JPS62141174A - ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法 - Google Patents
ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法Info
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- JPS62141174A JPS62141174A JP28118585A JP28118585A JPS62141174A JP S62141174 A JPS62141174 A JP S62141174A JP 28118585 A JP28118585 A JP 28118585A JP 28118585 A JP28118585 A JP 28118585A JP S62141174 A JPS62141174 A JP S62141174A
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- Japan
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- aromatic polyamide
- rubber
- compound
- ratio
- adhesive
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はゴムとの接着性が高度に優れ、タイヤ素材及び
一般ゴム補強素材として有用なコードないしは編織物な
どのゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法に
関する。
一般ゴム補強素材として有用なコードないしは編織物な
どのゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法に
関する。
(従来の技術)
芳香族ポリアミド繊維は、その優れた物理特性をこより
産業用資材分野で注目を集めており、すでtこタイヤコ
ード、コンベアベルト、およびゴム引き複合材料等のゴ
ム補強用途に使用されている。
産業用資材分野で注目を集めており、すでtこタイヤコ
ード、コンベアベルト、およびゴム引き複合材料等のゴ
ム補強用途に使用されている。
これらの用途で重要なもののひとつにコードまたは編織
物とゴムとの接着性がある。
物とゴムとの接着性がある。
芳香族ポリアミド線維については、ポリエステ/L’繊
維で広く採用されているエポキシ化合物による処理およ
びRFLと称されるホルムアルデヒドとレゾ)vVンと
の縮合物とゴムラテックスからなる水性組成物による処
理の2浴処理方法が一般に行われている
。
維で広く採用されているエポキシ化合物による処理およ
びRFLと称されるホルムアルデヒドとレゾ)vVンと
の縮合物とゴムラテックスからなる水性組成物による処
理の2浴処理方法が一般に行われている
。
(本発明が解決しようとする問題点)
しかし、この従来法ではゴム製品の特性を十分に満足す
る程の接着性が得られないのが現状である。
る程の接着性が得られないのが現状である。
従って本発明の課題は、芳香族ポリアミド繊維の特性を
損うことなく、しかも天然ゴムはもとより、特に特殊な
合成ゴムとの高度の接着性を付与し得る接着処理剤を提
供することにある。
損うことなく、しかも天然ゴムはもとより、特に特殊な
合成ゴムとの高度の接着性を付与し得る接着処理剤を提
供することにある。
本発明の他の課題は接着性の良好なゴム補強用芳香族ポ
リアミド繊維材料の製造方法を提供するにある。
リアミド繊維材料の製造方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は。
「実質的に芳香族ポリアミドからなる繊維に撚りをかけ
て生コードとなし、該生コードあるいは該生コードを編
織して得た編織物をこ接着剤を付与するに際し、エポキ
シ化合物を含む処理液による処理を原糸および/または
生コードの段階で行ない、熱処理を施した後1こ、ホル
ムアルデヒド(2)とレゾルクン[F])とを、IA)
/(81−0,5: 1〜4;1 (モル比)の割合で
反応させてなる縮合物C)とゴムラテックスO)とがC
)/(01−1: 1〜1:15(固型分重量比)の割
合で含有する水系組成物に)と、下記一般式(Ilで示
される化合物(Flとが(El/F)= l : 0.
05〜l:2 (固型分重量比)の割合で含有する接着
剤液で処理し。
て生コードとなし、該生コードあるいは該生コードを編
織して得た編織物をこ接着剤を付与するに際し、エポキ
シ化合物を含む処理液による処理を原糸および/または
生コードの段階で行ない、熱処理を施した後1こ、ホル
ムアルデヒド(2)とレゾルクン[F])とを、IA)
/(81−0,5: 1〜4;1 (モル比)の割合で
反応させてなる縮合物C)とゴムラテックスO)とがC
)/(01−1: 1〜1:15(固型分重量比)の割
合で含有する水系組成物に)と、下記一般式(Ilで示
される化合物(Flとが(El/F)= l : 0.
05〜l:2 (固型分重量比)の割合で含有する接着
剤液で処理し。
次いで熱処理することを特徴とするゴム補強用芳香族ポ
リアミド繊維材料の製造方法。
リアミド繊維材料の製造方法。
〔たーだ、−シ式中のX%Yは−C1、−Br 、
−)I 。
−)I 。
刊)(、−5H、−NH,、−No□ 、炭素数l〜8
のアルキル、アリールもしくはアラルキル基Rz :
−H、炭素数1〜8のプルキル、アリールもしくはアラ
ルキル基)であり、Zは一〇−(ここでR3,R4は−
Hもしくは炭素R,l 数1〜8のア〃キ〃基)、−8X−(ここでS:硫黄原
子、X二l〜8の整数)もしくは−s −o y−(こ
こでS:硫黄原子、0:酸素原子、y:l〜2の整数)
であり、nはOもしくは1S−15の整数を示す。〕」 に関する。
のアルキル、アリールもしくはアラルキル基Rz :
−H、炭素数1〜8のプルキル、アリールもしくはアラ
ルキル基)であり、Zは一〇−(ここでR3,R4は−
Hもしくは炭素R,l 数1〜8のア〃キ〃基)、−8X−(ここでS:硫黄原
子、X二l〜8の整数)もしくは−s −o y−(こ
こでS:硫黄原子、0:酸素原子、y:l〜2の整数)
であり、nはOもしくは1S−15の整数を示す。〕」 に関する。
本発明の最も特徴的なのは、接着剤液としてRFLと上
記化合物に)とを併用したことである。
記化合物に)とを併用したことである。
本発明で用いられる芳香族ポリアミドとしてハ実i 的
にポリーP−フェニレンテレフタルアミドよりなる芳香
族ポリアミドが好適であるが、他の芳香族ポリアミドで
もよい。
にポリーP−フェニレンテレフタルアミドよりなる芳香
族ポリアミドが好適であるが、他の芳香族ポリアミドで
もよい。
芳香族ポリアミド繊維から生コードを得るには、まず繊
維を適当本数引き揃え、これに下撚りをかける。次いで
下撚りのかかった繊維を複数本合わせ、下撚りとは逆方
向の上撚りを与えて生コードとする。なお、タイヤコー
ドの場合は、このように下撚りと上撚りとをかけた諸撚
りが用いられるが、搬送ベルトやゴムホースの補強コー
ドの場合は下撚りのみをかけた段階で生コードとされる
場合が多い。
維を適当本数引き揃え、これに下撚りをかける。次いで
下撚りのかかった繊維を複数本合わせ、下撚りとは逆方
向の上撚りを与えて生コードとする。なお、タイヤコー
ドの場合は、このように下撚りと上撚りとをかけた諸撚
りが用いられるが、搬送ベルトやゴムホースの補強コー
ドの場合は下撚りのみをかけた段階で生コードとされる
場合が多い。
また、本発明において編織物とされる場合は。
片撚りをかけた後編織物とされる場合もあるが、撚りを
かけることなく各種の編織物とされる場合が多い。
かけることなく各種の編織物とされる場合が多い。
本発明においては、原糸、生コード、ないしは編織物に
まずエポキシ化合物を含む処理液?こより第一次の接着
剤処理がなされる。
まずエポキシ化合物を含む処理液?こより第一次の接着
剤処理がなされる。
ここで云うエポキシ化合物とは1分子中に少なくとも2
個以上のエボキV基を有するエポキシ化合物であり、具
体例としては、グリフジル基を有する化合物であって、
アルコール性水酸基又はフェノール性水酸基を有する化
合物とエピクロルヒドリンとの反応生成物が挙げられる
。
個以上のエボキV基を有するエポキシ化合物であり、具
体例としては、グリフジル基を有する化合物であって、
アルコール性水酸基又はフェノール性水酸基を有する化
合物とエピクロルヒドリンとの反応生成物が挙げられる
。
アルコール性水酸基を有する化合物としては、エチレン
グリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ゾ、ソルビトール、ペンタエリスリトー〃、トリメチロ
−〃プロパンおよびポリエチレングリコールなどがある
。
グリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ゾ、ソルビトール、ペンタエリスリトー〃、トリメチロ
−〃プロパンおよびポリエチレングリコールなどがある
。
本発明の第一次の接着剤処理に用いられるエポキシ化合
物を含む処理液は通常次の方法により得ることが出来る
。すなわちエポキシ化合物は単独又はエポキン硬化剤と
併用し、乳化分散系にして使用される。さらに第3成分
としてゴムラテックス分散剤、浸透剤(界面活性剤)、
ブロックトイソシアネート、およびトリアジン環を有す
る化合物を1種又は2種以上混合使用してもよい。
物を含む処理液は通常次の方法により得ることが出来る
。すなわちエポキシ化合物は単独又はエポキン硬化剤と
併用し、乳化分散系にして使用される。さらに第3成分
としてゴムラテックス分散剤、浸透剤(界面活性剤)、
ブロックトイソシアネート、およびトリアジン環を有す
る化合物を1種又は2種以上混合使用してもよい。
エポキシ化合物を含む処理液による処理は。
通常その付着量が0.01〜5重量%、好ましくは、O
81〜3重量%の範囲になる様をこコントロールする。
81〜3重量%の範囲になる様をこコントロールする。
エポキシ化合物を付着後、熱処理するが、熱処理温度は
150〜260℃、熱処理時間は10〜300秒が好ま
しい。
150〜260℃、熱処理時間は10〜300秒が好ま
しい。
本発明において、かかる第一次の接着剤処理の後に、ホ
ルムアルデヒドNとVゾ〃シンa3)とを(A)/(B
)= 0.5 : l 〜4 : l (モy比)の
割合で反応させてなる縮合物C)とゴムラテックス[)
1とがC)/[))−1: 1〜1:15(固型分重量
比)の割合で含有する水系組成物匝)と、上記一般式(
I)テ示される化合物(F)ドア5C(El/(F)=
l : 0.05〜l:2(固型分重量比)の割合で
含有する接着剤液で処理する。
ルムアルデヒドNとVゾ〃シンa3)とを(A)/(B
)= 0.5 : l 〜4 : l (モy比)の
割合で反応させてなる縮合物C)とゴムラテックス[)
1とがC)/[))−1: 1〜1:15(固型分重量
比)の割合で含有する水系組成物匝)と、上記一般式(
I)テ示される化合物(F)ドア5C(El/(F)=
l : 0.05〜l:2(固型分重量比)の割合で
含有する接着剤液で処理する。
ここで上記一般式(Ilで示される化合物F)とは、具
体的には2.6−ビス (2’ 、4’−ジヒドロキン
−フェニルメチル)−4−クロロフェノール(タトエハ
商品名VULCABOND−E 、ハv f yクス社
製)、2.6−ビス (2’ 、4’−ジヒドロキシ−
フェニルメタン)−4−ブロムフェノール、2.6−ビ
ス(2’ 、4’−ジクロロフェニルメチル)−4−ク
ロロフェノールオヨヒレソ〃ノンポリサ〃ファイドなど
が挙げられる。またこれらの化合物(F+はたとえばハ
ロゲン化フェノール、ホルムアルデヒドおよびフェノー
ル誘導体または多価フェノール類と塩化硫黄とから導か
れる化合物(たとえば商品名=7.ミカノール750、
住友化学社!!り 、およびこれらの2種以上の混合物
であってもよい。なかでもハロゲン化フェノール、ホル
ムアルデヒドオヨヒフェノール誘導体から導かれる化合
物がもつとも好ましく用いられる。
体的には2.6−ビス (2’ 、4’−ジヒドロキン
−フェニルメチル)−4−クロロフェノール(タトエハ
商品名VULCABOND−E 、ハv f yクス社
製)、2.6−ビス (2’ 、4’−ジヒドロキシ−
フェニルメタン)−4−ブロムフェノール、2.6−ビ
ス(2’ 、4’−ジクロロフェニルメチル)−4−ク
ロロフェノールオヨヒレソ〃ノンポリサ〃ファイドなど
が挙げられる。またこれらの化合物(F+はたとえばハ
ロゲン化フェノール、ホルムアルデヒドおよびフェノー
ル誘導体または多価フェノール類と塩化硫黄とから導か
れる化合物(たとえば商品名=7.ミカノール750、
住友化学社!!り 、およびこれらの2種以上の混合物
であってもよい。なかでもハロゲン化フェノール、ホル
ムアルデヒドオヨヒフェノール誘導体から導かれる化合
物がもつとも好ましく用いられる。
ゴムラテックスD)としては、天然ゴムラテックス、ス
チレン−ブタジェンゴムラテックス、アクリロニトリル
−ブタジェンゴムラテックス。
チレン−ブタジェンゴムラテックス、アクリロニトリル
−ブタジェンゴムラテックス。
クロロプレンゴムラテックス、ビニルピリジン−スチレ
ン−ブタジェンゴムラテックスおよびクロスルホン化ポ
リエチレンフテツクスナトカ挙げられる。これらを2種
以上併用することが好ましい。
ン−ブタジェンゴムラテックスおよびクロスルホン化ポ
リエチレンフテツクスナトカ挙げられる。これらを2種
以上併用することが好ましい。
本発明をこおいて、ホルムアルデヒド(2)とレゾルシ
ンB)とを反応させて縮合物C)とする際、ホルムアル
デヒドNとレゾルシン(B)との七〃比は0.5:1〜
4:lであり、好ましくはl:l〜3:lの範囲である
。縮合反応は、酸性触媒下もしくは無触媒下でも行ない
得るが、アルカリ触媒下に行なうのが好ましい。
ンB)とを反応させて縮合物C)とする際、ホルムアル
デヒドNとレゾルシン(B)との七〃比は0.5:1〜
4:lであり、好ましくはl:l〜3:lの範囲である
。縮合反応は、酸性触媒下もしくは無触媒下でも行ない
得るが、アルカリ触媒下に行なうのが好ましい。
次いで、縮合物C)とゴムラテックスD)とをC)/D
l=l:l〜1:15(固型分重量比)(こなる様に調
合する。この比がl:1未満であると、処理された生コ
ードまたはfJti m物が硬くなりすぎ、しかも接着
性も悪くなるので好ましくない。
l=l:l〜1:15(固型分重量比)(こなる様に調
合する。この比がl:1未満であると、処理された生コ
ードまたはfJti m物が硬くなりすぎ、しかも接着
性も悪くなるので好ましくない。
一方この比が1:15を超えると同じ(接着性が低下す
るのと生コードまたは編織物の粘着性が増して好ましく
ない− a合物(C)とゴムラテックス0)を含有する水系組成
物E)と一般式(Ilで示される化合物F)とは[F]
)/(F)= l : 0.05〜l:2(固型分重量
比)、好ましくはl:0.l S−1:l(固型分重量
比)になる様に配合される。この比がl:0.05未満
であると満足する接着性が得られず、またl:2を超え
ると生コードおよび編織物の柔軟性が低下して好ましく
ない。
るのと生コードまたは編織物の粘着性が増して好ましく
ない− a合物(C)とゴムラテックス0)を含有する水系組成
物E)と一般式(Ilで示される化合物F)とは[F]
)/(F)= l : 0.05〜l:2(固型分重量
比)、好ましくはl:0.l S−1:l(固型分重量
比)になる様に配合される。この比がl:0.05未満
であると満足する接着性が得られず、またl:2を超え
ると生コードおよび編織物の柔軟性が低下して好ましく
ない。
この配合液には、接着性を左寄しない範囲でさらにブロ
ックドイソンアネート系化合物、トリアジン環を有する
化合物、界面活性剤、柔軟剤、およびシリコーンなどの
他の成分を1種または2種以上含有せしめることが出来
る。
ックドイソンアネート系化合物、トリアジン環を有する
化合物、界面活性剤、柔軟剤、およびシリコーンなどの
他の成分を1種または2種以上含有せしめることが出来
る。
この液による接着剤処理後に熱処理を行なう。
通常100〜250℃の範囲内の温度で1〜3分間゛熱
処理を行なう。これらの範囲をはずれると接着性が不十
分になる傾向がある。
処理を行なう。これらの範囲をはずれると接着性が不十
分になる傾向がある。
本発明において化合物E)と化合物(F)とを含有する
接着剤液の繊維への付着量は0.1〜20重量%好まし
くはLO〜7.0重量%がよい。
接着剤液の繊維への付着量は0.1〜20重量%好まし
くはLO〜7.0重量%がよい。
本発明により得られたゴム補強用芳香族ポリアミド繊維
材料は極めて良好なゴムとの接着性を示す。
材料は極めて良好なゴムとの接着性を示す。
(実施例)
実施例1〜10および比較例1〜9
ホルマリンNとレゾルシン(Bl トのモル比IA)/
(81を下表に示す通り種々変えて縮合物C)を調整し
た。さらにこの縮合物(QとゴムラテックスD)とを配
合比C)/(Dl(固型分重量比)を変えて配合して種
々の水系組成物E)を調整した。
(81を下表に示す通り種々変えて縮合物C)を調整し
た。さらにこの縮合物(QとゴムラテックスD)とを配
合比C)/(Dl(固型分重量比)を変えて配合して種
々の水系組成物E)を調整した。
この水系組成物E)と化合物(F)とを配合比ニ)/(
F) (固型分重量比)を変えて、下表に示す通りの種
々の接着剤液を調整した。化合物+Ilとしては2.6
−ビス(2’ 、4’−ジヒドロキシフェニルメチル)
−4−クロロフェノール(商品名バルカポンドーE:パ
ルナツクス社製)を使用した。当該接着剤液の固型分濃
度を20重量%とじた。
F) (固型分重量比)を変えて、下表に示す通りの種
々の接着剤液を調整した。化合物+Ilとしては2.6
−ビス(2’ 、4’−ジヒドロキシフェニルメチル)
−4−クロロフェノール(商品名バルカポンドーE:パ
ルナツクス社製)を使用した。当該接着剤液の固型分濃
度を20重量%とじた。
かく調整した種々の接着剤液により下記要領で実施例1
〜10および比較例1〜9を実施した。
〜10および比較例1〜9を実施した。
芳香族ポリアミド繊維であるデュポン社製”ケーj’ラ
−”1500D−1イア”950 (ポリ−p−フェ
ニレンテレフタルアミド繊維)の平織物(たて、よこと
も30本/インチ)をまずエポキシ化合物を含む処理剤
で処理した後、245℃で2分間熱処理した。当該織物
を先に調整した各種の接着剤液に浸漬した後、130℃
で1分間乾燥し、次いで240℃で2分間熱処理した。
−”1500D−1イア”950 (ポリ−p−フェ
ニレンテレフタルアミド繊維)の平織物(たて、よこと
も30本/インチ)をまずエポキシ化合物を含む処理剤
で処理した後、245℃で2分間熱処理した。当該織物
を先に調整した各種の接着剤液に浸漬した後、130℃
で1分間乾燥し、次いで240℃で2分間熱処理した。
かく処理して得られた芳香族ポリアミド繊維織物を、表
に示す各種のゴム中にうめ込み、次いで加硫した。
に示す各種のゴム中にうめ込み、次いで加硫した。
得られた繊維補強ゴム加硫物eこおけるゴムと芳香族ポ
リアミド4維織物との剥離接着力をJISK−6328
−1977の方法に従って測定した。その結果を表に示
した。
リアミド4維織物との剥離接着力をJISK−6328
−1977の方法に従って測定した。その結果を表に示
した。
表から明らかなように、本発明の方法によれば従来の接
着剤処方に比較し、大巾に接着性向上させたゴム補強力
コード及び編織物を得ることができる。ゴム付着率は繊
維に対するゴムの接着度を示したもので、前記剥離接着
測定の際にゴムから剥離された織物を肉眼観察し、織物
の全表面に対するゴム付着部面積の割合を百分率で表わ
した。
着剤処方に比較し、大巾に接着性向上させたゴム補強力
コード及び編織物を得ることができる。ゴム付着率は繊
維に対するゴムの接着度を示したもので、前記剥離接着
測定の際にゴムから剥離された織物を肉眼観察し、織物
の全表面に対するゴム付着部面積の割合を百分率で表わ
した。
(発明の効果)
本発明によれば、各種ゴムとの接着性に優れたゴム補強
用芳香族ポリアミド繊維材料が提供された。
用芳香族ポリアミド繊維材料が提供された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 実質的に芳香族ポリアミドからなる繊維に撚りをかけて
生コードとなし、該生コードあるいは該生コードを編織
して得た編織物に接着剤を付与するに際し、エポキシ化
合物を含む処理液による処理を原糸および/または生コ
ードの段階で行ない、熱処理を施した後に、ホルムアル
デヒド(A)とレゾルシン(B)とを(A)/(B)=
0.5:1〜4:1(モル比)の割合で反応させてなる
縮合物(C)とゴムラテツクス(D)とが(C)/(D
)=1:1〜1:15(固型分重量比)の割合で含有す
る水系組成物(E)と、下記一般式( I )で示される
化合物(F)とが(E)/(F)=1:0.05〜1:
2(固型分重量比)の割合で含有する接着剤液で処理し
、次いで熱処理することを特徴とするゴム補強用芳香族
ポリアミド繊維材料の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
) 〔ただし式中のX、Yは−C1、−Br、−H、−OH
、−SH、−NH_2、−NO_2、炭素数1〜8のア
ルキル、アリールもしくはアラルキル基または−COO
Hおよび▲数式、化学式、表等があります▼(ここでR
_1、R_2:−H、炭素数1〜8のアルキル、アリー
ルもしくはアラルキル基)であり、Zは ▲数式、化学式、表等があります▼(ここでR_3、R
_4は−Hもしくは炭素数1〜8のアルキル基)、−S
_x−(ここでS:硫黄原子、x:1〜8の整数)もし
くは−S−O_y−(ここでS:硫黄原子、O:酸素原
子、y:1〜2の整数)であり、nは0もしくは1〜1
5の整数を示す。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28118585A JPS62141174A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28118585A JPS62141174A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62141174A true JPS62141174A (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=17635528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28118585A Pending JPS62141174A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62141174A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0284585A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-26 | Teijin Ltd | 芳香族ポリアミド繊維の処理方法 |
WO1992007133A1 (en) * | 1990-10-23 | 1992-04-30 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing aromatic polyamide fiber for rubber reinforcement |
JPH04352879A (ja) * | 1991-05-22 | 1992-12-07 | Teijin Ltd | 芳香族ポリアミド繊維の接着改良法 |
JPH06207380A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-07-26 | Teijin Ltd | 芳香族ポリアミド繊維の処理方法 |
US5371153A (en) * | 1990-10-23 | 1994-12-06 | Sumitomo Chemical Company Limited | Polyamide fibers |
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JP2012507440A (ja) * | 2008-10-30 | 2012-03-29 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 非耐荷重性の切断抵抗性タイヤサイドウォールコンポーネント、そのコンポーネントを含むタイヤ、およびその製造方法 |
Citations (1)
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JPS52117388A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-01 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Method of bonding treatment |
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1985
- 1985-12-16 JP JP28118585A patent/JPS62141174A/ja active Pending
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