JP2892693B2 - タイヤ成形用金型 - Google Patents

タイヤ成形用金型

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイヤ成形用金型、特に少なくとも成形す
べきタイヤの踏面を含む外形に対応する内周面を有する
プロファイル・リングと、当該プロファイル・リングの
内周面に当接する接合面を有しかつ上記成形すべきタイ
ヤの凹部を成形するためのリブおよび/またはラグから
なるネット・リングと、上記プロファイル・リングが載
置される金型ホールダとをそなえ、当該金型ホールダに
上記プロファイル・リングが載置されかつ当該プロファ
イル・リングに上記ネット・リングが載置されて構成さ
れると共に、タイヤ成形時に発生する気体を外部に排出
するための通気手段をそなえ、当該通気手段を介して金
型の内部と外部とが連通されるよう構成されたタイヤ成
形用金型において、 上記通気手段が、 上記プロファイル・リングの内周面と上記ネット・リ
ングの接合面との間に介在された柔軟性および耐熱性を
有しかつ通気性を有する通気シートと、 上記通気シートと連通しかつ上記プロファイル・リン
グを貫通するプロファイル・リング貫通孔と、 上記プロファイル・リング貫通孔と連通しかつ上記金
型ホールダを貫通する金型ホールダ貫通孔とから構成さ
れると共に、 上記通気手段を介して気体を金型の外部に強制的に排
出する排出手段と、 上記通気手段を介して高温気体を圧送する加圧手段
と、 上記排出手段と加圧手段とを切り換える切換手段とを
取付け自在に構成され、 上記切換手段を介して上記排出手段および加圧手段と
上記通気手段とが通気自在に接続されるよう構成される
タイヤ成形用金型に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、タイヤ成形用金型は、第3図に図示されてい
る如く、金型の内面には成形すべきタイヤの外形に対応
するデザイン即ちタイヤの踏面に対応する踏面部31およ
びタイヤの凹部に対応する骨部32がもうけられるよう構
成されており、上記踏面部31および骨部32により形成さ
れるデザインおよび寸法精度によって、タイヤの操安
性,走行性,接地性,騒音防止等の特性が左右されるこ
とは周知の通りである。
従来、上記タイヤ成形用金型は、プラスタモールド
法,砂型鋳造法,セラミック鋳造法,金型鋳造法,その
他の精密鋳造法,エングレービング法,放電加工法等の
製造方法によって、上記踏面部31および骨部32を一体に
成形するか、または予め踏面部31を構成する内周面に骨
部32を溶接することなどによって製造されている。従っ
て、前述したタイヤの諸特性の向上を図るためのデザイ
ン更新が行われるたびに、金型全体を新調する必要があ
った。更に、膨大な工数をかけて手直し仕上げを行う必
要があるなど金型製造のコストが上昇するばかりでな
く、製造期間も大幅に必要であるなどの欠点があった。
また、タイヤ成形時に発生するガスを排出するための
ガス抜き通路(図示省略)が例えば上記踏面部31にもう
けられており、そのため当該ガス抜き通路にゴムが入り
込み、タイヤの表面に非所望な小突起が生じたり、或い
は上記ガス抜き通路に目詰まりが生じて排気機能が阻害
されたりして、不良タイヤ発生の原因となるなどの欠点
があった。
従って、上記の如き欠点の解決を図るため、少なくと
も成形すべきタイヤの踏面を含む外形に対する内周面を
有するプロファイル・リングと、当該プロファイル・リ
ングの内周面に当接する接合面を有しかつ上記成形すべ
きタイヤの凹部を成形するためのリブおよび/またはラ
グからなるネット・リングと、上記プロファイル・リン
グが載置される金型ホールダとをそなえ、当該金型ホー
ルダに上記プロファイル・リングが載置されかつ当該プ
ロファイル・リングに上記ネット・リングが載置されて
構成されると共に、上記ネット・リングの少なくとも接
合面に通気手段が形成されかつ当該通気手段と連通する
通気孔が上記金型ホールダにもうけられて外部に通気さ
れるよう構成することにより、高精度,製造コストの低
廉価,製造期間の短縮等を可能ならしめると共に、前述
した非所望な小突起の発生やガス抜き通路の目詰まり発
生を防止するようにしたタイヤ成形用金型(特願昭58−
95302号)が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記ネット・リングとプロファイル・リングと金型ホ
ールダとにより構成されるタイヤ成形用金型において
は、上記ネット・リングをプロファイル・リングに載置
する際、上記ネット・リングの接合面が上記プロファイ
ル・リングの内周面に直接当接する形で載置される。従
って、上記ネット・リングの接合面と上記プロファイル
・リングの内周面との面加工の精度は、高精度が要求さ
れる。即ち、当外面加工の精度が悪いと、上記ネット・
リングとプロファイル・リングとの間にがたが生じた
り、上記ネット・リングに変形が生じたりする。従っ
て、上記ネット・リングの接合面と上記プロファイル・
リングの内周面との面加工は、熟練した高度の加工技術
により慎重に行わなければならないため、加工工数,加
工時間,加工コスト等が増大するという非所望な問題が
あった。
また、前述した従来のタイヤ成形用金型は、プロファ
イル・リングの内周面にネット・リングの接合面が直接
当接しているため、当該ネット・リングの接合面の面粗
度を荒くすることにより、ガス抜きが容易に行われるよ
う考慮されている。このように、ネット・リングの接合
面の面粗度を荒くすることは、当該ネット・リングの接
合面の面加工精度を向上させることが一層難しくなる要
因となっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,上記の如き問題点を解決することを目的と
しており,そのため本発明のタイヤ成形用金型は、少な
くとも成形すべきタイヤの踏面を含む外形に対応する内
周面を有するプロファイル・リングと、当該プロファイ
ル・リングの内周面に当接する接合面を有しかつ上記成
形すべきタイヤの凹部を成形するためのリブおよび/ま
たはラグからなるネット・リングと、上記プロファイル
・リングが載置される金型ホールダとをそなえ、当該金
型ホールダに上記プロファイル・リングが載置されかつ
当該プロファイル・リングに上記ネット・リングが載置
されて構成されると共に、タイヤ成形時に発生する気体
を外部に排出するための通気手段をそなえ、当該通気手
段を介して金型の内部と外部とが連通されるよう構成さ
れたタイヤ成形用金型において、 上記通気手段が、 上記プロファイル・リングの内周面と上記ネット・リ
ングの接合面との間に介在された柔軟性および耐熱性を
有しかつ通気性を有する通気シートと、 上記通気シートと連通しかつ上記プロファイル・リン
グを貫通するプロファイル・リング貫通孔と、 上記プロファイル・リング貫通孔と連通しかつ上記金
型ホールダを貫通する金型ホールダ貫通孔とから構成さ
れると共に、 上記通気手段を介して気体を金型の外部に強制的に排
出する排出手段と、 上記通気手段を介して高温気体を圧送する加圧手段
と、 上記排出手段と加圧手段とを切り換える切換手段とを
取付け自在に構成され、 上記切換手段を介して上記排出手段および加圧手段と
上記通気手段とが通気自在に接続されるよう構成されて
いることを特徴としている。
以下、図面を参照しつつ説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の基本的な構成を説明するための説明
図,第2図は本発明が適用されるタイヤ成形用金型本体
の一実施例説明図であり、第2図(A)は金型面の展開
平面図,第2図(B)は第2図(A)の図示矢印A−A
における断面図,第2図(C)は第2図(A)図示矢印
B−Bにおける断面図,第2図(D)はネット・リング
素材の斜視図,第2図(E)は第2図(D)図示矢印C
−Cにおける断面図,第2図(F)はネット・リングの
斜視図を示している。そして、図中の符号1は上金型ホ
ールダ,2は下金型ホールダ,3はネット・リング,3−1は
ネット・リング3の接合面,3′はネット・リング素材,4
はプロファイル・リング,4−1は通気部材,4−2は通気
部材嵌合溝(以下、単に嵌合溝と呼ぶ),4−3はプロフ
ァイル・リング内周面(以下、単にプロファイル面と呼
ぶ),4−4はプロファイル・リング外周面,5は通気孔,6
は切換手段,7は排出手段,8は加圧手段,9はリブ,10はラ
グ,11はショルダ骨部(本発明でいうところのラグに相
当するものであるが、上記ラグ10と区別するためショル
ダ骨部と呼ぶ),12および13はブレード,14は連結部材,1
5および16はボールト,17はネット・リング通気溝,18は
通気シートであって例えばカーボン・ファイバのように
通気性が良くかつ柔軟性および耐熱性を有するもの,19
は通気間隙,20は通気部材通気溝,21はボールト貫通孔,2
2はプロファイル・リング通気溝を表している。
第1図は本発明の基本的な構成を説明するための説明
図であるが、第1図の説明に先立ち、本発明が適用され
るタイヤ成形用金型本体の一実施例を第2図(A)ない
し第2図(F)に関連して説明する。なお、第2図は下
金型の構成を示しているが、上金型も基本的に同様な構
成を有するものである。
第2図図示例は、ネット・リング3,プロファイル・リ
ング4,および下金型ホールダ2によって構成されたタイ
ヤ成形用金型の下金型であって、上記ネット・リング3
をボールト15(テーパ・ピンやストレート・ピンでも良
い)により通気シート18を介してプロファイル・リング
4に固定した上で、更に当該プロファイル・リング4を
ボールト16を用いて下金型ホールダ2に固定したもので
ある。そして、上記プロファイル・リング4のプロファ
イル面4−3は成形すべきタイヤの踏面に対応し、ネッ
ト・リング3のリブ9,ラグ10,ショルダ骨部11,ブレード
12および13は、成形すべきタイヤの凹部に対応するもの
である。
上記ネット・リング3は、第2図(D)に図示されて
いる如きネット・リング素材3′に対して例えば放電加
工を行うことにより、第2図(E)における点線で図示
しているリブ9,ラグ10,ショルダ骨部11および連結部材1
4がネット状に形成されたものであり、このようにして
作成されたネット・リング3の斜視図が第2図(F)に
示されている。なお、上記ネット・リング3の接合面3
−1には、上記リブ9,ラグ10等に沿って、ネット・リン
グ通気溝17(第2図(E)図示)が形成されている。ま
た、当該ネット・リング3は、第2図(C)に図示され
ている如く、通気性が良くかつ柔軟性および耐熱性を有
する例えばカーボン・ファイバにより構成された通気シ
ート18(厚さ0.01〜0.1mm程度)を介して上記プロファ
イル・リング4に固定されている。当該通気シート18
は、通気性が良いので発生ガスを充分に通過させること
ができると共に、耐熱性を有するため高温の発生ガスに
よる変質が防止され、また柔軟性があるため上記プロフ
ァイル・リング4に対応する上記ネット・リング3の固
定状態の微調整が容易となる。なお、上記連結部材14
は、上記ネット・リング3がプロファイル・リング4に
固定されたのち、除去されるものである。
上記プロファイル・リング4のプロファイル面4−3
には、予め嵌合溝4−2が窄溝されており、当該嵌合溝
4−2に通気部材4−1が埋設されている。なお、上記
嵌合溝4−2と通気部材4−1との間に、第2図(C)
図示矢印寸法a(0.005〜0.05mm程度)の通気間隙19が
存在するよう構成されている。そして、上記通気部材4
−1の底面には通気部材通気溝20が形成されている。ま
た、プロファイル・リング外周面4−4には、第2図
(C)に図示されている如く、ボールト貫通孔21を介し
て上記通気部材通気溝20と通気間隙19とに連通するプロ
ファイル・リング通気溝22が形成されている。
更に、下金型ホールダ2には、上記プロファイル・リ
ング通気溝22と連通する通気孔5(第2図(B)図示)
が形成されている。
以上説明した如く、第2図に図示されているタイヤ成
形用金型本体において、タイヤ成形時に発生するガスの
排出経路は、通気シート18,ネット・リング通気溝17,通
気間隙19,通気部材通気溝20,ボールト貫通孔21,プロフ
ァイル・リング通気溝22,および通気孔5により構成さ
れている(以下、上記排出経路を構成する各要素を総称
して排気機構と呼ぶ)。即ち、上記タイヤ成形時に発生
するガスは、上記通気シート18を介してネット・リング
通気溝17および通気間隙19に流入し、第2図(C)図示
矢印bに沿って通気部材通気溝20,ボールト貫通孔21,プ
ロファイル・リング通気溝22,更に通気孔5を介して外
部に排出される。なお、タイヤ成形時に発生するガス
は、上記通気シート18を介して通気間隙19に導入される
ので、上記ネット・リング通気溝17は省略しても良い。
また、上記排気機構の一部を構成するためにもうけられ
ている通気部材4−1は省略しても良い。
以上、下金型における排気機構について説明したが、
上金型における排気機構も同様である。本発明は、第1
図に図示されている如く、上記排気機構を介してタイヤ
成形時に発生するガスを吸引して外部に排出するための
排出手段7と、上記排気機構内に高温(摂氏150ないし1
80度程度)の空気を圧送するための加圧手段8と、上記
排出手段7と加圧手段8とを切り換えるための切換手段
(例えば電磁切換バルブ)6とをそなえ、配管5′を介
して当該切換手段6と上金型ホールダ1および下金型ホ
ールダ2にもうけられている夫々の通気孔5とを接続す
るように構成されている。以下、上記切換手段6,排出手
段7,および加圧手段8による上記排気機構に対するガス
排出態様および高温空気圧送態様について説明する。
タイヤ成形時(加硫時)には、上記通気孔5と排出手
段7とが接続されるよう上記切換手段6の切換操作を行
う。その結果、タイヤ成形時の発生ガスは、上記排気機
構を介して急速に外部に排出されるため、発生ガスに対
する排気機能の向上を図ることが可能となると共に、ガ
スの発生から外部への排出までの時間が短縮されるの
で、比較的にガス温度の低下も小さくなり、発生ガスは
外部排出まで気体の状態が保持されるため、上記排気機
構の目詰まりを防止することが可能となる。なお、上記
排出手段7は、強制排出を行うものに限られることな
く、自然排出を生ぜしめるもので良い。
1個のタイヤ成形が終了して次のタイヤ成形が開始さ
れるまでの間は、上記通気孔5と加圧手段8とが接続さ
れるよう上記切換手段6の切換操作を行う。その結果、
上記排気機構に対して高温の空気が圧送されることとな
り、非加硫時においても、少なくとも上記排気機構の温
度低下を防止することが可能となるため、上記発生ガス
の発生から排出までの温度低下を一層小さくすることが
できる。また、上記排気機構に対して高温の空気が圧送
されることにより、当該排気機構に付着したゴミや固化
する前の液状の付着物をいわばふっ飛ばして排除するこ
とが出来る。なお、上記排気機構に対する圧送空気の温
度を摂氏150ないし180度程度とすることは、上記発生ガ
スの発生温度と同等程度とするためである。
以上説明した如く、タイヤ成形作業が実施されている
間を通して、加硫時も非加硫時も上記排気機構中を高温
気体が常に流通されるため、少なくとも当該排気機構の
内面温度を所望の温度範囲に維持することが可能とな
り、タイヤ加硫寺に発生するガスの排出による上記排気
機構の目詰まりを防止することができる。また、上記ネ
ット・リング3は、第2図(C)に図示されている如
く、柔軟性を有する例えばカーボン・ファイバにより構
成された通気シート18(厚さ0.01〜0.1mm程度)を介し
て上記プロファイル・リング4に固定されるよう構成さ
れているため、上記プロファイル・リング4に対する上
記ネット・リング3の固定状態の微調整が容易となる。
また、ガス抜きのためのネット・リング3の接合面3−
1の面粗度調製加工が不要となる。
なお、本発明が適用されるタイヤ成形用金型として、
いわゆるフルモールド方式のタイヤ成形用金型(第2図
図示例)を挙げたが、本発明の適用範囲はこれに限られ
るものではなく、いわゆるセクタモールド方式などその
他の方式のタイヤ成形用金型にも適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、タイヤ成形時に
発生する気体が外部に排出される通気手段をそなえたタ
イヤ成形用金型において、上記通気手段を介して上記気
体を強制的に外部に排出する排出手段と上記通気手段に
高温気体を圧送する加圧手段とをそなえ、上記排出手段
と加圧手段とを必要に応じ選択的に駆動することによ
り、上記通気手段における目詰まり発生を防止すると共
に、排気機能の向上を図ることを可能ならしめるように
したタイヤ成形用金型を提供することができる。また、
上記ネット・リングとプロファイル・リングとの間に、
上記通気手段の一部を構成する弾力性を有する通気シー
トを介在させるよう構成されている。このため、上記プ
ロファイル・リングに対する上記ネット・リングの固定
状態の微調整が容易となり、またガス抜きのためのネッ
ト・リングにおける接合面の面粗度調整加工が不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な構成を説明するための説明
図、第2図は本発明が適用されるタイヤ成形用金型本体
の一実施例説明図であり、第2図(A)は金型面の展開
平面図,第2図(B)は第2図(A)図示矢印A−Aに
おける断面図,第2図(C)は第2図(A)図示矢印B
−Bにおける断面図,第2図(D)はネット・リング素
材の斜視図,第2図(E)は第2図(D)図示矢印C−
Cにおける断面図,第2図(F)はネット・リングの斜
視図,第3図はタイヤ成形用金型の一般例の説明図を示
す。 図中、1は上金型ホールダ,2は下金型ホールダ,3はネッ
ト・リング,3−1はネット・リング3の接合面,3′はネ
ット・リング素材,4はプロファイル・リング,4−1は通
気部材,4−2は嵌合溝,4−3はプロファイル面,4−4は
プロファイル・リング外周面,5は通気孔,6は切換手段,7
は排出手段,8は加圧手段,9はリブ,10はラグ,11はショル
ダ骨部,12および13はブレード,14は連結部材,15および1
6はボールト,17はネット・リング通気溝,18は通気シー
ト,19は通気間隙,20は通気部材通気溝,21はボールト貫
通孔,22はプロファイル・リング通気溝を表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも成形すべきタイヤの踏面を含む
    外形に対応する内周面を有するプロファイル・リング
    と、当該プロファイル・リングの内周面に当接する接合
    面を有しかつ上記成形すべきタイヤの凹部を成形するた
    めのリブおよび/またはラグからなるネット・リング
    と、上記プロファイル・リングが載置される金型ホール
    ダとをそなえ、当該金型ホールダに上記プロファイル・
    リングが載置されかつ当該プロファイル・リングに上記
    ネット・リングが載置されて構成されると共に、タイヤ
    成形時に発生する気体を外部に排出するための通気手段
    をそなえ、当該通気手段を介して金型の内部と外部とが
    連通されるよう構成されたタイヤ成形用金型において、 上記通気手段が、 上記プロファイル・リングの内周面と上記ネット・リン
    グの接合面との間に介在された柔軟性および耐熱性を有
    しかつ通気性を有する通気シートと、 上記通気シートと連通しかつ上記プロファイル・リング
    を貫通するプロファイル・リング貫通孔と、 上記プロファイル・リング貫通孔と連通しかつ上記金型
    ホールダを貫通する金型ホールダ貫通孔とから構成され
    ると共に、 上記通気手段を介して気体を金型の外部に強制的に排出
    する排出手段と、 上記通気手段を介して高温気体を圧送する加圧手段と、 上記排出手段と加圧手段とを切り換える切換手段とを取
    付け自在に構成され、 上記切換手段を介して上記排出手段および加圧手段と上
    記通気手段とが通気自在に接続されるよう構成されてい
    る ことを特徴とするタイヤ成形用金型。
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