打ち込み動作を行っても良いし、順番に打ち込み動作を行っても良い。
○ 第3の実施形態において、作動用シリンダ19の駆動部S3〜S6を、油タンク、作動油を汲み上げるポンプ、及び作動用シリンダ19に作動油を給排する配管とバルブ、圧力を個別に制御する圧力調整機構によって構成しても良い(油圧式)。さらに、サーボモータとボールネジによって構成された電動駆動機構により作動されるシリンダから作動用シリンダ19へ作動流体を供給するようにしても良い。
○ 第4の実施形態において、くさび部材K5,K6、リンク機構26、ボールネジB、及びサーボモータMを、ダイプレート16の背面に設けても良い。この場合も、第2プラテン25の前面25aを受圧面とする。
○ 各実施形態において、くさび部材の個数を増減させても良い。例えば、十分な型締力を発生させることができるのであれば、くさび部材は1つであっても良い。
○ 各実施形態において、くさび部材の配置を変更しても良い。例えば、くさび部材は、左右方向に代えて上下方向に配置しても良い。
○ 各実施形態は、樹脂材料を型内に射出して樹脂成形品を製造する射出成形装置用の型締装置に具体化しても良い。
10…型締装置、11…固定金型、12…可動金型、13…第1プラテン、14…タイバー、15,25…第2プラテン、16…ダイプレート、18…通過路、19,19A〜19D…作動用シリンダ、20…案内路、M…サーボモータ、B…ボールネジ、K1〜K6…くさび部材。

Claims (5)

  1. 固定型が取り付けられる第1プラテンと、
    前記固定型に対して接離移動可能な可動型部と、
    タイバーを介して前記第1プラテンに連繋される第2プラテンと、
    型閉めされた可動型部に打ち込まれて型締力を発生させるくさび部材と、を備え、
    型閉めされた型内に成形材料を充填する際に前記くさび部材を介して受ける型開方向への力を、前記第2プラテンに形成した受圧面で受圧することを特徴とする型締装置。
  2. 前記可動型部は、前記固定型に対して型閉めされることによってキャビティを形成する可動型と、前記可動型を保持する可動型保持部と、を含み、
    前記くさび部材は、前記可動型保持部の背面に打ち込まれることを特徴とする請求項1に記載の型締装置。
  3. 前記くさび部材は、前記第2プラテンに内蔵されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の型締装置。
  4. 前記くさび部材が複数配設されており、
    前記複数のくさび部材は、打ち込み状態を個別に制御可能な作動機構に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の型締装置。
  5. 前記くさび部材が複数配設されており、
    前記複数のくさび部材は、単一の駆動手段によって打ち込み状態と非打ち込み状態とに作動されることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の型締装置。
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