JP6054410B2 - 溝に閉鎖のための装置を成形するためのキャビティを有するモールド - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの1本又は2本以上の溝内に閉鎖装置を成形することができる複数個のキャビティを有するタイヤ用のモールドの製造分野に関する。特に、本発明は、複数個の成形要素から形成されるモールドの製造に関する。
国際公開第2010/146180号パンフレットは、複数個の成形要素を有するタイヤ用の加硫用モールドを開示している。各成形要素は、2つの他の隣接の成形要素と接触状態にある2つのエッジによって画定され、成形要素が互いにいったん接触関係をなすと、これら成形要素の全ては一緒になって、タイヤのトレッドの全て又は一部を成形することができる。
各成形要素は、基部及び基部から突き出たバーを有する。基部は、タイヤのトレッドのトレッド表面(「踏み面」ともいう)を成形するようになっており、バーは、このタイヤのトレッドに溝、即ち、幅が2mm以上の切れ目を成形するようになっている。
トレッドが路面と接触状態にある接触パッチでは、各溝がこの路面と共鳴管を形成することが知られている。この共鳴管は、タイヤの走行騒音(ノイズ)を増幅させ、これは、この車両の内側及び/又はこの車両の外側に位置する人々にとって不愉快な場合がある。
この共鳴騒音の強度を制限するため、「可撓性壁」又は「フラップ」ともいう専用閉鎖装置を溝に設けることが慣例である。これら閉鎖装置は、薄手のブレードの形態をしている。これらブレードは、タイヤが乾いた路面上を走行しているときに溝の断面を部分的に閉鎖する。タイヤが濡れた路面上を走行しているとき、ブレードは、水の流れの作用を受けて撓み、その結果、この水を接触パッチから除去することができるようになっている。かくして、路面上におけるタイヤのグリップは、過酷なウェット条件下において走行しているときでも維持される。
溝を閉鎖する装置には種々の形式が存在する。例えば、国際公開第2010/063749号パンフレットは、基部が溝の底部に固定された閉鎖装置を開示している。これら閉鎖装置の可撓性は、経時的に変化することが判明している。かくして、タイヤの摩耗により、これら閉鎖装置の高さが減少し、かくしてこれらの剛性が増大する。したがって、これら閉鎖装置は、最終的には、水が溝内で適切に循環するのを阻止する場合がある。
濡れた路面上における閉鎖装置の動作具合を向上させるため、仏国特許第2715891号明細書は、2つの閉鎖装置を用いて溝の断面を閉鎖することを提案しており、これら2つの閉鎖装置は、同一横方向平面に属し、各閉鎖装置は、この溝の断面のほぼ半分を覆う。これら閉鎖装置は、それぞれ、この溝の底部ではなく溝の側壁に固定される。かくして、トレッド摩耗により、溝の関連の壁への各閉鎖装置の取り付け領域が減少する。閉鎖装置の可撓性は、経時的に維持され又はそれどころか或る特定のトレッド摩耗度に達するまで増大する。
国際公開第2010/063749号パンフレット 仏国特許第2715891号明細書
しかしながら、これら閉鎖装置を溝内に成形するためには、モールドのバーの側方フェースにスロットを設けることが必要であり、これらスロットがこのバーの上側表面上に開口することは妥当ではない。この場合、所要の精度を備えた状態でこれらスロットを形成するには、多くの困難が伴う。
したがって、本発明の目的は、溝の側壁に取り付けられた閉鎖装置をタイヤトレッド中に成形することができるモールドを製造しやすくすることにある。
定義
「タイヤ」は、内圧を受けるにせよ受けないにせよいずれにせよあらゆる形式の弾性タイヤを意味している。
タイヤの「トレッド」は、側面及び2つの主要な表面によって画定された或る量のゴム材料を意味し、これら2つの主要面のうちの一方は、タイヤが駆動されているときに路面に接触するようになっている。
「トレッド表面(「踏み面」ともいう)」は、タイヤが駆動されているときに路面に接触するタイヤのトレッドの箇所によって形成される表面を意味している。
「モールド」は、比較的近接して配置されると、ドーナツ形の成形空間を画定することができる別々の成形要素の集まり(集成体)を意味している。
「成形要素」は、モールドの一部を意味している。成形要素は、例えば、モールドセグメントである。
「基部」は、タイヤのトレッドのトレッド表面を成形することができる成形面を備えた成形要素の一部を意味している。基部は、特に、成形要素をモールドの残部に取り付けるようになった取り付け手段を有する。
「バー」は、基部から突き出ていて、幅が2mm以上の突起を意味している。バーは、タイヤのトレッドの溝を成形するようになっている。
モールドに設けられる「キャビティ(空所)」は、モールドの壁によって画定された中空容積部を意味している。このキャビティは、バーによって成形された溝内に閉鎖装置を成形することができる。
バーに設けられた「凹部」は、バーに設けられていて、成形要素の接触部エッジ上に開口した中空部を意味している。この凹部は、キャビティを形成する目的でこの成形要素の接触エッジのところに別の成形要素によって閉鎖可能である。
成形要素の「接触エッジ」は、加硫用モールドの全て又は一部を形成するよう別の成形要素に接触するようになった成形要素の表面を意味している。
本発明は、タイヤのトレッドを加硫するモールドのための成形要素に関する。成形要素は、トレッドのトレッド表面の一部を成形することができる基部と、トレッドに溝を成形することができるバーとを有する。このバーは、バーの長さに沿って延びると共に基部から突き出た2つの側方フェースと、側方フェースを互いに連結する上側フェースとを有する。成形要素は、基部及びバーによって形成された接触エッジを有する。この接触エッジは、加硫用モールドの全て又は一部を形成するよう別の成形要素に接触するようになっている。成形要素は、バーに設けられた少なくとも1つの凹部を更に有する。この凹部は、バーの側方フェースのうちの一方上に開口すると共に成形要素の接触エッジ上に開口している。この凹部は、バーの上側フェース上には開口していない。
成形要素に形成された凹部は、閉鎖装置を成形するためのキャビティを構成するようモールドの別の成形要素によって閉鎖可能である。さらに、各凹部は、従来型手段、例えば機械加工、放電加工又は打ち抜きによって形成可能である。
したがって、本発明により、モールド中に成形キャビティを形成することが可能であり、しかも簡単且つ実用の仕方でかかる形成を行うことができる。
加うるに、成形要素の凹部がこの成形要素のエッジ上に開口していると仮定して、この凹部を画定する成形要素の壁は、特にこの成形要素をモールド内で組み立てる前に容易に接近可能である。かくして、これら壁を非粘着性の被膜、例えばキシランで被覆することが可能である。この非粘着性被膜を用いることによって、閉鎖装置の脱型具合が改善される。
実施形態の変形形態では、成形要素は、バーに設けられた第1の凹部及び第2の凹部を有する。各凹部は、それぞれ、バーの側方フェースのうちの一方及び成形要素の接触エッジ上に開口している。凹部はいずれもバーの上側フェース上に開口していない。
成形要素は、かくして、2つの凹部を有し、各凹部は、それぞれ、バーの側方フェースの各々上にそれぞれ対応して開口する。かくして、バーによって成形される溝の2つの向かい合った側壁にそれぞれ取り付けられた1対の閉鎖装置を容易に作ることができ、各閉鎖装置は、この場合、この溝の断面の一部を閉鎖するのに適している。
実施形態の変形形態では、成形要素は、第1の凹部と第2の凹部との間でバーに設けられた第3の凹部を有する。この第3の凹部は、バーの上側フェース上に開口すると共に成形要素の接触エッジ上に開口している。この第3の凹部は、バーの側方フェース上に開口していない。
したがって、本発明により、溝内の同一横方向平面内に延びる3つの閉鎖装置の成形を容易に行うことができる。これは、溝の断面が大きな幅のもの、例えば、幅が15mmを超える場合に特に有利である。かかる溝の幅では、溝の2つの向かい合った側壁にそれぞれ取り付けられると共に横方向に見てこの溝の幅のほぼ半分に等しい寸法を有するちょうど2つの閉鎖装置の使用により、耐久性の面で問題が生じる場合がある。これは、乾いた路面上と濡れた路面上で交互に運転することによって引き起こされる閉鎖装置の動きが各閉鎖装置の基部のところに応力集中を生じさせる場合があるからである。したがって、最終的には、亀裂がこれら基部のところに現れる恐れが存在する。第1の閉鎖装置と第2の閉鎖装置との間に配置された第3の閉鎖装置を設けることによって、この第1の閉鎖装置及びこの第2の閉鎖装置の横方向寸法を減少させる。したがって、これら2つの閉鎖装置が耐えなければならない応力は、小さく、したがって、2つの閉鎖装置は、経時的に良好に働く。
実施形態の変形形態では、成形要素は、空気放出ダクトを有する。この放出ダクトは、基部の厚さを貫通した1つの凹部又は各凹部の延長部をなしている。
この場合、これにより、1つ又は複数個の凹部内に取り込まれた空気がタイヤを加硫しているときに適切に放出されるようになる。
実施形態の変形形態では、成形要素は、空気放出ダクトの寸法を調節する手段を有する。
この場合、これにより、タイヤが加硫されているときに空気が正確に放出されると同時にゴムが放出ダクトに沿って逃げ出るのが阻止されるようになる。この場合、これにより、放出ダクトにより成形される余剰のゴムが閉鎖装置の上側部分上に成形されるのが阻止される。確かに、かかる余剰のゴムは、この閉鎖装置の正確な動作を損なう場合がある。
実施形態の変形形態では、成形要素は、バーに設けられた1つの凹部又は各凹部の高さを調節する手段を有する。
タイヤがいったん成形されて冷えているとき、閉鎖装置が縮み、それによりタイヤの溝内におけるその高さが変わることが起こる場合がある。この収縮現象の意義は、定量化することが困難である。これは、この現象が多くの要因、例えば閉鎖装置を形成するゴムの量、加硫温度条件及び用いられるゴムの組成に依存するからである。タイヤが新品のままにある状態にあるときにタイヤに一様な外観を与えるため、閉鎖装置の上方部分がトレッドのトレッド表面と面一をなして位置するようにすることが有利である。凹部の高さを調節する手段を設けることによって、試行錯誤により閉鎖装置を適当な高さのところに得ることができ、それによりタイヤの一様な外観が提供される。
本発明の別の要旨は、複数個の成形要素を有するタイヤトレッド加硫用モールドにある。これら成形要素は、タイヤのトレッドのトレッド表面を成形することができる成形面を形成するよう互いに接触状態にある。これら成形要素は又、トレッドに溝を成形することができる少なくとも1本のバーを形成する。このバーは、バーの長さに沿って延びると共に成形面から突き出た2つの側方フェース及び側方フェースを互いに連結する上側フェースを有する。本発明の要旨をなすモールドは、バーによって成形された溝の断面の全て又は一部を閉鎖するようになった閉鎖装置を成形することができる少なくとも1つのキャビティを有する点において注目できる。このキャビティは、バーの側方フェースのうちの一方上に開口するが、バーの上側フェース上には開口しておらず、その結果、キャビティにより成形される閉鎖装置は、溝の側壁とのみ一体であるようになっている。キャビティは、互いに接触状態にある2つの成形要素の一部である壁によって画定され、成形要素のうちの少なくとも1つは、上述した成形要素である。
かくして、簡単且つ実用的な仕方でタイヤのトレッド内に閉鎖装置を成形することができるモールドを製造することが可能である。
実施形態の変形形態では、モールドは、バーの長さに沿って互いにオフセットした少なくとも2つのキャビティを有し、各キャビティは、バーの側方フェースの各々上にそれぞれ対応して開口している。
かくして、この溝の長さに沿ってオフセットした2つの閉鎖装置を溝内に形成することが可能である。この場合、これにより、閉鎖装置は、これらの開閉運動の際に互いに妨害することはないであろう。
実施形態の変形形態では、キャビティの幅は、0.1mm〜2mmである。
かくして、厚みの小さな閉鎖装置を成形することが可能である。このように閉鎖装置の厚みが小さいことにより、閉鎖装置に濡れた路面上における駆動時に良好な撓み能力が与えられる。
本発明の別の要旨は、上述したようなモールドを用いて成形されて加硫されたタイヤのトレッドにある。
本発明の別の特徴及び別の利点は、添付の図面を参照して非限定的な例により与えられる以下の説明から明らかになろう。
本発明の第1の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 本発明の第2の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 本発明の第3の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 本発明の第4の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 本発明の第5の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 図1の実施形態としての2つの成形要素の断面図であり、これら2つの成形要素が2つの成形キャビティを形成するよう組み立てられ、これら成形キャビティがバーの長さに沿ってオフセットしている状態を示す図である。 本発明の第6の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 本発明の第7の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。 本発明の第8の実施形態としての成形要素の概略部分斜視図である。
以下の説明において、実質的に同一又はほぼ同一の要素は、同一の参照符号で示される。
図1は、本発明の第1の実施形態としてのモールドの成形要素1の部分斜視図である。
成形要素1は、基部3及びこの基部3から突き出たバー5を有している。基部3及びバー5は、この場合、同じ物質から一体品として形成され、これらは、アルミニウム系の材料で作られている。
具体的に説明すると、基部3は、タイヤのトレッド表面の一部を成形するようになった成形面7を有する。バー5は、その一部に、溝の底部を成形するようになった上側フェース9及び2つの側方フェース11を有し、これら側方フェースのうちの1つだけが図示されている。これら側方フェース11は、基部3の成形面7から突き出ると共にバーの長さに沿って延びている。
本発明を理解しやすくするため、バー5は、直方体の全体形状をした状態で図示されている。当然のことながら、本発明は、バーのこの特定の形状に限定されるわけではない。変形例として、バーの上側フェース9は、非平面状、例えば半球(ドーム)状であっても良く、その結果、バー5により成形される溝の底部は、湾曲するようになる。同様に、側方フェース11と基部3の成形面7とのなす角度は、90°以外であっても良い。例えば、各側方フェース11は、成形面7に垂直な方向と0°を超え且つ45°未満の角度をなしても良い。さらに、側方フェース11は、上側フェース9との連結のための幾つかの部分を有しても良い。これら連結部分は、例えば、バーの上側フェースにより成形される溝の底部とこの溝の長手方向壁とのなす角度がどれも直角ではないようにすることが可能であるよう湾曲している。これにより、亀裂が溝内に現れる恐れを制限することができる。
図1で理解できるように、バー5は、凹部15を有している。この凹部は、タイヤの溝内に閉鎖装置を成形するために生ゴムを受け入れるようになっている。凹部15は、この場合、バー5の側方フェース11のうちの一方上に開口すると共に成形要素1の接触エッジ17上に開口している。これとは対照的に、凹部15は、バー5の上側フェース9上には開口していない。
具体的に説明すると、凹部15は、横方向壁19、長手方向壁21、下側壁23及びバーの上側フェース9の延長部として設けられた突出部10の一部である上側壁(図1では見えない)によって画定されている。横方向壁19は、この場合、長手方向壁21に垂直である。変形例として、横方向壁19が長手方向壁21と90°以外の角度をなすことが可能である。
また、凹部15の深さP、即ちバーの長さ方向におけるこの凹部の寸法は、この場合一定であり、0.1mm〜1mmであることが注目されよう。変形例として、凹部15の深さは、凹部15の高さの方向に変化していても良い。これは、特に、横方向壁19が下壁23に垂直な方向と0°以外の角度をなす場合に可能である。
図2は、2つの凹部15a,15bを有する成形要素1の変形実施形態を示している。これら凹部の各々は、それぞれ、バー5の側方フェース11のうちの一方上及び成形要素の接触エッジ17上に開口している。これら凹部15a,15bのうちでどれもバー5の上側フェース9上に開口していない。各凹部15a,15bは、バー5の上側フェース9の延長部として設けられた突出部10及び基部3を突出部10に連結すると共に2つの凹部15a,15bを互いに隔てる分割壁12によって画定されている。かくして、図2の成形要素により、同一の溝内に2つの閉鎖装置を成形することが可能であり、これら閉鎖装置の各々は、この溝の断面の一部を閉じることができる。2つの凹部15a,15bの寸法は、この場合互いに同一である。変形例として、これら2つの凹部の寸法は、互いに異なっていても良い。
図3は、図2の成形要素が基部3の厚さを貫通して凹部15a,15bの延長部として設けられた空気放出ダクト27を更に有する変形実施形態を示している。かくして、空気放出ダクト27は、基部の外面29上に開口している。この外面29は、成形要素1の使用中、特にモールドが加硫ステップ中に閉じられているとき、空気に接触することができる。注目されるように、放出ダクト27の深さ、即ち、バーの長さに沿うダクトの寸法は、0.03mmオーダのものである。また、注目されるように、このダクト27は、この場合、成形要素の接触面17上に開口しているものとして図示されている。変形例として、放出ダクト27は、端が開口していなくても良く、この放出ダクトは、全体が基部3によって画定されていても良い。
図示されていない変形実施形態では、成形要素1は、放出ダクト27の長さに沿って延びる閉塞シムを有するのが良い。かくして、このシムにより、放出ダクトの断面を調節することができ、その目的は、加硫作業中に生ゴムをこのダクト中に入り込むのを回避すると同時に空気をモールドから放出することができるようにすることにある。閉塞シムは、用いられる生ゴム組成に従って互いに異なる厚さのものであるのが良い。また、注目されるように、この閉塞シムは、成形要素と同種の材料で作られるのが良く、かかる閉塞シムは、接着、ねじ止め又は任意他の手段によってこの成形要素に固定される。
図4は、各凹部15a,15bの下側壁が調節シム25によって形成された変形実施形態を示している。この調節シム25は、凹部15a,15bにより成形される閉鎖装置が備えなければならない高さに応じて定められる高さを有する。調節シム25は、凹部15a,15bの深さに一致した厚さを有する。変形例として、調節シム25は、これら凹部の深さよりも小さな厚さを有し、その結果、この調節シムは、成形要素1の接触エッジ17から引っ込んだ壁を有し、かくして、空気放出ダクトが形成されている。
調節シム25は、この場合、このシムを成形要素1の残部に固定するための要素、例えば固定用ねじを通すためのオリフィス31を有する。変形例として、調節シム25は、接着又は任意他の手段によって定位置に固定されても良い。
図5は、図2の成形要素1の変形実施形態を示しており、この場合、この成形要素は、第1の凹部15aと第2の凹部15bとの間でバーに設けられた第3の凹部15cを有している。この第3の凹部は、バー5の上側フェース9上に開口すると共に成形要素1の接触エッジ17上に開口している。第3の凹部は、バー5の側方フェース11上には開口していない。かくして、第3の凹部は、バー5により成形される溝の底部に取り付けられる閉鎖装置を成形することができ、この閉鎖装置は、溝の側壁にそれぞれ取り付けられる2つの閉鎖装置相互間でこの溝内に配置される。
第1の凹部15a、第2の凹部15b及び第3の凹部15cは、互いに同一の深さ、即ちバーの長さに沿って測定された同一の寸法を有するのが良い。変形例として、これら凹部15a,15b,15cの深さは、互いに異なっていても良い。
図6は、図1の実施形態としての2つの成形要素32a,32bの組立体を示している。具体的に説明すると、図6は、成形要素32a,32bの成形面39a,39bに実質的に平行な平面上におけるこの組立体の断面図である。
2つの成形要素32a,32bを組み立てることにより、バー35の長さに沿って互いにオフセットした2つのキャビティ33a,33bが形成され、各キャビティ33a,33bは、このバー35の側方フェース37a,37bの各々上にそれぞれ対応して開口している。具体的に説明すると、各キャビティ33a,33bは、2つの成形要素32a,32bのうちの一方の一部である凹部によって形成され、この凹部は、他方の成形要素32a,32bの一部である接触エッジによって画定される。
図示されていない変形実施形態では、2つの成形要素32a,32bを組み立てることにより、単一のキャビティが形成され、このキャビティは、互いに向かい合い且つ2つの成形要素のそれぞれ一部をなす2つの凹部で構成される。
注目されるように、キャビティ33a,33bの幅lは、0.1mm〜2mmである。
図7は、図2の成形要素の変形実施形態を示しており、この場合、この成形要素は、突出部10から突き出た2つの突起41を有している。これら突起41は、それぞれ、分割壁12から見て反対側の端部のところで凹部15a,15bの上側コーナーに設けられ、これら突起は、それぞれ、バー5の側方フェース11の延長部をなしている。突起41は、成形要素により成形される閉鎖装置に切欠きを成形するようになっている。これら切欠きの存在により、閉鎖装置は、モールドから取り出しやすくなると同時にこれら閉鎖装置の可撓性が増大する。
図7の突起41は、半円形の形状のものである。変形例として、図8は、基部3の方へ差し向けられた長円形の形をした突起41を示している。かくして、図8の成形要素により成形される閉鎖装置は、溝のそれぞれの側壁への取り付けゾーンが限られている。この場合、これにより、これら閉鎖装置は、特にトレッドが摩耗限度に近づいているとき、このトレッドから迅速に取り外せるようになる。
図9は、図1の成形要素の変形実施形態を示しており、この場合、成形要素は、互いに向かい合い且つそれぞれ基部3及び突出部10から突き出た2つの突起47,49を有している。これら突起47,49は、凹部15が開口している側方フェース11の部分的な延長部をなしている。かくして、図9の成形要素により成形される閉鎖装置は、閉鎖装置が取り付けられる溝の側壁に平行な軸線回りに高い曲げ可撓性を有し、この平行な軸線は、溝の高さに沿って延びている。
突起47,49の形状は、半円形又は長円形であるのが良い。変形例として、突起は、図9に示されているように互いに異なる形状を有していても良い。形状のあらゆる組み合わせが可能である。
さらに、図9の実施形態では、凹部15は、バー5の幅の大部分にわたって延びており、このバーの幅は、2つの側方フェース11を隔てる距離に一致している。変形例として、凹部15は、バー5の幅よりも極めて短い距離にわたり、例えば、このバーの幅の半分にわたって延びていても良い。
本発明は又、上述したような成形要素の組み立てにより形成されているモールドにより成形されるタイヤに及ぶ。これらタイヤは、溝内に閉鎖装置を有する任意形式のタイヤ、例えば乗用車用タイヤ、重車両用タイヤ、冬期運転用タイヤ、湿った(ウェット)状態の中で運転するためのタイヤであって良い。
本発明は、上述すると共に図示した実施した実施形態には限定されず、本発明の範囲から逸脱することなくこれら実施形態の種々の改造例を想到することができる。

Claims (12)

  1. タイヤのトレッドを加硫するモールドのための成形要素であって、前記成形要素(1)は、前記トレッドのトレッド表面の一部を成形することができる基部(3)と、前記トレッドに溝を成形することができるバー(5)とを有し、前記バーは、前記バーの長さに沿って延びると共に前記基部から突き出た2つの側方フェース(11)と、前記側方フェースを互いに連結する上側フェース(9)とを有し、前記成形要素は、前記基部及び前記バーによって形成された接触エッジ(17)を有し、前記接触エッジは、前記加硫用モールドの全て又は一部を形成するよう別の成形要素に接触するようになっている、成形要素において、前記成形要素は、前記バーに設けられた少なくとも1つの凹部(15)を有し、前記凹部は、前記バーの前記側方フェース(11)のうちの一方上に開口すると共に前記成形要素の前記接触エッジ(17)上に開口し、前記凹部は、前記バーの前記上側フェース(9)上には開口していない、成形要素。
  2. 前記成形要素は、前記バーに設けられた第1の凹部(15a)及び第2の凹部(15b)を有し、前記第1及び前記第2の凹部の各々は、それぞれ、前記バーの前記側方フェース(11)のうちの一方及び前記成形要素の前記接触エッジ(17)上に開口し、前記凹部はいずれも前記バーの前記上側フェース(9)上に開口していない、請求項1記載の成形要素。
  3. 前記成形要素は、前記第1の凹部(15a)と前記第2の凹部(15b)との間で前記バーに設けられた第3の凹部(15c)を有し、前記第3の凹部は、前記バーの前記上側フェース(9)上に開口すると共に前記成形要素の前記接触エッジ(17)上に開口し、前記第3の凹部は、前記バーの前記側方フェース(11)上に開口していない、請求項2記載の成形要素。
  4. 前記成形要素は、空気放出ダクト(27)を有し、前記空気放出ダクトは、前記基部(3)の厚さを貫通して前記凹部又は各凹部の延長部として設けられている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の成形要素。
  5. 前記成形要素は、前記空気放出ダクトの寸法を調節する手段を有する、請求項4記載の成形要素。
  6. 前記成形要素は、前記バーに設けられた前記凹部又は各凹部の高さを調節する手段(25)を有する、請求項1乃至5の何れか1項に記載の成形要素。
  7. 前記凹部(15a,15b)は、前記バー(5)の前記上側フェース(9)の延長部として設けられた突出部(10)及び前記基部(3)を前記突出部(10)に連結している前記凹部(15a,15b)の分割壁(12)によって画定され、前記成形要素は、前記突出部(10)から突き出ると共に前記分割壁(12)の各側にそれぞれ1つずつ配置された2つの突起(41)を有し、前記突起(41)はそれぞれ、前記バーの前記側方フェース(11)の延長部をなしている、請求項2記載の成形要素。
  8. 前記突起(41)は、前記基部(3)の方へ向いた長円形の形状を有する、請求項7記載の成形要素。
  9. 前記凹部(15)は、前記バー(5)の前記上側フェース(9)の延長部として設けられた突出部(10)によって画定され、前記成形要素は、互いに向かい合った状態でそれぞれ前記基部(3)及び前記突出部(10)から突き出た2つの突起(47,49)を有し、前記突起は、前記バーの前記側方フェース(11)のうちの一方の延長部をなしている、請求項1記載の成形要素。
  10. タイヤのトレッドを加硫するモールドであって、前記モールドは、複数個の成形要素(32a,32b)を有し、前記成形要素は、前記タイヤの前記トレッドのトレッド表面を成形することができる成形面を形成するよう互いに接触状態にあり、前記トレッドに溝を成形することができる少なくとも1本のバー(35)が設けられ、前記バーは、前記バーの長さに沿って延びると共に前記成形面から突き出た2つの側方フェース(37a,37b)及び前記側方フェースを互いに連結する上側フェースを有する、モールドにおいて、前記モールドは、前記バーによって成形された前記溝の断面の一部を閉鎖するようになった閉鎖装置を成形することができる少なくとも1つのキャビティ(33a,33b)を有し、前記キャビティは、前記バーの前記側方フェース(37a,37b)のうちの一方上に開口するが、前記バーの前記上側フェース上には開口しておらず、その結果、前記キャビティにより成形される前記閉鎖装置は、前記溝の側壁の一体部分としてのみ形成されるようになっており、前記キャビティは、互いに接触状態にある2つの成形要素(32a,32b)の一部である壁によって画定され、前記成形要素のうちの少なくとも1つは、請求項1乃至9の何れか1項に記載の成形要素である、加硫用モールド。
  11. 前記モールドは、前記バーの長さに沿って互いにオフセットした少なくとも2つのキャビティ(33a,33b)を有し、各キャビティは、前記バーの前記側方フェース(37a,37b)の各々上にそれぞれ対応して開口している、請求項10記載の加硫用モールド。
  12. 前記キャビティ(33a,33b)の幅(l)は、0.1mm〜2mmである、請求項10又は11記載の加硫用モールド。
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