JP2013009951A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ機のサブ統合制御装置では、新たに発生した保留記憶に係る大当り決定用乱数等の値についての判別結果を示す先読みコマンドに基づき、該保留記憶についての先読み演出を行うか否かを決定し(S615)、先読み演出を行う場合には、先読みタイマに所定のタイマ値を設定すると共に、先読み実行カウンタに1〜4のいずれかの数を設定する(S630,S635)。そして、先読みタイマがタイムアウトするか、或いは、先読み実行カウンタに設定された数の保留記憶が新たに発生した際に、新たに発生した保留記憶に対応する保留図柄を当りへの期待度に応じて変化させる。
【選択図】図15
Description
ところで、特許文献1に記載の弾球遊技機によれば、先読み演出が開始されても、新たに所定数の保留記憶を発生させなければ当りへの期待度が判明しないため、遊技者は遊技球の発射を継続すると考えられる。このため、弾球遊技機の稼働率の低下を防ぐことができるが、遊技球の発射が継続されたとしても、所定数の保留記憶が新たに発生する前に、先読み演出の対象となる保留記憶に基づく大当り演出(大当りとなるか否か、すなわち大当り、リーチハズレ、及びノーマルハズレ等の結果に至るまでの過程において、これらの結果を示唆する演出)が開始されてしまう場合もあり、このような場合には、先読み演出が不完全なものとなってしまう。
また、第一条件成立時には、予め設定された態様に従い先読み演出が行われるため、第一条件成立時に表示されている後続保留図柄の数に応じて先読み演出の態様を差し替えるといった必要は無く、先読み演出を行う際の処理負荷を低減させることができる。
また、特許文献1に記載の弾球遊技機では、新たな保留記憶が発生すると、該保留記憶についての先読み演出を行うか否かが決定され、先読み演出が行われることが決定された場合には、該保留記憶に対応して、先読み演出が行われない場合とは異なる保留図柄(先読み示唆保留図柄)が表示される。そして、該保留記憶よりも後に発生した後続保留記憶に対応して当りへの期待度に応じた後続保留図柄を表示することで、先読み演出が行われる。
すなわち、遊技球の始動口への入球に起因して抽出された乱数に基づき大当り抽選を行うと共に、前記乱数に基づき定められた内容であって、且つ大当りとなるか否かを示唆する大当り演出を行うことで、前記大当り抽選の結果を報知する弾球遊技機であって、前記乱数を保留記憶として記憶する保留記憶手段と、前記保留記憶に係る前記乱数に基づき前記大当り抽選を行い、該保留記憶を消化する抽選手段と、前記保留記憶に係る前記乱数に基づく前記大当り抽選が行われる前に、該乱数が特定値か否かを示す先読み情報を生成する先読み手段と、消化されていない前記保留記憶に対応する保留図柄を表示する保留図柄表示手段と、消化されていないいずれかの前記保留記憶について、該保留記憶に係る前記乱数に基づく前記大当り抽選の結果について事前に予告する先読み演出を行うか否かを決定する決定手段と、前記決定手段により前記先読み演出を行うことが決定された後、予め定められた新規保留数の前記保留記憶が新たに生成された時点で、該先読み演出の対象となる前記保留記憶についての前記先読み情報に基づき、該保留記憶に対応する前記保留図柄を変化させる先読み演出手段と、を備えることを特徴としても良い。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、第一実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に構成される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定の回数にわたり、所定時間の開放が行われる。具体的には、通常の遊技状態であれば、1回の当選により約2.6秒の開放が2回行なわれる。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘4が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
発射制御装置84は、発射モータ30を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を表示させる。
次に、第一実施形態のパチンコ機50の動作について説明する。
第一実施形態のパチンコ機50は、常時入賞が可能な第1始動口11と、上述した普通図柄抽選での当選により一定期間にわたり開放され、入賞が可能となる第2始動口12が設けられており、第1,第2始動口11,12への入賞に起因して抽出された乱数による大当り抽選が行われる。また、パチンコ機50では、第1,第2始動口11,12への入賞により抽出された乱数が最大4個まで保留記憶として記憶され、各保留記憶に対応する保留図柄が表示されると共に、大当り抽選で当たると、所定ラウンド数の大当り遊技が行われる。
(1)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図5に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
(2)始動入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶の生成等を行う始動入賞確認処理について、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理(S50)からコールされるサブルーチンとして構成されている。
(3)先読み判定処理について
次に、新たに発生した保留記憶に対応する大当り決定用乱数等の値について判定する先読み判定処理について、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、始動入賞確認処理からコールされる。
次に、保留記憶として記憶された大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図8〜11のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される処理である。
S300では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S300:Yes)、S305に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S300:No)、S340に処理を移行する。
(5)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技の進行を制御する大当り遊技処理について、図12〜14のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メインルーチンから実行される処理である。
続いて図13に関して、大入賞口14の開放中に移行するS430では、主制御装置80は、大入賞口14に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S430:Yes)、S440に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S430:No)、S435に処理を移行する。
S445では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S465では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
S485では、主制御装置80は、大当り遊技後に確変モードに移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S485:Yes)、確変モード中に実行可能な大当り抽選の回数(確変回数)を設定すると共に(S490)、確変フラグをセットし(S495)、S500に処理を移行する。
次に、保留記憶に対応する保留図柄を演出図柄表示装置6に表示する保留表示処理について、図15に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
一方、S610にて先読み演出を行うことが決定済みであると判定された場合に移行するS645では、サブ統合制御装置83は、先読み実行カウンタをデクリメントし、S650に処理を移行する。
S670では、サブ統合制御装置83は、第二条件が成立していない場合に、演出図柄制御装置82に対し、新たに発生した保留記憶に対応する保留図柄を表示させると共に、該保留記憶について先読み演出を行うことが決定された場合には、該保留記憶に対応して、先読み演出が行われない場合の保留図柄(通常保留図柄)とは異なる先読み示唆保留図柄を表示させ、本処理を終了する。
次に、先読み演出を行うことが決定された後、遅延時間が経過した際に(第一条件が成立した際に)、後続保留図柄を変化させる先読み実行タイマ減算処理について、図16に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、上述した保留表示処理に続いて、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
このように、本実施形態では、同じタイマ割り込み処理内において、上述した先読み演出実行処理S655を備えた保留表示処理と、これに続いて先読み演出実行処理S715を備えた先読み実行タイマ減算処理を実行するので、第一条件或いは第二条件の何れか早く成立したことに基づいて先読み演出が実行される。また、仮に同時に、つまり同じタイマ割り込み処理内で何れの条件も成立するような場合が発生しても、本実施形態では先ず第二条件の成立可否をS655にて判定することにより、優先して実行するように構成しているので、不具合が発生するおそれはない。なお、第一条件と第二条件の優先順位を逆転してプログラムを構成しても良い。
次に、先読み演出の内容について説明する。
図17(a)に記載の表は、大当り演出でノーマル外れ(大当り抽選で外れとなる場合に大当り演出でリーチ外れとならないこと),リーチ外れとなる確率と、大当り抽選で当る確率を示すと共に、ノーマル外れ,リーチ外れ,当りとなる各保留記憶において、それぞれ、先読み演出が行われる確率(先読み出現率)を示している。
また、図17(c)に記載の表は、第二条件に係る後続保留数の選択率を示している。該表が示すように、後続保留数として1〜4の数値が設定されると共に、各数値は1/4の確率で選択される。なお、後続保留数として各数値が選択される確率を必ずしも均等にする必要は無く、いずれかの数値が選択される確率を高くしても良い。こうすることにより、先読み演出に変化を持たせることができる。
先読み演出として、第一条件或いは第二条件成立時の後続保留記憶の個数に応じた複数の種類が設けられていると共に、各個数に対応する先読み演出として、さらに、信頼度の異なる複数の種類が設けられている。
同様にして、3番目に消化される保留記憶として新たな保留記憶が発生し、該保留記憶についての先読み演出を行うことが決定されると、該保留記憶に対応する保留図柄として、先読み示唆保留図柄102が表示される(図19(a)参照)。このとき、遅延時間として25秒が設定されると共に、抽選により第二条件に係る後続保留数として2が選択され、先読み実行カウンタに2が設定されたとする。
第一実施形態のパチンコ機50によれば、予告を行う起因となった保留記憶よりも後に発生した後続保留記憶に対応する後続保留図柄を変化させることで先読み演出が行われるため、先読み演出を行うことが決定された後、新たに保留記憶を発生させて後続保留図柄を表示させなければ先読み演出の信頼度が判明しない。このため、遊技者は、先読み演出を行うことが決定された後も遊技球の発射を継続すると考えられる。
[変形例について]
第一実施形態では、先読み演出が行われることが決定されると、先読み演出の対象となる保留記憶に対応して先読み示唆保留図柄が表示されるが、一時的に先読み示唆保留図柄を表示した後、先読み示唆保留図柄に替えて通常保留図柄を表示しても良い。このような場合であっても、遊技者に先読み演出が行われることを知らせることができる。また、一時的に先読み示唆保留図柄が表示される、すなわち継続的には表示されないことによって、遊技者は先読み示唆保留図柄の表示されるタイミングを見逃すまいと表示態様を一層注視することになり、遊技者の興味を惹き付けることが可能となる。
次に、第二実施形態のパチンコ機50について説明する。第二実施形態のパチンコ機50も、第一実施形態のパチンコ機50と同様に構成されているが、先読み演出の態様が異なっている。第二実施形態のパチンコ機50では、先読み演出の開始が決定されると、第1,第2始動口11,12への入球に起因して先読み演出の対象となっている保留記憶に対応する保留図柄を変化させることで、該保留記憶で当るか否かを予告する。以下では、第二実施形態のパチンコ機50の動作について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。
第二実施形態のパチンコ機50の主制御装置80は、第一実施形態と同様のメインルーチンにより動作し、第一実施形態と同様の当否判定処理,特別遊技処理,先読み判定処理等が行われるが、始動入賞確認処理の内容が異なっている。また、サブ統合制御装置83では、第一実施形態とは異なる内容の保留表示処理が行われ、先読み実行タイマ減算処理は行われない。以下では、これらの処理について説明する。
第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動入賞確認処理について、図22に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
次に、保留記憶に対応する保留図柄を演出図柄表示装置6に表示する保留表示処理について、図23に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
一方、S850にて保留数コマンドを受信していないと判定された場合に移行するS885では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から始動口入賞信号コマンドを受信したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S885:Yes)、S890に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S885:No)、S905に処理を移行する。
S905では、サブ統合制御装置83は、演出図柄制御装置82に対し、新たに発生した保留記憶に対応する保留図柄を表示させると共に、該保留記憶について先読み演出を行うことが決定された場合には、該保留記憶に対応して、設定された先読み演出のパターンに従い先読み保留図柄を表示させる。また、先読み保留図柄のランクアップが生じた場合には、表示中の先読み保留図柄に替えて、新たに設定された先読み保留図柄を表示させる。そして、本処理を終了する。
次に、先読み演出の内容について説明する。
図24(a)に記載の表は、大当り演出でノーマル外れ,リーチ外れとなる確率と、大当り抽選で当る確率(出現率)を示すと共に、ノーマル外れ,リーチ外れ,当りとなる保留記憶に対して、それぞれ、先読み演出が行われる確率(先読み出現率)を示している。
具体的には、例えば、大当り抽選で必ず当ることを示す先読み保留図柄(当り保留図柄)と、大当り抽選で必ず外れることを示す先読み保留図柄(外れ保留図柄)を設けておき、過剰入賞が発生した場合には、先読み演出のパターンに関らず、対象となる保留記憶による大当り抽選で当るか否かに応じて、先読み保留図柄を当り保留図柄或いは外れ保留図柄に変化させても良い。
[効果]
第二実施形態のパチンコ機50によれば、保留記憶の数に拘らず、遊技球が第1,第2始動口11,12に入球する度に先読み演出の対象となる保留記憶に対応する保留図柄が変化する。このため、先読み演出が行われている最中の遊技者の止め打ちを防ぐことができると共に、保留記憶の数が上限に達した場合であっても、遊技者に遊技球の発射を促すことができ、弾球遊技機の稼働率の低下を防ぐことができる。
次に、第三実施形態のパチンコ機50について説明する。第三実施形態のパチンコ機50も、第一実施形態のパチンコ機50と同様に構成されているが、先読み演出の態様が異なっている。第三実施形態のパチンコ機50では、先読み演出の開始が決定された後、所定数の保留記憶が新たに発生した時点で、先読み演出の対象となる保留記憶に対応する保留図柄を変化させることで、先読み演出が行われる。以下では、第三実施形態のパチンコ機50の動作について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。
第三実施形態のパチンコ機50の主制御装置80は、第一実施形態と同様のメインルーチンにより動作し、第一実施形態と同様の処理を行う。一方、サブ統合制御装置83では、第一実施形態とは異なる内容の保留表示処理が行われ、先読み実行タイマ減算処理は行われない。以下では、保留表示処理について説明する。
保留記憶に対応する保留図柄を演出図柄表示装置6に表示する保留表示処理について、図27に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
一方、S960にて先読み演出を行うことが決定済みであると判定された場合に移行するS990では、サブ統合制御装置83は、先読み実行カウンタをデクリメントし、S995に処理を移行する。
S1010では、サブ統合制御装置83は、演出図柄制御装置82に対し、新たに発生した保留記憶に対応する保留図柄を表示させ、本処理を終了する。
次に、先読み演出の内容について説明する。
図28(a)に記載の表は、大当り演出でノーマル外れ,リーチ外れとなる確率と、大当り抽選で当る確率(出現率)を示すと共に、ノーマル外れ,リーチ外れ,当りとなる保留記憶において、それぞれ、先読み演出が行われる確率(先読み出現率)を示している。
第三実施形態のパチンコ機50によれば、保留記憶が発生した直後には該保留記憶についての先読み演出が行われるかどうかが判明せず、保留記憶が新たに発生した後に該先読み演出が行われる。つまり、今回発生した保留記憶によって内部的には先読み演出が行われることになったとしても、当該保留記憶よりも後に保留記憶を発生させなければ、結果的には先読み演出が実行されないので、遊技者は保留を発生させようとする。しかし、遊技者は、先読み演出が実行されるまでは、常に更なる保留記憶を発生させる必要に迫られることになり、このため、遊技者の止め打ちを防ぐことができ、パチンコ機50の稼働率を向上させることができる。
(1)第一〜第三実施形態のパチンコ機50では、先読み演出を行うか否かの決定や、先読み演出の態様の決定等、先読み演出に関する各種処理がサブ統合制御装置83にて行われているが、これに限定されることは無く、主制御装置80にてこれらの処理を行っても良い。こうすることにより、主制御装置80にて先読み演出の状況を把握することができ、先読み演出の状況に応じて大当り演出の内容を設定する等といったことが可能となる。
また、既に述べたように、特許文献1に記載の弾球遊技機は、後続保留記憶に対応して通常時とは異なる後続保留図柄を表示すると共に、所定数の後続保留図柄が表示された時点で、これらの後続保留図柄の組合せにより先読み演出の期待度が判明するように構成された先読み演出を行うが、このような先読み演出と、第一〜第三実施形態における先読み演出のうちの少なくとも一つを、1台のパチンコ機50で行っても良い。
(3)また、第一〜第三実施形態では、新たな保留記憶が発生した際に、該保留記憶について先読み演出を行うか否かを決定するよう構成されているが、これに限らず、例えば、消化されていない複数の保留記憶の中から、先読み演出を行う保留記憶をランダムに選択しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
また、第二実施形態における始動入賞確認処理のS800が検出手段に、S810が保留記憶手段に、S815が先読み手段に、保留表示処理のS865が決定手段に、S905が保留図柄表示手段,先読み演出手段に相当する。
Claims (2)
- 遊技球の始動口への入球を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記入球が検出されると乱数を抽出すると共に、抽出した前記乱数を保留記憶として記憶する保留記憶手段と、
前記保留記憶に係る前記乱数に基づき大当り抽選を行い、該保留記憶を消化する抽選手段と、
前記保留記憶に係る前記乱数に基づき定められた内容で大当りとなるか否かを示唆する大当り演出を行うことで、該乱数に基づく前記大当り抽選の結果を報知する大当り演出手段と、
消化されていない前記保留記憶に対応する保留図柄を表示する保留図柄表示手段と、
前記保留記憶に係る前記乱数に基づく前記大当り抽選が行われる前に、該乱数が特定値か否かを示す先読み情報を生成する先読み手段と、
消化されていないいずれかの前記保留記憶について、該保留記憶に係る前記乱数に基づく前記大当り抽選の結果について事前に予告する先読み演出を行うか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段により前記先読み演出を行うことが決定された場合に、前記検出手段により前記入球が検出されると、前記先読み情報に基づき設定された態様で、前記先読み演出の対象となる前記保留記憶に対応する前記保留図柄を変化させることで、前記先読み演出を行う先読み演出手段と、
を備えることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記保留記憶手段は、消化されていない前記保留記憶の数が予め定められた上限数未満である場合に新たな前記保留記憶を生成し、
前記先読み演出手段は、前記先読み演出において、消化されていない前記保留記憶の数が前記上限数に達している場合には、前記保留記憶の数が前記上限数未満である場合に比べ、該先読み演出の対象となる前記保留記憶に係る前記乱数に基づく前記大当り抽選の結果を、より正確に予告すること、
を特徴とする弾球遊技機。
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