JP2012507439A5

JP2012507439A5 -

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Publication number: JP2012507439A5
Application number: JP2011534690A
Authority: JP
Filing date: 2009-10-28
Publication date: 2012-12-13

Description

第２の段階の組立は、スチールリングに装着された膨張性ブラダで行う。グリーンの第１段階のカバーを、リングに装着し、ブラダがそれを、ベルトガイド組立体まで膨張させる。スチールベルトに、低角度で交差させてそれらのコードが適用される。この点で、代わりに、プライ撚シース／コアヤーンを含む布をタイヤに組み込むことができる。次にトレッドゴムを適用する。トレッド組立体を巻いて、それをベルトに固定し、グリーンカバーを機械から取り外す。必要なら、タイヤ組立プロセスは自動化して、各コンポーネントを、多くの組立点に沿って別々に適用することができる。必要なら、プライ撚シース／コア糸を含む編または織布あるいはプライ撚シース／コア糸を含むコードをタイヤに組み込むことのできる多くの点がタイヤの製造中にあるものと考えられる。
また、好ましい実施態様として、本発明を次のように構成することもできる。
１．テキスタイル布を含み、前記布の単層が、前記布の面に多方向の切断抵抗性を与え、
前記布は、
ｉ）シース／コア構造を有し、シースが切断抵抗性ポリマーステープル繊維を含み、コアが無機繊維を含む少なくとも１つの単糸と、
ｉｉ）切断抵抗性ステープル繊維と、少なくとも１つの連続エラストマーフィラメントとを含み、無機繊維を含まない、または実質的に含まない少なくとも１つの単糸と
を有する少なくとも１つのプライ撚糸をさらに含み、
前記布は、切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネントが１８〜６５パーセントの空隙領域を有するように、前記布のゴムへの接着を改善するコーティングをさらに有する、伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
２．２５〜６５パーセントの空隙領域を有する上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
３．３０〜６５パーセントの空隙領域を有する上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
４．４０〜６５パーセントの空隙領域を有する上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
５．前記コーティングが、エポキシ樹脂サブコートおよびレゾルシノール−ホルムアルデヒドトップコートを含む上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
６．前記プライ撚糸線密度が、１２００〜３４００デニール（１３００〜３８００ｄｔｅｘ）である上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
７．前記坪量が、１平方ヤード当たり１．９〜１１オンス（６４〜３７３ｇ／ｍ ² ）である上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
８．前記単糸が、少なくとも１つの他の単糸と、１４．４〜３３．６のＴｅｘシステム撚り係数（１．５〜３．５の綿番手撚り係数）でプライ撚糸されている上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
９．前記連続エラストマーフィラメントが、弛緩状態において、１７〜５６０ｄｔｅｘ（１５〜５００デニール）の線密度を有する上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
１０．前記布が編物である上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
１１．タイヤサイドウォールのビード領域の上に配置されたインサートの形態にある上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
１２．第１のビード領域から第１のサイドウォール領域の中をタイヤトレッド領域の第１の端部まで延在し、前記タイヤトレッド領域を前記タイヤトレッド領域の第２の端部まで横断し、そして第２のサイドウォール領域を第２のビードエリアまで横断するタイヤインサートの形態にある上記１に記載の伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
１３．トレッド領域と、前記トレッド領域の第１の端部から第１のビード領域まで延在する第１のサイドウォール領域と、前記トレッド領域の第２の端部から第２のビード領域まで延在する第２のサイドウォール領域とを有するタイヤであって、少なくとも前記第１のサイドウォールに位置する布インサートの形態にある上記１に記載の切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネントを含むタイヤ。
１４．前記第１のサイドウォール領域に位置する前記布インサートが、前記第１のビード領域から前記トレッド領域の前記第１の端部まで延在し、前記トレッド領域を前記トレッド領域の前記第２の端部まで横断し、そして前記第２のサイドウォール領域を前記第２のビードエリアまで横断する上記１３に記載のタイヤ。
１５．ａ）
ｉ）シース／コア構造を有し、シースが切断抵抗性ポリマーステープル繊維を含み、コアが無機繊維を含む少なくとも１つの単糸と、
ｉｉ）切断抵抗性ステープル繊維と、少なくとも１つの連続エラストマーフィラメントとを含み、無機繊維を含まない、または実質的に含まない少なくとも１つの単糸と
を有する少なくとも１つのプライ撚糸を提供し、
ｂ）前記プライ撚糸を、１８〜６５パーセントの空隙領域を有する布へと編み、または織り、
ｃ）前記タイヤサイドウォールコンポーネントの空隙領域を１８〜６５パーセントの範囲に維持しながら、前記布のゴムへの接着を改善するコーティングを布に適用する
ことを含む、伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネントの製造方法。

Claims

テキスタイル布を含み、前記布の単層が、前記布の面に多方向の切断抵抗性を与え、
前記布は、
ｉ）シース／コア構造を有し、シースが切断抵抗性ポリマーステープル繊維を含み、コアが無機繊維を含む少なくとも１つの単糸と、
ｉｉ）切断抵抗性ステープル繊維と、少なくとも１つの連続エラストマーフィラメントとを含み、無機繊維を含まない、または実質的に含まない少なくとも１つの単糸と
を有する少なくとも１つのプライ撚糸をさらに含み、
前記布は、切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネントが１８〜６５パーセントの空隙領域を有するように、前記布のゴムへの接着を改善するコーティングをさらに有する、伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント。
トレッド領域と、前記トレッド領域の第１の端部から第１のビード領域まで延在する第１のサイドウォール領域と、前記トレッド領域の第２の端部から第２のビード領域まで延在する第２のサイドウォール領域とを有するタイヤであって、少なくとも前記第１のサイドウォールに位置する布インサートの形態にある請求項１に記載の切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネントを含むタイヤ。
ａ）
ｉ）シース／コア構造を有し、シースが切断抵抗性ポリマーステープル繊維を含み、コアが無機繊維を含む少なくとも１つの単糸と、
ｉｉ）切断抵抗性ステープル繊維と、少なくとも１つの連続エラストマーフィラメントとを含み、無機繊維を含まない、または実質的に含まない少なくとも１つの単糸と
を有する少なくとも１つのプライ撚糸を提供し、
ｂ）前記プライ撚糸を、１８〜６５パーセントの空隙領域を有する布へと編み、または織り、
ｃ）前記タイヤサイドウォールコンポーネントの空隙領域を１８〜６５パーセントの範囲に維持しながら、前記布のゴムへの接着を改善するコーティングを布に適用する
ことを含む、伸展性のある切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネントの製造方法。