JP2012504510A - 波形プログレッシブタイヤモールド要素 - Google Patents

波形プログレッシブタイヤモールド要素 Download PDF

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Abstract

本発明の特定の実施形態は、波形サイプモールド部材(10)及びタイヤトレッド内に形成された対応のサイプを含む。特定の実施形態では、本発明は、モールド内で用いられる波形サイプモールド部材(10)であって、このサイプモールド部材が頂端から底端まで下方に延びる上側モールド部材(12)、第1の下側突出部材(14)及び第2の下側突出部材(16)を有し、各下側部材が上側モールド部材から下方に延び、サイプモールド部材がスイープ軸線を有し、サイプモールド部材がこのスイープ軸線に沿い所望の経路をなして波状に起伏している、サイプモールド部材(10)を含む。

Description

本発明は、一般に、タイヤトレッド及びモールドに関し、特に、波形プログレッシブトレッドサイプ(undulated progressive tread sipe)並びにその形成方法及び装置に関する。
通常、タイヤトレッドがタイヤ性能を高めるために種々のトレッド要素及び特徴部を有していることは知られている。通常、これら要素及び特徴部が硬化プロセス中にモールド内で形成できるということも又知られている。トレッドは、例えば更生(又は、山掛け)のために別個独立に形成されて硬化され、或いは、取り付けられるタイヤカーカスと一緒に成形されて硬化される場合がある。
溝及びサイプは、トレッド内に形成される2つの通常のトレッド特徴部である。溝は、トレッド要素、例えばリブ及びブロックを形成するためにトレッド内に形成されたトラフである。サイプは、全体としてトレッド要素内で延びる極めて細い又は薄い延長部である。溝は、タイヤが遭遇した溝及び他の物質を排除するためのトレッド中のボイドを提供する。溝は又、タイヤトラクションを向上させるための表面エッジを提供する。サイプも又、トラクションエッジを提供する一方で、トレッド要素の剛性を一段と減少させる。しかしながら、サイプは、トレッドボイドをそれ程増大させないでこれらサイプの目的を全体として達成する。これは、サイプが極めて細い又は薄い延長部だからであり、かかる延長部は、従来型直線状サイプに関し、典型的には、厚さが0.2〜0.6ミリメートル(mm)であるが、サイプの厚さの上限は、1.0〜1.2mmである場合がある。しかしながら、ボイドの形成及び存在を最小限に抑えるためには出来るだけ細い又は薄いサイプを提供することが望ましい。
プログレッシブ又は枝分かれサイプは、一般に、トレッド外面(踏み面)からトレッド中の特定の深さまで延びる上側サイプ部分を備え、1対の下側サイプ突出部(又は脚部)がこの特定深さ後、上側又は第1のサイプ部分からトレッド中に下方に延びている。また、下側突出部のうちの少なくとも一方は、他方から外方に延びると共にトレッド深さ中に延びている。一般に、プログレッシブサイプは、断面が、例えば一般に米国特許第4,994,126号明細書に示されているように逆“Y”字形として現れる。タイヤトレッドの成形時、モールド型又は部材がかかるトレッド中にプログレッシブサイプを形成するために用いられ、この場合、かかるモールド部材は、作られるべきサイプの断面形状を提供する。プログレッシブサイプは、外方に延びる突出部を有するので、プログレッシブサイプモールド部材は、同様な突出部を有している。したがって、対応のモールド部材は、一般に、下側突出部の存在に起因して成型及び脱型作業中に大きな荷重を受ける。かかる作業中、サイプ部材は、モールド閉鎖の際にトレッド中に押し込められ、モールド開放の際にトレッドから押し出される。したがって、プログレッシブサイプモールド部材は、成型及び脱型作業中に観察される荷重に耐えると共に多数回にわたる硬化サイクルのために繰り返し使用可能であるほど耐久性がなければならない。
米国特許第4,994,126号明細書
耐久性のあるプログレッシブサイプモールド部材を提供する一対策は、サイプ部材の種々の部分及び突出部に対応した型の各部分の厚さを増大させることである。しかしながら、この結果、サイプが太くなり又は厚くなり、このことは、タイヤ性能にとって最適ではない場合がある。したがって、タイヤトレッド中に十分に細い又は薄いサイプを提供する耐久性のあるプログレッシブサイプモールド部材が要望されている。
本発明の特定の実施形態は、スイープ軸線に沿って所望の経路をなして波状に起伏した1つ又は2つ以上のプログレッシブサイプを有するトレッド並びにかかるトレッドを形成する方法及び装置を含む。本発明の特定の実施形態は、モールド内で用いられるサイプモールド部材を含む。かかるモールド部材の特定の実施形態は、頂端から底端まで下方に延びる上側モールド部材を含む。特定の実施形態は、第1の下側突出部材及び第2の下側突出部材を更に含むのが良く、各下側部材は、上側モールド部材又は初期延長部から下方に延びている。さらに、特定の実施形態は、スイープ軸線を備えたサイプモールド部材を提供し、サイプモールド部材は、このスイープ軸線に沿って所望の経路をなして波状に起伏している。
本発明の特定の実施形態は、1つ又は2つ以上の溝により隔てられた複数個のトレッド要素及び1つ又は2つ以上のプログレッシブサイプを備えた成形タイヤトレッドを含む。特定の実施形態では、各サイプは、スイープ軸線を有し、サイプは、このスイープ軸線に沿って所望の経路をなして波状に起伏している。特定の実施形態では、各かかるサイプは、上側サイプ部分から延びる第1及び第2の下側サイプ突出部を有し、突出部の各々は、トレッド内で他方から間隔を置いて位置すると共にトレッド中の所与の深さまで延びている。
本発明の上記目的、特徴及び利点並びに他の目的、特徴及び利点は、添付の図面に示されている本発明の特定の実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになろう。なお、図中、同一の参照符号は、本発明の同一の部分を示している。
本発明の実施形態としての波形サイプモールド部材の斜視図である。 図1のモールド部材の平面図である。 図1のモールド部材の端面図であり、本発明の実施形態に従って、硬化サイクルに先立つモールドの閉鎖の際にかかる部材に作用する力を示す図である。 図1のモールド部材の端面図であり、本発明の実施形態に従って、硬化サイクルに先立つモールドの開放の際にかかる部材に作用する力を示す図である。 本発明の変形実施形態としての非対称の波形サイプモールド部材の平面図である。 本発明の変形実施形態に従って階段状経路をなして延びる波形サイプモールド部材の平面図である。 本発明の変形実施形態に従って弧状スイープ軸線に沿って延びる波形サイプモールド部材の平面図である。 本発明の実施形態に従って複数の波形サイプを有するトレッドの斜視図である。 本発明の実施形態に従って図4のトレッド内に設けられた波形サイプの断面図である。 図7Aに示されている本発明の変形実施形態としての別の波形サイプの断面図である。 図7Aに示された本発明の変形実施形態としての別の波形サイプの断面図である。 図7Aに示された本発明の変形実施形態としての別の波形サイプの断面図である。 正弦波状経路Pの互いに異なる振幅UAについて波形モールド部材10によりもたらされる最大降伏応力(即ち、ミーゼス応力)σy,u/σy,oの相対的改善結果(減少)を示すグラフ図であり、より具体的に説明すると、非波形モールド部材の応力σy,oを波形モールド部材10の応力σy,uと比較することにより最大相対応力減少分を表示し、各モールド部材の断面形状及び寸法が実質的に同一であり、一般的に理解されるように、本発明の実施形態に従って、波形の振幅UAが増大すると、応力の減少分も又増大するという原理を示すグラフ図である。 本発明の変形実施形態に従ってプログレッシブサイプモールド部材及び第2のサイプモールド部材を有するモールド部材の斜視図である。
本発明の特定の実施形態は、波形プログレッシブトレッド特徴部又はサイプを有するトレッド並びにトレッドの形成方法及び装置を提供する。
プログレッシブ又は枝分かれサイプは、一般に、トレッド接触面に沿って位置決めされた上側サイプ部分から下方に延びる1対の突出部を含むサイプであり、突出部のうちの少なくとも一方は、上側サイプ部分から外方に延びる。トレッド接触面は、一般に、トレッドの側縁部相互間でタイヤの外周部に沿って延びるトレッドの部分である。対をなす突出部のうちの少なくとも一方は又、他方の突出部から外方に又は遠ざかって延び、各突出部は、増大したトレッド深さまで下方に延びる。特定の実施形態では、下側突出部は、所与の長さを有する上側サイプ部分から延び、上側サイプ部分は、トレッドの接触面からトレッド中の特定の深さまで下方に延びている。下側突出部は、上側サイプ部分の底端から又は上側サイプ部分の長さに沿う任意他の場所から延びるのが良い。トレッド中にプログレッシブサイプを形成するため、対応のモールド部材が凹凸部を形成するようモールド内に位置決めされる。プログレッシブサイプモールド部材が各サイプ延長部のための対応の部材を有する。一般に、サイプモールド部材は、上側サイプ部分に対応したモールド部材がモールド部材をモールド中に取り付けるための手段を形成するよう更に延びるのが良い点を除き、実質的に同一の断面形状を有するサイプを形成する。
図1に特定の実施形態として示されているプログレッシブサイプモールド部材10は、初期又は上側サイプ部材12並びに上側部材12から延びる1対の第1及び第2の下側突出部材14,16を有する。全体が図3Aに示されているように、下側部材14,16は各々、対応の長さl14,l16を有し、幅Wまで外方に延びている。図示の実施形態では、上側サイプ部材12は、長さl12を有している。図3Aを参照すると、上側サイプ部材12の長さl12は、距離lMと距離lTの合計に等しく、距離lMは、モールド40内への上側サイプ部材12の挿入深さを表し、距離lTは、トレッド20中への上側サイプ部材12の挿入距離を表している。距離lM,lTは、任意所望の値であって良い。例えば、上側サイプ部材12は、トレッド中に延びていなくても良く、従って、距離lTは、ゼロに等しい。換言すると、上側サイプ部材12は、単に、下側部材14,16相互間の接合部15から成り、従って、上側サイプ部材12は、かかる接合部15を越えて実質的に上方に延びるようにはなっていない。図示の実施形態では、下側部材14,16の各々は、上側部材12の底端のところの共通の箇所、即ち接合部15のところで上側部材12から延びている。しかしながら、他の実施形態では、下側延長部材14,16の各々は、上側部材12の長さl12に沿う同一の位置又は異なる位置を起点として上側部材12から別個独立に延びても良いことが想定される。
従来型サイプは、プログレッシブサイプと比較すると、1対の下側突出部を備えていない。したがって、従来型サイプを形成するモールド部材は、下側延長部材14,16を備えておらず、これとは異なり、一般に、細長い上側部材12を有している。したがって、成型及び脱型作業中に従来型サイプ部材に及ぼされる抵抗力はかなり小さく、その理由は、抵抗力は、スリット状部材の極めて薄い底端面及び従来型サイプ部材が波形(即ち、非直線状)経路をなして下方に延びる場合に存在することがある側面には抵抗力しか及ぼされないからである。
成型及び脱型作業中、プログレッシブサイプモールド部材10が従来型サイプと関連した力よりも実質的に大きな力にさらされることが推定される。下側部材14,16は、外方に延びているので、プログレッシブサイプモールド部材10は、トレッドがモールド閉鎖及び開放作業中にそれぞれかかるトレッドに対するモールド部材の導入又は導出に抵抗するようトレッドが力及びモーメントを及ぼす従来型サイプモールド部材よりもかなり広い側方表面領域(又はかなり大きい側方表面積)を提供する。したがって、従来型サイプモールド部材と比較して、プログレッシブサイプモールド部材10にはかなり大きな力が加えられる。
例えば、図3Aを参照すると、プログレッシブサイプモールド部材10の例示の実施形態がモールド閉鎖作業中における状態で断面により示されている。モールド40を例えばトレッドの成形及び/又は硬化に先立って閉鎖すると、サイプ部材10は、閉鎖力FCによりモールド内に位置決めされたトレッド材料中に押し込められる。したがって、トレッド部材は、サイプ部材10の導入に抵抗し、それにより、モールド部材10の下側延長部材14,16に抵抗力FRCが及ぼされる。さらに、下側延長部材14,16の各々は、モーメントMRCを受け、このモーメントは、かかる各下側部材14,16が上側部材12から片持ちされていることによって生じる。同様に、図3Bに例示的に示されているように、トレッドは、トレッドがモールド開放作業中に部材10の導出を阻止しようとするときに抵抗力FRO及びモーメントMROを下側部材14,16に及ぼす。
図1及び図2に例示的に示されているように、プログレッシブサイプモールド部材10の受ける追加の力及び応力に打ち勝つため、かかる部材10は、部材10をその長さLに沿い、部材10の全体的に長さ方向に延びるスイープ軸線Aに関して波状に起伏させることによって強化される。換言すると、サイプモールド部材10及びこの部材10により形成された対応のサイプ24(例えば、図7〜図8Dに示されている)は、対応の部材10又はサイプ24の長さLに関しスイープ軸線Aの互いに反対側相互間で任意所望の仕方で交互に位置する。したがって、部材10は、スイープ軸線Aに沿って波状に起伏した状態又は非直線状に延びる経路Pに沿って延びる。図2を参照すると、各波形セグメントSは、距離ULの半分(1/2)に等しい距離だけスイープ軸線Aに沿って延びている。
図1及び図2に示されているように、特定の実施形態では、波形経路Pは、軸線Aに関して対照であるのが良い。しかしながら、図4に示されているように、部材10は、スイープ軸線Aに関して対称ではない(即ち、非対称である)波形経路Pに沿って延びても良いことが想定される。波形経路Pは、例えば図1、図2及び図4に例示的に示されている滑らかな波形又は異形経路として延びても良いことが想定される。例えば、波形は、長さULに等しい周期的長さ及び距離UAに等しい振幅をもつ正弦波から成るのが良い。他の実施形態では、波形経路Pは、直線状又は非直線状段付き波形セグメントSで形成されるのが良い階段状(即ち、ぎざぎざ付き)経路をなして延びても良い。直線状に段付きの経路Pが図5に例示的に示されている。波形経路Pは、サイプモールド部材10の一部分に沿ってしか存在しなくても良く又は延びなくても良く且つ/或いはかかる波形経路をサイプモールド部材10の互いに異なる波形部分と組み合わせても良いことが想定される。例えば、サイプ部材10は、異形波形部の区間と段付き波形部の区間を有しても良い。さらに、経路Pの延長部は、図1及び図2に示されているように、一貫した仕方又は一様な仕方で或いは間欠的な、可変の、繰り返さない又は恣意的な仕方で長さLに沿って延びても良く、後者の仕方は、経路Pが経路Pに沿って首尾一貫しない状態で又は間欠的に波状に起伏しても良いことを意味している。
スイープ軸線Aは、全体として、サイプ部材10又は対応のサイプ24の長さLに沿って延びている。全体として図1〜図5に示されているように、スイープ軸線Aは、直線状であるのが良い。しかしながら、他の実施形態では、スイープ軸線Aは、例えば図6に一実施形態で示されているように、非直線方向に延びても良い。
波形下側部材14,16を提供することにより、各下側部材は、モールド部材10を成形プロセス中にトレッドから出し入れする際に各下側部材に及ぼされる力に良好に耐えることが出来る(即ち、効率的に耐えることが出来る)。したがって、下側部材14,16が波状に起伏し、上側部材12が波状に起伏しないことが想定される。また、部材12,14,16は、互いに異なる仕方で且つ別個独立に又は任意の組み合わせで共に波状に起伏しても良いことが想定される。部材12,14,16は、特定の実施形態では、図1、図2及び図4では共に波状に起伏しているものとして示されている。
一実施形態では、正弦波状経路Pは、10mmの周期的長さUL及び0.3mm、0.4mm又は0.6mmの振幅UAを有している。他の実施形態では、振幅UAは、0.3〜0.6mm又は0.4〜0.6mmである。さらに別の実施形態では、振幅UAは、少なくとも0.3mm、少なくとも0.4mm又は少なくとも周期的長さULの3%である。一研究によれば、モールド部材10の正弦波状経路Pの周期的長さULが10mmでありその振幅UAが0.6mmの場合、最大降伏応力(即ち、ミーゼス応力)が実質的に同一断面形状及び寸法をもつ非波形モールド部材の最大降伏応力と比較して、2/5になることが推定された。しかしながら、振幅UAを0.6mmから0.4mmに減少させると、最大降伏応力は、1/2になった。
図9では、グラフが、正弦波状経路Pの互いに異なる振幅UAについて波形モールド部材10によりもたらされる最大降伏応力(即ち、ミーゼス応力)σy,u/σy,oの相対的改善結果(減少)を一般的に示している。より具体的に説明すると、このグラフは、非波形モールド部材の応力σy,oを波形モールド部材10の応力σy,uと比較することにより最大相対応力減少分を表示しており、各モールド部材の断面形状及び寸法が実質的に同一である。このグラフ図では、最大降伏応力の比較は、波形サイプモールド部材10の最大降伏応力σy,uを非波形サイプモールド部材の最大降伏応力σy,oで除算した値に等しい相対最大降伏応力σy,u/σy,oによって表されている。全体的に図9に示されているように、応力の減少分は、波形の振幅UAが増大すると、増大する。
波状起伏により応力を減少させることによって強度及び耐久性の増大を達成することにより、波形部材12,14,16のそれぞれの厚さt12,t14,t16を減少させることができ、それによりタイヤトレッドに結果として得られたサイプの性能並びに対応のタイヤトレッドの性能が向上する。図3A及び図3Bの実施形態に関して、厚さt12,t14,t16が示されている。かかる厚さは、部材10の長さLに沿って変化すると共に互いに変化するのが良い。特定の実施形態では、厚さt12,t14,t16は、0.4mm以下であるのが良く、他の実施形態では、0.3mm以下、0.2mm以下、0.1mm以下であるのが良い。特定の実施形態では、厚さt12,t14,t16は、0.05〜0.4mmであるのが良く、他の実施形態では、0.05〜0.3mm又は0.05〜0.2mmであるのが良い。さらに、幅Wに関し、これは、任意の長さにわたって延びても良い。特定の実施形態では、幅Wは、3〜8mmにほぼ等しく、特定の実施形態では、5〜6mmである。
モールド内へのプログレッシブサイプモールド部材10の取り付けを容易にするため、部材10は、1つ又は2つ以上の取り付け手段を有するのが良い。特定の実施形態では、図1に例示的に示されているように、上側部材12の上側部分は、取り付け手段であり、従って、これをモールド内に挿入して例えば溶接により固定することができる。さらに、取り付け手段は、部材10をアルミニウムモールド内に溶接するために上側部材12の一部分周りへのアルミニウム又は他の金属の固定を容易にするよう上側部材12に沿って位置決めされた1つ又は2つ以上の19を更に含むのが良い。当該技術分野において知られている任意他の取り付け手段を上側部材12及び/又は19に加えて又はこれらに代えて用いることができる。さらに、対応の部材14,16を通る空気又はゴムの逃げ出しを容易にするためにベント18を下側部材14,16に設けるのが良い。
波形サイプモールド部材10は、タイヤトレッド中に対応のプログレッシブサイプ24を形成するために利用される。図7を参照すると、代表的なトレッド20が、波形プログレッシブサイプ24が同様な形状のモールド部材10によって形成された状態で示されている。図示の実施形態では、プログレッシブサイプ24は、トレッド要素22中に形成され、これらトレッド要素は、リブ22a又はブロック22bを含むのが良い。波形サイプ24は、所望のトレッドパターンを達成するのに所望の任意の仕方でトレッド20中に用いられると共に差し向けられるのが良い。したがって、各サイプ24は、トレッド要素22に沿って任意の方向にそのスイープ軸線Aに沿って延びることができ、この場合、かかるスイープ軸線Aは、直線状又は非直線状である。図7では、例えば、サイプ24は、特定の実施形態では、トレッドに沿って設けられ、この場合、サイプ24aがブロック22bに沿って延び、サイプ24bがリブ22aに沿って延びている。具体的に説明すると、サイプ24aは、トレッド20の長手方向中心線CLにほぼ垂直な方向でトレッド20に沿って側方に延びるものとして示されており、サイプ24bは、トレッドの長手方向中心線CLに対して斜めの角度をなして側方に延びている。サイプ24は又、タイヤ周りに周方向に延びても良く、この場合、サイプ24又は対応のモールド部材10の長さLは、トレッドの長さ又は周長に等しい。或いは、かかるサイプ24又はモールド部材10は、連続しているとも言える。他の実施形態では、波形サイプ24は、例えば図7に例示として示されているように対応のトレッド要素22の全幅(又は全長)にわたって延びても良く、或いは、他の実施形態では、サイプ24は、任意のトレッド要素22の全幅又は全長には至らない任意の部分に沿って延びても良い。
図8A〜図8Dを参照すると、波形サイプ24は、全体として、タイヤトレッドの深さ中に任意の深さDFまで延びている。例えばかかる図に示されている特定の実施形態では、波形サイプ24は、上側又は初期部分26を有するのが良く、この部分は、モールド要素10の初期又は上側部材12に対応している。上側部材12の場合と同様、上側部分26は、波状に起伏しても良く又は波状に起伏していなくても良いことが想定される。波状サイプ24は、第1及び第2の下側突出部(即ち、脚部)28,30を更に有し、これら突出部28,30は各々、第1及び第2のモールド部材14,16の各々にそれぞれ対応している。特定の実施形態では、上側部分26は、トレッド外面から所望のトレッド深さD26まで下方に延びている。深さD26は、関連のモールド部材10の長さl12に相当している。深さD26は、任意の長さのものであって良いが、深さD26は、実質的にゼロであっても良いことが想定され、従って、接合部15は、トレッド外面に沿って延びるようになっている。下側突出部28,30に関し、各かかる突出部は、それぞれ、トレッド中に深さD28,D30にわたって延びている。かかる突出部28,30は、図示のように同一のトレッド深さまで延びても良く、或いは、他の実施形態では、それぞれトレッド中の互いに異なる深さまで延びても良い。
プログレッシブ波形サイプ24の断面形状に関し、任意の形状が想定される。図8A〜図8Dの実施形態を全体的に参照すると、プログレッシブサイプ24の断面形状は、全体として逆“Y”又は“h”字形であると形容できる。さらに、任意他の形状又は変形例を用いても良く、従って、これが本発明の範囲に含まれると想定される。例えば、図8Aに示されている実施形態に関し、図示のサイプ24の断面は、ウィッシュボーン形状をなすと称することも可能である。さらに、下側突出部28,30は、全体として、逆“U”又は“V”字形をなしている。推定されるように、サイプ24は、上側部分が存在していない場合又は上側部分が僅かな又は無視できるほどの長さを有する場合、“U”又は“V”形状をなすことができる。図8B及び図8Cに示されている実施形態に関し、図示のサイプ24の断面は、それぞれ、アルファベット小文字の逆“y”字形及びアルファベット大文字の逆“Y”字形と称することも可能である。図8Dを参照すると、図示の断面は、アルファベット小文字の“h”字形をなしていると称することも可能である。サイプ24の断面形状は、図8A及び図8Bに例示的に示されているように対称であっても良く、或いは、図8C及び図8Dに例示的に示されているように非対称であっても良い。波形サイプ24が対応のモールド部材10により形成されるので、サイプ24か部材10かのいずれかに関し、波状起伏の仕方又は経路を含む形状又は設計の任意の変更が他方のサイプ24又は部材10に対応することが推定される。したがって、モールド部材10並びに関連の部材12,14,16に関する説明がサイプ24及びその突出部26,28,30に関して組み込まれ又はその逆の関係が成り立つ。したがって、ちょうどサイプモールド部材10がスイープ軸線Aを有するように、かかるモールド部材10により形成された対応のサイプ24も又、同一のスイープ軸線Aに沿って延びる(対応のスイープ軸線Aを有する)。
作用を説明すると、上側突出部26は、踏み面に沿って初期サイプ切込みを提供し、これは、図7で理解できる。タイヤトレッドが特定の深さまで摩耗した後、上側サイプ切込みが深さD24だけ摩滅して後には、第1及び第2の突出部28,30と関連した1対の互いに間隔を置いたサイプ切込みが露出状態になる。しかしながら、サイプモールド部材10は、第1及び第2の下側モールド部材14,16だけがトレッド20中に含まれるよう構成されても良いことが想定され、このことは、第1及び第2の突出部28,30だけが非摩耗状態のトレッド中に設けられることを意味する。換言すると、距離lTは、図3Aに示されているように、ゼロに等しい。
図10を参照すると、本発明の別の実施形態が示されている。波形サイプ24は、任意他のトレッド特徴部、例えば別の溝又はサイプと交差するのが良いことが想定される。図10では、多くの特徴部を備えたモールド部材50が示されている。多特徴部付き部材50は、主要構成要素として、第2のトレッド特徴部付きモールド部材52と交差した波形サイプモールド部材10を有する。波形モールド部材10は、上述の任意の実施形態から成ることができ、この波形モールド部材は、任意の入射角で第2のモールド部材52と交差することができる。第2のモールド部材52は、溝又はサイプを形成することができ、かかる溝又はサイプは、トレッドに沿って任意の方向に延びることができる。例えば、第2のモールド部材52は、トレッドに沿って任意の周方向に延びる。図10に示されている特定の実施形態では、第2のモールド部材52は、主要構成要素として、上側モールド部分54及び下側モールド部分56を有し、下側部分56は、場所58のところで上側部分54から延びると共に上側モールド部分54から幅方向に拡大している(即ち、下側部分56は、上側モールド部分54よりも幅が広い)。図示の実施形態では、下側部分56は、単一の長円形又は涙滴形の形をなしており、この形は、部材10の1対の下側突出部材14,16により形成された外形とほぼ同じ外形を有するのが良く、或いは、他の実施形態では、下側部分56は、任意他の所望の形状のものであって良い。他の実施形態では、第2のモールド部材52は、第2の波形モールド部材10又は一般に細長い上側部分54を含む従来型サイプを有するのが良く、細長い上側部分54は、任意の距離にわたって下方に延びて良く、この場合、かかる下方延長部は、直線状であっても良く非直線状であっても良い。
図10の実施形態に示されているように、上側モールド部分54は、かかるモールド部分54の頂部と底部との間で距離l54にわたって延び、これに対し、下側モールド部分56は、かかるモールド部分56の頂部と底部との間で距離l56にわたって延びている。特定の実施形態では、上側モールド部分の距離l54は、少なくとも2mmに等しく、トレッド中の下側モールド部分56により形成される下側摩耗層は、距離l54が摩滅によりなくなった後に露出状態になる。他の実施形態では、距離l54及び距離l56について任意他の所望の距離を用いることができる。さらに、他の実施形態では、図10に示されているようにプログレッシブサイプモールド部材10の下側突出部14,16及び第2のモールド部材52の下側モールド部分56は、対応の部材10,52に沿ってほぼ同じ場所から延びている(又は、始まっている)が(即ち、場所15,58は、部材50の高さに沿って同様に位置決めされている)、下側突出部及び下側モールド部分56は、部材50の高さに沿って互いに異なる場所で延びる(始まる)のを始めても良い。最後に、突出部長さl14,l16及び下側部分の長さl56は、図10に示されているように同一であっても良く、他の実施形態では、異なっていても良い。
本発明をその特定の実施形態に関して説明したが、かかる説明は、例示であって、本発明を限定するものではないことは理解されるべきである。したがって、本発明の範囲及び内容は、特許請求の範囲の記載にのみ基づいて定められる。

Claims (25)

  1. モールド内に用いられる波形サイプモールド部材であって、
    頂端から底端まで下方に延びる上側モールド部材と、
    第1の下側突出部材及び第2の下側突出部材と、を有し、各下側部材は、前記上側モールド部材から下方に延び、
    前記サイプモールド部材は、スイープ軸線を有し、前記サイプモールド部材は、前記スイープ軸線に沿い所望の経路をなして波状に起伏している、モールド部材。
  2. 前記波状起伏経路は、交互の経路である、請求項1記載のモールド部材。
  3. 前記波状起伏経路は、異形経路である、請求項1記載のモールド部材。
  4. 前記波状起伏経路は、前記長さ方向スイープ軸線に関して対称である、請求項1記載のモールド部材。
  5. 前記長さ方向スイープ軸線は、非直線状である、請求項1記載のモールド部材。
  6. 前記サイプをモールドに取り付ける取り付け手段を更に有する、請求項1記載のモールド部材。
  7. 前記第1及び前記第2の下側突出部材は、対称の断面形状を形成している、請求項1記載のモールド部材。
  8. 前記第1及び前記第2の下側突出部材は、“U”字形又は“V”字形断面形状を形成している、請求項1記載のモールド部材。
  9. 前記サイプモールド部材は、全体として、逆“Y”字形又は“h”字形断面形状を形成している、請求項1記載のモールド部材。
  10. 前記サイプモールド部材は、溝形モールド部材又は第2のサイプモールド部材と交差している、請求項1記載のモールド部材。
  11. 前記第2のサイプモールド部材は、上側モールド部分及び下側モールド部分を含み、前記下側モールド部分は、前記上側モールド部分から幅方向に拡大している、請求項10記載のモールド部材。
  12. 前記下側拡大モールド部分は、単一の突出部を形成している、請求項11記載のモールド部材。
  13. 成形タイヤトレッドであって、
    1つ又は2つ以上の溝により隔てられた複数個のトレッド要素と、
    1つ又は2つ以上のプログレッシブサイプとを有し、各サイプは、スイープ軸線を有し、前記サイプは、前記スイープ軸線に沿い所望の経路をなして波状に起伏しており、各サイプは、上側サイプ部分から延びる第1及び第2の下側サイプ突出部を更に含み、前記突出部の各々は、前記トレッド内で他方から間隔を置いて位置すると共に前記トレッド中の所与の深さまで延びている、タイヤトレッド。
  14. 前記上側サイプ部分は、外側トレッド接触面から前記トレッド中の最終深さまで延び、前記第1及び前記第2の下側サイプ突出部は、前記上側サイプ部分から延びている、請求項13記載のタイヤトレッド。
  15. 前記波状起伏経路は、交互の経路である、請求項13記載のタイヤトレッド。
  16. 前記波状起伏経路は、異形経路である、請求項13記載のタイヤトレッド。
  17. 前記波状起伏経路は、前記長さ方向スイープ軸線に関して対称である、請求項13記載のタイヤトレッド。
  18. 前記長さ方向スイープ軸線は、非直線状である、請求項13記載のタイヤトレッド。
  19. 前記第1及び前記第2の突出部の各々は、前記トレッド内の互いに異なる深さまで延びている、請求項13記載のタイヤトレッド。
  20. 前記第1及び前記第2の下側突出部は、対称の断面形状を形成している、請求項13記載のタイヤトレッド。
  21. 前記第1及び前記第2の下側突出部材は、“U”字形又は“V”字形断面形状を形成している、請求項13記載のタイヤトレッド。
  22. 前記サイプモールド部材は、全体として、逆“Y”字形又は“h”字形断面形状を形成している、請求項13記載のタイヤトレッド。
  23. 前記プログレッシブサイプは、溝又は第2のサイプと交差している、請求項13記載のタイヤトレッド。
  24. 前記第2のサイプは、上側部分及び下側拡大部分を含む、請求項23記載のタイヤトレッド。
  25. 前記下側拡大部分は、1対の下側突出部から成る、請求項24記載のタイヤトレッド。
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