JP2012510272A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 懸濁液中の細胞を濃縮するための沈降アセンブリであって、
   細胞集団を含む懸濁液を受け取るための第１のチャンバであって、該第１のチャンバに対して沈降力を与えた際に、濃縮された細胞集団を受け取るための細胞濃縮帯域を含む第１のチャンバと、
   繰り返し除去可能に流体到達先または流体源と流体連通して配置されるように適合された第２のチャンバであって、該第１のチャンバの該濃縮帯域を含む、第２のチャンバと
   を備え、
   該第１のチャンバと該第２のチャンバとは、該濃縮された細胞集団を含む該懸濁液の一部分を該第２のチャンバに流動させるために、該第１のチャンバと該第２のチャンバとが流体連通しているユニットとして、遠心性の沈降力場内に配置可能である、
   沈降アセンブリ。
2. 前記第１のチャンバは、細胞を単離するためのシステムから細胞を受け取るように適合されている、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
3. 前記細胞濃縮帯域は、前記第１のチャンバの先細部分を含む、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
4. 前記沈降アセンブリは、前記第１のチャンバと前記第２のチャンバとが流体連通しているときに、遠心分離されるように適合されている、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
5. 前記沈降アセンブリは、沈降中にホルダ内に配置されるように適合されている、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
6. 前記ホルダ内の前記沈降アセンブリは、沈降中に遠心分離機内に配置される、請求項５に記載の沈降アセンブリ。
7. 前記第１のチャンバと前記第２のチャンバとの間の連結部をさらに含む、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
8. 前記連結部は分離可能であり、該連結部は、前記第１のチャンバに取り付けられる第１の部分と、前記第２のチャンバに取り付けられる第２の部分とを備え、該第１の部分と該第２の部分とは、嵌合要素を有する、請求項７に記載の沈降アセンブリ。
9. 前記連結部は、連結部材を含む、請求項８に記載の沈降アセンブリ。
10. 前記第１のチャンバは、前記第２のチャンバよりも大きい容量を有する、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
11. 懸濁液中の細胞を濃縮する方法であって、
    ａ．第１のチャンバ内において、細胞集団を含む懸濁液を収集することと、
    ｂ．該第１のチャンバ内において、濃縮された細胞懸濁液を取得するために該細胞集団を沈降することと、
    ｃ．遠心性の沈降力場の下で、該濃縮された細胞懸濁液を該第１チャンバと流体連通する第２のチャンバに流入させることと
    を含む、方法。
12. 前記濃縮された細胞懸濁液のさらなる処理のために、前記第１のチャンバを前記第２のチャンバから切り離し、該第２のチャンバを第３のチャンバに接続することをさらに含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記第１のチャンバを前記第２のチャンバから切り離すことと、該第１のチャンバ内に残留するあらゆる内容物を除去することと、該第１のチャンバに溶液を追加することと、該第２のチャンバからの前記濃縮された細胞懸濁液を該第１のチャンバに追加することと、さらなる処理のために該第１のチャンバと該第２のチャンバとを再接続することとをさらに含む、請求項１１に記載の方法。
14. 前記ａ〜ｃのステップは繰り返されるが、繰り返されるときには、前記第１のチャンバ内において収集される細胞集団を含む懸濁液は、前記第２のチャンバに流入させられた濃縮された細胞懸濁液である、請求項１１に記載の方法。
15. 前記第２のチャンバは、注射器を含む、請求項１に記載の沈降アセンブリ。
16. 懸濁液中の細胞を濃縮するための沈降チャンバであって、該チャンバは、
    実質的に球形の内側チャンバを規定するハウジングと、
    該内側チャンバと連通している、該ハウジングのポートと
    を含み、
    該ポートは、封止可能な閉鎖部を備え；そして
    該チャンバは、該ポートと一般的に反対側に位置する、細胞を受容するポケットを有する、沈降チャンバ。
17. 空気捕獲領域をさらに備える、請求項１６に記載の沈降チャンバ。
18. 前記空気捕獲領域が、前記ポートに近接している、請求項１７に記載の沈降チャンバ。
19. 前記チャンバハウジングは、前記チャンバの壁への力の適用により手動で操作され得る、請求項１６に記載の沈降チャンバ。
20. 前記細胞集団は、幹細胞を含む、請求項１１に記載の方法。
21. 前記溶液は洗浄溶液を含む、請求項１３に記載の方法。
22. 前記溶液は、緩衝液、血清、抗体、および成長因子からなる群から選択される試薬である、請求項１３に記載の方法。