JP4863344B2 - 射出成型機の型締装置 - Google Patents

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本発明は、射出成型機の金型の型締めを行う射出成型機の型締装置に関する。
固定金型が組み付く固定型盤と可動金型が組み付く可動型盤とを横に並べて接離可能とした横型の射出成型機では、金型の開閉、型締めを行う型締装置を備えている。この型締装置は、油圧シリンダを用いているが、この油圧シリンダを用いた油圧式と比較して、油漏れなどの不具合がなく、構造の簡略化が図れる機械式のものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この機械式の型締装置は、固定型盤と、固定型盤に対し進退する可動型盤と、可動型盤に追従する型締フレームとを備え、可動型盤の側面中央から突出する円筒軸を型締フレームの中央に貫通させ、この型締フレームを挟む円筒軸の前後に凸面が内側に向く円錐状の円板を取り付け、型締フレームの両側面に円筒軸を囲むように傾斜面が外側に向く複数の楔体を放射状に配置している。そして、モータの駆動により可動型盤側の楔体を放射方向中央へ押し出して円板の傾斜面を押すことにより円筒軸を可動型盤側へ押圧し、固定型盤と可動型盤との間の金型に型締め力を付与している。
特開2000−334796号公報
ところで、金型は、その背面の押圧面が必ずしも平行ではなく、また、成型品の形状に応じて金型の昇圧のバランスが不均一となる場合がある。
したがって、1軸の円筒軸に形成した円板と型締フレームとの間に楔体を押し込む上記の型締装置では、金型の平行度や昇圧バランスの不均一によって僅かな傾きが生じることがあり、このような場合、楔体とこの楔体の押圧対象である円板との間に、カジリが生じ、円滑に楔体が移動されず、要求の型締め力が得られない恐れがある。
また、円筒軸に傾きがなくても、円板からなる一つの押圧対象を複数の楔体が押圧する構造であるので、これら楔体の動作を高精度に同調させなければ、やはりカジリが生じ、要求の型締め力が得られなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、金型の平行度や昇圧バランスに影響されることなく、確実に要求の型締め力を生じさせることが可能な射出成型機の型締装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の射出成型機の型締装置は、可動型盤を固定型盤へ押圧し、これら可動型盤と固定型盤との間の射出成型用の金型に型締め力を付与する射出成型機の型締装置であって、可動型盤の固定型盤側と反対側にて、可動型盤と略平行に設置された型締フレームと、この型締フレームから反力を得て可動型盤を固定型盤側へ押圧する複数の押圧機構とを有する。そして、前記の複数の押圧機構は、それぞれ可動型盤への押圧方向と直交する方向へ移動可能に支持されて先端へ向かって窄まる楔体と、楔体を移動させる駆動機構と、楔体と一対を成しかつ駆動機構によって前進される楔体によって可動型盤側へ移動される押圧体とからなり、この押圧機構が型締フレームと可動型盤との間に、間隔をあけて複数組が配置され、各組の駆動機構による楔体の移動が独立制御可能とされていることを特徴とする。
そして、この射出成型機の型締装置によれば、それぞれの押圧機構の駆動機構によって楔体を前進させ、押圧体を可動型盤側へ移動すると、各押圧機構によって可動型盤が固定型盤側へ押圧され、金型に型締め力が付与される。ここで、例えば、金型の背面の押圧面が平行でなかったり、あるいは成型品の形状によって金型に付与すべき型締め力が不均一であったとしても、型締フレームと可動型盤との間の複数の押圧機構のそれぞれの楔体の移動量を独立に制御することにより、可動型盤をバランス良く押圧して金型を良好に型締めすることができる。しかも、各押圧機構にて、駆動機構を制御して楔体を適切に移動させることができるので、カジリなどの不具合なく楔体を円滑に移動させて良好な型締めを行うことができる。
また、本発明は、楔体および押圧体に、互いに対向する平行な押圧テーパ面が形成され、楔体の前進により楔体側の押圧テーパ面によって押圧体側の押圧テーパ面が押圧され、押圧体が固定型盤側へ移動される。
そして、このような押圧テーパ面を設けることにより、楔体の前進により押圧体を円滑に固定型盤側へ移動させて型締め力を生じさせることができる。
さらに、本発明は、楔体および押圧体には、互いに対向する平行なテーパ面を有する突条部が互いに噛み合うように形成され、楔体の後退により楔体側の突条部によって押圧体側の突条部が押圧され、押圧体が固定型盤から離間する方向へ引き寄せられる。
これにより、離型時に、楔体の後退により押圧体を引き込んで可動型盤を引き寄せることができる。したがって、可動型盤を引き寄せるための別個の機構を不要とすることができ、構造の簡略化によるコスト低減を図ることができる。
また、本発明は、押圧テーパ面同士の間および楔体の底面と型締フレームとの間に、楔体を移動可能に支持する複数のコロが転動可能に配設されていることが好ましい。
そして、このように、楔体と押圧体および楔体と型締フレームとの間の摺動箇所にコロを設けることにより、楔体の円滑な移動が可能となり、また、摩耗を大幅に低減することができる。
このとき、押圧テーパ面同士の間のコロと、楔体の底面と型締フレームとの間のコロとは、楔体の窄まり角度に応じ、オフセット配置するのが好ましい。これにより、押圧力が作用したときに、特定のコロに荷重が作用するのを回避し、複数のコロで荷重を均等に負担させることができる。
さらに、本発明は、押圧テーパ面に、コロが転動可能に接触する押圧板が設けられ、少なくとも一方の押圧板は、コロ側へ付勢されていることが好ましい。これにより、コロに予圧を付与することができる。
また、本発明は、押圧テーパ面に、コロが転動可能に接触する押圧板が設けられ、これら押圧板は、互いの対向面が同一方向に傾斜され、少なくとも一方の押圧板は、対向面の傾斜方向前方側に付勢されていることが好ましい。
これにより、コロに対して予圧を付与することができ、常時コロを転動させることにより、コロ位置ズレや摩耗を極力低減することができる。
さらに、本発明は、押圧機構が、押圧体および楔体を一対ずつ備え、押圧体同士が、楔体の前方への移動方向に突き合わされていることが好ましい。
このようにすると、楔体を前進させて型締め力を生じさせる際に生じる押圧体の水平方向への力を相殺させることができ、押圧体の水平方向への拘束機構を不要とすることができ、構造の簡略化によるコスト低減を図ることができる。
本発明の射出成型機の型締装置によれば、金型の平行度や昇圧バランスに影響されることなく、確実に要求の型締め力を生じさせることができる。
以下、本発明に係る射出成型機の型締装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した横型の射出成型機を示す側面図、図2は、図1におけるA−A断面図である。
図1に示すように、射出成型機のベースフレーム1には、その上面の右側に、矩形盤状に形成された固定型盤2が縦向きで固定されている。そして、この固定型盤2には、その左側面の中央に固定金型3が取り付けられ、右側面に射出ユニット4が取り付けられている。そして、固定型盤2の4隅からは4本のタイバー5が左側方へ延在されている。
また、固定型盤2の左側には、例えば矩形盤状に形成された可動型盤10が縦向きで平行に配置されている。この可動型盤10には、その右側面の中央に、固定金型3と向き合う可動金型11が取り付けられている。
この可動型盤10は、その4隅に、表裏に貫通する貫通孔が形成され、これら各貫通孔に各タイバー5が摺動自在に挿通され、各タイバー5をガイドとして可動型盤10が固定型盤2に対して、平行を保った状態にて接離可能に支持されている。
そして、この可動型盤10は、電動式の型移動機構15によって固定型盤2に対して進退される。
図2に示すように、この型移動機構15は、固定型盤2の各4角側に、例えばスラスト軸受16で回転自在に支えられたボールねじ軸17を有している。これらボールねじ軸17は、先端側が可動型盤10側へ延びている。各ボールねじ軸17は、いずれもタイバー5の軸心方向である可動型盤10の進退方向と平行に延びている。これら各ボールねじ軸17には、前方へ延びたねじ部に可動型盤10の4角側に取り付けたボールねじナット18が進退可能に螺合されている。
そして、例えば下段側のボールねじ軸17が、同ボールねじ軸17の後端部に設けた歯車19、20を介して、固定型盤2に取り付けた電動式のモータ21に接続してある。また、各ボールねじ軸17は、図2中の二点鎖線に示されるようにボールねじ軸17の基部側に取り付けたスプロケット22とこれらスプロケット22に巻き付けたチェーン23とで接続され、モータ21を正転あるいは逆転させ、全てのボールねじ軸17を同期させて正回転あるいは逆回転駆動させることにより、可動型盤10が平行に進退移動される。そして、この可動型盤10の進退移動により、固定金型3と可動金型11の開閉、すなわち型開閉の動作が行なわれる。
可動型盤10の金型取り付け側と反対側、すなわち左側には、型締機構30が組み付けられている。
この型締機構30は、可動型盤10を挟んで可動金型11と反対側に配置された型締フレーム31を備えている。
型締フレーム31は、図2に示すように、矩形盤状に形成され、可動型盤10と並ぶ向きで、可動型盤10の軸心と合わせて縦向きに配置されている。この型締フレーム31の下端部には、前後2組のリニアベアリング32が組み付けてある。これらリニアベアリング32は、ベースフレーム1の上面に可動型盤10の進退方向に沿って敷設したガイドレール33に載置してある。
また、型締フレーム31の4隅には、可動型盤10を貫通した4本のタイバー5が摺動自在に貫通しており、これらタイバー5とガイドレール33とにより、型締フレーム31が可動型盤10と同じ方向に移動可能とされている。
また、型締フレーム31には、この型締フレーム31をタイバー5に固定する固定機構50が組み付けられている。
この固定機構50は、内側に噛み合い溝をもつ略くの字状に形成された一対のアーム53を有し、これらアーム53によってタイバー5を挟持することにより、アーム53の噛み合い溝が、タイバー5の先端側に、等ピッチにて形成された複数のリング溝51に係合し、型締フレーム31の移動が規制される。
図1および図2に示すように、上記のような型締フレーム31を有する型締装置30は、型締フレーム31の可動型盤10側に、固定金型3、可動金型11の中心軸を中心として間隔を隔てて配置された4組の押圧機構60を備えている。
次に、これら押圧機構60について説明する。
図3は、押圧機構60の構造を示す縦断面図、図4は、押圧機構60の構造を示す横断面図である。なお、以下の説明において、「上」または「下」という表現は、説明のため、図3、図4の紙面上における上方、下方を指すものであり、実際の押圧機構60の設置方向と必ずしも合致するものではない。
図3および図4に示すように、この押圧機構60は、型締フレーム31に固定されたハウジング61を備えており、このハウジング61内には、楔体62が、前後方向(図中左右方向)へ移動可能に配設されている。また、この楔体62の上部には、押圧体63が設けられている。この押圧体63には、その上部に突出部63aが形成されており、この突出部63aが、可動型盤10に連結されている。この突出部63aは、ハウジング61を構成する上面板61aに形成された貫通孔64に摺動可能に挿通されており、これにより、押圧体63は、上下方向へ移動可能に支持されている。
楔体62は、上面側が、先端(図3中左側)へ向かって下方へ傾斜した押圧テーパ面62aとされ、下面側が、後述の楔体62の移動方向と平行な底面62bとされている。また、押圧体63は、楔体62の押圧テーパ面62aと平行な押圧テーパ面63bを有している。
そして、ハウジング61の底部61bと楔体62の底面62bとの間、および押圧体63の押圧テーパ面63bと楔体62の押圧テーパ面62aとの間には、それぞれリテーナ65によって間隔をあけて回動可能に支持された複数のコロ66が幅方向に2列配列されている。ここで、ハウジング61の底部61bと楔体62の底面62bとの間のコロ66と、押圧体63の押圧テーパ面63bと楔体62の押圧テーパ面62aとの間のコロ66は、それぞれ同数(本実施の形態では3個)が設けられている。ハウジング61の底部61bと楔体62の底面62bとの間のそれぞれのコロ66と、各コロ66に対応する、押圧体63の押圧テーパ面63bと楔体62の押圧テーパ面62aとの間のコロ66とは、押圧テーパ面62aに直交する仮想軸線(図中一点鎖線)上に位置するよう配置されている。これにより、押圧テーパ面62aを介して押圧力が入力された状態で、個々のコロ66に荷重(押圧力)がほぼ均等に作用する。これに対し、ハウジング61の底部61bと楔体62の底面62bとの間のコロ66と、押圧体63の押圧テーパ面63bと楔体62の押圧テーパ面62aとの間のコロ66とを、鉛直軸線上で対応させて配置すると、特定のコロ66に荷重が集中し、コロ66や、その転動面(底部61b、押圧テーパ面62a、底面62b、押圧テーパ面63b)の寿命低下に繋がる。したがって、上記のような配置を採用することで、コロ66の荷重分担が均等化され、長寿命化を図ることが可能となる。
ハウジング61の底部61bと楔体62の底面62bとの間のそれぞれのコロ66と、各コロ66に対応する、押圧体63の押圧テーパ面63bと楔体62の押圧テーパ面62aとの間のコロ66との図3における水平方向のオフセット量Sは、上下のコロ66の半長(上下のコロ66の間隔の1/2)をL、押圧テーパ面63bの傾斜角度(楔角)をθとすると、
S=L・tanθ
となる。
なお、押圧テーパ面62a、63b、ハウジング61の底部61bおよび楔体62の底面62bには、それぞれコロ66と接する部分に、高硬度な金属板からなる押圧板69が配設されている。
楔体62の両側部には、押圧テーパ面62aおよび底面62bの縁部に、側方へ突出する上部突条部62cおよび下部突条部62dが設けられている。
ハウジング61の両側板61cには、内方へ突出するハウジング突条部61dが設けられ、これらハウジング突条部61dが楔体62の下部突条部62dに対向した位置に配置されている。ハウジング61のハウジング突条部61d、楔体62の下部突条部62dは、それぞれ底面62bと平行に形成されている。
また、押圧体63には、その両側部から下方へ延在する側板部63cが形成され、これら側板部63cの下端における縁部には、内方へ突出する押圧体突条部63dが設けられている。これら押圧体突条部63dおよび楔体62の上部突条部62cは、それぞれ押圧テーパ面62aに平行なテーパ面を有し、押圧体突条部63dが楔体62の上部突条部62cに対向した位置に配置されている。
そして、ハウジング61のハウジング突条部61dと楔体62の下部突条部62dとの間、および押圧体63の押圧体突条部63dと楔体62の上部突条部62cとの間には、それぞれリテーナ67によって間隔をあけて回動可能に支持された複数のコロ68が配設されている。
なお、ハウジング突条部61d、下部突条部62d、上部突条部62cおよび押圧体突条部63dには、それぞれコロ68と接する部分に、高硬度な金属板からなる押圧板70が配設されている。
また、楔体62は、前後に貫通する貫通孔71を有しており、この貫通孔71には、楔体62の先端にて締結固定されたボールねじナット72が設けられている。このボールねじナット72には、ハウジング61の一端側に設けられた駆動機構73から延在されたボールねじ74がねじ込まれている。
駆動機構73は、サーボモータ75、ウォームギア76およびボールねじ74を回転可能に支持する軸受77を備えており、サーボモータ75の回転駆動力が、ウォームギア76によってボールねじ74に伝達され、このボールねじ74が回転する。
そして、このボールねじ74が回転することにより、ボールねじ74が螺合されたボールねじナット72が固定された楔体62が、前後方向へ移動する。ここで、楔体62の移動方向は、図1において可動型盤10が固定型盤2に対し接近する離間する方向に対し、直交する方向とされている。
このような押圧機構60は、前記したとおり、本実施の形態の射出成型機において4組が設けられている。これら4組の押圧機構60は、各組の駆動機構73のサーボモータ75の駆動が、それぞれ独立して制御される。つまり、4組の押圧機構60において、押圧体63の移動量を異ならせることができるのである。
次に、上記構成の押圧機構60を備えた型締装置30を用いて射出成型機の型締めを行なう場合について説明する。
まず、型移動機構15のモータ21を作動させて、各ボールねじ軸17を正回転させる。このようにすると、固定型盤2から離れた位置にあった可動型盤10が、タイバー5をガイドとして固定型盤2と平行な姿勢を保ちながら固定型盤2へ接近する。また、可動型盤10に対して押圧機構60によって連結された型締フレーム31も、タイバー5およびガイドレール33をガイドとして平行な姿勢を保ちながら可動型盤10に追従しながら固定型盤2側へ移動する。
そして、可動型盤10および型締フレーム31が、固定金型3と可動金型11とが近接した型締位置にまで移動して停止すると、固定機構50の一対のアーム53が閉ざされ、アーム53の噛み合い溝がタイバー5のリング溝51と噛み合い、型締フレーム31が固定される。
この状態において、型締装置30の押圧機構60による型締動作が行われる。
なお、型締動作前における押圧機構60は、図5(a)に示すように、楔体62が初期位置である後方側に配置された状態とされている。
そして、楔体62が後退された押圧機構60において、駆動機構73のサーボモータ75が駆動され、その回転駆動力がウォームギア76を介してボールねじ74に伝達され、ボールねじ74が正転される。
これにより、ボールねじ74が螺合されているボールねじナット72とともに、楔体62が前進する。
楔体62が前進すると、図5(b)に示すように、楔体62の押圧テーパ面62aと押圧体63の押圧テーパ面63bとが相対的に平行移動することにより、押圧体63がコロ66を介して図5(b)において上方に押し出される。
これにより、図1において、この押圧体63の突出部63aが連結された可動型盤10が固定型盤2側へ向かって押圧され、その押圧力により固定金型3、可動金型11が型締めされる。
ここで、各押圧機構60では、楔体62の押圧テーパ面62aの傾斜角度をθ1、押圧体63の移動距離をT1、楔体62の移動距離をL1とすると、これらの関係はT1=L1・tanθ1で表される。したがって、それぞれの押圧機構60における可動型盤10を押す力は、ボールねじ74が楔体62を移動させる力のL1/T1倍となり、効率良く型締め力を生じさせることができる。
上記のようにして型締めを行ったら、その後に、射出ユニット4によって固定金型3、可動金型11への射出成型が行われる。
次に、射出成型後に、固定金型3、可動金型11を開く場合について説明する。
図5(b)に示したように、押圧体63の突出部63aを突出させて可動型盤10を押圧している押圧機構60の駆動機構73のサーボモータ75を逆転駆動させる。
このようにすると、サーボモータ75の回転駆動力がウォームギア76を介してボールねじ74に伝達され、ボールねじ74が逆転する。
これにより、ボールねじ74が螺合されているボールねじナット72とともに、楔体62が後退する。
そして、この楔体62が後退すると、楔体62の上部突条部62cと押圧体63の押圧体突条部63dとが相対的に平行移動することにより、図5(a)に示したように、押圧体63がコロ68を介して引き込まれる。
これにより、この押圧体63の突出部63aが連結された可動型盤10が固定型盤2から離間する方向へ引き寄せられ、固定金型3、可動金型11の型締めが解除される。
次いで、固定機構50の一対のアーム53が開かれ、アーム53の噛み合い溝がタイバー5のリング溝51から外され、型締フレーム31の固定が解除される。
その後、型移動機構15のモータ21が作動されて、各ボールねじ軸17が逆転させる。これにより、可動型盤10および型締フレーム31が、固定型盤2と平行な姿勢を保ちながら固定型盤2から離間される。
以上、説明したように、上記実施形態に係る射出成型機の型締装置によれば、それぞれの押圧機構60の駆動機構73によって楔体62が前進され、押圧体63が可動型盤10側へ移動されると、各押圧機構60によって可動型盤10が固定型盤2側へ押圧され、固定金型3、可動金型11に型締め力が付与される。ここで、例えば、固定金型3、可動金型11の背面の押圧面が平行でなかったり、あるいは成型品の形状によって固定金型3、可動金型11に付与すべき型締め力が不均一であったとしても、型締フレーム31と可動型盤10との間の複数の押圧機構60のそれぞれの楔体62の移動量を独立に制御することにより、可動型盤10をバランス良く押圧して固定金型3、可動金型11を良好に型締めすることができる。しかも、各押圧機構60にて、駆動機構73を独立して制御して各組の楔体62を適切に移動させることができるので、カジリなどの不具合なく楔体62を円滑に移動させて良好な型締めを行うことができる。
つまり、上記射出成型機の型締装置によれば、固定金型3、可動金型11の平行度や昇圧バランスに影響されることなく、確実に要求の型締め力を生じさせることができる。
また、楔体62の押圧テーパ面62aと押圧体63の押圧テーパ面63b同士の間および楔体62の底面62bと型締フレーム31側のハウジング61の底部61bとの間に、複数のコロ66を転動可能に配設したので、楔体62の円滑な移動が可能となり、摩耗を大幅に低減することができる。
また、駆動機構73にて、サーボモータ75の回転駆動力をボールねじ74へ伝達するウォームギア76によってサーボモータ75の回転力を減速してボールねじ74に伝達させることにより、大きな力にてボールねじ74を回転させることができる。これにより、サーボモータ75の小型化を図ることができ、省スペース化および省電力化を図ることができる。また、ウォームギア76によりサーボモータ75を、図3において上下方向に軸線を有するように設けることができるので、サーボモータ75の側方への突出を抑え、射出成型機が大型化するのを回避できる。
なお、サーボモータ75として、強力で小型なものを用いるのであれば、ウォームギア76は必ずしも設ける必要はない。
また、互いに対向する平行なテーパ面を有する楔体62の上部突条部62cおよび押圧体63の押圧体突条部63dを形成し、楔体62の後退により押圧体63を型締フレーム31側へ移動させる構造としたので、離型時に、楔体62を後退させて押圧体63を引き込んで可動型盤10を引き寄せることができる。したがって、可動型盤10を引き寄せるための別個の機構を不要とすることができ、構造の簡略化によるコスト低減を図ることができる。
なお、可動型盤10を型締フレーム31側へ引き寄せるために形成した上部突条部62c、押圧体突条部63d同士は、その間にコロ68を設けず、互いに摺接する構造としても良い。
また、押圧機構60としては、可動型盤10を型締フレーム31側へ引き寄せる機能を設けず、型締め力を生じさせる機能のみを設けたものでも良い。この場合は、離型時に可動型盤10を型締フレーム31側へ引き寄せる引き戻し機構を設ける必要がある。
図6に示すものは、可動型盤10を型締フレーム31側へ引き寄せる引き戻し機構81を備えた型締装置30である。
図6に示すように、引き戻し機構81は、ボールねじ82を回転させる駆動モータ83と、ボールねじ82が螺合されたボールねじナット84とを備え、駆動モータ83およびボールねじナット84が、それぞれ型締フレーム31および可動型盤10に固定されている。
そして、この引き戻し機構81を備えた型締装置30では、駆動モータ83によってボールねじ82を回転させることにより、ボールねじナット84とともに可動型盤10を型締フレーム31側へ引き寄せることができる。
次に、押圧機構60の変形例について説明する。
図7に示すものは、楔体62に形成した穴部91内にバネ92を配設し、コロ66が接する押圧板69をコロ66側へ付勢したものである。そして、このような構造とすることにより、コロ66に予圧を付与してガタつきや滑りをなくすことができ、摩耗を極力抑えることができる。
なお、上記の例では、一方の押圧板69をコロ66へ向かって付勢したが、両方の押圧板69を付勢しても良い。また、この押圧板69をコロ66へ向かって付勢する構造は、コロ68を備えた摺動部分に設けても良い。
図8に示す押圧機構60では、一方の押圧板69が分割され、これら押圧板69は、外方へ向かって次第に薄くされている。これら分割された押圧板69は、その間に設けられたバネ93によって互いに離間する方向へ付勢されている。また、この分割された押圧板69の対向側の押圧板69は、中央側から外方へ向かって次第に厚くされている。
つまり、この押圧機構60では、押圧板69の互いの対向面が同一方向に傾斜され、分割された押圧板69が、対向面の傾斜方向前方側にバネ93によって付勢されている。
そして、このような構造とすることにより、コロ66には、バネ93の付勢力により外方へ押し出される分割された押圧板69によって対向側の押圧板69側へ付勢される。これにより、コロ66に対して予圧を付与して滑りを防止し、位置ズレや摩耗を極力抑えることができ、しかも、このコロ66に付与する予圧自体を型締め力として可動型盤10へ付与することができる。また、この構造によれば、コロ66に予圧を付与するバネ93が少数で済み、さらには、組み付け誤差による予圧量の差をなくすことができる。
なお、上記構造も、コロ68を備えた摺動部分に設けても良い。
図9に示すものは、楔体62および押圧体63を一対ずつ設け、押圧体63を、型締め力の付与時における楔体62の前方への移動方向に当接させて配置した押圧機構60である。
このような構造の押圧機構60によれば、楔体62を移動させて型締め力を生じさせる際に生じる押圧体63の水平方向への力を相殺させることができ、押圧体63の水平方向への拘束機構を不要とすることができ、構造の簡略化によるコスト低減を図ることができる。
本実施形態に係る型締装置を備えた射出成型機の側面図である。 図1におけるA−A断面図である。 型締装置を構成する押圧機構の構造を説明する押圧機構の縦断面図である。 型締装置を構成する押圧機構の構造を説明する押圧機構の横断面図である。 押圧機構の動きを説明する押圧機構のそれぞれ断面図である。 他の構造の型締機構を備えた射出成型機の側面図である。 押圧機構の変形例を示す概略断面図である。 押圧機構の変形例を示す概略断面図である。 押圧機構の変形例を示す概略構成図である。
符号の説明
2…固定型盤、3,11…金型、10…可動型盤、30…型締装置、31…型締フレーム、60…押圧機構、62…楔体、62a,63b…押圧テーパ面、62b…底面、62c…上部突条部、63…押圧体、63d…押圧体突条部、66…コロ、69…押圧板、73…駆動機構

Claims (6)

  1. 可動型盤を固定型盤へ押圧し、これら可動型盤と固定型盤との間の射出成型用の金型に型締め力を付与する射出成型機の型締装置であって、
    前記可動型盤の固定型盤側と反対側にて、前記可動型盤と略平行に設置された型締フレームと、この型締フレームから反力を得て前記可動型盤を前記固定型盤側へ押圧する複数の押圧機構とを有し、
    前記複数の押圧機構は、それぞれ前記可動型盤への押圧方向と直交する方向へ移動可能に支持されて先端へ向かって窄まる楔体と、前記楔体を移動させる駆動機構と、前記楔体と一対を成しかつ前記駆動機構によって前進される前記楔体によって前記可動型盤側へ移動される押圧体とからなり、
    前記楔体及び前記押圧体には、互いに対向する平行な押圧テーパ面が形成され、前記楔体の前進により前記楔体側の押圧テーパ面によって前記押圧体側の押圧テーパ面が押圧され、前記押圧体が前記固定型盤側へ移動され、
    前記楔体及び前記押圧体には、互いに対向する平行なテーパ面を有する突条部が互いに噛み合うように形成され、前記楔体の後退により前記楔体側の突条部によって前記押圧体側の突条部が押圧され、前記押圧体が前記固定型盤から離間する方向へ引き寄せられ、
    この押圧機構が前記型締フレームと前記可動型盤との間にて、間隔をあけて複数組配置され、各組の前記駆動機構による前記楔体の移動が独立制御可能とされていることを特徴とする射出成型機の型締装置。
  2. 前記押圧テーパ面同士の間及び前記楔体の底面と前記型締フレームとの間には、前記楔体を移動可能に支持する複数のコロが転動可能に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成型機の型締装置。
  3. 前記押圧テーパ面同士の間の前記コロと、前記楔体の底面と前記型締フレームとの間の前記コロとは、前記楔体の窄まり角度に応じ、オフセット配置されていることを特徴とする請求項2に記載の射出成型機の型締装置。
  4. 前記押圧テーパ面には、前記コロが転動可能に接触する押圧板が設けられ、少なくとも一方の前記押圧板は、前記コロ側へ付勢されていることを特徴とする請求項2または3に記載の射出成型機の型締装置。
  5. 前記押圧テーパ面には、前記コロが転動可能に接触する押圧板が設けられ、これら押圧板は、互いの対向面が同一方向に傾斜され、少なくとも一方の前記押圧板は、前記対向面の傾斜方向前方側に付勢されていることを特徴とする請求項2または3に記載の射出成型機の型締装置。
  6. 前記押圧機構は、前記押圧体及び前記楔体を一対ずつ備え、前記押圧体同士が、前記楔体の前方への移動方向に突き合わされていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の射出成型機の型締装置。
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