JP2014513711A - チオフェン−2−カルボキサミドを得る方法 - Google Patents

チオフェン−2−カルボキサミドを得る方法 Download PDF

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インテルキム、ソシエダッド アノニマ
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Abstract

本発明は、(i)式23(式中、R1は、水素、ハロゲン、及び(C1−C6)アルキルから選択される)の化合物のN=C結合の切断、及び(ii)溶媒媒質中塩基の存在下における、生成中間体の、5−クロロ−チオフェン−2−カルボニルクロリドによるアシル化を含む、チオフェン−2−カルボキサミド化合物、とりわけリバロキサバン、及び合成中間体を得るための方法に関する。本発明は、式23の化合物及びリバロキサバンの入手におけるそれらの使用にも関する。

Description

本発明は、チオフェン−2−カルボキサミド、特にリバロキサバン(RVX)を得る方法に関する。リバロキサバン(RVX)は、化学的には(S)−5−クロロ−N−((2−オキソ−3−(4−(3−オキソモルホリン)フェニル)オキサゾリジン−5−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミドに相当し、活性形の凝固因子X(因子Xa)の阻害剤である。それは、臨床的には凝固防止薬として用いられる。その構造式は、
Figure 2014513711

である。
先行技術の状態
幾つかの合成経路が、リバロキサバン(RVX)を得る目的で今日までに記載されている。それらのいずれもが共通して、重要な中間体としてアニリン1を使用している。
記載されている第一の経路は、生成物特許である米国特許第7157456B2号明細書の経路であり、これは続いて米国特許第7351823B2号明細書で最適化され、2Kgのオーダーに増大された(図1)。
Figure 2014513711
最適化方法の包括的収率は62%であり、酢酸中での再結晶による最終精製段階を含んでいる。この方法は、幾つかの論文にも記載されている: Journal of Medicinal Chemistry 2005, 48, 5900-5908、Drugs of the Future 2006, 31, 484-493、及びIP.com Journal 2009, 9(4A), 10。
記載されている第二の経路は、特許出願WO2004060887A1号明細書に記載されている。記載されている方法は、25gの規模について例示されている(図2)。
Figure 2014513711
この方法の包括的収率は、37%である。
最後に、米国特許第7816355B1号明細書には、中間体15を介して(1mgの規模で)リバロキサバンを26%の包括的収率で得る方法が例示されている(図3)。
Figure 2014513711
要約すると、今日までに知られている経路は概して低収率であり、ある場合には、(S)−N−グリシジルフタルイミド(2)のような高価な出発材料を用いている。低収率及び高価な出発材料の使用は、高い生産コストを伴う。
従って、本発明者らは、今日までに記載されている方法によれば、リバロキサバンを工業的に適当な収率でかつ高価な出発材料を使用せずに得るための新規な方法が必要であると結論している。
発明の概要
本発明は、図4のチャートに従ってリバロキサバン(RVX)を得るための新規で有利な工業的方法を提供する。
Figure 2014513711
この方法の包括的収率は、70%−85%である。(S)−N−グリシジルフタルイミド(2)にとって代わる廉価な試薬の使用に伴うこの収率の向上により、本発明の方法を通して当該技術分野の状態と比較して著しい費用低減が達成される。
発明の詳細な説明
本発明の目的は、チオフェン−2−カルボキサミド、とりわけリバロキサバン(RVX)
Figure 2014513711

及び合成中間体を得るための方法を提供することであって、当該方法は下記の工程:
(i)式23
Figure 2014513711

(上記式中、Rは、水素、ハロゲン、及び(C−C)アルキルから選択される)
の化合物のN=C結合の切断、及び
(ii)溶媒媒質中で塩基の存在下における、式5
Figure 2014513711

の生成中間体の、式7
Figure 2014513711

の酸塩化物によるアシル化
を含む。
好ましい実施態様では、Rは、水素又は4−クロロである。
工程(i)は、溶媒媒質中で酸による加水分解と、続く塩基による中和によって、又は任意の溶媒媒質中で第一級アミンとの反応によって行うことができる。
特定の実施態様では、工程(i)は、式23の化合物の溶媒媒質中での酸による加水分解と、続く塩基による中和を含む。
好ましい実施態様では、限定というよりむしろ例示として、工程(i)では、酸は、塩酸、臭化水素酸、酢酸、又は硫酸であり、溶媒媒質は、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物であり、塩基はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム又は炭酸水素カルシウム、又はそれらの混合物である。
更に好ましくは、工程(i)で用いられる溶媒媒質は、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジクロロメタン、ジクロロエタン又は水、又はそれらの混合物である。
もう一つの特定の実施態様では、工程(i)は、任意の溶媒媒質中での式23の化合物と第一級アミンの反応を含む。
好ましい実施態様では、限定というよりむしろ例示として、工程(i)において、第一級アミンは、とりわけメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン又はイソブチルアミンであり、任意の溶媒媒質は、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、ケトン、アルコール、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物である。
更に好ましくは、工程(i)において用いられる任意の溶媒媒質は、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、ヘプタン、ヘキサン、アセトン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、n−ブタノール、第三級ブタノール、ジクロロメタン、ジクロロエタン又は水、又はそれらの混合物である。
もう一つの好ましい実施態様では、工程(ii)において、溶媒媒質は、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物であり、塩基は、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム又は炭酸水素カルシウム、又はそれらの混合物である。
もう一つの実施態様では、工程(ii)において更に好ましくは、溶媒媒質は、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、 ジクロロメタン、ジクロロエタン又は水、又はそれらの混合物である。
式23
Figure 2014513711

(上記式中、Rは、水素、ハロゲン、及び(C−C)アルキルから選択される)
の化合物を得る方法を提供することも、本明細書記載の発明の目的であり、当該方法は、
塩基の存在下及び溶媒媒質中において、式19
Figure 2014513711

(上記式中、Lは脱離基である)
の化合物と、式22
Figure 2014513711

(上記式中、Rは23におけるのと同じ意味を有する)
の化合物との反応を含む。
好ましい実施態様では、脱離基LはO−R(式中、Rは(C−C15)アルキル、アリール、アリール−(C−C)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール−(C−C)アルキルであり、アリールは任意に置換されることができるフェニル又はナフチル基を意味する)である。同様に、ヘテロアリールは、窒素、酸素及び硫黄から独立して選択される1−4個のヘテロ原子を含みかつ任意に置換されることができる5又は6員の単環性芳香族環又は8−10員の二環性芳香族環を意味する。芳香族環は、本発明では総ての原子がsp混成を有し、π電子の総数が4n+2(式中、nは値が1又は2の整数である)の不飽和環として定義される。ヘテロアリール−(C−C)アルキル基において、ヘテロアリール基は、芳香族環で利用可能な任意のヘテロ原子を介して分子の残りに結合することができる。ヘテロアリール基の例としては、とりわけ、フラン、イミダゾール、ピラゾール、ピロール、チオフェン、ピリジン、ピリミジン、ベンズイミダゾール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドール、キノリン及びキノキサリンが挙げられる。本発明において、「任意に置換される」とは、(C−C)アルキル、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、−CF、−CN、−NO、−OH、−COR‘、−OCOR’、−R‘、−CONR’R“、−NR’R“、−NR“COR’、−SOR‘、及び−SOR’(上記式中、R’及びR“は独立して水素、(C−C)アルキル、 フェニル又はナフチルを表す)から独立して選択される1−3個の置換基の任意の存在として定義される。
もう一つの好ましい実施態様では、 塩基は、リチウム第三級ブトキシド又はリチウム第三級アモキシドであり、溶媒媒質は、限定というよりむしろ例示として、エーテル、脂肪族炭化水素、ハロゲン化炭化水素又はニトリル、又はそれらの混合物を含む。
更に好ましくは、溶媒媒質は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ヘプタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル又はベンゾニトリル、又はそれらの混合物を含む。
更に本発明の目的は、式RVX
Figure 2014513711

のチオフェン−2−カルボキサミドを得るための方法を提供することであり、当該方法は下記の工程:
(i)塩基の存在下及び溶媒媒質中での、式19
Figure 2014513711

(上記式中、Lは脱離基である)
の化合物と、式22
Figure 2014513711

(上記式中、Rは、水素、ハロゲン及び(C−C)アルキルから選択される)
の化合物との反応、
(i)工程(i)で形成された式23
Figure 2014513711

(上記式中、Rは22におけるのと同じ意味を有する)
の化合物のN=C結合の切断、及び
(ii)溶媒媒質中で塩基の存在下における、式5
Figure 2014513711

の生成中間体の、式7
Figure 2014513711

の酸塩化物によるアシル化
を含み;従って、この方法の好ましい実施態様は、工程(i)における脱離基L、塩基及び溶媒媒質、工程(iii)における溶媒媒質及び塩基、並びに工程(ii)による式23の化合物からアミン5を得るための様々な方法の上記定義であり、すなわち溶媒媒質中での酸による加水分解と、続く任意の溶媒媒質中における塩基による中和及び第一級アミンとの反応、及び上記方法の好ましい実施態様のそれぞれである。
また、本発明の目的は、式23
Figure 2014513711

(上記式中、Rは、水素、ハロゲン及び(C−C)アルキルから選択され、水素および4−クロロが好ましい)
の化合物を提供することである。
最後に、本発明の目的は、式23の化合物を、好ましくはRが水素又は4−クロロであるときに、リバロキサバン(RVX)の合成に使用することでもある。
本発明において、(C1−x)アルキルという用語は、1−x個の炭素原子を含む線状又は分枝状のアルキル鎖を指す。例えば、(C1−15)アルキル基は、1−15個の炭素原子を含む線状又は分枝状のアルキル鎖に関する。従って、(C1−15)アルキル基としては、とりわけメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第二級−ブチル、第三級−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル及びn−ペンタデシルが挙げられる。Rが(C−C15)アルキルであるときには、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル及びn−ペンタデシル基が特に好ましい。
本発明において、(C1−4)アルコキシという用語は、1−4個の炭素原子を含む線状又は分枝状のアルコキシ鎖を指す。従って、(C1−4)アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第二級−ブトキシ及び第三級−ブトキシが挙げられる。
本発明において、オキサゾリジノン23から生成する中間体5を、RVXを生じる酸塩化物7との反応の目的で単離する必要はないことに注目しなければならない。
例示として、表1には、図4のチャートに示される通りに行われる反応について得られる収率をまとめている。本発明では、2種類のクロロホルメート18及び2種類の異なるベンズアルデヒド21を用いて(図5)、それぞれ化合物23a(R=Cl)又は23b(R=H)を得た。
Figure 2014513711
Figure 2014513711
これらの結果から見て、RVXは本明細書に概略を述べた方法によって、包括的収率(アニリン1から出発)が70%−85%で得られることが分かる。
本発明を、下記の実施例によって以下に例示するが、これらは如何なる場合にも本発明の範囲を限定するものと理解すべきではない。
例1:ベンジル(4-(3−オキソモルホリン)フェニル)カルバメート(19a)の入手
アセトン439mlと水220mlの混合物に4−(4−アミノフェニル)モルホリン−3−オン(1)20g(104ミリモル)を溶解したものを調製する。溶液を0℃に冷却し、炭酸ナトリウム18.5g(175ミリモル)を加える。10分後、混合物にベンジルクロロホルメート(18a)15.9ml(1 1 1ミリモル)を徐々に加え、室温で4時間撹拌する。得られた固形物を濾過し、水で洗浄する。室温で真空乾燥し、目的生成物(19a)32.5g(96%収率)を白色固形物として得る。Mp: 198℃.MS: m/z= 349 (M+Na). IR(cm-1)= 1650, 1725. 1H RMN (500 MHz, CDCl3) δ 7.38 (m, 7H), 7.23 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.87 (s, 1H), 5.20 (s, 2H), 4.32 (s, 2H), 4.04 - 3.97 (m, 2H), 3.75 - 3.68 (m, 2H).
例2:ドデシル(4−(3−オキソモルホリン)フェニル)カルバメート(19a)の入手
4-(4−アミノフェニル)モルホリン−3−オン(1 )1g(5.2ミリモル)をアセトン22mlと水11mlの混合物に溶解したものを調製する。溶液を0℃に冷却し、炭酸ナトリウム0.93g(8.8ミリモル)を加える。10分後、混合物にドデシルクロロホルメート(18b)1 .5ml(5.6ミリモル)を徐々に加え、室温で4時間撹拌する。得られた固形物を濾過し、水で洗浄する。固形物をジクロロメタンに再溶解し、無水炭酸ナトリウムを加え、濾過し、溶媒を減圧で除去する。室温で真空乾燥し、目的生成物(19b)1.98g(94%収率)を白色固形物として得る。Mp: 152℃.MS: m/z= 405 (M+1). IR(cm-1)= 1650, 1725. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.44 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.26 (s, 2H), 6.71 (s, 1H), 4.35 (s, 2H), 4.17 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 4.04 (dd, J = 5.7, 4.3 Hz, 2H), 3.78 - 3.72 (m, 2H), 1.72 - 1.64 (m, 2H), 1.42 - 1.23 (m, 18H), 0.89 (t, J = 6.9 Hz, 3H)
例3:(S)−1−クロロ−3−[(4−クロロベンジリジン)−アミノ]−プロパン−2−オール(22a)の入手
4−クロロベンズアルデヒド(21a)1g(7ミリモル)をメチル第三級ブチルエーテル(MTBE)4.3mlに溶解したものを調製する。30%アンモニア水0.7ml(1 1ミリモル)を加え、混合物を室温で15分間撹拌する。(S)−(+)−エピクロルヒドリン(20)0.56ml(7ミリモル)を徐々に加え、室温で40分間撹拌する。40℃に加熱し、この温度で更に18時間撹拌する。
相を分離し、有機相から溶媒を減圧で除去する。
MTBE2ml及びヘキサン2mlで再構成し、0−5℃に2時間冷却する。溶液に目的生成物の種結晶を入れ、0−5℃で1時間後に得られた結晶を濾過し、それらを冷ヘキサンで洗浄する。固形物を室温で真空乾燥し、目的生成物0.84gを得る。母液に再度種結晶を入れ、0−5℃で18時間後に得られた結晶を濾過し、それらを冷ヘキサンで洗浄し、室温で真空乾燥し、目的生成物0.12gを得る。得られた固形物を合わせ、目的生成物(22a)0.96g(59%収率)を白色固形物として得る。Mp = 89-95℃. IR (cm-1): 1670. 1H RMN (500 MHz, CD3OD) δ 8.33 (s, 1H), 7.75 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.44 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.07 (p, J = 5.5 Hz, 1H), 3.84 (dd, J = 12.2, 4.8 Hz, 1H), 3.72 - 3.63 (m, 2H), 3.60 (dd, J = 11.2, 5.6 Hz, 1H). MS: m/z= 232 (M). [α]D=α/c l = -12.58 ± 0.10°g-1 mL dm-1 (c=1.51g/100mL in chloroform).
例4:(S)−3−(ベンジリデンアミノ)−1 −クロロ−プロパン−2−オール(22b)の入手
ベンズアルデヒド(21b)(26ミリモル)をMTBE15.4mlに溶解した2.6ml溶液を調製する。30%アンモニア水2.6ml(38ミリモル)を加え、混合物を室温で15分間撹拌する。(S)−(+)−エピクロルヒドリン(20)2ml(26ミリモル)を徐々に加え、室温で40分間撹拌する。40℃に加熱し、この温度で更に18時間撹拌する。 相を分離し、有機相の溶媒を減圧で半分に減少させる。ヘキサン10mlを加え、0℃で45分間冷却する。得られた沈澱を濾過し、冷ヘキサン(3×5ml)で洗浄する。固形物を室温で真空乾燥し、目的生成物3.8g(75%収率)(22b)を白色固形物として得る。Mp = 46℃. IR (cm-1): 1698.8. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 8.36 (s, 1H), 7.74 (dd, J = 7.7, 1.4 Hz, 2H), 7.43 (d, J = 7.3 Hz, 3H), 4.14 (p, J = 5.6 Hz, 1H), 3.83 (ddd, J = 12.6, 5.0, 1.1 Hz, 1H), 3.77 (ddd, J = 12.7, 5.9, 1.1 Hz, 1H), 3.67 (dd, J = 5.4, 4.8 Hz, 2H). [α]D= α /c l = +1.72 ± 0.06°g-1 mL dm-1 (c=0.86mg/100mL in chloroform).
例5:(S)−4−[4−(5−{[(4−クロロベンジリデン)−アミノ]−メチル}−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−モルホリン−3−オン(23a)の入手
19a及び22aから:
ベンジル(4−(3−オキソモルホリン)フェニル)カルバメート(19a)0.32g(1ミリモル)及びt−BuOLi0.2g(2.5ミリモル)を含む混合物に、ジクロロメタン10mlを加えた後に(S)−1 −クロロ−3−[(4−クロロベンジリデン)−アミノ]−プロパン−2−オール(22a)0.25g(1ミリモル)を加える。混合物を、還流温度で24時間加熱する。水(1×10ml; 1×5ml)で抽出する。ジクロロメタンを留去し、ジクロロメタン5mlとiPrOH15mlで再構成する。10mlの体積まで濃縮し、−10/20℃で冷却する。得られた固形物を濾過し、冷iPrOHで洗浄し、室温で真空乾燥し、目的生成物(23a)0.27g(67%収率)を黄色固形物として得る。Mp = 157-160℃. IR (cm-1): 2850.62, 1725, 1651. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 8.35 (s, 1H), 7.64 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.36 (dd, J = 12.6, 8.7 Hz, 4H), 4.98 (dq, J = 10.2, 5.1 Hz, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.14 (ddd, J = 14.6, 13.0, 7.4 Hz, 2H), 4.06 - 4.01 (m, 2H), 3.95 (ddd, J = 36.6, 13.1, 4.6 Hz, 2H), 3.78 - 3.73 (m, 2H). MS: m/z= 420 (M+Li), 833 (2M+Li), 1248 (3M+Li). [α]D= α /c l = -215.57 ± 0.39°g-1 mL dm-1(c=0.86mg/100mL in chloroform).
19a及び22aから:
ドデシル(4−(3−オキソモルホリン)フェニル)カルバメート(19b)0.32g(0.78ミリモル)及びt−BuOLi0.16g(2ミリモル)を含む混合物にジクロロメタン6mlを加えた後に(S)−1 −クロロ−3−[(4−クロロベンジリジン)−アミノ]−プロパン−2−オール(22a)0.2g(0.86ミリモル)を加える。混合物を還流温度で1.5日間加熱する。水(1×10ml;1×5ml)で抽出する。ジクロロメタンを留去し、ジクロロメタン5mlとiPrOH15mlで再構成する。10mlの体積まで濃縮し、−10/−20℃で冷却する。 得られた固形物を濾過し、冷iPrOHで洗浄し、 室温で真空乾燥し、目的生成物(23a)0.29g(90%収率)を黄色固形物として得る。Mp = 157-160℃. IR (cm-1): 2850.62, 1725, 1651. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 8.35 (s, 1H), 7.64 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.36 (dd, J = 12.6, 8.7 Hz, 4H), 4.98 (dq, J = 10.2, 5.1 Hz, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.14 (ddd, J = 14.6, 13.0, 7.4 Hz, 2H), 4.06 - 4.01 (m, 2H), 3.95 (ddd, J = 36.6, 13.1, 4.6 Hz, 2H), 3.78 - 3.73 (m, 2H). MS: m/z= 420 (M+Li), 833 (2M+Li), 1248 (3M+Li). [α]D= α /c l = -215.57 ± 0.39°g-1mL dm-1 (c=0.86mg/100mL in chloroform).
例6:(S)−4−(4−{5−[(ベンジリデン−アミノ)−メチル]−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}−フェニル)−モルホリン−3−オン(23b)の入手
19a及び22bから:
ベンジル(4-(3−オキソモルホリン)フェニル)カルバメート(19a)0.26g(0.78ミリモル)及びt−BuOLi0.16g(2.0ミリモル)を含む混合物に、ジクロロメタン6mlを加えた後に(S)−3−(ベンジリデン−アミノ)−1 −クロロ−プロパン−2−オール(22b)0.17g(0.86ミリモル)を加える。混合物を還流温度で24時間加熱する。水(1×10ml;1×5ml)で抽出する。ジクロロメタンを留去し、ジクロロメタン5mlとiPrOH15ml で再構成する。10mlの体積まで濃縮し、−10/−20℃で冷却する。得られた固形物を濾過し、冷iPrOHで洗浄し、室温で真空乾燥し、目的生成物(23b)0.26g(88%収率)を黄色固形物として得る。Mp = 136 ℃. IR (cm-1): 2874.46, 2851.06; 1727.59, 1649.82. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ8.40 (s, 1H), 7.73 - 7.68 (m, 2H), 7.60 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.47 - 7.37 (m, 3H), 7.34 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 4.98 (td, J = 10.9, 5.5 Hz, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.20 - 4.09 (m, 2H), 4.05 - 4.02 (m, 2H), 3.96 (ddd, J = 18.4, 11.2, 6.4 Hz, 2H), 3.78 - 3.72 (m, 2H).
19a及び22bから:
ドデシル(4−(3−オキソモルホリン)フェニル)カルバメート(19b)0.32g(0.78ミリモル)及びt−BuOLi0.16g(2.0ミリモル)を含む混合物に、ジクロロメタン6mlを加えた後に(S)−3−(ベンジリデン−アミノ)−1 −クロロ−プロパン−2−オール(22b)0.17g(0.86ミリモル)を加える。混合物を還流温度で1.5日間加熱する。水(1×10ml;1×5ml)で抽出する。ジクロロメタンを留去し、ジクロロメタン5mlとiPrOH15mlで再構成する。10mlの体積まで濃縮し、−10/−20℃で冷却する。得られた固形物を濾過し、冷iPrOHで洗浄し、室温で真空乾燥し、目的生成物(23b)0.25g(83%収率)を黄色固形物として得る。Mp = 136 ℃. IR (cm-1): 2874.46, 2851.06; 1727.59, 1649.82. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ8.40 (s, 1H), 7.73 - 7.68 (m, 2H), 7.60 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.47 - 7.37 (m, 3H), 7.34 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 4.98 (td, J = 10.9, 5.5 Hz, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.20 - 4.09 (m, 2H), 4.05 - 4.02 (m, 2H), 3.96 (ddd, J = 18.4, 11.2, 6.4 Hz, 2H), 3.78 - 3.72 (m, 2H).
例7:(S)−4−[4−(5−アミノメチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)フェニル]モルホリン−3−オン(5)の入手
7a)
(S)−4−[4−(5−{[(4−クロロベンジリジン)−アミノ]−メチル}−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−モルホリン−3−オン(23a)0.5g(1.2ミリモル)、水17.5ml及びAcOEt17.5mlを混合する。次いで、37%HCl水0.2ml(2.4ミリモル)を加え、室温で2時間撹拌する。相を分離する。水性相をAcOEt35mlで抽出する。有機相を廃棄する。水性相を塩基性にしてpH=10とし、ジクロロメタン(5×5ml)で抽出する。有機相を合わせ、無水NaSOで乾燥し、濾過して、溶媒を減圧で留去する。目的生成物(5)178mg(51%収率)が、白色固形物として得られる。Mp = 145-147℃. IR (cm-1): 3377, 3357, 3273, 3178, 2868, 1747, 1724, 1650. 1H NMR (400 MHz, dmso) δ 7.62 -7.51 (m, 2H), 7.42 - 7.31 (m, 2H), 4.59 (td, J = 11.2, 4.9 Hz, 1H), 4.17 (s, 2H), 4.06 (t, J = 8.9 Hz, 1H), 3.97 - 3.92 (m, 2H), 3.85 (dd, J = 8.9, 6.4 Hz, 1H), 3.75 - 3.62 (m, 2H), 2.81 (qd, J = 13.7, 5.0 Hz, 2H).
7b)
(S)−4−[4−(5−{[(4−クロロ−ベンジリジン)−アミノ]−メチル}−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−モルホリン−3−オン(23a)368g(0.89モル)をトルエン2760ml及びイソブチルアミン920mlに溶解したものを調製する。80−85℃で加熱し、6時間保持する。室温で冷却し、イソブチルアミンとトルエンの一部を真空蒸留する。20℃で濾過し、トルエン500mlで室温で2回洗浄する。真空オーブン中で50℃で乾燥し、目的生成物254g(収率98.5%)を得る。
7c)
(S)−4−[4−(5−{[(4−クロロ−ベンジリジン)−アミノ]−メチル}−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−モルホリン−3−オン(23a)1gをプロピルアミン10mlに溶解したものを調製する。還流温度で加熱し、15時間持続する。目的生成物が、98%を上回る変換率で得られる(HPLCによって分析)。
7d)
(S)−4−[4−(5−{[(4−クロロ−ベンジリデン)−アミノ]−メチル}−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−モルホリン−3−オン(23a)36gを、トルエン180ml及びイソブチルアミン180mlに溶解したものを調製する。還流温度で加熱し、3時間持続する。室温で冷却し、溶媒を減圧留去する。得られた残渣を10℃未満の温度でトルエン108ml中で撹拌する。濾過して、トルエン50mlで洗浄した後、トルエン20mlで洗浄する。真空オーブン中で50℃で乾燥し、目的生成物25.19g(収率99.7%)を得る。
例8:(S)−5−クロロ−N−((2−オキソ−3−(4−(3−オキソモルホリン)フェニル)オキサゾリジン−5−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(RVX)の入手
a)5−クロロ−チオフェン−2−カルボニルクロリド(7)の入手
5−クロロ−チオフェン−22−カルボン酸(6)2g(12ミリモル)と塩化チオニル31ml(422ミリモル)を混合し、還流温度で2時間加熱する。過剰の塩化チオニルを減圧留去し、褐色油状生成物を得て、これを更に精製することなく次の合成段階に使用する。
b1)23a(23,R=4−Cl)リバロキサバンの入手
(S)−4−[4−(5−{[(4−クロロベンジリジン)−アミノ]−メチル}−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−モルホリン−3−オン(23a)0.25g(0.6ミリモル)、水19ml及びAcOEt19mlを混合する。次いで、37%HCl水(1.2ミリモル)0.1mlを加え、室温で2時間撹拌する。相を分離する。水性相を、AcOEt20mlで抽出する。1N NaOHを加えて、水性相をpH7−8にする。次いで、5−クロロ−チオフェン−2−カルボニルクロリド(7)0.11g(0.6ミリモル)をジクロロメタン19mlに溶解したものを加える。1N NaOHを加えることによってpHを7−8に保持しながら、室温で4時間撹拌する。相を分離する。水性相を、ジクロロメタン20mlで抽出する。有機相を合わせ、MgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧留去する。粗製物質をヘキサン(3ml)に懸濁させる。得られた固形物を濾過し、室温で真空乾燥し、目的生成物に相当する白色固形物0.22g(83%収率)を得る。Mp = 220-225℃. IR (cm-1): 3351; 1754.2, 1645.23, 1630.21. 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.56 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.34 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.29 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 6.49 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 4.85 (ddd, J = 9.4, 7.8, 4.6 Hz, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.10 (t, J = 9.0 Hz, 1H), 4.06 - 4.01 (m, 2H), 3.92 - 3.87 (m, 1H), 3.84 (dd, J = 9.3, 6.8 Hz, 1H), 3.77 - 3.70 (m, 3H). MS: m/z= 458 (M +Na) ,436 (M), 893 (2M +Na), 1330 (3M +Na). [α]D= α/c l = -29.35 ± 0.93°g-1 mL dm-1(c=0.295g/100mL in DMSO).
b2)23b(23,R=H)からリバロキサバンの入手
(S)−4−(4−{5−[(ベンジリデン−アミノ)−メチル]−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}−フェニル)−モルホリン−3−オン(23b)87mg(0.23ミリモル)水7ml及びAcOEt7mlを混合する。次いで、37%HCl水0.04ml(0.46ミリモル)を加え、室温で2時間撹拌する。相を分離する。水性相をAcOEt20mlで抽出する。1N NaOHを加えて、水性相をpH 7−8にする。次いで、5−クロロ−チオフェン−2−カルボニルクロリド(7)42mg(0.23ミリモル)をジクロロメタン8mlに溶解したものを加える。室温で2時間撹拌する。相を分離する。水性相を、ジクロロメタン20mlで抽出する。有機相を合わせ、MgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧留去する。粗製物質をヘキサン(3ml)に懸濁させる。得られた固形物を濾過し、室温で真空乾燥し、目的生成物に相当する白色固形物72mg(72%収率)を得る。
b3)(S)−4−[4−(5−アミノメチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)フェニル]モルホリン−3−オン(5)からリバロキサバンの入手
b3.a)
(S)−4−[4−(5−アミノメチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)フェニル]モルホリン−3−オン(5)0.145g(0.5ミリモル)を、ジクロロメタン4mlに溶解させる。トリエチルアミン0.1ml(0.75ミリモル)を加えた後、5−クロロチオフェン−2-カルボニルクロリド(7)0.1g(0.55ミリモル)をジクロロメタン1mlに溶解したものを加える。室温で3時間撹拌する。水10ml及びジクロロメタン10mlを加え、有機相を分離して、水性相を更にジクロロメタン10mlで再度抽出する。有機相を合わせ、無水NaSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧留去する。目的生成物に相当する白みがかった固形物209mg(96%収率)が得られる。
b3.b)
(S)−4−[4−(5−アミノメチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)フェニル]モルホリン−3−オン(5)(0.6ミリモル)0.175gをTHF5mlに溶解させる。トリエチルアミン0.13ml(0.9ミリモル)を加えた後、5−クロロチオフェン−2-カルボニルクロリド(7)0.12g(0.66ミリモル)をTHF1mlに溶解したものを加える。室温で3時間撹拌する。水10ml及びジクロロメタン10mlを加え、有機相を分離し、水性相を更にジクロロメタン10mlで再度抽出する。有機相を合わせ、無水NaSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧留去する。目的生成物に相当する白みがかった固形物262mg(100%収率)が得られる。
b3.c)
(S)−4−[4−(5−アミノメチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)フェニル]モルホリン−3−オン(5)85g(0.29モル)、水212.5ml、アセトン170ml及びトルエン68mlを混合する。次いで、炭酸ナトリウム46.2g(0.44モル)を加える。混合物を、55−60℃で加熱する。この温度で、5−クロロチオフェン−2−カルボニルクロリド(7)72.4g(0.40モル)をトルエン272mlに溶解したものを15分間で加える。55−60℃で5時間撹拌する。0−5℃で冷却し、この温度で1時間撹拌し、濾過する。トルエン170mlで2回及び水170mlで2回洗浄する。湿った粗製物質138gが得られ、これは乾燥した粗製物質114.5gを表す(収率90%)。
粗製の湿ったリバロキサバン137gを酢酸915mlから再結晶させ、90℃にして粗製物質を溶解させる。20℃で冷却し、この温度で1時間撹拌する。濾過して、水343.5mlで3回洗浄する。50℃で真空乾燥し、再結晶生成物99.6gを得る(収率87%)。

Claims (24)

  1. 式RVX
    Figure 2014513711

    のチオフェン−2−カルボキサミドを得る方法であって、
    下記の工程:
    (i)式23
    Figure 2014513711

    (上記式中、Rは、水素、ハロゲン、及び(C−C)アルキルから選択される)
    の化合物のN=C結合の切断、及び
    (ii)溶媒媒質中で塩基の存在下における、式5
    Figure 2014513711

    の生成中間体の、式7
    Figure 2014513711

    の酸塩化物によるアシル化
    を含む、方法。
  2. 工程(i)が、溶媒媒質中での酸による式23の化合物の加水分解と、続く塩基による中和を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 酸が、塩酸、臭化水素酸、酢酸、又は硫酸であり、溶媒媒質が、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物であり、塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム又は炭酸水素カルシウム、又はそれらの混合物である、請求項2に記載の方法。
  4. 工程(i)が、任意の溶媒媒質中における式23の化合物と第一級アミンとの反応を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 任意の溶媒媒質が、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、ケトン、アルコール、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物である、請求項4に記載の方法。
  6. 工程 (ii)の溶媒媒質が、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物であり、塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム又は炭酸水素カルシウム、又はそれらの混合物である、請求項1−5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 工程 (ii)の溶媒媒質が、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、 ジクロロメタン、ジクロロエタン又は水、又はそれらの混合物である、請求項6に記載の方法。
  8. が、水素又は4−クロロである、請求項1−7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 式23
    Figure 2014513711

    (上記式中、Rは、水素、ハロゲン、及び(C−C)アルキルから選択される)
    の化合物を得る方法であって、
    塩基の存在下及び溶媒媒質中において、式19
    Figure 2014513711

    (上記式中、Lは脱離基である)
    の化合物と、式22
    Figure 2014513711

    (上記式中、Rは23におけるのと同じ意味を有する)
    の化合物との反応を含む、方法。
  10. 脱離基LはO−Rであり、そしてRは(C−C15)アルキル、アリール、アリール−(C−C)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール−(C−C)アルキルであり、
    a)アリールは任意に置換されることができるフェニル又はナフチル基であり、
    b)ヘテロアリールは、窒素、酸素及び硫黄から独立して選択される1−4個のヘテロ原子を含みかつ任意に置換されることができる5又は6員の単環性芳香族環又は8−10員の二環性芳香族環であり、
    「任意に置換される」という表現は、(C−C)アルキル、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、−CF、−CN、−NO、−OH、−COR’、−OCOR’、−COR’、−CONR’R”、−NR’R”、−NR”COR’、−SOR’、及び−SOR’(上記式中、R’及びR”は独立して水素、(C−C)アルキル、 フェニル又はナフチルを表す)から独立して選択される1−3個の置換基の任意の存在として定義される、請求項9に記載の方法。
  11. 塩基が、リチウム第三級ブトキシド又はリチウム第三級アモキシドであり、溶媒媒質が、エーテル、脂肪族炭化水素、ハロゲン化炭化水素又はニトリル、又はそれらの混合物を含む、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 溶媒媒質が、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ヘプタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル又はベンゾニトリル、又はそれらの混合物を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 式RVX
    Figure 2014513711

    のチオフェン−2−カルボキサミドを得るための方法であって、
    下記の工程:
    (i)塩基の存在下及び溶媒媒質中での、式19
    Figure 2014513711

    (上記式中、Lは脱離基である)
    の化合物と、式22
    Figure 2014513711

    (上記式中、Rは、水素、ハロゲン及び(C−C)アルキルから選択される)
    の化合物との反応、
    (i)工程(i)で形成された式23
    Figure 2014513711

    (上記式中、Rは22におけるのと同じ意味を有する)
    の化合物のN=C結合の切断、及び
    (ii)溶媒媒質中で塩基の存在下における、式5
    Figure 2014513711

    の生成中間体の、式7
    Figure 2014513711

    の酸塩化物によるアシル化
    を含む、方法。
  14. 脱離基LはO−Rであり、次に、Rは(C−C15)アルキル、アリール、アリール−(C−C)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール−(C−C)アルキルであり、
    a)アリールは任意に置換されることができるフェニル又はナフチル基であり、
    b)ヘテロアリールは、窒素、酸素及び硫黄から独立して選択される1−4個のヘテロ原子を含みかつ任意に置換されることができる5又は6員の単環性芳香族環又は8−10員の二環性芳香族環であり、
    「任意に置換される」という表現は、(C−C)アルキル、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、−CF、−CN、−NO、−OH、−COR’、−OCOR’、−COR’、−CONR’R”、−NR’R”、−NR”COR’、−SOR’、及び−SOR’(上記式中、R’及びR”は独立して水素、(C−C)アルキル、 フェニル又はナフチルを表す)から独立して選択される1−3個の置換基の任意の存在として定義される、請求項13に記載の方法。
  15. が水素又は4−クロロである、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 工程(ii)が、工程(i)で形成された式23の化合物を溶媒媒質中で酸による加水分解と、続く塩基による中和を含む、請求項13−15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 酸が、塩酸、臭化水素酸、酢酸又は硫酸であり、溶媒媒質が、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物であり、塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム又は炭酸水素カルシウム、又はそれらの混合物である、請求項16に記載の方法。
  18. 工程(ii)が、工程(i)で形成された式23の化合物と第一級アミンとの任意の溶媒媒質中での反応によって構成される、請求項13−15のいずれか一項に記載の方法。
  19. 任意の溶媒媒質が、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、アルコール、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物である、請求項18に記載の方法。
  20. a)工程(i)において、 塩基が、リチウム第三級ブトキシド又はリチウム第三級アモキシドであり、溶媒媒質が、エーテル、脂肪族炭化水素、ハロゲン化炭化水素又はニトリル、又はそれらの混合物によって構成され、
    c)工程(iii)において、溶媒媒質が、エステル、エーテル、芳香族炭化水素、ケトン、ハロゲン化炭化水素又は水、又はそれらの混合物であり、塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム又は炭酸水素カルシウム、又はそれらの混合物である、請求項13−19のいずれか一項に記載の方法。
  21. a)工程(i)において、溶媒媒質が、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ヘプタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル又はベンゾニトリル、又はそれらの混合物によって構成されており、
    c)工程(iii)において、溶媒媒質が、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、 ジクロロメタン、ジクロロエタン又は水、又はそれらの混合物である、請求項20に記載の方法。
  22. 式23
    Figure 2014513711

    (上記式中、Rが、水素、ハロゲン及び(C−C)アルキルから選択される)
    の化合物。
  23. が、水素又は4−クロロである、請求項22に記載の化合物。
  24. リバロキサバン(RVX)の合成のための、請求項22又は23に記載の化合物の使用。
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