JP2013010693A - Mitf−m産生促進剤、及び該mitf−m産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物並びに皮膚用化粧料組成物 - Google Patents

Mitf−m産生促進剤、及び該mitf−m産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物並びに皮膚用化粧料組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、メラノサイトにおけるMITF−M産生促進剤、及び該MITF−M産生促進剤を用いた毛髪用化粧料組成物並びに皮膚用化粧料組成物の提供を目的とする。
【解決手段】 (A)フォルスコリンと、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスからなる群より選ばれる少なくとも1種の植物エキスとからなるMITF−M産生促進剤、及び該MITF−M産生促進剤を用いた毛髪用化粧料組成物並びに皮膚用化粧料組成物を提供する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、メラノサイトにおける色素細胞の分化増殖因子である小眼球症関連転写因子M(microphthalmia−associated transcription factor M:以下、MITF−Mとする)の産生促進剤、及び該MITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物並びに皮膚用化粧料組成物に関する。
加齢による外観変化のひとつである白髪は周囲に老いの印象を与えるため、白髪染めなどで染毛されることが多い。しかし、白髪染め用酸化染毛剤の成分であるパラフェニレンジアミンは体質によってはアレルギーの原因となることがあり、含有されるアルカリ剤により接触性皮膚炎を起こすといった問題もある。そこで、毛髪自体の白髪化を防止する薬剤の開発が求められていた。また、褐色の肌に対する要望も強い。
毛髪の色や皮膚の色を決定するメラニン色素は、毛髪の毛母や皮膚の基底層に分布するメラノサイトで産生される色素成分であり、角質細胞に移送された後、細胞内で核の上方に集合し、紫外線から細胞のDNAを保護するという重要な役割を担っている。
メラニン色素産生の場であるメラノサイトは、自己増殖した色素幹細胞が分化して生成したものであるが、メラニン色素産生能力の低下は、色素幹細胞の自己増殖機能が失われ、新たなメラノサイトを生み出せなくなったことに起因し、色素幹細胞の自己増殖機能の維持には、メラノサイト発生のマスター因子として知られるMITF−Mが必須の遺伝子であるとの報告がなされた(非特許文献1)。このことから、MITF−Mの産生を促進し、色素幹細胞の自己増殖機能を高めることにより、メラノサイトが再生され、毛髪の白髪化予防及び肌の褐色化が達成できると考えられた。このMITF−Mは、メラノサイトの色素合成に関わる酵素であるチロシナーゼや、その関連蛋白質であるTRP−1(Tyrosinase related protein−1)、TRP−2(Tyrosinase related protein−2)の転写制御を行うことも知られている。
メラノサイトにおけるMITF−Mの発現量を高める試みとして、ホップ中の微量成分である特定のカルコン類、フラバノン類およびイソフムロン類などによる効果が報告されている(特許文献1)。しかし、これらの植物エキスで得られるMITF−M産生促進効果は、十分満足できるものではなかった。また、フォルスコリンのMITF−Mの発現量を高める効果についても報告されている(非特許文献2)が、フォルスコリンは水に極めて難溶性で、有機溶剤への溶解度も決して高くないため、優れたMITF−M産生促進効果を発揮する濃度でフォルスコリンを含有する化粧品組成物を得るのは困難であった。
特開2006−28143号公報
SCIENCE、2005、第307巻、720−724頁 Experimental and Molecular Medicine、2009、第41巻、517−524頁
本発明は、メラノサイトにおけるMITF−M産生促進剤、及び該MITF−M産生促進剤を用いた毛髪用化粧料組成物並びに皮膚用化粧料組成物の提供を目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、フォルスコリンと、特定の植物エキスとを併用することにより、メラノサイトにおけるMITF−M産生量が飛躍的に増大することを見出し、この知見に基づき本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、
(1)(A)フォルスコリンと、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、及びワカメエキスからなる群より選ばれる少なくとも1種の植物エキスとからなるMITF−M産生促進剤、
(2)(A)フォルスコリンと、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、及びワカメエキスからなる群より選ばれる少なくとも1種の植物エキスとの配合比が、乾燥質量換算で1:99〜95:5であることを特徴とする前項に記載のMITF−M産生促進剤、
(3)第(1)項又は第(2)項のいずれか1項に記載のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、
(4)第(1)項又は第(2)項のいずれか1項に記載のMITF−M産生促進剤を、フォルスコリンの質量で、0.001〜5質量%含有することを特徴とする毛髪用化粧料組成物、
(5)第(1)項又は第(2)項のいずれか1項に記載のMITF−M産生促進剤を含有する皮膚用化粧料組成物、
(6)第(1)項又は第(2)項のいずれか1項に記載のMITF−M産生促進剤を、フォルスコリンの質量で、0.001〜5質量%含有することを特徴とする皮膚用化粧料組成物、
を提供するものである。
メラノサイトにおけるMITF−M産生能力を飛躍的に増大する効果を有する本発明のMITF−M産生促進剤により、メラノサイトのメラニン色素産生能力を高めることが可能となる。また、これを毛髪用化粧料に配合することで白髪化予防効果が、皮膚用化粧料に配合することで、皮膚の褐色化効果(タンニング効果)が期待できる。
本発明のMITF−M産生促進剤は、(A)フォルスコリンと、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、及びワカメエキスからなる群より選ばれた少なくとも1種の植物エキスとの混合物である。この両成分を併用することにより、メラノサイトにおけるMITF−M産生能力を飛躍的に高めることができる(以下、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、及びワカメエキスからなる群より選ばれた少なくとも1種の植物エキスを(B)成分という)。
フォルスコリンとは、コレウスフォルスコリ(Coleus forskohlii)およびその近縁種であるシソ科植物の塊根の抽出物から分離、精製され、構造決定された物質である。本発明において、フォルスコリンとして、上記植物の塊根から抽出した植物エキスをそのまま用いることができ、また、医薬、生化学試薬等として市販された精製品を用いることもできる。
黒砂糖エキスとは、イネ科サトウキビ属の植物の一種であるサトウキビSaccharum officinarumを原料とする黒砂糖から抽出された植物エキスである。
オレンジエキスとは、ミカン科ミカン属の一種であるオレンジCitrus sinensisの成熟した果皮および果実から抽出された植物エキスである。
チンピエキスとは、ミカン科ミカン属の一種であるウンシュウミカンCitrus unshiuの成熟した果皮から抽出された植物エキスである。
ウメエキスとは、バラ科の一種であるウメ Prunus mume Sieb. et Zucc. の果実から抽出された植物エキスである。
ワカメエキスとは、褐藻綱コンブ目チガイソ科の一種であるワカメUndaria pinnatifidaから抽出された植物エキスである。
本発明が用いるこれらの植物エキスは、いずれも、医薬又は民間薬、食品、化粧料の成分として一般に用いられているものを使用することができる。
フォルスコリン、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスは前記各植物の各種部位から溶媒抽出して得ることができ、市販の各植物エキスを用いることもできる。
黒砂糖エキスとしては、種々のものを使用することができる。例えば、黒砂糖を溶媒抽出して得たものをそのまま用いることができ、黒砂糖の着色成分を分離、濃縮して得られるエキスや、黒砂糖のエタノール抽出物を濃縮した後、水に溶かし、吸着剤で脱色するかあるいは脱色しないエキス、さらには、市販の黒砂糖エキスを用いることもできる。
本発明においては、このように黒砂糖エキスとして糖成分を用いることも、着色成分を用いることもできるが、糖成分を含有するものであることが好ましい。
前記植物エキスの抽出において、使用可能な抽出溶媒に特に制限はなく、水、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの低級1価アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル類、などの極性溶媒、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンなどの炭化水素類を用いることができ、これらの溶媒の1種を用いることも、2種以上からなる混合溶媒を用いることもできる。特に極性溶媒を好ましく用いることができる。
植物エキスの抽出方法に特に制限はなく、例えば、フォルスコリン、黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスなどの植物エキスの前記原料を、20〜40℃の前記溶媒中に、1時間〜7日間浸漬し、濾過する方法を挙げることができる。
前記植物エキスの原料は、乾燥物を用いるのが好ましく、乾燥粉砕物を用いることがさらに好ましい。また、抽出溶媒に浸漬している間、撹拌していてもよく、静置していてもよい。本発明の植物エキスは、抽出操作を繰り返して高濃度の植物エキスとすることもできる。
本発明のMITF−M産生促進剤は、前記(A)フォルスコリンと(B)成分、すなわち黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスからなる群より選ばれた少なくとも1種とからなるが、これらの各成分は抽出溶媒に溶解したそのままの状態で用いることができ、抽出溶媒を揮発させて得た濃縮液の状態で、または、凍結乾燥して得た粉末等の固体状で用いることもできる。さらに、液状の、または固体状の成分を適当な溶媒に再溶解して用いることもできる。
本発明のMITF−M産生促進剤を毛髪用化粧料または皮膚用化粧料として用いる場合、あるいは毛髪用化粧料または皮膚用化粧料に配合する場合、MITF−M産生促進効果は頭皮または皮膚に浸透したときにより発揮されることから、促進剤中の各成分は、溶解した状態にあることが好ましい。
本発明のMITF−M産生促進剤を構成する成分のうち、(B)成分は水及び種々の有機溶剤に容易に溶解するが、(A)フォスコリンは水に極めて難溶性である。したがって、固体状態の成分を再溶解するのに適当な溶媒としては、(A)フォルスコリンを溶解する有機溶剤を用いることが好ましく、皮膚刺激性の低い毛髪用化粧料組成物または皮膚用化粧料組成物を得るために、(A)フォルスコリンを溶解する有機溶剤と、(B)成分を溶解する水との混合溶媒を用いることがより好ましい。(A)フォルスコリンを溶解する有機溶剤としては皮膚刺激性の低いエタノール、1,3−ブチレングリコール、及びこれらの混合溶媒であることが好ましい。水及び各有機溶剤の混合比は特に制限されず、成分の溶解状態及び所望の皮膚刺激性等に応じて当業者が適宜に設定することができる。
本発明がMITF−M産生促進剤の構成成分とする(A)フォルスコリンは、単独でもMITF−Mの発現量を高める効果を有するが、水に難溶の物質であり、有機溶剤への溶解度も決して高くないため、毛髪用・皮膚用化粧料に対する配合量が制限され、MITF−M産生促進効果もそれにより制限される。しかし、ここに(B)成分を併用することによってMITF−M産生促進効果が増大するため、(A)フォルスコリンの濃度が低くてもMITF−M産生促進効果に優れた毛髪用化粧料組成物・皮膚用化粧料組成物を得ることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤において、(A)フォルスコリンと(B)成分との比率に特に制限はないが、(A)フォルスコリンの質量と(B)成分の乾燥質量との比が、1:99〜95:5であることが好ましく、3:97〜85:15にあることがより好ましい。(A)フォルスコリンと(B)成分との比率が前記範囲にあるとき、特に顕著なMITF−M産生促進効果を得ることができる。(B)成分の比率が前記下限より少ないと、フォルスコリンとの相乗効果があまり期待できず、また、(B)成分を前記上限を超えて配合しても、配合量に見合う効果が得られないおそれがある。
(毛髪用化粧料、皮膚用化粧料)
本発明のMITF−M産生促進剤は、頭皮・頭髪に適用する医薬品、医薬部外品、薬用又は化粧用の製剤類をはじめとする各種の外用剤に配合することができ、整髪料、頭皮料、洗髪料、ヘアリンス、養毛料などに配合して、毛髪のメラニン色素形成を促進する毛髪用化粧料として用いることができる。
また、本発明のMITF−M産生促進剤は、皮膚に適用する医薬品、医薬部外品、薬用又は化粧用の製剤類をはじめとする各種の外用剤に配合することができ、化粧水、乳液、ボディローション、ボディクリームなどに配合して、皮膚のメラニン色素形成を促進する皮膚用化粧料として用いることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を毛髪用化粧料、皮膚用化粧料に配合する場合の配合量に特に制限はないが、フォルスコリンの有機溶剤への溶解度から、毛髪用化粧料組成物及び皮膚用化粧料組成物中のフォルスコリンの濃度は、0.001〜5質量%であることが好ましく、0.001〜4質量部であることがより好ましい。フォルスコリンの濃度が前記上限を超えると、フォルスコリンが析出して、配合量に見合う効果が得られないおそれがある。一方、フォルスコリンの濃度が前記下限未満では、(B)成分を併用しても、メラノサイトでの十分なMITF−M産生促進効果が得られないおそれがある。
MITF−M産生促進効果はフォルスコリンの濃度が高いほど、強くなる傾向にあるが、フォルスコリンの濃度を低く抑えることによって、有機溶剤の使用量を下げることができ、それによって皮膚刺激性の低い毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物を得ることができる。MITF−M産生促進効果及び皮膚刺激性の観点からフォルスコリンのより好ましい配合量は、0.001〜1質量%である。
本発明の毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、前記MITF−M産生促進剤に加え、皮膚外用剤用として公知の機能成分、例えば、保湿剤、エモリエント剤、血行促進剤、細胞賦活化剤、抗酸化剤、抗炎症剤、抗菌剤、過酸化物抑制剤など、を配合することができる。
公知の機能成分として、より具体的には、グリセリン、尿素、アミノ酸、ヒアルロン酸類などの保湿剤;スクワラン、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ホホバ油、シリコン油などのエモリエント剤;ビタミンE類、トウガラシチンキなどの血行促進剤;核酸などの細胞賦活化剤、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ジブチルヒドロキシアニソール(BHA)、酢酸トコフェロールなどの抗酸化剤;グリチルリチン、アラントインなどの抗炎症剤;ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン塩、パラヒドロキシ安息香酸エステルなどの抗菌剤;スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)などの過酸化物抑制剤など、種々の機能成分を配合することができ、オウゴンエキス、イチョウエキス、胎盤抽出物、乳酸菌培養抽出物などの植物・動物・微生物由来の各種抽出物なども制限なく添加して使用することができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型に特に制限はなく、例えば、ペースト剤、クリーム、ジェル、軟膏、ローション、乳液、パック、パウダー、ハップ剤などとして用いることができる。
また、本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、その剤型化のために界面活性剤、油脂類などの基材成分や、必要に応じて増粘剤、防腐剤、等張化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、香料、着色料などの種々の添加物を併用することができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型化に使用可能な界面活性剤に特に制限はなく、例えば、高級アルコールのアルキレンオキシド付加物、高級アルキルアミンのアルキレンオキシド付加物、高級脂肪酸のアルキレンオキシド付加物、高級脂肪酸アミドのアルキレンオキシド付加物、多価アルコールの脂肪酸エステル、硬化ひまし油のアルキレンオキシド付加物、ポリエチレングリコールソルビタンアルキルエステル、ステロール等のアルキレンオキシド付加物などの非イオン界面活性剤;アルキル硫酸ナトリウム、アルキロイルメチルタウリンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸ナトリウムなどの陰イオン界面活性剤;塩化アルキルピリジニウム、塩化ジステアリルジメリルアンモニウムなどの陽イオン界面活性剤;アミノプロピオン酸ナトリウム、アルキルポリアミノエチルグリシンなどの両性界面活性剤などを用いることができる。これらの界面活性剤は1種を用いることができ、2種以上を用いることもできる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型化に使用可能な基材成分に特に制限はなく、例えば、オリーブ油、ツバキ油、アボカド油、マカデミアナッツ油、杏仁油、ホホバ油、スクワラン、スクワレン、馬油など、公知の油脂類を用いることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型化に使用可能な増粘剤にも特に制限はなく、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルアクリルアミド、ポリエチレングリコール、及びこれらの各種誘導体;ヒドロキシアルキルセルロースなどのセルロース類及びその誘導体;デキストラン、ゼラチン、アラビアガム、トラガントガムなどのガム類;カルボキシビニルポリマーなどの水溶性高分子を用いることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型化に使用可能な防腐剤に特に制限はなく、例えば、パラヒドロキシ安息香酸エステル、パラオキシ安息香酸塩とその誘導体、フェノキシエタノール、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン塩などを用いることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型化に使用可能な等張化剤に特に制限はなく、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどの無機塩類を用いることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物に使用可能な紫外線吸収剤に特に制限はなく、例えば、パラアミノ安息香酸、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤などを用いることができる。
本発明のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物、皮膚用化粧料組成物の剤型化に使用可能なキレート剤に特に制限はなく、例えば、エチレンジアミン四酢酸、フィチン酸、クエン酸及びこれらの水溶性塩などを用いることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
・フォルスコリン
以下に示す実施例においては、生化学試薬として市販のフォルスコリン(Sigma Aldrich社製)または、コレウスホルスコリ根エキス(サビンサジャパンコーポレーション製、フォルスコリン含有量95%)を用いた。
・黒砂糖エキス
黒砂糖を粉砕し、50gを375mlの50質量%エタノール水溶液に室温(約25℃)下で浸漬した。24時間後これをろ過し、得られた濾液から水、エタノールを減圧留去し、さらに凍結乾燥し、粉末状の黒砂糖エキス(43.34g)を得、以下に示す実施例に使用した。
・オレンジエキス
成熟したオレンジを果皮ごと1cm角に刻み、これを乾燥後粉砕し、50gを375mlの50質量%エタノール水溶液に室温(約25℃)下で浸漬した。24時間後これをろ過し、得られた濾液から水、エタノールを減圧留去し、さらに凍結乾燥し、粉末状のオレンジエキス(16.01g)を得、以下に示す実施例に使用した。
・チンピエキス
乾燥したウンシュウミカンの果皮を粉砕し、50gを375mlの50質量%エタノール水溶液に室温(約25℃)下で浸漬した。24時間後これをろ過し、得られた濾液から水、エタノールを減圧留去し、さらに凍結乾燥し、粉末状のチンピエキス(14.34g)を得、以下に示す実施例に使用した。
・ウメエキス
乾燥したウメの果肉の粉砕物の50gを、375mlの50質量%エタノール水溶液に室温(約25℃)下で浸漬した。24時間後これをろ過し、得られた濾液から水、エタノールを減圧留去し、さらに凍結乾燥し、粉末状のウメエキス(10.43g)を得、以下に示す実施例に使用した。
・ワカメエキス
乾燥したワカメの粉砕物の50gを、375mlの50質量%エタノール水溶液に室温(約25℃)下で浸漬した。24時間後これをろ過し、得られた濾液から水、エタノールを減圧留去し、さらに凍結乾燥して、粉末状のワカメエキス(1.98g)を得、以下に示す実施例に使用した。
・ホップエキス
乾燥したホップの雌花穂の粉砕物の50gを、375mlの50質量%エタノール水溶液に室温(約25℃)下で浸漬した。24時間後これをろ過し、得られた濾液から水、エタノールを減圧留去し、さらに凍結乾燥して、粉末状のホップエキス(6.01g)を得、以下に示す比較例に使用した。
(1)MITF−M産生促進剤
フォルスコリン(Sigma Aldrich社製)は、ジメチルスルホキシドに種々の濃度で溶解し、ジメチルスルホキシドの最終濃度が0.1質量%となるように培地中に添加した。
黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキス、ホップエキスは、50質量%エタノール水溶液に種々の濃度で溶解し、エタノールの最終濃度が0.5質量%となるように培地中に添加した。
フォルスコリン及び/又は植物エキスを添加した培地は、予め0.22μmメンブランフィルターを用いて滅菌濾過したものを使用した。
フォルスコリン及び植物エキスの培地中の最終濃度を表2に示す。
1)細胞の培養とRNAの精製
24ウェルプレートの各ウェルにヒト正常メラノサイト専用培地(HMGS添加Medium254培地、クラボウ製)に懸濁したヒト正常メラノサイト(HEMn−MP、クラボウ製)を10,000 cells/ウェルずつ播種した。37℃で7日間培養した後、表2に記載の濃度でフォルスコリン及び/又は各植物エキスを添加した同培地に交換し、3時間培養した。培養後、培地を除去し、ヒト正常メラノサイトをリン酸緩衝液で洗浄した後、Sigma社のプロトコルに従ってTRIzol試薬(sigma社製)を混合し、トータルRNAを精製した。
2)cDNAの合成
トータルRNA精製品を元に、High−Capacity cDNA synthesis Kit(アプライドバイオシステムズ社製)を用い、アプライドバイオシステムズ社のプロトコルに従ってcDNAを合成した。
PCR用96ウェルプレート(バイオ・ラッド ラボラトリーズ(株)製)の各ウェルへ、High−Capacity cDNA synthesis Kitの10×RT
バッファー溶液を2.0μL、25×dNTP Mix(100mM)を0.8μL、10×RTランダムプライマーを2.0μL、MultiScribeTM Reverse
Transcriptase (逆転写酵素)を1.0μL、RNA分解酵素阻害剤を1.0μL、ULTRASPEC WATER(バイオ・ラッド ラボラトリーズ(株)製)を3.2μL添加し、各植物エキスを添加したサンプルから精製したRNAの1μgを添加し混合し、iQ サーマルサイクラー(582BR、バイオ・ラッド ラボラトリーズ(株)製)を用いて、25℃で10分間、37℃で120分間保持の後、85℃で5分間インキュベートした。これをTEバッファーにて20倍に希釈し、cDNAのTEバッファー溶液を得た。
3)リアルタイムPCRによるMITF−Mの定量
PCR用96ウェルプレートの各ウェルへ、iQ SYBR Green Supermix(バイオ・ラッド ラボラトリーズ(株)製)を12.5μL、目的遺伝子であるMITF−Mを増幅するためのフォワードプライマー(5pmol/μL)を1.5μL、リバースプライマー(5pmol/μL)を1.5μL、cDNAのTEバッファー溶液を2μL、RNaseフリー水を7.5μL加えた。増幅の1サイクルの温度条件は、熱変性を95℃で15秒、アニーリングを56℃で30秒、伸長反応を72℃で30秒とした。
MyiQ single−colorリアルタイムPCR解析システム(バイオ・ラッド ラボラトリーズ(株)製)で、増幅過程の蛍光強度をモニタリングし、一定の蛍光強度が得られるサイクル数からMITF−MのmRNA量を求め、これをGAPDHのmRNA量で補正した。
表1に、MITF−M増幅用プライマーおよび内部標準遺伝子として使用したグリセルアルデヒド3リン酸脱水素酵素(GAPDH)の増幅用プライマー(インビトロジェン社製)を示す。また、表2には、本発明のMITF−M産生促進成分である(A)フォルスコリン、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキス、および比較例として用いたホップエキスの培地中の配合濃度(乾燥質量換算)とMITF−M産生促進剤無添加時のMITF−MのmRNA量を1.00としたときの、相対発現量比を示す。
Figure 2013010693
Figure 2013010693
Figure 2013010693
表2に示すように、本発明の(A)フォルスコリンと(B)成分とからなるMITF−M産生促進剤は、いずれの組み合わせにおいても優れたMITF−M産生促進効果を示し、(A)フォルスコリンと(B)成分の合計量が多いほど、MITF−M産生促進効果が高まることが確認された。
一方、フォルスコリンとホップエキスとの併用に、MITF−M産生量に対する相乗効果は認められなかった(比較例21)。
(2)毛髪用化粧料組成物の抗白髪効果
本発明のMITF−M産生促進剤として、(A)フォルスコリン含有量95%のコレウスホルスコリ根エキスと、(B)成分とを毛髪用化粧料(シャンプー、コンディショナー、ヘアトニック)に配合して、抗白髪効果を評価した。
毛髪用化粧料組成物(シャンプー、コンディショナー、ヘアトニック)の組成を以下に示し、(A)コレウスホルスコリ根エキス、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキス、およびホップエキスの添加量を表3に示す。コレウスホルスコリ根エキスは、サビンサジャパンコーポレーション製を、黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスおよびホップエキスは50質量%エタノール水溶液で抽出した各植物エキスの凍結乾燥物を用いた。なお、配合量の単位は質量部で、精製水の「残量」とは全量を100質量部とする量である。また、シャンプーにおけるクエン酸25%水溶液の適量とは、pHを約5.5に調整するに要する量、塩化ナトリウム10%水溶液の適量とは、粘度を約1500mPa・sに調整するに要する量である。
Figure 2013010693
Figure 2013010693
Figure 2013010693
Figure 2013010693
評価
実施例36〜40、比較例22〜30の頭髪用化粧料組成物(シャンプーとコンディショナー、ヘアトニック)について、それぞれ30〜60歳代の白髪のある男女10名を被験者とした。
シャンプー及びコンディショナーについては毎日の入浴時に、ヘアトニックについては毎朝および毎日の入浴後に適量を使用した。このモニター試験を6ヶ月間継続し、使用前後の頭頂部の毛髪200本あたりの白髪の本数を比較して、下記の基準にて評価した。
5点(著効):使用前の白髪の本数に対し、使用後の白髪の本数が80%未満となった場合
4点(有効):使用前の白髪の本数に対し、使用後の白髪の本数が80%以上85%未満となった場合
3点(有効):使用前の白髪の本数に対し、使用後の白髪の本数が85%以上90%未満となった場合
2点(有効):使用前の白髪の本数に対し、使用後の白髪の本数が90%以上95%未満となった場合
1点(やや有効):使用前の白髪の本数に対し、使用後の白髪の本数が95%以上100%未満の場合
0点(無効):使用前の白髪の本数に対し、使用後の白髪の本数が100%以上となった場合
次に、各毛髪用化粧料に対する被験者10名の評価点を合計し、以下の基準により効果を判定した。
A: 評価点の合計が 41〜50点
B: 評価点の合計が 31〜40点
C: 評価点の合計が 21〜30点
D: 評価点の合計が 11〜20点
E: 評価点の合計が 6〜10点
F: 評価点の合計が 5点以下
評価結果を表4−1、表4−2に示す。尚、この期間中、前記以外の頭髪用化粧料については、通常使用しているものをそのまま使用した。使用期間中に皮膚の異常を訴えたものはいなかった。
Figure 2013010693
本発明のMITF産生促進剤を配合した実施例36〜40の毛髪用化粧料に、白髪の改善効果が認められた。
(3)皮膚用化粧料組成物のタンニング効果
本発明のMITF−M産生促進剤として、(A)コレウスホルスコリ根エキスと、(B)成分とを皮膚用化粧料(ボディローション、ボディクリーム)に配合して、タンニング効果を評価した。
皮膚用化粧料組成物(ボディローション、ボディクリーム)の組成を以下に示し、(A)コレウスホルスコリ根エキス、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキス、およびホップエキスの添加量を表3に示す。コレウスホルスコリ根エキスは、サビンサジャパンコーポレーション製を、黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスおよびホップエキスは50質量%エタノール水溶液で抽出した各植物エキスの凍結乾燥物を用いた。なお、配合量の単位は質量部で、表中の精製水の「残量」とは全量を100質量部とする量である。
Figure 2013010693
Figure 2013010693
Figure 2013010693
評価
実施例41〜45、比較例31〜39の皮膚用化粧料組成物(ボディローション、ボディクリーム)について、それぞれ男女5名を被験者とした。
実施例および比較例の皮膚用化粧料を、1日2回上腕内側部に塗布し、1ヶ月間連続使用した後の試験部位とその周りの皮膚の明暗度を比較して下記の基準にて評価した。
2点:無塗布部と比較して褐色に変化
1点:無塗布部と比較してやや褐色に変化
0点:無塗布部と比較して変化なし
次に、各皮膚用化粧料に対する被験者5名の評価点を合計し、以下の基準により効果を判定した。
A: 評価点の合計が 7〜10点
B: 評価点の合計が 3〜6点
C: 評価点の合計が 2点以下
評価結果を表5−1、表5−2に示す。尚、この期間中に皮膚の異常を訴えたものはいなかった。
Figure 2013010693
本発明のMITF産生促進剤を配合した実施例41〜45の皮膚用化粧料に、良好なタンニング効果が認められた。
本発明のMITF−M産生促進剤は、メラノサイトにおけるMITF−M産生量の増大に優れた効果を発揮するため、これを頭髪用化粧料組成物に配合することにより、白髪の予防、緩和、改善の効果が、皮膚用化粧料組成物に配合することにより、タンニング効果が期待できる。

Claims (6)

  1. (A)フォルスコリンと、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスからなる群より選ばれる少なくとも1種の植物エキスとからなるMITF−M産生促進剤。
  2. (A)フォルスコリンと、(B)黒砂糖エキス、オレンジエキス、チンピエキス、ウメエキス、ワカメエキスからなる群より選ばれる少なくとも1種の植物エキスとの配合比が、乾燥質量換算で1:99〜95:5であることを特徴とする請求項1に記載のMITF−M産生促進剤。
  3. 請求項1または2に記載のMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物。
  4. 請求項1または2に記載のMITF−M産生促進剤を、フォルスコリンの質量で、0.001〜5質量%含有することを特徴とする毛髪用化粧料組成物。
  5. 請求項1または2に記載のMITF−M産生促進剤を含有する皮膚用化粧料組成物。
  6. 請求項1または2に記載のMITF−M産生促進剤を、フォルスコリンの質量で、0.001〜5質量%含有することを特徴とする皮膚用化粧料組成物。
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