JPH0872061A - タイヤ成形用金型 - Google Patents

タイヤ成形用金型

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JPH0872061A
JPH0872061A JP6230222A JP23022294A JPH0872061A JP H0872061 A JPH0872061 A JP H0872061A JP 6230222 A JP6230222 A JP 6230222A JP 23022294 A JP23022294 A JP 23022294A JP H0872061 A JPH0872061 A JP H0872061A
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JP
Japan
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mold
tire
gap
flat plate
flat plates
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JP6230222A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiko Aono
芙美子 青野
Yoko Kobayashi
葉子 小林
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NIITSU KK
Original Assignee
NIITSU KK
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/10—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated venting means
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/30—Mounting, exchanging or centering
    • B29C33/301—Modular mould systems [MMS], i.e. moulds built up by stacking mould elements, e.g. plates, blocks, rods
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/42—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the shape of the moulding surface, e.g. ribs or grooves

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノンスピュータイヤの加硫成形時に於て、空
気を透過しゴムがハミ出ない微小隙間を簡便に確保し、
金型洗浄クリーニング，その他の経時変化による隙間の
ダレ防止，及び抑制を可能にしたタイヤ製造用金型を提
供することが目的である。 【構成】 タイヤ加硫成形時に、金型とタイヤが接触す
る面１に於て、金型とタイヤ間の空気が残留し易い位置
に空気抜きの為の一対の平板５ａ，５ｂを挿入し固定す
る。凹加工を施した平板５ａと凹加工なしの平板５ｂを
合せて隙間６を確保し、この隙間を通過した空気は背面
のホルダー８の溝９を通じて外部に排除される。平板５
ａ，５ｂの配置場所，個数に制限はなく、空気の溜り易
い位置に任意に配置される。時に分割セクター金型（割
モールド）では、小ピース２同志の合せ目３に挿入固定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はノンスピュータイヤの加
硫成形用金型に於て、空気が通過しゴムのハミ出さない
微小隙間を容易に確保し、且つ、金型洗浄クリーニング
による微小隙間の磨滅を防ぎ、金型使用時に於ける微小
隙間の経時変化を小ならしめるタイヤ成形用金型の製法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ノンスピュータイヤの加硫成形用金型
は、微小隙間より空気を抜く構造となっているが、金型
の材質はアルミ，ダイガストアルミ，鋳鉄，その他各種
のものが使われている。その金型はタイヤ数百本分を連
続成形する約１週間毎に金型の汚れを落す為、一般的に
はショットブラスト法により洗浄を行う。この洗浄を何
回も繰返すうちに、微小隙間の角が図７の点線の如く磨
滅して潰れ、俗にいうダレが発生する。このダレが微小
隙間を閉鎖して、空気を抜くという本来の使命を果たさ
なくなる。特にアルミ，ダイガストアルミの如く、比較
的軟らかい材質であればある程このダレは大きく且つ早
期に発生する。
【０００３】このダレが発生し、タイヤの加硫成形時に
空気が抜けなくなると、金型とタイヤとの間に空気が残
留し、製品タイヤの表面に空洞（バブル）を形成して、
タイヤの外観を著しく損ない、商品価値を低下させる。
この為、タイヤに空洞（バブル）が発生すると、その都
度金型をタイヤ加硫成形機より取外し、金型のピースを
分解した後、ダレを１つ１つヤスリかけ等の手作業で取
除き、再び金型に組込む必要がある。この補修にかける
余計な時間と人手のエネルギーは相当量にのぼり、無駄
なことこの上もない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とするこ
とろは、タイヤの外観を損う表面の空洞（バブル）の形
成を防止する為に、金型の微小隙間の角部のダレ発生を
無くす、乃至は、その発生を出来る丈遅らせることにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】ダレの発生防止ないしは
その発生を遅らせる為に、本発明では次の２つの手段を
考慮する。第１の手段は、微小隙間の角に0.2 ＭＭ以下
のＲを付与することにより、Ｒを付与しない直角の角の
ものに比べてダレの発生を遅らせることであり、第２の
手段は、微小隙間部のダレの発生をしにくくする為に、
ビッカース硬度ＨＶ１４０以上の硬い材質で微小隙間を
構成することである。
【０００６】 一般的に鉄系合金（焼入れ無し） ＨＶ２００〜３００ （焼入れ有り） ＨＶ４００〜５５０ 超硬合金 ＨＶ５００ 以上 であり、これらの材料を用いることにより課題は解決さ
れるが、特に上記の材料にこだわるものではない。加工
性，経済性を十分考慮の上、材料を選定すべきである。
【０００７】
【作用】実験の結果では、前記第１の手段により、ダレ
の発生を５〜８倍遅くすることが出来た。又、第２の手
段により、発生ダレ量を約１／３に抑制出来た為、この
両手段を組合せることにより、ダレ発生の抑止に十数倍
の効果が得られた。
【０００８】
【実施例】タイヤトレッドパターンを付与する金型の内
面１に於いて、図１の分割セクター金型（割モールド）
では、各小ピース２の合せ面３に、又、図２の２つ割金
型（フルモールド）では任意の位置４に、夫々別途微小
凹部を加工した平板５ａと微小加工なしの平板５ｂを一
対にして挿入固定する。この場合、平板５ａには0.1 Ｍ
Ｍ以下の凹部６が加工付与されており、平板５ｂは平板
のままで凹部の加工はない。金型内面１に配置される平
板５ａ，５ｂは、タイヤが加硫成形される際、空気が逃
げにくく、溜り易い位置に全て配置される。
【０００９】平板５ａ，５ｂの深さ方向寸法Ｈは、Ｈ≧
３ＭＭの範囲にあり、小ピース２の厚みＴ及び２つ割り
金型（フルモールド）のトレッドリング厚み以下で良
い。ＨがＴよりも十分小さい場合、凹部６は通気孔７と
接続される。更に通気孔７はホルダー８の溝９に接続さ
れ、タイヤと金型との接触面の空気は、６→７→９の通
気により外部へ排出され、金型内面１での空気の残留を
無くす。
【００１０】平板５ａ，５ｂは寸法，材質，加工方法
等、前もって標準化出来るので、事前に大量に製作して
おき、必要な時点で金型の必要な個所に埋込むことが出
来る。又、平板５ａ，５ｂは耐久性を考慮した形状，材
質にしてあるが、それでも万一何等かのアクシデントで
微小隙間の通気性が悪くなった場合、その個所のみを事
前に製作してある新品の平板５ａ，５ｂと取替える丈
で、本発明の目的とする課題は解決される。
【００１１】
【発明の効果】従来のものに比べ、本発明を採用するこ
とにより、隙間のダレ発生の防止及び抑止に十数倍の効
果が得られる為、通気不良による外観不良タイヤの発生
率を低下させうる上、金型補修回数が確実にダウン出
来、更に、補修作業も簡単となり、高度な熟練技能なし
で短時間に補修出来る為、その分タイヤ生産の中断時間
を減少出来るという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】平板５ａ，５ｂを挿入した分割セクター金型
（割モールド）の斜視図である。
【図２】平板５ａ，５ｂを挿入した２つ割り金型（フル
モールド）の内面より視た平面図である。
【図３】分割セクターに組込まれる小ピースの合せ目に
平板５ａ，５ｂが固着された状態での斜視図である。
【図４】小ピースを合せた状態で、平板５ａ，５ｂが一
対で接している事を示す平面図である。
【図５】図４のＡ−Ａ矢視方向の断面図を示す。
【図６】平板５ａ，５ｂの斜視図である。
【図７】平板５ａ，５ｂにて構成される微小隙間の新品
時（実線）と経時変化によるダレ発生時（点線）を示す
断面斜視図である。
【符号の説明】
１ 金型の内面 ２ 小ピース ３ 小ピース合せ目 ４ 平板挿入の任意位置 ５ａ，５ｂ 平板 ６ 平板５ａの凹加工部 ７ 通気孔 ８ ホルダー ９ ホルダーの内面溝 １０ 平板の角部 Ｈ 平板の埋込深さ方向の寸法 Ｔ 小ピースの厚み寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｋ 105:24 Ｂ２９Ｌ 30:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 製品タイヤにトレッドパターンを付与す
    る複数個の分割セクターが、ノンスピュータイヤ成形を
    目的しとて、複数の小ピースとそれを組付ける背面ホル
    ダーで構成され、全体として環状をなす金型に於て、各
    小ピース間に空気が通過し、且つ、ゴムのハミ出さない
    微小隙間を設ける為に、予め微小凹凸が加工されている
    平板と微小凹凸加工なしの平板との一対を組合せて、各
    小ピース間に挿入し固定する事により空気抜きの微小隙
    間を確保し、その微小隙間に通ずる通気孔を背面迄貫通
    させたことを特徴とするタイヤ成形用金型。
  2. 【請求項２】 前記分割セクターよりなる金型（割モー
    ルドという）の他に，タイヤ周方向に２分割した２つ割
    り金型（フルモールドという）に於て、任意の位置に前
    記の一対の平板を埋込み固定し、その平板間の微小隙間
    に通じる通気孔を背面迄貫通させたことを特徴とするタ
    イヤ成形用金型。
  3. 【請求項３】 前記平板間の微小隙間部分の角部（１
    ０）は０．２ＭＭ以下の微小Ｒを付与し、且つ作業温度
    下に於て０．１ＭＭ以下の隙間であることを特徴とする
    請求項１又は２記載のタイヤ成形用金型。
  4. 【請求項４】 予め微小隙間を加工しておき挿入し固定
    する一対の前記平板の材質の硬度はビッカース硬度ＨＶ
    １４０以上で、且つ平板の埋込み深さ（Ｈ）が３ＭＭ以
    上であることを特徴とする請求項１又は２記載のタイヤ
    成形用金型。
  5. 【請求項５】 前記平板の微小凹凸加工は、数値制御工
    作機械加工法，電食（ＥＤＭ）加工法，エッチング加工
    法等いづれかの方法で加工され、複数セクター分割金型
    （割モールド）ては各ピース間への挿入固定方法は、ビ
    ス止め，接着剤，及びピース締付力のみのいづれか又は
    ２つ以上の複合方法でも良く、２つ割金型（フルモール
    ド）では接着剤有り又は接着剤無しの埋込み方法による
    ことを特徴とする請求項１又は２記載のタイヤ成形用金
    型。
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