JP5746159B2 - タイヤパターンの溝に柔軟性壁を成形する取り外し可能な装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの製造分野に関し、特に加硫のために用いられるモールドの製造分野に関する。
本発明は、詳細には、タイヤパターンの溝内に位置決めされる柔軟性壁の成形に関する。
パターンの溝の目的は、タイヤが濡れた路面又は水浸しの路面上を走行するときに水を排出したり放出したりすることにある。これら溝は、これら溝が音波を発生させる加圧空気蓄積領域を形成するという点において転動ノイズ現象の幾分かの原因となっている。溝は、周方向及び軸方向に位置決めされ、これら溝の位置、サイズ及び数は、タイヤパターン設計者の側における綿密な研究の主題である。
排水性能を保ちながらタイヤの転動ノイズレベルを減少させることを目的として、溝の方向に対して横方向に厚さの減少した柔軟性壁を位置決めすることが先行技術で知られている。フラップとも呼ばれるこれら壁は、溝の壁の1つから横方向に延び、タイヤが乾いた路面上を転動しているとき、音波の拡散を阻止するために閉鎖位置のままであり、タイヤが濡れた路面上を転動しているとき、排水溝に入り込んだ水を放出することができるようにするために開くことができるドアのような独特の特徴を有している。
仏国特許第2715891号明細書、英国特許第450723号明細書又は欧州特許第908330号明細書は、これら柔軟性壁の種々の実施形態を記載している。
最も一般的な実施形態は、加硫ステップの終わりにタイヤの脱型を妨害するアンダーカットが存在しないことに起因して溝の底部の壁から延びている柔軟性壁に関することが理解されよう。柔軟性壁は、このような柔軟性壁が開放位置から閉鎖位置に動くときにこのような壁が溝との取付け箇所を中心として回動することができるようにする1つ又は2つ以上の半径方向切れ目を有する。柔軟性壁の厚さは、0.2mmから1mmまで様々である。切れ目の幅は、柔軟性壁の側縁に与えることが望ましい特定の形状の関数として必要に応じて調節可能である。
実際、これらの仕組みを有するタイヤの脱型向きに設計されたモールドは、ビードに設けられていて、排水溝の脱型向きに設計された実質的に半径方向のスロットを有し、これらスロットは、ビードの方向に対して横方向に延びている。
仏国特許第2715891号明細書 英国特許第450723号明細書 欧州特許第908330号明細書
しかしながら、特に、溶融材料を一般に石膏で作られたロストモールドキャビティ内で鋳造することによってモールドを製作する技術が用いられる場合、これらスロットを必要な精度で形成することに伴って非常に多くの問題が生じ、このような問題の一つは、パターン要素に接近することが望ましい場合にツールの相当高い嵩高性(バルキネス)に起因して、完成状態のモールドを直接作動させたとき、種々の要素の精細度が石膏を過度に脆弱にし、又はそれどころかもっと悪い状態にすることにある。
本発明の目的は、上述の問題を解決することができる解決策を提案することにある。
本発明のモールドは、周方向に位置決めされると共にタイヤのトレッドのキャビティを形成するようになった内張り要素を有し、内張り要素は、パターンの溝のキャビティを形成するようになったビードを有し、本発明のモールドは、内張り要素にしっかりと取り付けられた本体及びヘッドを備えた1つ又は2つ以上のインサートが溝の壁の少なくとも1つ、好ましくは溝の底部の壁に関節連結されている厚さの減少した壁の成形に寄与するようになったスロットを有することを特徴としている。インサートは、スロットが溝の長手方向に実質的に垂直に配置されるようビードの少なくとも1つの中に位置決めされている。
このようにすると、上述の欠点なく、適当な手段を用いてインサートを別の製造段階で製作することが可能である。
本発明のもう1つの観点によれば、インサートは、ビード内に固定的に植え込み可能であり又はインサートをモールドから引き抜くことができるよう取り外し可能である。この実施形態は、特に、柔軟性壁の成形向きの容積部の邪魔になる場合のある材料をなしで済ますことができるという点で有利であることが判明している。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して例示的に且つ非限定的に与えられる以下の説明から明らかになる。
第1の実施形態としてのインサートの概略斜視図(1a)、概略正面図(1b)、概略底面図(1c)、概略平面図(1d)である。 第2の実施形態としてのインサートの概略斜視図(2a)、概略正面図(2b)、概略平面図(2c)である。 第3の実施形態としてのインサートの概略斜視図(3a〜3c)である。 第3の実施形態としてのインサートの概略斜視図である。 インサートの他の実施形態の概略平面図(4a〜4c)である。 第1の実施形態としてのインサート及び第2の実施形態としてのインサートを有する内張り要素の概略斜視図である。 内張り要素内における第2の実施形態又は第3の実施形態としてのインサートの成形の仕方を示す図(6a,6b)である。
以下の説明において、方向XX′は、モールドの周方向に相当し、方向YY′は、周方向に垂直なモールドの横方向に相当し、方向ZZ′は、周方向及び横方向に垂直なモールドの半径方向に相当している。
第1の実施形態によれば、図1に示されているインサート10は、ヘッド101及び本体102を有している。インサートのヘッドは、成形ビード(図示せず)内に挿入されるようになっている。本体の役割は、ヘッド101を内張り要素内に固定することにある。
インサートのヘッドは、柔軟性壁を成形するようになったスロット100を有する。スロットはこの場合、幅fを有している。幅fは、柔軟性壁の厚さに対応し、0.2mm〜1mmであるのが良い。
スロット100は、高さhにわたりインサートのヘッドの深さ中に延びてインサートのヘッドの上面に開口し、開口部を形成している。
横方向YY′に実質的に垂直であるヘッドの2つの互いに反対側の壁及び更にスロット100が開口している方向ZZ′に垂直なヘッドの壁の外形は、タイヤの溝の成形を保証するようビードの外面と連続した表面を形成するのに適している。横方向における2つの反対側の側壁は、溝の縁を成形するようになっており、スロットが開口しているヘッドの壁は、柔軟性壁が関節連結される溝の底部を成形するようになっている。
スロット100は、インサートのヘッドの横方向における互いに反対側に位置した外側の側壁上に開口してはいない。スロットの横方向側壁は、厚さeの仕切りによってインサートのヘッドの外側横方向壁から隔てられている。このように、柔軟性壁は、溝の側壁との連結部を備えていない。図示の仕切りの厚さeは、有益には、0.1mm〜0.2mmであるのが良い。
この仕切りは、柔軟性壁の側縁に特定の輪郭形状を与えることが望ましい場合、上述したように漸変幅を有しても良い。
インサート10の本体102は、この目的のために図5に示されている内張り要素の本体中に設けられた収容部221内への挿入に適した形状を有している。
成形用内張り要素2は、その一部としてベース22及びビード220を有している。
ベース22は、タイヤトレッドの走行面を成形するのに適している。
ビード220は、ベース22から突き出て、トレッドに溝を成形するのに適している。
ビード220は、この場合、主として周方向XX′に延びている。
一変形例では、ビード220は、主として横方向YY′に延びる。
インサート10は、スロット100がビード220に実質的に垂直な方向に差し向けられるよう収容部221内に位置決めされている。かくして、ビードは、周方向溝を形成するために主として周方向XX′に延びる場合、スロットは、横方向YY′に沿って差し向けられる。一変形例として、ビードが横方向溝を形成するために主として横方向YY′に延びる場合、スロットは、周方向XX′に差し向けられる。
インサートのヘッドの形状は、この場合、ビードの外面と連続した表面を形成するよう調整されている。
インサートは、モールド仕上げステップとは別個の機械加工作業中に製作可能であり、切欠きの幾何学的形状を調節することができる。インサートは、ビード内にいったん配置されると、これらの幾何学的特徴を全て保持する。
一変形例として、インサートを熱可塑性射出成形により得ることができる。
収容部221は、内張り要素本体を機械加工することにより、例えば火花加工によって得られる。
一変形例として、収容部221は、成形により直接得られる。
第1の実施形態としてのインサート10の本体は、接着により収容部221に締結可能である。
また、インサートの本体を成形用内張り要素部分を製造するステップの1つの実施中、鋳物用材料、一般にアルミニウム内に埋め込むことが可能である。
図1に示されているインサートは、柔軟性壁の成形中、スロット内に取り込まれる恐れのある空気を放出する手段を更に有する。これら手段は、インサートの本体を貫通すると共にスロットのベースをスロット100が開口している壁と反対側のインサートの下壁に連結する円筒形の形をしたベント103によって構成される。
インサート10は、この場合、全て一体物として示されている。
一変形例として、インサート10は、収容部221内へのインサート10の挿入前にあらかじめ組み立てられる数個の部品から形成されても良い。インサート10は、例えば、2つ又は3つの部品で形成可能である。特定の製品、例えばスロット100により成形された柔軟性壁の脱型を容易にする不粘着剤を、スロット100を形成するインサートのゾーンに容易に塗布することが可能である。
不粘着剤は、例えば、キシランであるのが良い。
図2及び図2a、図2b及び図2cに示されている本発明の第2の実施形態は、これ又ヘッド111及び本体112を有するインサート11を示している。
インサート11のヘッドは、方向XX′に垂直なインサートの側方フェースの1つに設けられた凹部110を有する。この凹部は、高さhにわたり方向ZZ′に延び、この凹部は、製作するのが望ましい柔軟性壁の厚さに実質的に一致した幅fを有している。
凹部110は、横方向に垂直なヘッドの壁の2つの側部のところに設けられた厚さeを有する仕切り115,116によって境界付けられている。
インサートの本体112は、インサート内張り要素に締結する要素、例えばねじを受け入れるようになった小穴113を有している。
凹部110は、柔軟性壁を成形することができるスロットを形成するためにビードと同一高さ位置に位置すると共にインサートのヘッドと対向して配置された収容部の壁と協働する。
組み立て作業及び分解作業を容易にするため、収容部は、有益には、図6に示されているように内張り要素の外側の側方フェースの1つに設けられるのが良い。
図6に示されている内張り要素2は、ビード210を備えたベース21を有している。ビード210は、本発明の第2の実施形態としてのインサート11の本体の挿入を可能にするよう内張り要素の長手方向縁部の1つのところで途切れている。
インサートは、凹部110がビードの端壁210aと対向して配置されるよう位置決めされ、その結果、締結要素を用いてインサートをビードの壁に締結すると、凹部110とビードの壁210aは、側方仕切り115,116によって制限される高さh、幅fのスロット1の形状を定めるようになっている。
上述したように、この実施形態は、第1の実施形態と比較して追加の利点を有している。具体的に説明すると、タイヤを製造するための内張り要素の繰り返し使用中、硬化中の残留物が切欠きにくっついた状態になると共に切欠きが次第に閉塞状態になる傾向が存在するということが理解される。この場合、内張り要素をモールドから分離し、インサート11を取り外して凹部110の表面及び内張り要素のビードの端壁210aの簡単なブラシ掛けによってクリーニング作業を実施することが可能である。
この第2の実施形態としてのインサート11を用いた柔軟性壁の成形中、切欠き内に取り込まれた空気を放出するために、凹部が作られていて、ビードの壁210aと対向して配置されたインサートの本体の壁117の中央部分に深さεまで僅かに中ぐりすることが可能であり、その結果、ビードのこの壁との接触が壁117の横方向互いに反対側の側方部分によって保証されるようになる。中ぐりの値εは、有益には、0.03mm〜0.1mmであるのが良い。
この第2の実施形態としてのインサートは、長手方向に垂直なその2つの壁の各々に凹部を有するのが良く、1つの凹部が、インサートが締結されている内張り要素のビードの横方向壁210aと協働し、インサートの他方の側部に設けられている凹部が周方向に隣接して位置する内張り要素のビードの壁と協働するようになっていることが観察されよう。
また、ハウジング211及び横方向壁210は、内張り要素21を機械加工することにより、例えば火花加工によって得られる。
一変形例では、ハウジング211及び横方向壁210は、成形により直接得られる。
図3に示されているインサート12は、インサート11の変形例である。ベントを作ることを目的としてインサートの本体のフェース117を中ぐりする作業は、インサートのサイズが小さいために複雑であることが観察された。かくして、凹部120をインサートのこのフェースの全高にわたって作ると共に厚さ(f−ε)を有するフォイル123とも呼ばれている中間部品123をインサートの本体の壁に位置決めすることが提案された。柔軟性壁の成形の際に用いられる凹部は、この場合、フォイルの縁及び厚さeの仕切り125,126によって画定される。
第2の実施形態としてのインサート11と同様、インサート12及びフォイル123の本体は、締結要素を導入することができる小穴113を更に有している。
図3に示されているインサートは、凹部120がビードの端壁210aと対向して配置されるよう位置決めされる。かくして、インサートをビードの壁に締結すると、凹部120及びビードの壁210aは、高さh、幅fのスロットの形状を定め、このスロットは、仕切り125,126によって制限される。
一変形例では、スロットを画定することを目的として、ビードの壁210aではなく、仕切り125,126に寄りかかった追加のプレートを提供することが可能である。この場合、図5に示されているように内張り要素の本体に設けられた収容部221内にこの特定の実施形態としてのインサートを用いることが可能である。
一例を挙げると、図4は、柔軟性壁の特定の配置状態を得ることができるようにする凹部の変形例を位置決めする仕方を平面図で示している。
図4aに示されているインサート13は、長手方向XX′に垂直なフェースの各々に設けられると共にこれらフェースの互いに反対側の側部に横方向に配置された2つの半分の凹部131,132を有している。
図4bに示されているインサート14は、長手方向XX′に垂直なフェースの各々に設けられた2つの凹部140,141を有している。
図4cは、同一フェースに設けられると共に仕切り152によって分離された2つの半分の凹部150,151を有するインサートの場合を示している。
変形例では、開示内容からの種々の教示を組み合わせて例えば図5に示されている種々の形態に適した柔軟性壁を有する型を成形するだけでなくインサートの選択を成形用内張り要素の実施形態に適合させることが可能である。
インサート10,11,12,13,14,15は、この場合、金属材料、例えば鋼で作られている。
一変形例では、インサート10,11,12,13,14,15は、インサートによる柔軟性壁の成形及びインサートによって成形された柔軟性壁の脱型を容易にすることを考慮して、不粘着性材料、例えばポリエーテルエーテルケトンから成る。
別の変形例では、インサート10,11,12,13,14,15は、柔軟性壁の成形及び脱型を容易にするためにポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成る。

Claims (10)

  1. 内部でタイヤが加硫されるタイヤ加硫用モールドであって、
    前記タイヤのトレッドを成形する少なくとも1つのトレッド成形要素(21,22)を有し、
    前記トレッド形成要素は、前記トレッド形成要素の内面に沿って延びる、前記トレッドに溝を成形するための少なくとも1つの突状部(210,220)を有する、加硫用モールドにおいて、
    前記加硫用モールドは、前記トレッド形成要素に形成された収容部(211、221)に挿入可能な少なくとも1つの挿入部材(10,11,12,13,14,15)を有し、前記挿入部材は、前記収容部内に挿入されることにより、前記突状部の一部分を構成し、
    前記挿入部材を前記収容部に挿入することにより、前記モールドの内側の空間に開口するスロット(1,100)が形成され
    前記スロットは前記突状部に垂直に向けられており、
    前記スロットは、前記突状部によって成形された前記溝の少なくとも1つの壁と一体に作られる厚さの減少した柔軟性壁を成形するよう構成されている、
    ことを特徴とするタイヤ加硫用モールド
  2. 前記スロット(1,100)は、前記溝の底部と一体に作られる柔軟性壁を成形するよう構成されている、
    請求項1記載のタイヤ加硫用モールド。
  3. 前記スロット(1,100)の幅(f)は、0.2〜1mmである、
    請求項1又は2記載のタイヤ加硫用モールド。
  4. 前記挿入部材は、前記トレッド形成要素に形成された収容部(221,211)内に取り外し可能に位置決めされる、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用モールド。
  5. 前記スロット(1)は、前記挿入部材(11,12)及び前記突状部(210)の端壁(210a)により形成される、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用モールド。
  6. 前記突状部(210,220)は、前記スロットに開口し空気を逃がす少なくとも1つのベントを有する、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用モールド。
  7. 前記ベント(103)は、円筒形のものである、
    請求項6記載のタイヤ加硫用モールド。
  8. 前記ベントは、前記挿入部材の壁(117)及び前記突状部の前記端壁(210a)により形成される、
    請求項6記載のタイヤ加硫用モールド。
  9. 前記挿入部材は、本体と、前記本体内に位置決めされた中間部分(123)を有し、前記ベントは、前記中間部分(123)及び前記突状部の前記端壁(210a)により形成される、
    請求項6記載のタイヤ加硫用モールド。
  10. 前記中間部分(123)は、前記スロット(1)の幅(f)よりも小さい厚さ(f−ε)を有する、
    請求項9記載のタイヤ加硫用モールド。
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