JP2012524119A5

JP2012524119A5 -

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Publication number: JP2012524119A5
Application number: JP2012507282A
Authority: JP
Filing date: 2010-04-19
Publication date: 2013-04-25

Claims

2,3-ジクロロピラジンを適切なジアリールイミンと反応すること、続く加水分解を含む、式（I）の化合物またはその塩を製造するための方法：

式中、R1は、H、CN、カルボキシレートまたは任意に置換されたアリールもしくはヘテロアリールである。
R1がカルボキシレートである、請求項1に記載の方法。
R1が-C(O)OCH₃または-C(O)OCH₂CH₃である、請求項1に記載の方法。
R1がHである、請求項1に記載の方法。
ジアリールイミンが下記：

である、請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法であって、
ここでR2がC_1-10アルキルである、方法。
請求項5に記載の方法であって、ここで
(a) ジアリールイミンが反応：

によって製造され；
(b) (a) のジアリールイミン生成物および2,3-ジクロロピラジンを塩基の存在下において、共に反応させ；および
(c) (b)の生成物を加水分解させて、R1がHである式Iの化合物を得る、
方法。
R₂は、メチルである、請求項６に記載の方法。
少なくとも約0.5molの式Iの化合物が、少なくとも約50%の方法についての全体の収率において得られる、請求項6または7に記載の方法。
(a) は、トリエチルアミンまたはエチルジイソプロピルアミンの存在下において実施される、請求項6-8のいずれか1項に記載の方法。
（b）における塩基は、炭酸カリウムまたは炭酸セシウムを含む、請求項6-9のいずれか1項に記載の方法。
（b）は、約40〜60℃の温度にて実施される、請求項6-10のいずれか1項に記載の方法。
（c）は、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化リチウムの存在下において実施される、請求項6-11のいずれか1項の方法。
（c）は、塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸または硫酸の存在下において実施される、請求項6-12のいずれか1項の方法。
R1がカルボキシレートである、式I

の化合物。
R1が-C(O)OCH₃または-C(O)OCH₂CH₃である、請求項14に記載の化合物。
R1は、アリールまたはヘテロアリールであり、そのいずれかが、アリール、ヘテロアリール、C₁-C₁₀アルキル、C₀-C₁₀アルコキシ、ハロまたはシアノによって任意に置換され；
（a）ジアリールイミンは、反応1：

によって、または反応2：

によって製造され、
（b）（a）のジアリールイミン生成物および2,3-ジクロロピラジンを、塩基の存在下において、共に反応させ；および
（c）（b）の生成物を加水分解させて、式Iの化合物を得る、
請求項1の方法。
反応2を使用してジアリールイミンを製造する、請求項16に記載の方法。
R1は、2-、3-または4-ピリジニル、ピラジニル、2-、4-もしくは5-ピリミジニル、ピリダジニル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、2-もしくは3-チエニル、2-もしくは3-フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、キノリル、イソキノリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾフラニルまたはベンゾチエニルから選択されるヘテロアリール基であり；およびヘテロアリール基は、C₁-C₁₀アルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはフェニルから選択される1つまたは複数の独立した置換基で任意に置換される、請求項1、16、または17に記載の方法。
R1は、2-フェニルキノリンである、請求項1、16、または17に記載の方法。
少なくとも約0.5molの式Iの化合物が、少なくとも約50%の方法についての全体の収率において得られる、請求項1または16-19に記載の方法。
反応1が、有機塩基およびルイス酸の存在下においてジアリールイミンを製造するために使用される、請求項16または18-20に記載の方法。
ルイス酸は、四塩化チタンを含む、請求項21に記載の方法。
2,3-ジクロロピラジンとジアリールイミンの反応は、tert-ブトキシドまたは金属ヘキサメチルジシルアジドの存在下において実施される、請求項1または16-22に記載の方法。
反応：

に従って式Iと化合物を反応することをさらに含み、
式中、R₃は、C₁-C₁₀アルキル、C₃-C₁₂シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれもがハロ、オキソ、シアノ、ヒドロキシおよびC₁-C₁₀アルキルから選択される1つまたは複数の独立した置換基によって任意に置換され；およびR₄は、ヒドロキシ、アルコキシ、クロロまたはイミダゾールである、請求項1-23のいずれか1項に記載の方法。
反応：

を含む、請求項1または16-24に記載の方法。