JPH07212511A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07212511A
JPH07212511A JP260594A JP260594A JPH07212511A JP H07212511 A JPH07212511 A JP H07212511A JP 260594 A JP260594 A JP 260594A JP 260594 A JP260594 A JP 260594A JP H07212511 A JPH07212511 A JP H07212511A
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JP
Japan
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data
image data
image
signal
unit
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Withdrawn
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JP260594A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Kinoshita
秀彦 木下
Hiroaki Takeda
浩明 武田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安価で、かつ信頼性の高いデータ送受信ができ
る画像処理装置を提供する。 【構成】8ビットの画像データVDATAと1ライン分
の有効データ領域を示すVLEは、FIFO70に、ク
ロック信号VCLKに同期して書き込まれ、各ラインの
画像データの間に制御信号を挿入した画像データ、つま
り、画像データ及び通信制御信号を含んだDATAは、
電気−光変換後、複数の伝送媒体である光ファイバケー
ブル103−1〜103−Nを介して複数の外部装置に
送信される。また、光ファイバケーブル103−1〜1
03−Nを介して外部装置から受信したデータについて
は、光−電気変換後、復号化処理を経て画像データIM
DATAが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
に、外部装置と画像データの送受信を行なうことが可能
なインターフェイスを備えた、例えば、デジタル複写機
のような画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル複写機の発達に伴い、そ
の複写機で生成された画像データを、例えば、ファクシ
ミリやプリンタ等の機能を持つ画像処理装置に送信した
り、あるいは、この種の装置から画像データを受信して
画像形成を行なうことが可能になってきている。
【0003】このような場合、デジタル複写機と画像処
理装置との間で、画像データや1ライン毎の同期を表わ
すライン同期信号等の同期信号、記録用紙や画像データ
のサイズ等の制御データを送受信する必要がある。
【0004】そして、上記のようなデータ送受信には、
従来より、データ信号各々を別の伝送媒体(例えば、そ
れぞれ複数の通信線等)を用いてパラレル送受信を行な
う方法(パラレル転送)や、一旦、画像メモリに記録用
紙1ページ分の画像データを記憶させた後、伝送媒体の
伝送速度に合わせて画像データを送受信する方法(ペー
ジ単位転送)等が用いられ、さらに、その接続形態もほ
とんどの場合が1:1の形態であり、1:N接続の形態
は希である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパラレル転送では、伝送媒体の数(通信線)が多く
なり、特に、光ファイバー等の高価な伝送媒体を使用す
ることは、生産コストの面から困難である。また、ペー
ジ単位転送では、記録用紙1ページ分の画像データを格
納する画像メモリが必要なため、特に高解像度の画像形
成出力が要求されるデジタル複写機においては、画像メ
モリが大容量となるので、この場合も装置のコストが高
価なものになるという問題がある。
【0006】さらに、1:Nの接続形態においては、N
個の送信/受信回路を備えなければならず、この形態も
コストアップにつながるという問題がある。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、安価で、かつ信頼性の
高いデータ送受信ができ、さらに、1:N接続を安価な
構成にて可能なインターフェイスを備えた画像処理装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、画像データを入力する入力手段を有し、
複数の外部装置との間で、複数の伝送媒体を介して該画
像データの送受信を行なう画像処理装置において、前記
入力手段より入力した画像データに係る第1の制御デー
タを生成する手段と、前記入力手段より入力した画像デ
ータを所定単位のデータに分割して第1の画像データを
生成する手段と、前記第1の画像データに前記第1の制
御データを挿入して第2の画像データを生成する手段
と、所定のタイミング信号を発生する手段と、前記タイ
ミング信号に応じて、前記第2の画像データのデータ形
式を変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段に
て変換後の画像データを、前記複数の伝送媒体を介して
前記複数の外部装置に送信する送信手段と、前記複数の
伝送媒体を介して、前記複数の外部装置から送られてく
る画像データを受信する受信手段と、前記受信手段にて
受信した画像データのデータ形式を変換する第2の変換
手段と、前記第2の変換手段にて変換後の画像データか
ら、第3の画像データ及び該第3の画像データに係る第
2の制御データを分離する分離手段と、前記第3の画像
データに基づいて画像形成を行なう手段とを備え、当該
画像処理装置と前記複数の外部装置は、前記第1の制御
データ及び前記第2の制御データをもとに画像データの
送受信を行なう。
【0009】
【作用】以上の構成において、安価な構成で信頼性の高
い画像データの送受信を行なうよう機能する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 [第1実施例] <システム概要の説明>図1は、本実施例に係る画像処
理装置が適用されるシステムの概略を示すブロック図で
ある。同図において、符号100は、それ自体で複写動
作を行なうとともに、読み取った画像のデータを伝送路
を介して外部装置に転送したり、逆に、外部装置からの
画像データを受信して、画像形成出力を行なうデジタル
複写機である。また、符号101は、ファクシミリ機能
やプリント機能を有し、デジタル複写機100から転送
された画像データをファクシミリ形式に変換して、それ
を回線網を通じてファクシミリ送信を行なったり、ある
いは、TIFF等の形式にデータフォーマット変換し
て、コンピュータに対してデータ通信を行なう画像処理
装置、102は、パーソナルコンピュータ(以下、ホス
トという)である。
【0011】符号103−1〜103−Nは、デジタル
複写機100と画像処理装置101とを接続する、複数
の双方向の伝送路、104は、画像処理装置101がフ
ァクシミリ通信を行なうための公衆回線、105は、画
像処理装置101とホスト102とを接続する伝送路で
ある。上記の複数の伝送路103−1〜103−Nは、
1つの方向に対して1つの伝送媒体を持つ。例えば、そ
れがツイストペアケーブルならば、2×N対のツイスト
ペアケーブルであり、光ファイバならば、2×N本の光
ファイバで構成する。
【0012】ホスト102で生成された画像データをプ
リント出力する場合、画像データは、まず、ホスト10
2から画像処理装置101へ送られ、そこでビットマッ
プ画像データに変換された後、デジタル複写機100へ
伝送されてプリント出力が行なわれる。また、公衆回線
104を介して送られてきたファクシミリデータが画像
処理装置101にて受信された場合には、そのデータ
は、画像処理装置101でビットマップ画像データに変
換されてデジタル複写機100へ伝送され、プリント出
力が行なわれる。 <デジタル複写機の構成概要>図2は、本実施例に係る
デジタル複写機100の構成を示す側断面図である。同
図に示すデジタル複写機100では、複写動作として、
原稿給送装置1上に積載された原稿は、1枚ずつ、順
次、原稿台ガラス2面上に搬送される。原稿が搬送され
ると、スキャナ部分のランプ3が点灯し、かつ、スキャ
ナユニット4が移動して原稿を照射する。原稿からの反
射光は、ミラー5,6,7を介してレンズ8を通過し、
その後、イメージセンサ部9に入力される。
【0013】イメージセンサ部9に入力された画像信号
は、画像処理部25において所定の画像処理がなされた
後、露光制御部10に入力される。この画像処理後の画
像信号は、露光制御部10において光信号に変換され、
感光ドラム11を照射する。そして、照射光によって感
光ドラム11上に形成された潜像は、現像器12、ある
いは現像器13によって現像される。
【0014】上記の潜像形成とタイミングを合わせて、
被転写紙積載部(14あるいは15)より転写紙が搬送
され、転写部16において、現像器(12あるいは1
3)によって現像されたトナー像が転写紙に転写され
る。この転写されたトナー像は、定着部17にて転写紙
に定着された後、排紙部18より本装置外部に排出され
る。
【0015】図3は、露光制御部10の詳細な構成を示
すブロック図である。同図において、半導体レーザ21
より発せられた光ビームは、コリメータレンズ25、及
び絞り22により、ほぼ平行光にされて、所定のビーム
径で回転多面鏡23に入射する。回転多面鏡23は、図
中、矢印にて示す方向に等角速度の回転を行なってお
り、この回転に伴って、入射した光ビームが連続的にそ
の角度を変える偏向ビームとなって反射される。そし
て、偏向ビームとなった光は、f−θレンズ24により
集光作用を受ける。
【0016】一方、f−θレンズ24は、同時に、走査
の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行
ない、光ビームは、感光ドラム11の上において、図中
の矢印の方向に等速で結像走査される。なお、感光ドラ
ム11上へのデータの書き込みは、半導体レーザ21の
光量制御によって行なわれる。
【0017】また、符号28はBDセンサであり、感光
体ドラム11に画像情報を1ライン書き出すタイミング
を検出する。このタイミングに基づいて、イメージセン
サ部9では、1ライン部の画像情報を読み出す。通常
は、1回の走査毎に光ビームの発光のタイミングをとる
ように、走査領域外の位置にBDセンサ28が配置され
ている。そして、このBDセンサ28で走査ビームを検
知した時点から、所定時間t秒後に書き出し信号を送っ
ている。
【0018】図4は、画像処理部25の詳細な構成を示
すブロック図である。同図において、イメージセンサ部
9により読み取られた画像データは、そこで、8ビット
のデジタルデータに変換され、シェーディング補正回路
30にてシェーディング補正される。さらに、画像補正
部31では、変倍処理やエッジ強調等の補正を行なう。
この画像補正部31からの出力となる画像データ40
は、セレクタ(SEL)32、及びインターフェイス部
37に送られ、複数の伝送路103−1〜103−Nを
介して、画像処理部25から送出される。
【0019】一方、伝送路103−1〜103−Nを介
して、本画像処理部25の外部から送られてきた画像デ
ータ41は、セレクタ(SEL)32へ入力される。セ
レクタ(SEL)32では、画像データ40あるいは画
像データ41のどちらか一方を適宜、選択し、それをL
OG変換部33へと送出する。入力された画像データ
は、LOG変換部33にて濃度データに変換され、PW
M部34で、8ビットのデータ値に応じたパルス幅の信
号に変換される。このPWM部34からの出力は、露光
制御部10へ送られ、その後、半導体レーザ21が画像
データに応じて発光する。
【0020】他方、BDセンサ28からの出力は、タイ
ミング制御部35へ入力される。このタイミング制御部
35は、画像形成に必要な種々のタイミング信号を発生
する。その一部分の制御信号39が、インターフェイス
部37に出力される。また、CPU36は、デジタル複
写機100を制御するためのマイクロコンピュータであ
り、画像処理装置101、転写紙サイズ等のステータス
情報や、プリント指令等のコマンド情報42(以下、制
御情報と記す)は、このCPU36からインターフェイ
ス部37に出力される。
【0021】画像データ40,41、タイミング信号3
9、及び制御情報42は、インターフェイス部37でパ
ラレル/シリアル変換され、これらは、画像処理装置1
01との間で送受が行なわれる。
【0022】次に、図5に示すタイムチャートを用い
て、本実施例におけるタイミング信号39、及び画像デ
ータの関係について説明する。
【0023】図5において、VCLK39−1,VLS
YNC39−2,VLE39−3,VPSYNC39−
4は、タイミング信号39に含まれる各種タイミング信
号である。これらの内、VCLK39−1は、画像の読
み取りや種々の画像処理を実行するための12MHZ
画像クロック、VLSYNC39−2は、BDセンサ2
8の出力より形成され、1ライン毎に発生するライン同
期信号、そして、VLE39−3は、画像データの主走
査方向の有効データ領域を表わす信号である。
【0024】図5に示すように、VLE39−3の立ち
上がりエッジに同期して、1ラインの最初の有効画像デ
ータ(D0 )が出力され、また、その立ち下がりエッジ
で、そのラインの有効画像データ(DN )が終了する。
なお、この有効画像データ(VDATA)は、画像デー
タ40,41として入出力される。
【0025】また、VDATAは8ビットの画像データ
で、その有効領域は、VLE39−3により定められる
(D0 〜DN )。VPSYNC39−4は、記録用紙1
ページ毎の同期を取るための信号であり、1ページの最
初の有効ラインのときに立ち上がり、1ページの最後の
有効ラインのときに立ち下がる。なお、これらの信号
は、VCLK39−1に同期して動作する。 <画像処理装置の構成要素の説明>以下、画像処理装置
101の構成について、図6に示すブロック図を参照し
て説明する。
【0026】複数の伝送線路103−1〜103−Nを
介して送られてきた画像データ、タイミング信号、制御
情報は、インターフェイス部37´でシリアル/パラレ
ル変換される。インターフェイス部37´からの出力で
ある画像データ56は、ページメモリ50に送られ、そ
こでは、1ページ分の画像データが格納される。
【0027】一方、タイミング信号58は、メモリ制御
部51へ入力され、そこで、タイミング信号58から有
効画像領域を判定して、ページメモリ50のアドレス信
号(不図示)を発生する。また、制御情報59は、本画
像処理装置101を制御するCPU52へ入力される。
【0028】そこで、本画像処理装置101が実行する
種々のデータ送受信について述べる。 「ファクシミリ送信を行なう場合」ページメモリ50に
記憶された画像データは、画像データバス60を介して
ファクシミリ部(FAX)53へ送られる。ファクシミ
リ部53は、その画像データを、G3やG4等のプロト
コルに従うデータ形式に変換して送信する。 「ホスト102への画像データを出力する場合」ページ
メモリ50に記憶された画像データは、画像データバス
60を介してリーダ/プリンタ部54へ送られる。この
リーダ/プリンタ部54は、その画像データをTIFF
等のデータ形式に変換し、コンピュータインターフェイ
ス部55を介してホスト102に伝送する。なお、コン
ピュータインターフェイス部55は、SCSIやRS−
232C等の標準インターフェイスを含む構成としても
よい。 「ファクシミリ受信データのデジタル複写機100への
転送」ファクシミリ部53で受信したファクシミリデー
タは、解像度400dpi、かつ、1画素データ当たり
8ビットの画像データに変換され、1ページ分の有効デ
ータは、ページメモリ50に記憶される。そして、メモ
リ制御部51は、タイミング信号58に従ってアドレス
信号を発生し、ページメモリ50から画像データ57を
読み出して、それをインターフェイス部37´に送る。
【0029】図6に示したタイミング信号58、及び画
像データ56,57の関係は、図5のタイムチャートに
示す制御信号とほぼ同じであるが、データ送受信によっ
て、その信号の発生源が異なることがある。その点につ
いて、以下に述べる。なお、ここでは、デジタル複写機
100側の信号と区別するため、図5に示した制御信号
に符号「' 」(ダッシュ)を付して説明する。
【0030】VLSYNC´39−2、及びVPSYN
C´39−4は、常に、デジタル複写機100側でのみ
発生され、インターフェイス部37´から出力される。
VLE´39−3は、画像データの受信時には、インタ
ーフェイス部37´から出力され、画像データ送信時
は、メモリ制御部51から出力する。また、VCLK´
39−1はメモリ制御部51で生成され、その周波数は
12MHZ である。 <インターフェイス部37の構成の説明>図7は、イン
ターフェイス部37の詳細な内部構成を示すブロック図
である。ここでは、インターフェイス部37が、画像デ
ータ、タイミング信号、制御信号等を送信する場合を説
明する。
【0031】8ビットの画像データVDATAと1ライ
ン分の有効データ領域を示すVLEは、FIFO70
に、クロック信号VCLKに同期して書き込まれ、さら
に、パラレル/シリアル変換回路74が発生する12.
5MHZ のクロック信号CLKに同期して読み出され
る。
【0032】FIFO70は、5K×9ビット構成で、
1ライン分の画像データVDATA及びVLE信号の書
き込み及び読み出しが可能で、ライトイネーブル信号W
E*、リードイネーブル信号RE*を用いることによ
り、そのアドレス制御を行なうことが可能である。この
ライトイネーブル信号WE*は、D型フリップフロップ
回路78(以下、DF−F回路と呼ぶ)とNORゲート
77を用いることにより、(VLE+1)クロック分の
信号を生成して、データ書き込みを行なわせ、VLEの
立ち下がりの情報までFIFO70に記憶させる。
【0033】信号LEは、FIFO70に書き込まれた
VLEを読み出した信号であり、各ライン毎の開始を知
らせるVLSYNC、1ページ分の有効データ領域を示
すVPSYNCとともに、タイミング発生回路71に入
力される。また、図4に示すCPU36からの制御情報
は、制御情報インターフェイス72を介してセレクタ7
3に入力される。
【0034】タイミング発生回路71によって生成され
た種々のタイミング信号は、コマンド/ストローブ発生
回路76に入力され、その回路内部の処理によって、コ
マンド信号CMDとストローブ信号STRBを発生し
て、それらをパラレル/シリアル変換回路74に入力す
る。
【0035】また、FIFO70から読み出された画像
データVDATA及び制御情報は、セレクタ73によ
り、タイミング発生回路71によって作られたタイミン
グ信号に同期して、パラレル/シリアル変換回路74に
入力される。このパラレル/シリアル変換回路74に入
力された画像データ及び通信制御信号を含んだDAT
A、ストローブ信号STRB、コマンド信号CMDは、
その回路内部の処理によりシリアル信号に変換され、さ
らに、E/O変換モジュール75−1〜75−Nにより
電気−光変換された後、光ファイバケーブル103−1
〜103−Nを介して複数の外部装置に送信される。
【0036】次に、画像データ、タイミング信号、制御
情報等を受信する場合を説明する。
【0037】光ファイバケーブル103−1〜103−
Nを介して送られてきた画像データ及び制御信号は、ま
ず、O/E変換モジュール79−1〜79−Nにより光
電変換され、さらに、セレクタ85により選択されてデ
ジタルのシリアル信号となり、シリアル/パラレル変換
回路80に入力される。
【0038】このシリアル/パラレル変換回路80は、
入力されたシリアルデータを復号し、画像データ及び制
御情報を含んだDATA、コマンド信号CMD、コマン
ドストローブ信号CSTRBを出力する。これらの内、
コマンド信号CMD、コマンドストローブ信号CSTR
Bはデコーダ81に入力されて、種々のタイミング信号
がデコードされる。
【0039】デコードされたタイミング信号は、タイミ
ング発生回路82に入力され、各ライン毎の開始を示す
VLSYNC´、1ライン分の有効データ領域を示すV
LE´が生成され、このタイミング信号によりFIFO
84のアドレスを管理し、画像データをFIFO84に
書き込む。FIFO84により書き込まれた画像データ
は、クロック信号VCLKに同期して、VLE、VLS
YNCでアドレスが管理され、そこから読み出された画
像データIMDATAは、図4のセレクタ(SEL)3
2へと送られる。
【0040】また、制御情報は、タイミング発生回路に
より作られたタイミング信号に同期して、制御情報イン
ターフェイス83を介してCPU36に取り込まれる。
【0041】次に、上記の構成をとるデジタル複写機を
共通構成装置として用いた、図1に示すシステムにおけ
る画像データの送受信処理について説明する。 <画像データの送信処理>図8は、図7に示すタイミン
グ発生回路71の詳細な内部構成を示す回路図であり、
図9は、種々のタイミング信号のタイムチャートであ
る。
【0042】最初に、画像データ送信時のタイミング制
御のための制御信号発生について、図8に示すタイミン
グ発生回路71と、図9に示す種々のタイミング信号の
タイムチャートとを参照して説明する。
【0043】図8に示すタイミング発生回路71では、
クロック信号CLKと同期がとられて、VLSYNCが
DF−F(D型フリップフロップ)回路302に入力さ
れ、さらに、DF−F回路302の出力は、DF−F回
路303に入力される。このDF−F回路302のQ出
力とDF−F303のQの反転出力は、ANDゲート3
04に入力され、ANDゲート304の出力は、VLS
YNCの立ち上がりに同期した1クロック分の信号(L
SYNC)となる。
【0044】また、ANDゲート304からの出力は、
DF−F回路305に入力され、その出力は、順次、D
F−F回路306〜309に入力されて、DF−F回路
309の出力は、ラインイネーブル開始信号(LESE
T)となる。さらに、DF−F回路309の出力は、J
KF−F(JK型フリップフロップ)回路310に入力
され、その出力信号であるリードイネーブル信号(RE
*)が“0”となる。
【0045】一方、FIFO70から読み出されたLE
は、クロック信号CLKと同期がとられて、図8のDF
−F回路311に入力される。そのQ出力は、DF−F
回路312及びORゲート313に入力され、また、Q
の反転出力は、ANDゲート314の一方の端子に入力
される。そして、DF−F回路312の出力は、AND
ゲート314のもう一方の端子に入力され、LEの立ち
下がりでラインイネーブル終了信号(LERST)が出
力される。ORゲート313の出力は、JKF−F回路
310に入力され、これにより、リードイネーブル信号
(RE*)が“1”となる。
【0046】信号VPSYNCは、DF−F回路315
に入力され、クロック信号CLKと同期がとられて、そ
のQ出力は、DF−F回路316及びANDゲート31
7に入力される。また、このQの反転出力は、ANDゲ
ート318に入力される。そして、DF−F回路316
のQ出力は、ANDゲート318に入力される。このA
NDゲート318からの出力は、VPSYNCの立ち上
りでDF−F回路320に入力され、その結果、ページ
同期開始信号(PSYSET)が生成される。
【0047】さらに、DF−F回路316のQの反転出
力は、ANDゲート317に入力され、VPSYNCの
立ち下がりをとって、ページ同期終了信号(PSYRS
T)が生成される。 <制御情報の送信処理>図10は、実施例に係るCPU
バスインタフェースである制御情報インタフェース7
2,83の構成を示すブロック図である。
【0048】図10において、CPUバスインターフェ
イスから送られてくる制御情報は、LSYNCに基づい
て生成されたタイミング信号(LSYNC2*)により
送信される。すなわち、LSYNC2*はセレクタ73
に入力され、そのタイミングで、制御情報がパラレル/
シリアル変換回路74に入力される。
【0049】コマンド/ストローブ発生回路76では、
タイミング発生回路71で生成された種々のセット信
号、リセット信号、LE、及びパラレル/シリアル変換
回路74から発生されるクロック信号CLKを用いて、
論理回路により、コマンド信号CMD、及びストローブ
信号STRBを生成する。
【0050】これらコマンド信号CMD及びストローブ
信号STRBは、以下に示す論理関係に従って生成され
る。また、表1はタイミング信号とコマンドの対応表で
ある。
【0051】STRB=(LE#LSYNC#LESE
T#LERST#PSYSET#PSYRST)&CL
K CMD0=(LERST#LSYNC#PSYRST) CMD1=(LESET#LERST#PSYSET#
PSYRST) CMD2=(LSYNC#PSYSET#PSYRS
T) CMD3=(LSYNC&LESET&LERST&P
SYSET&PSYRST) ただし、#はOR論理、&はAND論理を意味する。
【0052】 上記の表1では、データLESET,LERST,LS
YNC,PSYSET,PSYRSTが、各々“1”と
なったとき、コマンド信号CMDのそれぞれが、どのよ
うな値をとるかを示している。例えば、LESETが
“1”となったときには、CMD3=0,CMD2=
0,CMD1=1,CMD0=0となる。
【0053】本実施例では、上記のような論理関係を、
PAL(プログラム・アレイ・ロジック)等を用いて構
成し、生成されたコマンド信号CMD及びストローブ信
号STRBが、パラレル/シリアル変換回路74に入力
される。
【0054】図10において、制御情報インターフェイ
ス(CPUバスインターフェイス)72は、CS回路8
5とDF−F回路86,87にて構成され、CPUバス
を介して、ある指定されたアドレスがCS回路85に入
力された場合に、所定の信号を発生し、その信号に同期
して、データがDF−F回路86によりラッチされる。
さらに、タイミング発生回路71にて発生するLSYN
Cに同期して、DF−F回路87からの出力が、図7の
セレクタ73に入力される。
【0055】セレクタ73には、FIFO70から読み
出された画像データとDF−F回路87からの出力が入
力され、タイミング発生回路71から発生するLSYN
C2に同期して、DF−F回路87の出力がセレクタ7
3に入力され、それ以外のときは、画像データ(DAT
A)がパラレル/シリアル変換回路74に入力される。
【0056】他方、パラレル/シリアル変換回路74
は、不図示の入力ラッチ、エンコーダ、パラレル/シリ
アルシフトレジスタ、乗算PLL、及び、その他の制御
回路にて構成される。そして、データは入力ラッチに入
力され、シフトレジスタから、設定されたデータレート
(ここでは、125MHZ )で送り出される。ここで使
用しているデータ符号化方式は、ANSI.X3T9.5FDDI 仕様
のため規定された4B/5B方式である。この符号化方
式では、8ビットを2つの4ビットのニブルに分割し、
各ニブルを5ビットのビットパターンに符号化する。
【0057】このようにして符号化された10ビットの
符号データは、伝送媒体に出力するため、さらに、NR
ZI形式のデータストリームに変換される。この4B/
5B方式の符号化効率は80%であるので、125Mbi
ts/secの伝送レートを使用すると、100Mbps でデー
タを伝送できる。
【0058】図11,図12は、上記の4B/5B方式
に従うエンコードパターンである。図11が、データに
関する符号化のエンコードパターンであり、図12が、
コマンド(CMD)に関する符号化のエンコードパター
ンである。このように、4B/5B方式では、データと
コマンドの2種類の符号化が可能である。
【0059】図12に示すように、パラレル/シリアル
変換回路74は、4ビットのコマンド(CMD)入力が
“0(16進表現)”でないときに、STRBが印加さ
れた場合は、データ(DATA)の状態に関係なくコマ
ンドパターンを出力し、コマンドビットは、データと同
じビット数の4B/5B符号でデータに使用されない特
殊な符号に変換される。これに対して、コマンド(CM
D)入力が“0”のときにSTRBが印加されると、入
力データ(DATA)である8ビットデータをシリアル
変換し、出力する。また、STRBが印加されていない
と同期信号(JK)を出力する。
【0060】本実施例では、以上述べた処理を、AMD
社のTAXIchip(登録商標)を用いて行なう。そのときの
差動シリアル出力は、図9に示すように、VPSYNC
の立ち上りでPSYSETのコマンド信号(CMD)
が、その2クロック後の立ち上りで制御信号が、さら
に、制御信号より2クロック後の立ち上りでLESET
のコマンド信号CMDが出力される。
【0061】そして、LESETの次のクロックで1ラ
イン分のデータ(VDATA)が出力され、VDATA
の最終出力の次のクロックで、LERSTのコマンド信
号(CMD)が、さらに、VPSYNCの立ち下がりに
同期してPSYRSTのコマンド信号(CMD)がそれ
ぞれ出力される。これらの差動シリアル出力は、E/O
変換モジュール75により電気−光変換され、光ファイ
バケーブル(伝送路103)を介して送信される。 <画像データの受信処理>ここでは、画像データ受信時
の各回路の動作について詳しく説明する。
【0062】まず、光ファイバケーブル(伝送路103
−1〜103−N)を介して伝送されてきたデータは、
O/E変換モジュール79−1〜79−Nにより光−電
気変換され、CPU36からの情報により、変換後のデ
ータがセレクタ85で選択された後、シリアル/パラレ
ル変換回路80に入力される。
【0063】ここで、シリアル/パラレル変換回路80
は、符号化されたデータストリームを不図示のシリアル
−パラレルコンバータに取り込み、それを復号化して出
力する。さらに、内蔵されたデータトラッキングPLL
は、受信したシリアルデータストリームから必要なクロ
ックを抽出し、それをCLK1として出力する。
【0064】上記の復号化は、NRZI形式のデータス
トリームを逆変換した後、送信側と逆の符号化、すなわ
ち、5B/4B変換を行ない、データ及びコマンドを復
号化する。さらに、それに伴って8ビットのデータ(D
ATA)、データストローブ信号(DSTRB)、コマ
ンドストローブ信号(CSTRB)、及び、4ビットの
コマンド(CMD)を、送信側と同様のタイミング、す
なわち、図9に示したシリアル出力と同じタイミングで
出力する。本実施例では、このような復号化処理を、送
信時における処理と同じように、AMD社のTAXIchip
(登録商標)を用いて行なっている。
【0065】シリアル/パラレル変換回路80から出力
されたコマンド(CMD)及びコマンド外路部信号(C
STRB)は、デコーダ81に入力される。このデコー
ダ81では、CMD及びDSTRBを用いて、以下のよ
うな論理関係に従って、符号化されたタイミング信号を
復号化する。
【0066】LESET´=(!CMD3&!CMD2
&CMD1&!CMD0)&CSTRB LERST´=(!CMD3&!CMD2&CMD1&
CMD0)&CSTRB PSYSET´=(!CMD3&CMD2&CMD1&
!CMD0)&CSTRB PSYRST´=(!CMD3&CMD2&CMD1&
CMD0)&CSTRB LSYNC´=((!CMD3&CMD2&CMD1&
CMD0)#(!CMD3&CMD2&CMD1&CM
D0)#(!CMD3&CMD2&!CMD2&CMD
0))&CSTRB ここで、符号!は反転、&はAND、#はORをそれぞ
れ意味する。
【0067】上記のような処理は、PAL等を用いて行
なわれ、その結果得られた上記の種々のタイミング信号
は、タイミング発生回路82に入力される。
【0068】図13は、タイミング発生回路82の内部
構成を示すブロック図である。同図に示す回路では、デ
コーダ81から送られてきた種々のタイミング信号及び
制御情報を復号化する。
【0069】図13において、信号LESET´は、D
F−F回路330、DF−F回路331にて2クロック
遅延され、JKF−F回路332に入力されて、ライト
イネーブル信号(WE1*)を“0”とする。また、L
ERST´は、インバータ333により反転されて、J
KF−F回路332に入力される。これにより、ライト
イネーブル信号(WE1*)を“1”とする。なお、上
記の信号WE1*は、図7に示すFIFO84に入力さ
れる。
【0070】PSYSET´は、JKF−F回路334
に、また、PSYRST´は、インバータ335により
反転された後、JKF−F回路334に入力されて、ペ
ージ同期信号(PSYNC1)を生成する。さらに、L
SYNC´は、DF−F回路336に入力され、さら
に、その出力とLSYNC´とがORゲート337で論
理和がとられ、LSYNC1を生成する。また、DF−
F回路336のQの反転出力は、図7の制御情報インタ
ーフェイス83に出力される。
【0071】制御情報インターフェイス83では、図1
0に示すように、DF−F回路338において、LSY
NC´の1クロック遅れのDF−F回路336のQの反
転出力を得、シリアル/パラレル変換回路80からのデ
ータ出力(DATA)に含まれる制御情報をラッチし、
そのQ出力をバッファ89に入力する。そして、指定さ
れたアドレスがCS回路88に入力されると、データ
(DATA)がCPUバスに出力される。
【0072】このような処理を行なうことにより、画像
データ(IMDATA)、制御情報が得られ、1ライン
分のデータ有効領域を示すVLE、各ライン毎の開始を
示すVLSYNC、そして、1ページ分の同期を示すV
PSYNCが生成される。
【0073】以上説明したように、本実施例によれば、
各ラインの画像データの間に制御信号を挿入した画像デ
ータを複数の伝送媒体を介して送受信することで、複数
の送信/受信回路を備えることなく、簡単な構成にて画
像データの送受信ができる。 [第2実施例]以下、本発明に係る第2の実施例につい
て説明する。
【0074】図14は、本発明の第2の実施例に係る画
像処理装置が適用されるシステムの構成を示す図であ
り、図15は、当該画像処理装置の構成を示すブロック
図である。
【0075】図14に示すシステムは、1:Nの接続形
態をとり、符号500,501,502は、それ自体で
複写動作を行なうとともに、読み取った画像データを伝
送路を介して外部装置に転送したり、逆に、外部装置か
ら画像データを受信して画像形成出力を行なうデジタル
複写機である。また、503は画像処理装置であり、フ
ァクシミリ機能やプリント機能を有し、デジタル複写機
500,501,502から転送された画像データをフ
ァクシミリ形式に変換して、回線網を通じてファクシミ
リ送信を行なったり、あるいは、TIFF等の形式にデ
ータフォーマット変換して、コンピュータにデータ通信
をする、そして、504は、パーソナルコンピュータ
(以下、ホストという)である。
【0076】そこで、本実施例に係る画像処理装置の構
成について、図15に示すブロック図を参照して説明す
る。なお、図15に示す画像処理装置も、図6に示す、
上記第1の実施例に係る画像処理装置と同様、複数のチ
ャンネルを有する構成をとり、上記第1実施例に係る画
像処理装置と同一構成要素には同一符号を付し、ここで
は、図6と異なる部分、すなわち、複数のCPUの処理
について簡単に説明する。
【0077】図15に示す画像処理装置において、複数
の伝送線路103−1〜103−Nを介して送られてき
た画像データ、タイミング信号、制御情報は、インター
フェイス部37’でシリアル/パラレル変換される。こ
れらの内、画像データ56はページメモリ50に送ら
れ、そこで、1ページ分の画像データが格納される。
【0078】一方、タイミング信号58はメモリ制御部
51へ入力され、メモリ制御部51は、タイミング信号
58からの有効画像領域を判定して、ページメモリ50
のアドレス信号(不図示)を発生する。また、制御情報
59−1〜59−Nは、当該画像処理装置503全体を
制御するCPU52−1〜52−Nへ入力される。
【0079】図16は、本実施例に係る画像処理装置を
構成するインターフェイス部37’の詳細な内部構成を
示したブロック図である。ここでも、図7に示す、上記
第1の実施例に係るインターフェイス部37と同一構成
要素には同一符号を付してある。
【0080】最初に、複数のチャンネルを有する構成を
とるインターフェイス部37’が、画像データ、タイミ
ング信号、制御信号等を送信する場合について説明す
る。
【0081】1〜Nチャンネルの画像データVDATA
−1〜VDATA−Nと、1ライン分の有効データ領域
を示すVLE−1〜VLE−Nは、セレクタ87により
1チャンネル分の画像データ、例えば、VDATA−N
と有効データ領域VLE−Nが選択され、選択されたデ
ータは、これらと同様にして選択されたクロック信号V
CLK−Nに同期して、FIFO70に書き込まれる。
そして、FIFO70に書き込まれたデータは、パラレ
ル/シリアル変換回路74が発生する12.5MHzの
クロック信号CLKに同期して読み出される。
【0082】FIFO70は、5K×9ビット構成であ
り、1ライン分の画像データVDATA−N及びVLE
−N信号の書き込み及び読み出しが可能である。また、
ライトイネーブル信号WE*は、D型フリップフロップ
回路78(DF−F回路)とNORゲート77を用いる
ことにより、(VLE+1)クロック分の信号を生成し
てデータ書き込みを行なわせ、VLEの立ち下がりの情
報までFIFO70に記憶させる。
【0083】FIFO70に書き込まれたVLE−Nを
読み出した信号であるLEは、セレクタ87により選択
された、各ライン毎の開始を知らせるVLSYNC−
N、及び1ページ分の有効データ領域を示すVPSYN
C−Nとともにタイミング発生回路71に入力される。
また、同様にして、セレクタ87で選択されたCPU5
2−Nからの制御情報は、制御情報インターフェイス7
2を介してセレクタ73に入力される。
【0084】タイミング発生回路71によって生成され
たそれぞれのタイミング信号は、コマンド/ストローブ
発生回路76に入力され、その内部回路での処理によっ
て、コマンド信号CMDとストローブ信号STRBを発
生し、それらがパラレル/シリアル変換回路74に入力
される。
【0085】また、FIFO70から読み出された画像
データVDATA−N及び制御情報は、セレクタ73に
より、タイミング発生回路71によってつくられたタイ
ミング信号に同期してパラレル/シリアル変換回路74
に入力される。パラレル/シリアル変換回路74に入力
された画像データ及び通信制御信号を含んだDATA、
ストローブ信号STRB、コマンド信号CMDは、回路
内部での処理によりシリアル信号に変換され、さらに、
セレクタ86に入力されて、ここで、データを送信すべ
きE/O変換モジュール75−1〜75−Nが選択され
る。そして、選択されたモジュールにて信号が電気−光
変換され、光ファイバケーブルを介して複数の外部装置
(不図示)に送信される。
【0086】次に、インターフェイス部37’で画像デ
ータ、タイミング信号、制御情報等を受信する場合を説
明する。
【0087】光ファイバケーブルを介して送られてきた
画像データ及び制御信号は、まず、O/E変換モジュー
ル79−1〜79−Nにより光−電気変換され、さら
に、セレクタ85により所望のデータが選択されてデジ
タルのシリアル信号となり、シリアル/パラレル変換回
路80に入力される。
【0088】シリアル/パラレル変換回路80は、入力
されたシリアルデータを復号し、画像データ及び制御情
報を含んだDATA、コマンド信号CMD、コマンドス
トローブ信号CSTRBを出力する。これらのコマンド
信号CMD、コマンドストローブ信号CSTRBは、デ
コーダ81に入力されて、そこで、それぞれのタイミン
グ信号がデコードされる。
【0089】デコーダ81でデコードされたタイミング
信号は、タイミング発生回路82に入力され、そこで、
各ライン毎の開始を示すVLSYNC’、1ライン分の
有効領域データを示すVLE’が生成される。このタイ
ミング信号により、FIFO84のアドレスが管理さ
れ、画像データがFIFO84に書き込まれる。
【0090】FIFO84に書き込まれた画像データ
は、セレクタ87により選択されたクロック信号VCL
K−Nに同期して読み出され、同様に、セレクタ87に
より選択されたVLE−N,VLSYNC−Nでアドレ
スが管理される。そして、読み出された画像データIM
DATA−Nは、セレクタ(図4に示す、上記第1実施
例に係る画像処理装置を構成するセレクタ32に相当)
へと送られる。
【0091】また、制御情報は、タイミング発生回路に
よりつくられたタイミング信号に同期して、制御情報イ
ンターフェイス83を介してCPU52−Nに取り込ま
れる。なお、タイミング発生回路、コマンド/ストロー
ブ発生回路等については、上記第1の実施例と同様であ
るため、ここでは、その説明を省略する。
【0092】以上説明したように、本実施例に係る画像
処理装置にても、複数の送信/受信回路を備えることな
く、複数のチャンネルデータの送信/受信が可能とな
り、装置自体が非常に安価な構成となる。 [第3実施例]以下、本発明に係る第3の実施例につい
て説明する。なお、本実施例に係るシステムは、図14
に示すように、上記第2の実施例と同様、1:Nの接続
形態をとる。
【0093】図17は、本実施例に係る画像処理装置5
03の構成を示すブロック図である。なお、同図におい
て、図15に示す第2実施例に係る画像処理装置と同一
構成要素には同一符号を付してある。
【0094】ファクシミリ機能やプリンタ機能等、複数
の処理が可能である画像処理装置503は、複数のチャ
ンネルを持ち、所定の処理をする。
【0095】すなわち、複数の伝送線路103−1〜1
03−Nを介して送られてきた画像データ、タイミング
信号、制御情報は、インターフェイス部37’でシリア
ル/パラレル変換される。画像データ56−1〜57−
1は、複数ページメモリ50’に送られ、複数ページ分
の画像データが格納される。
【0096】一方、タイミング信号58−1〜58−N
は、複数メモリ制御部51’へ入力され、そこでは、タ
イミング信号58−1〜58−Nから有効画像領域を判
定して、複数ページメモリ50’のアドレス信号(不図
示)を発生する。また、制御情報59−1〜59−N
は、本画像処理装置503を制御するCPU52−1〜
52−Nへ入力される。
【0097】このようにして、画像処理装置503は、
チャンネルch1については、ファクシミリ送受信、チ
ャンネルchNについては、ホスト504への画像デー
タの出力を同時に行なうことが可能である。なお、ファ
クシミリ送受信、ホストへの画像データの出力方法につ
いては、第1の実施例と同様であるので、ここでは説明
を省略する。
【0098】次に、本実施例に係る画像処理装置におけ
る送信処理について説明する。
【0099】図18は、本実施例に係る送信部の回路構
成を示す図である。同図に示す送信部では、チャンネル
ch1のデータであるVDATA−1と、1ライン分の
有効データ領域を示すVLE−1は、クロック信号VC
LK−1に同期して、FIFO600−1に書き込ま
れ、書き込まれたデータは、さらに、パラレル/シリア
ル変換回路606が発生する12.5MHzのクロック
信号に同期して読み出される。
【0100】FIFO600−1は、5K×9ビット構
成で、1ライン分の画像データの書き込み及び読み出し
が可能である。そして、ライトイネーブル信号WE*、
リードイネーブル信号RE*を用いることにより、その
アドレス制御を行なう。
【0101】FIFO600−1に書き込まれたVLE
−1を読み出した信号であるLE−1は、各ライン毎の
開始を知らせるVLSYNC−1、1ページ分の有効デ
ータ領域を示すVPSYNC−1とともに、タイミング
発生回路601−1に入力される。また、CPU52−
1からの制御情報及びch1−ID信号は、制御情報イ
ンターフェイス602−1を介してセレクタ603−1
に入力される。
【0102】タイミング生成回路601−1によって生
成された各々のタイミング信号は、コマンド/ストロー
ブ発生回路604−1に入力され、そこで、回路内部の
処理によってコマンド信号ICMD−1とストローブ信
号ISTRB−1を発生して、それらをマルチプレクサ
回路605に入力する。また、FIFO600−1から
読み出された画像データVDATA−1、制御情報、及
びch1−ID信号は、セレクタ603−1により、タ
イミング生成回路601−1によって作られたタイミン
グ信号に同期して、マルチプレクサ回路605に入力さ
れる。
【0103】マルチプレクサ回路605では、各チャン
ネルの画像データVDATA−1〜VDATA−N、ス
トローブ信号ISTRB−1〜ISTRB−N、コマン
ド信号ICMD−1〜ICMD−Nを多重化して、それ
をパラレル/シリアル変換回路606に入力する。
【0104】また、パラレル/シリアル変換回路606
に入力された画像データ、ch−ID信号及び制御情報
を含んだDATA、ストローブ信号STRB、コマンド
信号CMDは、回路内部での処理によりシリアル信号に
変換され、さらに、O/E変換モジュール607−1〜
607−Nにより電気−光変換されて、光ファイバケー
ブルを介して複数の外部装置に送信される。
【0105】なお、他のチャンネルについても、画像デ
ータの送信方法は、上記と同様である。
【0106】以下に、本実施例に係る画像処理装置にお
ける受信処理、すなわち、画像データ、タイミング信
号、制御情報等の受信について説明する。
【0107】図19は、本実施例に係る受信部の回路構
成を示す図である。同図に示すように、光ファイバケー
ブルを介して送られてきた画像データ、制御信号及びc
h−ID信号は、まず、O/E変換モジュール617−
1〜617−Nにより光−電気変換される。さらに、得
られた差動シリアルデータは、OR回路618,619
に入力され、デジタルのシリアル信号としてシリアル/
パラレル変換回路615に入力される。
【0108】シリアル/パラレル変換回路615は、入
力されたシリアルデータを復号し、画像データ及び通信
制御情報を含んだDATA、コマンド信号CMD、コマ
ンドストローブ信号CSTRBを出力する。出力され
た、これらの画像データDATA、コマンド信号CM
D、コマンドストローブ信号CSTRBは、デマルチプ
レクサ回路614に入力される。このデマルチプレクサ
回路614では、ch−ID信号に基づき、多重化され
た画像データや制御情報等から、それぞれのチャンネル
が所望するデータや制御情報を取り出す。
【0109】このようにして取り出された画像データ
は、FIFO610−1〜610−Nに書き込まれ、コ
マンド信号やコマンドストローブ信号は、デコーダ61
2−1〜612−Nに入力されて、それぞれのタイミン
グ信号がデコードされる。そして、デコードされたタイ
ミング信号は、タイミング生成回路611−1〜611
−Nに入力され、各ライン毎の開始を示すVLSYNC
−1〜VLSYNC−N、1ライン分の有効データ領域
を示すVLE−1〜VLE−Nが生成される。ここで
は、このタイミング信号により、FIFO610−1〜
610−Nのアドレスを管理し、画像データをFIFO
に書き込む。
【0110】FIFO610−1〜610−Nに書き込
まれた画像データは、クロック信号VDLK−1〜VC
LK−Nに同期して、VLE−1〜VLE−N,VLS
YNC−1〜VLSYNC−Nでアドレスが管理され、
画像データIMADATA−1〜IMADATA−Nが
読み出される。また、制御情報は、タイミング発生信号
により作られたタイミング信号に同期して、制御情報イ
ンターフェイス613−1〜613−Nを介してCPU
52−1〜52−Nに取り込まれる。
【0111】図20は、本実施例に係るマルチプレクサ
回路605、及びデマルチプレクサ回路614で処理さ
れるデータのタイミングチャートである。
【0112】図18に示すDATAライン上には、制御
情報インタフェース602−1〜602−Nから、どの
チャンネルの信号であるかを示すID信号(ここでは、
図20のch1−ID信号)が出力され、次に、ch1
の制御情報、ch1の1ライン分のデータ信号が出力さ
れる。そして、これらに続き、ch2−ID信号が出力
される。このようにして、chNのデータ信号までが出
力されると、再度、ch1−ID信号が出力され、これ
らがパラレル/シリアル変換回路606に入力される。
【0113】また、CMDライン上には、ここでは、図
20に示すように、1ライン分の画像データの直前と直
後にコマンドデータCMDが出力され、それがパラレル
/シリアル変換回路606に入力される。そして、図2
0に示すシリアルデータ2001が、パラレル/シリア
ル変換回路606で生成され、それが、E/O変換モジ
ュール607−1〜607−Nで電気−光変換された
後、伝送路を介してデジタル複写機に送信される。
【0114】次に、本実施例における、複数のデジタル
複写機から送信されるデータの送信方法について説明す
る。
【0115】例えば、ch1のデジタル複写機が、画像
処理装置503にデータを送信する場合は、上記に述べ
た方法と同様に、図18に示す処理を行なうことにより
送信が可能であり、また、他のチャンネルの複写機も同
様である。
【0116】また、ch1のデジタル複写機が、画像処
理装置503からのデータを受信する場合においても、
上記と同様の方法で、図19に示した処理を行なうこと
で受信が可能である。他のチャンネルのデジタル複写機
に関しても同様である。
【0117】このように、本実施例によれば、画像処理
装置内部にて複数の制御情報や画像データを多重化して
送受信することで、複数のチャンネルデータを複数のパ
ラレル/シリアル変換回路を用いずに、正確に誤りなく
各チャンネルのデータが各チャンネル回路に入力され、
安価な装置構成でデータの確実な送受信が可能になる。 [第4実施例]以下、本発明に係る第4の実施例につい
て説明する。
【0118】図21は、本発明の第4の実施例に係る帯
域変換回路の構成を示すブロック図であり、図22は、
同帯域変換回路のビット構成を示す図である。
【0119】なお、ここでは、1台の画像処理装置に3
台のリーダ/プリンタが接続された場合の伝送帯域の割
り当てについて説明する。
【0120】3台のリーダ/プリンタが接続された場
合、3つのチャンネルch1,ch2,ch3が設定さ
れることになる。そして、それぞれのチャンネルデータ
を送信する場合、8ビットデータであるch1データ,
ch2データ,ch3データは、それぞれがP/S変換
回路701,702,703に入力され、そこで、シリ
アルデータに変換された後、さらに、各々が、S/P変
換回路704,705,706に入力される。
【0121】ここで、S/P変換回路704,705,
706は、ビット幅可変の変換回路であり、ここでは、
ch1データ,ch2データは3ビット幅に、そして、
ch3データは2ビット幅に変換される。その結果、セ
レクタ707の出力は、図22に示すような8ビット構
成となって、P/S変換回路708に入力され、さら
に、E/O変換モジュール709により電気−光変換さ
れてから、光ファイバを介してリーダ/プリンタに送信
される。
【0122】これにより、1台の画像処理装置に複数の
リーダ/プリンタ等が接続された場合、伝送帯域を有効
に割り振ることにより、データを効率よく伝送すること
が可能になる。
【0123】なお、上記第4実施例では、チャンネルデ
ータ長を8ビットとしたが、ビット長は8ビットに限定
されず、リーダ/プリンタの接続台数が多数になって
も、ビット長を変えることにより、同様の効果が得られ
る。
【0124】上記のすべての実施例(第1〜第4)にお
いて、伝送路103の伝送媒体として光ファイバを使用
したが、これに限定されるものではない。
【0125】例えば、伝送媒体として導線を使用しても
良い。この場合、図7に示したE/O変換モジュール7
5−1〜75−N、O/E変換モジュール79−1〜7
9−N、光ファイバ103−1〜103−Nの部分は、
図23に示すような構成の伝送媒体(例えば、ツイスト
ペアケーブルのような導線)195を用いる。
【0126】また、図23には示されていないが、実際
の回路においては、終端用の抵抗や波形用のフィルター
を適宜追加する必要があることは言うまでもない。さら
に、機器間で絶縁の必要がない場合は、図23に示す構
成からパルストランス191,192を省略してもよ
い。
【0127】図23に示す構成の場合、データ送信時に
は、パラレル/シリアル変換回路74からの差動信号に
よりパルストランス191を駆動し、その2次側出力
を、コネクタ194を介して、伝送媒体であるツイスト
ペアケーブル、または同軸ケーブルに接続する。
【0128】また、データ受信時には、ツイストペアケ
ーブル、または同軸ケーブルからの入力信号により、コ
ネクタ194を介してパルストランス193が駆動さ
れ、その出力が、等価器192に入力される。なお、こ
の等価器192では、伝送媒体195の周波数特性が補
正されて、その出力がシリアル/パラレル変換回路80
に入力される。
【0129】このように、伝送媒体として導線を使用す
る構成にすると、E/O変換器やO/E変換器等、比較
的高価な構成要素の代わりに安価なトランスミッター、
レシーバを使用できるので、装置の生産コストをさらに
削減することができる。
【0130】また、上述のすべての実施例では、送受信
する画像データは、1画素あたり8ビットとしたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1画素
1ビットの画像データにも適用することができる。
【0131】図24は、1画素1ビットの画像データを
扱う場合の画像処理部25の詳細な構成を示すブロック
図である。なお、同図において、図4に示す、第1の実
施例に係る画像処理装置の構成要素と同じものには、同
じ参照番号を付してある。
【0132】図24に示すような構成の場合、画像補正
部31の出力は、2値化回路43に入力されて、8ビッ
トの画像データが1ビットの画像データに変換される。
2値化回路43における変換は、入力画像データ値
(A)と所定の閾値(B)とを比較して、A>Bならば
“1”、A≦Bは“0”とするか、または、適宜、ディ
ザ法等の擬似中間調表現方法を用いてもよい。
【0133】2値化回路43の出力(1ビット)40
は、インターフェイス37に出力され、伝送路103−
1〜103−Nを介して送出される。
【0134】一方、伝送路103−1〜103−Nを介
して送られてきた画像データ(1画素1ビット)41
は、セレクタ32へ入力される。このセレクタ32で
は、画像データ40あるいは画像データ41のどちらか
一方を適宜、選択し、その出力を露光制御部10に入力
する。露光制御部10内では、図3に示す半導体レーザ
21が、入力画像データに応じて発光する。なお、この
半導体レーザ21の発光レートは、12MHzである。
【0135】図25は、1画素1ビットの画像データを
扱うインターフェイス部37の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。なお、同図では、図7に示した、上記第1
実施例に係るインターフェイス部37の構成との相違点
のみが示されている。
【0136】図25において、データ送信時には、1ビ
ットの画像データ(VDATA)はシフトレジスタ(8
ビット)201に入力され、VCLKに従ってシフトさ
れる。その出力(8ビット)は、VCLKを分周器20
2で1/8分周したクロック204に従って、FIFO
70’に入力される。
【0137】一方、データ受信時には、FIFO84’
の出力は、シフトレジスタ203に入力され、上記のク
ロック204に従って、FIFO84’からデータが読
み出されて、シフトレジスタ(8ビット)203にロー
ドされる。そして、この8ビットの画像データは、シフ
トレジスタ203でVCLKに従ってシフトされ、1ビ
ットのIMDATAが生成される。
【0138】ここでは、パラレル/シリアル変換回路7
4及びシリアル/パラレル変換回路80の動作クロック
は、(CLKの周波数×8)>12MHZ を満たせば良
い。すなわち、1.5MHZ 以上であればよいが、制御
データの伝送量を加味して、2MHzと設定する。この
場合、パラレル/シリアル変換回路74のシリアル出力
の伝送レートは、2(MHz)×8×1.25=20M
bps(1.25は、4B/5B変換のための係数)と
なる。
【0139】このような構成をとることで、2値画像の
データと制御情報も送受信することができる。
【0140】さらに、上記の実施例では、画像データを
そのまま、圧縮せずに送受信しているが、画像データ
が、8ビット、あるいは1ビットにかかわらず圧縮/伸
張して送受信してもよい。この場合、圧縮後の画像デー
タの伝送レートに対して、送受信のレートを高く設定す
ることは言うまでもない。
【0141】さらにまた、上記の実施例では、画像デー
タと制御データとを異なる装置間で送受信する場合につ
いて説明したが、本発明は、同一装置内の異なる構成要
素間での画像データと制御データの送受信に適用するこ
ともできる。また、伝送媒体として光ファイバやツイス
トペアケーブル、同軸ケーブルを用いているが、その他
の伝送手段、例えば、電波や空間の光伝送を用いること
もできる。
【0142】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても1つの機器から成る装置に適用しても
良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のチャンネルデータを複数の送信/受信回路を備え
ることなく、安価な構成にて、複数の伝送媒体を介して
複数の外部装置に送受信することが可能となる。
【0144】また、複数のチャンネルデータを多重化し
て、同時に複数チャンネルのデータを処理して送信/受
信するように構成することで、複数の送信/受信回路を
備えずに画像データの送受信ができる。
【0145】さらに、複数の外部装置が接続される場
合、接続される外部装置の数により伝送路の帯域を有効
に割り振ることで、効率的なデータの送受信が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像処理装置が適用され
るシステムの概略を示すブロック図である。
【図2】デジタル複写機100の構成を示す側断面図で
ある。
【図3】露光制御部10の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図4】第1実施例に係る画像処理部25の詳細構成を
示すブロック図である。
【図5】実施例におけるタイミング信号39及び画像デ
ータの関係を示すタイムチャートである。
【図6】画像処理装置101の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】インターフェイス部37の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図8】タイミング発生回路71の詳細な構成を示す回
路図である。
【図9】制御情報及び画像データ出力時の各種制御信号
を示すタイムチャートである。
【図10】CPUバスインターフェイス72,83の詳
細構成を示すブロック図である。
【図11】データに関する符号化のエンコードパターン
を示す図である。
【図12】コマンド(CMD)に関する符号化のエンコ
ードパターン4B/5B符号化方式に従うエンコードパ
ターンを示す図である。
【図13】第2実施例に係るタイミング発生回路82の
詳細構成を示すブロック図である。
【図14】第2実施例に係る画像処理装置が適用される
システムの構成を示す図である。
【図15】第2実施例に係る画像処理装置503の構成
を示すブロック図である。
【図16】第2の実施例に従うインターフェイス部3
7’の詳細な内部構成を示すブロック図である。
【図17】第3の実施例に従う画像処理装置503の詳
細な構成を示すブロック図である。
【図18】第3実施例に係る画像処理装置503の送信
部の詳細構成を示すブロック図である。
【図19】第3実施例に係る画像処理装置503の受信
部の詳細構成を示すブロック図である。
【図20】第3実施例に係る画像処理装置503のマル
チプレクサ回路605及びデマルチプレクサ回路614
で処理されるデータのタイミングチャートである。
【図21】第4の実施例に係る帯域変換回路の構成を示
すブロック図である。
【図22】帯域変換回路のビット構成を示す図である。
【図23】伝送媒体として導線を用いる場合の構成を示
すブロック図である。
【図24】1画素1ビットの画像データを扱う場合の画
像処理部25の詳細な構成を示すブロック図である。
【図25】1画素1ビットの画像データを扱うインター
フェイス部37の詳細な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
25 画像処理部 30 シェーディング補正回路 31 画像補正部 32 セレクタ(SEL) 33 LOG変換部 34 PWM部 35 タイミング制御部 36 CPU 37 インターフェイス部 100 デジタル複写機 101 画像処理装置 102 パーソナルコンピュータ(ホスト) 103−1〜103−N,105 伝送路 104 公衆回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段を有し、
    複数の外部装置との間で、複数の伝送媒体を介して該画
    像データの送受信を行なう画像処理装置において、 前記入力手段より入力した画像データに係る第1の制御
    データを生成する手段と、 前記入力手段より入力した画像データを所定単位のデー
    タに分割して第1の画像データを生成する手段と、 前記第1の画像データに前記第1の制御データを挿入し
    て第2の画像データを生成する手段と、 所定のタイミング信号を発生する手段と、 前記タイミング信号に応じて、前記第2の画像データの
    データ形式を変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段にて変換後の画像データを、前記複
    数の伝送媒体を介して前記複数の外部装置に送信する送
    信手段と、 前記複数の伝送媒体を介して、前記複数の外部装置から
    送られてくる画像データを受信する受信手段と、 前記受信手段にて受信した画像データのデータ形式を変
    換する第2の変換手段と、 前記第2の変換手段にて変換後の画像データから、第3
    の画像データ及び該第3の画像データに係る第2の制御
    データを分離する分離手段と、 前記第3の画像データに基づいて画像形成を行なう手段
    とを備え、 当該画像処理装置と前記複数の外部装置は、前記第1の
    制御データ及び前記第2の制御データをもとに画像デー
    タの送受信を行なうことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、複数単位の画像データを格納す
    る格納手段と、 前記格納手段に格納された画像データを多重化する手段
    と、 前記多重化された画像データの多重分離を行なう多重分
    離手段とを備え、 前記第1の変換手段は、前記多重化された画像データの
    データ形式を変換し、また、前記多重分離手段は、前記
    分離手段にて分離して得られた前記第3の画像データに
    対して多重分離を行なうことを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記複数の外部装置の接続台数
    を設定する手段と、 前記接続台数に基づいて前記複数の伝送媒体の伝送帯域
    を割り振る手段とを備え、 前記第1の変換手段は、前記割り振りに応じて前記第2
    の画像データのデータ形式及び該第2の画像データのデ
    ータ長を変換することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の変換手段は、前記第2の画像
    データについてパラレル形式からシリアル形式にデータ
    形式を変換することを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の変換手段は、前記受信手段に
    て受信した画像データについてシリアル形式からパラレ
    ル形式にデータ形式を変換することを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の伝送媒体には、光ファイバ、
    同軸ケーブル、ツイストペアケーブルが含まれることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の伝送媒体が光ファイバの場
    合、前記送信手段は、さらに、電気信号を光信号に変換
    する手段を有し、また、前記受信手段は、さらに、光信
    号を電気信号に変換する手段を有することを特徴とする
    請求項6に記載の画像処理装置。
JP260594A 1994-01-14 1994-01-14 画像処理装置 Withdrawn JPH07212511A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033439A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Canon Inc データ処理装置及び方法
JP2013005153A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Denso Corp 符号化装置及び符号化方法

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