JP2013005153A - 符号化装置及び符号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ値の変化頻度の低下を防止し、且つコマンドコードの設定を柔軟に行うことができる符号化装置を提供する。
【解決手段】4B5Bエンコーダ3は、入力される4ビットデータを、データ値「0」が、冒頭側,末尾側にそれぞれ1ビットまで、且つ全体では連続して2ビットまでとなる5ビットのデータパターンに変換し、5Nビットコマンドエンコーダ4は、5Nビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換する。そして、変換されたデータ及びコマンドを、NRZIエンコーダ7によりNRZI符号に変換する
【選択図】図3

Description

本発明は、データ及びコマンドを、クロック抽出に適した形式に符号化する符号化装置及び符号化方法に関する。
デジタルデータ伝送において、受信データよりクロックを抽出して再生する方式を採用する場合、同じ値のデータが連続するとクロック抽出が困難となる。この場合、マンチェスタ符号を用いることで解決できるが、一方で情報量の2倍の帯域が必要となることが問題となる。そこで、例えばEthernet(登録商標)に使用される100BASE−FXのように、4B5B変換とNRZI符号化とを組み合わせて、クロック抽出が行い易くなるようにバイナリデータを変換する技術が考案されている。
NRZI符号では、データ値「1」が連続する場合は波形が変化し続けるのでクロック抽出が容易であるが、データ値「0」が連続する場合は波形が変化しなくなる。そこで、データ値「0」が連続するパターンをどのように削減するかが問題となる。特許文献1には、4ビットデータ(0x〜Fx)を、データ値「0」が最大で先頭に1つ、末尾に2つまでとなる5ビットデータに変換する方式が開示されており、データ値「0,1」間の変化;エッジが発生しない最大ビット長を「4」にしている。この方式では、最大ビット長の抑制が不十分である。また、通信に使用されるコマンドについては特段の規則性がなく、個別にパターンを割り当てているため、使用できるコマンドの数が自ずと限られることになる。
また、特許文献2には、コマンドを符号化の対象から外すことで、データ値「0」が最大で先頭、末尾共に1つとなる5ビットデータに変換する方式が開示されており、エッジが発生しない最大ビット長を「3」にしている。
特開昭59−214358号公報 特開2001−69181号公報
しかしながら、特許文献2の方式では、データ以外のコマンドやフレームの境界を示すデリミタ(コマンドの一種)などが、各データを特定のパターンで組み合わせたものでしか表現できなくなるため、やはりコマンドコードの設定に大きな制約が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、データ値の変化頻度の低下を防止し、且つコマンドコードの設定を柔軟に行うことができる符号化装置及び符号化方法を提供することにある。
請求項1記載の符号化装置によれば、データ変換手段は、4ビットデータを、データ値「0」が、冒頭側,末尾側にそれぞれ1ビットまで、且つ全体では連続して2ビットまでとなる5ビットのデータパターンに変換する。また、コマンド変換手段は、コマンドを、5Nビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換する。そして、変換されたデータ及びコマンドは、NRZI変換手段によりNRZI符号に変換される。すなわち、コマンドについては、5N(10,15,20,…)ビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換されるので、必要となるコマンドの種類に応じて、変換するコマンドパターンを拡張することが容易となる。そして、NRZI符号に変換した際に、データ値が変化しないビットの最大長を「3」に維持することができる。
請求項2記載の符号化装置によれば、コマンド変換手段は、5Nビットのコマンドパターンにおける5ビット毎のビット列が、5ビットデータのパターンと重複しないように変換する。したがって、変換されたデータ及びコマンドを受信する側においては、最初の5ビットを受信した時点で、それがデータ,コマンドの何れであるのかを判別できる。
請求項3記載の符号化装置によれば、コマンド変換手段は、通信同期用コマンドと、フレーム開始コマンドとを、双方のコマンドを連続させたパターン中において、フレーム開始コマンドと同一のコマンドパターンを含まないように変換する。また、NRZI変換手段により変換されたフレーム開始コマンドの最終ビットの値が、通信同期用コマンドの最終ビットの値と異なるように変換する。
一般に、通信同期用コマンドと、フレーム開始コマンドとは連続して送信される。そして、受信側では、通信同期用コマンドを受信している間にデータビット列の伝送タイミングについて同期をとるので、受信中のコマンドが、通信同期用コマンドからフレーム開始コマンドに切り替わったことを明確に判別することが重要となる。そこで、双方のコマンドを連続させたパターン中に、フレーム開始コマンドと同一のパターンを含まないように変換し、加えて、NRZI符号に変換されたフレーム開始コマンド,通信同期用コマンドの最終ビットが互いに異なるように変換すれば、通信同期用コマンドの終了時点とフレーム開始コマンドの終了時点とを明確に判別できるので、受信側が誤判定することを防止できる。
請求項4記載の符号化装置によれば、コマンド変換手段は、N=2に設定された場合は、通信同期用コマンドのパターンを「1111111111」に変換し、フレーム開始コマンドのパターンを「1111100110」に変換する。このように変換を行うことで、双方のコマンドを連続させたパターン中にフレーム開始コマンドと同一のパターンを含まないように変換すると共に、NRZI符号に変換されたフレーム開始コマンド,通信同期用コマンドの最終ビットが互いに異なるように変換できる。
請求項5記載の符号化装置によれば、変換前のコマンド及びデータには、双方を識別するための識別ビットが付与されており、データ/コマンド識別手段は、識別ビットを参照することで選択手段に選択切り替え信号を出力して、データ変換手段により変換されたデータと、コマンド変換手段により変換されたコマンドとを選択して出力させる。したがって、所定の順序で与えられるコマンド,データを変換した結果を、選択手段を介して適切な順序で出力することができる。
請求項6記載の符号化装置によれば、コマンド変換手段は、予め変換されている5Nビットのコマンドパターンを、データ検知信号の変化に基づくタイミングに応じて所定の順序で出力する。そして、選択手段は、データ検知信号の変化に基づいてデータ変換手段により変換されたデータと、コマンド変換手段により変換されたコマンドとを選択して出力する。すなわち、データ伝送においては、伝送フレーム内においてコマンド,データが配置される順序が予め決まっているので、コマンドに関しては、予め変換されている5Nビットのコマンドパターンをデータの伝送状態に応じて適切なタイミングで出力すれば良い。そして、選択手段が、データ検知信号の変化に基づいて変換されたデータと変換されたコマンドとを選択して出力すれば、所定のフォーマットに応じて変換結果を出力できる。
第1実施例であり、4ビットデータを5ビットデータに変換するテーブルを示す図 NRZI符号で送信される波形を示す図 符号化装置の構成を示す機能ブロック図 復号化装置の構成を示す機能ブロック図 第2実施例を示す図1(b)相当図 第3実施例を示す図3相当図 第4実施例を示す図3相当図
(第1実施例)
以下、第1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。図3は、送信データを符号化し、シリアルデータとして送信する符号化装置の構成を示す機能ブロック図である。符号化装置1のFIFO(First In First Out,データ/コマンド識別手段)2には、図示しない送信制御部より出力される送信信号(データ,コマンド)が入力され、FIFO2を経由した信号は、4B5Bエンコーダ3(データ変換手段)及び5Nビットコマンドエンコーダ4(コマンド変換手段)に入力される。
FIFO2に入力されるデータ及びコマンドは9ビットであり、冒頭の1ビットが「0」でデータ,「1」でコマンドを示す識別ビットとなる。FIFO2において識別ビットは除去され、8ビットのビット列が4B5Bエンコーダ3及び5Nビットコマンドエンコーダ4に出力される。すなわち、エンコーダ3及び4には、データ,コマンドが区別なく入力されることになる。
4B5Bエンコーダ3は、入力された8ビットのデータを上位,下位の4ビットずつ、図1(a)に示すテーブルに従ってそれぞれ5ビットデータに変換する。また、5Nビットコマンドエンコーダ4は、8ビットのコマンドを10ビット(N=2)で表現するように変換する。この場合、4B5Bエンコーダ3が変換する上記5ビットデータのうち、末尾のデータ値が「1」であるデータ及び冒頭のデータ値が「1」であるデータを流用し、上記データと、図1(a)のテーブルに示されている7つのコマンドパターン(1)〜(7)の何れかとを組み合わせて、1つのコマンドを表現するように変換する。
4B5Bエンコーダ3により変換されたデータ及び5Nビットコマンドエンコーダ4により変換されたコマンドは、セレクタ5(選択手段)を介してシリアライザ6に与えられ、パラレル/シリアル変換がおこなわれる。そして、変換されたシリアルデータは、NRZIエンコーダ7(NRZI変換手段)によりNRZI符号に変換されて、送信端子より送信される。ここで、FIFO2では、識別ビットの値に応じてデータ/コマンドの判別を行い、現在処理中であるものがデータ,コマンドの何れであるかを判別してセレクタ5にデータ/コマンド識別信号(選択切り替え信号)を出力する。
図4は、符号化装置1を介して送信されたデータ及びコマンドを受信してデコードする復号化装置11の構成を示す機能ブロック図である。受信した信号は、クロック再生部12及びNRZIデコーダ13に入力される。クロック再生部12は、受信したNRZI符号のビット列よりクロック成分を抽出し、再生したクロック信号を各機能部に供給する。NRZIデコーダ13は、受信したNRZI符号を5ビット又は5Nビットに変換されたデータ,コマンドに変換(復号化)して、5Nビットコマンドデコーダ14に出力する。
本実施例における送信データのフレームは、図2に示すように構成されており、冒頭に同期用のコマンドであるプリアンブルが配置され、続いてフレームの先頭を検出するためのコマンドSFD(Start of Frame Delimiter)が配置される。その後に、データ又はコマンドが送信され、最後にフレームの終了を検出するためのコマンドEFD(End of Frame Delimiter)が配置される。5Nビットコマンドデコーダ14は、コマンドSFDを検出(デコード)するもので、検出すると、以降の受信データ又はコマンドをデシリアライザ15に出力する。
デシリアライザ15は、入力されビット列を5ビット毎にシリアル/パラレル変換して4B5Bデコーダ16及び5Nビットコマンドデコーダ17に出力する。4B5Bデコーダ16は、入力される5ビットデータを図1(a)に示すテーブルに従い4ビットデータに逆変換する。また、5Nビットコマンドデコーダ17は、5Nビットのコマンドを、8ビットのコマンドパターンに逆変換する。
4B5Bデコーダ16により逆変換された4ビットデータ(それらを上位,下位で組み合わせた8ビットデータ)及び5Nビットコマンドデコーダ17により逆変換されたコマンドは、セレクタ18を介してFIFO19に出力される。制御回路20には、5Nビットコマンドデコーダ20により変換されたコマンドが与えられ、制御回路20は、現在処理中であるものがデータ,コマンドの何れであるかを判別してセレクタ18に切り替え制御信号を出力する。
次に、4B5Bエンコーダ3,5Nビットコマンドエンコーダ4により変換されるデータ,コマンドのパターンについて図1を参照して説明する。先ず、4ビットデータを変換した5ビットデータについては、データ値「0」の配置に関して以下のように条件が付与されている。
(1)MSB側,LSB側に配置するのは最大で1ビット。
(2)全体では連続して2ビットまで。
このように条件を付与することで、何れか2つの5ビットデータが連続した場合でも、データ値「0」が連続するのは2ビットまでに抑制される。
また、コマンドについては、上記5ビットデータとは異なり、データ値「0」が連続するのが2ビットまでという条件で選択されたコマンドパターン(1)〜(7)を用いる。そして、図1(b)に示すように、上記5ビットデータのうち、末尾が「1」(xxxx1)である10個のデータと、冒頭が「1」(1xxxx)である10個のデータと、コマンドパターン(1)〜(7)とを組み合わせて、10ビット(N=2)で表現する。例えば、前半5ビットに、データxxxx1とコマンドパターン(1)とを割り当てると11種類となり、後半5ビットにコマンドパターン(2)〜(4)とを割り当てれば3種類となるから、11×3=33種類のコマンドを割り当てることができる。
更に、前半5ビットに、コマンドパターン(5)〜(7)を割り当てれば3種類となり、後半5ビットにデータ1xxxxとコマンドパターン(1)とを割り当てると11種類となるから、やはり11×3=33種類のコマンドを割り当てることができる。したがって、計66種類のコマンドを割り当てることができる(したがって、変換前の8ビットコマンドも66種類である)。そして、コマンドパターン(2)〜(7)については、MSB側,LSB側に配置されるデータ値「0」は最大で2ビットとなっているが、これらのコマンドパターン(2)〜(7)と組み合わせるのは、コマンドパターン(1)又はデータxxxx1,1xxxxである。その結果、これらを組み合わせた場合にデータ値「0」が連続するのはやはり2ビットまでに抑制される。
また、図2に示すように、プリアンブルは10ビット全てのデータ値が「1」であり(データパターン(1)/(1))、コマンドSDFは「1111100110」に(データパターン(1)/(2))、コマンドEDFは「1111100101」に設定する(データパターン(1)/(3))。これを、プリアンブル及びコマンドSDFが連続した20ビットについて見ると、20ビット中で任意の10ビットを切り出しても、コマンドSDFのパターンには一致しないビットの配列となっている。加えて、同図にはNRZIに符号化したデータ波形を示しているが、プリアンブルの最終ビット波形(符号)「1」とコマンドSDFの最終ビット波形「0」とが異なる波形となっている(図中に○で囲んで示す)。これにより、受信側におけるプリアンブルとコマンドSDFとの判別が、確実に行われるようになる。
以上のように本実施例によれば、4B5Bエンコーダ3は、入力される4ビットデータを、データ値「0」が、冒頭側,末尾側にそれぞれ1ビットまで、且つ全体では連続して2ビットまでとなる5ビットのデータパターンに変換し、5Nビットコマンドエンコーダ4は、5Nビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換する。そして、変換されたデータ及びコマンドを、NRZIエンコーダ7によりNRZI符号に変換するようにした。
すなわち、コマンドについては、5Nビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換されるので、必要となるコマンドの種類に応じて、変換するコマンドパターンを拡張することが容易となる。そして、NRZI符号に変換した際に、データ値が変化しないビットの最大長を「3」に維持することができる。
また、4B5Bエンコーダ3は、通信同期用コマンドであるプリアンブルと、フレーム開始コマンドSDFとを、双方のコマンドを連続させたパターン中において、コマンドSDFと同一のコマンドパターンを含まないように変換し、NRZIエンコーダ7により変換されたコマンドSDFの最終ビットの符号と、プリアンブルの最終ビットの符号とが異なるように変換する。具体的には、N=2に設定された場合に、プリアンブルのパターンを「1111111111」に変換し、コマンドSDFのパターンを「1111100110」に変換する。したがって、受信側では、プリアンブルの終了時点とコマンドSDFの終了時点とを明確に判別でき、誤判定を防止できる。
また、変換前のコマンド及びデータに双方を識別するための識別ビットを付与し、FIFO2は、識別ビットを参照することでセレクタ5に選択切り替え信号を出力して、変換されたデータと、変換されたコマンドとを選択して出力させる。したがって、所定の順序で与えられるコマンド,データを変換した結果を適切な順序で出力することができる。
(第2実施例)
図5は第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例の構成は、基本的に第1実施例と同様であるが、符号化装置1の5Nビットコマンドエンコーダ4,復号化装置11の5Nビットコマンドデコーダ17における符号化,復号化の処理第1実施例とは相違している。図5は、図1(b)相当図である。第1実施例では、コマンドを5Nビットに変換する際に5ビットデータの一部を用いたが、第2実施例では、5ビットデータを用いることなく、全てを第1実施例におけるコマンドパターン(1)〜(7)の組み合わせで表現している。但し、N=2の場合、この方式で表現できるコマンドの種類数は「7」だけとなる。
図1(b)に示すように、各コマンドNo.1〜7は以下のパターンの組み合わせからなる。
コマンドNo. 前半5ビット 後半5ビット
1 (1) (1)
2 (1) (2)
3 (1) (3)
4 (1) (4)
5 (5) (1)
6 (6) (1)
7 (7) (1)
そして、コマンドNo.1〜3は、それぞれプリアンブル,SDF,EDFに対応するので、それ以外に割り当て可能なコマンドは4種類となる。
以上のように第2実施例によれば、4B5Bエンコーダ3は、5Nビットのコマンドパターンにおける5ビット毎のビット列が、5ビットデータのパターンと重複しないように変換するので、変換されたデータ及びコマンドを受信する側においては、最初の5ビットを受信した時点で、それがデータ,コマンドの何れであるのかを判別できる。
(第3実施例)
図6は第3実施例を示す図3相当図であり、第1実施例と異なる部分のみ説明する。第3実施例の符号化装置21では、FIFO2に替えて、機能が若干異なるFIFO22が配置されている。FIFO22に対しては、コマンドは入力されず、8ビットのデータのみが入力される(したがって、識別ビットは不要である)。そして、FIFO22は、データの入力がない状態では、制御回路23(コマンド変換手段)に出力するEMPTY信号(データ検知信号)をアクティブにしており、データの入力があるとEMPTY信号をインアクティブにする(NO EMPTY)。
また、5Nビットコマンドエンコーダ4に替えて、コマンド出力部24(コマンド変換手段)が配置されている。第3実施例では、使用するコマンドがプリアンブル,SFD,EFDの3種類であるとする。これらは予め第1,第2実施例のように10ビットのコマンドパターンに変換されており、制御回路23より与えられる信号のタイミングに応じて、プリアンブル,SFD,EFDの順でセレクタ5に出力する。
制御回路23は、EMPTY信号の変化に応じてデータ/コマンド識別信号をセレクタ5及びコマンド出力部24に出力する。制御回路23は、EMPTY信号がアクティブ→インアクティブに変化すると、その変化タイミングを起点としてセレクタ5をコマンド出力部24側に切り替える。コマンド出力部24は、プリアンブル,SFDを連続して出力する。制御回路23は、セレクタ5をコマンド出力部24側に切り替えた時間から20ビット分のデータを送信する時間が経過すると、セレクタ5を4B5Bエンコーダ3側に切り替え、5ビットデータをセレクタ5より出力させる。そして、通信フォーマットにおいて決められているデータの送信バイト数分の時間が経過すると、セレクタ5を再びコマンド出力部24側に切り替える。このとき、コマンド出力部24はコマンドEFDを出力する。
以上のように第3実施例によれば、コマンド出力部24は、予め変換されている5Nビットのコマンドパターンを、EMPTY信号の変化に基づくタイミングに応じて所定の順序で出力し、セレクタ5は、EMPTY信号の変化に基づいて変換されたデータと変換されたコマンドとを選択して出力する。
すなわち、データ伝送においては、伝送フレーム内においてコマンド,データが配置される順序が予め決まっているので、コマンドに関しては、予め変換されている5Nビットのコマンドパターンをデータの伝送状態に応じて適切なタイミングで出力すれば良い。そして、セレクタ5が、EMPTY信号の変化に基づいて、変換されたデータと変換されたコマンドとを選択して出力すれば、所定のフォーマットに応じて変換結果を出力できる。したがって、コマンドをリアルタイムで変換せずとも対応することができる。
(第4実施例)
図7は第4実施例を示す図3相当図であり、第1実施例と異なる部分のみ説明する。第4実施例の符号化装置31では、やはり識別ビットを使用せず、データ,コマンド共に8ビットでFIFO32に入力される。FIFO32には、第1実施例のFIFO2のようにデータ/コマンドの識別機能がなく、一般的なFIFOとして構成されている。それに替えて、第4実施例では、図示しない送信制御部がデータ/コマンド識別信号をセレクタ4に出力する。すなわち、送信制御部は、自身がデータ,コマンドを出力するタイミングと、符号化装置31が変換処理を行うタイミングとを把握できるので、これらに基づいてデータ/コマンド識別信号を出力する。
以上のように構成される第4実施例によれば、符号化装置31の構成をより簡単にすることができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
符号化方法としては、データの符号化とコマンドの符号化とは、何れを先に実行しても良い。
プリアンブル,コマンドSDFについては、必ずしもそれぞれ「1111111111」,「1111100110」に変換する必要はない。すなわち、双方のコマンドを連続させたパターン中で、コマンドSDFと同一のコマンドパターンを含まないように変換すると共に、NRZI符号に変換されたプリアンブルの最終ビットの符号と、コマンドSDF最終ビットの符号とが異なる、という条件を満たせば良い。また、受信側の判別に支障がない場合は、何れか一方若しくは双方の条件を外しても良い。
また、通信同期用コマンドやフレーム開始コマンドを用いないデータ伝送方式に適用しても良いことは勿論である。
第3実施例のEMPTY信号に替えて、FIFO32にデータが書き込まれるとアクティブとなるNO_EMPTY信号を用いても良い。
コマンドについては、必要とされる種類数に応じて、N≧3とするように適宜拡張すれば良い。
図面中、1は符号化装置、2はFIFO(データ/コマンド識別手段)、3は4B5Bエンコーダ(データ変換手段)、4は5Nビットコマンドエンコーダ(コマンド変換手段)、5はセレクタ(選択手段)、7はNRZIエンコーダ(NRZI変換手段)、21は符号化装置、23は制御回路(コマンド変換手段)、24はコマンド出力部(コマンド変換手段)、31は符号化装置を示す。

Claims (12)

  1. 4ビットデータを5ビットデータに変換するデータ変換手段と、
    コマンドを、5N(Nは2以上の自然数)ビットのコマンドパターンに変換するコマンド変換手段と、
    前記5ビットデータ及び前記コマンドパターンを、NRZI(No Return to Zero/Invert on ones)符号に変換するNRZI変換手段とを備え、
    前記データ変換手段は、データ値「0」が、冒頭側,末尾側にそれぞれ1ビットまで、且つ全体では連続して2ビットまでとなるデータパターンに変換し、
    前記コマンド変換手段は、5Nビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換することを特徴とする符号化装置。
  2. 前記コマンド変換手段は、前記5Nビットのコマンドパターンにおける5ビット毎のビット列が、前記5ビットデータのパターンと重複しないように変換することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  3. 前記コマンドとして、通信同期用コマンドと、通信フレームの開始を示すフレーム開始コマンドとを含み、
    前記コマンド変換手段は、前記通信同期用コマンドと、前記フレーム開始コマンドとを、双方のコマンドを連続させたパターン中において、前記フレーム開始コマンドと同一のコマンドパターンを含まないように変換すると共に、前記NRZI変換手段により変換されたフレーム開始コマンドの最終ビットの符号と、前記通信同期用コマンドの最終ビット符号とが異なるように変換することを特徴とする請求項1又は2記載の符号化装置。
  4. 前記コマンド変換手段は、N=2に設定されると、前記通信同期用コマンドのパターンを「1111111111」に変換し、前記フレーム開始コマンドのパターンを「1111100110」に変換することを特徴とする請求項3記載の符号化装置。
  5. 前記変換前のコマンド及びデータには、双方を識別するための識別ビットが付与されており、
    前記データ変換手段により変換されたデータと、前記コマンド変換手段により変換されたコマンドとを選択して出力するための選択手段と、
    前記識別ビットを参照することで、前記選択手段に選択切り替え信号を出力するデータ/コマンド識別手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の符号化装置。
  6. 前記データ変換手段により変換されたデータと、前記コマンド変換手段により変換されたコマンドとを選択して出力するための選択手段と、
    前記データ変換手段が変換対象とするデータが入力されたことを示すデータ検知信号を出力するデータ検知手段とを備え、
    前記コマンド変換手段は、予め変換されている5Nビットのコマンドパターンを、前記データ検知信号の変化に基づくタイミングに応じて所定の順序で出力するように構成され、
    前記選択手段は、データ検知信号に応じてデータ,コマンドの何れかを選択することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の符号化装置。
  7. 入力される4ビットデータを、データ値「0」が、冒頭側,末尾側にそれぞれ1ビットまで、且つ全体では連続して2ビットまでとなる5ビットデータパターンに変換すると共に、
    入力されるコマンドを、5N(Nは2以上の自然数)ビットのビット列中において、データ値「0」が連続して2ビットまでとなるコマンドパターンに変換し、
    前記5ビットデータ及び前記コマンドパターンを、NRZI(No Return to Zero/Invert on ones)符号に変換すること特徴とする符号化方法。
  8. 前記5Nビットのコマンドパターンにおける5ビット毎のビット列が、前記5ビットデータのパターンと重複しないように変換することを特徴とする請求項7記載の符号化方法。
  9. 前記コマンドとして、通信同期用コマンドと、通信フレームの開始を示すフレーム開始コマンドとを含み、
    前記通信同期用コマンドと、前記フレーム開始コマンドとを、双方のコマンドを連続させたパターン中において、前記フレーム開始コマンドと同一のコマンドパターンを含まないように変換すると共に、前記NRZI符号に変換されたフレーム開始コマンドの最終ビットの符号と、前記通信同期用コマンドの最終ビットの符号とが異なるように変換することを特徴とする請求項7又は8記載の符号化方法。
  10. N=2に設定されると、前記通信同期用コマンドのパターンを「1111111111」に変換し、前記フレーム開始コマンドのパターンを「1111100110」に変換することを特徴とする請求項9記載の符号化方法。
  11. 前記変換前のコマンド及びデータには、双方を識別するための識別ビットが付与されており、
    前記識別ビットを参照することで、変換されたデータと変換されたコマンドとを選択して出力することを特徴とする請求項7ないし10の何れかに記載の符号化方法。
  12. 予め変換されている5Nビットのコマンドパターンを、変換対象とするデータの入力されたことを示すデータ検知信号の変化に基づくタイミングに応じて所定の順序で出力し、
    データ検知信号の変化に基づいて、変換されたデータと変換されたコマンドとを選択して出力することを特徴とする請求項7ないし10の何れかに記載の符号化方法。
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